JPH07177361A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH07177361A
JPH07177361A JP4000829A JP82992A JPH07177361A JP H07177361 A JPH07177361 A JP H07177361A JP 4000829 A JP4000829 A JP 4000829A JP 82992 A JP82992 A JP 82992A JP H07177361 A JPH07177361 A JP H07177361A
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image processing
image data
signal
image
encryption
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JP4000829A
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English (en)
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Sunao Nagashima
直 長島
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部インターフェースを介して入力されるデー
タに基づく犯罪を防止することを前提として、外部イン
ターフェースを有するカラー複写装置またはプリンタを
利用した不正行為を安価な構成によって防止することが
できる。 【構成】外部コントローラ4とカラー複写装置5との間
で、一方の装置の暗号化回路及び画像処理回路は所定の
情報を暗号化し、この暗号化された情報は暗号化情報信
号2として他方の装置に伝送され、同時に、カラー画像
データは画像情報信号1として伝送され、他方の装置の
暗号化回路及び画像処理回路は伝送されて来た暗号化情
報信号2を復元し、同時に伝送されて来た画像情報信号
1を正しく再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラー画像の入
出力を行う画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写装置の性能向上に伴
い、該複写機を不正利用して紙幣,有価証券等の書類を
偽造する犯罪が増加している。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】このような犯罪を
防止するために、カラー複写装置自身に紙幣,有価証券
等の書類を表す画像パターンのデータを予め登録してお
き、この登録されたデータを画像認識回路によって識別
し、この識別結果に従って不正なコピーを強制的に禁止
するといったことが検討されている。しかしながら、こ
のような偽造防止回路では、登録可能な画像パターンの
数に限りがあるので、紙幣や有価証券等の全書類を登録
することは不可能であった。
【0004】また、外部インターフェースを持ったカラ
ー複写装置やプリンタでは、上記偽造防止回路を具備し
ていても、同回路が機能しない場合がある。
【0005】例えば、外部インターフェース上の画像デ
ータがレッド,グリーン,ブルーの三原色データで同時
に送られてくる仕様の場合には、上述の偽造防止回路は
機能する。これに対して、外部インターフェース上の画
像データがシアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(BK)の様にプリンタの個別の特性
に合わせたデータ仕様の場合には、色再現可能な組み合
わせが複数種類存在するために、判定のための画像パタ
ーンが複数種類必要になる。すなわち、偽造防止のため
の判定は非常に難しくなって、判定可能画像数が減少
し、偽造防止回路として満足に機能しなくなる。さら
に、外部インターフエイスを介して各色成分(C,M,
Y,BK)の画像データが一色毎に面順次に送られてく
る場合には、画像判定のために、カラー複写装置本体ま
たはプリンタ本体のメモリに画像データを蓄積する必要
がある。この場合、メモリの容量に応じて装置全体のコ
スト高になり、偽造防止判定に多大な費用が必要になる
という欠点も生ずる。
【0006】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、外部イ
ンターフェースを介して入力されるデータに基づく犯罪
を防止することを目的として、外部インターフェースを
有するカラー複写装置またはプリンタを利用した不正行
為を安価な構成によって防止できる画像処理システムを
提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理システム
は、インターフエイス装置と画像入出力装置との間でカ
ラー画像データの送受信を行う画像処理システムにおい
て、一方の装置で所定の情報を暗号化する暗号化手段
と、前記一方の装置から他方の装置に対し、前記暗号化
手段で暗号化した情報とカラー画像データとを伝送する
伝送手段と、前記他方の装置において、前記伝送手段で
伝送したカラー画像データを前記伝送手段で伝送した情
報に従って復元化する復元手段とを備える。
【0008】
【作用】かかる構成によれば、インターフエイス装置と
画像入出力装置との間で、暗号化手段は一方の装置で所
定の情報を暗号化し、伝送手段は、一方の装置から他方
の装置に対し、暗号化手段で暗号化した情報とカラー画
像データとを伝送し、復元手段は、他方の装置におい
て、伝送手段で伝送したカラー画像データを前記伝送手
段で伝送した情報に従って復元化する。
【0009】
【実施例】本発明においては、カラー複写装置(または
プリンタ)と外部インターフエイスとが同一仕様の場合
にのみカラー複写装置(またはプリンタ)を使用可能と
する。ここで、カラー複写装置(またはプリンタ)と外
部インターフエイス間において、前者が暗号化情報を作
成し、後者がこの暗号化情報を正しく解読して、同時に
送られてくるカラー画像データを正しく入力できること
を同一仕様と定義し、またこれを満足した場合に、カラ
ー複写装置(またはプリンタ)と外部インターフエイス
間での通信を可能にする。また、暗号化情報とは、暗号
化の種類を示す番号や同期に関する数値情報等を含む情
報であって、カラー画像データを再現するために欠くこ
とのできない情報である。
【0010】そして、プリントするときのカラー画像デ
ータの経路としては例えば、下記のようなものが考えら
れる。すなわち、(1)カラー複写装置の読取部である
スキャナ部(あるいはリーダ)、カラー複写装置の記録
部であるプリンタ部の順、(2)外部インターフエイス
に接続されたホストコンピュータ等の外部装置、外部イ
ンターフエイス、カラー複写装置の記録部であるプリン
タ部の順、(3)カラー複写装置の読取部であるスキヤ
ナ部、外部インターフエイス、外部インターフエイスに
接続されたホストコンピュータ等の外部装置の順、の3
つである。
【0011】このような前提を踏まえ、以下に添付図面
を参照して、本発明に係る好適な一実施例を詳細に説明
する。 <第1の実施例>図1は本発明の第1の実施例による画
像処理システムを示す図である。同図において、本シス
テムは、カラー画像を扱うスキャナ部12とプリンタ部
13とを内蔵するカラー複写装置5と、カラー複写装置
5と接続しカラー画像の入出力を行なう外部インターフ
エイスとしての外部コントローラ4とに分けられ、両者
は前述したごとく、同一仕様である。勿論、カラー複写
装置5は単独のスキャナ,プリンタに分けた構成であっ
ても良い。
【0012】カラー複写装置5と外部コントローラ4と
は、カラー画像データを伝送する信号ラインを流れる画
像情報信号1と前述した暗号化に関する情報を伝送する
信号ラインを流れる暗号化情報信号2とによって、電気
的な接続を行う。ここで、暗号化情報信号2は、前提の
ところで述べたごとく暗号化された画像信号であり、双
方向の信号線を経由する。外部コントローラ4からカラ
ー画像データの入力がある場合には、暗号化情報信号2
はカラー複写装置5から外部コントローラ4へ送られ、
外部コントローラ4の暗号化回路21及び画像処理回路
20において復元される。またはカラー複写装置5のス
キヤナ部12から外部コントローラ4にカラー画像デー
タが出力される場合には、暗号化情報信号2は外部コン
トローラ4からカラー複写装置5へ送られ、カラー複写
装置5の暗号化回路11及び画像処理回路10において
復元される。勿論、同一仕様のカラー複写装置5と外部
コントローラ4間で可能とする暗号化及び復元化であ
る。
【0013】尚、画像クロック,画像の同期信号,装置
の状態制御を行なう通信ライン等は図より省いてある。
【0014】カラー複写装置5には、暗号化回路11が
内蔵されている。この暗号化回路11は、画像処理回路
10を制御して、外部コントローラ4にカラー画像デー
タを送る場合に暗号化、外部コントローラ4からカラー
画像データを受け取る場合には復元化を行う。詳しく
は、暗号化回路11は、画像処理回路10にカラー画像
データの暗号化処理(または復元化処理)を指示して、
間接的に暗号化処理(又は復元化処理)を実施する。
【0015】そこで、スキャナ部12が読み取ったカラ
ー画像データを外部コントローラ4に送る場合、カラー
画像データを外部コントローラ4からプリンタ部13に
送る場合のそれぞれに対し、前者では外部コントローラ
4に送る暗号化のための情報を、後者では外部コントロ
ーラ4からの暗号化情報の復元化のため情報を、暗号化
回路11がリアルタイムに、間接的に、発生する。
【0016】カラー複写装置5において、カラー画像デ
ータを外部コントローラ4に送る場合には暗号化処理、
外部コントローラ4からプリンタ部13に送る場合には
暗号化処理とは逆の復元化処理、という2つのモードが
暗号化回路11と画像処理回路10との連動によって実
行される。もうひとつのモードとして、カラー複写装置
自身の偽造防止がある。この構成は画像処理回路10に
内蔵されている。すなわち、スキヤナ部12で読み取っ
た画像をプリンタ部13で複写する場合の偽造防止機能
として、判定回路が内蔵されている。この判定回路が偽
造のための複写と判定した場合には、プリンタ部13は
複写できない様に動作する。
【0017】外部コントローラ4は、暗号化情報信号2
を受けて暗号化情報信号の復元を直接的又は間接的に行
なう暗号化回路21と画像処理回路20とを有してい
る。外部コントローラ4がホストコンピュータに接続さ
れている場合、画像処理回路20はホストコンピュータ
から受け取ったカラー画像データを直接に暗号化する。
この場合、画像処理回路20は暗号化回路21から暗号
化の指示を受け取って、暗号化処理を実行する。外部コ
ントローラ4は、カラー複写装置5にカラー画像データ
を送る場合には暗号化処理を行い、カラー複写装置5よ
りカラー画像データを受け取る場合には復元化処理を行
う。これら暗号化処理、復元化処理は、暗号化回路21
と画像処理回路20との連動によって実行される。
【0018】本実施例では、暗号化する方法を複数種類
扱うことを述べておく。
【0019】次に、具体的な動作について説明する。
【0020】図2は、第1の実施例において、画像情報
信号1、暗号化情報信号2、画像クロック、同期信号の
制御タイミングを示すタイミングチャートを示してい
る。
【0021】画像クロックは各信号の基準となるクロッ
ク信号で、図2では立ち上がりエッジで各信号のデータ
を取り込む。同期信号はラスタ画像信号のライン間の同
期信号としての使用と、暗号化情報信号2の内容を、
(A)の立上りでパターン(1)に、(B)の立上りで
パターン(2)に、それぞれ変更する際の同期信号とい
ての使用とに利用されている。各パターンの内容は、前
述した暗号化信号であって、暗号化の種類を示す番号や
同期に関する数値情報等を含んでいる。
【0022】このように、第1の実施例によれば、同一
仕様の外部コントローラ4とカラー複写装置5間でのみ
通じる暗号を用いて、この暗号の復元をできない偽造目
的の外部コントローラへの交換を防止し、第三者に対し
て偽造目的の利用を著しく困難せしめるという効果が得
られる。
【0023】ここで、偽造防止にかかる動作について説
明する。
【0024】図3は第1の実施例によるカラー複写装置
5の動作を説明するフローチヤートである。尚、以下の
説明は、カラー複写装置5のCPU(不図示)が全体的
に制御する動作である。
【0025】まず、ステツプS10、ステツプS12、
ステツプS14によって、不図示のコピースタートキー
からコピーの指示、外部コントローラ4からプリントの
指示、または、外部コントローラ4からの原稿読取指示
が検知される。
【0026】そこで、コピーの指示が検知された場合に
は、スキヤナ部12によって原稿の読み取りが行われ
(ステツプS16)、読み取られた原稿のカラー画像デ
ータに基づく偽造判定処理が不図示の判定回路によって
行われる(ステツプS18)。その結果、偽造ありと判
定された場合には、プリンタ部13の使用が禁止され
(ステツプS22)、偽造なしと判定された場合には、
プリンタ部13に読み取られた原稿のカラー画像データ
が送られ、記録紙への記録が行われる(ステツプS2
4)。
【0027】また、ステツプS12において、外部コン
トローラ4からのプリント指示が検知された場合には、
図2のタイミングチャートに示される様に、暗号化情報
信号及びカラー画像データが入力され、同時に復元化処
理が行われる(ステツプS26,ステツプS28)。こ
のステツプS26,ステツプS28の処理で、同一仕様
でない暗号化情報信号が入力されて復元化できなかった
場合等のように、正常に、暗号の入力処理及び復元化処
理が行えなかった場合には、異常としてプリンタ部13
の使用が禁止され(ステツプS34)、これに対して、
正常に暗号化情報信号の入力処理及び復元化処理が行え
た場合には、外部コントローラ4からカラー画像データ
を入力して、プリンタ部13によって、記録紙への記録
が行われる(ステツプS32)。
【0028】さらに、ステツプS14において、外部コ
ントローラ4からの原稿読取指示が検知された場合に
は、スキヤナ部12によって原稿画像が読み取られ(ス
テツプS36)、暗号化情報信号が作成されて、図2の
タイミングチャートに示される様に、暗号化情報信号と
カラー画像データとが外部コントローラ4に出力される
(ステツプS38)。
【0029】外部コントローラ4において、正常な復元
化を行った場合には、外部コントローラ4に接続された
ホストコンピュータ等の外部装置に正常に復元化された
カラー画像データを送ることができるが、正常に復元化
を行えない場合には、再現不可能なデータをホストコン
ピュータ等の外部装置が受け取ることになって、偽造が
失敗することになる。
【0030】以上の動作において、カラー複写装置と外
部コントローラの管理において、ユーザーが外部の人間
に操作させない高いセキュリティを持つのであれば、カ
ラー複写装置に判定回路を内蔵しなくても、十分に偽造
防止を実現できる。
【0031】特に、暗号化について、カラー複写装置5
または外部コントローラ4が暗号化の種類を任意に決定
することから、カラー複写装置5または外部コントロー
ラ4の画像処理回路を途中で交換しても、プリンタ部が
動作しないように制御できる。 <第2の実施例>上述した第1の実施例では、暗号化情
報信号と画像情報信号とを分けた方法が使用されている
が、第2の実施例では、暗号化情報信号と画像情報信号
を複合化した方法が使用されている。
【0032】図4は第2の実施例による画像処理システ
ムを示す図である。
【0033】本実施例においては、信号線の数を複合化
により減少させ、暗号に関する情報とカラー画像データ
とを一緒に用いて、不正行為の利用を一層難しくすると
いう効果が得られる。
【0034】以下、第2の実施例を具体的に説明する。
【0035】本実施例では、一方の外部コントローラ3
4の構成として、第1の実施例と同様に、暗号化回路5
1、画像処理回路50を備え、他方、カラー複写装置3
5の構成として、暗号化回路45、画像処理装置40、
スキヤナ部42、プリンタ部43を備えて、画像処理回
路50,40間で、図1で説明した暗号化情報信号2と
画像情報信号1とを複合化した複合画像情報信号31の
通信が行われる。
【0036】外部コントローラ34,カラー複写装置3
5の内部は、信号が複合化された為に、図1の画像処理
回路10,暗号化回路11,画像処理回路20並びに復
元化回路(不図示)の回路間接続を、画像処理回路1
4,暗号化回路15,画像処理回路22並びに復元化回
路(不図示)の様な回路間接続に変更する。図5は、第
2の実施例において、画像クロツク、複合画像情報信
号、同期信号間の制御タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【0037】図5においては、第1の実施例で説明した
図2のタイミングチャートに対して、同期信号の有効区
間(レベルがハイ)のときに、パターン(1),
(2)、すなわち、暗号化種類を示す番号や同期に関す
る数値情報等の情報を組み入れ、同期信号の無効区間
(レベルがロー)のときに、画像情報信号を組み入れ
て、複号化を行っている。このようにして、1本の信号
線で画像情報信号と暗号化情報信号とを混在させて伝送
することが可能となり、信号線の減少を図ることができ
る。
【0038】カラー複写装置35をスキャナ単独、また
は、プリンタ単独として使用する場合に、画像処理回路
40と暗号化回路45とが連動して暗号化情報信号(パ
ターン)を画像情報信号中に混入して(割り込ませ
て)、外部コントローラ34への複合画像情報信号出力
が行われる。複合画像情報信号31内の画像情報信号
(カラー画像データ)部分は、外部コントローラ34が
スキャナ部42を制御する場合にはカラー複写装置35
から外部コントローラ34へ、また、プリンタ部43を
制御する場合には外部コントローラ34からカラー複写
装置35へ、送出される双方向のデータ扱いとなる。外
部コントローラ34内では、カラー複写装置35がスキ
ャナ、プリンタとしての単独利用にかかわらず、カラー
複写装置5より複合画像情報信号31に混在させて送ら
れてくる暗号化情報信号を、画像処理回路50と暗号化
回路51とが連動して、複合画像情報信号31から分離
し、暗号化処理が実施される。
【0039】本実施例も、全体の動作は第1の実施例の
図3の説明と同様の為、説明を省略する。
【0040】以上説明した様に、第2の実施例によれ
ば、信号を複合化することによって、容易に分離或は解
読できない複号化情報信号を得ることができるため、不
正行為(偽造)防止への効果を一層高めることができ
る。 <第3の実施例>次に、第5の実施例によって、画像情
報信号の取り込みタイミングをリアルタイムで変更する
暗号化を説明する。
【0041】第5の実施例は、図2に示した同期信号が
有効となってから有効な画像データが送出されるタイミ
ングをライン毎に切り換えるという暗号化の一例であ
る。そこで、本実施例においては、コントローラ部から
プリンタ部へ画像を伝送する構成に従って説明を行う。
【0042】図6は第3の実施例による画像処理システ
ムの要部の回路構成を示すブロツク図である。まず、プ
リンタ部において、130は同期信号発生回路、131
は乱数発生回路、132は同期カウンタ、133は先き
入れ先き出しメモリ(以下「FIFO」という)をそれ
ぞれ示し、続いて、コントローラ部において、140は
同期カウンタ、141はFIFOをそれぞれ示してい
る。また参照番号を付していない構成について、コント
ローラ部、プリンタ部は、前述の実施例で述べた用途の
ユニツトであり、画像処理部は画像処理回路内の実際に
画像処理を行う部分であり、記録部はプリンタ部内部の
実際に記録動作を行う部分である。
【0043】信号について、150は同期信号、151
は画像情報信号、152は暗号化情報信号をそれぞれ示
している。
【0044】以上の構成による動作を説明する。
【0045】同期信号発生回路130は図2における同
期信号に相当する同期信号150を発生する。乱数発生
回路131は、同期信号150に同期して同期信号が有
効となってから有効な画像情報信号が送出されるクロッ
ク数をランダムに発生する。例えば、乱数発生回路13
1は、数値の“10”,“15”といった整数値を、同
期信号150に同期して発生する。この数値は暗号化情
報信号152として送られる情報になる。
【0046】同期カウンタ140は、画像処理回路内の
画像処理部より送られてくるカラー画像データを一旦F
IFO141に蓄え、このカラー画像データをFIFO
141から暗号化情報信号152に従って読み出すタイ
ミングを変更する。すなわち同期カウンタ140は、暗
号化情報信号152を初期値設定入力に接続し、FIF
O141からのデータ読み出しタイミングをカウント
し、読み出しタイミングを乱数発生回路131の発生す
るデータ、すなわち、画像情報信号151に従って変化
させる。
【0047】このようにして、図6の画像情報信号15
1は同期タイミングがライン毎に異なる信号となって、
記録部へ出力される。
【0048】一方、プリンタ部では、画像情報信号15
1をFIFO133に記憶する際に、同期カウンタ13
2で発生するタイミング信号によって画像の丁度先頭に
対応するカラー画像データから記憶して行く。このよう
に、FIFO133から読み出されて記録部へ送出され
る信号は同期のとられたものとなる。
【0049】以上説明した様に、第3の実施例によれ
ば、比較的簡単な回路構成によって偽造防止を実現可能
である。 <第4の実施例>第4の実施例では、暗号化の際に、画
像情報信号そのものをリアルタイムで変更する方法が使
用される。具体的に、第4の実施例は、ルック・アップ
・テーブル(以下「LUT」という)を使用し、複数の
データ変換パターンを予め用意しておき、これを入力さ
れるパターン番号との対応でランダムに選択することに
よって、画像情報信号の暗号化を行なう一例である。
【0050】図7は第4の実施例による画像処理システ
ムの要部の回路構成を示すブロツク図である。まず、プ
リンタ部において、260は同期信号発生回路、261
は乱数発生回路、262は上述の様に複数のデータ変換
パターンを記憶したLUTをそれぞれ示し、続いて、コ
ントローラ部において、270もまた上述の様に複数の
データ変換パターンを記憶したLUTを示している。ま
た参照番号を付していない構成について、コントローラ
部、プリンタ部は、前述の実施例で述べた用途のユニツ
トであり、画像処理部は画像処理回路内の実際に画像処
理を行う部分であり、記録部はプリンタ部内部の実際に
記録動作を行う部分である。
【0051】信号について、280は同期信号、281
は画像情報信号、282は暗号化情報信号をそれぞれ示
している。
【0052】以上の構成による動作を説明する。
【0053】図7において、同期信号発生回路260は
図2における同期信号に相当する同期信号280を発生
する。乱数発生回路261は、同期信号280に同期し
て選択する画像変換テーブルのパターン番号をランダム
に発生する。同期信号発生回路260は、例えば、数値
の“9”,“14”といった整数値を同期信号280に
同期して発生する。この数値が暗号化情報信号282と
して送られる情報になる。LUT270は、画像処理部
より送られてくるカラー画像データに対し、暗号化情報
信号282に従うデータ変換パターンにより画像変換を
実行する。暗号化情報信号282をLUT270のパタ
ーン選択入力端子に接続し画像データの変換を行なう。
画像情報信号281は、LUT270による画像変換さ
れたデータとして、LUT262に伝送される。
【0054】一方、プリンタ部において、画像情報信号
281がLUT262に入力され、LUT262は、乱
数発生回路261で発生した乱数に従って、LUT27
0で用いられたデータ変換パターンと逆のデータ変換パ
ターンを選択し、元のカラー画像データに戻す処理を実
行する。
【0055】このようにして、第3の実施例と同様に、
比較的簡単な回路構成によって、不正防止を実現するこ
とができる。
【0056】さて、前述の第1〜第4の実施例では、比
較的単純な暗号化の手法を用いたが、より複雑な暗号化
の手法を用いることによって、一層本発明の効果が得ら
れることはいうまでもない。
【0057】さらに、動作に関するコマンドやステータ
ス等のやり取りを行なう通信ラインを用いて暗号化の情
報を送る構成と、前述した各実施例の暗号化を行う構成
との組み合わせによって、容易に装置の利用ができない
複雑な暗号化環境を形成することができる。
【0058】さて、前述の各実施例では、外部コントロ
ーラとカラー複写装置とをバスで接続したシステムを説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、外
部コントローラがカラー複写装置にカセットの如く着脱
自在に設けても良い。
【0059】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、外部
インターフェースを有するカラー複写装置またはプリン
タを利用した不正行為を安価な構成によって防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による画像処理システム
を示す図である。
【図2】第1の実施例による信号間の制御タイミングを
示すタイミングチャートを示している。
【図3】第1の実施例によるカラー複写装置5の動作を
説明するフローチヤートである。
【図4】第2の実施例による画像処理システムを示す図
である。
【図5】第2の実施例による信号間の制御タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図6】第3の実施例による画像処理システムの要部の
回路構成を示すブロツク図である。
【図7】第4の実施例による画像処理システムの要部の
回路構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1,151,281 画像情報信号 2,152,282 暗号化情報信号 4 外部コントローラ 5 カラー複写装置 10,20,40,50 画像処理回路 11,21,51,45 暗号化回路 12,42 スキヤナ部 13,43 プリンタ部 31 複号画像情報信号 130,260 同期信号発生回路 131,261 乱数発生回路 132,140 同期カウンタ 133,141 FIFO 150,280 同期信号 262,270 LUT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターフエイス装置と画像入出力装置と
    の間でカラー画像データの送受信を行う画像処理システ
    ムにおいて、 一方の装置で所定の情報を暗号化する暗号化手段と、 前記一方の装置から他方の装置に対し、前記暗号化手段
    で暗号化した情報とカラー画像データとを伝送する伝送
    手段と、 前記他方の装置において、前記伝送手段で伝送したカラ
    ー画像データを前記伝送手段で伝送した情報に従って復
    元化する復元手段とを備えることを特徴とする画像処理
    システム。
  2. 【請求項2】前記伝送手段は、前記暗号化した信号と前
    記カラー画像データとをそれぞれ単独で伝送する単独伝
    送手段を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    システム。
  3. 【請求項3】前記伝送手段は、前記暗号化した信号と前
    記カラー画像データとを複合して伝送する複合伝送手段
    を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】インターフエイス装置と画像入出力装置と
    の間でカラー画像データの送受信を行う画像処理システ
    ムにおいて、 一方の装置において、乱数に従って同期信号を発生する
    発生手段と、 前記一方の装置において、前記発生手段で発生した同期
    信号を復元するための情報を生成する生成手段と、 前記一方の装置から他方の装置に対し、前記発生手段で
    発生した同期信号と前記生成手段で生成した情報とを伝
    送する伝送手段と、 前記他方の装置において、前記伝送手段で伝送した情報
    に従って同期信号を復元する復元手段と、 前記他方の装置において、前記復元手段で復元した同期
    信号に従って、前記一方の装置に対し、カラー画像デー
    タを伝送する画像伝送手段とを備えることを特徴とする
    画像処理システム。
JP4000829A 1992-01-07 1992-01-07 画像処理システム Pending JPH07177361A (ja)

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DE69230907T DE69230907T2 (de) 1992-01-07 1992-12-31 Verfahren zum Verschluesseln und Entschluesseln von Farbbildsignalen
EP92311879A EP0564745B1 (en) 1992-01-07 1992-12-31 Method for Encryption and Decryption of Color Image Signals
US08/270,306 US5581613A (en) 1992-01-07 1994-07-05 Color image processing apparatus and method
US08/912,362 US5757926A (en) 1992-01-07 1997-08-18 Color image processing apparatus and method
US09/035,876 US6192127B1 (en) 1992-01-07 1998-03-06 Color image processing apparatus and method

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6646764B1 (en) 1998-07-31 2003-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Printing system to output a document combining image data with data that identifies a source of the image and a printer

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