JPH07182688A - 浮上式光ヘッド - Google Patents

浮上式光ヘッド

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JPH07182688A
JPH07182688A JP5329044A JP32904493A JPH07182688A JP H07182688 A JPH07182688 A JP H07182688A JP 5329044 A JP5329044 A JP 5329044A JP 32904493 A JP32904493 A JP 32904493A JP H07182688 A JPH07182688 A JP H07182688A
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Masaharu Fukakusa
雅春 深草
Shiyougo Horinouchi
昇吾 掘之内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上式磁気ヘッドとほぼ同じ大きさで高い信
頼性を有する浮上式光ヘッドを提供することを目的とす
る。 【構成】 光記録媒体50に光を照射する半導体レーザ
13及び反射光を受光する受光センサ14を配置した基
板11と、凹面鏡状に形成され光を集光して光記録媒体
50に照射する集光手段31、集光手段31からの光を
受光センサ14に導く光路補正手段25、屈折率を変化
させて光路長を可変する光路長可変手段40、及び光記
録媒体50の回転により光記録媒体50の表面から隙間
を保って浮上させる空気軸受け面21を備えた円柱形状
の浮上スライダ本体20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録媒体に光学的に
情報を記録再生する光記録再生装置に使用される光ヘッ
ドに関し、特に光記録媒体の表面上に浮上させて使用す
る浮上スライダに光ヘッドを搭載した浮上式光ヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置としての情
報記録再生装置は、装置体積当たりの記録密度(以下、
装置密度という。)を向上し、情報の記録再生に必要な
アクセス速度を向上することが従来から要請されてい
る。また、要求される記憶容量当たりの装置単価(以
下、ビットコストという。)も削減し、より安価な情報
記録再生装置を提供することも要請されている。
【0003】装置密度の高い記録再生装置として、レー
ザ光によって光学的に情報を再生あるいは記録する光記
録再生装置があり、記録再生の方式によって、読みだし
専用のコンパクトディスクドライブ(CD−ROM)、
光磁気ディスクドライブ装置、相変化光ディスクドライ
ブ装置等に分類できる。
【0004】従来の光記録再生装置は、光源から光記録
媒体で反射して受光センサで検出するまでの光学経路に
多数の精密な光学部品を必要とするため小型化が困難で
ある上ビットコストも高く、特に対物レンズやフォーカ
ス制御手段やトラッキング制御手段等の比較的重量の大
きいものを移動させなければならなかったためアクセス
速度も遅かった。
【0005】以上の解決策として一般に、光記録再生装
置で装置密度を向上するためには、 対物レンズの開口数(NA)を大きくする。
【0006】半導体レーザの波長を短くする。 半導体レーザ、センサ、光学部品を集積化する。
【0007】記録媒体を増やしスタック構造にする。 ことが考えられる。
【0008】さらに前述の半導体レーザの波長を短く
するについては、半導体レーザとして、従来から780
nmの波長が使用されて来たが、現在では波長680n
m程度の短波長半導体レーザも実用可能になっている。
【0009】しかしながら、従来の構成では、対物レン
ズと光記録媒体との接触を避けるために両者間に1.5
mm〜2mm程度の作動距離が必要であった。このた
め、対物レンズ開口数(NA)を大きくしても焦点距離
を小さくすることはできず、必要な光ビームの径は開口
数に比例して大きくなるため、使用する光学部品も必然
的に大きくなり、装置記録密度を向上することはできな
かった。
【0010】またアクセス速度を向上するために、 光ヘッドの質量を小さくする。
【0011】アクチュエータの推力を上げる。 ことが考えられるが、アクチュエータの推力を上げた場
合には、装置も大きくなり装置密度は向上しないことに
なる。
【0012】上述した問題点を解決するために、磁気記
録再生装置に使用されている磁気ヘッドのように、浮上
スライダを用いて光ヘッドを光記録媒体上に浮上させて
使用する浮上式光ヘッドが提案されている。
【0013】以下に、図面を参照しながら従来の浮上式
光ヘッドを説明する。図13は従来の浮上式光ヘッドの
構造図である。従来の浮上式光ヘッドは対物レンズ91
とミラー92とが搭載された浮上スライダ本体90を有
し、この浮上スライダ本体90が支持部材102によっ
て支持されると共に付勢部材103により光記録媒体5
0に押圧付勢される構成である。93は光の偏向面を変
える偏向素子、104は偏向素子93を微小に移動させ
るトラッキング駆動部材である。94は偏光板、95は
ビームスプリッタで入射光と反射光とを分離するため組
み合わせて使用する。96は凸レンズ、97は焦点駆動
部材で光源からの入射光を光記録媒体50の表面に焦点
を合わせる。98はレーザーダイオード等の発光素子で
ある。99は凸レンズ、100はシリンドリカルレンズ
で、受光素子101上に反射光の焦点を結ばせる。
【0014】以上のように構成された従来の浮上式光ヘ
ッドについてその動作を説明する。発光素子98から出
た入射光は、凸レンズ96、ビームスプリッタ95、偏
光板94及び偏向素子93を通って、ミラー92で反射
され、対物レンズ91により光記録媒体50に集光され
る。凸レンズ96は焦点駆動部材97によりその光軸方
向に駆動され、光記録媒体50の面上に入射光の焦点を
合わせるように制御される。偏光素子93はトラッキン
グ駆動部材104によって、微小に移動させられ、入射
光を光記録媒体50のデータトラックに位置決めする。
【0015】光記録媒体50からの反射光は、対物レン
ズ91、ミラー92、偏向素子93及び偏光板94を透
過してビームスプリッタ95に到達し、ビームスプリッ
タ95で反射して凸レンズ99、シリンドリカルレンズ
100を通って受光素子101に到達し、この受光素子
101により光電変換されて電気信号として検出が行わ
れる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の浮上式光ヘッドは、ミラー92及び対物レンズ91
のみを浮上スライダ本体90に搭載し、発光素子98や
受光素子101、ビームスプリッタ95等の光学部品は
浮上スライダ本体90とは分離した構成となっている。
【0017】これは、組立や調整を容易にするため、こ
れらの光学部品をあまり小さくすることができず、従っ
て光記録再生装置を磁気記録再生装置と同じ程度に小さ
くすることができず、装置記録密度を向上させることも
できなかった。
【0018】また偏向ミラーや対物レンズを微小化する
にも限界があり、磁気ヘッドと同程度の大きさの浮上式
光ヘッドを実現することは困難であった。
【0019】他の課題としては、磁気記録媒体の基板に
はアルミやガラス等の硬い材質が用いられているのに対
して、光記録媒体の基板としては、一般にプラスチック
が使用されている。この様な光記録媒体に、従来の磁気
ヘッドと同じ構成の浮上スライダを浮上させると、浮上
スライダの押圧荷重(風圧)のために、浮上スライダの
形状に沿って基板を変形させたり光記録媒体を傷つける
恐れがあった。
【0020】これらの理由により、光記録再生装置は大
容量であるが小型化が困難であり、小型のパソコンに搭
載することができず、磁気記録再生装置のように普及す
るまでに至らなかった。
【0021】そこで本発明は、磁気ヘッドとほぼ同程度
の大きさで、プラスチック等の基板からなる光記録媒体
でも高い信頼性を有し、アクセス速度の向上のみなら
ず、装置密度をも向上させることが可能な浮上式光ヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め本発明は、光記録媒体に光を集光して照射し、データ
の記録再生を行う光学ヘッドと、前記光記録媒体の回転
によって隙間を保って浮上するように形成された浮上ス
ライダと、光学ヘッド支持部材と、を備えた浮上式光ヘ
ッドであって、前記光学ヘッドが、光を集光して前記光
記録媒体に照射する集光手段と、前記光を前記集光手段
へ入射させると共に、前記集光手段からの光を受光側に
射出する光路補正手段と、前記光路補正手段よりも小さ
な形状で形成され、前記集光手段からの光が透過する光
透過窓と、前記光路補正手段と前記光透過面との間の光
通過部分に形成された光路長可変手段とを備えるもので
ある。
【0023】また本発明は、光記録再生の光源となる発
光素子と光記録媒体面で反射した反射光を受光する受光
素子とを形成した基板と、半球面状に形成された光学部
材の膨大部外面に入射窓と出射窓とを有する反射膜を形
成し他の平面部に凹部を形成し全体形状が凹面鏡状に構
成され前記基板に対向する側に膨大部を配置した集光手
段と、全体が円柱状に形成された光学透明材料の一端の
平面部に光路長可変手段を設け、他の一端の平面部に同
心円状に形成された凹部に他端の平面部方向へ光を反射
させる反射型ホログラムパターンが形成された光路補正
手段を設けた浮上スライダとを有し、集光手段の平面部
で前記光路長可変手段を挟持するように前記集光手段と
前記浮上スライダとを配置し、前記浮上スライダの光路
補正手段が形成された面を光記録媒体面に対向するよう
に配置したものである。
【0024】
【作用】本発明によれば、基板、集光手段、光路長可変
手段、および光路補正手段を浮上スライダに配置するこ
とができる。この構成することにより、ほとんど全ての
光学系の部品を浮上スライダに搭載することができ、磁
気ヘッドと同程度の大きさに光ヘッドを小型にすること
が可能になる。
【0025】また、光路長可変手段も搭載したので、加
工誤差や、温度変化による発光素子の波長変動や、浮上
スライダの浮上量の変化などによって焦点がずれても光
路長可変手段によって光路長を調整することにより、光
ヘッドのユニットでフォーカス制御を行うことができ、
光ヘッドのほかに部品は不要となる。
【0026】さらに、浮上スライダのほぼ中心に形成さ
れた円形の凹部には、光記録媒体が回転することにより
一定の風圧が生じるため、浮上スライダは光記録媒体か
ら所定の隙間を保って浮上する(この作用により円形の
凹部が形成された浮上スライダの面を以下、空気軸受け
面という)。このとき本発明によれば、浮上スライダの
空気軸受け面が円形であるため、風圧により光記録媒体
が受ける歪は浮上スライダの空気軸受け面に沿ってほぼ
均等に変形するので、浮上スライダの周辺部と光記録媒
体面との隙間はほぼ一定に保つことができる。
【0027】
【実施例】
(実施例1)以下に図面を参照して本発明の第1の実施
例を説明する。図1は、本発明の第1の実施例における
浮上式光ヘッドをトラック方向に切断した断面図であ
り、図2は、本発明の第1の実施例における図1の浮上
式光ヘッドを基板11からみた上面透視図を示し、図3
は、本発明の第1の実施例における図1の浮上式光ヘッ
ドを光記録媒体50からみた下面透視図を示す。
【0028】本発明の第1の実施例における浮上式光ヘ
ッドは、シリコンで形成された基板11と、光学部材3
0で形成された集光手段31と、光学透明材料からなる
浮上スライダ本体20とから構成されている。
【0029】基板11には、発光素子として半導体レー
ザ13が接合され、半導体レーザ13から射出されたレ
ーザ光を基板11の垂直方向に偏向させるミラー12が
取付けられている。また、基板11上には、半導体プロ
セスによって形成された受光センサ14a、14b、1
4c、14dが設けられ、データトラック方向16(図
5参照)にほぼ平行に4分割されている。
【0030】光学部材30には、周辺部を所要の長さに
形成され、中央部を半球面状に形成された集光手段31
と他の平面に光路長可変手段40を形成するための凹部
41とが設けられ、光学部材30は全体形状が凹面鏡状
に構成されている。集光手段31の半球面部外面には反
射膜34がコートしてあり、反射膜34の一部には、ミ
ラー12により反射されたレーザ光が入射する入射窓3
2と、受光センサ14へ光を出射させる出射窓33が設
けられている。
【0031】浮上スライダ本体20は光学透明材料で短
い円柱状に形成されている。浮上スライダ本体20が光
記録媒体50と対向する平面には、光記録媒体50の回
転する風圧によって正圧力を生じ、光記録媒体50の表
面から一定の隙間を保って浮上スライダ本体20を浮上
させるための空気軸受け面21と周辺部に面取り部24
とが形成されている(図10参照)。この空気軸受け面
21に挟まれた凹状段差部22に光路補正手段25と光
透過窓26が形成されている。そして、光透過窓26は
光路補正手段25の中心部に設けられ、光透過窓26の
大きさ(径)は光路補正手段25の大きさ(径)よりも
小さくなるように構成されている。
【0032】光透過窓26の表面は、集光手段31によ
り集光された光を透過させて光記録媒体50に照射する
ため平面に形成されている。光路補正手段25は、光記
録媒体50からの反射光を集光手段31に照射させ、さ
らに集光手段31から照射された光を受光センサ14
a、14b、14c、14dの方向に回折させて照射さ
せるための反射型ホログラムパターンが形成されてい
る。
【0033】本発明の第1の実施例では、入射窓32か
らの入射光の光軸61と、光路補正手段25から集光手
段30へ照射される光の光軸62はほぼ一致するように
構成されている。光路補正手段25は図3に示すように
同心円の凹凸形状をしており、2種類の反射型ホログラ
ムパターンが複合化されている。
【0034】第1の反射型ホログラムパターンは、入射
窓32からの入射光を集光手段31へ照射させ、光軸6
1を中心とする同心円の凹凸形状に形成され、外周側の
方がピッチが小さくなっている。第2の反射型ホログラ
ムパターンは、集光手段31から照射された光を受光セ
ンサ14a、14b、14c、14dに照射させるため
偏った中心をもつ同心円の凹凸形状に形成されている。
【0035】図1及び図4において、光路長可変手段4
0は、光学部材30の凹部41が設けられた面と浮上ス
ライダ本体20の背面(他の平面)23とを接合するこ
とによって形成される。
【0036】図4は本発明の第1の実施例における光路
長可変手段の拡大断面図である。図4において、光学部
材30の凹部41が設けられた面には第1の透明電極膜
42が形成されており、浮上スライダ本体20の背面2
3には、第2の透明電極膜43が形成されている。さら
に、第1の透明電極膜42と第2の透明電極膜43とが
接触しないように第2の透明電極膜43の上には絶縁膜
44が形成されている。そして、光学部材30と浮上ス
ライダ本体20とを接合したときに形成される空間に液
晶等の誘電体材料45を封入して、光路長可変手段40
が構成される。即ち、光の通過する部分に誘電体材料4
5を挟んで透明電極膜42,43が形成された構成にな
っている。
【0037】なお、本発明の第1の実施例において凹部
41は光学部材30に形成された例を示したが、背面
(他の平面)23に形成することや、光学部材30と背
面23の両側に形成すること、さらに凹部41の代わり
に絶縁膜44の厚みによって形成することで同様の目的
を達成することができることは改めて説明をするまでも
ない。
【0038】光記録媒体50は、図1に示すように、デ
ィスク基板51、各種情報が記録される記録膜52及び
記録膜52を保護するための透明な保護膜53で構成さ
れている。
【0039】以上のように構成された浮上式光ヘッドの
動作について光の経路に従って説明する。半導体レーザ
13から射出されたレーザ光は、ミラー12で基板11
とほぼ垂直な方向に全反射される。反射されたレーザ光
は入射窓32、集光手段31、光路長可変手段40を通
過して、光路補正手段25に達する。レーザ光は光路補
正手段25に形成された反射型ホログラムパターンによ
って反射され、再び光路長可変手段40を通って集光手
段31に導かれる。集光手段31は全体として凹面鏡を
構成し、反射したレーザ光は光記録媒体50に向かって
集光され、光透過窓26を通過し、浮上スライダ本体2
0の浮上量(本発明の第1の実施例において、凹状段差
部22の深さが加算される)の空気層を通り、光記録媒
体50の保護膜53を通って記録膜52に到達する。
【0040】なお、一般に球面凹レンズで光を集光させ
ると球面収差が発生し、球面収差は球面の外周側ほど大
きくなる。球面収差が発生すると光を微小なスポットに
絞れなくなり高密度化が図れない。そこで、反射型ホロ
グラムパターンを用いて、光の回折を利用して球面収差
を補正するように構成すれば、球面収差の発生を防止す
ることができる。このようにして、球面収差を起こすこ
となく集光手段31によって集光されたレーザ光は、光
記録媒体50に照射される。
【0041】記録膜52に集光されたレーザ光は、記録
情報に対応する変化を受けた状態で反射され、浮上スラ
イダ本体20の光透過窓26を通って集光手段31に到
達し、往路とはほぼ逆の光路をたどって光路補正手段2
5に到達する。光路補正手段25には、受光センサ14
に光を集光するように形成された反射型ホログラムパタ
ーンが形成されており、光路補正手段25からの回折光
は光路長可変手段40および出射窓33を通過して受光
センサ14a、14b、14c、14dに到達する。
【0042】次に4分割された受光センサ14a、14
b、14c、14dによってトラッキング制御とフォー
カス制御とを説明する。
【0043】先ず、本発明の第1の実施例においてのト
ラッキング制御について図5(a)から(c)を用いて
説明する。図5(a)は本発明の第1の実施例における
光記録媒体への受光スポットがデータトラック上にトラ
ッキングされた状態を表す図であり、受光センサ14a
及び14bの受光量の和は受光センサ14cと14bの
和と等しくなっている。
【0044】図5(b)は、受光スポットがデータトラ
ックからずれた状態を表す図であり、受光センサ14a
及び14bの受光量の和は受光センサ14c及び14b
の和より大きくなっている。
【0045】図5(c)は、受光スポットが図5(b)
と反対方向にずれた状態を表す図であり、受光センサ1
4a及び14bの受光量の和は受光センサ14c及び1
4bの和より小さくなっている。
【0046】従って、受光センサ14a及び14bの受
光量の和と受光センサ14c及び14dの受光量の和と
の差をトラッキング誤差信号とし、トラッキング誤差信
号がゼロになるようにトラッキング制御を行い、浮上式
光ヘッドの位置決めをすれば、受光スポット15をデー
タトラック上にトラッキングさせることができる。
【0047】次に、フォーカス制御について図6(a)
から(c)を用いて説明する。図6(a)は受光スポッ
トが光記録媒体の記録膜に合焦点した状態を表す図であ
り、受光センサ14a及び14dの受光量の和と、受光
センサ14b及び14cの受光量の和とは等しくなって
いる。
【0048】図6(b)は受光スポットの焦点が正しい
合焦点の位置よりも光記録媒体50側にずれた状態を表
す図であり、受光スポット15の大きさが図6(a)に
比べて小さくなっており、この場合には受光センサ14
a及び14dの受光量の和は受光センサ14b及び14
cの受光量の和より小さくなっている。
【0049】図6(c)は図6(b)と反対方向に焦点
がずれた状態を表す図であり、受光スポット15の大き
さが図6(a)に比べて大きくなっており、この場合に
は受光センサ14a及び14dの受光量の和は受光セン
サ14b及び14cの受光量の和よりも大きくなってい
る。
【0050】従って、受光センサ14a及び14dの受
光量の和と、受光センサ14b及び14cの受光量の和
との差をとってフォーカス誤差信号とし、フォーカス誤
差信号がゼロになるようにフォーカス制御を行えば、受
光スポット15を光記録媒体の記録膜52に合焦点させ
ることができる。
【0051】次に、光路長可変手段40を用いたフォー
カス駆動方法について説明する。屈折率nの媒質中を通
る光の光学的距離すなわち光路長は、光線の幾何学的長
さをLとすると、n×Lで表される。従って光路長を変
化させるためには、幾何学的長さLあるいは、光の通る
媒質の屈折率nを変化することにより可能である。
【0052】本発明の第1の実施例において、誘電体材
料45の屈折率を変化させることによって、光路長を変
化させている。誘電体材料45は電界の大きさにによっ
て分極が変化し屈折率nが変化する物質である。従っ
て、第1の透明電極膜42と第2の透明電極膜43に電
圧を印加し電極膜間の電界を変化させれば、誘電体材料
の屈折率nが変化し、光路長が可変できることになる。
【0053】実際のフォーカス制御は、光路長可変手段
40に電圧を印加することによって行う。すなわち、前
述したフォーカス誤差信号がゼロになるように光路長可
変手段40に印加する電圧を変化させることによって、
誘電体材料45の屈折率nを変化させ、光路長可変手段
40を通る光の光路長を変化させれば、受光スポット1
5を光記録媒体50の記録膜52に合焦点させることが
できる。
【0054】フォーカス制御の追従性は、光路長可変手
段40の周波数特性によって決まるが、本発明の第1の
実施例において、浮上スライダ本体20を用いているた
め、浮上量変動によるフォーカスのずれは許容範囲内で
ある。従って、光路長可変手段40は、加工誤差や組立
誤差に起因するフォーカスのずれ、あるいは、温度変化
による波長変動によるフォーカスのずれ、のような固定
された要因、変動しても応答性が無視できるような要因
に対するフォーカス制御のみを行っている。
【0055】(実施例2)本発明の第2の実施例を図7
から図9に基づき説明する。図7は本発明の第2の実施
例における浮上式光ヘッドをトラック方向に切断した断
面図、図8は図7の浮上式光ヘッドを基板からみた上面
透視図、図9は図7の浮上式光ヘッドを光記録媒体から
みた下面透視図である。図1の第1実施例と同一の部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。第
2の実施例は、第1の実施例とほぼ同じ構成であるが、
半導体レーザ13、受光センサ14a、14b、14
c、14d、入射窓32、及び出射窓33の位置と、ミ
ラー12のミラー面の角度と、光路補正手段25の構成
が異なっている。
【0056】即ち、入射窓32から入射するレーザ光の
光軸62と、光路補正手段25から集光手段31への照
射されるレーザ光の光軸61とが、所定の鋭角をなすよ
うに構成されている。このように構成することにより、
光記録媒体50から光路補正手段25へ反射された反射
光を、そのまま受光センサ14に照射させることが可能
になるため、反射型ホログラムパターンを設ける必要が
なくなる。この場合、光路補正手段25は入射窓32か
ら光軸62の方向に入射したレーザ光を、回折によって
集光手段31(光軸61の方向)へ照射させるための反
射型ホログラムパターンだけが形成されることになる。
この結果、浮上スライダ本体20の加工が簡単になり、
低コスト化が図れる。
【0057】受光センサ14a、14b、14c、14
dの構成と、トラッキング制御方法及びフォーカス制御
方法ならびに効果は、本発明の第1の実施例と同じであ
る。
【0058】(実施例3)本発明の第3の実施例に係る
浮上式光ヘッドを図10から図12を基づき説明する。
図10は本発明の第3の実施例における空気軸受け面か
ら見た浮上スライダ本体の斜視図であり、図11は本発
明の第3の実施例における風圧により光記録媒体が変形
した状態を表す図である。
【0059】本発明の第3の実施例の浮上式光ヘッドに
おける浮上スライダ本体20は、光記録媒体50の回転
により発生する風圧と支持バネ(図示省略)の押圧荷重
とが釣り合って、光記録媒体50面から一定の隙間を保
って浮上する構成である。一般に光記録媒体50のディ
スク基板には、プラスチックが使用されている。プラス
チックのディスク基板を用いた光記録媒体50に浮上ス
ライダ本体20を浮上させると、図11に示すように風
圧による押圧荷重によって光記録媒体50が変形する現
象が発生する。
【0060】そこで、本発明の第3の実施例のように、
空気軸受け面21を円形にすれば、光記録媒体50は円
形の中心に対してほぼ軸対称に変形するため、エッジ全
周にわたってエッジと光記録媒体50面の間隔をほぼ一
定の隙間に保つことが可能になり、従来の浮上スライダ
のエッジ(特に角の部分)が媒体面と接触するような現
象がきわめて少なくなる。
【0061】さらに、本発明の第3の実施例のように、
浮上式光ヘッドに用いる場合には、浮上スライダ本体2
0を、ガラス等の光学透明材料を用いて、金型による一
体成形を行うことが可能になるので、精度のばらつきを
小さく抑えることができると共に、低コスト化が図れ
る。また、第1の実施例、第2の実施例の光路補正手段
25のホログラムパターンをも一体成形することも可能
である。
【0062】浮上スライダ本体20の他の実施例を、図
12(a)、図12(b)に示す。図12(a)は凹状
段差部22によって、空気軸受け面21を2分割した図
であり、図12(b)は凹状段差部22によって、空気
軸受け面21を4分割した図である。空気は矢印70の
方向から流入する。
【0063】この様に構成することにより、風圧を2分
割あるいは4分割することが可能となる。すなわち、浮
上スライダ本体20を2点、あるいは4点で支持するこ
とにより、ローリング方向、ピッチング方向の安定性
(剛性)を高めることができ、トラッキング時の加速度
に対しても安定して浮上する。
【0064】また、空気軸受け面21に、潤滑性の高い
たとえばカーボン等の膜をコートすることも信頼性を向
上させる方法である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、光ヘッドに必要な発光
素子や受光センサやミラーや対物レンズ等のほとんどの
部品を浮上スライダに搭載することができ、磁気ヘッド
と同程度の大きさまで小型化が可能になるので、アクセ
ス速度の向上はもちろんのこと、小型化によって光記録
媒体の内周側まで記録再生が可能になりデータ領域が拡
大する。また、光記録媒体の両面に浮上式光ヘッドを配
置することができ、光記録媒体をスタック構造にするこ
とができる等により装置記録密度を向上させることがで
きる効果を有する。
【0066】さらにまた、本発明によれば、媒体が変形
しても浮上スライダのエッジと光記録媒体の隙間を全周
にわたってほぼ一定に保つことができ、接触の危険性が
きわめて低いので、プラスチック基板からなる光記録媒
体で浮上させても高い信頼性を確保できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における浮上式光ヘッド
をトラック方向に切断した断面図
【図2】図1の浮上式光ヘッドを基板からみた上面透視
【図3】図1の浮上式光ヘッドを光記録媒体からみた下
面透視図
【図4】本発明の第1の実施例における光路長可変手段
の拡大断面図
【図5】(a)本発明の第1の実施例における光記録媒
体への受光スポットがトラッキングされた状態を表す図 (b)本発明の第1の実施例における受光スポットがデ
ータトラックからずれた状態を表す図 (c)本発明の第1の実施例における受光スポットが図
5(b)と反対方向にずれた状態を表す図
【図6】(a)本発明の第1の実施例における受光スポ
ットが光記録媒体の記録膜に合焦点した状態を表す図 (b)本発明の第1の実施例における受光スポットの焦
点が正しい合焦点の位置よりも好記録媒体側にずれた状
態を表す図 (c)本発明の第1の実施例における受光スポットが図
6(b)と反対方向にずれた状態を表す図
【図7】本発明の第2の実施例における浮上式光ヘッド
をトラック方向に切断した断面図
【図8】図7の浮上式光ヘッドを基板からみた上面透視
【図9】図7の浮上式光ヘッドを光記録媒体からみた下
面透視図
【図10】本発明の第3の実施例における空気軸受け面
から見た浮上スライダ本体の斜視図
【図11】本発明の第3の実施例における風圧により光
記録媒体が変形した状態を表す図
【図12】(a)本発明の他の実施例における空気軸受
け面から見た浮上スライダ本体の斜視図 (b)本発明の他の実施例における空気軸受け面から見
た浮上スライダ本体の斜視図
【図13】従来の浮上式光ヘッドの構造図
【符号の説明】
11 基板 12,92 ミラー 13 半導体レーザ 14a,14b,14c,14d 受光センサ 15 受光スポット 20,90 浮上スライダ本体 21 空気軸受け面 22 凹状段差部 23 背面 24 面取り部 25 光路補正手段 26 光透過窓 30 光学部材 31 集光手段 32 入射窓 33 出射窓 34 反射膜 40 光路長可変手段 41 凹部 42 第1の透明電極膜 43 第2の透明電極膜 44 絶縁膜 45 誘電体材料 50 光記録媒体 51 ディスク基板 52 記録膜 53 保護膜 61,62 光軸 91 対物レンズ 93 偏向素子 94 偏光板 95 ビームスプリッタ 96,99 凸レンズ 97 焦点駆動部材 98 発光素子 100 シリンドリカルレンズ 101 受光素子 102 支持部材 103 付勢部材 104 トラッキング駆動部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体に光を集光して照射し、データ
    の記録再生を行う光学ヘッドと、前記光記録媒体の回転
    によって隙間を保って浮上するように形成された浮上ス
    ライダと、光学ヘッド支持部材と、を備えた浮上式光ヘ
    ッドであって、前記光学ヘッドが、光を集光して前記光
    記録媒体に照射する集光手段と、前記光を前記集光手段
    へ入射させると共に、前記集光手段からの光を受光側に
    射出する光路補正手段と、前記光路補正手段よりも小さ
    な形状で形成され、前記集光手段からの光が透過する光
    透過窓と、前記光路補正手段と前記光透過面との間の光
    通過部分に形成された光路長可変手段とを備えたこと、
    を特徴とする浮上式光ヘッド。
  2. 【請求項2】光記録再生の光源となる発光素子と光記録
    媒体面で反射した反射光を受光する受光素子とを形成し
    た基板と、半球面状に形成された光学部材の膨大部外面
    に入射窓と出射窓とを有する反射膜を形成し他の平面部
    に浮上スライダを接合し全体形状が凹面鏡状に構成され
    前記基板に対向する側に膨大部を配置した集光手段と、
    全体が円柱状に形成された光学透明材料の一端の平面部
    には光路長可変手段を設け、他の一端の平面部には同心
    円状に形成された凹部に他端の平面部方向へ光を反射さ
    せる反射型ホログラムパターンが形成された光路補正手
    段を設けた浮上スライダとを有し、前記集光手段の平面
    部で前記光路長可変手段を挟持するように前記集光手段
    と前記浮上スライダとを配置し、前記浮上スライダの光
    路補正手段が形成された面を光記録媒体面に対向するよ
    うに配置したことを特徴とする浮上式光ヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の浮上式光ヘ
    ッドであって、前記光路長可変手段は、前記集光手段の
    平面部に形成された第1の透明電極膜と、前記浮上スラ
    イダの平面部に形成された第2の透明電極膜と、第2の
    透明電極膜の一部に形成された絶縁膜とを有し、前記第
    1の透明電極膜と前記第2の透明電極膜とを対向させて
    前記集光手段と前記浮上スライダとを接合して形成され
    る空間部に誘電体物質を封入したことを特徴とする浮上
    式光ヘッド。
  4. 【請求項4】請求項3記載の浮上式光ヘッドであって、
    前記誘電体物質は液晶であることを特徴とする浮上式光
    ヘッド。
  5. 【請求項5】請求項2記載の浮上式光ヘッドであって、
    前記反射型ホログラムパターンが、前記基板上の発光素
    子から前記光記録媒体の方向へ射出される光の光軸と、
    前記光路補正手段から前記集光手段の方向へ反射される
    光の光軸とがほぼ一致するように形成された第1の反射
    型ホログラムパターンと、前記集光手段で反射された光
    を前記受光素子の方向に回折するように形成された第2
    の反射型ホログラムパターンとを有することを特徴とす
    る浮上式光ヘッド。
  6. 【請求項6】請求項2記載の浮上式光ヘッドであって、
    前記基板上に配設された反射ミラーの反射角度が、前記
    基板上の発光素子から前記光記録媒体の方向へ射出され
    る光の光軸と前記光路補正手段から前記集光手段の方向
    へ反射される光の光軸とが所定の鋭角を成すように形成
    され、前記反射型ホログラムパターンは、前記集光手段
    で反射された光を前記受光素子の方向に回折するように
    形成された1種類の反射型ホログラムパターンを有する
    ことを特徴とする浮上式光ヘッド。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の浮上式光ヘッドであって、前記浮上スライダは、前記
    光路補正手段が形成された面に光記録媒体が回転する方
    向と平行に凹状溝部が形成されたことを特徴とする浮上
    式光ヘッド。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項6のいずれかにに記
    載の浮上式光ヘッドであって、前記浮上スライダが、前
    記光路補正手段が形成された面に光記録媒体が回転する
    方向と平行な凹状溝部と光記録媒体が回転する方向と直
    角な方向の凹状溝部とが形成されたことを特徴とする浮
    上式光ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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