JPH07178066A - 磁気共鳴診断装置 - Google Patents

磁気共鳴診断装置

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JPH07178066A
JPH07178066A JP5325523A JP32552393A JPH07178066A JP H07178066 A JPH07178066 A JP H07178066A JP 5325523 A JP5325523 A JP 5325523A JP 32552393 A JP32552393 A JP 32552393A JP H07178066 A JPH07178066 A JP H07178066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
timing
magnetic resonance
output
magnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP5325523A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hino
正章 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5325523A priority Critical patent/JPH07178066A/ja
Publication of JPH07178066A publication Critical patent/JPH07178066A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気共鳴画像撮影中において、任意のタイミ
ングで撮影を中断することのできる磁気共鳴診断装置を
提供することを目的とする。 【構成】 SCC(システムコンディションチェック)
のタイミングが記述されたイベントメモリにパルスシー
ケンスのタイミング情報を格納し、SPM(シーケンス
パーティションマーク)が記述されたリングバッファに
パルスシーケンスの波形情報を格納する。そして、撮影
が中断された際にはSCCとSPMとにより中断時と同
じシーケンスを繰り返すことにより定常状態を維持し、
中断解除後には継続してシーケンスを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴診断装置に係
り、特にパルスシーケンスを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用診断装置の開発が進められる
中で、磁気共鳴診断装置が多く用いられている。磁気共
鳴診断装置は、一様な静磁場下に置かれた被検体に所定
のパルスシーケンスでRFパルス,及びリード,スライ
ス,エンコード方向の傾斜磁場を印加し、これによって
発生するエコー信号を収集して磁気共鳴画像を再構成
し、診断に供するものである。
【0003】このような磁気共鳴診断装置では、パルス
シーケンスを記憶するためのメモリを有しており、従来
においてはメモリ内に例えば図7に示すように出力タイ
ミング及び出力波形が記述される各シーケンスA,B,
C,D,…が記憶され、撮影を行なう場合にはこの記憶
内容を順次読出してパルスシーケンスを実行していた。
【0004】また、磁気共鳴診断装置では、他の医用機
器、例えば超音波診断装置やX線CT装置に比べて撮影
時間が長いため、例えば患者の体動等の状況変化が発生
した場合には一旦撮影を中断し、復旧した後に再び継続
させたいという要望がある。ところが、前述したよう
に、パルスシーケンスの実行順序は図7に示されるよう
に予め決定されるので途中で強制的にシーケンスを中断
させるとNMR現象の定常状態を確保することができ
ず、継続してシーケンスを実行することは不可能であ
る。
【0005】従って、撮影中に何らかの原因で状況変化
が発生し、シーケンスを中断した場合には改めて最初か
ら撮影を実行し直さなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
ける磁気共鳴診断装置は撮影を途中で中断した場合には
再び継続することができないので、改めて初めから撮影
を行なわなければならず、撮影時間が無駄になるばかり
でなく操作者に大きな負担をかけるという欠点があっ
た。
【0007】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、撮
影を途中で中断させた場合に、継続してその後のシーケ
ンスを実行することのできる磁気共鳴診断装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1の発明は、一様な静磁場下に置かれた被検
体に、所定のパルスシーケンスでRFパルス及び傾斜磁
場を印加し、発生したエコー信号を収集して磁気共鳴画
像を撮影する磁気共鳴診断装置において、前記パルスシ
ーケンスのタイミング情報を記憶するタイミング情報記
憶部と前記パルスシーケンスの波形情報を記憶する波形
情報記憶部とがそれぞれ独立したメモリにて構成される
ことが特徴である。
【0009】また、本願第2の発明は、一様な静磁場下
に置かれた被検体に、所定のパルスシーケンスでRFパ
ルス及び傾斜磁場を印加し、発生したエコー信号を収集
して磁気共鳴画像を撮影する磁気共鳴診断装置におい
て、システムチェックのタイミングを記述し得るルーブ
構造のイベントメモリを有し、前記パルスシーケンスの
タイミング情報を記憶するタイミング情報記憶手段と、
繰り返すべきシーケンスの区切り情報を記述し得るリン
グバッファを有し、前記シーケンスの波形情報を記憶す
る波形情報記憶手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の如く構成された本発明では、磁気共鳴画
像を撮影している際に状況変化等が発生し撮影を中断す
ると、イベントメモリに記述されたシステムチェック
(SCC)により撮影が中断されたことを認識し、中断
時と同一のタイミング情報を繰り返して出力する。ま
た、リングバッファに記述された区切り情報(SPM)
により、この区切り情報で区切られた波形情報のシーケ
ンスを繰り返して出力する。
【0011】従って、中断している際においても定常状
態を確保することができ、中断が解除されると継続して
撮影を実行することができる。そして結果、撮影時間を
無駄にすることはなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明が適用される磁気共鳴診断装置の
一般的な構成を示す図であり、図示のように被検体Pの
周囲には該被検体Pの傾斜磁場を印加するための傾斜磁
場コイル12が配されている。
【0013】傾斜磁場コイル12は、それぞれX軸,Y
軸,Z軸の方向に傾斜磁場を印加するX軸方向傾斜磁場
コイル12a、Y軸方向傾斜磁場コイル12b、Z軸方
向傾斜磁場コイル12cを有しており、各コイル12a
〜12cはそれぞれX軸傾斜磁場電源14a,Y軸傾斜
磁場電源14b,Z軸傾斜磁場電源14cと接続されて
電力が供給されるようになっている。
【0014】また、被検体Pの撮影部位近傍には高周波
パルスを印加するとともに、発生したエコー信号を受信
するRFコイル13が配設されており、該RFコイル1
3は高周波パルスを発振する送信回路系15、及びエコ
ー信号を受信する受信回路系16と接続されている。
【0015】シーケンサ17は、前記各傾斜磁場電源1
4a〜14c及び送信回路系15、受信回路系16の各
動作タイミングを制御するものであり、コンピュータシ
ステム18の制御下で動作する。また、コンピュータシ
ステム18は、受信回路系16が得られた信号を処理し
てMR画像を構成し、これをディスプレイ19に表示す
る。
【0016】図2はシーケンサ17の内部構成を示すブ
ロック図であり、シーケンス制御を行なうCPU21
と、パルスシーケンスのタイミング情報を記憶するタイ
ミング情報記憶部22及び波形情報を記憶する波形情報
記憶部23から構成されている。
【0017】タイミング情報記憶部22は、同一の内容
を複数回繰り返して出力するループ状のイベントテーブ
ル24と、このイベントテーブル24の記憶内容に従っ
て実際にタイミング情報を出力するマイクロコントロー
ラ25を有している。
【0018】波形情報記憶部23は、記述されたシーケ
ンスの内容を先入れ先出し方式で仮想的無限に出力し得
るリングバッファ26と、このリングバッファ26の出
力を前記タイミング情報記憶部22からのタイミングに
合わせて出力するマイクロコントローラ27を有してい
る。
【0019】図3はイベントテーブル24の記憶内容の
例を示す説明図であり、この例ではシーケンスaが3回
繰り返される。つまり、磁気共鳴診断装置のパルスシー
ケンスはエンコードを変更させながら同一のRFパルス
及びリード,スライス方向の傾斜磁場を印加することが
多いので、その印加タイミングは同一であることが多
い。例えば、図4はスピンエコー法のRFパルスの印加
タイミングを示すシーケンス図であり、90°〜180
°〜エコーのエコー時間TEにて1つのエンコードのエ
コーが得られ、更に繰り返し時間TRにて次のエンコー
ドに対する90°パルスが印加され、同様のシーケンス
が繰り返される。従って、タイミング情報としては図3
に示すように同一のシーケンスaを複数回(図では3
回)繰り返す。また、シーケンスaが終了する時点にシ
ステムをチェックするタイミングを示すSCC(Sys
temcondition check)が符されてい
る。
【0020】図5は図2に示したリングバッファ26の
記憶内容を示す図であり、この例ではシーケンスAとシ
ーケンスB記述されている。シーケンスAは例えば第1
のエンコードの波形、シーケンスBは第2のエンコード
の波形であり、それぞれの区切りの部分にはSPM(S
equence Partition mark)が符
されている。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
いま、図3に示したようにイベントテーブル24にタイ
ミング情報のシーケンスaが記述され、図5に示したよ
うにリングバッファ26に波形情報のシーケンスA,B
が記述されているとする。そして、エンコードの異なる
シーケンスA,B,C,D…を順次実行するには、ま
ず、1回目シーケンスaのタイミングでシーケンスAに
記述された第1エンコードのパルスを出力する。その
後、2回目のシーケンスaのタイミングでシーケンスB
に記述された第2エンコードのパルスを出力する。そし
て、この間に既に終了したシーケンスAの内容をシーケ
ンスC(第3エンコードが記述されている)に書き換え
る。これは、リングバッファ26が、リードとライトを
全く独立に動作させることができるからである。
【0022】そして、上記の操作を繰り返すことにより
一連のパルスシーケンスが実行され、データの収集が行
なわれる。
【0023】ここで例えば、被検体が動く等の状況変化
が発生し、操作者がシーケンスの中断指令をインプット
した場合について説明する。図6はイベントテーブル2
4に記述されたSCCの出力を示すタイミングチャート
である。同図において、例えば2回目のシーケンスa実
行中の時刻t1 にて中断指令が入力されると、次のSC
C出力時刻t2 にてシステムの状態がチェックされ、2
回目のシーケンスaを繰り返して実行する。また、図5
に示すリングバッファ26は中断指令が入力されるとそ
の時のシーケンスを繰り返す。即ち、シーケンスBを実
行中に中断した場合にはそのスタートアドレス、エンド
アドレスを示すSPMにより、シーケンスBが実行され
た後、再びシーケンスBを繰り返す。
【0024】従って、シーケンスが中断された場合にお
いても、同じシーケンスを繰り返すことにより定常状態
を維持することができ、中断が解除されると継続して次
のシーケンスを実行することができるのである。
【0025】このようにして本実施例では、シーケンス
実行中に何らかの異常で中断されても、イベントテーブ
ル24に記述されたSCC、及びリングバッファ26に
記述されたSPMにより同一のシーケンスを繰り返すこ
とができ、シーケンス中断中の定常状態を維持すること
ができる。従って、中断解除後にシーケンスを継続して
実行することができるので、撮影時間を無駄にすること
はない。また、波形情報を記憶するためにリングバッフ
ァ26を用い、この記述の内容を逐次書き換えることに
よってシーケンスが実行されるので、大容量のメモリを
必要とせず、又、シーケンスの拡張性を確保することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パルスシーケンスを実行している際に、一旦中断させた
後継続して実行することができるので、撮影中に被検体
が動いた場合でも柔軟に対応することができ、撮影時間
を無駄にすることはない。
【0027】また、シーケンスが高速化され、画像処理
装置における処理がデータ収集のスピードに追いつかな
い場合には、自動的にシーケンスを中断させて画像処理
を行なうことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気共鳴診断装置の概略的な構成
を示すブロック図である。
【図2】シーケンサの構成を示すブロック図である。
【図3】イベントテーブル内のデータを示す説明図であ
る。
【図4】スピンエコー法のRFパルスの印加タイミング
を示す図である。
【図5】リングバッファ内のデータを示す説明図であ
る。
【図6】SCCの出力タイミングを示す図である。
【図7】従来のパルスシーケンスメモリの記憶内容を示
す説明図である。
【符号の説明】
12 傾斜磁場コイル 13 RFコイル 17 シーケンサ 21 CPU 22 タイミング情報記憶部 23 波形情報記憶部 24 イベントテーブル 25,27 マイクロコントローラ 26 リングバッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様な静磁場下に置かれた被検体に、所
    定のパルスシーケンスでRFパルス及び傾斜磁場を印加
    し、発生したエコー信号を収集して磁気共鳴画像を撮影
    する磁気共鳴診断装置において、 前記パルスシーケンスのタイミング情報を記憶するタイ
    ミング情報記憶部と前記パルスシーケンスの波形情報を
    記憶する波形情報記憶部とがそれぞれ独立したメモリに
    て構成されることを特徴とする磁気共鳴診断装置。
  2. 【請求項2】 一様な静磁場下に置かれた被検体に、所
    定のパルスシーケンスでRFパルス及び傾斜磁場を印加
    し、発生したエコー信号を収集して磁気共鳴画像を撮影
    する磁気共鳴診断装置において、 システムチェックのタイミングを記述し得るループ構造
    のイベントメモリを有し、前記パルスシーケンスのタイ
    ミング情報を記憶するタイミング情報記憶手段と、 繰り返すべきシーケンスの区切り情報を記述し得るリン
    グバッファを有し、前記パルスシーケンスの波形情報を
    記憶する波形情報記憶手段と、 を具備したことを特徴とする磁気共鳴診断装置。
JP5325523A 1993-12-24 1993-12-24 磁気共鳴診断装置 Pending JPH07178066A (ja)

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JP5325523A JPH07178066A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 磁気共鳴診断装置

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JP5325523A JPH07178066A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 磁気共鳴診断装置

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JPH07178066A true JPH07178066A (ja) 1995-07-18

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ID=18177831

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JP5325523A Pending JPH07178066A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 磁気共鳴診断装置

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JP (1) JPH07178066A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1729144A1 (en) * 2005-05-26 2006-12-06 GE Medical Systems Global Technology Company, LLC Breathhold dynamic MRI scanning
JP2010075503A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Hitachi Medical Corp マルチモダリティ手術支援装置
JP2013052016A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置

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