JPH07178286A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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Publication number
JPH07178286A
JPH07178286A JP32461593A JP32461593A JPH07178286A JP H07178286 A JPH07178286 A JP H07178286A JP 32461593 A JP32461593 A JP 32461593A JP 32461593 A JP32461593 A JP 32461593A JP H07178286 A JPH07178286 A JP H07178286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
outer rotor
motor
washing shaft
dehydrating tub
Prior art date
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Pending
Application number
JP32461593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakajima
信市 中島
Yukinobu Omichi
幸延 大道
Eiji Matsuda
栄治 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32461593A priority Critical patent/JPH07178286A/ja
Publication of JPH07178286A publication Critical patent/JPH07178286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯軸に対しアウターロータを高精度の垂直
度を維持して取り付ける構成の全自動洗濯機を提供する
ものである。 【構成】 洗濯兼脱水槽の底部に配設した回転翼を駆動
するモータはDCブラシレスモータのアウターロータ構
成とし、回転翼を固着した洗濯軸2に嵌合するボス部1
2をアウターロータ10の回転中心に形成し、このボス
部12の端面を上記洗濯軸2に形成したフランジ部24
に当接させてアウターロータを洗濯軸に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭において使用す
る全自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機の従来例の構成を図4、5
に基づいて説明する。
【0003】図4において、1は回転翼であり、2はこ
の回転翼1に連結された洗濯軸である。3は洗濯兼脱水
槽であり、4はこの洗濯兼脱水槽3に連結された中空の
脱水軸であり、この脱水軸外周はハウジング5に軸受け
6を介して支持されており、さらに内周は軸受け7を介
して上記洗濯軸2を支持している。
【0004】また8はコイル9を巻回したステータであ
り、10は永久磁石11を固定したDCブラシレスモー
タのアウターロータであり、12はこのアウターロータ
10の回転中心に形成されたボス部であり、上記洗濯軸
2の端部とスプライン形状により嵌合させボルト13に
より固定されている。なお、14はステータに回転磁界
を制御する制御部であり、これらの部材によってモータ
部を構成している。
【0005】次に、15はステータ支持部材であり、上
記ステータ8を支持し、またこの底部に電磁石16を固
定しており、17はこの電磁石16の動作により上下す
る可動側クラッチ盤である。この可動側クラッチ盤17
は、上記ボス部12外周と縦溝遊嵌により上下摺動を可
能としており、モータの回転力も伝達可能としている。
そして、この可動側クラッチ盤17の上部の円盤面には
凸部17aを形成している。18は上記脱水軸4の下端
に固定された固定側クラッチ盤であり、このクラッチ盤
下面には上記可動側クラッチ盤17の円盤面に設けた凸
部17aと遊嵌する凹部18aを形成し、これらによっ
てクラッチ手段を構成している。ここで、図4に示す左
部は可動側クラッチ盤17が離れている状態を示し、右
部は結合した状態を示している(以下同じ)。なお、1
9は排水弁20を開閉するための巻き上げモータであ
る。
【0006】ここで、動作を簡単に説明する。モータ部
によって回転動力が発生され、このアウターロータ10
の回転動力はボス部12より洗濯軸2に伝達される。こ
のとき、可動側クラッチ盤17は下がっており(図1左
部に示す)、クラッチは離れ脱水軸4には動力を伝えて
いない。従って、回転力は回転翼1のみに伝わり、洗濯
兼脱水槽3の内部に収容された水と洗濯物に回転動力が
伝わり、洗濯物に機械力を与えるものである。
【0007】そして脱水時は、上記可動側クラッチ盤1
7は電磁石16を作動させることで上方に移動させ、上
記脱水軸4の下端に固定された固定側クラッチ盤18に
連結され(図1右部に示す)、脱水軸4との回転動力の
伝達が可能となる。
【0008】次に、図5に基づいて上記洗濯軸2とアウ
ターロータ10のボス部12との固定についてその構成
を説明する。洗濯軸2端部とアウターロータ10のボス
部12はそれぞれスプライン加工を施し嵌合させてい
る。これはアウターロータ10からの回転力を洗濯軸2
に伝達するだけの強度を持たすためである。そして、洗
濯軸端面22とボス部内底面21を当接させボルト13
で締め付け固定する構成としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成におい
て、ボルト13で強く締め付けた場合、回転動力を伝達
するため設けたスプライン嵌合部23のスキマ公差(メ
ンテナンス等のためアウターロータ10を容易に着脱可
能とするため)、及び上記洗濯軸端面22とボス部内底
面21との当接面の面積が少ないことにより、洗濯軸2
とアウターロータ10との垂直度が保ちにくいという問
題が生じていた。この垂直度はこのような構成のモータ
の場合、特に重要であることは言うまでもなく、振動が
大きくなり、性能低下等を引き起こすものである。この
ように従来の構成では、満足のいく性能の確保が困難で
あった。
【0010】そこで本発明は洗濯軸とアウターロータと
の垂直度を高く保てる取付構成を有する全自動洗濯機を
提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の第1の手段は、ボス部の端面を洗濯軸に形成し
たフランジ部に当接させて洗濯軸に固定させる構成とし
ている。
【0012】第2の手段は、洗濯軸の他端にフランジ部
を有した継ぎ手を固着し、このフランジ部にアウターロ
ータの内部天面を当接させ固定させる構成としている。
【0013】第3の手段は、DCブラシレスモータのス
テータ部を固定しているステータ支持部材の端部にスラ
スト軸受けを配設し、このスラスト軸受けをアウターロ
ータの内面に当接させてアウターロータを洗濯軸に固定
させる構成としている。
【0014】
【作用】上述の通り第1の手段によれば、ボス部の端面
を洗濯軸に形成したフランジ部に当接させることで、当
接面積を従来より大きくすることが可能となり、洗濯軸
とアウターロータとの垂直度の向上が可能となる。
【0015】第2の手段によれば、洗濯軸に固定した継
ぎ手のフランジ部にアウターロータを固定するため、広
い当接面積を確保でき、より高い垂直度を確保できるも
のである。
【0016】第3の手段によれば、アウターロータの内
部天面に介したスラスト軸受けの働きにより上記垂直度
をより向上できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の全自動洗濯機の一実施例につ
いて説明する。
【0018】まず第1の手段について、図1に基づいて
説明する。なお従来例と同一部材については同一番号を
付してある。また洗濯機の全体構成は従来と同一である
ので説明は省略する。
【0019】図1において、24は洗濯軸2の外周に形
成したフランジ部であり、アウターロータ10に形成し
たボス部12の端部25をこのフランジ部24に当接さ
せ、このときボス部内底面21と洗濯軸端面22とは当
接させずにボルト13で締め付け固定する構成としてい
る。即ち、このボス部内底面21と洗濯軸端面22との
間には必ず空隙26を設けるようにするものである。
【0020】従って、ボルト13で締め付けたとき、こ
のアウターロータ10は上記フランジ24の当接面とで
固定される。この当接部は従来よりはるかに大きくする
ことが可能であり、当然より精度の高い垂直度を確保で
きることになる。
【0021】また、このフランジ24の洗濯軸2への形
成方法としては、溶接の後旋盤加工により洗濯軸2との
直角度は確保できる。あるいは、洗濯軸12に段を付け
てフランジ部24を圧入しても良い。その他種々の工夫
も考えられ、低コストで製造可能であり、非常に有用な
構成である。
【0022】なお、洗濯軸2とボス部12の嵌合部をス
プライン嵌合部23(非円形状)の様にしているのは、
一つは高回転動力を伝達可能とするためであり、もう一
つはメンテナンス等のためアウターロータ10を容易に
着脱可能とするためである(即ち圧入にはしていな
い)。
【0023】次に第2の手段について、図2に基づいて
説明する。なお従来例と同一部材については同一番号を
付してあり説明は省略する。
【0024】図2において、27はフランジ部28を形
成した継ぎ手であり、この継ぎ手27を洗濯軸2に圧入
固定してあり、このフランジ部28にアウターロータ2
9の内天面に形成した凹部30と嵌合させ、ボルト31
により上記継ぎ手27のフランジ部28に固定してい
る。第一の手段同様、アウターロータ29の洗濯軸2に
対する当接面を大きくとることにより、高い垂直度を確
保するものである。この第2の手段によれば、第1の手
段よりも高い自由度で大きな当接面を構成することがで
きるものであり、その効果は大きなものである。
【0025】なお、上記フランジ部28とアウターロー
タ29の凹部30とはインローを構成することで回転中
心は容易に確保できる。
【0026】第3の手段について、図3に基づいて説明
する。なお従来例と同一部材については同一番号を付し
てあり説明は省略する。
【0027】図3において、32はステータ支持部材1
5に設けたスラスト軸受けであり、このスラスト軸受け
32をアウターロータ10の内面に当接してボルト13
で固定しているため、アウターロータ10はその内面で
このスラスト軸受け32に当接摺動する構成である。従
って、ステータ支持部材15に対しこのアウターロータ
10は垂直度を高精度で確保できるもので、洗濯軸2と
このステータ支持部材15との平行度は従来構成で充分
維持できているものであり、その結果、洗濯軸2との垂
直度は確保できるものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の手段では、
ボス部の端面を洗濯軸に形成したフランジ部に当接させ
て洗濯軸に固定させる構成とすることで、当接面積を従
来より大きくすることが可能となり、洗濯軸とアウター
ロータとの垂直度の向上が可能となる全自動洗濯機が得
られる。
【0029】第2の手段では、洗濯軸の他端にフランジ
部を有した継ぎ手を固着し、このフランジ部にアウター
ロータの内部天面を当接させ固定させる構成とすること
で、広い当接面積を確保でき、第一の手段より更に高い
垂直度を確保できる全自動洗濯機が得られるものであ
る。
【0030】第3の手段は、モータのステータ部を固定
しているステータ支持部材の端部にスラスト軸受けを配
設し、このスラスト軸受けをアウターロータの内面に当
接して洗濯軸にアウターロータを固定させる構成とする
ことで垂直度をより向上できる全自動洗濯機を得ている
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の手段の実施例を示す全自動洗濯
機の要部断面図
【図2】本発明の第2の手段の実施例を示す全自動洗濯
機の要部断面図
【図3】本発明の第3の手段の実施例を示す全自動洗濯
機の要部断面図
【図4】従来例の全自動洗濯機の部分断面図
【図5】同全自動洗濯機の要部断面図
【符号の説明】
1 回転翼 2 洗濯軸 3 洗濯兼脱水槽 4 脱水槽 8 ステータ 9 コイル 10 アウターロータ 11 永久磁石 12 ボス部 13 ボルト 14 制御部 23 スプライン嵌合部 24 フランジ部 27 継ぎ手 29 アウターロータ 32 スラスト軸受け

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の底
    部に配設した回転翼と、この回転翼を駆動するモータ
    と、このモータの駆動力を上記洗濯兼脱水槽に自在に伝
    達可能とするクラッチ手段とを有し、上記モータはDC
    ブラシレスモータのアウターロータ構成とし、上記回転
    翼を固着した洗濯軸に嵌合するボス部をアウターロータ
    の回転中心に形成し、このボス部の端面を上記洗濯軸に
    形成したフランジ部に当接させてアウターロータを洗濯
    軸に固定した全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の底
    部に配設した回転翼と、この回転翼を駆動するモータ
    と、このモータの駆動力を上記洗濯兼脱水槽に自在に伝
    達可能とするクラッチ手段とを有し、上記モータはDC
    ブラシレスモータのアウターロータ構成とし、上記回転
    翼に固着された洗濯軸の他端にフランジ部を有した継ぎ
    手を固着し、このフランジ部にアウターロータの内部天
    面を当接させて固定した全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の底
    部に配設した回転翼と、この回転翼を駆動するモータ
    と、このモータの駆動力を上記洗濯兼脱水槽に自在に伝
    達可能とするクラッチ手段とを有し、上記モータはDC
    ブラシレスモータのアウターロータ構成とし、上記DC
    ブラシレスモータのステータ部を固定しているステータ
    支持部材の端部にスラスト軸受けを配設し、このスラス
    ト軸受けをアウターロータの内面に当接させてアウター
    ロータを洗濯軸に固定した全自動洗濯機。
JP32461593A 1993-12-22 1993-12-22 全自動洗濯機 Pending JPH07178286A (ja)

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JP32461593A JPH07178286A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 全自動洗濯機

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JP32461593A JPH07178286A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 全自動洗濯機

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JPH07178286A true JPH07178286A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18167802

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JP32461593A Pending JPH07178286A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 全自動洗濯機

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JP (1) JPH07178286A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403898B1 (ko) * 2001-11-15 2003-11-05 이한철 액츄에이터
US7076975B2 (en) * 1999-12-29 2006-07-18 Bsh Und Siemens Hausgeraete Gmbh Drive apparatus for a washing machine
USRE42583E1 (en) 1999-06-07 2011-08-02 Lg Electronics Inc. Brushless DC motor in washing machine
CN102220682A (zh) * 2010-08-06 2011-10-19 常州亚通杰威电机有限公司 洗衣机用的直驱电机与双动力传动装置集成的驱动装置
JP2021528111A (ja) * 2018-02-27 2021-10-21 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 内槽及びクリーニング不要洗濯機

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