JPH0126260Y2 - - Google Patents

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JPH0126260Y2
JPH0126260Y2 JP1985139241U JP13924185U JPH0126260Y2 JP H0126260 Y2 JPH0126260 Y2 JP H0126260Y2 JP 1985139241 U JP1985139241 U JP 1985139241U JP 13924185 U JP13924185 U JP 13924185U JP H0126260 Y2 JPH0126260 Y2 JP H0126260Y2
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JP
Japan
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handle
umbrella
shaft
push button
opening
Prior art date
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JP1985139241U
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JPS6248214U (ja
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、開傘用の押しボタンを押すとスプリ
ングの弾性力などにより自動的に開かれる自動開
き傘に関する。
【従来の技術】
こ種自動開き傘(ワンタツチ傘)は従来より広
く用いられているが、従来の自動開き傘では開傘
用の押しボタン3は露出したままの構造となつて
いた。即ち、第5図に示すように握り柄2表面の
シヤフト1近くに開傘用の押しボタン3が露出し
ていたり、あるいはシヤフト1の部分に押しボタ
ン3が露出していたりしており、この押しボタン
3を指で軽く押すとランナー4が係止爪5から外
れてスプリングの弾性力により傘が自動的に開か
れる構造となつていた。
【考案が解決しようとする問題点】
このため、傘を持ち歩いている時に押しボタン
3に指が触れたり、傘を置いた時に物が当たつた
りすると、突発的に傘が開き、傘を携帯している
者やその周囲の者に衝撃を与えたり、怪我をさせ
たりするおそれがあり、安全性に対する配慮が欠
けていた。また、怪我をするに至らない場合で
も、たびたび不用意に傘が開くと不愉快になり便
利が悪かつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案の自動開き傘は、シヤフト1の握り柄2
側の端部に開傘用の押しボタン3を設け、上記押
しボタン3を握り柄2内に収納でき、あるいは握
り柄2外に露出させられるように筒状の握り柄2
をシヤフト1の端部にスライド可能に取付けて成
ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案の自動開き傘は上記のように構成されて
いるので、携帯時には傘を畳み、握り柄2をシヤ
フト1側へスライドさせてシヤフト1端部の押し
ボタン3を握り柄2内に収納させておくことがで
き、不用意に押しボタン3を押して傘を突然に開
いてしまうことがなく、携帯時の安全性が高いも
のである。しかも、このとき握り柄2はシヤフト
1側へスライドさせられているで、傘の長さが握
り柄2のスライド分だけ短くなり、コンパクトに
なつて携帯に都合が良い。また、傘を開くときに
は、握り柄2をスライドさせて押しボタン3を露
出させるだけで、押しボタン3を押して簡単に傘
を開くことができる。
【実施例】
シヤフト1は中空の金属製パイプであり、シヤ
フト1内の端部にはランナー4を係止させるため
のロツク金具6が挿入されている。ロツク金具6
は先端7をシヤフト1の小孔8に嵌入させてシヤ
フト1内に固定されており、シヤフト1の角孔9
から三角形の係止爪5をシヤフト1外へ突出させ
ると共にスリツト孔10から開傘用の押しボタン
3をシヤフト1外へ突出させており、この押しボ
タン3を指で押すとロツク金具6の先部のばね部
11が弾性変形して係止爪5がシヤフト1内に引
つ込むようになつている。尚、この押しボタン3
の用途を示す開傘用の語は、布12を張られた笠
部15の拡開動作ばかりでなく、例えば折り畳み
傘で伸縮自在なシヤフト1を弾性力で伸張させる
ような動作も含むものである。また、シヤフト1
の石突(図示せず)側の端には親骨13と受け骨
14からなる骨組に布12を張つた笠部15が折
り畳み自在に取り付けられており、受け骨14の
端はシヤフト1外周に摺動自在に挿通させられた
円筒状のランナー4に枢着されており、このラン
ナー4をシヤフト1に沿つてスライドさせること
により笠部15を開閉できるようになつている。
また、この笠部15はスプリング(図示せず)に
より拡開方向に付勢されている(ランナー4は石
突の方向に付勢される)一方で、ランナー4に穿
孔された係止孔16に係止爪5を引つ掛けること
で笠部15の折り畳み状態を保持できるようにし
てある。 シヤフト1の押しボタン3側の端には固定ブロ
ツク16が取り付けられている。固定ブロツク1
6は第3図及び第4図に示すような構造となつて
おり、取付け側の基部は二重筒となつていて外筒
17には押しボタン3の通る通孔18が穿孔さ
れ、内筒19には通孔18に対向してロツク金具
6を通過させるための切り欠き20が設けられて
いる。シヤフト1の端は外筒17と内筒19の間
の環状溝21内に嵌入され、外筒17に穿孔され
たねじ孔22からシヤフト1にねじ23を螺入し
て固定ブロツク16をシヤフト1に固定してあ
る。更に、固定ブロツク16の先部はやや径が大
きくなつていてこの先端部にはリブ状突起24が
突設されている。握り柄2は略円筒状をしてお
り、握り柄2の内周には螺施状の溝条25が穿孔
され、更に握り柄2のシヤフト1側の端の内周に
はテーパ状に内径を広げて露先保持部26を形成
してある。この握り柄2はシヤフト1側から固定
ブロツク16の外周に挿通させられ、固定ブロツ
ク16のリブ状突起24が握り柄2内周の溝条2
5に摺動自在に嵌合させられており、握り柄2を
回転させるとリブ状突起24が溝条25内を摺動
することによつて握り柄2が回転しながらシヤフ
ト1の軸方向にスライドし、シヤフト1側へ移動
することによつて第1図のように押しボタン3を
覆つて収納し、あるいはシヤフト1と反対側へ移
動することによつて第2図のように押しボタン3
を操作可能なように露出させることができる。従
つて、笠部15を折り畳んでランナー4を係止爪
5に係止させ、折り畳み状態を保持させた後、握
り柄2内に押しボタン3を収納させれば携帯時な
どに不用意に押しボタン3を押して傘を開いてし
まう事故を防止でき、更にこの時第1図のように
握り柄2の露先保持部26で親骨13の露先27
をつかませることによつて一層細く笠部15を畳
めるようにしてある。しかも、握り柄2がシヤフ
ト1側へ移動すると傘の全長が短くなり、反対側
へ移動すると傘の全長が長くなり、携帯に都合の
良い構造となつている。握り柄2の端には下げ紐
28を通した蓋体29が取り付けられており、握
り柄2の外観を整えると共に握り柄2が固定ブロ
ツク16から抜けないようにしている。 尚、上記実施例では折り畳み傘に好適な構造の
ものを示したが、本考案はこれに限定されるもの
でなく、従来例として第5図に示したような略J
型の握り柄2を有する長傘でも良く、また折り畳
み傘の場合にも笠部15だけでなくシヤフト1も
押しボタン3を押すとスプリングの力で伸張する
ようになつたものでも良く、また握り柄2のスラ
イド構造としては回転しながらスライドするもの
でなくて、直線的にスライドするものであつても
良い。
【考案の効果】
本考案は叙述のごとく構成されているので、携
帯時には傘を畳み、握り柄をシヤフト側へスライ
ドさせてシヤフト端部の押しボタンを握り柄内に
収納させておくことができ、こうして押しボタン
を押すことができないようにしておけば、突然に
傘が開いて傘の親骨などで怪我をしたりすること
がなくて携帯時の安全性が高く、また使い心地の
良いものである。しかも、このように使用しない
時に押しボタンが外部に出ないようにするに当た
り、握り柄をシヤフトに対してスライドすること
により行うので、非使用時に握り柄をスライドさ
せた分だけ傘の長さが短くコンパクトになり、ま
た使用時にはシヤフトに対して握り柄を逆方向に
スライドさせることでスライドさせた分のみ傘の
長さを長くできるものである。しかして、傘、特
に折り畳み傘の最大のテーマの一つは使用時には
できるだけ長い方が使い勝手がよいが、一方、非
使用時には持ち歩きや収納等の面でできるでけ短
い方が好ましいという、互いに相反する技術をど
のように統一するかという点にあるが、本考案に
あつては、握り柄をシヤフトに対してスライドさ
せることで、使用時には長くし且つ非使用時には
短くできるようになつたものであり、しかも同時
に握り柄に非使用時において押しボタンを被覆す
る役目を兼用させたことにより押しボタンを被覆
するための他の特別な部材を必要とせず、特に握
り柄の近くにある押しボタンを被覆するに当た
り、他の部材で被覆した場合、握り柄を手で持つ
際に邪魔になつて持ちにくいという問題がある
が、本考案は握り柄が被覆部材を兼用しているこ
とで、このようなことがないものである。また、
傘を開くときには、握り柄をスライドさせて押し
ボタンを露出させるだけで、押しボタンを押して
簡単に傘を開くことができ、操作を複雑にするこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例において押しボタン
を握り柄内に収納した状態の断面図、第2図は同
上の押しボタンを露出させた状態の斜視図、第3
図は同上の分解斜視図、第4図は同上の一部破断
した分解斜視図、第5図は従来例の斜視図であつ
て、1はシヤフト、2は握り柄、3は押しボタン
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフトの握り柄側の端部に開傘用の押しボタ
    ンを設け、上記押しボタンを握り柄内に収納で
    き、あるいは握り柄外に露出させられるように筒
    状の握り柄をシヤフトの端部にスライド可能に取
    付けて成る自動開き傘。
JP1985139241U 1985-09-11 1985-09-11 Expired JPH0126260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985139241U JPH0126260Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JP1985139241U JPH0126260Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6248214U JPS6248214U (ja) 1987-03-25
JPH0126260Y2 true JPH0126260Y2 (ja) 1989-08-07

Family

ID=31044956

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JP1985139241U Expired JPH0126260Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JPS6248214U (ja) 1987-03-25

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