JPH07180783A - ダイヤフラム弁装置 - Google Patents

ダイヤフラム弁装置

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JPH07180783A
JPH07180783A JP5326563A JP32656393A JPH07180783A JP H07180783 A JPH07180783 A JP H07180783A JP 5326563 A JP5326563 A JP 5326563A JP 32656393 A JP32656393 A JP 32656393A JP H07180783 A JPH07180783 A JP H07180783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure
port
chamber
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP5326563A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5326563A priority Critical patent/JPH07180783A/ja
Publication of JPH07180783A publication Critical patent/JPH07180783A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体の開度制御を正確に行う。 【構成】 ピストン5は調圧弁21からの圧力により移
動する。調圧弁21はポンプ16からの出力圧を調節す
る。ダイヤフラム3にはその変位に伴い移動するシリン
ダ4が設けられている。シリンダ4とピストン5とには
ダイヤフラム室7の圧力調節を行うための切替ポート1
2,13,17,18,19が設けられ、この切替ポー
トはピストン5とシリンダ4との間の相対移動によりポ
ンプ16をダイヤフラム室7に対し接続する状態と遮断
する状態とを取り得る。ピストン5がシリンダ4に対し
移動すると、前記切替ポートの状態変化に伴いダイヤフ
ラム室7の圧力が変化し、シリンダ4がダイヤフラム3
とともにピストン5に追従する。そして、前記切替ポー
トの状態が元に戻り、シリンダ4がピストン5に対する
元の状態で停止する。このとき弁体9が駆動される。ピ
ストン5がダイヤフラム3の変位に対し直接的な影響を
受けない点に特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、自動車の排気
ガス再循環(EGR)を行う装置に利用されるダイヤフ
ラム弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のEGR装置としては、例
えば、特開昭58−67954号公報に示すものがあ
る。同装置のEGRダイヤフラム弁においては、その圧
力室にバキュームポンプが定圧弁を介して接続され、圧
力室内のスプリングによりダイヤフラムが弁体の閉じ側
に押されている。そして、排気ガスの背圧により弁体が
不用意に開くのを防止するためにこのスプリングのセッ
ト荷重がある程度の強さに設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにスプリング
のセット荷重が大きいと、弁体の摺動抵抗等が原因して
図2(a)に示すようにヒステリシス誤差が大きくな
り、制御負圧に対する弁体の開度のばらつきが大きくな
る。また、弁体は排気ガスにさらされているため、黒煙
の蓄積や腐食により摺動抵抗が経時変化することもこの
ばらつきの原因になっている。
【0004】本発明はダイヤフラム弁において弁体を駆
動させるダイヤフラムの変位を制御可動体により間接的
に与え、弁体の開度制御を正確なものにすることを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダイヤフラ
ム弁装置においては、ハウジングと、それに取付けられ
たダイヤフラムと、このハウジングとダイヤフラムとに
より区画されるダイヤフラム室とを備え、このダイヤフ
ラム室の圧力調節によりダイヤフラムが変位して弁体が
駆動されるようになっている。
【0006】特に本発明では、ダイヤフラム室の圧力調
節を行うための制御可動体が、ダイヤフラムの変位に対
し直接的な影響を受けないようになっている点で特徴を
有する。この制御可動体は調圧手段からの圧力により移
動する。この調圧手段は圧力源からの出力圧を調節す
る。ダイヤフラム上にはその変位に伴い移動する変位体
が前記制御可動体に対し相対移動可能に設けられてい
る。この変位体と制御可動体とにはダイヤフラム室の圧
力調節を行うための切替え手段が設けられ、この切替え
手段は制御可動体と変位体との間の相対移動により圧力
源をダイヤフラム室に対し接続する状態と遮断する状態
とを取り得るようになっている。
【0007】
【作用】例えば、制御可動体が変位体に対し移動する
と、切替え手段の状態変化に伴いダイヤフラム室の圧力
が変化し、変位体がダイヤフラムとともに制御可動体に
追従する。そして、切替え手段の状態が元に戻り、変位
体が制御可動体に対する元の位置で停止する。このとき
弁体が駆動される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るEGRダイヤ
フラム弁装置を図面を参照して説明する。
【0009】まず、図1に示すダイヤフラム弁1の構造
について述べる。ハウジング2内にダイヤフラム3が取
付けられ、このダイヤフラム3の中央部に変位体として
のシリンダ4が取着されている。このシリンダ4には制
御可動体としてのピストン5が移動可能に挿嵌されてい
る。ハウジング2内の一部に圧力室6が形成され、この
圧力室6にピストン5が移動可能に挿嵌されている。ハ
ウジング2内にはダイヤフラム3及びシリンダ4により
区画されたダイヤフラム室7と大気室8とが形成されて
いる。ダイヤフラム室7と圧力室6とはピストン5によ
り区画されている。シリンダ4に弁体9が取着され、こ
の弁体9は大気室8を通ってハウジング2の外側へ突出
している。そして、この弁体9はEGR管路10内に挿
入されて同管路10内の弁座11を開閉できるようにな
っている。シリンダ4にはポンプポート12と大気ポー
ト13とが形成されている。ポンプポート12はホース
14とハウジング2上の口金15を介して圧力源として
のバキュームポンプ16に接続されている。ピストン5
には第一ポート17と第二ポート18と第三ポート19
とが形成され、各ポート17,18,19は互いに連通
している。シリンダ4に対するピストン5のわずかな相
対移動に伴い、第一ポート17はポンプポート12に、
第二ポート18は大気ポート13にそれぞれ連通可能に
なっている。第三ポート19は常にダイヤフラム室7に
連通している。圧力室6はハウジング2上の口金20を
介して調圧弁21に接続されている。調圧弁21はバキ
ュームポンプ16に接続されている。エンジンコントロ
ールユニット(ECU)22はこの調圧弁21を駆動制
御する。ダイヤフラム室7内には第一コイルばね23が
嵌め込まれ、同ばね23の弾性力によりシリンダ4及び
ダイヤフラム3が押されて弁体9が閉じ側へ移動するよ
うになっている。圧力室6には第二コイルばね24が嵌
め込まれ、同ばね24の弾性力によりピストン5が弁体
9側へ移動するようになっている。弁体9の移動中心と
ピストン5の移動中心とは互いに一致している。
【0010】図1に示す状態では、圧力室6の圧力及び
第二コイルばね24の弾性力と大気ポート13の圧力と
の間の釣合いによりピストン5が一定位置で停止してい
るとともに、ダイヤフラム室7の圧力及び第一コイルば
ね23の弾性力と大気室8の圧力との間の釣合いにより
シリンダ4が一定位置で停止し、ピストン5の第一ポー
ト17とシリンダ4のポンプポート12、ピストン5の
第二ポート18とシリンダ4の大気ポート13がそれぞ
れ互いに遮断されている。
【0011】図1に示す状態からECU22により調圧
弁21が調節されて圧力室6の圧力が小さくなると、図
3(a)に示すように、ピストン5が圧力室6側へ移動
し、ピストン5の第一ポート17がシリンダ4のポンプ
ポート12に連通してバキュームポンプ16の負圧がこ
のポンプポート12及び第一ポート17とピストン5の
第三ポート19を通じてダイヤフラム室7に作用する。
そのため、ダイヤフラム3が変位してシリンダ4がピス
トン5に追従し、図3(b)に示すように、ポンプポー
ト12と第一ポート17並びに大気ポート13と第二ポ
ート18がそれぞれ互いに遮断されてピストン5及びシ
リンダ4が図1と同様な状態で停止する。従って、この
シリンダ4に追従して弁体9が大気室8側へ移動し、弁
体9の開度が大きくなる。
【0012】また、図1の状態から圧力室6の圧力が大
きくなると、図4(a)に示すように、ピストン5がダ
イヤフラム室7側へ移動し、シリンダ4の大気ポート1
3にピストン5の第二ポート18が連通して大気室8が
この大気ポート13及び第二ポート18とピストン5の
第三ポート19を通じてダイヤフラム室7に連通する。
そのため、ダイヤフラム3が変位してシリンダ4がこの
ピストン5に追従し、図4(b)に示すように、大気ポ
ート13と第二ポート18並びにポンプポート12と第
一ポート17がそれぞれ互いに遮断されてピストン5及
びシリンダ4が図1と同様な状態で停止する。従って、
このシリンダ4に追従して弁体9がハウジング2の外側
へ移動し、弁体9の開度が小さくなる。
【0013】一方、図1の状態において、圧力室6の圧
力が変化しないためにピストン5が停止しているにもか
かわらず、弁体9に働く外力やダイヤフラム室7の体積
膨張等によりダイヤフラム3が変位してシリンダ4が移
動した場合にあっても、前述した場合と同様にポンプポ
ート12が第一ポート17に連通するか、または大気ポ
ート13が第二ポート18に連通し、ダイヤフラム室7
の圧力が変化する。そして、ダイヤフラム3が変位して
シリンダ4が移動し、ピストン5とシリンダ4との間の
位置関係が図1の状態に戻る。従って、図1に示す弁体
9の開度が維持される。
【0014】特に本実施例では、圧力室6の圧力を調圧
弁21により変化させてピストン5を移動させる間接的
制御手段により、ピストン5の各ポート17,18,1
9とシリンダ4の各ポート12,13との間の位置関係
が切替えられ、その切替えに伴いバキュームポンプ16
または大気室8に連通するダイヤフラム室7の圧力変化
により、ダイヤフラム3が変位して弁体9がシリンダ4
とともに移動するようになっている。そして、その移動
後、ピストン5の各ポート17,18,19とシリンダ
4の各ポート12,13との間の位置関係が元の状態に
戻り、シリンダ4及び弁体9が所定位置で停止するよう
になっている。従って、前記ピストン5の移動は弁体9
の開閉に関係する第一コイルばね23のセット荷重に対
し何ら影響を受けず、ピストン5の摺動抵抗が小さくな
る。そのため、図2(b)に示すように、ヒステリシス
誤差が小さくなり、圧力室6に作用する制御負圧に対す
る弁体9の開度のばらつきが小さくなってその開度制御
を正確に行うことができる。
【0015】また、ハウジング2内のピストン5は排気
ガスにさらされていないため、それによる悪影響を受け
ず、ピストン5の摺動抵抗変化が小さくなって同様に正
確な開度制御が可能となる。
【0016】本実施例では、このような開度制御の正確
性ばかりではなく、下記の特徴も有する。ダイヤフラム
3の変位に関係する第一コイルばね23については、弁
体9の不用意な開閉を防止するために、ある程度の強さ
のセット荷重で設定されている。また、このセット荷重
は弁体9の径が大きくなるほど強くする必要がある。そ
のため、径の大きい弁体9では、弁体9を開くためにダ
イヤフラム室7に大きな制御負圧が必要となる。
【0017】しかし、一般に制御負圧は、調圧弁を介す
ると、バキュームポンプで発生させた元負圧の半分程度
に減少してしまう。従って、あまり大型のEGRダイヤ
フラム弁であると、弁体の開度量が制限される。
【0018】ところが、本実施例では、調圧弁21から
の制御負圧は、ダイヤフラム室7から分離された圧力室
6に導かれるため、さほど大きくする必要がない。その
一方で、ダイヤフラム室7にはバキュームポンプ16で
発生する元負圧が直接的に作用するため、かなり大型の
EGRダイヤフラム弁1であっても、圧力室6中の小さ
な制御負圧で、弁体9の開度を制御することができる。
【0019】なお、本発明は前記実施例に係るEGRダ
イヤフラム弁1以外のダイヤフラム弁にも応用すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るダイヤフラム弁装置によれ
ば、弁体を駆動させるダイヤフラムの変位により制御可
動体が直接的な影響を受けないので、弁体の開度制御を
正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るEGRダイヤフラム弁装置にお
いて弁体の開度がある一定量の場合を示す断面図であ
る。
【図2】(a)は従来のEGRダイヤフラム弁において
制御負圧と弁体開度との間のヒステリシス誤差を示す線
図であり、(b)は本実施例に係るEGRダイヤフラム
弁において同様なヒステリシス誤差を示す線図である。
【図3】(a)は本実施例に係るEGRダイヤフラム弁
装置において弁体の開度を図1のものよりも大きくする
場合にピストンが移動した状態を示す断面図であり、
(b)はこのピストンにシリンダが追従した状態を示す
断面図である。
【図4】(a)は本実施例に係るEGRダイヤフラム弁
装置において弁体の開度を図1のものよりも小さくする
場合にピストンが移動した状態を示す断面図であり、
(b)はこのピストンにシリンダが追従した状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…ダイヤフラム弁、2…ハウジング、3…ダイヤフラ
ム、4…変位体としてのシリンダ、5…制御可動体とし
てのピストン、6…圧力室、7…ダイヤフラム室、8…
大気室、9…弁体、12…ポンプポート(切替え手
段)、13…大気ポート(切替え手段)、16…圧力源
としてのバキュームポンプ、17…第一ポート(切替え
手段)、18…第二ポート(切替え手段)、19…第三
ポート(切替え手段)、21…調圧手段としての調圧
弁、23…第一コイルばね、23…第二コイルばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、それに取付けたダイヤフ
    ラムと、このハウジングとダイヤフラムとにより区画さ
    れるダイヤフラム室とを備え、このダイヤフラム室の圧
    力調節によりダイヤフラムが変位して弁体が駆動するダ
    イヤフラム弁装置において、 圧力源からの出力圧を調節する調圧手段と、 この調圧手段からの圧力により移動する制御可動体と、 この制御可動体に対しダイヤフラムとともに相対移動す
    るようにダイヤフラム上に設けた変位体と、 前記制御可動体の移動により圧力源をダイヤフラム室に
    対し接続する状態と遮断する状態とを取り得るように前
    記変位体と制御可動体とに設けた切替え手段とを備えた
    ことを特徴とするダイヤフラム弁装置。
JP5326563A 1993-12-24 1993-12-24 ダイヤフラム弁装置 Pending JPH07180783A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5326563A JPH07180783A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ダイヤフラム弁装置

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JP5326563A JPH07180783A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ダイヤフラム弁装置

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JPH07180783A true JPH07180783A (ja) 1995-07-18

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ID=18189227

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JP5326563A Pending JPH07180783A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ダイヤフラム弁装置

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