JPH0717982Y2 - ガス銃における弾丸装填部材 - Google Patents

ガス銃における弾丸装填部材

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JPH0717982Y2
JPH0717982Y2 JP1991058276U JP5827691U JPH0717982Y2 JP H0717982 Y2 JPH0717982 Y2 JP H0717982Y2 JP 1991058276 U JP1991058276 U JP 1991058276U JP 5827691 U JP5827691 U JP 5827691U JP H0717982 Y2 JPH0717982 Y2 JP H0717982Y2
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行雄 瀬戸
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デジコン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は玩具として使用する連発
式ガス銃において、弾丸を一発ずつ装填して発射するた
めの弾丸装填部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】玩具用のガス銃において弾丸を連続的に
発射することが可能な機構は特開昭61−173099
号として既に提案されている。図6乃至図8はその具体
的な構成を表す図面であり、同図面に基づいて従来の機
構を説明すると、aは銃身、bはその内部を軸方向に摺
動可能な内筒、cはその後部に可動状態で位置するOリ
ング、dはOリングcの更に後方に可動状態で位置する
弾丸装填部材、eは同部材dを前進させる弱いバネ、f
はこれらを軸方向に摺動自在に支持する機関部、gは内
筒bの一部に取り付けられたEリング、hは銃身aの後
端とEリングgとの間に介在して内筒bを後退方向に付
勢する強いバネである。このバネhの弾発力は上記バネ
eのものより大きく設定されており、同バネhの弾発力
によって定常時には内筒bをEリングgが機関部fの前
端に当接する位置まで後退させ、同内筒bの後端に押さ
れてOリングcも後退する。一方、弾丸装填部材dはバ
ネeにより前方に付勢されているため、Oリングcは内
筒bと装填部材dの間に挟持される。同Oリングcの内
径は定常時には弾丸iの外径より小さいが、弾性を有す
るので外力により弾丸iの外径より大きくなることが出
来る。又、弾丸装填部材dは一列状となって供給される
複数発の弾丸i…をその上面に形成する開口部から弾丸
装填部材d内へ一発ずつ落下させ、それをOリングcに
対向させることが出来る様に設けられる。
【0003】そしてこの様に弾丸iがOリングcに対向
する状態において、トリガ(図示省略)を引くと機関部
fの後方より圧入される高圧ガスGによって、図6に示
す様に弾丸iは後方からガス圧を受け、同弾丸iの後方
圧がバネhの弾発力に打ち勝つと弾丸iがOリングcを
押し、更にOリングcが内筒bを押すという一連の動作
で内筒b及びOリングcと共に弾丸iが前進する。又、
これと同時にバネeの弾発力によって弾丸装填部材dが
前進し、後続の弾丸iの落下が阻止されることとなる。
そして図7に示す様にOリングcが機関部fに形成する
大径の段部jに到達すると、弾丸iの球面から受ける圧
力でOリングcの径が拡大し、その内径が弾丸iの外径
と同じになると、同弾丸iはOリングcを瞬時に通過し
て図8に示す様に内筒bの内部を通って発射される。
又、この様に弾丸iが発射されるとOリングcの径は弾
性によって元通りに縮小し、同時に内筒bを前進させる
後方圧が消失するので、内筒bはバネhの弾発力で後退
すると共にOリングcと弾丸装填部材dも後退させられ
て図6に示す元の状態に戻り、弾丸装填部材d内には次
の弾丸が落下してOリングcに対向する状態となる。そ
してこの時までにトリガを引くのを止めて機関部fの後
方より高圧ガスGが圧入されていなければ単発動作で終
了するが、トリガが連続して引かれていると高圧ガスG
が常時機関部fに圧入されるので上記の動作が繰り返さ
れ、後続の弾丸を次々に発射させる連発動作とすること
が出来る様に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかして、上記の機構
にあっては弾丸iの受ける後方圧によってOリングcが
前進するとき、同Oリングcに追従する様に弾丸装填部
材dを前進させ後続の弾丸の落下を阻止させるために、
同弾丸装填部材dの後方に弱いバネeを介装しているの
であるが、同バネeは内筒bを後退させる強いバネhに
対向する付勢力を有するものであるため、同バネeの弾
発力が強すぎるとバネhによる内筒bの後退動作が緩慢
になり、逆に弱すぎると弾丸装填部材dをOリングcに
迅速に追従させることが出来ず、このため両バネe,h
の力関係の微妙な調整が極めて難しい上、弾丸装填部材
dの後方にバネeを介装させるためのスペースを必要と
するため、機関部fがその分だけ大型化すると共に、バ
ネeがある分、部品点数が多くなるという不具合を有し
ている。本考案は上記の様な従来の実状に鑑みてその改
善を試みたものであって、本考案の課題は弾丸装填部材
dの後方に介装する弱いバネeがなくても良好な連発動
作を可能にし、以って両バネe,hの力関係の調整を不
要にすると共に、部品点数を少なくして製造コストを下
げることが出来る様にする点にあり、その具体的な手段
と作用は次の通りである。
【0005】
【課題を解決するための手段】弾丸装填部材をゴム等の
弾性素材を用いて前方より順にOリング部、弾丸の装填
孔を開口する装填部、適宜の長さのストッパー部を存し
て一体形成する。
【0006】
【作用】装填部に装填されてOリング部に対向する弾丸
が後方よりガス圧を受けて前進すると、Oリング部と共
に他の一体形成された装填部及びストッパー部が前進
し、バネの付勢を必要とすることなくガス圧のみで弾丸
装填部材全体を前進させることが出来る。
【0007】
【実施例】以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面
について説明する。図1は本考案に係る弾丸装填部材を
内蔵するガス銃の全体を表す図面であり、同図面におい
て1は銃身、2は銃身1に支承されてその内部を軸方向
に摺動可能に設けられた内筒であって、同内筒2の後端
部分は機関部3のガイド孔4に進退自在に嵌挿されると
共に、同ガイド孔4には内筒2の後方に位置させて弾丸
装填部材5が進退自在に嵌挿される。又、ガイド孔4の
前端近傍部には段部を介して大径部24が設けられる。
内筒2の一部に取り付けられたEリング6と銃身1の支
持板7間にはバネ8が介装され、内筒2は同バネ8の弾
発力によって定常時にはEリング6が機関部3の前端に
当接する位置まで後退する様に付勢されると共に、弾丸
装填部材5も内筒2の端部に押されて後退する様に設け
られる。弾丸装填部材5は図2に示す様に前方より順に
Oリング部9、弾丸の装填孔10を開口する装填部1
1、同装填部11の後方に適宜の長さで延設するストッ
パー部12を存してゴム等の弾性素材によって一体形成
される。Oリング部9の内径は定常時には弾丸13の外
径より小さく、外力によりその弾性を介して弾丸13の
外径より大きくなる様に設けられる。又、ストッパー部
12の後端と装填部11間には連通孔14が穿設され、
同連通孔14によってストッパー部12の後端から装填
部11内へ高圧ガスを導くことが出来る様に設けられ
る。
【0008】機関部3には後退位置にある弾丸装填部材
5の装填孔10に対応させて弾倉取付口15が設けら
れ、同弾倉取付口15には複数個の弾丸13…をU字型
を存して一列状に収納する弾倉16が着脱自在に取付け
られる。弾倉16の後部には通孔17を介してガイド孔
4内のガス圧の一部が導かれ、そのガス圧によって一列
状の弾丸13…を順次弾倉取付口15側へ押し出すこと
が出来る様に設けられる。機関部3にはガイド孔4の後
部に連通する導圧孔18が形成され、同導圧孔18には
ガス噴出制御弁19を介してガスボンベ(図示省略)か
ら延設する導圧管20が連結される。ガス噴出制御弁1
9の弁杆21にはトリガ22に連動する押圧部材23が
対峙させて設けられ、トリガ22を引くと押圧部材23
が弁杆21を押込んでガス噴出制御弁19を開放させ、
ガスボンベ内に充填された7気圧程度の高圧ガスを導圧
孔18からガイド孔4の後部に圧入させることが出来る
様に設けられる。
【0009】次にその作用について説明する。図1に示
す様にトリガ22が引かれておらずガイド孔4内にガス
が圧入されていない定常状態において、トリガ22を引
くことにより押圧部材23が弁杆21を押込んでガス噴
出制御弁19を開放させ、ガスボンベ内に充填された高
圧ガスが導圧管20を介して導圧孔18からガイド孔4
の後部に圧入される。この圧入された高圧ガスの一部は
通孔17を介して弾倉16の後部に導かれ、そのガス圧
によって一列状の弾丸13…が順次弾倉取付口15側へ
押し出される。そして先頭の弾丸13は弾倉取付口15
を通って弾丸装填部材5の装填孔10から装填部11に
入り前方のOリング部9に対向する状態となる。
【0010】この様に弾丸13がOリング部9に対向す
る状態において、前記の様にガイド孔4内に圧入される
高圧ガスは更にストッパー部12の連通孔14を介して
装填部11に圧入されるため、図3に示す様に弾丸13
は後方からガス圧を受け、同弾丸13の後方圧がバネ8
の弾発力に打ち勝つと弾丸13がOリング部9を押し、
更にOリング9が内筒2を押すという一連の動作で内筒
2及び弾丸装填部材5が弾丸13と共に前進する。又、
この様に弾丸装填部材5が前進すると、弾丸装填部材5
の後部に形成されたストッパー部12によって後続の弾
丸13の進入が阻止されることとなる。そして図4に示
す様にOリング部9がガイド孔4に形成する大径部24
に到達すると、弾丸13の球面から受ける圧力でOリン
グ部9の径が拡大し、その内径が弾丸13の外径と同じ
になると、同弾丸13はOリング部9を瞬時に通過して
図5に示す様に内筒2の内部を通って発射される。又、
この様に弾丸13が発射されるとOリング部9の径は弾
性によって元通りに縮小し、同時に内筒b2前進させる
後方圧が消失するので、内筒2はバネ8の弾発力で後退
すると共にOリング部9が内筒2に押されることによっ
て弾丸装填部材5も後退する。そしてこの時までにトリ
ガを引くのを止めて機関部3のガイド孔4に高圧ガスが
圧入されていなければ図1に示す定常時の状態に戻り単
発動作で終了するが、トリガが連続して引かれていると
高圧ガスが常時ガイド孔4に圧入されるので装填部11
内には図3に示す様に次の弾丸が装填されると共に上記
の動作が繰り返され、後続の弾丸13を次々に発射させ
る連発動作とすることが出来る。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上の構成より成るものであ
り、上記の様に機関部のガイド孔に進退自在に嵌挿する
弾丸装填部材を形成するに、同弾丸装填部材はゴム等の
弾性素材を用いて前方より順にOリング部、弾丸の装填
孔を開口する装填部、適宜の長さのストッパー部を存し
て一体形成する様にしたことによって、従来の様なOリ
ングの前進に弾丸装填部材を追従させるためのバネが不
要となり、その結果、同バネと内筒を介して弾丸装填部
材を後退させるもう一つのバネとの力関係の調整も不要
とすることが出来るに至った。更に弾丸装填部材の後方
にバネを介装させるためのスペースを設ける必要がない
ため、機関部をその分だけ小型化することが出来ると共
に、部品点数が少なくなるため製造コストを下げること
が出来るに至った。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案に係る弾丸装填部材を内蔵するガス銃の縦
断面図、図2は同弾丸装填部材の外観斜視図、図3乃至
図5は要部の作用状態説明図、図6乃至図8はは従来構
造の要部の作用状態説明図である。
【符号の説明】
1…銃身、2…内筒、3…機関部、4…ガイド孔、5…
弾丸装填部材、6…Eリング、7…支持板、8…バネ、
9…Oリング部、10…装填孔、11…装填部、12…
ストッパー部、13…弾丸、14…連通孔、15…弾倉
取付口、16…弾倉、17…通孔、18…導圧孔、19
…ガス噴出制御弁、20…導圧管、 21…弁杆、22
…トリガ、23…押圧部材、24…大径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関部内に弾丸を一つずつ導く弾丸装填
    部を機関部のガイド孔に進退自在に嵌挿するガス銃にお
    いて、上記弾丸装填部材をゴム等の弾性素材を用いて前
    方より順にOリング部、弾丸の装填孔を開口する装填
    部、適宜の長さのストッパー部を存して一体形成して成
    るガス銃における弾丸装填部材。
JP1991058276U 1991-06-28 1991-06-28 ガス銃における弾丸装填部材 Expired - Lifetime JPH0717982Y2 (ja)

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JPH058284U JPH058284U (ja) 1993-02-05
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