JPS64345Y2 - - Google Patents

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JPS64345Y2
JPS64345Y2 JP15586584U JP15586584U JPS64345Y2 JP S64345 Y2 JPS64345 Y2 JP S64345Y2 JP 15586584 U JP15586584 U JP 15586584U JP 15586584 U JP15586584 U JP 15586584U JP S64345 Y2 JPS64345 Y2 JP S64345Y2
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JP
Japan
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hole
nut
vehicle body
shaft
small hole
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JP15586584U
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JPS6170143U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用灯具に関するものであり、さ
らに詳しくは、灯具ハウジングのナツトセツト穴
に対する車体取付用ナツトの固定構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、車体取付用ナツトを灯具ハウジングに後
加工で取り付ける場合は、第8〜11図に示した
ように、長円形状のリブaを有する灯具ハウジン
グbのナツトセツト穴cに、車体取付用ナツトe
の軸部dを挿着するとともに、該軸部d上端のフ
ランジfを前記リブa内に位置させた後、超音波
溶着又は加締により灯具ハウジングbのナツトセ
ツト穴cに車体取付用ナツトeを固定していた。
また、第11図に示したように、ナツトセツト
穴cに車体取付用ナツトeを配置した後、リブa
をフランジf側に被せるように加工して車体取付
用ナツトeを固定することも行なわれた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した従来の固定構造では、
超音波溶着、プレス加締の加工作業上、例えばリ
ブの形状に制約があり、また、作業空間も制約さ
れる欠点があつた。
他方、超音波溶着やプレス加締のため加工費、
治具代がかかり、加工コストを引き上げてしまう
という欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の欠点を解消するため
になされたもので、対向する二辺をスライド辺と
した長円状の頭部フランジを軸部上端に設けると
ともに、該軸部下端には抜止めフランジを設けた
車体取付用ナツトと、内側面には前記スライド辺
を案内する互いに平行なガイドリブを設け、該ガ
イドリブ間には抜止めフランジが挿入される一部
切欠円の穴部と、該穴部の切欠側に連続し軸部が
嵌着される小穴部とが中心線を同一にして設けら
れ、小穴部は下端縁に抜止めフランジを保持する
溝を有し、穴部と小穴部との境目に軸部を圧入通
過させるリブを突設した灯具ハウジングのナツト
セツト穴とからなり、車体取付用ナツトをナツト
セツト穴の穴部に配置した後、小穴部側にスライ
ド圧入させて固定するようにし、超音波溶着、加
締リブ等の後加工を廃したのである。
〔作用〕
本考案においては、車体取付用ナツトの頭部フ
ランジをガイドリブ間に位置を合わせながら抜止
めフランジを穴部に挿入した後、頭部フランジを
小穴部側にスライド圧入したときに、該車体取付
用ナツトが灯具ハウジングのナツトセツト穴に固
定されるようにしたのである。
〔実施例〕
次に、本考案を第1図から第7図に示す一実施
例に基づいて詳細に説明する。
図中1は、車体取付用ナツトである。該車体取
付用ナツト1は、第1図及び第2図に示したよう
に、所定径の軸部2の上端に、対向する二辺をス
ライド辺5とした長円状の頭部フランジ4が一体
に設けられている。他方、前記軸部2の下端部に
は、軸部2の外径よりやや大きい径の抜止めフラ
ンジ3が設けられている。
図中6は、例えば第7図に示した如く、車体7
の所定位置に取付けられた灯具ハウジングであつ
て、この灯具ハウジング6の内側面(上面)8の
所定箇所には、頭部フランジ4がスライドする互
いに平行な、かつ、ナツトセツト穴10の長さよ
りやや長いガイドリブ9が設けられている。
前記ガイドリブ9,9間の間隔は、車体取付用
ナツト1の対向するスライド辺5,5の間隔より
わずかに広く設けられ、スライド辺5,5がガイ
ドリブ9,9間をスムーズにスライドするように
されている。
また、前記ナツトセツト穴10には、抜止めフ
ランジ3が挿入される穴部11と、該穴部11の
隣に連続して、軸部2が嵌着される小穴部12と
が設けられている。前記穴部11の内径は、抜止
めフランジ3の外径よりやや大きく成形して一部
切欠円に形成してある。また、前記小穴部12
は、前記穴部11と同様に一部切欠円であり、穴
部11の中心線を同一にして設けてあり、この小
穴部12の下端縁には、抜止めフランジ3を保持
する溝13が設けられている。さらに、前記穴部
11と小穴部12と境目両側にはリブ14,14
が突設されていて軸部2を圧入通過させた後、車
体取付用ナツト1を小穴部12内に固定される。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案によれば、頭部フランジの
スライド辺をガイドリブ間に位置させて抜止めフ
ランジ3を穴部に挿入した後、該頭部フランジを
小穴部側にスライド圧入することにより車体取付
用ナツトは固定される。よつて、車体取付用ナツ
トの取り付けはワンタツチで行うことができ、固
定作業が簡単にできる。
また、このことから固定するための治具、溶着
のため設備が不要となるため、加工費が削減でき
る。これに加えて、固定部分のスペースはわずか
なスペースで足りる等極めて実用性にすぐれた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車体取付用ナツトの平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案に係る灯具ハウジングのナツトセツト穴の
平面図、第4図は第3図の−線断面図、第5
図は本考案に係るナツトセツト穴の穴部に車体取
付用ナツトを挿入したときの一実施例の説明図、
第6図は同じく車体取付用ナツトをナツトセツト
穴の小穴部にスライドさせたときの一実施例の説
明図、第7図は車体に灯具ハウジングを取付けた
ときの説明図、第8図は従来の固定構造の平面
図、第9図は第8図の−線断面図、第10図
は第8図の−線断面図、第11図は従来例に
おける超音波溶着又はプレス加締めしたときの説
明図である。 1……車体取付用ナツト、2……軸部、3……
抜止めフランジ、4……頭部フランジ、6……灯
具ハウジング、7……車体、9……ガイドリブ、
10……ナツトセツト穴、11……穴部、12…
…小穴部、13……溝、14……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対向する二辺をスラスド辺とした長円状の頭部
    フランジを軸部の上端に設けるとともに、該軸部
    下端部には抜止めフランジを設けた車体取付用ナ
    ツトと、 内側面には前記スライド辺を案内する互いに平
    行なガイドリブを設け、該ガイドリブ間には抜止
    めフランジが挿入される一部切欠円の穴部と、該
    穴部の切欠側に連続し軸部が嵌着される小穴部と
    が中心線を同一にして設けられ、小穴部は下端縁
    に抜止めフランジを保持する溝を有し、穴部と小
    穴部との境目に軸部を圧入通過させるリブを突設
    した灯具ハウジングのナツトセツト穴とからな
    り、 車体取付用ナツトをナツトセツト穴の穴部に配
    置し、さらに小穴部側にスライド圧入させて固定
    するようにしたことを特徴とする自動車用灯具に
    おける車体取付用ナツトの固定構造。
JP15586584U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPS64345Y2 (ja)

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JP15586584U JPS64345Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JP15586584U JPS64345Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6170143U JPS6170143U (ja) 1986-05-13
JPS64345Y2 true JPS64345Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30713877

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JPS6170143U (ja) 1986-05-13

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