JPH07178103A - 鈍い点の針 - Google Patents

鈍い点の針

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JPH07178103A
JPH07178103A JP6275957A JP27595794A JPH07178103A JP H07178103 A JPH07178103 A JP H07178103A JP 6275957 A JP6275957 A JP 6275957A JP 27595794 A JP27595794 A JP 27595794A JP H07178103 A JPH07178103 A JP H07178103A
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    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06066Needles, e.g. needle tip configurations
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    • A61B17/06066Needles, e.g. needle tip configurations
    • A61B2017/06085Needles, e.g. needle tip configurations having a blunt tip

Abstract

(57)【要約】 【目的】 執刀者の手袋をはめた手の皮膚侵入の可能性
を有意に減らす鈍い先端の外科用針を提供する。 【構成】 1つの実施態様においては、鈍い先端の針
は、球根状の鈍い先端で終わる先端部分を含む。もう1
つの実施態様においては、針の先端部分は、ボールソケ
ット及びその中に回転自在に配置されたボールを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】本発明は、全体として外科用針にそし
て、更に特別には、1つの針が球根状先端を有しそして
もう1つの針が表面の上で転がることができるボール先
端を含みそして両方の針が執刀者の手袋をはめた手の潜
在的な皮膚侵入を減らす2つの鈍い先端の外科用針に関
する。
【0003】
【先行技術の説明】今日では誰もが、ヒト免疫不全ビー
ルス(HIV)及び後天性免疫不全症候群(AIDS)
にかかることのつらさを良く知っている。HIV又はA
IDSを確かに有する又は有する可能性がある人々と接
触するリスクを日々扱わなければならない職業の人々
は、このつらさを鋭敏に知っている。医療の職業の人
々、殊に外科医は、手術を行う時に極めて高いリスクの
位置にある。感染性の病気例えばAIDSビールスはA
IDSを有する人に施された、汚染された針から偶発的
に加えられた針の突き刺しによって広がる可能性がある
という知識は、この職業に関する多くの心配の原因であ
る。それ故これらの職業人はリスクを減らすためにあら
ゆる予防手段を取っている。例えば、二重手袋、鈍い先
端の針、及び指で厚くなった手袋の使用は、手袋穴開き
の率を減らすことが知られている。加えて、組織と針の
両方を一層効果的に掴むようにデザインされた鉗子の使
用及び皮膚閉止のためのステープルの使用もまた、手袋
穴開きの発生率を減らすことが知られている。
【0004】従って、外科用針先端デザインの領域にお
いて増大する量の活動が行われた。例えば、Sahiら
への米国特許第4,828,547号は、後退位置から
延長位置へ移動可能である鈍くする部材を有する針を開
示している。後退位置においては、この鈍くする部材は
針の穴開け先端と干渉しない。延長位置においては、鈍
くする部材は、穴開け先端を越えて延びそしてそれ故偶
発的な針突き刺しに対する防護物として作用する。注射
針のための遮蔽又は防護タイプの組立体の別の例は、G
lazierへの米国特許第4,883,469号及び
Braginetzらへの第4,883,471号中に
開示されている。
【0005】上で開示された装置は、ただ一刺しの後で
処分される皮下注射針のためには有用である。このデザ
インは外科用針に関する使用のためには実用的ではない
であろう。何故ならばこのような針は体の中への繰り返
された突き刺しを行わなければならないからである。
【0006】McIntoshへの米国特許第5,12
3,910号は、円形の断面を有しそして鈍いヘッドで
終わるテーパーの付いた針先端を開示している。この鈍
いヘッドは、鋭い端表面を持たない、一部が球形又はそ
の他の曲がった形を有する。しかしながら、曲がった先
端のすべての部分がテーパーの付いた先端部分の最小の
周辺よりも大きくなくそして鈍い先端が接触される表面
の上で転がることができないので、この針はなお執刀者
の手袋をはめた手に侵入することができる。かくして、
この鈍い先端の針は従来の鋭い点の針を凌ぐ改善である
けれども、それは手袋をはめた手の皮膚侵入の確率を有
意に減らすことはない。かくして、体の皮膚ではないそ
してもろく柔らかい組織を縫い合わせる際の使用のため
の、一方同時に執刀者の手袋をはめた手の皮膚侵入の確
率を有意に減らす改善された外科用針を開発する必要性
が存在する。
【0007】
【発明の要約】本発明は、執刀者の手袋をはめた手の皮
膚侵入の確率を有意に減らしそれによってすべての伝染
性の作用物質の潜在的な伝達を減少させる、鈍い先端の
外科用針に向けられる。本発明の1つの実施態様におい
ては、針は、球根状の鈍い先端で終わる先端部分を含
む。球根状の先端の供与は、本発明の針がユーザーの手
袋及び皮膚に侵入することがより少ないという点で先行
技術の鈍い先端の針を改善する。
【0008】本発明の球根状の先端の針の1つの実施態
様においては、針は、先端部分及び、その遠位端で続い
た鈍い先端を含む。この先端部分は、その長さを通して
全体として均一な断面を有するか、又は遠位端に向かっ
て漸次減少する断面を有することができる。鈍い先端の
断面の周辺の長さは、先端部分の遠位端の断面の周辺の
長さより大きい。球根状の鈍い先端は、先端部分の遠位
端の外側表面と滑らかに融合し、その結果針の先端には
鋭い端が存在しない。比較的小さい径の針の上の比較的
大きい半径の先端を利用することによって、本発明の針
は、体の皮膚ではない組織を縫い合わせる際の使用のた
めに適切であり、一方同時に執刀者の手袋をはめた手の
皮膚侵入の確率を有意に減らす。
【0009】例として、先端部分は円形の断面を有して
良く、そして球根状の先端は実質的に球形で良い。しか
しながら、この形状は本発明にとって限界的ではなく、
そして先端部分及び鈍い先端は、鈍い先端の周辺の長さ
が先端部分の遠位端の周辺の長さより長い限り、広い範
囲の形を有することができる。加えて、鈍い先端の任意
の形に対して、先端部分は種々の慣用の形例えば円形、
四角形、長方形、三角形又は平らな押し潰された円形の
任意の形を有することができる。
【0010】本発明のもう1つの実施態様においては、
針の先端部分は、ボールの回転自在な保持のためのその
遠位端におけるボールソケット及びソケット内に回転自
在に保持されたボールを含む。ボールソケットの底は、
凹面形のボールシートを含む。1つの代わりの実施態様
においては、ボールソケットは、第一及び第二穴の間に
配置された周辺が内側に傾いた支持表面を含む。この実
施態様においては、ボールは、第一穴の上側縁、支持表
面の下側周辺及び第二穴の上側縁と回転自在に接触す
る。
【0011】両方の実施態様において、ボールは、侵入
されるべき組織の表面と最初の接触をする。ボールがプ
ラスチックの手袋と接触する時に、ボールは最初に表面
の上を転がりそして侵入せず、それによって外科医が手
袋を通しそして皮膚中への侵入なしに針を素早く引っ込
めることを可能にする。かくして、針の先端でのボール
の供与は、本発明の針はユーザーの手袋及び皮膚に侵入
することがより少ないという点で先行技術の鈍い先端の
針を改善する。他方、ボールは、組織と接触する時には
自由には転がらず、そして縫い合わせ機能を行うために
加えられる適切な力によって組織に侵入することができ
るであろう。かくして、本発明の転がるボールの針は、
執刀者の手袋をはめた手の意図しない突き刺しに対して
保護を与える一方、組織を縫い合わせる外科医の能力に
悪い影響を与えない。
【0012】球根状先端又は回転自在なボール先端を有
する結果として、本発明の針は、従来の鋭い点の針及び
先行技術の鈍い先端の針を凌ぐ有意な改善である。本発
明の改善された鈍い先端の外科用針は、柔らかい皮膚で
はない又はもろい体の組織、並びにその他のタイプの組
織を縫い合わせる際の使用のために適切であり、一方手
術の手袋をはめた手の意図しない突き刺しに対して増加
した保護を与える。
【0013】
【発明の詳細な記述】図1〜5中の図面を参照して説明
すると、本発明の鈍い先端の外科用針10の1つの実施
態様が示されている。針10は、縫い目装着部分12、
その全体の長さを通じて全体として均一な断面積を有す
る連続した本体部分14、及び連続した先端部分16を
含む。
【0014】縫い目装着部分12は、真っすぐでありそ
してその軸に沿って縫い目針の近位端から延びる孔18
を有する。縫い目装着部分12の長さは、一般的に、孔
18の長さと等しいか又はそれより少し長い。縫い目2
2は一端の部分で孔18中に挿入されそして次に縫い目
装着部分12が変形又は圧縮されて縫い目22を保持す
る。
【0015】本体部分14の断面の形は、広い範囲の慣
用の形例えば円形、四角形、長方形及び三角形を有する
ことができる。しかしながら、使用の間の針10の安定
性及び制御を与えるためには、本体部分14は、図2中
に示すような平らな押し潰された円形の断面を有するこ
とができる。針10においては、本体部分14及び先端
部分16は曲がっていてそして一定の曲率半径を有する
ことができる。しかしながら、この構造は本発明にとっ
て重要ではなく、そしてそれ故本体部分14及び先端部
分16は意図される特別な目的のために適切であると考
えられる任意の真っすぐな及び/又は曲がった構造を帯
びることができる。
【0016】図1、3及び4を参照して説明すると、本
発明による鈍い先端の外科用針10の1つの実施態様が
示されている。針10は、本体部分14及び連続した先
端部分16にわたって全体として均一な断面形を示し、
そして球根状の鈍い先端24で終わる。図3中に示すよ
うに、先端部分16の断面形は、例えば、円形で良い。
【0017】鈍い先端24は、図1及び4中に示すよう
に、実質的に球の形を有して良い。図3及び5を参照し
て説明すると、鈍い先端24の最も広い部分の断面の周
辺の長さ25は、先端部分16の遠位端の断面の周辺の
長さ27よりも長くなければならない。図3〜5の図示
の例においては、先端24の径は、球根状の鈍い先端2
4を与えるために先端部分16の径よりも長くなければ
ならない。先端における針10の形は、先端部分16か
ら鈍い先端24への26で滑らかな変化を作り、その結
果先端24において鋭い端又は切れ目が存在しない。
【0018】球根状の鈍い先端24を利用することによ
って、執刀者の手袋をはめた手に侵入するために必要と
される針10の侵入力は、従来の鋭い点の針及び先行技
術の鈍い先端の針と比較して有意に増加される。結果と
して、針10は、執刀者の手袋をはめた手の皮膚侵入の
確率を有意に減らす。加えて、針10は、比較的大きな
径の先端24を比較的小さな針本体の上に作ることがで
きるという利点を有する。この特徴は、一度針の先端が
組織に侵入すれば針10を縫い合わせられている組織中
の開口を通して容易に引き出すことを可能にする。何故
ならば、先端24によって作られた穴は針本体よりも大
きいであろうからである。
【0019】図6〜8を参照して説明すると、本発明に
よる外科用針30のもう1つの実施態様が示されてい
る。この実施態様においては、針の先端部分32は、そ
の近位端34からその遠位端36へと漸次減少する円形
の断面形を有する。先端部分32は、体の皮膚ではない
又はもろく柔らかい組織の貫通を一方執刀者の手袋をは
めた手の皮膚侵入を防止することを可能にするような形
状にされている球根状の鈍い先端38で終わる。先端部
分32のテーパーの形のために、針30は、針10より
も厚い先端部分及び厚い本体部分を有するであろう。結
果として、針30は、曲がること又は破断することな
く、縫い合わせられている組織に侵入するより大きな力
を与える。加えて、針30のより厚い先端及び本体部分
は、本体部分をもっと容易に掴みそして適切な針保持器
具中に保持することができるより大きな安定性を与え
る。
【0020】図6中に示すように、鈍い先端38は実質
的に球形を有して良い。図7と8を比較することによっ
て示されるように、鈍い先端38の最も広い部分の断面
の周辺の長さ39は、先端部分32の遠位端36の断面
の周辺の長さ41よりも長くなければならない。鈍い先
端38は先端部分22の遠位端36の外側表面と滑らか
に融合し、その結果先端38では鋭い端又は切れ目が存
在しない。
【0021】先端部分を円形の断面の形として述べ、そ
して鈍い先端24及び38を球形として述べたけれど
も、これらの形状は本発明にとって限界的ではないこと
が、本発明の技術における当業者によって理解されなけ
ればならない。先端部分及び鈍い先端は、鈍い先端の幅
が先端部分の遠位端の幅よりも大きい限り、広い範囲の
形を有することができる。例えば、鈍い先端24及び3
8は、その最も広い領域でそれぞれの先端部分の遠位端
の断面の周辺の長さよりも長い断面の周辺の長さを有す
る楕円又は卵形ドームの形を有して良い。加えて、鈍い
先端の任意の形に対して、先端部分は上で述べた形、例
えば円形、四角形、長方形、三角形及び平らな押し潰さ
れた円形の任意の形を有して良い。
【0022】鈍い先端24は、その最も広い領域におい
て、針の先端部分16の径よりも約25%〜約300%
大きい断面径を有する。鈍い先端38は、その最も広い
領域において、針の先端部分32の最も狭い径よりも約
25%〜約300%大きい断面径を有する。針の本体部
分14の径は約0.020”〜0.050”の範囲で良
い。
【0023】針10及び30は、適切な材料例えば外科
グレードのスチール、プラスチック材料及び/又はスチ
ールとプラスチックの組み合わせから堅く作られる。
【0024】図9を参照して説明すると、本発明による
外科用針40のもう1つの実施態様が示されている。針
の先端部分42は、その近位端44からその遠位端46
へと漸次減少する円形の断面形を有して良い。先端部分
42は鈍い先端48で終わる。鈍い先端48は、自由に
回転可能なボール52を保持するのに適したボールソケ
ット50から成る。ボールソケット50は、図10中に
示すように、その外側先端においてボールを留める穴5
4、及び隣接した円錐形のボールシート56を有する。
ボール52は、穴54の開放端を通してそしてボールシ
ート56の上にそれをはめ込み、そして穴54の縁をそ
の末端でクリンプしてそれがボール52を留めそしてそ
れが落下するのを防止することによって所定の場所に組
み立てられる。ボール52は約0.005”〜0.06
0”の範囲の径を有して良い。
【0025】図11は、本発明の外科用針60の別の実
施態様を示す。ボールソケット62は自由に回転可能な
ボール52を留めるのに適している。この実施態様にお
いては、ボールソケット62は、第一穴66と第二穴6
8の間にそしてそれらと隣接して配置された周囲で内側
に傾いた支持表面64を含む。ボール52は、第一穴の
上側縁、表面64の下側周辺及び第二穴68の上側縁と
接触している。隣接した円錐形の部分70は第二穴68
の下側部分から延びる。第一穴66は、ボールを留める
穴でありそしてその縁でクリンプされてボール52を回
転自在に含みそしてそれが落下するのを防止する。
【0026】ボール保持器、ソケット及びボールシート
の形及び形状は本発明にとって限界的ではなく、そして
それ故ボール52が自由に回転可能であることを可能に
する任意の形状を取ることができることが、本発明の技
術の当業者によって理解されるべきである。例えば、上
で述べた実施態様に加えて、ボールシート56は、傾い
た凹面の表面又は開いた球形の表面を有して良い。
【0027】本発明の針のボール52の曲がった表面
は、従来の鋭い点の針及び先行技術の鈍い先端の針と比
較して執刀者の手袋をはめた手の皮膚侵入の確率を有意
に減らす。加えて、針40及び60は、ボール52がラ
テックス手袋の表面に接触する時にボールが表面に侵入
することなく表面の上を転がるであろうという点で、執
刀者の手袋をはめた手の意図しない突き刺しに対して付
加的な保護を与える。これは、手袋を通してそして皮膚
中に侵入することなく外科医が針を素早く引き出すこと
を可能にする。針40及び60は、ボール52を堅い材
料例えばカーバイドで作ることができ、一方針本体42
を針10及び30に関して上で述べたスチール材料の任
意のもので作ることができるという別の利点を有する。
これは、ボールが損傷される又はそれ以外で変形される
ことなく、皮膚ではない組織に効果的に侵入するために
ボール52に十分な構造的実体を与えるであろう。
【0028】本発明の針は、肝臓、腎臓、心臓、筋肉及
び筋膜、脂肪質の筋骨周囲の組織及び体のその他の皮膚
ではない柔らかい組織、並びにその他のタイプの組織を
縫い合わせる際の使用のために適切であり、一方同時に
執刀者及び手術に関係する人々例えば外科医、外科医の
補助者、洗浄及び巡回看護婦の手袋をはめた手の皮膚侵
入の確率を減らす。
【0029】本発明を特別に示しそしてその例示的でか
つ好ましい実施態様に関して説明してきたけれども、形
態及び詳細における上述のそしてその他の変化は、添付
された特許請求の範囲の範囲だけによって限定されるべ
き本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明の
中で作ることができることが当業者によって理解される
であろう。
【0030】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0031】1.近位端及び遠位端を有する先端部分
(ここで該遠位端は1つの断面の周辺の長さを有す
る)、該先端部分の該遠位端と隣接した鈍い先端(ここ
で該鈍い先端は該先端部分の該遠位端の該断面の周辺の
長さより大きい断面の周辺の長さを有する)を有して成
る外科用針。
【0032】2.該先端部分の該断面が円形でありそし
て該鈍い先端が実質的に球形を有する、上記1記載の外
科用針。
【0033】3.該先端部分が該遠位端に向かって漸次
減少する断面積を有する、上記1記載の外科用針。
【0034】4.該先端部分の該断面が円形でありそし
て該鈍い先端が実質的に球形を有する、上記3記載の外
科用針。
【0035】5.縫い糸が取り付けられる予定の孔を有
する縫い糸装着部分、及び該縫い糸装着部分と該先端部
分との間にそしてそれらと隣接して配置されている本体
部分を更に含む、上記1記載の外科用針。
【0036】6.該本体部分がその全体の長さを通して
一般的に均一な断面積を有する、上記5記載の外科用
針。
【0037】7.該針が一定の曲率半径を有する全体と
して曲がった形を有する、上記6記載の外科用針。
【0038】8.該本体部分の該断面積が円形、四角
形、長方形、三角形及び平らな押し潰された円形から成
る群から選ばれた形を有する、上記7記載の外科用針。
【0039】9.近位端及び遠位端を有する先端部分
(ここで該遠位端はボールの回転自在な保持のためのボ
ールソケットを有する)、並びに該ボールソケット内に
回転自在に保持されたボールを有して成る外科用針。
【0040】10.ボールソケットがボールソケットの
上側部分に第一穴を含む、上記9記載の外科用針。
【0041】11.該ボールソケットがボールソケット
の底にそして該第一穴と隣接した凹面形のボールシート
を更に含む、上記10記載の外科用針。
【0042】12.ボールシートが円錐形及び球形から
成る群から選ばれた形を有する、上記11記載の外科用
針。
【0043】13.該ボールソケットが、第二穴並び
に、第一及び第二穴の間にそしてそれらと隣接して配置
された周辺の内側に傾いた支持表面を更に含む、上記1
0記載の外科用針。
【0044】14.該第二穴の下側周囲から延びる円錐
形の下側表面を更に含む、上記13記載の外科用針。
【0045】15.縫い糸が取り付けられる予定の孔を
有する縫い糸装着部分、及び該縫い糸装着部分と該先端
部分との間にそしてそれらと隣接して配置されている本
体部分を更に含む、上記12記載の外科用針。
【0046】16.該本体部分がその全体の長さを通し
て一般的に均一な断面積を有する、上記15記載の外科
用針。
【0047】17.該針が一定の曲率半径を有する全体
として曲がった形を有する、上記16記載の外科用針。
【0048】18.該本体部分の該断面積が円形、四角
形、長方形、三角形及び平らな押し潰された円形から成
る群から選ばれた形を有する、上記17記載の外科用
針。
【0049】19.該鈍い先端の該断面の周囲が該先端
部分の該遠位端の断面の周囲の径よりも約25%〜約3
00%大きい径を有する、上記1記載の外科用針。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科用針の1つの実施態様の斜視図で
ある。
【図2】図1中のライン2−2に沿って取られた断面図
である。
【図3】図1中のライン3−3に沿って取られた断面図
である。
【図4】図1の針の先端部分の断面図である。
【図5】図1中のライン5−5に沿って取られた断面図
である。
【図6】本発明の外科用針のもう1つの実施態様の先端
部分の断面図である。
【図7】図6中のライン7−7に沿って取られた断面図
である。
【図8】図6中のライン8−8に沿って取られた断面図
である。
【図9】本発明による外科用針の別の実施態様の先端部
分の断面図である。
【図10】回転自在なボールなしの図9の先端部分の断
面図である。
【図11】本発明の外科用針のもう1つの実施態様の先
端部分の断面図である。
【符号の説明】
10、30、40 外科用針 12 縫い目装着部分 14 本体部分 16、32、42 先端部分 18 孔 22 縫い目 24、38、48 鈍い先端 34、44 近位端 36、46 遠位端 50 ボールソケット 52 ボール 54 穴 56 ボールシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近位端及び遠位端を有する先端部分(こ
    こで該遠位端は1つの断面の周辺の長さを有する)、 該先端部分の該遠位端と隣接した鈍い先端(ここで該鈍
    い先端は該先端部分の該遠位端の該断面の周辺の長さよ
    り大きい断面の周辺の長さを有する)を有して成る外科
    用針。
  2. 【請求項2】 近位端及び遠位端を有する先端部分(こ
    こで該遠位端はボールの回転自在な保持のためのボール
    ソケットを有する)、並びに該ボールソケット内に回転
    自在に保持されたボールを有して成る外科用針。
JP27595794A 1993-10-18 1994-10-14 鈍い点の針 Expired - Fee Related JP4087909B2 (ja)

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US08/138,680 US5383901A (en) 1993-10-18 1993-10-18 Blunt point needles
US138680 1993-10-18

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Publication Number Publication Date
JPH07178103A true JPH07178103A (ja) 1995-07-18
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