JPH0718089U - ダクトのブラケット取付装置 - Google Patents

ダクトのブラケット取付装置

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Publication number
JPH0718089U
JPH0718089U JP5164093U JP5164093U JPH0718089U JP H0718089 U JPH0718089 U JP H0718089U JP 5164093 U JP5164093 U JP 5164093U JP 5164093 U JP5164093 U JP 5164093U JP H0718089 U JPH0718089 U JP H0718089U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
locking shaft
shaft portion
duct
fitting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5164093U
Other languages
English (en)
Inventor
淳也 古郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP5164093U priority Critical patent/JPH0718089U/ja
Publication of JPH0718089U publication Critical patent/JPH0718089U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッピングねじを用いることなく、スライド
嵌合のみの動作でブラケットをダクトに簡単に取付け得
る取付装置を提供する。 【構成】 ブロー成形による合成樹脂製ダクト11表面
に、抜け止め頭部11−1、11−2を有する第1係止
軸部11−1と第2係止軸部11−2を形成し、ブラケ
ット12の基部12Aの長方形の短辺に、第1係止軸部
11−1にスライド嵌合可能な第1通過スリット12−
1aと第1嵌合穴12−1bを設け、第1係止軸部11
−1に嵌合したブラケット12の基部12Aの回動によ
り、第2係止軸部11−2にスライド嵌合可能な第2通
過スリット12−2aと第2嵌合穴12−2bを上記ブ
ラケット12の基部12Aの長方形の長辺に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両の空調用ダクトに用いられるブロー成形による合成樹脂製ダ クトの表面にブラケットの基部を固定するダクトのブラケット取付装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図5および図6は例えば実開昭62−83617号公報に示された従来のブロ ー成形による合成樹脂製ダクトの表面にブラケットを固定するダクトのブラケッ ト取付装置である。図5に示すものは、ブロー成形による合成樹脂製ダクト1の 表面に2個所穿孔し、この孔にブラケット2の基部2Aに設けた孔を合わせてタ ッピングねじ3、3をねじ込んで固定するものである。また図6に示すものは、 タッピングねじ3による固定と、ダクトの位置決め突部4に対するブラケット2 の係止孔5の嵌着による固定を併用するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダクトのブラケット取付装置は以上のように構成されているので、合成 樹脂製ダクトに穿孔し、別物のタッピングねじ3を必要とし、ねじ込まなけけれ ばならない。そのため部品点数が増加し、作業工数が増加する等の問題点があっ た。
【0004】 この考案は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、タッピン グねじを用いることなく、スライド嵌合のみの動作でブラケットをダクトに簡単 に取付け得る取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係るダクトのブラケット取付装置は、 ブロー成形による合成樹脂製ダクトの表面にブラケットの基部を固定するダクト のブラケット取付装置において、上記合成樹脂製ダクト表面に、抜け止め頭部を 有する第1係止軸部と抜け止め頭部を有する第2係止軸部を所定の位置に一体に 形成し、ブラケットの基部の長方形の短辺に上記第1係止軸部にスライド嵌合可 能な第1通過スリットと、第1嵌合穴を形成し、第1係止軸部に嵌合した上記ブ ラケットの基部の回動により第2係止軸部にスライド嵌合可能な第2通過スリッ トと第2嵌合穴を上記ブラケットの基部の長方形の長辺に設けた構成にしてある 。
【0006】
【作用】
この考案におけるダクトのブラケット取付装置は、ダクトの第1係止軸部に対 し、ブラケットの第1通過スリットを介して第1嵌合穴をスライド嵌合させ、こ の第1係止軸部の中心部を中心としてブラケットを約90度回動させ、ブラケッ トの第2通過スリットを介して第2嵌合穴を第2係止軸部に嵌合させる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。図1はブラケットを組付けた ダクトの一部切断斜視図、図2はブラケットを組付ける前のダクトの一部切断斜 視図、図3は嵌合部の断面図、図4は作動状況を示す平面図である。
【0008】 図において、11は合成樹脂のブロー成形により形成された中空のダクト、1 1−1は、抜け止め頭部11−1aを有する中空の第1係止軸部、11−2は、 抜け止め頭部11−2aを有する中空の第2係止軸部で、図4に示すような中心 線を外れた所定の位置に形成される。型抜きのトラブルを回避するために第1係 止軸部11−1および第2係止軸部11ー2は部分的に斜めに形成されたPL( パーティングライン)上に形成するのが好ましい。
【0009】 12はL字形の金属のブラケットで、基部12Aと取付部12Bとからなって いる。なおブラケット12のコーナーは面取りされている。12−1aおよび1 2−1bは第1係止軸部11−1にスライド嵌合可能な第1通過スリットおよび 第1嵌合穴、12−2aおよび12−2bは第2係止軸部11−2にスライド嵌 合可能な第2通過スリットおよび第2嵌合穴である。この第2通過スリット12 −2aおよび第2嵌合穴12−2bは、第1係止軸部11−1に第1嵌合穴12 −1bがスライド嵌合した状態でブラケット11を約90度回動したときに嵌合 し得るような関係位置に設けられている。
【0010】 図4は作動状況を示す平面図で、ブラケット12の回動前の状態を2点鎖線で 示し、回動終了後の状態を実線で表わす。第1係止軸部11−1および第2係止 軸部11−2はブロー成形により中空状態で形成されているので、第1通過スリ ット12−1aおよび第2通過スリット12−2aを通過するときは容易に径を 縮小し、第1嵌合穴12−1bおよび第2嵌合穴12−2bに入ったときは径を 復元し、スライド方向へ抜けにくくなる。また、第1係止軸部11−1および第 2係止軸部11−2に嵌合したブラケット12の基部12Aは抜け止め頭部11 −1aおよび11−2aによってダクト11からの離脱が完全に防止される。さ らに第1係止軸部11−1および第2係止軸部11−2に対し、ブラケット12 は異なる方向から2動作で嵌合しているので、ブラケット12にスライドさせる 直線的な力がはたらいても抜けることはない。
【0011】 上記実施例では各係止軸部11−1、11−2を中空とすることにより弾性を 付与したが、弾性の高い樹脂を用いれば必ずしも中空でなくてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、ダクトのブラケット取付装置を、合成樹脂 製ダクト表面に抜け止め頭部を有する第1係止軸部と抜け止め頭部を有する第2 係止軸部を所定の位置に一体に形成し、ブラケットの基部の長方形の短辺に上記 第1係止軸部にスライド嵌合可能な第1通過スリットと第1嵌合穴を形成し、第 1係止軸部に嵌合した上記ブラケットの基部の回動により第2係止軸部にスライ ド嵌合可能な第2通過スリットと第2嵌合穴を上記ブラケットの基部の長方形の 長辺に設けた構成にしたので、第1係止軸部に対するスライド嵌合と、この第1 係止軸部を中心とするブラケットの回動による第2係止軸部に対するスライド嵌 合の2動作のみで簡単に組付けられ、ねじ等を必要としないから、作業工数を低 減し、部品点数を減らす効果がある。また、係止軸部は抜け止め頭部を有するた め、通過スリットを経由し嵌合穴に弾性的に嵌合した係止軸部は車体等の振動が 伝わって外れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるブラケットを組付け
たダクトの一部切断斜視図である。
【図2】この考案の一実施例によるブラケットを組付け
る前のダクトの一部切断斜視図である。
【図3】同上ブラケットの嵌合部における縦断面図であ
る。
【図4】同上ブラケットの組付作動状況を示す平面図で
ある。
【図5】従来のダクトのブラケット取付装置の縦断面図
である。
【図6】従来のダクトのブラケット取付装置の縦断面図
である。
【符号の説明】
11 ダクト 11−1 第1係止軸部 11−1a 抜け止め頭部 11−2 第2係止軸部 11−2a 抜け止め頭部 12 ブラケット 12A ブラケットの基部 12B ブラケットの取付部 12−1a 第1通過スリット 12−1b 第1嵌合穴 12−2a 第2通過スリット 12−2b 第2嵌合穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形による合成樹脂製ダクトの表
    面にブラケットの基部を固定するダクトのブラケット取
    付装置において、上記合成樹脂製ダクト表面に抜け止め
    頭部を有する第1係止軸部と抜け止め頭部を有する第2
    係止軸部を所定の位置に一体に形成し、ブラケットの基
    部の長方形の短辺に上記第1係止軸部にスライド嵌合可
    能な第1通過スリットと第1嵌合穴を形成し、第1係止
    軸部に嵌合した上記ブラケットの基部の回動により第2
    係止軸部にスライド嵌合可能な第2通過スリットと第2
    嵌合穴を上記ブラケットの基部の長方形の長辺に設けた
    ことを特徴とするダクトのブラケット取付装置。
JP5164093U 1993-08-31 1993-08-31 ダクトのブラケット取付装置 Pending JPH0718089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5164093U JPH0718089U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ダクトのブラケット取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5164093U JPH0718089U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ダクトのブラケット取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718089U true JPH0718089U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12892453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5164093U Pending JPH0718089U (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ダクトのブラケット取付装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0718089U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202724A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ihi Construction Machinery Ltd キャブ支持構造
JP2013165852A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Lixil Corp トレイの取付構造
JP2019007659A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 キョーラク株式会社 ダクト構造体

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