JPH0718185B2 - 屋内排水システム - Google Patents

屋内排水システム

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JPH0718185B2
JPH0718185B2 JP30118889A JP30118889A JPH0718185B2 JP H0718185 B2 JPH0718185 B2 JP H0718185B2 JP 30118889 A JP30118889 A JP 30118889A JP 30118889 A JP30118889 A JP 30118889A JP H0718185 B2 JPH0718185 B2 JP H0718185B2
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drainage
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晋介 田中
正雄 仲石
石川  浩
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は屋内排水システムに関し、特にたとえば集合
住宅の台所,便所,風呂,洗面所等の排水源からの汚水
ないし雑排水を立て管に送出する、屋内排水システムに
関する。
〔従来技術〕
この種の屋内排水システムの一例が、たとえば昭和63年
6月14日付で出願公開された実開昭63-91566号において
開示されている。この従来技術では、台所の流し台から
の雑排水に含まれる固形物や厨芥等を、粉砕・圧送装置
の粉砕手段によって粉砕液化し、その後雑排水を汲揚管
に圧送し、排水するというものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来技術では、粉砕・圧送装置の能力にもよるが、
雑排水中に固形物や厨芥等が多い場合、粉砕・圧送に時
間がかかる。したがって、固形物や厨芥等が滞留し、雑
排水を速く排水することができないことがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、スムーズに排水
できる、屋内排水システムを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、排水源、排水源に形成される排水口、入口
および出口を有しかつ入口が排水口に直結されるケーシ
ング、ケーシングに内蔵されるモータ、ケーシングに内
蔵されかつモータに連結され、入口からの排水を出口に
向けて圧送するカッタ付インペラ、およびその一端がケ
ーシングの出口に接続されかつ他端が立て管に接続され
る排水管を備える、屋内排水システムである。
〔作用〕
排水源の排水口からケーシング内に雑排水が流入する
と、モータによってカッタ付インペラが回転駆動され
る。このカッタ付インペラによって、雑排水中の固形物
や厨芥等が、排水管を通過できるぐらいの大きさに切り
刻まれる。そして、切り刻まれた固形物や厨芥等を含む
排水が、カッタ付インペラによってケーシングの出口に
向けて圧送される。その排水はケーシングの出口から排
水管を通って立て管に排水される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、排水に含まれる固形物や厨芥等を、
カッタ付きインペラによって排水管中を通過できるぐら
いの大きさに切り刻むだけであるので、それらを液状に
する従来技術と異なり、固形物や厨芥等が滞留すること
はない。したがって、排水に含まれる固形物や厨芥等が
多い場合であっても、スムーズに排水することができ
る。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図を参照して、この実施例の屋内排水システム10は
流し台12を含む。流し台12のシンク14の底面には排水口
16が形成されている。そして、この排水口16には、その
下方から器具直付け型の排水ポンプ18が直結されてい
る。この排水ポンプ18は流し台12や排水管44(後述)と
脱着できる更新可能タイプのものが用いられる。排水ポ
ンプ18はたとえば円筒状の樹脂ケーシング20を含み、樹
脂ケーシング20はその上部に入口22、その底部に出口24
を有する。そして、樹脂ケーシング20にはモータ26が内
蔵される。このモータ26は支持部材28によって固定され
る。そして、モータ26の下面には回転駆動するカッタ付
インペラ30が連結される。また、ケーシング20の側面の
上部および下部には、それぞれ上部センサ32および下部
センサ34が設けられる。これらの上部センサ32および下
部センサ34としては、たとえば、非接触式の静電容量水
位センサが用いられる。
このようにして、この実施例の排水ポンプ18は封水機能
を内蔵し、固形物等も通過可能な無閉塞型とされる。
また、流し台12の下方にはポンプ制御装置36が取り付け
られる。上部センサ32,下部センサ34およびポンプ制御
装置36によって、モータ26の起動や停止を制御する。
そして、床38の下のコンクリートスラブ40上には、さや
管42とその中を挿通して配管される排水管44とによって
形成される横枝管46が配管される。この横枝管46は、
“さや管工法”によって配管される。
まず、たとえばCD管等からなるさや管42をコンクリート
スラブ40上に、押えバンドで所定の配管パターンに固定
する。なお、このときさや管42の両端はコンクリートス
ラブ40から立ち上がり、その一端は流し台12の内部に、
その他端はユニオン継手50に臨まされる。そして、この
さや管42中に、排水管44が挿通される。排水管44は、た
とえば10DRの曲がり配管が可能なポリブテン管などから
なり、また、エレクトロ・フィージョンで確実に融着さ
れ内径無段差接続とされる。このようにして横枝管46が
形成される。なお、“さや管工法”によれば、排水管44
の更新が容易になる。そして、排水管44の一端は継手48
によってケーシング20の出口24に接続される。
また、排水管44の他端はユニオン継手50に接続され、立
て管直付け型の集合継手52に形成されたヘッダ54に連通
される。そして、集合継手52は排水立て管56に接続され
る。ここで、集合継手52としては、そのヘッダ54にたと
えば複数のユニオン継手50が形成されたものが用いられ
る。この集合継手52では、それぞれのユニオン継手50に
接続される排水管44相互の排水干渉をなくすと共に、排
水管44の更新性を高めることができる。また、排水管44
とユニオン継手50との接続はゴム輪接続とされ、排水管
44の熱収縮を吸収する。このとき、排水管44の他端はコ
ンクリートスラブ40から立ち上がって形成され、排水管
44の他端とユニオン継手50との接続部は、コンクリート
スラブ40上の排水管44よりも高い位置(但し、排水口16
より低い位置)に設定される。その結果、排水管44の一
部に常時水溜まりができ、乾燥による固着を防ぐ等トラ
ップとして機能するようになり、従来の碗型トラップは
不要となった。
このようにして形成される屋内排水システム10において
は以下のように排水される。
まず、上部センサ32が排水を検出したとき、上部センサ
32の出力に応答してポンプ制御装置36によって排水ポン
プ20、すなわちモータ26が起動される。すると、カッタ
付インペラ30が回転し、排水中に含まれる固形物や厨芥
等が排水管44を通過できる程度に切り刻まれて、ケーシ
ング20の出口24に向けて圧送される。また、排水がなく
なって、下部センサ34が排水を検出しなくなれば、下部
センサ34の出力に応答してポンプ制御装置36によって排
水ポンプ20、すなわちモータ26が停止され、カッタ付イ
ンペラ30も停止する。このように排水ポンプ20を動作さ
せることによって、固形物や厨芥等が切り刻まれた排水
は、排水管44を通って排水立て管56まで強制的に圧送さ
れる。
なお、上述の実施例においては、排水管44としてはポリ
ブテン管が用いられたが、ポリエチレンや架橋ポリエチ
レン等からなる、任意の可撓性樹脂管を用いてもよい。
また、水位センサとして1つのセンサを用い、このセン
サをタイマ運転することによって、ポンプ18の起動や停
止を制御するようにしてもよい。
さらに、排水源としては、上述の実施例の流し台以外
に、便所,洗面所,風呂場,洗濯機パン等一般の家庭内
排水設備すべてにこの発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側面図解図である。 第2図はこの発明の一実施例の要部図解図である。 図において、10は屋内排水システム、12は流し台、16は
排水口、20はケーシング、22は入口、24は出口、26はモ
ータ、30はカッタ付インペラ、36はポンプ制御装置、44
は排水管、56は排水立て管を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水源、 前記排水源に形成される排水口、 入口および出口を有しかつ前記入口が前記排水口に直結
    されるケーシング、 前記ケーシングに内蔵されるモータ、 前記ケーシングに内蔵されかつ前記モータに連結され、
    前記入口からの排水を前記出口に向けて圧送するカッタ
    付インペラ、および その一端が前記ケーシングの出口に接続されかつ他端が
    立て管に接続される排水管を備える、屋内排水システ
    ム。
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