JPH07176586A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH07176586A
JPH07176586A JP31793993A JP31793993A JPH07176586A JP H07176586 A JPH07176586 A JP H07176586A JP 31793993 A JP31793993 A JP 31793993A JP 31793993 A JP31793993 A JP 31793993A JP H07176586 A JPH07176586 A JP H07176586A
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JP
Japan
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plasma processing
sample substrate
processing chamber
electrostatic chuck
plasma
Prior art date
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Pending
Application number
JP31793993A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Nozawa
俊久 野沢
Takashi Kinoshita
隆 木下
Tetsuya Nishizuka
哲也 西塚
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的で再現性のよい処理を行い得るプラズ
マ処理装置。 【構成】 この装置A1は,試料基板1を着脱自在に保
持する静電チャック2を備え,この静電チャック2上に
保持された試料基板1を減圧下でプラズマ処理するため
のプラズマ処理室3と,プラズマ処理室3に隣接して配
備され,同処理室内の減圧状態を維持したままプラズマ
処理室3内からプラズマ処理後の試料基板1を大気中へ
搬出し,あるいは大気中からプラズマ処理すべき試料基
板1′をプラズマ処理室3内へ搬入するための予備室4
と,プラズマ処理室3内からプラズマ処理後の試料基板
1を予備室4へ搬出した後,予備室4から次にプラズマ
処理すべき試料基板1′をプラズマ処理室3内へ搬入す
る前に,プラズマ処理室3内の圧力を一旦約1Torr
以上760Torr以下に上昇させる第1の圧力調整機
構B1とから構成されている。上記構成により,効率的
で再現性のよい処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プラズマ処理装置に係
り,詳しくは減圧容器内にて処理ガスをプラズマ化し,
試料基板のエッチング,CVD,スパッタリング等のプ
ラズマ処理を静電チャック上で行うプラズマ処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のプラズマ処理装置A0の一
例における概略構成を示す模式図,図6は従来のプラズ
マ処理装置A0の作動シーケンスを示す説明図である。
図5に示すごとく,従来のプラズマ処理装置A0は,試
料基板1を着脱自在に保持する静電チャック2を備え,
この静電チャック2上に保持された試料基板1を,減圧
下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室3と,プラ
ズマ処理室3に隣接して配備され,プラズマ処理室3の
減圧状態を維持したままプラズマ処理室3内からプラズ
マ処理後の試料基板1を大気中へ搬出し,あるいは大気
中からプラズマ処理すべき試料基板1′をプラズマ処理
室3内へ搬入するためのロードロック室と呼ばれる予備
室4とを具備している。以下,この従来の装置A0をよ
り具体化すると共に,特開平3−236255号公報に
て開示された作動シーケンスについて図5及び図6を参
照しつつ説明する。まず試料基板1を大気中から予備室
4を経由させてプラズマ処理室3へ搬入する。即ち,ゲ
ートバルブ5aを開き,試料基板1を予備室4内のアー
ム6の上に自動又は手動にてセットする。セット後,ゲ
ートバルブ5aを閉じてゲートバルブ5dを開ける。そ
して,真空ポンプ7aを駆動することにより予備室4内
を減圧した後,ゲートバルブ5bを開ける。予め,ゲー
トバルブ5cを全開状態にして真空ポンプ7bを駆動す
ることによりプラズマ処理室3内も減圧しておけば,ゲ
ートバルブ5bの開動作により両室3,4内の圧力が等
しく減圧状態となる。この状態下にて,試料基板1を予
備室4からアーム6によってプラズマ処理室3に移動す
る。そして,プラズマ処理室3内の載置台8上に固定さ
れた静電チャック2上に配置する(図6中の)。次に
アーム6を予備室4に戻してゲートバルブ5bを閉じ
る。そして,処理ガス配管9より処理ガスをプラズマ処
理室3内に導入した後,マイクロ波発振器10により発
生させたマイクロ波をプラズマ処理室3内に導入し,こ
こに電界を発生させる。同時に,電磁コイル11を用い
て磁場を印加する。すると,電場と磁場との相互作用に
よるECRプラズマを発生する(図6中の)。次に静
電チャック2に直流電源12からの電圧を印加して試料
基板1を静電吸着し,プラズマ処理装置での処理を行う
(図6中の)。そしてこの処理を終了する前に印加電
圧を0にして試料基板1の吸着を解除し(図6中の
),プラズマを停止して処理を終了する(図6中の
)。この後,ゲートバルブ5bを開けて先に述べた搬
入と逆の手順にて試料基板1を予備室4経由大気中へ搬
出する(図6中の)。従来はこのような一連の動作
〜を繰り返すことにより,試料基板の処理を行ってい
た。尚,図6中には各動作時のゲートバルブ5b,5d
の開閉状態とプラズマ処理室3内の圧力状態の変化とを
併記した。さらに,この従来の装置A0には,プラズマ
処理室3内にてプラズマ処理された試料基板1を押し上
げるリフタ機構(不図示)を設けており,このリフタ機
構により試料基板1を押し上げることにより試料基板1
の静電チャック2からの離脱動作を容易に行うことがで
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
プラズマ処理装置A0では以下のような問題があった。
通常,静電チャック2には電圧をかける導電体(不図
示)と吸着する試料基板1との間に絶縁体(不図示)を
挟んでいるが,この絶縁体は誘電体でもあり,この誘電
率が大きいものを使用すれば,それに従って大きな吸着
力がえられる。これは誘電体に電圧をかけた時,その内
部で分極をおこし,誘電率が大きいものほど分極の程度
が大きくなるからである。ところで,この分極にはヒス
テリシスがあるため,一旦分極した誘電体は印加してい
た電圧を0にしても分極は完全に0にならない。すなわ
ち,印加していた電圧を0にしても吸着力が0には戻ら
ない。そのため,試料基板1を静電チャック2から取り
外すときに残留吸着力により試料基板1がすぐに離れ
ず,はねたり割れたりすることがあった。また,静電チ
ャックの吸着力の再現性が悪くなり,このため静電チャ
ック2を介して試料基板1をプラズマ加熱による性状変
化を防ぐために冷却する場合,その温度制御性の再現性
が悪くなることがある。これは,静電チャック2と載置
台8との間に熱伝導を促進するために導入されたガスの
プラズマ処理室3内へのリーク率が増大することによ
る。このため,プラズマ処理の結果が試料基板1毎に変
わってしまうという問題があった。そこで,試料基板1
を連続処理する場合は,静電チャック2に残留した電荷
の除去を確実にするため,試料基板1を取り出した後,
静電チャック2の表面をプラズマにさらし,静電チャッ
ク2の表面をスパッタすることにより電荷を除去するこ
とが考えられた(特開平4−990024号公報)。し
かし,この場合,静電チャック2の表面をプラズマでス
パッタするので,例えば1回の処理で10Åスパッタす
るとすれば,試料基板1を10000枚処理すると静電
チャック2の表面は100000Å(10μm)も削り
取られることになる。このため,静電チャック2の絶縁
体の厚さがうすくなり,表面が荒れて吸着力が変化し,
上記温度制御性を向上させるために試料基板1と静電チ
ャック2との間に充填しているガスがプラズマ処理室3
内に漏れる量が増加してプラズマ処理の再現性が悪くな
る。また,プラズマ処理終了後に放電をたてるので,そ
れにかかる時間の分だけ試料基板1を処理するスループ
ットが低下する。さらにスパッタされた静電チャック2
の中に入っていた不純物が試料基板1を汚染するおそれ
もあった。さらに,リフト機構により試料基板1を押し
上げることにより試料基板1の静電チャック2からの離
脱動作を行う場合,静電チャック2の残留吸着力の大き
さによっては試料基板1を破損するおそれがある。この
ため,従来は残留吸着力の除去を必要以上に行っている
ことが多く,効率のよい処理がなされているとはいい難
いものであった。本発明は,このような従来の技術にお
ける課題を解決するために,プラズマ処理装置を改良
し,効率的で再現性の良い処理を行い得るプラズマ処理
装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,第1の発明は,試料基板を着脱自在に保持する静電
チャックを備え,該静電チャック上に保持された試料基
板を減圧下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室
と,上記プラズマ処理室に隣接して配備され,プラズマ
処理室の減圧状態を維持したままプラズマ処理室内から
プラズマ処理後の試料基板を大気中へ搬出し,あるいは
大気中からプラズマ処理すべき試料基板をプラズマ処理
室内へ搬入するための予備室とを具備したプラズマ処理
装置において,上記プラズマ処理室内からプラズマ処理
後の試料基板を搬出側予備室へ搬出した後,搬入側予備
室から次にプラズマ処理すべき試料基板をプラズマ処理
室内へ搬入する前に,上記プラズマ処理室内の圧力を一
旦約1Torr以上760Torr以下に上昇させる第
1の圧力調整機構を設けてなることを特徴とするプラズ
マ処理装置として構成されている。さらには,上記第1
の圧力調整機構が,複数枚の試料基板のプラズマ処理毎
に上記プラズマ処理室内の圧力上昇・回復を行ってなる
ことを特徴とするプラズマ処理装置である。第2の発明
は,試料基板を着脱自在に保持する静電チャックを備
え,該静電チャック上に保持された試料基板を減圧下で
プラズマ処理するためのプラズマ処理室と,上記プラズ
マ処理室内にてプラズマ処理された試料基板を上記静電
チャックから離脱させるように押し上げるリフタ機構と
を具備したプラズマ処理装置において,上記リフタ機構
により試料基板を押し上げるときの押し上げ力を検出す
る力センサと,上記力センサにより検出された押し上げ
力の値に応じて上記リフタ機構による試料基板の押し上
げ力を制御するリフタ制御機構とを設けてなることを特
徴とするプラズマ処理装置として構成されている。第3
の発明は,試料基板を着脱自在に保持する静電チャック
を備え,該静電チャック上に保持された試料基板を減圧
下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室と,上記プ
ラズマ処理室内にてプラズマ処理された試料基板を上記
静電チャックから離脱させるように押し上げるリフタ機
構とを具備したプラズマ処理装置において,上記リフタ
機構により試料基板を押し上げるときの押し上げ力を検
出する力センサと,上記力センサにより検出された押し
上げ力が所定値以上となったとき,上記プラズマ処理室
内の圧力を一旦約1Torr以上760Torr以下に
上昇させる第2の圧力調整機構とを設けてなることを特
徴とするプラズマ処理装置として構成されている。
【0005】
【作用】第1の発明によれば,静電チャック上に保持さ
れた試料基板がプラズマ処理室内にて減圧下でプラズマ
処理され,上記プラズマ処理室に隣接して配備された予
備室にて,プラズマ処理室の減圧状態を維持したままプ
ラズマ処理室内からプラズマ処理後の試料基板が大気中
へ搬出され,あるいは大気中からプラズマ処理すべき試
料基板がプラズマ処理室内へ搬入されるに際し,上記プ
ラズマ処理室内からプラズマ処理後の試料基板が搬出側
予備室へ搬出された後,搬入側予備室から次にプラズマ
処理すべき試料基板がプラズマ処理室内へ搬入される前
に,第1の圧力調整機構により上記プラズマ処理室内の
圧力が一旦約1Torr以上760Torr以下に上昇
される。このようなプラズマ処理室内の圧力上昇は多量
のガス分子をプラズマ処理室内に導入することにより達
成されるが,これらのガス分子によって静電チャック表
面に溜まった残留電荷が緩和されるため,静電チャック
の吸着力の再現性が向上される。これに伴い,静電チャ
ックを介して試料基板を冷却する場合,その温度制御性
も改善される。さらに,上記第1の圧力調整機構が,複
数枚の試料基板のプラズマ処理毎に上記プラズマ室内の
圧力上昇・回復を行うように作用すれば,装置のスルー
プットが改善される。
【0006】第2の発明によれば,静電チャック上に保
持された試料基板がプラズマ処理室内にて減圧下でプラ
ズマ処理され,該プラズマ処理された試料基板がリフタ
機構により上記静電チャックから離脱させられるように
押し上げられるに際し,上記リフタ機構により試料基板
が押し上げられるときの押し上げ力が力センサにより検
出され,上記力センサにより検出された押し上げ力の値
に応じて上記リフタ機構による試料基板の押し上げ力が
リフタ制御機構により制御される。上記力センサにより
検出される押し上げ力は静電チャックの残留吸着力の大
きさに対応する。従って,残留吸着力の大きさに応じた
試料基板の静電チャックからの離脱を行うことができ
る。これにより,試料基板の破損等のおそれがなくなる
ため,残留吸着力の除去タイミングに合わせて効率的な
処理を行うことができる。第3の発明によれば,静電チ
ャック上に保持された試料基板がプラズマ処理室内にて
減圧下でプラズマ処理され,該プラズマ処理された試料
基板がリフタ機構により上記静電チャックから離脱させ
られるように押し上げられるに際し,上記リフタ機構に
より試料基板が押し上げられるときの押し上げ力が力セ
ンサにより検出され,上記力センサにより検出された押
し上げ力の値が所定値以上になったとき,第2の圧力調
整機構により上記プラズマ室内の圧力が一旦約1Tor
r以上760Torr以下に上昇される。このように上
記第2の圧力調整機構により静電チャックの上記押し上
げ力に対応する残留吸着力が有意値となったときのみ静
電チャック上の残留電荷を緩和することにより,装置の
スループットが改善される。従ってこの場合は,効率的
で再現性のよい処理を行うことができる。その結果,効
率的で再現性のよい処理を行い得るプラズマ処理装置を
得ることができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明(第1〜第
3の発明)を具体化した実施例につき説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施例は,本発明を具体化し
た一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格の
ものではない。ここに,図1は第1の発明の一実施例に
係るプラズマ処理装置A1の概略構成を示す模式図,図
2はプラズマ処理装置A1の作動シーケンスを示す説明
図,図3は第2の発明の一実施例に係るプラズマ処理装
置A2の概略構成を示す模式図,図4は第3の発明の一
実施例に係るプラズマ処理装置A3の概略構成を示す模
式図である。尚,前記図5に示した従来のプラズマ処理
装置A0の一例における概略構成を示す模式図と共通す
る要素には同一の符号を使用する。図1に示すごとく第
1の発明の一実施例に係わるプラズマ処理装置A1は,
試料基板1を着脱自在に保持する静電チャック2を備
え,この静電チャック2上に保持された試料基板1を減
圧下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室3と,プ
ラズマ処理室3に隣接して配備され,プラズマ処理室3
の減圧状態を維持したままプラズマ処理室3内からプラ
ズマ処理後の試料基板1を大気中へ搬出し,あるいは大
気中からプラズマ処理すべき試料基板1′をプラズマ処
理室3内へ搬入するためのロードロック室と呼ばれる予
備室4とを具備している点で従来例と同様である。しか
し,本実施例ではプラズマ処理室3内からプラズマ処理
後の試料基板1を予備室4へ搬出した後,予備室4から
次にプラズマ処理すべき試料基板1′をプラズマ処理室
3内へ搬入する前に,プラズマ処理室3内の圧力を一旦
約1Torr以上760Torr以下に上昇させる第1
の圧力調整機構B1を設けている点で従来例と異なる。
また,第1の圧力調整機構B1は,複数枚の試料基板1
のプラズマ処理毎にプラズマ処理室3内の圧力上昇・回
復を行うようにしてもよく,この点でも従来例と異な
る。尚,ここでは予備室4は搬出側予備室と搬入側予備
室とを兼用しているが別個の予備室を設けてもよい。以
下,この装置A1をさらに具体化すると共に,その作動
シーケンスについて図1及び図2を用いて概略説明す
る。
【0008】まず,試料基板1を大気中から予備室4を
経由させてプラズマ処理室3内へ搬入する。即ち,ゲー
トバルブ5aを開き,試料基板1を予備室4内の,アー
ム6の上に自動又は手動にてセットする。この時ゲート
バルブ5bは閉状態であり,予備室4内は大気圧となっ
ている。次に,ゲートバルブ5aを閉じ,ゲートバルブ
5dを開ける。真空ポンプ7aを駆動することにより予
備室4内を減圧した後,ゲートバルブ5bを開状態とす
る。そして,アーム6によって試料基板1をプラズマ処
理室3内に移動させ,同室内の載置台8上に固定された
静電チャック2上に載置する(図2中の)。この時,
ゲートバルブ5cは開状態であり,プラズマ処理室3内
は真空ポンプ7bにより排気されているため,両室3,
4は等しく減圧状態となっている。そして,試料基板1
の搬入後,アーム6を予備室4に戻してゲートバルブ5
bを閉じる。一方,プラズマ処理室3内の圧力はゲート
バルブ5cの自動開度調整により制御状態となる。次
に,処理ガス配管9から処理ガスがプラズマ処理室3内
に導入されると共に,マイクロ波発振器10により発生
させたマイクロ波もここに導入される。この状態で,プ
ラズマ処理室3内に電磁コイル11により磁場を印加す
ることによりマイクロ波による電界と印加された磁場と
の相互作用を利用したいわゆるECRプラズマを発生さ
せる(図2の)。このプラズマ発生により,試料基板
1はプラズマを介して減圧容器であるプラズマ処理室3
に電気的に接続される。この後,静電チャック2の導電
体(不図示)に直流電源12からの電圧を印加して,今
までの残留電荷をキャンセルし,処理を行う(図2の
)。この処理終了後,静電チャック2の印加電圧を切
り(図2の),プラズマ発生を停止する(図2の
)。しかる後,ゲートバルブ5bを開状態とすると共
に,ゲートバルブ5cを全開状態とする。この時,ゲー
トバルブ5aは閉状態であるため,予備室4はプラズマ
処理室3と等しく減圧状態になる。この状態で,アーム
6を再び用いて静電チャック2から試料基板1を取り外
し,予備室4内に回収する(図2の)。回収後,ゲー
トバルブ5bを閉じる。ゲートバルブ5dを閉じて真空
ポンプ7aを停止させた後,ゲートバルブ5aを開け,
予備室4内の試料基板1を大気中へ搬出する。ここまで
は,従来例と同様である。
【0009】しかし,この実施例では,図2の下方に示
すように,上記動作にてゲートバルブ5bを閉じると
同時に,ゲートバルブ5cをも閉状態とする。これらゲ
ートバルブ5b,5cを共に閉状態とした後,処理ガス
配管9に接続されたパージガス導入用バルブ13を開状
態としてパージガスをプラズマ処理室3に導入すること
により,プラズマ処理室3内の圧力を約1Torrまで
上昇させる。この後,すぐにゲートバルブ5cを全開状
態にして,プラズマ処理室3内の圧力を元の減圧状態に
戻す。この時のプラズマ処理室3内の圧力は,例えばプ
ラズマ処理室3に備え付けの圧力センサ14により検知
される。そして,次に処理すべき試料基板1′を前述し
た一連の手順と同様にプラズマ処理室3内へ搬入する。
ここで,上記各バルブ,即ちゲートバルブ5b,5c,
パージガス導入用バルブ13の開閉動作は制御器15よ
り発せられる指令に従う。制御器15は予め設定された
プログラム及び圧力センサ14からの検知値に基づいて
上記指令を発するものである。従ってゲートバルブ5
b,5c,パージガス導入用バルブ13,圧力センサ1
4及び制御器15が前記第1の圧力調整機構B1の構成
要素の一例である。この第1の圧力調整機構B1の動作
によるプラズマ処理室3内の圧力上昇時に,パージガス
として導入された多量のガス分子により,静電チャック
2表面に溜まった残留電荷が緩和され,静電チャック2
の吸着力の再現性を向上させることができる。本発明者
らは実験により上記圧力上昇値を約1Torr以上76
0Torr以下とした時に静電チャック2の吸着力の再
現性が得られることを確認した。ただし,この圧力上昇
値はプラズマ処理室3内の減圧状態をなるべく維持して
装置のスループットをよくするためには極力小さくする
のが望ましい。この吸着力の再現性の向上に伴い,静電
チャック2と載置台8との間に熱伝導を促進するために
導入されたガスのプラズマ処理室3内へのリーク率が減
少するため,静電チャック2を介して試料基板1を冷却
する場合,その温度制御性も改善される。このため,試
料基板1のプラズマ処理状態の再現性がよくなる。ま
た,残留吸着力を極力小さくできるので,プラズマ処理
後に試料基板1を取り外す時に基板がはねたり,割れた
りすることもなくなる。さらに,プラズマによって静電
チャック2の表面をスパッタすることもないので,静電
チャック2の劣化や静電チャック2の表面荒れによる試
料基板1の汚染の恐れがなくなる。
【0010】さらに,第1の圧力調整機構B1を複数枚
の試料基板1のプラズマ処理毎にプラズマ処理室3内の
圧力上昇・回復を行うようにすることもできる。その場
合,上記の如く1枚毎に同操作を行う場合に比べて装置
のスループットがよくなり,効率的な処理を行うことが
できる。上記第1の発明では,試料基板1を1枚あるい
は複数枚処理する毎に静電チャック2の吸着力の再現を
行っているが,残留吸着力の大きさに応じて行えばさら
にスループットがよくなると考えられる。第2,3の発
明はこの点に着目したものであり,まず第2の発明につ
いて述べる。図3に示す如く,第2の発明の一実施例に
係るプラズマ処理装置A2は,試料基板1を着脱自在に
保持する静電チャック2を備え,この静電チャック2上
に保持された試料基板1を減圧下でプラズマ処理するた
めのプラズマ処理室3と,プラズマ処理室3内にてプラ
ズマ処理された試料基板1を静電チャックから離脱させ
るように押し上げるリフタ機構Cとを具備している点で
従来例と同様である。しかし,本実施例では,リフタ機
構Cにより試料基板1を押し上げるときの押し上げ力を
検出する力センサDと,力センサDにより検出された押
し上げ力の値に応じてリフタ機構Cによる試料基板1の
押し上げ力を制御するリフタ制御機構Eとを設けている
点で従来例と異なる。以下,この装置A2をより具体化
すると共に,その動作についても概略説明する。上記力
センサDとしては,例えば市販の圧力サンサ16と,モ
ニタ17とを用いることができる。そして,この圧力サ
ンサ16をリフタ機構Cのリフトピン18の下方に設置
することにより試料基板1(ウエハ)を静電チャック2
から離脱する際の押圧力を検出する。例えば,残留吸着
力は試料基板1の単位面積当たり10g/cm2 であっ
たとしても,6インチウエハ全体で1.7kg,8イン
チウエハ全体では約3.14kgの力になるので上記圧
力センサ16等で容易に測定することができる。従っ
て,残留吸着力の許容値から圧力センサ16によって検
出できる範囲内で押圧力の上昇の許容値を決定できる。
リフトピン18は圧力センサ16のさらに下方に接続さ
れたエアシリンダあるいはモータなどの駆動源19によ
って上下方向に駆動される。リフトピン18が試料基板
1に当たった時に圧力センサ16で有意な押圧力の上昇
が感知された場合は,リフタ制御機構Eであるリフト上
下コントローラ20に異常信号が送られ,このコントロ
ーラ20によってリフタピン18をすぐに下げて試料基
板1の離脱動作を中断するか,もしくは動作速度を減じ
る等の制御がなされる。これによって,有意な残留電荷
つまり残留吸着力があることを,試料基板1が割れた
り,はねたりする前に知ることができる。従って,試料
基板1の破損等のおそれがなくなるため,残留吸着力の
除去のタイミングに合わせて効率的な処理を行うことが
できる。
【0011】第3の発明は,残留吸着力の除去のタイミ
ングに関するものであり,引き続いてこの第3の発明に
ついて述べる。図4に示す如く,第3の発明の一実施例
に係るプラズマ処理装置A3では,リフタ機構Cにより
試料基板1を押し上げたときの押し上げ力を検出する力
センサDと,力センサDにより検出された押し上げ力が
所定値以上となったとき,プラズマ処理室3内の圧力を
一旦約1Torr以上760以下に上昇させる第2の圧
力調整機構B2とを設けた点で従来例と異なる。上記所
定値は例えば前記押圧力の上昇の許容値とすればよい。
以下,この装置A3をより具体化すると共に,その動作
について概略説明する。ここでも前記装置A2と同様,
力センサDとしては例えば市販の圧力センサ16と,モ
ニタ17とを用いるが,この装置A3では,リフタピン
18と駆動源19とからなるリフタ機構Cの動作中,圧
力センサ16で有意の押圧力の上昇が感知された場合,
第2の圧力調整機構B2により次の動作を行う。又,必
要に応じてリフタ機構Cの動作を中断等する 即ち,ゲートバルブ5b,5cを共に閉状態とした後,
処理ガス配管9に接続されたパージガス導入用バルブ1
3を開状態としてパージガスをプラズマ処理室3に導入
することにより,プラズマ処理室3内の圧力を約1To
rrまで上昇させる。この後,すぐにゲートバルブ5c
を全開状態にして,プラズマ処理室3内の圧力を元の減
圧状態に戻す。この時のプラズマ処理室3内の圧力は,
例えばプラズマ処理室3に備え付けの圧力センサ14に
より検知される。そして,試料基板1を再びリフト機構
Cを用いて静電チャック2から離脱し,プラズマ処理室
3から搬出する。しかる後,次に処理すべき試料基板
1′を前述した第1の発明の実施例装置A1における一
連の手順と同様にプラズマ処理室3内へ搬入する。ここ
で,上記各バルブ,即ちゲートバルブ5b,5c,パー
ジガス導入用バルブ13の開閉動作は制御器15′より
発せられる指令に従う。制御器15′は予め設定された
プログラム及び圧力センサ14及び力センサDのモニタ
17からの検知値に基づいて上記指令を発するものであ
る。従ってゲートバルブ5b,5c,パージガス導入用
バルブ13,圧力センサ14,力センサD及び制御器1
5′が前記第2の圧力調整機構B2の構成要素の一例で
ある。
【0012】このように,第2の圧力調整機構B2によ
り静電チャック2の残留吸着力が有意値となったときに
のみ,静電チャック2上の残留電荷を緩和することによ
り装置のスループットが改善される。従って,この場合
は効率的で再現性のよい処理を行うことができる。さら
に,上記第1〜第3の発明を組合せ適用することも可能
である。その結果,効率的で再現性のよい処理を行い得
るプラズマ処理装置を得ることができる。尚,上記実施
例装置A1〜A3では,プラズマ処理としてエッチング
処理を行う場合を想定したが,実使用に際してはその他
のプラズマ処理,例えばスパッタリングやCVD等にも
適用することができる。尚,上記実施例装置A1〜A3
では,パージガスをプラズマ処理室3内に導入するに際
し,パージガス導入用バルブ13を処理ガス配管9に接
続しているが,実使用に際しては直接パージガスをプラ
ズマ処理室3に導入してもなんら支障はない。尚,上記
実施例装置A1〜A3では,真空ポンプ7bを常時作動
させ,ゲートバルブ5cの開閉によりプラズマ処理室3
内の減圧状態の制御を行うようにしているが,実使用に
際しては,真空ポンプ7bの能力制御により同様の効果
を持たせることもできる。その場合はゲートバルブ5c
は常に全開の状態にて使用され,真空ポンプ7bが上記
第1の圧力調整機構B1又は第2の圧力調整機構B2の
一部を構成する。
【0013】
【発明の効果】第1の発明に係わるプラズマ処理装置
は,上記したように構成されているため,プラズマ処理
室内の圧力上昇時には,パージガスとして導入された多
量のガス分子により,静電チャック表面に溜まった残留
電荷が緩和され,静電チャックの吸着力の再現性を向上
させることができる。これに伴い,静電チャックを介し
て試料基板を冷却する場合,その温度制御性も改善され
る。このため,試料基板のプラズマ処理状態の再現性が
よくなる。また,残留吸着力を極力小さくできるので,
プラズマ処理後に試料基板を取り出す時に基板がはねた
り,割れたりすることもなくなる。さらに,プラズマに
よって静電チャックの表面をスパッタすることもないの
で,静電チャックの劣化や静電チャックの表面荒れによ
る試料基板の汚染のおそれがなくなる。さらに,圧力調
整機構は複数枚の試料基板のプラズマ処理毎にプラズマ
処理室内の圧力上昇・回復を行うようにすることもでき
る。その場合,上記の如く1枚毎に同操作を行う場合に
比べて装置のスループットがよくなり,効率的な処理を
行うことができる。第2の発明によれば,上記力センサ
により検出される押し上げ力は静電チャックの残留吸着
力の大きさに対応する。従って,残留吸着力の大きさに
応じた試料基板の静電チャックからの離脱を行うことが
できる。これにより,試料基板の破損等のおそれがなく
なるため,残留吸着力の除去タイミングに合わせ併せて
効率的な処理を行うことができる。第3の発明によれ
ば,上記第2の圧力調整機構により静電チャックの上記
押し上げ力に対応する残留吸着力が有意値となったとき
のみ静電チャック上の残留電荷を緩和することにより,
装置のスループットが改善される。従ってこの場合は,
効率的で再現性のよい処理を行うことができる。その結
果,効率的で再現性のよい処理を行い得るプラズマ処理
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の一実施例に係るプラズマ処理装
置A1の概略構成を示す模式図。
【図2】 プラズマ処理装置A1の作動シーケンスを示
す説明図。
【図3】 第2の発明の一実施例に係るプラズマ処理装
置A2の概略構成を示す模式図。
【図4】 第3の発明の一実施例に係るプラズマ処理装
置A3の概略構成を示す模式図。
【図5】 従来のプラズマ処理装置A0の一例における
概略構成を示す模式図。
【図6】 従来のプラズマ処理装置A0の作動シーケン
スを示す説明図。
【符号の説明】
A1〜A3…プラズマ処理装置 B1…第1の圧力調整機構 B2…第2の圧力調整機構 C…リフト機構 D…力センサ E…リフタ制御機構 1,1′…試料基板 2…静電チャック 3…プラズマ処理室 4…予備室 5a,5b,5c,5d…ゲートバルブ 13…パージガス導入用バルブ 14…圧力センサ 15,15′…制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/3065

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料基板を着脱自在に保持する静電チャ
    ックを備え,該静電チャック上に保持された試料基板を
    減圧下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室と,上
    記プラズマ処理室に隣接して配備され,プラズマ処理室
    の減圧状態を維持したままプラズマ処理室内からプラズ
    マ処理後の試料基板を大気中へ搬出し,あるいは大気中
    からプラズマ処理すべき試料基板をプラズマ処理室内へ
    搬入するための予備室とを具備したプラズマ処理装置に
    おいて,上記プラズマ処理室内からプラズマ処理後の試
    料基板を搬出側予備室へ搬出した後,搬入側予備室から
    次にプラズマ処理すべき試料基板をプラズマ処理室内へ
    搬入する前に,上記プラズマ処理室内の圧力を一旦約1
    Torr以上760Torr以下に上昇させる第1の圧
    力調整機構を設けてなることを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の圧力調整機構が,複数枚の試
    料基板のプラズマ処理毎に上記プラズマ処理室内の圧力
    上昇・回復を行ってなることを特徴とする請求項1記載
    のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 試料基板を着脱自在に保持する静電チャ
    ックを備え,該静電チャック上に保持された試料基板を
    減圧下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室と,上
    記プラズマ処理室内にてプラズマ処理された試料基板を
    上記静電チャックから離脱させるように押し上げるリフ
    タ機構とを具備したプラズマ処理装置において,上記リ
    フタ機構により試料基板を押し上げるときの押し上げ力
    を検出する力センサと,上記力センサにより検出された
    押し上げ力の値に応じて上記リフタ機構による試料基板
    の押し上げ力を制御するリフタ制御機構とを設けてなる
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 試料基板を着脱自在に保持する静電チャ
    ックを備え,該静電チャック上に保持された試料基板を
    減圧下でプラズマ処理するためのプラズマ処理室と,上
    記プラズマ処理室内にてプラズマ処理された試料基板を
    上記静電チャックから離脱させるように押し上げるリフ
    タ機構とを具備したプラズマ処理装置において,上記リ
    フタ機構により試料基板を押し上げるときの押し上げ力
    を検出する力センサと,上記力センサにより検出された
    押し上げ力が所定値以上となったとき,上記プラズマ処
    理室内の圧力を一旦約1Torr以上760Torr以
    下に上昇させる第2の圧力調整機構とを設けてなること
    を特徴とするプラズマ処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10150099A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Tokyo Electron Ltd 静電チャックの離脱方法
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JP2005299659A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Boc Group Inc:The 組み合わせ式真空ポンプ・ロードロック組立体
JP2016111226A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社Sumco エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法、および、気相成長装置

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