JPH07180443A - 複層曲げガラス及びこれを用いた出窓構造 - Google Patents

複層曲げガラス及びこれを用いた出窓構造

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JPH07180443A
JPH07180443A JP5346260A JP34626093A JPH07180443A JP H07180443 A JPH07180443 A JP H07180443A JP 5346260 A JP5346260 A JP 5346260A JP 34626093 A JP34626093 A JP 34626093A JP H07180443 A JPH07180443 A JP H07180443A
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JP
Japan
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bent
glass
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curved surface
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JP5346260A
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English (en)
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Hitoshi Igarashi
仁 五十嵐
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屈曲コーナー部を有する複層曲げガラスとこ
れを用いた出窓構造の提供。 【構成】 屈曲コーナー部14,15を備える曲げ板ガ
ラス12,13に介在させるスペーサ21を平坦面に添
設されるスペーサ本体部22と、屈曲コーナー部14,
15に位置させてスペーサ本体部21相互を連結する連
結部材25とで形成してなる複層曲げガラス11により
出窓33の窓面32を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複層曲げガラス及びこれ
を用いた出窓構造に係り、さらに詳しくは、比較的小さ
な曲率半径のもとで曲げ加工が施された屈曲コーナー部
を備える曲げ板ガラスを用いることで複層曲げガラスを
形成し、この複層曲げガラスを用いることで眺望性に優
れ、好ましい外観印象を与える出窓を形成することがで
きる複層曲げガラス及びこれを用いた出窓構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複層ガラスは、板ガラス相互をスペーサ
を介して隔置して形成される内部空間を乾燥空気層とす
ることで、断熱性や遮音性に優れた特性を付与すること
ができるので、近時、民生用住宅等の建築物における窓
等の開口部閉鎖部材としても多用されるようになってき
ている。
【0003】この場合の建築物における複層ガラスの利
用形態のひとつである採光のための窓部構造について
は、壁面と面高がほぼ一致するようにしてガラス窓が平
板的に配設される通常パターンのほか、外観デザイン上
の好ましさや窓部スペースの有効活用を図るために壁面
との関係で立体的な突出空間を形成する出窓構造のガラ
ス窓も多く採用されるようになってきている。
【0004】図4〜図6は、上記複層ガラスを組み込ん
で形成される出窓構造の従来例を示す説明図である。
【0005】このうち、図4に示す出窓構造は、サッシ
1により左右に位置して区画されるコーナー部2のそれ
ぞれに方立材3を立設配置し、板ガラス5,5相互をス
ペーサ6により隔置して形成される複層ガラス4を前記
方立材3を介することで略直角方向で突き合わされるよ
うに配置して形成された場合を示すものであり、コーナ
ー部2に位置する方立材3が眺望を妨げる点に難点を有
するものであった。
【0006】また、図5に示す出窓構造は、サッシ1に
より左右に位置して区画されるコーナー部2のそれぞれ
に配置される複層ガラス4の突合せ端面4a,4a相互
をシール材7を介して接合させることで形成された場合
を示すものであり、眺望の阻害要因を少なくすることは
できるものの、シール材7が汚れやすいほか、構造的に
みて耐火性や耐久性に劣るなどの難点を有するものであ
った。
【0007】一方、図6に示す出窓構造は、相互の対面
部位に曲率半径を異にする同心の円弧を描いて屈曲され
たコーナー部2を備えてなる一対の板ガラス5,5相互
間に同じく同心の円弧を描いて屈曲された円曲部を有す
るスペーサ6を介在配置させて形成される複層ガラス4
を同様に同心の円弧を描いて屈曲されたサッシ1に取着
して形成された場合を示すものであり、図4や図5の出
窓構造に比べ眺望性や耐久性の点で優れ、かつ、外観デ
ザイン的にも好ましいものであった。なお、図中の符号
8は、スペーサ6の中空部を板ガラス5,5相互間に形
成される内部空間部と連通させるための通気部を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
出窓構造によってもコーナー部2,2における室内側か
らの眺望性に優れた窓面を形成することはできる。
【0009】しかし、図6に示す出窓構造による場合に
は、各板ガラス5に形成されるコーナー部2とスペーサ
6の円曲部6aのほか、サッシ1も同心の円弧を描いて
屈曲形成されるものであるため、各部材に対し曲げ加工
を施す必要があるほか、建築物である躯体側に必要にな
る造作も複雑化し、結果的に多大な作業時間と費用とが
かかってしまう不都合があった。
【0010】さらには、複層ガラス4に形成されるコー
ナー部2は、曲率半径を異にする同心の比較的大きな円
弧を描いて屈曲されるものであることから、その際に生
み出される膨出感が外観デザイン上のバランスを崩して
しまうとする批判が生ずるなどの不具合もあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の上記
課題に鑑みてなされたものであり、そのうち、請求項1
に記載の発明の構成上の特徴は、少なくとも一箇所の対
面部位相互に屈曲コーナー部を備えて形成される一対の
曲げ板ガラスと、該曲げ板ガラスの周縁部に曲げ板ガラ
ス相互を隔置するように介在されたスペーサとからなる
複層曲げガラスであって、前記スペーサは、前記曲げ板
ガラスの平坦面に直線状となって添設されるスペーサ本
体部と、前記曲げ板ガラスの屈曲コーナー部の曲率に対
応する曲面を当該曲げ板ガラスとの当接部に有して前記
スペーサ本体部相互を前記屈曲コーナー部にて連結する
連結部材とで囲枠状に形成されてなることにある。な
お、この場合、各々の曲げ板ガラスの前記屈曲コーナー
部における内側曲面の曲率半径と外側曲面の曲率半径と
を異ならせて形成するのが好ましく、さらには、各々の
曲げ板ガラスの前記屈曲コーナー部における内側曲面の
曲率中心と外側曲面の曲率中心とを異ならせたものであ
ってもよい。
【0012】また、請求項4に記載の発明の構成上の特
徴は、左右二箇所の対面部位相互に屈曲コーナー部を備
えて形成される一対の板ガラスと、該曲げ板ガラスの周
縁部に曲げ板ガラス相互を隔置するように介在されたス
ペーサとからなる断面略U字形の複層曲げガラスが窓枠
を介して取着される窓面として形成されてなる出窓構造
であって、前記スペーサは、前記曲げ板ガラスの平坦面
に直線状となって添設されるスペーサ本体部と、前記曲
げ板ガラスの屈曲コーナー部の曲率に対応する曲面を当
該曲げ板ガラスとの当接部に有して前記スペーサ本体部
相互を前記屈曲コーナー部にて連結する連結部材とで囲
枠状に形成されてなることにある。なお、この場合、各
々の曲げ板ガラスの前記屈曲コーナー部における内側曲
面の曲率半径と外側曲面の曲率半径とを異ならせて形成
するのが好ましく、さらには、各々の曲げ板ガラスの前
記屈曲コーナー部における内側曲面の曲率中心と外側曲
面の曲率中心とを異ならせたものであってもよい。
【0013】
【作用】このため、請求項1に記載の発明によれば、複
層曲げガラスは、屈曲コーナー部を備える一対の曲げ板
ガラスを用いて形成することができるので、屈曲コーナ
ー部における眺望性や耐久性を好ましいものとすること
ができるほか、屈曲コーナー部自体から膨出感をなくし
て外観デザイン的にも優れたものとすることができる。
【0014】しかも、複層曲げガラスを形成すべく一対
の曲げ板ガラス相互間に介在配置されるスペーサは、前
記コーナー部に配設される連結部材と、この連結部材に
連結される直線状のスペーサ本体部とに分割して構成さ
れており、これらを連結して一体化することで囲枠状に
形成することができるので、スペーサ自体に曲げ加工を
施す作業的な煩雑さをなくしてコストの低減に寄与させ
ることができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明によれば、窓
面の屈曲コーナー部における眺望性や耐久性を飛躍的に
改善しつつ、前記屈曲コーナー部から不必要な膨出感を
一掃することで、窓枠を湾曲させるなどの造作上の煩雑
性をなくし、かつ、外観デザイン的にみても好ましい印
象を与えることができる出窓を形成することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は、請求項1の発明に係る一実施例を
示す分解斜視図であり、その全体は、少なくとも隣り合
わせて配設される一対の曲げ板ガラス12,13と、こ
れらの曲げ板ガラス12,13相互間に内部空間16を
形成すべく介在配置されるスペーサ21とで構成され、
このスペーサ21を適宜のシール材を介して配設するこ
とで隔置された曲げ板ガラス12,13からなる複層曲
げガラス11が形成されている。
【0018】このうち、一対の曲げ板ガラス12,13
は、少なくとも1箇所の対面部位に、好ましくは図2に
示すように2箇所もしくはそれ以上の対面部位相互に小
円弧のもとで屈曲形成された屈曲コーナー部14,15
を備えて形成されている。
【0019】この場合、内側に位置する曲げ板ガラス1
2における屈曲コーナー部14の外側曲面14aの曲率
半径は、外側に位置する曲げ板ガラス13における屈曲
コーナー部15の内側曲面15bの曲率半径よりも通常
は大きなものとなる。
【0020】また、内側に位置する曲げ板ガラス12の
屈曲コーナー部14の外側曲面14aと内側曲面14b
との曲率中心相互と、外側に位置する曲げ板ガラス13
の屈曲コーナー部15における外側曲面15aと内側曲
面14bとの曲率中心相互とのそれぞれを相違させたも
のであってもよい。
【0021】なお、一対の曲げ板ガラス12,13の前
記屈曲コーナー部14,15の曲率については、屈曲コ
ーナー部14,15を介して一方の側に位置する部位と
他方の側に位置する部位との間の屈曲角度との関係や、
板ガラス自体の厚みとの関係で定まるものであり、例え
ば一対の曲げ板ガラス12,13が同じ厚みを備えるも
のである場合には、内側に位置する曲げ板ガラス12の
屈曲コーナー部14における外側曲面14aの曲率半径
と外側に位置する曲げ板ガラス13の屈曲コーナー部1
5における外側曲面15aの曲率半径との相互が、ま
た、内側曲面14bの曲率半径と内側曲面15bの曲率
半径との相互がそれぞれ等しいものとなる場合もある。
【0022】一方、一対の曲げ板ガラス12,13相互
を隔置するために周縁部に介在配置される前記スペーサ
21は、曲げ板ガラス12,13相互の平坦面に直線状
となって添設されるスペーサ本体部22と、曲げ板ガラ
ス12,13相互の屈曲コーナー部14,15に形成さ
れる空隙部に配設される連結部材25とで構成されてい
る。
【0023】このうち、スペーサ本体部22は、アルミ
ニウム等、適宜の金属材料を用いることで図3に示すよ
うに中空部23を有して形成されており、一対の曲げ板
ガラス12,13により形成される内部空間16との対
面側には通孔やスリットなどからなる通気部24を設け
ることで、前記中空部23と前記内部空間16とは連通
されている。さらに、中空部23の中に乾燥剤等を入れ
ることによって、複層曲げガラス11の内部空間16の
より好ましい乾燥状態が実現できる。
【0024】また、アルミニウム合金や亜鉛合金、鋼
材、合成樹脂材、合成ゴムなどの材料を用いて形成され
る前記連結部材25は、図3からも明らかなように一対
の曲げ板ガラス12,13の各屈曲コーナー部14,1
5の曲率に対応する曲面をそれぞれの当接部27,2
8、つまり内側に位置する曲げ板ガラス12の屈曲コー
ナー部14の前記外側曲面14aに対応する曲面を内側
の当接部27に備え、外側に位置する曲げ板ガラス13
の屈曲コーナー部15の内側曲面15bに対応する曲面
を外側の当接部28に備えることで、該当接部28の曲
率半径の方が前記当接部27の曲率半径よりも小さなも
のとなった本体部26が形成されている。
【0025】しかも、この本体部26には、前記屈曲コ
ーナー部14,15の屈曲角度により定まる二方向に向
けて連結挿入部29,29が前記スペーサ本体部22の
中空部23への挿入を可能とすることで相互の連結を自
在にして突設され、これらスペーサ本体部22と連結部
材25とを連結することで囲枠状のスペーサ21が形成
されている。
【0026】なお、前記一対の曲げ板ガラス12,13
は、通常の板ガラスのほか、強化板ガラスや網入り板ガ
ラスなどを必要に応じて使い分けることができる。ま
た、スペーサ21を構成するスペーサ本体部22と連結
部材25とは、曲げ板ガラス12,13相互の隔置間隔
との関係で定まる適宜規格のものが用いられる。
【0027】図2は、請求項4に記載の発明に係る一実
施例を示す要部説明図であり、この場合に用いられる一
対の曲げ板ガラス12,13は、左右二箇所の対面部位
相互に屈曲コーナー部14,15を備えて形成される断
面略U字形を呈するものが用いられる。
【0028】また、これら一対の曲げ板ガラス12,1
3を隔置するために用いられるスペーサ21は、曲げ板
ガラス12,13の周縁部の平坦面に直線状となって添
設されるスペーサ本体部22と、曲げ板ガラス12,1
3の各屈曲コーナー部14,15の曲率に対応する曲面
を当該曲げ板ガラス12,13との当接部27,28に
有して、つまり、外側に位置する当接部28の方が内側
に位置する当接部27よりも小さな曲率半径のもとで形
成された曲面を本体部26に備え、前記スペーサ本体部
22,22相互を前記屈曲コーナー部14,15にて連
結する連結部材25とを連結することで囲枠状となって
形成されている。
【0029】上記構成からなる一対の曲げ板ガラス1
2,13とスペーサ21とを用いることで断面略U字形
を呈する複層曲げガラス11を形成し、この複層曲げガ
ラス11を窓枠31を介して取着して正面側に突出する
窓面32とすることで躯体B側に配設される適宜構造の
出窓33を形成することができる。
【0030】本発明は上述したようにして構成されてい
るので、請求項1に記載の発明によれば、複層曲げガラ
ス11は、相互の対面位置に屈曲コーナー部14,15
を備える一対の板ガラス12,13を用いて形成するこ
とができ、屈曲コーナー部14,15から膨出感をなく
して外観デザイン的に優れたものにすると同時に、眺望
性や耐久性に富む優れたものとすることができる。
【0031】しかも、本発明に用いられる前記スペーサ
21は、前記屈曲コーナー部14,15に配設される連
結部材25と、この連結部材25に連結される直線状の
スペーサ本体部22とに分割して用意されるので、従来
タイプの長尺スペーサを適宜の長さに切断加工すること
で必要とするスペーサ本体部22を形成することがで
き、このようにして用意されるスペーサ本体部22に連
結部材25を連結挿入部29を介して連結することで直
ちに囲枠状となったスペーサ21が形成され、スペーサ
21自体を曲げ加工する作業的な煩雑さをなくしてコス
トの低減に寄与させることができる。
【0032】また、請求項4に記載の発明によれば、屈
曲コーナー部14,15を備えて正面側に突出する窓面
32を備えた出窓33を形成することができるので、従
来タイプの出窓に比べ眺望性や耐久性を飛躍的に改善さ
せることができるほか、前記屈曲コーナー部14,15
からアンバランスな膨出感をなくして外観デザイン的な
好印象を与えることもできる。
【0033】さらには、建築物等の躯体B側に出窓33
を配設するに際しても、窓枠31を介して装着される複
層曲げガラス11は、屈曲コーナー部14,15の曲率
が小さいため、直線状のサッシ31を前記屈曲コーナー
部14,15にて単に突き合わせるのみで対応配置させ
ることができ、サッシ31の曲げ加工をなくし、造作上
の煩雑さも一掃することができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明のうち、請求項
1に記載の発明によれば、複層曲げガラスは、相互の対
面位置に屈曲コーナー部を備える一対の曲げ板ガラスを
用いて形成することができるので、屈曲コーナー部にお
ける眺望性や耐久性を好ましいものとすることができる
ほか、屈曲コーナー部自体から膨出感をなくして外観デ
ザイン的にも優れたものとすることができる。
【0035】しかも、複層曲げガラスを形成すべく一対
の曲げ板ガラス相互間に介在配置されるスペーサは、前
記屈曲コーナー部に配設される連結部材と、この連結部
材に連結される直線状のスペーサ本体部とに分割して構
成されており、これらを連結して一体化することで囲枠
状に形成することができるので、スペーサ自体に曲げ加
工を施す煩雑さをなくしてコストの低減に寄与させるこ
とができる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、窓
面の屈曲コーナー部における眺望性や耐久性を飛躍的に
改善しつつ、前記屈曲コーナー部から不必要な膨出感を
一掃することで、窓枠を湾曲させるなどの造作上の煩雑
性をなくし、かつ、外観デザイン的にみても好ましい印
象を与えることができる出窓を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】請求項4に記載の発明の一実施例を示す要部説
明図である。
【図3】本発明を構成するスペーサの連結構造の一例を
示す要部分解斜視図である。
【図4】複層ガラスを用いて出窓を形成した場合のコー
ナー部構造の第1従来例を示す要部説明図である。
【図5】複層ガラスを用いて出窓を形成した場合のコー
ナー部構造の第2従来例を示す要部説明図である。
【図6】複層ガラスを用いて出窓を形成した場合のコー
ナー部構造の第3従来例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
11 複層曲げガラス 12,13 曲げ板ガラス 14,15 屈曲コーナー部 14a,15a 外側曲面 14b,15b 内側曲面 16 内部空間 21 スペーサ 22 スペーサ本体部 23 中空部 24 通気部 25 連結部材 26 本体部 27,28 当接部 29 連結挿入部 31 窓枠 32 窓面 33 出窓 B 躯体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一箇所の対面部位相互に屈曲
    コーナー部を備えて形成される一対の曲げ板ガラスと、
    該曲げ板ガラスの周縁部に曲げ板ガラス相互を隔置する
    ように介在されたスペーサとからなる複層曲げガラスで
    あって、前記スペーサは、前記曲げ板ガラスの平坦面に
    直線状となって添設されるスペーサ本体部と、前記曲げ
    板ガラスの屈曲コーナー部の曲率に対応する曲面を当該
    曲げ板ガラスとの当接部に有して前記スペーサ本体部相
    互を前記屈曲コーナー部にて連結する連結部材とで囲枠
    状に形成されてなることを特徴とする複層曲げガラス構
    造。
  2. 【請求項2】 各々の曲げ板ガラスの屈曲コーナー部に
    おける内側曲面の曲率半径と外側曲面の曲率半径とが異
    なることを特徴とする請求項1記載の複層曲げガラス構
    造。
  3. 【請求項3】 各々の曲げ板ガラスの屈曲コーナー部に
    おける内側曲面の曲率中心と外側曲面の曲率中心とが異
    なることを特徴とする請求項1又は2に記載の複層曲げ
    ガラス構造。
  4. 【請求項4】 左右二箇所の対面部位相互に屈曲コーナ
    ー部を備えて形成される一対の曲げ板ガラスと、該曲げ
    板ガラスの周縁部に曲げ板ガラス相互を隔置するように
    介在されたスペーサとからなる断面略U字形の複層曲げ
    ガラスが窓枠を介して取着される窓面として形成されて
    なる出窓構造であって、前記スペーサは、前記曲げ板ガ
    ラスの平坦面に直線状となって添設されるスペーサ本体
    部と、前記曲げ板ガラスの屈曲コーナー部の曲率に対応
    する曲面を当該曲げ板ガラスとの当接部に有して前記ス
    ペーサ本体部相互を前記屈曲コーナー部にて連結する連
    結部材とで囲枠状に形成されてなることを特徴とする出
    窓構造。
  5. 【請求項5】 各々の曲げ板ガラスの前記屈曲コーナー
    部における内側曲面の曲率半径と外側曲面の曲率半径と
    が異なることを特徴とする請求項4記載の出窓構造。
  6. 【請求項6】 各々の曲げ板ガラスの前記屈曲コーナー
    部における内側曲面の曲率中心と外側曲面の曲率中心と
    が異なることを特徴とする請求項4又は5に記載の出窓
    構造。
JP5346260A 1993-12-22 1993-12-22 複層曲げガラス及びこれを用いた出窓構造 Pending JPH07180443A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1811114B2 (de) 2006-01-19 2016-06-01 Thiele Glas GmbH Ganzglasecke aus Isolierglas

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1811114B2 (de) 2006-01-19 2016-06-01 Thiele Glas GmbH Ganzglasecke aus Isolierglas

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