JPH07182049A - 圧力制御装置及び圧力検出装置 - Google Patents

圧力制御装置及び圧力検出装置

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JPH07182049A
JPH07182049A JP32466293A JP32466293A JPH07182049A JP H07182049 A JPH07182049 A JP H07182049A JP 32466293 A JP32466293 A JP 32466293A JP 32466293 A JP32466293 A JP 32466293A JP H07182049 A JPH07182049 A JP H07182049A
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pressure
actuator
detecting
port
cylinder
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Akitetsu Morito
章哲 森戸
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BIIING KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの動作監視用電気的センサを
アクチュエータに設けない様にして被制御装置への配線
を省略する。 【構成】 シリンダ3と制御弁9間に圧力検出装置21
Aを設けてシリンダの吸込み及び吐出し口ポートの圧力
を検出し、シリンダ3の動作監視を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被制御装置としてロボッ
トや部品ピックアップ装置等の自動機器を空圧或は油圧
等を用いて駆動するアクチュエータの圧力制御装置及び
圧力検出装置に係わり、特にアクチュエータに付加する
動作確認用の検出素子を省略する様に成した圧力制御装
置及び圧力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から油や空気のエネルギーを機械エ
ネルギーに変換するものを圧力アクチュエータと総称
し、機械的エネルギーをトルク力に変換する圧力モータ
や直線的な力に変換する圧力シリンダ(以下、シリンダ
と記す)等が知られている。
【0003】本発明ではアクチュエータのうちのエアシ
リンダを用いた例で説明するが駆動源は空気、油、水等
の気体や液体を用い得ることは勿論、アクチュエータも
シリンダに限定されるものではない。
【0004】以下、従来の圧力制御装置としてエアシリ
ンダを簡単の為に1個だけ用いた例を図9の構成図によ
り説明する。図9で圧力制御装置20は被制御装置1と
制御装置21で構成されている。
【0005】被制御装置1内には例えば部品をピックア
ップするピックアップ装置等の自動機2を有し、該自動
機2のアーム等の被駆動体の駆動はエアのシリンダ3で
行なわれる。即ち自動機2はシリンダ3のピストン5の
動作に対応してピストンロッド6により駆動されエアの
吸込口又は/及び吐出し口を構成するAポート7及びB
ポート8は例えば、5ポート切換弁等の圧力の制御弁9
のシリンダ側吸込口及び/又は吐出し口であるAポート
及びBポートにパイプ4A及び4Bを介して接続されて
いる。
【0006】制御弁9のエア等の供給口を構成するPポ
ートにはコンプレッサ或は油圧ポンプ等の圧力源12か
ら所定圧力が供給管13を介して供給され、排出口を構
成するRポートからは排出管10を介してエア等が排出
される。この5ポート弁はソレノイド等で切換制御され
る。
【0007】シリンダ3のA及びBポート近傍にはピス
トン5がAポート側にあるのか或はBポート側にあるか
の位置を検出するためのセンサ10A及び10Bがシリ
ンダ外周側に設けられ、これらセンサ10A及び10B
での信号をインタフェース(I/F)14内のフォトカ
プラーを介してマイクロコンピュータ(以下CPUと記
す)15に供給する。
【0008】CPU15はこれらデジタルデータに基づ
いて、シリンダ3内のピストン動作状態を検知してI/
F14内のパラレル出力(Pout)を介して制御弁9のソ
レノイド等の「オン」「オフ」動作を行なわせたり、図
示しないがCRT等の表示装置にシリンダの異常状態を
表示する等の監視動作が行なわれる。尚19はCPU1
5の電源回路、16は押釦等の操作部である。
【0009】上述のセンサ10A及び10Bとしては種
々の位置センサが用いられ、例えばピストン5の外周近
傍にマグネットを埋め込み、A及びBポート近傍のシリ
ンダチューブの外周にリードスイッチ等を設けて、ピス
トン5に埋め込まれたマグネットがリードスイッチに近
づいた時にリードスイッチを「オン」させ、このオン信
号をCPU15に供給して、該CPU15内でシリンダ
3内のピストン5の動作状態の確認等が行なわれてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成による
と、被制御装置1内のシリンダ3に設けられたセンサ1
0A及び10Bから制御装置21内のCPU15近傍に
配したI/F14内のパラレル出力(Pout)まで配線用
のラインを引き回さなければならず被制御装置1側と制
御装置21側とが離れて配置されている場合はセンサ1
0A及び10Bからの配線のリードが極めて長くなり、
駆動用シリンダが多くある場合は引き回す配線の数も多
くなる問題があった。又、シリンダ3のピストンロッド
5が常時可動されているためこれら配線が断線してシリ
ンダ3の動作状態を確実に監視出来ない問題があった。
【0011】本発明は叙上の問題点を解消した圧力制御
装置及び圧力検出装置を提供しようとするもので、その
目的とするところはシリンダ側の圧力状態を制御弁9が
配設される制御装置21側近傍で検出することで、シリ
ンダ3にセンサ10A及び10Bを付加しなくてもよい
ものを得ようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力制御装置は
その例が図1に示されている様に機器2を駆動するため
のアクチュエータ3を有する被制御装置1の圧力を制御
する様に成された圧力制御装置20に於いて、アクチュ
エータ3の吸込及び吐出し口7及び8の圧力状態をアク
チュエータ3から離間した位置で検出する圧力検出手段
21Aと、アクチュエータ3及び圧力検出手段21Aへ
の駆動圧力の供給及び排出を制御する圧力制御手段9
と、圧力検出手段21Aからの圧力検出信号に基づいて
アクチュエータ3の動作状態を検知する電気的制御手段
15とを具備して成るものである。
【0013】本発明の圧力検出装置はその例が図4及び
図7に示されている様に被制御装置1内の自動機器2等
を駆動するためのアクチュエータ3と、このアクチュエ
ータ3の供給圧又は/及び排出圧を検出する検出素子1
1A及び11Bと、検出素子11A及び11Bからの検
出信号に基づいてアクチュエータ3の圧力動作状態を検
出する電気制御手段15とを具備したものである。
【0014】
【作用】本発明は被制御装置1である自動機2等を駆動
する例えば、シリンダ等のアクチュエータ3の吸込又は
/及び吐出し口の圧力を該アクチュエータ3から離間し
た位置で検出し、その圧力検出状態に基づいて、該アク
チュエータ3の動作確認を行なう様に成したので、該ア
クチュエータ3にセンサを付加する必要の無い圧力制御
装置20及び圧力検出装置21Aを得ることが出来るの
でアクチュエータ3まで配線が不用となる。
【0015】
【実施例】以下、図1乃至図3によって、本発明の圧力
制御装置及び圧力検出装置の一実施例を詳記する。尚、
図1の圧力制御装置に於いて、図9との対応部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。
【0016】本例の場合もアクチュエータ3としてエア
シリンダを用いた場合を説明するが、この様な構成に限
定されるものではないことは明らかである。本例の圧力
制御装置20としては被制御装置1と制御装置21とは
比較的離間した位置に配設されている。即ち、被制御装
置1側に設けられたシリンダ3の吸込又は/及び吐出し
口であるAポート7及びBポート8の近傍にはセンサ1
0A及び10Bが付加されていない。
【0017】更に、制御装置21内の制御弁9とシリン
ダ3間に圧力検出装置21Aを構成する検出部22を介
在させる。
【0018】この検出部22の構成として図1では中央
に隔離板22Bを設けたケーシング22Aにはシリンダ
3側に接続されるA1 ポート22C及びB1 ポート22
D並に制御弁9側に接続されるA2 ポート22E及びB
2 ポート22Fの4ポートを有し、隔離板22Bで区切
られた各室内に圧力を抵抗変化に変える様なストレンゲ
ージ等の圧力検出素子(以下センサと記す)11A及び
11Bが配設されている。
【0019】この検出部22のシリンダ側のA1 ポート
22C及びB1 ポート22Dとシリンダ3のAポート7
及びBポート8とを夫々パイプ4A及び4Bで接続す
る。更に検出部22の制御弁9側のA2 ポート22E及
びB2 ポート22Fと制御弁9のAポート及びBポート
をパイプ4C及び4Dで接続する。
【0020】更に、センサ11A及び11Bの検出信号
をCPU15の前段に配したI/F14内のADCに供
給する様にして、デジタル化した検出信号をCPU15
に供給する。CPU15には通常の様にRAM24やR
OM23を有するが、本例ではこのROM23内に後述
するも予め学習又はティーチングしたシリンダ3のA及
びBポート7及び8のピストン動作位置に対する圧力状
態値が格納されている。
【0021】図1の圧力検出装置21Aを構成する。検
出部22のケーシング22Aは合成樹脂又は金属で作成
され、その構成は円筒、矩形等どの様な形状でもよく、
要はシリンダ3内の吸込及び/又は吐出し圧が検知可能
なセンサ11A及び11Bが設けられていればよい。こ
の構成では1つのケーシング22A内に隔離板22Bを
設けたが、図2に示す様に各々のパイプ4A及び4B並
に4C及び4Dに連通する2ポート即ち、A1 及びA2
ポート22C及び22E並にB1 及びB2 ポート22D
及び22Fを夫々有する略々円筒状に形成した2個のケ
ーシング22A 1 及び22A2 に夫々センサ11A及び
11Bを内蔵したものでもよい。
【0022】上述の構成の圧力制御装置及び圧力検出装
置の動作を以下説明する。本例の圧力検出装置21A又
は圧力制御装置20での圧力検出原理はシリンダ3のA
又はBポート7又は8へ供給する供給圧又は排気圧、或
はシリンダ3の制御を行なう制御弁9への供給圧又は排
気圧等を検出する様に成す。
【0023】今、初期条件としてピストン5がシリンダ
3のB端側位置にあり、Bポート8は排気状態(大気圧
0Pa)でありAポート7にコンプレッサ等の圧力源1
2から所定圧力のエアが供給されて給気が行なわれ所定
の供給圧が加えられた状態であるとする。
【0024】この状態ではエアコンプレッサ等の圧力源
12からのエアは供給管13→制御弁9のPポート→制
御弁9のAポート→パイプ4C→検出部22のA2 ポー
ト22E→検出部22のA1 ポート22C→パイプ4A
→シリンダ3のAポート7の系路でシリンダ3に流入し
Aポート7の状態は給気となり、その圧力は供給圧とな
る。
【0025】一方、シリンダ3のBポートはBポート8
→パイプ4B→検出部22のB1 ポート22D→検出部
22のB2 ポート22F→パイプ4D→制御弁9のBポ
ート→制御弁9のRポート→吐出管10の系路でシリン
ダ3のBポート8の状態は排気となり、その圧力は大気
圧となる。従って、シリンダ3のピストン5は下記の表
1に示す様に後退位置であるシリンダチューブのB端側
に持ち来される。
【0026】
【表1】
【0027】次にCPU15はI/F14中のパラレル
出力(Pout)を介して制御弁9のソレイドを駆動して制
御弁9のPポートをAポートからBポートに切換えると
共に排気口のRポートをAポート側に切換えると、ピス
トン5は後退位置から前進位置、即ちシリンダ3のB端
側からA端側に移動する間は表1に示す様にAポート7
は排気で、Aポート7の圧力は供給圧と大気圧との間の
圧力を示す中間圧となり、Bポートは給気で、その圧力
は供給圧となる。
【0028】同様にシリンダ3のピストン5を表1に示
す様に前進位置→後退位置になる様に制御弁9を切換え
ると、Aポート7は給気で圧力は供給圧となり、Bポー
ト8は排気で中間圧と成る。
【0029】シリンダ3のピストン5がシリンダチュー
ブのA端に持ち来された前進状態ではAポート7は排気
でその圧力は大気圧となり、Bポート8は給気でその圧
力は供給圧と成る。
【0030】即ち、表1に示される様にシリンダ3のA
及びBポート7及び8の状態を供給圧及び大気圧の関係
で検出すれば、エアシリンダのピストン5の位置が終端
(B端)側にあるか前端(A端)側にあるかを把握する
ことが可能と成る。又中間圧と供給圧との関係をみれば
ピストンが後退中なのか或は前進中なのかの判断をする
ことが出来ることになる。
【0031】上述でシリンダの動作監視原理を説明した
が、CPU15は検出部22内のセンサ11A及び11
Bによって得た供給圧、大気圧、或は中間圧を予めRO
M23に格納した基準値と比較し、その有無を判断して
シリンダ3を制御する制御弁9をコントロールする様に
成せばより確実にシリンダ3の制御確認が可能と成る。
勿論、これらの比較判断はワイヤードロジック或はソフ
トウェアロジックで行い得る。
【0032】即ち、実際に被制御装置1の複数のシリン
ダ3に使用するピストン5の後退位置(B端)から前進
位置(A端)までの正規の移動時間を学習又はティーチ
ングしてROM23に格納しておくことでこの格納値と
現在動作中のシリンダ3の移動時間とをCPU15が常
に比較判断することで、シリンダ3の動作が正常に行な
われているか否かを簡単に監視可能となる。
【0033】更に、シリンダ3の正規の動作時の排気流
量と供給圧力とを学習又はティーチングしておき、これ
ら値をROM23に格納し、排気圧力が零となってエア
シリンダ3が動作停止した時の排気流量と供給圧との関
係をCPU15が比較すればシリンダ3のピストン5の
移動量或は移動位置が検出出来るので、シリンダ3が正
常に動作しているか否かの監視が可能となる。
【0034】シリンダ3の排気圧Pの状態をAポート7
側でみたときの動作圧の実測カーブは図3の様に成り、
Bポート7では供給圧、Aポート8では大気圧状態を示
している。Bポート8では零Paでシリンダ3は停止状
態となる。
【0035】図4は本例の圧力制御装置の他の構成図を
示すものである。図1との対応部分には同一符号を付し
て重複説明は省略するが、本例では図1の様にシリンダ
3と制御弁9との間に圧力検出装置21Aを配設するの
でなく、シリンダ3と制御弁9との間にT型継手17A
及び17Bを介在させ、このT型継手17A及び17B
で分圧した圧力を検出部22のケーシング内に設けた2
個のセンサ11A及び11Bに供給する様にしたもので
ある。この様に構成すると制御ポートを構成する電気的
制御装置21B近傍に検出部22を持ち来たすことが容
易となる。
【0036】図4ではセンサ11A及び11Bをケーシ
ング22A内に配設した構成を示したがケーシング22
Aを設けなくても直接センサ11A及び11Bを電気制
御装置のプリント基板上に載置する様にしてもよい。例
えば図5に示す様に半導体歪抵抗式のセンサ11A及び
11Bの上面へT型継手17A及び17B側から分圧圧
力を供給し、絶縁ホルダ34の下方から大気側圧力を供
給する様に成す。尚、図5の拡散形半導体圧力センサは
シリコン基板32の表面にIC製造技術を用いて圧力を
抵抗変化として取り出し可能な元素を拡散領域33に拡
散し、絶縁ホルダ34に収納しボンディングワイヤ30
を介して電極31に接続して圧力を抵抗変化とした検出
信号を取り出す様に成したものである。
【0037】この様な検出信号はADC14Aを介して
CPU15に供給される。又CPU15からの制御信号
はパラレル出力(Pout)を介して制御弁9のソレノイド
等を制御する様に成されている。
【0038】上述の各実施例では2個のセンサ11A及
び11Bを用いてシリンダ3のA及びBポート7及び8
の圧力測定を行なったが、図6に示す様にケーシング2
2Aの中央に設けた隔離板22Bに差圧センサ11Cを
設けることで差圧を検出する様にすれば、一つのセンサ
11Cのみでシリンダ3のA及びBポート7及び8の圧
力状態を知ることが出来る。
【0039】この様な差圧センサとしては静電容量式の
差圧センサが知られている。このセンサはP1 及びP2
の圧力が加えられるダイヤフラムによって移動電極が移
動し、この移動電極を挟む様に設けた2枚の固定電極間
の距離の変化を容量の変化として検出する様に成したも
のである。
【0040】図4では電気制御装置21Bの基板上にC
PU15やROM23を設け、検出部22のセンサ11
A及び11Bにシリンダ3のA,Bポート7及び8から
の供給圧或は排気圧を分岐用のT型継手17A及び17
Bを介して供給したが、図7に示す様にシリンダ3のA
及びBポート7及び8からの供給圧又は排気圧をパイプ
4A及び4Bを介して直接センサ(例えばシリコンダイ
ヤフラム)11A及び11Bに直接供給し、該センサ1
1A及び11Bからの圧力−電気変換された検出信号を
ケーシング22Aに内蔵したCPU15、電源回路1
9、ROM23、RAM24並にパラレルI/O14B
を含むI/F14等の電気制御装置21Bに一体化する
様にしてもよい。図7で図4との対応部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0041】図8は、この様な検出部22となるケーシ
ング22Aの一部組立状態を示す斜視図を示している。
図でパイプ4A,4B,4C,4Dは例えば合成樹脂型
のチュブでA1 ,A2 ,B1 及びB2 ポート22C,2
2D,22E及び22Fのワンタッチ継手は接栓で構成
され、楕円筒状に形成したケーシング22Aの各ポート
に設けた接栓座にワンタッチで気密に着脱可能と成さ
れ、A1 及びA2 ポート間通路B1 及びB2 内通路は図
7の様に互に気圧が混合しない様に隔離され、これらの
通路内にセンサ11A及び11Bが嵌着され気密に保持
される。CPU15等の電気制御装置21Bがケーシン
グ22Aに所定方法で固定内蔵され、リッド42はケー
シング22Aに形成した開口43に嵌着保持される。電
源用の供給線、外部制御信号線、シリンダ位置等の出力
信号線用のケーブル40がリット42から導出され、A
又はBポート7又は8のピストンロッドがA端側にある
かB端側にあるかを表示するLED41等がリッド42
に設けられている。
【0042】図1及び図4の構成では制御装置21に圧
力検出装置21Aを配設した例を説明したが図7の様
に、圧力検出装置21A或は検出部22として単独に他
の適宜位置に配置し得ることは明らかであり、センサ1
1A及び11Bもストレンゲージ式の圧力検出器以外の
ビエゾ電圧効果を用いた水晶式の圧力センサ等適宜の圧
力又は差圧センサを用い得る。
【0043】
【発明の効果】本発明の圧力制御装置及び圧力検出装置
によれば自動機等を駆動する複数のシリンダに複数のセ
ンサを設けなくてもよいので電気制御装置から自動機ま
でセンサ用に多くの配設を引き回す必要がなく、自動機
の駆動部となるアクチュエータの可動によって発生する
配線の切断等がなくなり、確実にアクチュエータの動作
監視が可能となるものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力制御装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明の他の圧力検出装置の構成図である。
【図3】本発明に用いるシリンダの動作説明図である。
【図4】本発明の圧力制御装置の他の構成図である。
【図5】本発明の圧力制御装置に用いるセンサの構成図
である。
【図6】本発明の圧力制御装置に用いるセンサの他の構
成図である。
【図7】本発明の圧力制御装置の更に他の構成図であ
る。
【図8】本発明の圧力検出装置の一部を断面とする構成
図である。
【図9】従来の圧力制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1 被制御装置 3 シリンダ 9 制御弁 20 圧力制御装置 21 制御装置 21A 圧力検出装置 22 検出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を駆動するためのアクチュエータを
    有する被制御装置の圧力を制御する様に成された圧力制
    御装置に於いて、 上記アクチュエータの吸込及び吐出し口の圧力状態を該
    アクチュエータから離間した位置で検出する圧力検出手
    段と、 上記アクチュエータ及び圧力検出手段への駆動圧力の供
    給及び排出を制御する圧力制御手段と、 上記圧力検出手段からの圧力検出信号に基づいて上記ア
    クチュエータの動作状態を検知する電気的制御手段とを
    具備して成ることを特徴とする圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力検出手段を前記アクチュエータ
    と前記圧力制御手段間に配設して成ることを特徴とする
    請求項1記載の圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータと前記圧力制御手段
    との間に介在した圧力分岐手段を介して前記圧力検出手
    段の圧力を供給する様にしたことを特徴とする請求項1
    記載の圧力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力検出手段へは前記アクチュエー
    タに供給又は/及び排出する供給圧又は/及び排出圧を
    受けて動作する二つの圧力検出素子が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力制御手段を差圧型検出素子と成
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいず
    れか1項記載の圧力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力制御手段の供給圧又は/及び排
    出圧を受ける供給口又は/及び排出口の中間位置に設け
    た隔離板に差圧型検出素子を配設して成ることを特徴と
    する請求項4記載の圧力制御装置。
  7. 【請求項7】 被制御装置内の自動機器等を駆動するた
    めのアクチュエータと、 上記アクチュエータの供給圧又は/及び排出圧を検出す
    る検出素子と、 上記検出素子からの圧力検出信号に基づいて上記アクチ
    ュエータの圧力動作状態を検出する電気制御手段とを具
    備して成ることを特徴とする圧力検出装置。
  8. 【請求項8】 前記検出素子がストレンゲージ式のセン
    サ等の様に圧力−電気変換素子であることを特徴とする
    請求項7記載の圧力検出装置。
  9. 【請求項9】 前記検出素子が静電容量型のセンサ等の
    様に差圧型検出素子であることを特徴とする請求項7記
    載の圧力検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004536283A (ja) * 2001-01-30 2004-12-02 エンドレス ウント ハウザー ゲーエムベーハー ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 放射分析計測システムの最適化された配置および設置を求めて提示する方法
JPWO2017187934A1 (ja) * 2016-04-27 2019-03-07 Smc株式会社 シリンダの動作状態監視装置
US10480549B2 (en) 2016-10-03 2019-11-19 Smc Corporation Cylinder operating condition monitoring device
US10533586B2 (en) 2016-10-03 2020-01-14 Smc Corporation Cylinder operating condition monitoring device

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