JPH0718003U - 自動往復油圧装置 - Google Patents

自動往復油圧装置

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JPH0718003U
JPH0718003U JP5513393U JP5513393U JPH0718003U JP H0718003 U JPH0718003 U JP H0718003U JP 5513393 U JP5513393 U JP 5513393U JP 5513393 U JP5513393 U JP 5513393U JP H0718003 U JPH0718003 U JP H0718003U
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JP
Japan
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piston
rod
oil passage
switching valve
oil
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Application number
JP5513393U
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English (en)
Inventor
稔雄 山根
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Bizen Hatsujoh Co Ltd
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Bizen Hatsujoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンロッドを自動的に往復動させると共
に、その往復動が高速に、しかも、確実に行えるように
するものである。 【構成】 油路切り換え弁(14)における切り換えロ
ッド(14)の外周にスプリング(22)(23)を挿
入し、切り換えロッド(12)の往復移動によりスプリ
ング(22)(23)の何れかを圧縮し、その瞬発力に
より油路切り換え弁(14)を往復作動させ、通路(2
8)(29)の何れかに圧油を供給するようにしたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ピストンの往復動が自動的に行え、しかも、その往復動が高速に行 える自動往復油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動往復油圧装置は、ピストン等の往時のみ油圧により作動させ、復時 は、バネ等の弾発力により復帰させるとか、電磁弁により油路を切り換え、ピス トンを往復動させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の自動往復油圧装置は、復時においてピストン等をスプリング等の弾発力 により作動させていたため、長期間使用しているとスプリングに弾性疲労が蓄積 して、スプリングの弾発力が弱くなつてしまう結果、油圧作動が不正確となる欠 点があった。 又、往時には、スプリングに抗してピストン等を作動させ、更に、復時には、 スプリングのみの弾発力により作動させるため、ピストン等の作動が不規則とな り、往復動の作動が高速に行えないといった問題点があった。
【0004】 本考案は、ピストン等の往復動が切り換え弁の作動により自動的に行われ、し かも、その往復動が確実に行われると共に、往復動が高速に行われる自動往復油 圧装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の自動往復油圧装置は、シリンダー(1 )内の一側部においてピストン(10)を固着するピストンロッド(11)の一 端部をシリンダ(1)の外部に突出させて摺動自在に軸支し、このピストン(1 0)を収容するピストン室(2)におけるピストン(10)の両側端部に通路( 28)(29)を連通させ、シリンダ(1)内の一側部にピストンロッド(11 )と同一軸心を有する切り換えロッド(12)をピストンロッド(11)の内端 部に連結して、シリンダ(1)内の油路切り換え室(3)内に位置させ、該切り 換えロッド(12)の外周に油路切り換え弁(14)を摺動自在に挿入軸支し、 油路切り換え弁(14)の左右摺動により、供給通路(28)(29)の何れか に油を供給するようにした油圧装置において、油路切り換え弁(14)の両側に おける切り換えロッド(12)の外周にスプリング(22)(23)を挿入し、 切り換えロッド(12)の往復移動の終端作動によりスプリング(22)(23 )の何れかを圧縮し、その瞬発力により油路切り換え弁(14)を往復作動させ 、通路(28)(29)の何れかに圧油を供給するようにしたものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された自動往復油圧装置は、油路切り換え弁(14)を経て 通路(28)に圧油が供給されると、ピストン(10)の左側におけるピストン 室(2)に圧油が供給され、ピストン(10)は、ピストンロッド(11)及び 切り換えロッド(12)と共に、右方向に摺動移動して、これらが右方向の終端 部前方位置に摺動位置する段階においてスプリング(22)を圧縮する。そして ピストン(10)とピストンロッド(11)及び切り換えロッド(12)が右方 向の終端位置に摺動位置することにより圧縮されたスプリング(22)が右方向 に瞬間的に伸長して、油路切り換弁(14)を右方向に摺動移動し、通路(28 )への圧油の供給が停止されると同時に通路(29)に圧油が供給される。す ると今度は、ピストン(10)の右側におけるピストン室(2)に圧油が供給さ れ、ピストン(10)は、ピストンロッド(11)及び切り換えロッド(12) と共に、左方向に摺動移動して、これらが左方向の終端部前方位置に摺動位置す る段階においてスプリング(23)を圧縮する。そしてピストン(10)とピス トンロッド(11)及び切り換えロッド(12)が左方向の終端位置に摺動位置 することにより圧縮されたスプリング(23)が左方向に瞬間的に伸長して、油 路切り換弁(14)を左方向に摺動移動し、通路(29)への圧油の供給が停止 されると同時に通路(28)に圧油が供給され、ピストンロッド(11)は、左 右に往復動される。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、シリンダ(1)の左側部にシリン ダ室(2)を形成すると共に、右側に油路切り換え室(3)をシリンダ室(2) と同一軸心上に形成し、油路切り換え室(3)は、シリンダ(1)の内径部に油 路切り換え円筒体(4)を嵌入して形成されており、油路切り換え円筒体(4) の中央部には、内径部に凹部(5)(6)(7)(8)(9)が形成されている 。シリンダ室(2)内には、ピストン(10)を固着したピストンロッド(11 )が、一端を外部に突出した状態で摺動自在に軸支されており、油路切り換え室 (3)内には、切り換えロッド(12)がピストンロッド(11)と同一軸心上 に螺合連結(13)されて摺動自在に軸支されている。
【0008】 切り換えロッド(12)には、その中央部に前記凹部(5)(6)(7)(8 )(9)に対応する油路切り換え弁(14)が摺動自在に嵌入されており、この 油路切り換え弁(14)は、その外周に形成された凹部(15)(16)(17 )及びストッパ凹部(18)(18)(19)(19)より形成されており、ス トッパ凹部(18)(18)(19)(19)には、スプリング(20)(20 )により弾性付勢されたストッパピン(21)(21)が嵌入するように形成さ れている。そして、切り換えロッド(12)の両端には、スプリング(22)( 23)が油路切り換え弁(14)に圧縮方向に作用するように介装されている。
【0009】 凹部(7)には、図示していないポンプに連通した供給孔(24)が連通する と共に、スプリング(22)を収容するスプリング室(25)と凹部(9)及び スプリング(23)を収容するスプリング室(26)に連通する排出孔(27) (27)(27)が連通し、又、凹部(6)とシリンダ室(2)の左側部とは、 通路(28)(28)(28)により連通し、凹部(8)とシリンダー室(2) の右側とは、通路(29)(29)(29)により連通している。
【0010】 そして、図に示す状態において、供給孔(24)に圧油が送られてくると、圧 油は、凹部(7)(16)及び通路(28)(28)(28)を経てシリンダ室 (2)におけるピストン(10)の左側(2a)に圧送され、ピストン(10) 、ピストンロッド(11)及び切り換えロッド(12)は、右方向に摺動移動さ れる。シリンダ室(2)におけるピストン(10)の右側にある圧油は通路(2 9)(29)(29)及び凹部(8)(9)と凹部(17)を経て排出孔(27 )より排出されタンクに戻される。前記(2a)に圧入された圧油により切り換 えロッド(12)が右方向に摺動移動されることにより、その右方向移動終端の 前方において、スプリング(22)の右端が油路切り換え弁(14)に接当し、 スプリング(22)は、圧縮される。スプリング(22)の圧縮は、ストッパー ピン(21)(21)がストッパー凹部(19)(19)より離脱するまで行わ れ、スプリング(22)の弾発力が、ストッパーピン(21)(21)のストッ パー凹部(19)(19)に対する係合阻止力より強まると、スプリング(22 )の弾発力により、油路切り換え弁(14)は、右方向に摺動移動され、この油 路切り換え弁(14)の摺動移動は、ストッパー凹部(18)(18)にストッ パーピン(21)(21)が嵌入することにより終了し、この切り換え弁(14 )が右方向に摺動移動することにより、供給孔(24)より送られてくる圧油は 、中立位置を経て切り換え弁(14)の凹部(16)が凹部(7)(8)と連通 し、供給孔(24)よりの圧油は、凹部(7)(8)と凹部(16)及び通路( 29)(29)(29)を経てシリンダ室(2)におけるピストン(10)の右 側(2b)に圧送される。
【0011】 すると、供給孔(24)より送られてくる圧油は、凹部(7)(8)(16) び通路(29)(29)(29)を経てシリンダ室(2)におけるピストン( 10)の右側(2b)に圧送され、ピストン(10)、ピストンロッド(11) 及び切り換えロッド(12)は、左方向に摺動移動される。シリンダ室(2)に おけるピストン(10)の左側にある圧油は通路(28)(28)(28)及び 凹部(5)と凹部(15)を経て排出孔(27)より排出されタンクに戻される 。前記(2b)に圧入された圧油により切り換えロッド(12)が左方向に摺動 移動されることにより、その左方向移動終端の前方において、スプリング(23 )の左端が油路切り換え弁(14)に接当し、スプリング(23)は、圧縮され る。スプリング(23)の圧縮は、ストッパーピン(21)(21)がストッパ ー凹部(18)(18)より離脱するまで行われ、スプリング(23)の弾発力 が、ストッパーピン(21)(21)のストッパー凹部(18)(18)に対す る係合阻止力より強まると、スプリング(23)の弾発力により、油路切り換え 弁(14)は、左方向に摺動移動され、この油路切り換え弁(14)の摺動移動 は、ストッパー凹部(19)(19)にストッパーピン(21)(21)が嵌入 することにより終了し、この切り換え弁(14)が右方向に摺動移動することに より、供給孔(24)より送られてくる圧油は、中立位置を経て切り換え弁(1 4)の凹部(16)が凹部(7)(6)と連通し、供給孔(24)よりの圧油は 、凹部(7)(6)と凹部(16)及び通路(28)(28)(28)を経てシ リンダ室(2)におけるピストン(10)の右側に圧送されもので、ピストンロ ッド(11)は、上記の作用の繰り返しにより往復動するものである。 尚、スプリング室(25)(26)に連通した排出孔(27)(27)は、ス プリング室(25)(26)に洩れた圧油を排出するものである。又、上記にお いては、油圧に基づき説明したが、これは圧縮空気により作動させてもよいもの である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているので、以下に記載されるような効果を 奏する。つまり、本考案においては、油路切り換え弁(14)をピストンロッド (11)の摺動による切り換えロッド(12)の作動によりスプリング(22) (23)を圧縮し、その弾発力により摺動移動させるので、油路切り換え弁(1 4)の作動が自動的に行えると共に、その切り換えが高速度に、しかも、確実に 行えものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した油圧装置の断面図
【図2】要部の断面図
【図3】要部の断面図 1 シリンダ 2 ピストン室 3 油路切り換え室 10 ピストン 11 ピストンロッド 12 切り換えロッド 14 油路切り換えロッド 22 スプリング 23 スプリング 28 通路 29 通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダー(1)内の一側部においてピ
    ストン(10)を固着するピストンロッド(11)の一
    端部をシリンダ(1)の外部に突出させて摺動自在に軸
    支し、このピストン(10)を収容するピストン室
    (2)におけるピストン(10)の両側端部に通路(2
    8)(29)を連通させ、シリンダ(1)内の一側部に
    ピストンロッド(11)と同一軸心を有する切り換えロ
    ッド(12)をピストンロッド(11)の内端部に連結
    して、シリンダ(1)内の油路切り換え室(3)内に位
    置させ、該切り換えロッド(12)の外周に油路切り換
    え弁(14)を摺動自在に挿入軸支し、油路切り換え弁
    (14)の左右摺動により、供給通路(28)(29)
    の何れかに油を供給するようにした油圧装置において、
    油路切り換え弁(14)の両側における切り換えロッド
    (12)の外周にスプリング(22)(23)を挿入
    し、切り換えロッド(12)の左右移動の終端作動によ
    りスプリング(22)(23)の何れかを圧縮し、その
    瞬発力により油路切り換え弁(14)を往復作動させ、
    通路(28)(29)の何れかに圧油を供給することを
    特徴とする自動往復油圧装置。
JP5513393U 1993-09-03 1993-09-03 自動往復油圧装置 Pending JPH0718003U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107524656A (zh) * 2017-09-05 2017-12-29 宁波圣菲机械制造有限公司 一种自动往复气缸

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107524656A (zh) * 2017-09-05 2017-12-29 宁波圣菲机械制造有限公司 一种自动往复气缸
CN107524656B (zh) * 2017-09-05 2024-03-26 宁波圣菲机械制造有限公司 一种自动往复气缸

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