JPH07182282A - コンピュータービデオ表示の添え書き - Google Patents

コンピュータービデオ表示の添え書き

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JPH07182282A
JPH07182282A JP6229477A JP22947794A JPH07182282A JP H07182282 A JPH07182282 A JP H07182282A JP 6229477 A JP6229477 A JP 6229477A JP 22947794 A JP22947794 A JP 22947794A JP H07182282 A JPH07182282 A JP H07182282A
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JP6229477A
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Allison A Carleton
エイ.カーレトン アリソン
David R Connet
アール.コネット デビッド
Krista S Schwartz
エス.シュワルツ クリスタ
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NCR Voyix Corp
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AT&T Global Information Solutions Co
AT&T Global Information Solutions International Inc
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Publication date
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
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    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
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    • G06Q10/00Administration; Management
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
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    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/131Protocols for games, networked simulations or virtual reality

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンピュータービデオ表示の添え
書き手段を与える。 【構成】 本発明は複数のコンピューターが協同ビデオ
会議に参加しうるシステムである。一つのコンピュータ
ーが共通の画像を発生し、これを他のコンピューターに
分配する。本発明では他のコンピューターのユーザーが
各自のコンピューターにおいてその画像に添え書きする
(すなわちマークをつけ、図を描き、テキストを入力す
る)ことができる。本発明はその添え書きを他のコンピ
ューター上に複製する。可能な添え書きの一形式は「ハ
イライトを付けること」で、この場合はユーザーがカー
ソルで表示を横断する。そうするとカーソルの後ろに色
付きの軌跡が残る。軌跡は透明であり、その下の画像が
不明瞭にならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、協同ビデオ会議に利用
するコンピューターシステムに関し、特に協同ビデオ会
議の画面上で行なわれる添え書きの管理に関する。
【0002】
【従来の技術】近代的電話システムは、異なる場所に居
る複数のパーティーが会議を行なうことを可能にさせ
る。しかしながら電話会議は参加者すべてが会議室の共
通のテーブルで面会する会議で得られるすべての便宜を
与えることはできない。
【0003】例えば会議室では参加者は話題に関わる図
面あるいは製品等を見ることができる。その様な観察は
電話会議では不可能である。
【0004】本発明は、電話システムを使って協同ビデ
オ会議を行なうためのシステムに関する。本発明はいく
つかのコンピューターに分配される共通の視覚的画像
(image)を発生する。当該コンピューターのユーザー
はその共通画像に添え書き(annotations)をすること
ができる。ユーザーがこれを行なうと、本発明はすべて
のコンピューターのすべてのディスプレー上にその添え
書きを複製する。
【0005】本発明によれば、添え書きする基本的な画
像もしくは文書を破壊することがない。さらに、本発明
は、特定の型の添え書き、すなわちハイライト化、に関
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は改良さ
れた電子会議システムを与えることである。
【0007】本発明の別の課題は、ユーザーが遠隔的に
コンピュータプログラムを作動させることができるよう
にするシステムを与えることである。
【0008】本発明のさらに別の課題は、複数のコンピ
ュータの一つに存在する単一のプログラムを、それらの
コンピューターが作動させることができるようにするシ
ステムを与えることである。
【0009】本発明のさらに別の課題は、複数のコンピ
ューターのユーザーが共通の表示を見ることができると
ともに、それに添え書きすることができるシステムを与
えることである。
【0010】本発明のさらに別の課題は、コンピュータ
ー上で行なわれる画像の添え書きが、その画像発生元の
データを損傷することがないシステムを与えることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの形態で
は、ユーザーがコンピューターディスプレー上で既存の
描画もしくはテキスト形式の画像の上に、描画し又はテ
キストを作成することができる。この新規に描かれた画
像は既存の画像があるロケーションと異なるロケーショ
ンに格納される。そのため、新規に描かれた画像は既存
の画像を取り出したファイルに影響を与えることがな
い。
【0012】
【実施例】
概観 図1は電話線で接続された三台のコンピュータを示す。
各コンピュータは、メッセージ駆動されるマルチタスキ
ンググラフィカルユーザーインターフェイス(Graphica
l User Interface, GUI)を走らせる。その一例はワシ
ントン州レッドモンド市のマイクロソフトコーポレーシ
ョンから市販されているウインドウズという名のものが
ある。そのような GUI はまたオペレーティング動作環
境(operating environments)とも呼ばれる。
【0013】GUI のユーザーはウィンドウズを使ったプ
ログラムを介して相互作用を与えるできる。本発明は遠
方にあるコンピュータのディスプレー全体ではなくて、
選択したいくつかのウィンドウを複製する。この選択的
な複製によってユーザーは自分のディスプレー(共用さ
れていない自分のエリア)上に個人的エリアを維持する
ことが可能となる。各コンピュータはまた本発明者が開
発したソフトウェアを走らせることができる。さらに、
一つのコンピュータ(ホスト)がアプリケーションプロ
グラムを走らせる。(GUI のマルチタスキング能力があ
るため、ホストが 両方のプログラムを走らせることが
可能である)。
【0014】本発明は4つの基本モードのオペレーショ
ンを有する。
【0015】1.アプリケーションモード(Applicatio
n Mode) 図1に示す三台のコンピュータのいずれのユーザーもア
プリケーションプログラムに命令を出すことができる。
例えば、アプリケーションプログラムが手持ち型計算機
をシュミレートするものであると仮定しよう。その初め
の状態が図2に示してある。この場合、各コンピュータ
ディスプレーが計算機を図示する。次の事象が起こると
仮定する: ・ホストのユーザーが(計算機プログラムの設計に応じ
てキーボードの入力あるいはマウスの入力により)計算
機のボタン「3」を押す。これに応答して、各計算機が
その表示領域に「3」を表示する。
【0016】・遠隔使用者の一人が「+」を押す。他の
遠隔ユーザーが「6」を押す。
【0017】・ホストユーザーが「=」を押す。
【0018】この時点ですべての計算機が3と6の和で
ある「9」を表示する。ユーザー達は集団でこの計算機
プログラムのオペレーションを行い、各自のディスプレ
ーがその結果を表示する。
【0019】この計算機プログラムは、合法的なシーケ
ンスが受信される限り、いずれのユーザーがボタンを押
したかは考慮せず、またユーザーの誰かがボタンを押さ
なかったかも考慮しない。(ただしユーザーたちは協力
的であり、いずれのユーザーも計算機のオペレーション
を懈怠しないと仮定する)。
【0020】2.添え書きモード(Annotaion Mode) いずれのユーザーも「ペイント」プログラムに見られる
ものと同様の作図ツールを使ってユーザー自身のローカ
ルディスプレー上に描画することができる。ユーザー
は、ボックス、円、円弧、楕円等を作図することができ
る。ユーザーはまたディスプレー上の項目を消去するこ
とができる。
【0021】本発明はユーザー達の添え書きを他のすべ
てのディスプレー上に複製することができ、したがって
すべてのユーザーが類似のディスプレーを見ることがで
きる。しかし次のような因子があるので、それらの表示
は異なることがあり得る。
【0022】(A)ディスプレーモニターが異なれば、
色の表現能力等の性質が異なる。
【0023】(B)ディスプレーのプロトコル(IGA、B
GA など)が異なればグラフィックイメージの表現が異
なり、表示能力が異なる。
【0024】(C) GUIが異なり 、あるいは同一の GU
I でもバージョンの異なる場合は表示方式が異なること
がある。
【0025】(D)ユーザーの何人かは計算機が表示さ
れるウィンドウの大きさを変更することがあり、その結
果縮尺に差異が生じていることがある。
【0026】これらの差異は表示されるイメージの外観
に差を生じさせる。しかしすべてのディスプレーの基本
的な内容は同一なはずである。寸法の差異を許容するた
めに、本発明は適当な縮尺で作図をすることができる。
【0027】3.ローカル添え書きモード(Local Anno
taion Mode) ユーザーはローカルディスプレーに添え書きすることが
できるが、それらの添え書きは秘密に保たれるので、他
のユーザーはその添え書きを見ることができない。
【0028】4.観察モード(View Mode) いずれのユーザーも添え書きすることができず、命令を
発行することもできない。しかし添え書きに類似した行
動を取ることができる。ユーザーは自分たちのカーソル
を移動させることができ、他のユーザーはその動きを見
ることができるので、遠隔的指摘(カーソルによる表示
物の位置の指摘)ができる。観察モードは、例えば添え
書きモードの実行中にある特定ユーザーのモードを観察
モードに指定する実施例などで有用である。この実施例
ではすべてのユーザーが添え書きすることができるが
「観察」ユーザーは見ることができるだけであり、添え
書きすることができない。
【0029】各モードの説明 図3-図14は例として計算機プログラムの使用を通し
て色々なモードを図示する。
【0030】図3 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0031】モードは「添え書き」である。
【0032】ユーザーの入力はホストコンピュータで行
なわれる。
【0033】ユーザーが計算機のオペレーションを試み
る。
【0034】ホストコンピューターのユーザーが計算機
を使って二つの数の加算を試みると仮定する。その試み
の対象となる最初の数について考える。
【0035】ホストユーザーはホストのカーソルを計算
機のキー上に移動させ、マウスをクリックすることによ
りキー入力を試みる。しかしマウスのクリックはアプリ
ケーションプログラムに届かない。なぜならば本発明が
それを阻止するからである。アプリケーションプログラ
ムは応答しない。なぜならばプログラムがマウスのクリ
ックを受理しないからである。
【0036】すなわち、さらに詳細に説明すると、 GUI
はこのマウスの移動を検出し、発生すべき「マウスメ
ッセージ」を発生させる。 GUI はこのマウスメッセー
ジをキュー(queue)におく。マウスメッセージはこの
キューの中で処理を待機する。図15に示す「入力ルー
ター(INPUT ROUTER)」がこれらのメッセージを読む。
「添え書きモード」が現在実行中であるので、入力ルー
ターはこのメッセージを添え書きブロックに送る。アプ
リケーションはこのメッセージを受理せず、従って応答
しない。このマウスクリックは無視される。
【0037】「添え書き」の応答 「添え書き」はマウスのメッセージに対して2通り(あ
るいはそれ以上)の応答をするように構成することがで
きる。その一つの構成では、添え書きはマウスが初めに
添え書きツールを選択することを要求する。選択がまっ
たく行われないと、「添え書き」はマウスメッセージを
無視する。
【0038】選択は通常「ペイント」プログラムで行な
われるようにツールイメージ上でマウスをクリックする
ことにより行なう。「添え書き」はこのツールの選択を
認識し、次いでそれ以降のマウスのクリックは選択ツー
ルで描画するためのデータとして扱う。例えば長方形ツ
ールが選択されたときは、次の二つのマウスのクリック
が長方形の対角線上の隅を確定する。(後で議論する図
4が長方形の描画を例示する。) 第二の構成では、添え書きモードにあるときはペンのよ
うなデフォルトツールが自動的に選択される。この構成
ではユーザーが(クリックすることにより)計算機のボ
タンを押す試みを行うと、そのペンを使ったユーザーの
線の描画が(意図せずに)始まる。これを認識したユー
ザーは公知方法のいずれかを使って線の描画を修了させ
ることができる。
【0039】それゆえ添え書き モードでは本発明は
(a)デフォルトの「添え書き」を開始することによっ
てマウスの入力に応答する、あるいは(b)「添え書
き」ツールが選択されないためにマウスの入力を無視す
る、のいずれかの応答をする。ユーザーからのキーボー
ド入力も同様に扱われる。もちろん「添え書き」が他の
応答をするように設計することもできる。
【0040】カーソルの追跡 各ディスプレーは関連のマウスで位置決定できるカーソ
ルを示す。本発明はすべてのディスプレー上に各カーソ
ルを複製することができる。この様にして図3に示すよ
うに3つマウスを使うとき、3つのカーソルがある。
(ただし簡単のため、ただ一つのみ図示してある。) その結果、一人のユーザーがマウスを動かすとそれに対
応するカーソルがすべてのディスプレー上で運動する。
【0041】一般的に3つのカーソルは識別が可能であ
る:各カーソルは例えば色・形状・ラベルの導入等によ
りその所有者を同定する。
【0042】図4 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0043】モードは添え書きモードである。
【0044】ユーザーの入力はホストコンピューターで
行なう。
【0045】ユーザーは計算機の上にボックスの描画を
試みる。
【0046】この状況は図3に示すものと極めて類似し
ている。ただし今の場合ユーザーが図3においてはボタ
ンを押すことを意図している代わりに添え書きを描画し
ようと試みている点が異なる。
【0047】ホストコンピュータのユーザーが計算機の
上にボックスを描画すると仮定する。(このボックスは
強調のため過度に大きく図示されている。ボックスは計
算機自身を越えて伸びないことが望ましい。)本発明は
遠隔のコンピューター上にそのボックスを複製する。
(このボックスは図示していない添え書きツールを使っ
て描かれる)。
【0048】図15で見て、入力ルーターは論理の流れ
を「添え書き」宛てに送る。「添え書き」はそのボック
スを描くための適当なGDI機能を呼び出す。また「添
え書き」は「添え書きメッセージ」を接続APIに送
る。この接続APIが遠隔者に添え書きメッセージを届
ける。
【0049】図15に示す「添え書き」はこの添え書き
メッセージを受信する。この「添え書き」ブロックは各
遠隔コンピュータにおいて実行される論理を表す。この
「添え書き」はブロックGDIを経由して適当なGDI
機能を呼び出す。
【0050】「GDI」とはグラフィカル デバイス イ
ンターフェイスの略号である。「GDI機能」はGD
I.EXEと呼ばれる大きなプログラムに含まれてい
る。GDI機能は、呼び出されると、その後でユーザー
が入力する入力に基づいて円、ボックスあるいはテキス
トのような特定のグラフィックイメージを描く。ほかの
GDI機能はペン幅の選択などの他のタスクを行なう。
【0051】GDIEXEは市販されている製品であ
る。GDI.EXEに関する技術的な詳細はマイクロソ
フト社から入手可能な「ウィンドウズ ソフトウェア開
発キット」およびチャールス ペトゾルド著の「ウイン
ドウ図3.1のプログラミング」(ワシントン州レドモン
ド市:マイクロソフト プレス、ISBN 1-55615-395-3、
1992年発行)に記載されている。
【0052】図5 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0053】モードは「アプリケーション」である。
【0054】ユーザー入力はホストコンピューターで行
なわれる。
【0055】ユーザーは計算機の使用を試みる。
【0056】ホストユーザーは計算機のキー「3」の上
にカーソルを移動させマウスをクリックする。 GUI は
マウスメッセージを発生し、それをキューにおく。本発
明はマウスメッセージを呼んで、そのメッセージをアプ
リケーションプログラム(すなわち計算機プログラム)
に送る。このプログラムは、(1)キー「3」が押され
たこと、及び(2)GDIのコールを使って計算機のデ
ィスプレーに数字「3」を描画する、という応答をす
る。
【0057】このアプリケーションプログラムはまた、
そのプログラムの内部的オペレーションを行うため、ユ
ーザーが「3」を入力したという事実を記録する。
【0058】本発明は、計算機の中に「3」を描画して
いる際、および押されている「3」のボタンを表示する
際に、アプリケーションプログラムが出すGDIコール
を中断する。他のコンピューターは同一のGDI機能を
実行することによりホストディスプレーを複製する。こ
のGDI中断に関する一層詳細な説明は「一般的な考
察」と題する後の節で述べる。
【0059】この様にして、ホストのユーザーが計算機
を動作させることを全てのユーザーが同時に見ることが
できる。(きわめて短い遅延が関与するので、このホス
トの動作は厳密に同時的ではない。とは言え、ホスト及
び遠隔のコンピューターが並んで動作したとしても人は
多分その遅延に気付くことができないであろう。)図1
5においてマウスメッセージがアプリケーションプログ
ラムに指向されるべきであるということを入力ルーター
が認識し、論理の流れをアプリケーション(すなわち計
算機プログラム)に指向する。アプリケーションは、
(1)押された「3」のキーを描画し、(2)適当なG
DI機能を呼び出す、ことによって計算機のディスプレ
イ内に数字「3」を書き込む。
【0060】しかし本発明はそれらが実行される前に、
アプリケーションプログラムのGDI呼び出しを図15
に示すGDIキャプチャー経由で捕捉(キャプチャー)
する。本発明は捕捉した呼び出し(コール)に付いて二
つのことを行なう。その一つとして、本発明は「接続A
PI」ブロックを経由してこれらの呼び出しを他のコン
ピューターに通告する。このアクションは図15に示す
「捕捉されたGDIディスプレイ」ブロックに届く。そ
うするとブロックGDIによって示すようにこのブロッ
クが各遠隔者に同一のGDI機能を実行させる。
【0061】その二として、図15に示すブロックGD
I経由で本発明は、ホストで実行すべきアプリケーショ
ンプログラムが呼び出すGDI機能をホストで実行する
ことを許す。
【0062】それゆえ、本発明はアプリケーションプロ
グラムが行なったGDI機能の呼び出し(コール)を捕
捉する。本発明は捕捉したコールを遠隔コンピューター
に通告する結果、遠隔コンピューターはそれらのコール
を複製することができる。本発明は、その捕捉したコー
ルが意図されたようにホスト上で実行されることを許
す。
【0063】図6 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0064】モードは「ローカルな添え書き」である。
【0065】ユーザー入力はホストコンピューターで行
なわれる。
【0066】ユーザーが計算機に演算を行なわせること
を試みる。
【0067】添え書きモードにおいて、ユーザーに与え
られているデフォルト添え書きツールがまったく無いと
仮定しよう。この仮定の下で、ユーザーがカーソルを計
算機のボタンまで移動させてボタンを「押す」と、図1
5の「入力ルーター」がマウスメッセージを「添え書
き」ブロックまで通過させる。このマウスクリックは有
効な添え書き入力シーケンスではないではない(ツール
が何も選択されていない)ので、何の「添え書き」も描
かない。
【0068】更に、遠隔コンピューターは、ホストコン
ピューターのマウスに対応するカーソルの移動を示さな
い。なぜならば前述したように、「ローカルな添え書
き」の実行中は図15のライン5が添え書きメッセージ
を他のコンピューターに送らないからである。
【0069】更にまた、ホストディスプレイ上で計算機
のボタンを押しても、それに応答して押されたボタンを
描き直すことはしない。なぜならば、アプリケーション
がマウスメッセージを受信しなかったからである。アプ
リケーションが責任をもつのは押された計算機ボタンの
描画である。
【0070】添え書きのデフォルトがローカル添え書き
モードをとっているユーザーに指定されているときは、
そのユーザーのマウスクリックによってそのツールによ
る描画が開始される。ユーザーが誤りに気づいたとき、
ユーザーは公知の方法で描画を終了するだろう。
【0071】図7 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0072】モードは「ローカルの添え書き」である。
【0073】ユーザー入力はホストコンピューターで行
なわれる。
【0074】ユーザーは計算機に添え書きを試みる。
【0075】これらの条件のもとで、図15のA部に示
す入力ルーターはボックスの描画などの有効な添え書き
を認識する。入力ルーターはその論理の流れを「添え書
き」ブロックに指向し、「添え書き」ブロックが図7に
示すボックスの描画等の添え書きのための適当なGDI
機能を呼び出す。
【0076】しかし、添え書きがローカルであるので、
図7に示すように遠隔コンピューター上には何のボック
スも描かれない。図15のデータ路5に沿って何のデー
タも送られない。
【0077】図8 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0078】モードは「観察」である。
【0079】ユーザー入力はホストコンピューターで行
う。
【0080】ユーザーが計算機のオペレーションを試み
る。
【0081】図8が示すようにマウスのクリックは無視
され、遠隔コンピューターには何にも起きない。
【0082】図15において入力ルーターはこのマウス
メッセージを読むが、アプリケーションに届かないよう
にそれを阻止する。なぜなら現在のモードが「観察モー
ド(View Mode)」だからである。
【0083】図9 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0084】モードは「添え書き」である。
【0085】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行な
う。
【0086】ユーザーが計算機のオペレーションを試み
る。
【0087】ユーザーがマウスカーソルを計算機のボタ
ン上に移動させ、マウスをクリックすると仮定する。こ
のクリックは無視される。他のコンピューター(ホスト
及び他の遠隔コンピューター)はユーザーのカーソルの
運動を示すが、それ以外は何も示さない。その理由は、
ツールが何も選択されていないからである。
【0088】図15において、入力ルーターはこのマウ
スメッセージがアプリケーションに到達することを阻止
する。論理演算は「添え書き」に当てられ、GDIブロ
ックを経由して「添え書き」がユーザーの遠隔ディスプ
レイ上にカーソルを描画する。「添え書き」もまた接続
APIにデータを送り、この接続APIが論理演算を図
15の「添え書き」に当てる。この「添え書き」は、他
の二つのコンピューター(すなわちホスト及び当該他の
遠隔コンピューター)上に存在する添え書き論理内容を
表す。これらの「添え書き」ブロックはそれぞれのユー
ザーのカーソルに対応するカーソルを、図15に示すG
DIブロックを経由してそれぞれの場所で描画する。図
15のGDIはGDI機能コールの内容を表わす。
【0089】ホストがボックス描画ツールのような一つ
のツールを使うことができる一方、遠隔コンピューター
は円を描くツールのような別のツールを使用することが
できる。
【0090】図10 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0091】モードは「添え書き」である。
【0092】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行な
う。
【0093】ユーザーが計算機への添え書きを試みる。
【0094】添え書きはボックスであると仮定する。全
てのディスプレイ上にボックスが描かれる。図15にお
いて、ユーザーの遠隔コンピューターにある入力ルータ
ーがマウスメッセージを「添え書き」ブロックに送る。
「添え書き」は二つのことを行なう。その一つは「添え
書き」が添え書きであるボックスの描画を行なうための
適当なGDIを呼び出す。
【0095】その二は、「添え書き」が接続APIに添
え書きメッセージを送り、接続APIが他方のコンピュ
ータに添え書きメッセージを送る。ただしこれらの一方
はホストコンピューターであり、他方は遠隔コンピュー
ターである。ホストの論理プロセスが図15の「添え書
き」に到達し、前記他方の遠隔コンピューターの論理プ
ロセスが図15にある「添え書き」に到達する。
【0096】これらの「添え書き」ブロックは両者と
も、適当なGDI機能を呼び出してこれにユーザー所望
の添え書きを描かせる。しかしホストの論理経路5はこ
の時点で取り上げられない。なぜなら、ホストの添え書
きを他のコンピューターに複製する必要がないからであ
る。
【0097】図11 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0098】モードはアプリケーションである。
【0099】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行
う。
【0100】ユーザーが計算機のオペレーションを試み
る。
【0101】読者はこの計算機プログラムがホストにの
みロードされていることを思い起こされたい。ただし遠
隔コンピューターのユーザーがそれを作動させたいと希
望している。
【0102】図15に示す遠隔ユーザーの入力ルーター
は、マウスメッセージを接続APIに送る。ホストはこ
れらのメッセージを受信し、これらのメッセージは図1
5に示すホストの入力ルーターに届けられる。ホストの
入力ルーターはこれらメッセージをブロックアプリケー
ション(すなわち計算機プログラムであるアプリケーシ
ョンプログラムに)送る。このプログラムは二つの重要
なことを行なう。
【0103】遠隔マウスがそれらメッセージ出したにも
関わらず、計算機プログラムはそれらのメッセージをあ
たかもホストのマウスによって発行されたかのように扱
う。計算機プログラムはユーザーがデータ(すなわち
「3」)を入力したことを知ると、通常の方法で応答す
る。その応答は次のことを含んでいる:(1)押された
計算機ボタン「3」を示すこと。(2)計算機のディス
プレイ内に数字「3」を書き込むこと。及び(3)それ
自身の内部的計算を行なうこと。
【0104】しかし、計算機プログラムが前節の(1)
(2)を実行することができるようになるまえに、本発
明は最初に計算機プログラムが呼び出すGDI機能を捕
捉する。この捕捉は図15のGDI捕捉ブロックに例示
されている。この捕捉の際、本発明は二つのことを行な
う。その一つは、(他のコンピューターが使用できるよ
うにするため)本発明がこれらのGDI機能を接続AP
Iに送る。ユーザーの遠隔コンピューターにおいては、
図15に示す接続APIがこのGDI機能を「捕捉され
たGDIディスプレイ」に送る。このディスプレイはホ
ストディスプレイの複製を作成する。その二として本発
明は(図15に示すブロックGDIを経由して)ホスト
で実行されるべきGDI機能をホストで実行させる。そ
れゆえ、事象の一般的シーケンスは次の通りである: ・遠隔ユーザーが計算機ボタンを押す試みをする。
【0105】・遠隔コンピューター上で作動している本
発明は、この試みを検出し、ホスト上で走っている計算
機プログラムにデータを送る。このデータはメッセージ
の形式を取る。計算機のプログラムはこのメッセージが
ホストのマウスからきたものと「考える」。
【0106】・計算機プログラムが通常通りに働き、G
DIコールを経由してホストディスプレイ上にイメージ
を描く。
【0107】・本発明がGDIコールを捕捉し、それら
を遠隔コンピューターに通報する。
【0108】・遠隔コンピューターはホストのウィンド
ウを複製する。遠隔ユーザーはこのようにして、ホスト
上で走っている計算機プログラムを遠隔的に作動させる
ことができる。
【0109】別の言い方で要約すると、本発明は遠隔コ
ンピューターのマウスメッセージに基づいてマウスメッ
セージをホストに発生する。(ホスト上で走っている)
計算機プログラムが、それらのマウスメッセージがあた
かもホストで発生されたかのようにマウスメッセージに
応答する。本発明は計算機プログラムが行ったGDIコ
ールを中断し、遠隔コンピューターにおける同一のGD
Iコールを実行することにより、ホストディスプレイを
遠隔コンピューターに複製する。
【0110】図12 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0111】モードは「ローカルな添え書き」である。
【0112】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行な
う。
【0113】ユーザーが計算機のオペレーッションを試
みる。
【0114】当該ユーザーのマウスクリックは無視され
る。ツールの選択に失敗しているので、このマウスの運
動に応答して他のディスプレー上に何も現われない。
【0115】図13 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0116】モードは「ローカルな添え書き」である。
【0117】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行な
われる。
【0118】ユーザーが計算機への添え書きを試みる。
【0119】上に記したように、添え書きはユーザーの
ディスプレイ上に描かれる。他のディスプレイ上には何
の添え書きも起きない。
【0120】図14 ホストがアプリケーションプログラムを走らせる。
【0121】モードは「観察」である。
【0122】ユーザー入力は遠隔コンピューターで行な
う。
【0123】ユーザーが計算機のオペレーションを試み
る。
【0124】ユーザーのディスプレイ上でマウスのカー
ソルが移動するが、マウスクリックは無視される。また
他の二つのディスプレイはユーザーのマウスカーソルの
運動を示さない。
【0125】一般的考察 1.別異のプログラムはディスプレイ全体のうちの異な
る部分で描画を行う。ディスプレイはGDI機能を使っ
て描かれる。しかし一つのディスプレイでも異なる部分
はそれぞれ別のプログラムによって描かれる。
【0126】これらすべての描画オペレーションがGD
I機能を使用して行なわれるにも拘わらず、GDI機能
はコンピューター間の排他的ディスプレイ複製通信媒体
ではない。
【0127】添え書きは一つの形態のコンピューター間
データ転送を含む。
【0128】アプリケーションプログラムによる描画は
他の形態のものを含む。
【0129】例えば、ユーザーが添え書きを行なうと
き、ユーザーのマウスメッセージは図15に示す経路5
を経由して、他のコンピューターにおいて「メッセー
ジ」として複製される。これらの複製メッセージは次い
で、(他のコンピューターにおける)それぞれの「添え
書き」ブロックがその添え書きを描くための適当なGD
Iコールを発行させる。すなわちGDIコールは、その
添え書きを行なっているユーザーからは直接に他のコン
ピューターに送られない。
【0130】それとは対照的に、アプリケーションプロ
グラムがグラフィックイメージをディスプレイ上に描か
せている場合、本発明はそのGDIコールを(図15に
示す「GDI捕捉」を経由して)中断し、そのGDIコ
ールを他のコンピューター上に複製させる。
【0131】相違の理由 二つの異なる手順(マウスメッセージの複製及びGDI
コールの複製)を行なう主な理由は、添え書きがディス
プレイ情報とは異なったロケーションに格納されるため
である。
【0132】すなわち図2の計算機に戻って、アプリケ
ーションプログラムは次のような一般的な方法で計算機
のイメージを格納する。添え書きデータは本発明によっ
て格納される。アプリケーションプログラムデータは
(ホストにある)アプリケーションプログラムによって
格納される。各キーのイメージはGDI機能がそのキー
を引き出すことのできるデータとして格納される。この
データは位置、大きさ、色等の情報を含む。各キーは関
連の数を含む。その数は位置・大きさ・フォントタイプ
などの情報とともにテキストキャラクターとして格納す
ることができる。
【0133】添え書きデータは異なった場所に格納され
るが同じ一般的な方法で格納される。
【0134】添え書きあるいはアプリケーションプログ
ラムのいづれかがビットマップを必要とするときは公知
の方法でビットマップがGUIにより格納される。
【0135】本発明は、マスキングに関する公知の技術
によって添え書きイメージをアプリケーションのイメー
ジと組み合わせる。すなわち本発明は、遠隔コンピュー
ターが受信したGDI機能をビットマップに再生する。
本発明は、受信した添え書き情報を、それとは異なるビ
ットマップに再生する。これら二つのビットマップは相
互にマスク掛けされる。
【0136】ユーザーがアプリケーションイメージを添
え書き抜きで保存できるようにする等の目的で、添え書
きデータはアプリケーションデータから分離して保存さ
れる。この代わりとして、ユーザーは添え書きデータを
単独に、あるいは添え書き済み表示の形で、保存するこ
とができる。
【0137】別個保存するもう一つの理由は、添え書き
データを別個に保存することは添え書きデータを全く有
しないディスプレイを描くのに便利であるからである。
添え書きデータが計算機イメージデータと混和してしま
ったときは、添え書きデータを除去することは不可能で
ないまでも困難である。
【0138】もしもGDIコールを排他的に送信すると
すると(すなわちメッセージの複製が全く行なわれない
とすると)、添え書きデータを別個の格納するように構
成するための余分の作業が必要となろう。
【0139】2.GDIの中断もしくは捕捉 GDIの中断は次のように理解することができる。
【0140】A.スタートアップの時点で、本発明は各
GDI機能の最初の5バイトを、ある特定のプログラム
すなわち Trap.GDI へのジャンプ指令(JUMP)で置換す
る。
【0141】B. Trap.GDI は、所望のグラフィックイ
メージに対するパラメーターを獲得する(例えばボック
スの場合は二つの対角線の角の位置など)。そしてサブ
プログラムであるPkgDispCallを呼び出す。 Trap.GDI
はまた最初の5バイトをも置換する。
【0142】C.PkgDispCall は、 Trap.GDI からパラ
メーターを受信してブジェクト構造体(object structu
re )を発生する。このオブジェクト構造体はほかのコ
ンピューターがボックスを描くのに必要な全ての要素を
含んだデータブロックである。
【0143】例えば、オブジェクト構造体はボックスの
寸法及び位置に関する情報を含んでいる。更にGUI
は、「コンテクスト(context)」内にイメージを描
く。このコンテクストは、ペンの巾・色そのほかの特徴
的なものを含んでいる。本発明は各コンピューターのコ
ンテクストを追跡する。もしも描いたボックスのコンテ
クストが遠隔コンピューターのコンテクストと異なって
いると、他のコンピューターが正しいコンテクストを発
生するのに必要なデータをPkgDispCall が含める。
【0144】D.オブジェクト構造体は他のコンピュー
タに発送され、当該他のコンピューターが同一のGDI
機能を実行する。
【0145】E.本発明はオリジナルのGDI機能を実
行する。
【0146】3.ディスプレイ全体が転送されることは
ない。ディスプレイはビット単位で置換されることはな
い。例えば、図2に示す計算機のイメージはビット単位
でコンピューター間を転送することもできよう。もしも
計算機が200×300ピクセルの空間を占めるなら
ば、6万ピクセル(すなわち200×300のピクセ
ル)に関する情報が送られなければならない。この代わ
りとして、図2に示す特定の計算機は18個の長方形お
よび18個の長方形各々に対する一テキスト文字として
扱われ、その結果全部で34個のオブジェクトとなる。
各オブジェクトは、大きさ及び位置のようなパラメータ
ーを必要とする。パラメーターの数は小さくて3乃至1
0である。10個のパラメーターがあると仮定すると、
340個のデータを送らなければならない。もちろん、
各データピース(データ片)の大きさは色々の因子に依
存するが、各ピースには小さなバイト数を想定すれば足
りる。
【0147】それゆえ、本発明はビット単位の複製では
6万ピース必要なデータを、オブジェクト複製のための
最大340ピースに低減する。もちろんオブジェクトに
よってはビットマップの形態を取ることがあり、ビット
ごとに送らなければならない。しかし一般的にビットマ
ップは稀にしか現われない。更に、一般的にビットマッ
プを送るときは一回だけ送られると予想される。
【0148】さらにオブジェクトデータは可能でれば圧
縮される。すなわちコンピューター間の情報伝達は、可
能であれば、圧縮したデータの形で行なわれる。圧縮は
本技術分野で公知である。
【0149】4.データリンクの形態 コンピュータ間の通信はいくつかの形態を取り得る。市
販されているネットワーク、ローカルエリア、及びワイ
ドエリアを使うことができる。市販されているISDN
電話回線は地方の電話会社から提供されており、これら
を使うこともできる。モデム通信を使うこともできる。
【0150】5.先行技術のメッセージ検出 入力デバイスに応答してGUIで発生したメッセージを
検出する市販のパッケージが利用できる。そのようなパ
ッケージの一つは WINSIGHT であり、これはボーランド
インターナショナルから入手できる。しかしこれらの
パッケージは遠隔コンピューターにメッセージ通報しな
いと思われる。
【0151】6.代わりとなる「GDI捕捉」 上記のグラフィックの捕捉に代わる方法は次の通りであ
る。本システムが与えるGDIを、実際のシステムGD
Iを呼び出す前にGDIコールを処理する別個のプロシ
ージャで置き換える。システムGDIの名前は二つのモ
ジュール間で混同することを防止するために変更され
る。システムに提供されているモジュールを介して行な
われるGDIコールを捕捉するために、USR.EXE にも同
じテクニックが使われる。
【0152】7.一つ以上のコンピューターがアプリケ
ーションプログラムを走らせることができる。一つのプ
ログラムに対してある特定のコンピューターがホストと
して行動することができ、別のプログラムに対して遠隔
コンピューターが行動することができる。例えば一つの
コンピューターはワープロを走らせることができ、別の
コンピューターは描画プログラムを走らせることができ
る。それぞれのプログラムに対しては各々がホストであ
る。
【0153】各コンピューターに搭載された本発明のソ
フトウェアーは同一もしくは実質上同一であるので、す
べてのユーザーがワードプロセッサまたはCADプログ
ラムを上述したように走らせることができる。
【0154】8.「リアル」カーソルおよび「疑似」カ
ーソル 二つのタイプの「カーソル」がある。各GUIはそれ自
身の「リアル(real,実際の)」カーソルを所有する。
実際のカーソルはGUI機能よっては発生されず、GU
Iの中の独立の機能によって発生される。このカーソル
は、マウスの運動に応答してGUIが移動させるビット
マップと見做すことができる。ローカルマウスによって
制御されるそのリアルカーソルに加えて、本発明は各遠
隔の参加者に対する「疑似」カーソルを発生する。疑似
カーソルはGDI機能を使って発生される。時折リアル
カーソルはカーソルの移動とともに変化する。例えば、
ツールバー上にあるときはカーソルは矢印の形状を取る
ことができ、クライアント領域上にあるときは手の形に
変化することができる。しばしばこの変化はアプリケー
ションプログラムの制御のもとにおかれる。
【0155】それゆえ、(図11に示すように)遠隔ユ
ーザーがホストマシーン上で走っているアプリケーショ
ンプログラムを制御するときは、GDIコールを使用せ
ずにアプリケーションプログラムがホストマシーン上の
カーソルを変化させることができる。従って、図15及
び15Aに示すGDIの捕捉は、変化したカーソルを遠
隔ディスプレイ上で複製することに対して非能率であ
る。
【0156】この問題に対処するため、本発明はリアル
カーソル(例えば SetCursor コマンド等)を変化させ
る機能を監視する。本発明は遠隔コンピューター上でカ
ーソル変化を複製する。
【0157】同一の SetCursor コマンドを実行するこ
とも一つの方法である。もう一つの代わりの方法は、適
当なGDIコールのシーケンスを実行することによっ
て、ホストカーソルが変化するときに遠隔カーソルを変
化させ、またはビットマップを描かせることであろう。
【0158】9.ディスプレイ全体は複製されない。本
発明はディスプレイのユーザーが同定するウィンドウを
複製するだけである。すなわちユーザーはノートパッド
のような作図片を会議の期間中秘密に保持することがで
きる。GDIコールはタスクハンドル(task handle)
を使用する。共用するアイテムをタスクハンドルが参照
しないならば、GDIコールは共用されない。
【0159】10.添え書きについて。本節の1.「一
般的考察」の項で本発明は添え書きされたウインドウの
データとは異なるロケーションに添え書きデータを格納
することを考察した。この別異の格納ロケーションを用
意することにより、いくつかの重要な結果が得られる。
【0160】例えば、添え書きを書き込むとき、元の文
書(およびそれを表示しているウインドウ)は不変のま
まであり、その添え書きによって破壊されない。通常は
用紙の形態を取る物理的文書と上記の文書を、この点に
関して区別することが重要である。
【0161】後者の文書は物理的用紙を参照(refer)
しない。その代わりとして、この文書はテープあるいは
ディスクのような磁気媒体上あるいはコンピューター内
に格納されているビットパターンを参照する。このビッ
トマップはそれ自体は無形物であるが、文書と呼ぶこと
ができる。なぜならば、それから有形のコピーを容易に
抽出することができるからである。(コンピュータービ
デオディスプレーあるいはプリンタが有形コピーを作成
する。)マスキング 添え書きもビットパターンであるが、当該文書とは異な
るロケーションに格納される。添え書きした文書を表示
するため、コンピューターはマスキングという名で知ら
れるプロセスにより、添え書きをディスプレー上の文書
と組み合わせる。
【0162】マスキングは用紙の文書の上に、添え書き
をした透明なシートを重畳することと似ている。二つの
組合わさったものの内容(透明シートと用紙文書)は複
合的な画像を生成する。
【0163】この重畳の喩えは、本発明が解決しようと
する問題点を指摘している。すなわち、上記の喩えで、
もしも(a)透明シートが不透明の添え書きを含み、
(b)これらの不透明な添え書きが直接に文書上にある
とき、下にある画像は不透明な添え書きにより隠蔽され
る。
【0164】コンピューターディスプレーを発生する際
にも同様の型の隠蔽が起きうる。コンピューターディス
プレーはピークセルで構成される。例えば、ピクセル配
列640×480を有する表示が普遍的であり、ときに
は1048×748のピクセルさえある。図16は、コ
ンピューターディスプレー上に現われる、ピクセルで書
かれたテキストワード「FOURSCORE」を示す。
【0165】、図17に示すように、会議の参加者が文
字「C」の周りにループ100を描くことにより、この
テキストに添え書きすると仮定する。
【0166】添え書きの方法 参加者はループ100を少なくとも二つの方法で描くこ
とができる。参加者は輪を描く機能を使うことができ
る。この機能は参加者が中心点と円周上の一点のような
二つの点を特定することを必要とする。この場合、ルー
プは完全に円であり、ループを構成する線の太さはピク
セルの数を選択することにより定まる。
【0167】図17は二つ目の方法を示す。参加者は添
え書きモードのハイライト機能を選択する。このハイラ
イト機能はカーソルから航跡のように延びる跡を描く。
図17に示すように、参加者がループ状にカーソルを掃
引すると、その跡がループを形成する。
【0168】これら二つの機能は描かれた線の色を別異
に扱う。円描画機能は、周全体にわたり固定した同一色
の円を描く。これとは対照的に、ハイライト機能は以下
に議論する原理にしたがって色を描く。(もちろん、こ
れらの原理は円描画機能を使った描画にも適用すること
ができるし、それなりのコンピューターコードを書くこ
とも可能である。) 本発明は、別の型の添え書きツール(道具)を提供す
る。このツールは付録のコードを実行すれば明白に理解
できるし、またコード自体のリストからも内容明白であ
る。例えば、添え書きツールの一つはを使えば、添え書
き者は添え書きとして文書上にテキスト行をタイプ入力
することができる。
【0169】隠蔽問題の解決方法 図17のループはテキストと同じ色になっており、
「S」および「O」をぼかしている。もしもループがテ
キストと異なる色で描かれても、図18に示すように類
似のぼかしが生ずるであろう。
【0170】本発明は円を描くときは、ある型のAND
演算を使うことにより、これらの問題に少なくとも二つ
の解答を用意する。「ある型のAND演算」と言う表現
は以下の一般的な手順を意味し、それは以下の一般的な
結果を与える。(一般的な記述をするのは、可能な組み
合わせの数が巨大なので、可能な各色の組み合わせを同
定することは絶望的なほど複雑であるからである。)本
発明はカーソルによって掃引された跡に含まれるピクセ
ルの色を変化させる(ハイライト機能を選択した場
合)。しかし、各ピクセルの色を変更する前に、既存の
ピクセルの色が背景の色と同一であるか否かの質問が行
なわれる。もしも答えがイエスであれば、変更しようと
するピクセルは画像の一部であることを示しており、そ
のときは円および画像のいずれの色とも異なる色にピク
セルの色が変化される。
【0171】すなわち、図19を考えると、本発明は四
つの色を発生する。
【0172】(1)背景の色、(2)既存画像の色
(「FOURSCORE」が画像である。
【0173】(3)既存画像を横切るループの航跡の色
(ループは「S」および「O」を横断する。)および
(4)既存画像の外側に位置するループの航跡の色。
【0174】色変更の代わりの型 もう一つの方法として、本発明の質問の結果、変更間近
のピクセルが、ある画像の一部であることが示されると
きは、画像を不変に放っておき、その結果図20に示す
結果が生ずるようにできる。
【0175】もちろん、この方法の場合、ループの色が
既存の画像の色と同一であれば、図17の状況が生ず
る。この状況は、ディスプレー上に既に存在するいかな
る色の添え書きも許さないようにすることにより、防止
できる。
【0176】ここに述べた議論は、ハイライトを付けを
行なうカーソルが任意の経路で画像を横断したとき、ハ
イライト機能がどのようにピクセル色を取り扱うかを例
示するものである。従来のハイライト化の概念にもっと
近い概念が図21に示してある。
【0177】この手順は、生じる結果に合わせて構成す
ることを認識されたい。これらの結果を得るためのソフ
トウェアは無数にある。
【0178】ハイライト化の例 添え書きする者がハイライト機能を使って添え書きモー
ドを選択し、次いで単語「SCORE」を横断するよう
にカーソルを掃引すると、図21に示すハイライトが発
生する。
【0179】図22には別の形のハイライトが示してあ
る。これは図20に示す添え書きの型に対応する。すな
わち既存の画像の色は変更されておらず、画像を囲む背
景の色のみが変更されている。
【0180】ハイライト色の選択 これまでの議論は、図17に示す消去を防止するため、
添え書きする者は添え書きされる画像に使用されている
色と異なる色を使用すべきある、と言うことを多分に仄
めかしていた。しかし、このような消去は、しばしば画
像を抹消扱いするときなど、積極的に所望される。
【0181】それゆえ、消去を伴う添え書きおよび消去
を伴わない添え書きの両方を包含するため、本発明はい
くつかの色のペンを用意し、いろいろの型のEX-OR
演算を使用する。これらの組み合わせによって、(a)
不透明なハイライトおよび添え書き(これは文書上の画
像をぼかす)および(b)透明な色付きハイライトおよ
び添え書き(これは文書の画像をぼかさない)の両方が
可能になる。
【0182】いろいろの色のペンとブラシを使ったいろ
いろの型のEX-OR演算が行なわれる。例えば、文書
が黒の画像を含んでいるのであれば、少なくとも二色の
ペンおよびブラシの添え書きが利用できるべきである。
消去を行なうためには黒ペンが利用できるべきであり、
またハイライト化を行なうためには透明な、色付きのペ
ンが利用できるべきである。
【0183】例えばハイライトには黄色のペンで足りる
であろうし、図20に示す型のハイライトを与えるため
にはEX-OR演算が利用できるべきであろう。ハイラ
イト化された単語「SCORE」は、EX-OR演算に
より灰色に見えるようにすることができる。この単語の
残りの部分は黒であり、「SCORE」を囲むフィール
ドは黄色である。
【0184】もしもさらに、緑のペンが追加されると
き、緑色のペンが黒の画像を横切ると、EX-OR演算
は別の色を与えるべきであろう。その色は多分灰色でな
いことが好ましい。(黄色のペンが既に元の画像を横切
った場合に)緑のペンが灰色の画像を横断するときは、
EX-OR演算でさらに別の色を選択すべきであるテキストを使用した添え書き 添え書き者は添え書きモードおよびテキスト機能を選択
することができる。この組み合わせによって、添え書き
者は選択した位置にカーソルを駐留させることができ、
添え書きをタイプ入力することができる。図22および
24はその一例を示す。
【0185】図23は元の文書を示す。図24はテキス
ト機能を使って行なわれた添え書きを例示する。図25
はハイライト機能(あるいは描画機能)を使って行なわ
れた、誤った言葉を横断する添え書きを例示する。図2
5に示すこの添え書きは、単一のファイル内に格納され
る。(すなわち、添え書きおよび文書は異なるロケーシ
ョンに格納される。) 編集者は後でその格納された、添え書きされた画像を取
り出し、本発明を使って第一ウインドウにそれを表示す
ることができる。編集者は第二ウインドウにワードプロ
セッサを走らせるだろう。編集者は第一ウインドウ内の
添え書きした文書を見ながら第二のウインドウ内で元の
文書に訂正を行なう。その後、編集者は編集した元の文
書を保存する。
【0186】利点 (a)添え書き、(b)随意選択的なハイライト化、お
よび(c)添え書きする文書とは異なる別のロケーショ
ンへ添え書き/ハイライトデータを格納することの組み
合わせにより、以下に述べる利点が得られる。
【0187】第一に、ウインドウ又はウインドウ内に表
示されている文書のいずれの内容にも影響を与えずにデ
ィスプレー上のウインドウに添え書きすることができ
る。これは実際に変更を実行せずに「文書に試しの変更
をやってみる」ことを可能にする。これはまた、ウイン
ドウの内容に永久的な影響を与えずに参加者がウインド
ウの一部を強調することを可能にする。
【0188】第二に、添え書きをローカルモードで行な
うことにより個人的に添え書きを行なうことができる。
他の誰もその添え書きを見ることができず、また誰も添
え書きした文書を修正することがない。
【0189】第三に、もしも添え書きが共用ウインドウ
上で行なわれると、添え書きはすべての他の会議参加者
のディスプレー上に現われる。添え書きを発生するデー
タは、各参加者のコンピューター内に格納される。した
がって各参加者は添え書きのコピーを受領する。各参加
者は添え書きウインドウをフロッピーディスク上に格納
することができ、後でその添え書きウインドウを再構築
することができる。
【0190】第四に、添え書きを行なっているユーザー
は添え書きモードから切り替えを行なって出ることがで
き、直接に添え書き済み文書を編集することができる。
すなわち、添え書きは校正者のマークを含む文書とみな
すことができる。ユーザーは校正者のマーク付き文書を
見ることができ、同時にその文書を編集することができ
る。もちろん、編集してもそれらの添え書きは除去され
ない。なぜならば、除去は添え書きモードで行なわなけ
ればならないが、編集はアプリケーションモードで行な
われるからである。
【0191】しかしながら、校正者のマークの除去は非
常に簡単なプロセスである。単一のコマンドシーケンス
ですべての添え書きを一度に除去することができる。
【0192】第四の利点を別の観点から言い直すと、ユ
ーザーはワードプロセッサプログラムを使って文書を発
生することができる。その後、ユーザーは文書を遠隔会
議セッションに提出すると、多数の参加者がそれぞれの
コンピューターでその文書を見る。これらの参加者は文
書に添え書きすることができる。
【0193】参加者は、「ペイント」プログラムで行な
っているように、その文書にフリーハンドのノートを書
き込むことができる。参加者はまた、テキストモードの
添え書きを使用することもでき、他方、参加者はその文
書上に選択した位置にカーソルを駐留させることもで
き、文書に添え書きをタイプ入力することもできる。
【0194】添え書きが終了した後、添え書きした文書
は編集者に転送することができる。もしも編集者が参加
者であれば、転送は不要である。編集者が参加者でなけ
れば、添え書きした文書ファイルが公知の方法で編集者
に転送される。
【0195】編集者はアプリケーションモードを呼び出
して添え書きを文書に含める。この場合、すべての参加
者の添え書きの集合を含んだ単一の文書が見える。編集
者は添え書きにより示された変更を行なう。
【0196】次いで編集者は文書を保存する。その文書
および添え書きは異なるロケーションに格納されている
ので、保存されるのは添え書き無しの文書であるが、添
え書きにより要求された上記変更に適合している。
【0197】編集者はまた、すべての添え書きを全体的
に削除することができる。
【0198】第五に、付録のコンピューターコードを使
うことにより、ホストは任意に選んだ参加者に対して添
え書きを与え、添え書きすることを拒否または許可する
ことが可能である。
【0199】第六に、付録のコードを使うことにより、
ビデオウインドウを含めた任意のウインドウ上で添え書
きを行なうことが可能である。本例では、ビデオウイン
ドウはビットマップ画像であり、これは一般的にビデオ
カードのような専用のハードウェアにより描かれる。ビ
デオウインドウはGDIコールを使っては描かれない。
【0200】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の利点は多
々あるが、その主な点をまとめると、本発明の改良され
た電子会議システムでは、ユーザーが遠隔的にコンピュ
ータプログラムを作動させることができ、しかも複数の
コンピュータの一つに存在する単一のプログラムを共用
的に作動させることができる。
【0201】さらに本発明によれば、複数のコンピュー
ターのユーザーが共通の表示を見ることができるのみな
らず、それに添え書きすることができる。その場合、本
システムは、添え書きされる画像とは別のロケーション
に添え書きが格納できるので、画像発生元のデータを損
傷することがないようにすることができる。しかも保存
されるのは添え書き無しの文書であるが、すべての添え
書きに適合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電話線で接続された三台のコンピュータを示
す図である。
【図2】 図の3ないし図14に詳細に説明する実施例
の一例を示す。本例では計算機プログラムがいろいろの
パーティーにより作動され、添え書きを付けられる。
【図3】 本発明が添え書きモードにあるときにホスト
ユーザーの一人が計算機のオペレーションを試みる場
合、本発明がどのように応答するかを示す図である。
【図4】 本発明が添え書きモードにあるときにホスト
ユーザーの一人が計算機に添え書きを試みる場合、本発
明がどのように応答するかを示す図である。
【図5】 本発明がアプリケーションモードのあるとき
にホストユーザーの一人が計算機のオペレーションを試
みる場合、本発明がどのように応答するかを示す図であ
る。
【図6】 本発明がローカル添え書きモードにあるとき
にホストユーザーの一人が計算機のオペレーションを試
みる場合、本発明がどのように応答するかを示す図であ
る。
【図7】 本発明がローカル添え書きモードにあるとき
にホストユーザーの一人が計算機に添え書きを試みる場
合、本発明がどのように応答するかを示す図である。
【図8】 本発明がビューモードにあるときにホストユ
ーザーにどのように応答するかを示す図である。
【図9】 本発明が添え書きモードにあるときに遠隔の
ユーザーが計算機のオペレーションを試みる場合、本発
明がどのように応答するかを示す図である。
【図10】 本発明が添え書きモードにあるときに遠隔
のユーザーが計算機に添え書きを試みる場合、本発明が
どのように応答するかを示す図である。
【図11】 本発明がアプリケーションモードにあると
きに遠隔のユーザーが計算機のオペレーションを試みる
場合、本発明がどのように応答するかを示す図である。
【図12】 本発明がローカル添え書きモードにあると
きに遠隔のユーザーが計算機のオペレーションを試みる
場合、本発明がどのように応答するかを示す図である。
【図13】 本発明がローカル添え書きモードにあると
きに遠隔のユーザーが計算機に添え書きを試みる場合、
本発明がどのように応答するかを示す図である。
【図14】 本発明がビューモードにあるときに遠隔の
ユーザーにどのように応答するかを示す図である。
【図15】 本発明で使用する論理の流れを例示する図
である。
【図16】 テキストがどのようにピクセルフォーマッ
トで描かれるかを示す図である。
【図17】 図16のテキストの文字の周りにテキスト
と同じ色で描かれたループが、どのように描かれ、周囲
の文字をぼかすかを示す図である。
【図18】 テキストと異なる色で描かれたループが、
どのように図16のテキストの文字列をぼかすかを示す
図である。
【図19】 ぼかしを回避するため、テキストの色とル
ープの色とに施すAND演算を示す図である。
【図20】 別の型のAND演算を示す図である。
【図21】 ハイライトの一つの型を示す図である。
【図22】 別の型のハイライトを示す図である。
【図23】 テキストおよびグラフィックを添え書きツ
ールとした例を示す図である。
【図24】 テキストおよびグラフィックを添え書きツ
ールとした例を示す別の図である。
【図25】 テキストおよびグラフィックを添え書きツ
ールとした例を示す別の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド アール.コネット アメリカ合衆国 イリノイ州 60510 バ タビア、スタンディッシュ コート 823 (72)発明者 クリスタ エス.シュワルツ アメリカ合衆国 イリノイ州 60510 バ タビア、ジェニファー ドライブ 953

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピューターが少なくとも一つ
    の共通画像を表示するシステムにおいて、 (a)該コンピューターのユーザーが該共通画像上に添
    え書きを行なうことができるようにする添え書き手段
    と、 (b)各コンピューターにおいて画像データとは異なる
    ロケーションに添え書きデータを格納する手段とを含
    み、該添え書き手段はこれにより各ユーザーが i)該共通画像上にテキストをタイプ入力すること、 ii)該共通画像上に線を引くこと、および iii)該共通画像上に透明なハイライトを描くこと ができる手段であることを特徴とするコンピューターシ
    ステム。
  2. 【請求項2】(a)システム内のそれぞれのコンピュー
    ターのユーザー二人以上が添え書きを有する共通文書を
    作成することができ、 (b)一人のユーザーが添え書きの無い文書を作成する
    ことができ、該添え書きに基づいた修正が行なわうこと
    ができるが、各添え書きは個人的に除去されないこと を特徴とするコンピューターシステム。
JP6229477A 1993-09-28 1994-09-26 コンピュータービデオ表示の添え書き Pending JPH07182282A (ja)

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US12801393A 1993-09-28 1993-09-28
US08/128,013 1993-09-28

Publications (1)

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JPH07182282A true JPH07182282A (ja) 1995-07-21

Family

ID=22433166

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JP6229477A Pending JPH07182282A (ja) 1993-09-28 1994-09-26 コンピュータービデオ表示の添え書き

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