JPH0717985Y2 - 伸縮式スティック - Google Patents

伸縮式スティック

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Publication number
JPH0717985Y2
JPH0717985Y2 JP4346092U JP4346092U JPH0717985Y2 JP H0717985 Y2 JPH0717985 Y2 JP H0717985Y2 JP 4346092 U JP4346092 U JP 4346092U JP 4346092 U JP4346092 U JP 4346092U JP H0717985 Y2 JPH0717985 Y2 JP H0717985Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tip
relay
holder
lock
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4346092U
Other languages
English (en)
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JPH0596799U (ja
Inventor
公彦 林
ライナー・ゼプター
Original Assignee
株式会社勝又発條製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社勝又発條製作所 filed Critical 株式会社勝又発條製作所
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41BWEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F41B15/00Weapons not otherwise provided for, e.g. nunchakus, throwing knives
    • F41B15/02Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs
    • F41B15/022Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs of telescopic type
    • F41B15/027Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs of telescopic type the telescoping sections being locked by an additional mechanical locking element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は護身用、警棒、杖用又は
犬の散歩時等に用いる伸縮式スティックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、警棒あるいは護身用のスティック
で携帯性に優れたものとしては、アンテナ式の伸縮可能
な棒体が提供されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来のアンテナ
式伸縮棒は、伸長状態で棒先端を押圧すると棒先端が容
易に内部に挿入されてしまうため、突進して来るものに
接衝したり、体を支えたりする場合に本来の目的を達成
できないという不便があった。こため棒体を伸長状態と
した後に、各パイプの接合部にストッパ器具を装着する
等して対処していたが、ストッパ器具をその都度着脱す
る手間は煩雑であり、また緊急時に該器具を操作するこ
とが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するため本発明は、把手部を構成するホルダパイプ1
と上記ホルダパイプ1内に軸方向スライド自在に嵌合す
る中継パイプ2と該中継パイプ2に軸方向スライド自在
に嵌合する先端パイプ3とから構成される全体が伸縮可
能な一本棒体において、各パイプ1,2,3の接合部
に、パイプを伸長させることにより伸長状態で自動的に
ロックするストッパ13,18を設け、先端パイプ3に
は手動操作により、先端パイプ3と中継パイプ2との間
のロックを解除する解除部26を設け、中継パイプ2内
には先端パイプ3を挿入スライドさせることによって中
継パイプ2とホルダパイプ1との間のロックを自動的に
解除する解除部を設けてなることを特徴としている。
【0005】
【作用】携帯時にはホルダパイプ1内に中継パイプ2及
び先端パイプ3が嵌合収納されており、使用時に先端パ
イプ3の先端部をつまみ持って引き出すことにより、先
端パイプ3、中継パイプ2と順次スライド伸長させ棒体
全体を伸長状態とする。伸長状態とした際に各パイプ
1,2,3接合部付近に設けられたストッパ13,18
が自動的に作動して接合部をロックすることとなり、先
端パイプ3及び中継パイプ2共にホルダパイプ1内へ向
けて挿入移動できない状態となる。このため先端部に軸
方向の荷重がかかっても棒体が縮小することが防止でき
る。またストッパ13,18は、各パイプ1,2,3を
伸長することのみにより自動的に作動する構造であるた
め、利用者は接合部を自らロックする手間から解放され
る。
【0006】スティック収納時には、先端パイプ3に取
り付けられた解除部26をつまみ先端方向へ引く簡易な
操作によって、先端パイプ3と中継パイプ2間のストッ
パ18のロックが解除され、先端パイプ3の中継パイプ
2への挿入移動が可能となる。次いで先端パイプ3を中
継パイプ2内へ挿入移動して行くと、中継パイプ2内に
設けられた解除部12aが先端パイプ基端部において形
成されている解除部8bと係合して作動し、中継パイプ
2とホルダパイプ1間のストッパ13のロックを自動的
に解除し、中継パイプ2のホルダパイプ1内への挿入移
動も可能となる。このため利用者は先端パイプ3の解除
部26の手動操作のみで簡易迅速に各パイプ1,2,3
を収納スライドし得ることとなる。
【0007】
【実施例】以下、図示する実施例につき詳述すると、軽
合金等の金属あるいはFRP等の硬質プラスチック等か
ら成るなる中空円柱管であるホルダパイプ1に同材質の
中継パイプ2が軸方向前後動自在に嵌合され、さらに中
継パイプ2内に同材質の先端パイプ3が軸方向前後動自
在に嵌合されている。ホルダパイプ1の開口端内壁には
ストッパ5,5が内設され、中継パイプ2基端部外側に
は円形筒状のガイド部材6が嵌着され、中継パイプ2を
ホルダパイプ1内から引き出した際、ストッパ5,5に
ガイド部材周縁6aが当接して抜脱を防止する。同様に
中継パイプ2開口端内壁にもストッパ7,7が内設さ
れ、先端パイプ3基端部に嵌挿されたガイド部材8の周
縁8aがストッパ7,7に当接して抜脱を防止する。
【0008】中継パイプ2基端部内側には断面V字状の
傾斜面10を有する取り付け部材11が内設されてお
り、該取り付け部材11には板ばね12が取り付け部材
11のV字状傾斜面10に沿うように屈曲して取り付け
られている。板ばね12にはストッパの機能を有するロ
ック部材13が貫通、固着されており、ロック部材13
は屈曲された板ばね12の作用により常時上方に押圧さ
れている。中継パイプ2周壁でロック部材13と当接す
る部分には、中継パイプ2がホルダパイプ1内から引き
出された際にロック部材13が外側に突出するように孔
14が穿設されている。このため中継パイプ2が伸長さ
れると同時に自動的にロック部材13が突出し、その後
に中継パイプ2をホルダパイプ1内へ押し戻す力を加え
ても、ロック部材13がストッパ5に係止されて収納移
動されないこととなる。
【0009】先端パイプ3内には、一端が係合部17を
構成し、他端がストッパの機能を有するロック部18を
構成するレバー19が、軸方向に係合部17が棒体先端
側に向かうようにレバー中央19aで軸支されている。
ロック部18側レバーの下側には、下方向に押圧力を有
する板ばね21が取り付けられており、板ばね21が先
端パイプ3内壁に当接する反作用としてロック部18側
レバーは、常時上方向へ押圧されている。先端パイプ3
周壁でロック部18と当接する部分には、先端パイプ3
が中継パイプ2内から引き出された際に板ばね21によ
り押圧されているロック部18が外側に突出するように
孔22が穿設されている。このため先端パイプ3が伸長
されると同時に自動的にロック部18が突出し、その後
に先端パイプ3を中継パイプ2内へ押し戻す力を加えて
もロック部18がストッパ7に係止されて収納移動され
ないこととなる。
【0010】先端パイプ3の開口側にはスリットパイプ
25が嵌合固着されており、スリットパイプ25周壁に
は図4に示すような形状の係合部材26が軸方向前後動
自在に嵌装されている。スリットパイプ25開口端には
リング27が外嵌固定され、またキャップ状の先端具2
8がスリットパイプ25開口端から螺着されている。係
合部材26はリング27とスリットパイプ25周面を巻
回するコイルスプリング29を介して連結されている。
コイルスプリング29は常時、先端パイプ3方向に押圧
力が働いており、このため係合部材26は先端パイプ端
縁3aと当接して止まっている。
【0011】スリットパイプ25の周壁でレバー係合部
17と当接する部分には長孔30が穿設され、該長孔3
0から係合部材26のくびれ部26aが先端パイプ3内
へ向け突出している。くびれ部26aはレバー係合部1
7の曲がり具合と適合する形状となっており、くびれ部
26aの上にレバー係合部17が常時乗った状態となっ
ている。このような構造から、ロックされた状態の各伸
長パイプ1,2,3を再び収納するに際しては、係合部
材26をつまみ先端具28方向へ移動させると、図2に
示すように、先端方向へ移動する係合部材26はくびれ
部26aに乗っているレバー係合部17を上方へ押し上
げる作用をし、レバー係合部17は軸19aを中心とし
て上方へ傾くため、一体構成されているレバー他端のロ
ック部18は軸19aを中心として下方へ傾き、この結
果として先端パイプ3と中継パイプ2間のロックが解除
されることとなる。
【0012】先端パイプ3基端部に嵌挿されたガイド部
材8の後側は、解除部の機能を有する断面V字状の傾斜
面8bを形成しており、ロックが解除された先端パイプ
3を中継パイプ2内へ収納スライドしていくと、ロック
部材13を貫通して前方へ延出している解除部の機能を
有する板ばね先端部12aが、ガイド部材32後側のV
字傾斜面8bと当接係合して押し下げられていく。ガイ
ド部材8が後方向へ進むに従い板ばね12全体の湾曲の
度合も増し、板ばね12に固着されたロック部材13も
下方に下がり、この結果として中継パイプ2とホルダパ
イプ1間のロックが解除され、中継パイプ2、先端パイ
プ3共にホルダパイプ1内に収納スライドし得ることと
なる。この場合板ばね先端部12aは、V字傾斜面8b
と係合され易い構造にするため平面三角形状(図示しな
い)とすることが望ましい。
【0013】ロック部材13、ロック部18の前面形状
は共に大きく傾斜する傾斜面13a,18bとなってい
るため、収納状態の棒体を伸長する際にロック部材傾斜
面13aがストッパ5に、ロック部傾斜面18aがスト
ッパ7にそれぞれ当接しても、引き出す力を加えること
によりロック部材13、ロック部18が抵抗力なく下方
へ下がることとなる。
【0014】ホルダパイプ1の把手部にはリング状のつ
ば35が回動自在に環装され、中央部でホルダパイプ1
周壁と軸支されている。該つば35は、突進して来るも
のにスティック先端部で接衝したり、あるいは体を支え
たりする場合につば35を回転して起こし、把手部のす
べり止めあるいは防御用の盾として活用できる。ホルダ
パイプ1基端部には中央に孔36を有するキャップ37
が嵌着され、該孔36に紐38が挿着されている。なお
本考案の材質、形状、重量等は上記実施例の他、利用者
層あるいは用途等に応じて任意に決定しうるものであ
る。
【0015】
【考案の効果】以上の如く構成される本考案によれば、
使用に際してスティック先端を押圧してもスティックが
内部に挿入されてしまうことがないため、警棒あるいは
護身用の他、様々な用途に十分な機能を発揮する。また
ひと振りするだけでスティックを伸長状態とすることが
でき、伸長状態でのロックも、伸長と同時に自動的に行
われるため伸長作業及びロック作業に手間がかからず、
不意に訪れる緊急事態にも対処できることとなる。使用
後の収納操作においても、スティック先端に取り付けら
れた解除部の簡易な操作のみで収納可能となるため、ロ
ック解除の煩雑さから解放される。さらに本考案は構造
が簡単で低コストである利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の伸長状態を示す断面図であ
る。
【図2】ロック解除の一実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例の収納状態を示す断面図であ
る。
【図4】係合部材の形状を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例の伸長状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1: ホルダパイプ 2: 中継パイプ 3: 先端パイプ 13,18:ストッパ 26: 解除部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部を構成するホルダパイプ(1)と
    上記ホルダパイプ(1)内に軸方向スライド自在に嵌合
    する中継パイプ(2)と該中継パイプ(2)に軸方向ス
    ライド自在に嵌合する先端パイプ(3)とから構成され
    る全体が伸縮可能な一本の棒体において、各パイプ
    (1),(2),(3)の接合部に、パイプを伸長させ
    ることにより伸長状態で自動的にロックするストッパ
    (13),(18)を設け、先端パイプ(3)には手動
    操作により、先端パイプ(3)と中継パイプ(2)との
    間のロックを解除する解除部(26)を設け、中継パイ
    プ(2)内には先端パイプ(3)を挿入スライドさせる
    ことによって中継パイプ(2)とホルダパイプ(1)と
    の間のロックを自動的に解除する解除部を設けてなる伸
    縮式スティック。
JP4346092U 1992-05-29 1992-05-29 伸縮式スティック Expired - Lifetime JPH0717985Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346092U JPH0717985Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 伸縮式スティック

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346092U JPH0717985Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 伸縮式スティック

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Publication Number Publication Date
JPH0596799U JPH0596799U (ja) 1993-12-27
JPH0717985Y2 true JPH0717985Y2 (ja) 1995-04-26

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ID=12664326

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JP4346092U Expired - Lifetime JPH0717985Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 伸縮式スティック

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3363963B2 (ja) * 1993-08-13 2003-01-08 株式会社バンガード 携帯用杖
WO1995014902A1 (fr) * 1993-11-29 1995-06-01 Nobel Co., Ltd. Mecanisme telescopique pour corps en forme de tige, et matraque le mettant en ×uvre

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JPH0596799U (ja) 1993-12-27

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