JPH071837A - インクジェット・プリント方法およびインク組成物 - Google Patents

インクジェット・プリント方法およびインク組成物

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JPH071837A
JPH071837A JP6017931A JP1793194A JPH071837A JP H071837 A JPH071837 A JP H071837A JP 6017931 A JP6017931 A JP 6017931A JP 1793194 A JP1793194 A JP 1793194A JP H071837 A JPH071837 A JP H071837A
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ether
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James P Shields
ジェームス・ピー・シールド
Raymond J Adamic
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カラー・インクジェットにおいて、異なる色の
間のにじみを減少させる。 【構成】着色剤のなかで、特定のpH条件で不溶性となる
ものがある。本願発明では、用紙上にプリントされた着
色剤を不溶にすることによって、着色剤の移動を阻止す
る。これにより、異なる色のインク間における色のにじ
みを減少させる。適切なpHのインクと接触させることに
よって、着色剤をインク溶液から析出させる。本願実施
例では、顔料からなる着色剤とpH感応性分散剤を含むイ
ンク組成物をそのpHに基づく特性に関連させて用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット・プリ
ンティングに関し、特にサーマル・インクジェット・プ
リンティングに使用されるインク組成物に関し、さらに
特定すれば、色にじみ(ブリード、color bleed)を実
質的に減少させ、さらには、除去するカラーインク組成
物および黒色インク組成物に関するものである。
【0002】
【発明の背景】サーマル・インクジェット・プリンタ
は、低コストで、高品質の、コンピュータと一緒に通常
用いられる他の種類のプリンタと対比して、比較的ノイ
ズのないオプションを提供する。このようなプリンタで
は、プレナム(plenum)からインクが噴射される出口を備
えたチャンバ内に抵抗体素子が使用されている。プレナ
ムはインクを貯蔵するためのインク貯めと接続してい
る。複数のこのような抵抗体素子は、プリントヘッド内
でプリミティブ(primitive)と呼ばれる特定のパターン
に配列している。各抵抗体素子はノズルプレートのノズ
ルと対応しており、このノズルよりインクがプリント媒
体に向かって噴射される。プリントヘッドとインク貯め
よりなるアセンブリ全体はインクジェット・ペンを構成
している。
【0003】動作において、各抵抗体素子は導電性トレ
ースを介してマイクロプロセッサと接続しており、ここ
では、電流供給信号によって一つまたは複数の選択され
た素子が加熱される。この加熱により、チャンバ内にイ
ンクのバブルが生成され、インクをノズルからプリント
媒体に向かって噴射する。このように、所与のプリミテ
ィブに基づく特定の順序で配列された複数の抵抗体素子
の瞬間加熱(firing)によって、プリント媒体上に文字お
よび数字のキャラクタを形成し、ある領域を塗りつぶし
(area fill)、また他のプリント能力を供給することが
できる。
【0004】多くのサーマル・インクジェット・インク
はボンド紙、コピー用紙および他の媒体上に、種々の色
で印刷する場合、にじみ(ブリード、bleed)が生ずる可
能性がある。本願明細書では、「にじみ(ブリード)」
を次のように定義する。二つの異なる色のインクを互い
に隣接するようにプリントする場合、二つの色の間の境
界は鮮明で、一方の色が他方の色に侵入しないことが望
まれている。一方の色が他方の色にはいりこむと、二つ
の色の間の境界がぎざぎざ(ragged)となり、これをにじ
み(ブリード)という。
【0005】この定義は、従来よりしばしばにじみ(プ
リード)を紙の繊維にそってにじむ単色インクとして定
義して用いているものと異なるものである。
【0006】にじみに対する従来の解決策は、加熱プラ
テンまたは他の熱源および/または特殊紙の使用が主で
あった。加熱プラテンはプリンタのコストと複雑さを増
大させる。特殊紙は、普通紙(plain paper)よりも高価
で少ない選ばれた種類の紙の使用に制限されることにな
る。
【0007】インクジェット・プリンティング、特に、
サーマル・インクジェット・プリンティングに用いられ
るインク組成物において、ヒータを用いないで普通紙に
プリントする際、比較的長い貯蔵時間(long shelf lif
e)と他の望ましいインク特性を維持しつつ、本願明細書
に定義したにじみのないインク組成物が以前として要求
されている。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は異なる色の境目に生じる
にじみを減少させるインクジェット・プリント方法とイ
ンク組成物を提供することにある。
【0009】
【発明の概要】本発明では、染料と顔料を備えるインク
を含む着色剤(colorants)を用いる。このような着色剤
は、特定の、あらかじめ決められたpH条件下で不溶性と
なる。用紙面(page)上で、着色剤を不溶化させることに
よって、着色剤の移動(migration)を抑え、よって、異
なる色のあいだのにじみの減少を助ける。着色剤の不溶
化は、着色剤を溶液から析出させるか、沈殿させること
によって実現することができ、これはpH感応性着色剤を
含むインクを適切なpHの他のインクと接触させることに
よって行われる。
【0010】
【発明の実施例】着色剤種(colorant classes)、すなわ
ち染料および分散顔料は、特定の、予め決められたpH条
件下で不溶性となる。このような染料の例として、アゾ
染料等のカルボキシル化された染料、キサンテン染料、
銅フタロシアニン(copper phthalocyanine)染料または
これらと類似のものが挙げられる。pHによって溶解度の
差を示す他の染料も本発明の実施において有用である。
pH感応性官能基(pH-sensitive functional groups)を有
する分散剤と組合わせて使用するこのような顔料の例と
して、カーボンブラック FW18(ニュージャージ州のDeG
ussa Corp.で販売されている)、顔料ブラック(Pigment
Black)7、顔料ブルー(Pigment Blue)15、顔料レッ
ド(Pigment Red)2、分散レッド(Disperse Red)17、
そして、1971年にイギリスのthe Society of Dyers and
Colouristsによって出版された「カラー・インデック
ス」第4巻、第3版に列記された他の多くの顔料が挙げ
られる。pHによって異なる溶解度を示す他の顔料分散液
(pigment dispersions)も本発明の実施に有用である。
【0011】水性顔料インクは、実質的に不溶性の顔料
材料を含有している。この顔料を分散剤の使用によって
効果的に可溶化することができる。分散剤は疎水性部分
と親水性部分を有している。疎水性部分は顔料粒子と結
合しているが、親水性部分は水溶性をもたらすものであ
る。本発明では、pH感応性分散剤を用いている。このよ
うな分散剤においては、分散剤の疎水性部分の官能基は
pH感応性である。pH感応性官能基としては、カルボキシ
ル基がある。他のpH感応性官能基も本発明の実施におい
て使用される。
【0012】これらのカルボキシル基を有する分散剤は
その溶解度がpHに依存することに関しては、カルボキシ
ル化染料とほとんど同様な性質を有する。pHが低下する
と、カルボキシル基はプロトン化され、顔料分散液の溶
解度が低下する。ある点で、顔料分散液が不安定な状態
になりはじめて、分散している顔料が溶液から効果的に
析出する。代表的な分散剤は、当業者には周知のアクリ
ル系のモノマーおよびポリマーを基本的に含む、少なく
とも一つの、好ましくは複数のカルボキシル基を有して
いる。このような分散剤の一例としては、マサチューセ
ッツ州W.R. Grace and Co.によって「DAXAD 30−30」と
いう商品名で販売されている製品がある。
【0013】特定の理論に基づくものではないが、本願
出願人は着色剤を紙面上で不溶化させることによって、
着色剤の移動を抑え、よって異なる色の間のにじみを最
小にすることを助けることを見出した。着色剤を溶液か
ら析出させるか沈殿させるために用いられる「力(forc
e)」は着色剤を適切なpHを有する他のインクと接触させ
るとである。
【0014】このような染料を含む本発明の一実施例で
は、約7.5重量%の2−ピロリドンと約0.1重量%の(NH4)
2HPO4と約2重量%のカルボキシル化アゾ染料および水よ
り構成される。
【0015】上記のインク中の染料は、pHが約6.5〜7.0
に低下すると溶液から析出することが知られている。比
較的低いpH、例えば、約4.0のpHを有する他のインクに
よって形成されるドットが、最初のインクのドットの隣
になるように配置させることによって、最初のインク中
の染料が溶液より析出(沈殿)する。この点での考え
は、染料の移動(migration)の速度を低下させ、したが
って二つのインク間のにじみを減少させることを助け
る。
【0016】このような顔料分散液を含む黒色インクの
一実施例は、約1〜30重量%の溶媒と約0〜15重量%の
共溶媒と約0.5〜7重量%のカーボンブラックと約0.25
から3.5重量%の分散剤と水より構成され、そのpHは約
8〜10に維持されている。
【0017】本発明の実施において好適に使用される溶
媒の例として、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコールなどのグリコール類;ヒ
ドロキシピバリル・ヒドロキシピバラート(hydroxypiva
lyl hydroxypivalate)およびこれらの誘導体;ブタンジ
オール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールおよび同
族ジオールなどのジオール類;プロピレングリコール・
ラウレート(laurate)などグリコールエステル類;エチ
レングリコール・モノブチルエーテルを含むセルロソル
ブ(cellosolve)等、カビトール(carbitols)等のジエチ
レングリコールエーテル、ジエチレンモノエチル、モノ
ブチル、モノヘキシルエーテル、グリコールエーテル、
プロピレングリコールエーテル、ジプロピレングリコー
ルエーテルおよびトリエチレングリコールエーテルが含
まれるモノグリコールエーテル類およびジグリコールエ
ーテル類;ブチルアルコール、ペンチルアルコールおよ
び同族アルコールなどの長鎖アルコール類;そして、例
えば、スルホラン(sulfolane)、ケトン、γ−ブチロラ
クトンなどのラクトン、2−ピロリドン、1−メチル−2
−ピロリドンおよび1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピ
ロリドンなどのラクタム、およびグリセロール類および
それらの誘導体とおよびこれらの混合物を含む他の溶媒
が挙げられる。
【0018】共溶媒の例としては、エトキシル化グリセ
リン、エチレングリコール、ジエチレングリコールおよ
び2−ピロリドンが挙げられる。これらの共溶媒を添加
することで、エッジの鮮鋭度を鋭くし(sharpening edge
acuity)、プリントをより暗色にする(darkening the p
rint)ことによって、プリントの品質を向上させ、そし
てノズルの閉塞を減少させ、ペンの機能性を助長する。
【0019】ジエチレングリコール等の場合、溶媒と共
溶媒が同じ化合物であることも可能である。化合物が溶
媒と溶媒の両方の範囲内に入る限り、このようなことを
許容することができる。
【0020】本発明の好適な一実施例では、約5重量%
のヒドロキシピバリル・ヒドロキシピバラート(HPHP)と
約5重量%のエトキシル化グリセリンと約3.5重量%の
カーボンブラック FW18と約1.75重量%の分散剤と水よ
り構成される。pHは約8.5であることが好ましい。この
インク中の顔料分散液はpHが約6.5〜7.0に低下すると溶
液から析出することが知られている。
【0021】本発明を実施するときに使用される第2の
インクは水溶性染料が含まれる水溶液であり、前に列記
した溶媒から選択されたものなどの他の溶媒にも添加す
ることもできる。周知の水溶性染料はどれでも使用する
ことができる。第2のインクのpHは約3.6〜5.6の範囲で
ある。
【0022】本発明の実施に際して用いられるpH効果
は、耐水性(waterfastness)の改善をもたらす紙面のpH
変化の使用と混同してはならない。まず、耐水性の問題
は、プリントされた行のインクに水滴をおとしたとき
に、インクの汚れに対して抵抗する力と関連するのだ
が、耐にじみ性は、二つの異なる色のインクが近接し
て、続けてプリントされたとき、一方の色が他方の色と
混合することに抵抗するインクの力である。一つの問題
が解決されても他の問題に対する解決を意味しない。
【0023】他のインク系で耐水性の問題の解決には、
単色インクの使用に関連している。これは望ましい効
果、すなわち、にじみの減少をもたらすために第2のイ
ンクを用いる本発明とはかなり対照的である。
【0024】加えて、本発明は実質的に境界効果をもた
らし、すなわち、問題の二つのインクの苛酷なpH条件が
二つのインクの境界での望ましい効果をもたらす。これ
は、他の染料インク(dye-based ink)が耐水性を改善す
る態様とは全く異なるものである。すなわち、黒色イン
クのドット全体を用紙にプリントし、pHを僅かに低下さ
せて不溶化をおこなうことによって、耐水性を得る(例
えば、米国特許第4,963,189号参照)。
【0025】pH4の第2のインクを使用すると、pH感応
性着色剤の溶解度に対して用紙によって生じるpH変化よ
りも遥かに大きな効果を有している。用紙が引き起こし
たインクのpH変化は、pH4に緩衝された流体との接触と
比較すればはるかに小さいものである。
【0026】したがって、用紙そのもののpHは耐水性の
改善に寄与すると考えられていたが、本願発明では、第
1のインク中の着色剤を不溶化させるのに十分低いpHの
第2のインクを用いることによって、望ましい効果、す
なわち、にじみ効果の減少を実現することができる。。
【0027】本発明により、あるカラーのインクから他
のカラーのインクへにじむことを最小化するためのヒー
タまたは加熱プラテンの必要性をなくし、普通紙上では
ブリードを起す可能性のあるインク間のにじみを抑える
ための特殊な用紙を使用する必要もない。
【0028】本願明細書で詳述した特定の実施例では、
第1のインクよりも低いpHのインクを使用しているが、
第1のインクよりも高いpHのインクを使用することもで
きる。この場合、pH感応性インクはpHが高くなると沈澱
するという性質を有するものとなる。
【0029】にじみに対する本願実施例の効果は、約1
から3単位のpHの差において見られる。pHの差を4から
5とさらに大きくすると、より完全なにじみの制御をお
こなうことが可能となる。しかしながら、これらの数値
はここに開示されているものよりもpH感応性の高い着色
剤を使用することを除外するものではない。pH感応性が
より高い着色剤を使用するときには、4単位よりもかな
り小さいpHの差でほとんど完全なにじみの制御が実現さ
れる結果となる。
【0030】水に不溶な顔料を水溶液中に分散させるた
めには、顔料を分散剤とともにかなり激しく混合しなけ
ればならない。単純なかくはんでは通常は不十分であ
る。分散剤を顔料と会合させるのを助けるのに必要な強
いせん断力を生成するためにメディア・ミル(media mil
l)や2ロール・ミル(two-roll mill)等の当業者には周
知の装置を利用することができる。このようにして水に
不溶な顔料を効果的に可溶化するか分散させることがで
きる。
【0031】よって、典型的には、顔料と分散剤を、例
えば、2ロール・ミル中で予め混合する。そして、この
混合物を所望のカラー特性が得るのに十分な量でインク
の他の成分に添加する。加えて、所望の分散液を得るた
めに、分散剤に対する顔料の比率は重要な要件となる。
望ましい比率はシステムに依存するが、実験により容易
に決定することができる。
【0032】実験例1 イエロー・インクと混在した黒色インクの縦棒をプリン
トした結果を図1に示す。ここでは、カラーでないた
め、イエローは白色として示されている。黒色インク
は、0.2重量%のBORAX緩衝剤、7.5重量%の2−ピロリド
ン、0.1重量%の(NH4)2HPO4、約2重量%のカルボキシ
ル化アゾ染料および水より構成しており、この黒色イン
クのpHは9.0であった。イエロー・インクは、5.5重量%
のジエチレングリコール(DEG)、約2重量%のDirect Ye
llow 86染料および水より構成しており、このイエロー
インクのpHは7.9であった。
【0033】プリントは、ヒューレット・パッカード・
カンパニーによって製造販売されているDeskJetプリン
タ(「DeskJet」はヒューレット・パッカード・カンパ
ニーの登録商標である)を使用しておこなった。このプ
リンタは単一ペン・プリンタなので、二つの異なるイン
クをそれぞれ収容したペンをプリントのあいだ適切なタ
イミングで迅速に交換をおこなった。交換は、カラーの
変更に約3秒間かかった。図1に見られるように、イエ
ロー・インク中への黒色インクの著しいにじみが起こっ
た。
【0034】実験例2 ここでは、実験例1のイエロー・インクをHClによってp
H4.6に調節して、くえん酸を緩衝剤として用いた。それ
以外には両方のインクは実験例1のものと同等とした。
実験例1と同様のプリントした結果、図2に見られるよ
うに、イエロー・インク中への黒色インクのにじみは実
質的に起らなかった。図1と同様に、カラーでないた
め、イエローは白色として示されている。
【0035】実験例3 ここでは、上述のDeskJetプリンタに2本のペンを備え
ることができるものを用いた。これらのペンのうちの一
方は3チャンバ・ペンであり、他方は単一チャンバ・ペ
ンであった。しかしながら、両方のペン位置を3チャン
バ・ペンまたは単一チャンバ・ペンを採用することがで
きない理由はない。しかしながら、この実施のために
は、各種のペンが二つのペン位置に使用した。
【0036】加えて、3チャンバ・ペンに任意に組合わ
せた様々のカラーおよび配合のインクを充填することが
できない理由もない。そして、一または複数のチャンバ
に着色剤を含まない流体を充填することも可能である。
別の言い方をすれば、チャンバにフィクサ(fixer)を充
填させ、望ましい効果をもたらすpHの溶液を得ることが
できる。
【0037】ここでは、3チャンバ・ペンのすべてのチ
ャンバに同じインクを充填した。さらに、3チャンバ・
ペン中のインクをすべて同じ色のイエローとした。単一
チャンバ・ペンには第2のカラーである黒色インクを充
填した。プリントの結果を図3a、図3b、図3cに示
す。ここでも、カラーではないのでイエローは白色で示
される。
【0038】図3a、図3b、図3cでは、第1のカラー
インクであるイエロー・インクは直線で描かれた四角形
内の白色領域によって示されており、第2のカラーイン
クは黒色領域で示されている。プリント・サンプルは、
第2のカラーインクの2本の棒の間にプリントされたイ
エロー・インクの1本の棒を示している。各図におい
て、ブラックの棒とイエローの棒との間の重なり度合を
ある程度変化させたもので、その横にその数値が示され
ている。例えば、「−2」のものは、カラーの棒とイエ
ローの棒との間に二つのブランク・ドット列があけられ
ている。「0」のものは、カラーの棒とイエローの棒と
の間にはブランク・ドット列が存在していない。言い換
えれば、カラーの棒とイエローの棒が直接に隣り合って
プリントされている。最後に、「+2」のものは、カラ
ーの棒とイエローの棒が二つのドット列分重なり合って
いる。カラー間のにじみは各図において最上段から最下
段へと順次悪くなると推測される。
【0039】図3a、図3b、図3cにおいて、次の組成
を有するイエロー・インクを用いた。5.5重量%のジエ
チレングリコールと2から4重量%の酸性イエロー(Aci
d Yellow)23染料と水からなるインクである。このイン
クで図示するように、以下に示す条件でプリントをおこ
なった。図3aは、酢酸塩緩衝剤によってpH5.6に調節し
た。図3bは、酢酸塩緩衝剤によってpH4.6に調節した。
図3cは、酢酸塩緩衝剤によってpH3.6に調節した。
【0040】図3a、図3b、図3cにおいて、次の組成
を有する黒色インクを用いた。5.0重量%のHPHP(ヒド
ロキシピバリル・ヒドロキシピバラート)と5.0重量%
のエトキシル化グリセリンと 3.5重量%のカーボン・ブ
ラックFW 18と1.75重量%のpH感応性分散剤からなるイ
ンクである。図3a、図3b、図3cに示されるように、
カラーインクのpHが5.6から4.6に、さらに3.6へと順に
低くさせていくことによって、にじみの制御の改善が見
られる。
【0041】にじみの最小化をはかる上述の本発明は、
二色またはそれ以上の色のインクジェット・プリンティ
ングの利用することができる。
【0042】以上、本願発明の実施例基づいて詳述して
きたが、本願発明の各実施態様毎を以下に列挙する。 (1)pH感応性分散剤を配合し、顔料が分散されている第
1のインクでプリント媒体上にプリントし、次に、前記
第1のインクの分散された顔料を前記プリント媒体上で
析出させるのに適切なpHの第2のインクでプリントし、
少なくとも二色間におけるにじみを減少させることを特
徴とするインクジェット・プリント方法である。 (2)前記第2のインクのpHは、前記第1のインクよりも
低い前項(1)記載のインクジェット・プリント方法であ
る。 (3)前記第1のインクの前記顔料は、カーボン・ブラッ
ク、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料レッド2、
分散レッド17からなるグループから選択した顔料であ
る前項(2)記載のインクジェット・プリント方法であ
る。 (4)前記第1のインクは、約1から30重量%の溶媒と0
から約15重量%の共溶媒と約0.5から7重量%のカーボ
ン・ブラックと約0.25から約3.5重量%の分散剤と水か
らなり、そのpHは約8から約10であり、前記第2のイン
クは、少なくとも水溶性の染料と水を含み、そのpHが約
3.6から約5.6であることを特徴とする前項(3)記載のイ
ンクジェット・プリント方法である。 (5)前記溶媒は、グリコール類、ジオール類、グリコー
ルエステル類、セルソルブ類、カビトール類、長鎖アル
コール類、エステル類、ケトン類、ラクトン類、ラクタ
ム類、グリセロール類、およびこれらの誘導体や混合物
からなるグループから選択した溶媒であることを特徴と
する前項(4)記載のインクジェット・プリント方法であ
る。 (6)前記溶媒は、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ヒドロキシピバリル・
ヒドロキシピバラートおよびこれらの誘導体;ブタンジ
オール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールおよび同
族ジオール;プロピレングリコール・ラウレート;エチ
レングリコール・モノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールエーテル、ジエチレンモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールエ
ーテル、ジプロピレングリコールエーテル、トリエチレ
ングリコールエーテル;ブチルアルコール、ペンチルア
ルコール、同族アルコール;スルホラン、ケトン、γ−
ブチロラクトンなどのラクトン、2−ピロリドン、1−メ
チル−2−ピロリドン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−
ピロリドン、グリセロールおよびこれらの誘導体や混合
物からなるグループから選択した溶媒であることを特徴
とする前項(5)記載のインクジェット・プリント方法で
ある。 (7)前記第1のインクの前記顔料は、カーボン・ブラッ
ク、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料レッド2、
分散レッド17からなるグループから選択した顔料であ
ることを特徴とする前項(2)記載のインクジェット・プ
リント方法である。 (8)前記分散剤は少なくとも一つのカルボキシル基を有
することを特徴とする前項(2)記載のインクジェット・
プリント方法である。 (9)前記分散剤は、アクリル・モノマーおよびアクリル
・ポリマーからなるグループより選択した分散剤である
ことを特徴とする前項(7)記載のインクジェット・プリ
ント方法である。 (10)前記第1のインクは、約5重量%のヒドロキシピバ
リル・ヒドロキシピバラートと約5重量%のエトキシル
化グリセリンと約3.5重量%のカーボン・ブラック FW18
と約1.75重量%の分散剤と水より構成され、そのpHは約
8.5であり、前記第2のインクは、約5.5重量%のジエチ
レングリコールと約2重量%の酸性イエロー23染料と
水からなり、約3.6.から約5.6のpHの範囲であることを
特徴とする前項(4)記載のインクジェット・プリント方
法である。 (11)前記第2のインクのpHは、前記第1のインクよりも
高いことを特徴とする前項(1)記載のインクジェット・
プリント方法である。 (12)少なくとも二つの異なる色をプリント媒体上にイン
クジェット・プリントするためのインク組成物におい
て、約1から30重量%の溶媒と、0から約15重量%の
共溶媒と、約0.5から7重量%の顔料と、約0.25から約
3.5重量%のpH感応性分散剤と、水からなり、そのpHは
約8から10の第1のインクと、少なくとも一つの水溶性
染料と水を含み、そのpHは約3.6から約5.6の第2のイン
クを含むことを特徴とするインク組成物である。 (13)前記第1のインクの前記顔料は、カーボン・ブラッ
ク、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料レッド2、
分散レッド17からなるグループから選択した顔料であ
ることを特徴とする前項(12)記載のインク組成物であ
る。 (14)前記溶媒は、グリコール類、ジオール類、グリコー
ルエステル類、セルソルブ類、カビトール類、長鎖アル
コール類、エステル類、ケトン類、ラクトン類、ラクタ
ム類、グリセロール類、およびこれらの誘導体や混合物
からなるグループから選択した溶媒であることを特徴と
する前項(12)記載のインク組成物である。 (15)前記溶媒は、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ヒドロキシピバリル・
ヒドロキシピバラートおよびこれらの誘導体;ブタンジ
オール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールおよび同
族ジオール;プロピレングリコール・ラウレート;エチ
レングリコール・モノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールエーテル、ジエチレンモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールエ
ーテル、ジプロピレングリコールエーテル、トリエチレ
ングリコールエーテル;ブチルアルコール、ペンチルア
ルコール、同族アルコール;スルホラン、ケトン、γ−
ブチロラクトンなどのラクトン、2−ピロリドン、1−メ
チル−2−ピロリドン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−
ピロリドン、グリセロールおよびこれらの誘導体や混合
物からなるグループから選択した溶媒であることを特徴
とする前項(14)記載のインク組成物である。 (16)前記第1のインクは、約5重量%のヒドロキシピバ
リル・ヒドロキシピバラートと約5重量%のエトキシル
化グリセリンと約3.5重量%のカーボン・ブラック FW18
と約1.75重量%の分散剤と水より構成され、そのpHは約
8.5であり、前記第2のインクは、約5.5重量%のジエチ
レングリコールと約2重量%の酸性イエロー23染料と
水からなり、約3.6.から約5.6のpHの範囲であることを
特徴とする前項(12)記載のインク組成物である。 (17)前記pH感応性分散剤は少なくとも一つのカルボキシ
ル基を有することを特徴とする前項(12)記載のインク組
成物である。 (18)前記pH感応性分散剤は複数のカルボキシル基を有す
ることを特徴とする前項(17)記載のインク組成物であ
る。 (19)前記pH感応性分散剤は、アクリル・モノマーとアク
リル・ポリマーからなるグループから選択したpH感応性
分散剤であることを特徴とする前項(12)記載のインク組
成物である。
【0043】以上説明したように、インクジェット・ペ
ンからプリント媒体に対して少なくとも二つの異なるカ
ラーを印刷するときのにじみ(ブリード)を最小化する
手段を開示してきた。しかし、本発明の精神から外れる
ことなく、様々な変更および改良が可能なことは当業者
にとって自明のことである。このような変更および改良
はすべて特許請求の範囲によって記載される本願発明の
範囲内に含まれるものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明により、
異なる色のプリントの際に生じる色のにじみを大幅に減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープリントした際のにじみを示す従来で得
られていたプリント結果を示す図。
【図2】本願発明の一実施例によって得られたカラープ
リントの結果を示す図。
【図3a】本発明の一実施例において、イエローインク
(白色で示す)のpHが5.6である場合の黒色インクとの
にじみを示す図。
【図3b】本発明の一実施例において、イエローインク
(白色で示す)のpHが4.6である場合の黒色インクとの
にじみを示す図。
【図3c】本発明の一実施例において、イエローインク
(白色で示す)のpHが3.6である場合の黒色インクとの
にじみを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/02 PTG

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】pH感応性分散剤を配合し、顔料が分散され
    ている第1のインクでプリント媒体上にプリントし、次
    に、前記第1のインクの分散された顔料を前記プリント
    媒体上で析出させるのに適切なpHの第2のインクでプリ
    ントし、少なくとも二色間におけるにじみを減少させる
    ことを特徴とするインクジェット・プリント方法。
  2. 【請求項2】前記第2のインクのpHは、前記第1のイン
    クよりも低いことを特徴とする請求項第1項記載のイン
    クジェット・プリント方法。
  3. 【請求項3】前記第1のインクの前記顔料は、カーボン
    ・ブラック、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料レ
    ッド2、分散レッド17からなるグループから選択した
    顔料であることを特徴とする請求項第2項記載のインク
    ジェット・プリント方法。
  4. 【請求項4】前記第1のインクは、約1から30重量%の
    溶媒と0から約15重量%の共溶媒と約0.5から7重量%
    のカーボン・ブラックと約0.25から約3.5重量%の分散
    剤と水からなり、そのpHは約8から約10であり、前記第
    2のインクは、少なくとも水溶性の染料と水を含み、そ
    のpHが約3.6から約5.6であることを特徴とする請求項第
    3項記載のインクジェット・プリント方法。
  5. 【請求項5】前記溶媒は、グリコール類、ジオール類、
    グリコールエステル類、セルソルブ類、カビトール類、
    長鎖アルコール類、エステル類、ケトン類、ラクトン
    類、ラクタム類、グリセロール類、およびこれらの誘導
    体や混合物からなるグループから選択した溶媒であるこ
    とを特徴とする請求項第4項記載のインクジェット・プ
    リント方法。
  6. 【請求項6】前記溶媒は、エチレングリコール、ジエチ
    レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
    レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
    グリコール、ポリプロピレングリコール、ヒドロキシピ
    バリル・ヒドロキシピバラートおよびこれらの誘導体;
    ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール
    および同族ジオール;プロピレングリコール・ラウレー
    ト;エチレングリコール・モノブチルエーテル、ジエチ
    レングリコールエーテル、ジエチレンモノエチルエーテ
    ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
    レングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリ
    コールエーテル、ジプロピレングリコールエーテル、ト
    リエチレングリコールエーテル;ブチルアルコール、ペ
    ンチルアルコール、同族アルコール;スルホラン、ケト
    ン、γ−ブチロラクトンなどのラクトン、2−ピロリド
    ン、1−メチル−2−ピロリドン、1−(2−ヒドロキシエ
    チル)−2−ピロリドン、グリセロールおよびこれらの誘
    導体や混合物からなるグループから選択した溶媒である
    ことを特徴とする請求項第5項記載のインクジェット・
    プリント方法。
  7. 【請求項7】前記第1のインクの前記顔料は、カーボン
    ・ブラック、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料レ
    ッド2、分散レッド17からなるグループから選択した
    顔料であることを特徴とする請求項第2項記載のインク
    ジェット・プリント方法。
  8. 【請求項8】前記分散剤は少なくとも一つのカルボキシ
    ル基を有することを特徴とする請求項第2項記載のイン
    クジェット・プリント方法。
  9. 【請求項9】前記分散剤は、アクリル・モノマーおよび
    アクリル・ポリマーからなるグループより選択した分散
    剤であることを特徴とする請求項第7項記載のインクジ
    ェット・プリント方法。
  10. 【請求項10】前記第1のインクは、約5重量%のヒド
    ロキシピバリル・ヒドロキシピバラートと約5重量%の
    エトキシル化グリセリンと約3.5重量%のカーボン・ブ
    ラック FW18と約1.75重量%の分散剤と水より構成さ
    れ、そのpHは約8.5であり、前記第2のインクは、約5.5
    重量%のジエチレングリコールと約2重量%の酸性イエ
    ロー23染料と水からなり、約3.6.から5.6のpHの範囲
    であることを特徴とする請求項第4項記載のインクジェ
    ット・プリント方法。
  11. 【請求項11】前記第2のインクのpHは、前記第1のイ
    ンクよりも高いことを特徴とする請求項第1項記載のイ
    ンクジェット・プリント方法。
  12. 【請求項12】少なくとも二つの異なる色をプリント媒
    体上にインクジェット・プリントするためのインク組成
    物において、 約1から30重量%の溶媒と、0から約15重量%の共溶
    媒と、約0.5から7重量%の顔料と、約0.25から約3.5重
    量%のpH感応性分散剤と、水からなり、そのpHは約8か
    ら10の第1のインクと、少なくとも一つの水溶性染料と
    水を含み、そのpHは約3.6から約5.6の第2のインクを含
    むことを特徴とするインク組成物。
  13. 【請求項13】前記第1のインクの前記顔料は、カーボ
    ン・ブラック、顔料ブラック7、顔料ブルー15、顔料
    レッド2、分散レッド17からなるグループから選択し
    た顔料であることを特徴とする請求項第12項記載のイ
    ンク組成物。
  14. 【請求項14】前記溶媒は、グリコール類、ジオール
    類、グリコールエステル類、セルソルブ類、カビトール
    類、長鎖アルコール類、エステル類、ケトン類、ラクト
    ン類、ラクタム類、グリセロール類、およびこれらの誘
    導体や混合物からなるグループから選択した溶媒である
    ことを特徴とする請求項第12項記載のインク組成物。
  15. 【請求項15】前記溶媒は、エチレングリコール、ジエ
    チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
    チレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレ
    ングリコール、ポリプロピレングリコール、ヒドロキシ
    ピバリル・ヒドロキシピバラートおよびこれらの誘導
    体;ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオ
    ールおよび同族ジオール;プロピレングリコール・ラウ
    レート;エチレングリコール・モノブチルエーテル、ジ
    エチレングリコールエーテル、ジエチレンモノエチルエ
    ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
    エチレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレン
    グリコールエーテル、ジプロピレングリコールエーテ
    ル、トリエチレングリコールエーテル;ブチルアルコー
    ル、ペンチルアルコール、同族アルコール;スルホラ
    ン、ケトン、γ−ブチロラクトンなどのラクトン、2−
    ピロリドン、1−メチル−2−ピロリドン、1−(2−ヒド
    ロキシエチル)−2−ピロリドン、グリセロールおよびこ
    れらの誘導体や混合物からなるグループから選択した溶
    媒であることを特徴とする請求項第14項記載のインク
    組成物。
  16. 【請求項16】前記第1のインクは、約5重量%のヒド
    ロキシピバリル・ヒドロキシピバラートと約5重量%の
    エトキシル化グリセリンと約3.5重量%のカーボン・ブ
    ラック FW18と約1.75重量%の分散剤と水より構成さ
    れ、そのpHは約8.5であり、前記第2のインクは、約5.5
    重量%のジエチレングリコールと約2重量%の酸性イエ
    ロー23染料と水からなり、約3.6.から約5.6のpHの範
    囲であることを特徴とする請求項第12項記載のインク
    組成物。
  17. 【請求項17】前記pH感応性分散剤は少なくとも一つの
    カルボキシル基を有することを特徴とする請求項第12
    項記載のインク組成物。
  18. 【請求項18】前記pH感応性分散剤は複数のカルボキシ
    ル基を有することを特徴とする請求項第17項記載のイ
    ンク組成物。
  19. 【請求項19】前記pH感応性分散剤は、アクリル・モノ
    マーとアクリル・ポリマーからなるグループから選択し
    たpH感応性分散剤であることを特徴とする請求項第12
    項記載のインク組成物。
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