JPH07177579A - 車載用機器制御システム - Google Patents

車載用機器制御システム

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Publication number
JPH07177579A
JPH07177579A JP34414793A JP34414793A JPH07177579A JP H07177579 A JPH07177579 A JP H07177579A JP 34414793 A JP34414793 A JP 34414793A JP 34414793 A JP34414793 A JP 34414793A JP H07177579 A JPH07177579 A JP H07177579A
Authority
JP
Japan
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unit
rank
master
key
ranking
Prior art date
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Pending
Application number
JP34414793A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayoshi Yoshida
田 定 義 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のシステムが接続されていても自動的にマ
スタユニットを決定できる車載用機器制御システムを提
供することにある。 【構成】複数個のマスタユニットには予め優先順位とし
てのランク値を付与し、動作時には、上記ランク値をシ
ステム制御線を介して他のマスタユニットに送出し、自
ユニットに付与されたランク値が、受信ランク値よりも
上位にあるときのみ、自ユニットをホストユニットとし
て動作せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用機器制御システ
ムに関し、特に自ユニットだけでなく周辺システムにつ
いても制御機能を有するマスタユニットが複数個設けら
れた車載用機器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車載用機器として車に搭載される機器
は、テープレコーダ、CD装置、CDチェンジャー等の
音響機器の他、近年は液晶テレビ、ナビゲーションシス
テムを始め視覚的機器等、その種類も多種多様化してい
る。
【0003】複数のソースの動作を制御するためには、
例えば、CDプレーヤやテープレコーダのような車載機
器の動作を制御するには、それぞれの機器を個別に制御
する操作部を設置することが多いが、各機器毎に設けら
れた操作部を操作するのは煩雑である。そこで、複数機
器の制御操作を一台のマスタユニットで制御するシステ
ムが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来車
に搭載されている複数の機器ユニットを1台の操作部で
操作できるようにしたマスタユニットが実用化されてい
る。この種のシステムでは、一台のマスタユニットに予
め接続される機種が決定されており、複数のマスタユニ
ットが接続された場合は、いずれのマスタユニットも制
御不能となったり、複数のマスタユニットのうち1ユニ
ットのみが動作し、他はスタンバイ状態にて待機状態と
せざるを得ない。
【0005】また、入力キーの種類の判断においても、
1つのマスタユニットから別のマスタユニットの機能を
操作するシステムはなく、あくまでも、他からの命令に
より動作し、自らは他を動作しないCDチェンジャーの
ようなスレーブ動作を目的とするユニットの制御が主で
あった。
【0006】一方、音響ソースはアナログからデジタル
に移行している現状を考慮すると、コントロールユニッ
トに搭載するソースは、従来のように、カセットテープ
のみに限定されなくなっている。したがって、従来のよ
うにスレーブユニットをCD、マスタユニットをテープ
という組み合わせに限定されず、それぞれ単独でもコン
トロールユニットとして動作し、また複数接続時には従
来の組み合わせで動作できるシステムが要望されてい
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、複数のシステム
が接続されていても自動的にマスタユニットを決定でき
る車載用機器制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明の車載用機器制御システムは、入力キーから
の指令情報に応答して制御マイコンを介して被制御機器
を制御するマスタユニットが複数個、車に搭載され、前
記複数個のマスタユニットには予め優先順位としてのラ
ンク値が付与され、動作時、前記ランク値をシステム制
御線を介して他のマスタユニットに送出するとともに、
自ユニットに付与されたランク値が、前記システム制御
線を介して受信したランク値よりも上位にあるときの
み、自ユニットがホストユニットとして動作するように
構成される。
【0009】
【作用】本発明では、複数個のマスタユニットには予め
優先順位としてのランク値を付与し、動作時には、上記
ランク値をシステム制御線を介して他のマスタユニット
に送出し、自ユニットに付与されたランク値が、受信ラ
ンク値よりも上位にあるときのみ、自ユニットをホスト
ユニットとして動作せしめる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明による車載用機器制御シ
ステムの一実施例を示す構成図である。本実施例のシス
テムは、テープレコーダ録音再生系を第1のマスタユニ
ット1、CDプレーヤ再生系を第2のマスタユニット
2、CDプレーヤ再生装置のディスク交換動作を行なう
CDチェンジャー機構をスレーブユニット3としたシス
テム構成例である。
【0011】マスタユニット1は、制御マイコン11、
テープメカ部12、入力キー部13及び周辺回路部14
を、マスタユニット2は制御マイコン21、CDメカ部
22、入力キー部23及び周辺回路部24を、スレーブ
ユニット3は制御マイコン31、CDチェンジャーメカ
部32及び周辺回路部33を有する。
【0012】マスタユニット1と2の入力キー部13と
23からは、動作を指示する指示信号が入力され、制御
マイコンを介して各部の動作が制御される。マスタユニ
ット1と2の制御マイコン11と21は、ACC入力が
オン状態(動作可能状態)になったことを検出し、接続
されているシステム制御線をアクティブに設定してコマ
ンド信号を送信する。制御マイコン11と21は、他の
マスタユニットからのシステム制御線を介して供給され
ているコマンド信号を受信して、システム全体の制御を
統轄するシステム制御権がどのマスタユニットに与えら
れているか(ホストユニット)を判断する。各ユニット
1〜3の制御マイコン11〜31は、データバスライン
を介して接続され、システム制御線とデータバスライン
がシステム信号コネクタに接続されている。
【0013】上記ホストユニットの決定は、マスタユニ
ット1と2の制御マイコン11と21がシステム制御線
を介して受信するコマンドに設定されているランク値を
認識して行なわれる。すなわち、各マスタユニットに
は、それぞれ、予めホストユニットになるための優先順
位がランク値として与えられており、ランクメモリ11
1,211に自ランク情報として記憶されるとともに、
コマンドとしてシステム制御線に送出される。各マスタ
ユニットは、システム制御線から上記コマンドを受信
し、接続確認終了後、自ユニットのランクメモリに格納
されているランク情報と比較し、受信コマンドのランク
値が自ユニットのランク値よりも優先している(上位に
ある)と判断すれば、その値を当該ランクメモリに上書
きする。この状態は、受信コマンドを送出したマスタユ
ニットがホストユニットである状態であるから、自ユニ
ットのマスタユニットがホストとして動作しないように
内部メモリを設定する。
【0014】一方、受信コマンドのランク値が自ユニッ
トのランクメモリに格納されているランク値よりも上位
にないときは、自ユニットがホストユニットとして動作
するものとして、スレーブユニットに対し接続確認を実
行し、システム制御を開始する。
【0015】ホスト動作中のマスタユニットにおける入
力キーの処理は、自ユニットで取り込むキーの処理と同
じである。入力キーを、テープ系のキーならば制御マイ
コン11へ、CD系のキーならば制御マイコン21へ、
CDチェンジャー系のキーならば制御マイコン31へ、
データ通信により送信する。
【0016】非ホスト動作中のマスタユニットは、入力
キーからのデータをすべてホストユニットへデータ送信
する。ホストユニットは、自ユニットのキー入力と、他
のマスタユニットのキーコードを多重押し等の不具合が
発生しないように管理し、有効キーを判断する。
【0017】本実施例の動作処理手順を図2のフローチ
ャートを参照して説明する。本フローチャートはACC
オン時の起動処理におけるシステム制御権を決定する処
理を示す。先ず、ACCオンを検出し(ステップS
1)、自ユニットの起動と、システム制御線を動作論理
にセットし(ステップS2)、ホストランクのメモリを
自ユニットのランクに設定する(ステップS3)。次
に、接続確認コマンドを送信し、待機(WAIT)時間
の計測を開始した後(ステップS4)、待機時間の計測
の完了を判定し(ステップS5)、完了していれば、ホ
ストランクのランクメモリが自ユニットであるか否かを
判定する(ステップS6)。ここで、自ユニットであれ
ば、ホストユニットとして動作し、スレーブユニットに
データ通信を行なって(ステップS7)、処理を終了す
る。ステップS6において、自ユニットでなければ、キ
ー処理等をすべて禁止し、マスタユニットとしての動作
を放棄して(ステップS8)、処理を終了する。
【0018】ステップS5において、待機時間の計測が
完了していなければ、他ユニットからコマンドを受信し
ているか否かを判定し(ステップS9)、受信していれ
ば、ホストランクのメモリよりランク値が上位であるか
否かを判定する(ステップS10)。上位であれば、ホ
ストランクを上書きし、送信元をメモリに格納し(ステ
ップS11)、ステップS5の処理に戻る。
【0019】ステップS9、S10及びS11におい
て、否と判定されればそのままステップS5の処理に戻
る。
【0020】次に、ホストユニットにおけるキー処理に
ついて図3を参照して説明する。先ず、ステップS21
における自ユニットのキーがONか否かの判定で、キー
ONであれば、自ソース系のキーか否かを判定し(ステ
ップS22)、自ソース系のキーであれば自ソースのキ
ーに対する処理を実行して(ステップS23)、処理を
終了する。ステップS22において、自ソース系のキー
でなければ、キーに対応するソースのユニットへキーデ
ータを送信して(ステップS24)、処理を終了する。
【0021】また、ステップS21において、自ユニッ
トのキーがONでなければ、他のマスタユニットからの
キーデータの有無を判定し(ステップS25)、なけれ
ば処理を終了し、あれば、自ソース系のキーか否かを判
定する(ステップS26)。ここで、自ソース系のキー
であれば、自ソースのキーに対する処理を実行し(ステ
ップS27)、自ソース系のキーでなければキーに対応
するソースのユニットへキーデータを送信して(ステッ
プS28)、処理を終了する。
【0022】本実施例の車載用機器制御システムでは、
各マスタユニットのランク値を変更することにより、多
数のマスタユニットを組み合わせることが可能となり、
接続するソースも多様化できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による車載
用機器制御システムは、複数のマスタユニットのうち任
意のマスタユニットをホストユニットとして設定するこ
とができるため、キー操作性が著しく改善されるだけで
なく、従来のように個々のユニット毎に入力キーを設け
る必要がなくなり、設計品種の削減効果が得られ、ユニ
ット間の組み合わせも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用機器制御システムの一実施
例を示す構成図である。
【図2】本実施例の動作処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1,2 マスタユニット 3 スレーブユニット 11,21,31 制御マイコン 12 テープメカ部 13,23 入力キー部 14,24,33 周辺回路部 22 CDメカ部 32 CDチェンジャーメカ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用機器制御システムの一実施
例を示す構成図である。
【図2】本実施例の動作処理手順を示すフローチャート
である。
【図3】本実施例のホストユニットにおけるキー処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1,2 マスタユニット 3 スレーブユニット 11,21,31 制御マイコン 12 テープメカ部 13,23 入力キー部 14,24,33 周辺回路部 22 CDメカ部 32 CDチェンジャーメカ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力キーからの指令情報に応答して制御マ
    イコンを介して被制御機器を制御するマスタユニットが
    複数個、車に搭載され、 前記複数個のマスタユニットには予め優先順位としての
    ランク値が付与され、動作時、前記ランク値をシステム
    制御線を介して他のマスタユニットに送出するととも
    に、自ユニットに付与されたランク値が、前記システム
    制御線を介して受信したランク値よりも上位にあるとき
    のみ、自ユニットがホストユニットとして動作すること
    を特徴とする車載用機器制御システム。
JP34414793A 1993-12-17 1993-12-17 車載用機器制御システム Pending JPH07177579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34414793A JPH07177579A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 車載用機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34414793A JPH07177579A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 車載用機器制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07177579A true JPH07177579A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18367002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34414793A Pending JPH07177579A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 車載用機器制御システム

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JP (1) JPH07177579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116787A (ja) * 2000-07-10 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 優先順位決定装置、優先順位決定方法及び優先順位決定プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116787A (ja) * 2000-07-10 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 優先順位決定装置、優先順位決定方法及び優先順位決定プログラム

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