JPH07177271A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07177271A
JPH07177271A JP5320089A JP32008993A JPH07177271A JP H07177271 A JPH07177271 A JP H07177271A JP 5320089 A JP5320089 A JP 5320089A JP 32008993 A JP32008993 A JP 32008993A JP H07177271 A JPH07177271 A JP H07177271A
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emergency
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 登録を要することなく緊急情報を受信して記
録紙に記録する。 【構成】 待ち受け時に緊急情報送信局14から無線で
送信される緊急信号を緊急通報受信装置11が受信する
と緊急受信モードに移行し、次いで緊急情報送信局14
から無線で送信される緊急情報を復調し、画像として書
き込み部3により記録紙に記録する。一般FAX13と
の間で通信中に緊急情報送信局14から送信される緊急
信号を緊急通報受信装置11が受信すると相手先FAX
13に対して画像メッセージを送信し、一般FAX13
との間の通信を終了して緊急受信モードに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光化学スモッグ情報の
ような緊急情報を受信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急情報を伝送するシステムとしては例
えば特開平5−73794号公報に示すようなものが提
案されている。このシステムでは、例えば光化学スモッ
グ情報のような通報があると、パソコンの制御により文
書情報が中央ファクシミリ装置から、学校等に設置され
て予め登録された端末ファクシミリ装置に同報されるよ
うに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、災害情報な
どはできるだけ多くの人に伝える必要がある。しかしな
がら、上記システムでは、予め登録された端末ファクシ
ミリ装置に対してのみ緊急情報が送信されるので、登録
されていないファクシミリ装置には送信されないという
問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、登録を
要することなく不特定の人が緊急情報を受信することが
できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、受信画像を記録紙に印字するための印
字手段と、緊急通報発信局から無線で送出される緊急無
線信号及び緊急情報を受信する受信手段と、前記受信手
段が緊急無線信号を受信した場合に緊急情報受信モード
に移行し、次いで受信した緊急情報を前記印字手段が記
録紙に印字するように制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】第2の手段は、受信画像を記録紙に印字す
るための印字手段と、緊急通報発信局から無線で送出さ
れる緊急無線信号を受信する受信手段と、緊急通報発信
局の画像送信端末に自動ダイヤルする自動ダイヤル手段
と、前記受信手段が緊急無線信号を受信した場合に緊急
情報受信モードに移行し、次いで前記自動ダイヤル手段
が緊急通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤルして呼
出し、前記画像送信端末から受信した緊急情報を前記印
字手段が記録紙に印字するように制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第2の手段において前記受
信手段が、複数の緊急通報発信局から無線で送出される
緊急無線信号を識別し、前記自動ダイヤル手段が前記識
別された緊急通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤル
して呼出すことを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第1または第2の手段にお
いて前記制御手段が、他のファクシミリ装置との間で通
信中に、前記受信手段が緊急通報発信局からの緊急無線
信号を受信した場合にその通信を打ち切ることを特徴と
する。
【0009】第5の手段は、第4の手段において前記制
御手段が、通信を打ち切る場合にその旨を相手先ファク
シミリ装置に通知することを特徴とする。
【0010】第6の手段は、第5の手段において前記制
御手段が、通信を打ち切る場合にその旨を画像で相手先
ファクシミリ装置に通知することを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では、緊急通報発信局から無線で送
出される緊急無線信号及び緊急情報が受信され、緊急情
報が記録紙に印字されるので、登録を要することなく不
特定の人が緊急情報を受信することができる。
【0012】第2の手段では、緊急通報発信局から無線
で送出される緊急無線信号が受信され、緊急通報発信局
の画像送信端末に自動ダイヤルされ、画像送信端末から
受信した緊急情報が記録紙に印字されるので、登録を要
することなく不特定の人が緊急情報を受信することがで
きる。
【0013】第3の手段では、複数の緊急通報発信局か
ら無線で送出される緊急無線信号が識別されてその緊急
通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤルされ、画像送
信端末から受信した緊急情報が記録紙に印字されるの
で、登録を要することなく不特定の人が複数の緊急情報
を選択的に受信することができる。
【0014】第4の手段では、他のファクシミリ装置と
の間で通信中に緊急通報発信局からの緊急無線信号を受
信した場合にその通信を打ち切るので、緊急情報を遅滞
なく受信することができる。
【0015】第5の手段では、通信を打ち切る場合にそ
の旨を相手先ファクシミリ装置に通知するので、相手先
ファクシミリ装置側が不安を招くことを防止することが
できる。
【0016】第6の手段では、通信を打ち切る場合にそ
の旨を画像を相手先ファクシミリ装置に通知するので、
通信の打ち切り理由を相手先ファクシミリ装置側に確実
に伝えることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例
を示すブロック図、図2は図1のファクシミリ装置が待
ち受け時に緊急情報を受信した場合の動作を説明するた
めのフローチャート、図3は図1のファクシミリ装置が
通信中に緊急情報を受信した場合の動作を説明するため
のフローチャート、図4は図3の動作の変形例を説明す
るためのフローチャートである。
【0018】図1において、FAX制御部1はファクシ
ミリ伝送に必要な各種制御を行い、特に図2〜図4に示
すような緊急信号の受信制御を行う。送信原稿やコピー
原稿は原稿読み取り部2により読み取られ、記憶部6に
一旦記憶されて圧縮された後モデム4により変調され、
網制御部5、電話公衆回線網12を介して相手先FAX
13に送信される。相手先FAX13から電話公衆回線
網12、網制御部5を介して受信した画像データは、モ
デム4により復調され、記憶部6に一旦記憶されて伸長
された後、書き込み部3により記録紙に記録される。網
制御部5は電話公衆回線網12の閉結、開放の制御やダ
イヤル送出などを行う。
【0019】そして、この実施例では、緊急情報送信局
14から無線で送信される緊急通報を受信するための緊
急通報受信装置11が設けられている。なお、緊急情報
送信局14から送信される緊急通報の形式は、画像情報
の他、緊急情報を示すコードであってもよい。
【0020】このような構成において、待ち受け時に緊
急情報送信局14から無線で送信される緊急信号を緊急
通報受信装置11が受信すると、図2に示すように緊急
受信モードに移行し(ステップS1)、次いで緊急情報
送信局14から無線で送信される緊急情報を復調し(ス
テップS2)、画像として書き込み部3により記録紙に
記録する(ステップS3)。なお、緊急情報送信局14
から緊急情報を示すコードが送信されるシステムでは、
そのコードに対応する緊急情報用の画像を予め記憶部6
に記憶し、コード受信時に読み出して画像として書き込
み部3により記録紙に記録するようにしてもよい。
【0021】また、図3に示すように一般FAX13と
の間で通信中に緊急情報送信局14から送信される緊急
信号を緊急通報受信装置11が受信すると(ステップS
11、S12)、一般FAX13との間の通信を終了し
(ステップS13)、図2に示すような緊急受信モード
に移行する(ステップS14)。また、図4に示すよう
に一般FAX13との間で通信中に緊急情報送信局14
から送信される緊急信号を緊急通報受信装置11が受信
すると(ステップS21、S22)、一般FAX13に
対して例えば「ただいま、緊急無線を受信しました。通
信を打ち切ります」のような画像またはキャラクタメッ
セージを送信した後(ステップS23)その通信を終了
し(ステップS24)、図2に示すような緊急受信モー
ドに移行するようにしてもよい(ステップS25)。
【0022】したがって、上記実施例によれば、緊急通
報受信装置11を追加するのみで緊急情報送信局14か
ら無線で送信される緊急情報を画像として出力すること
ができるので、登録を要することなく緊急情報を受信す
ることができる。また、通信中にも緊急情報を受信する
ことができるので緊急情報を遅滞なく受信することがで
き、また、通信を打ち切る場合にその旨を伝えるので相
手先ファクシミリ装置13側が不安を招くことを防止す
ることができる。
【0023】次に、図5および図6を参照して第2の実
施例を説明する。上記実施例では、緊急情報送信局14
から緊急通報受信装置11に対して緊急情報を画像或い
は緊急情報を示すコードでかつ無線で送信するように構
成したが、この第2の実施例では緊急信号は無線で送信
し、緊急情報は公衆回線網12を介して送信するように
構成されている。このために緊急情報送信局14には緊
急情報送信用FAX24(或いはコンピュータのような
画像送信端末)が設けられ、本実施例の記憶部6には緊
急情報送信用FAX24の電話番号が予め記憶されてい
る。
【0024】このような構成において、待ち受け時に緊
急情報送信局14から無線で送信される緊急信号を緊急
通報受信装置11が受信すると、図6に示すように緊急
受信モードに移行し、網制御部5が公衆回線網12を閉
結し、記憶部6に記憶されている緊急情報送信用FAX
24の電話番号にダイヤルする(ステップS31、S3
2)。次いで緊急情報送信局14の緊急情報送信用FA
X24から緊急情報用の画像を要求して受信し(ステッ
プS33)、画像として書き込み部3により記録紙に記
録する(ステップS34)。
【0025】したがって、この第2の実施例においても
同様に、緊急情報送信局14の緊急情報送信用FAX2
4から公衆回線網12を介して送信される緊急情報を画
像として出力することができるので、登録を要すること
なく緊急情報を受信することができる。また、第1の実
施例の図3と同様に通信中に緊急信号を受信した場合に
はその通信を打ち切って緊急情報を受信することにより
緊急情報を遅滞なく受信することができ、また、図4と
同様に通信を打ち切る場合にその旨を伝えるので相手先
ファクシミリ装置13側が不安を招くことを防止するこ
とができる。
【0026】図7及び図8は第2の実施例の変形例を示
し、緊急情報送信局14〜16は例えば光化学スモッグ
情報、地震情報のように異なる緊急信号を無線で送出
し、それぞれに緊急情報送信用FAX24〜26が設置
されている。また、記憶部6には緊急信号のコードと緊
急情報送信用FAX24〜26の電話番号が予め記憶さ
れている。
【0027】このような構成において、待ち受け時或い
は通信中に緊急情報送信局14〜16のいずれかから無
線で送信される緊急信号を緊急通報受信装置11が受信
すると、図8に示すように緊急受信モードに移行し、網
制御部5が公衆回線網12を閉結し、受信信号を識別し
て緊急信号のコードに対応する緊急情報送信用FAX2
4〜26の1つの電話番号を選択的にダイヤルする(ス
テップS41、S42)。次いでその緊急情報送信局1
4〜16の緊急情報送信用FAX24〜26から緊急情
報用の画像を要求して受信し(ステップS43)、画像
として書き込み部3により記録紙に記録する(ステップ
S44)。
【0028】したがって、この変形例では、複数の緊急
情報送信局14〜16の緊急情報送信用FAX24〜2
6から公衆回線網12を介して選択的に送信される緊急
情報を受信して画像として出力することができるので、
登録を要することなく緊急情報を受信することができ
る。また、第1の実施例の図3と同様に通信中に緊急信
号を受信した場合にはその通信を打ち切って緊急情報を
受信することにより緊急情報を遅滞なく受信することが
でき、また、図4と同様に通信を打ち切る場合にその旨
を伝えることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、緊急通報発信局から無線で送出される緊急無線信号
及び緊急情報が受信され、緊急情報が記録紙に印字され
るので、登録を要することなく不特定の人が緊急情報を
受信することができる。
【0030】請求項2記載の発明は、緊急通報発信局か
ら無線で送出される緊急無線信号が受信され、緊急通報
発信局の画像送信端末に自動ダイヤルされ、画像送信端
末から受信した緊急情報が記録紙に印字されるので、登
録を要することなく不特定の人が緊急情報を受信するこ
とができる。
【0031】請求項3記載の発明は、複数の緊急通報発
信局から無線で送出される緊急無線信号が識別されてそ
の緊急通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤルされ、
画像送信端末から受信した緊急情報が記録紙に印字され
るので、登録を要することなく不特定の人が複数の緊急
情報を選択的に受信することができる。
【0032】請求項4記載の発明は、他のファクシミリ
装置との間で通信中に緊急通報発信局からの緊急無線信
号を受信した場合にその通信を打ち切るので、緊急情報
を遅滞なく受信することができる。
【0033】請求項5記載の発明は、通信を打ち切る場
合にその旨を相手先ファクシミリ装置に通知するので、
相手先ファクシミリ装置側が不安を招くことを防止する
ことができる。
【0034】請求項6記載の発明は、通信を打ち切る場
合にその旨を画像を相手先ファクシミリ装置に通知する
ので、通信の打ち切り理由を相手先ファクシミリ装置側
に確実に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置が待ち受け時に緊急情
報を受信した場合の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】図1のファクシミリ装置が通信中に緊急情報を
受信した場合の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】図3の動作の変形例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】第2の実施例のファクシミリ装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5のファクシミリ装置が待ち受け時に緊急情
報を受信した場合の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】第2の実施例のファクシミリ装置の変形例を示
すブロック図である。
【図8】図7のファクシミリ装置が待ち受け時に緊急情
報を受信した場合の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 FAX制御部 3 書き込み部 5 網制御部 6 記憶部 11 緊急通報受信装置 12 電話公衆回線網 13 一般FAX 14〜16 緊急情報送信局 24〜26 緊急情報送信FAX

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画像を記録紙に印字するための印字
    手段と、 緊急通報発信局から無線で送出される緊急無線信号及び
    緊急情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が緊急無線信号を受信した場合に緊急情報
    受信モードに移行し、次いで受信した緊急情報を前記印
    字手段が記録紙に印字するように制御する制御手段と、
    を備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 受信画像を記録紙に印字するための印字
    手段と、 緊急通報発信局から無線で送出される緊急無線信号を受
    信する受信手段と、 緊急通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤルする自動
    ダイヤル手段と、 前記受信手段が緊急無線信号を受信した場合に緊急情報
    受信モードに移行し、次いで前記自動ダイヤル手段が緊
    急通報発信局の画像送信端末に自動ダイヤルして呼出
    し、前記画像送信端末から受信した緊急情報を前記印字
    手段が記録紙に印字するように制御する制御手段と、を
    備えたファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、複数の緊急通報発信局
    から無線で送出される緊急無線信号を識別し、前記自動
    ダイヤル手段は前記識別された緊急通報発信局の画像送
    信端末に自動ダイヤルして呼出すことを特徴とする請求
    項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、他のファクシミリ装置
    との間で通信中に、前記受信手段が緊急通報発信局から
    の緊急無線信号を受信した場合にその通信を打ち切るこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、通信を打ち切る場合に
    その旨を相手先ファクシミリ装置に通知することを特徴
    とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、通信を打ち切る場合に
    その旨を画像で相手先ファクシミリ装置に通知すること
    を特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290761A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Brother Ind Ltd 多機能周辺装置および多機能周辺装置制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009290761A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Brother Ind Ltd 多機能周辺装置および多機能周辺装置制御プログラム

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