JPH071762A - 交通関係表記用印字装置 - Google Patents

交通関係表記用印字装置

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JPH071762A
JPH071762A JP20270992A JP20270992A JPH071762A JP H071762 A JPH071762 A JP H071762A JP 20270992 A JP20270992 A JP 20270992A JP 20270992 A JP20270992 A JP 20270992A JP H071762 A JPH071762 A JP H071762A
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road surface
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road
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JP20270992A
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Souji Kobayashi
操二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に対する駐車条項の監視,取締りとか、
走行条項の臨時対策などの交通関係の必要上,路面に対
して該当する表記データ,および事項などを表記可能に
する。 【構成】 路面に対する所要の表記データを入力設定し
て記憶する路面表記データ設定器と、設定記憶された路
面表記データを所要の表記形態で路面上に印字表示する
路面印字表示器とを組み合わせて構成し、該当路面上に
対して、入力設定された所要の表記データを所要の表記
形態で印字表示させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交通関係表記用印字
装置に関し、さらに詳しくは、交通関係における法規上
の徹底を図るための措置として、例えば、車両に対する
駐車条項の監視,取締りとか、走行条項の臨時対策とか
などの交通関係の必要上,路面に対して該当事項を表記
するために用いる印字装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の交通関係の措置とし
て、車両に対する駐車条項の監視,取締りに際しては、
よく知られているように、路上に無断駐車して駐車違反
を侵す惧れのある車両を認知した場合、該当車両の何れ
か一つの車輪側部の表面と対応する路面とに跨って認知
線を引くと共に、該当路面上に認知時刻などを表記する
ことが行なわれており、また、実際に駐車違反を侵した
車両を法的に撤去する場合には、同様に、その撤去理
由,および出頭場所などを該当路面上に表記することが
行なわれている。
【0003】さらに、例えば、交通事故処理に際しての
迂回路指定などの臨時対策のためには、別に用意された
適切な標識,案内灯などの表記具を然るべく配置して表
示するとか、あるいは同様にして適当な字句を路面上に
表記することが一般的な措置である。
【0004】そして、前記路面上への該当事項の表記手
段として、前者の駐車違反を侵す惧れのあるときの表記
には、通常の場合、先端に白墨,蝋石などを装填した比
較的長目の筆記具を用いることで、パトロール員が、パ
トロール車の窓越しに該当事項を筆記しており、また、
後者の車両撤去時の表記には、立会人としてのパトロー
ル員が、路面にしゃがみ込んで、同様に、白墨,蝋石な
どを用いて該当事項を筆記している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにしてなされる従来の駐車条項の監視,取締り時,な
らびに走行条項の臨時対策時などにおける該当路面上へ
の表記手段では、次のような好ましくない問題点があ
る。
【0006】まず、前記駐車条項の監視,取締りに際し
ての表記,例えば、前者の場合のように、比較的長目の
筆記具を用いる路面上への表記については、比較的狭い
パトロール車内での筆記具の取扱い自体,ならびに当該
車内からの路面への差出しが必ずしも容易ではなく、ま
して、このように長目の筆記具を用いた文字,記号,数
字などの筆記による表示には、相当程度までの熟練を必
要とすることから、頗る煩わしいという不利があり、ま
た、後者の場合にあっても、いちいち路面にしゃがみ込
んで書き表わすのが極めて面倒で、かつ危険でもあるほ
か、ときには頻繁な車両の通過のために表記事項が摩損
して、判読不可能になる場合すらも生ずる。
【0007】さらに、前記迂回路指定などの臨時対策の
ために用いられる標識,案内灯などの表記具について
は、必ずしも常時,適切な態様のものが用意されている
とは限られず、しかも、これらを必要な度毎にいちいち
配置し、かつ終了後に回収するのも容易でないという不
都合を有し、かつこれに代わる路面上への筆記による表
示にも先に述べたのと同様な各欠点があった。
【0008】この発明は、従来のこのような種々の各問
題点を解消するためになされたもので、その目的とする
ところは、車両に対する駐車条項の監視,取締りとか、
走行条項の臨時対策などの交通関係の必要上,路面に対
して該当事項を簡単かつ容易に表記し得るようにした,
この種の交通関係表記用印字装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る交通関係表記用印字装置は、所要の
表記データを入力記憶する路面表記データ設定器と、記
憶された路面表記データを所要の表記形態で路面上に印
字表示する路面印字表示器とを組合わせて構成したもの
である。
【0010】すなわち、この発明は、車両に対する駐車
条項の監視,取締りとか、走行条項の臨時対策とかなど
の交通関係の必要上,路面に対して該当事項としての表
記データを表記するために用いる印字装置であって、前
記路面に対する所要の表記データを入力設定して記憶す
る路面表記データ設定器と、前記設定記憶された路面表
記データを所要の表記形態で路面上に印字表示する路面
印字表示器とを備えて構成したことを特徴とする交通関
係表記用印字装置である。
【0011】また、この発明は、前記構成による交通関
係表記用印字装置において、(a)路面表記データ設定
器には、少なくとも所要の路面表記データを入力して設
定するキーボード部,および入力される路面表記データ
を表示するデータ表示パネル部からなる表記データ入力
表示部と、所要の路面表示形態,ならびに標準的な路面
表記字句データ,および路面表記図形データなどを予め
記憶し、前記キーボード部からの選択指令によって、前
記表記データ入力表示部に出力するROMと、入力設定
される路面表記データを一時記憶し、外部指令によっ
て、前記路面印字表示器に出力するRAMとを設けたこ
と,および(b)前記表記データ入力表示部に、計時機
構を内蔵して現在の日時・時刻を表示し、キーボード部
からの選択指令によって、日時・時刻データを出力する
時間表示パネル部を設け、かつ前記RAMに、所定単位
時間内に入力された全路面表記データを逐次的に蓄積記
憶する機能を付加すると共に、当該所定単位時間内に入
力された全路面表記データをプリントアウトするプリン
タを設けたこと,をそれぞれに特徴とし、さらに、
(c)前記路面印字表示器には、インクジェット方式に
よるドットプリンタを内蔵した印字ヘッド,および当該
印字ヘッドの一側部に着脱自在に並設されて印字インク
を供給するインクタンクを設けたこと,および(d)前
記印字ヘッドでの下面印字面側に、必要に応じ、キャス
タを設けて移動自在にしたこと,をそれぞれに特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】従って、この発明の交通関係表記用印字装置に
おいては、路面表記データ設定器によって設定された所
要の表記データを、路面印字表示器により、所要の表記
形態で路面上に印字表示させ得る。
【0013】また、この発明の交通関係表記用印字装置
における,前記(a)項の構成では、表記データ入力表
示部にあって、キーボード部で入力設定した路面表記デ
ータと、当該キーボード部からの指令でROMから読み
出された標準的な路面表記字句データ,路面表記図形デ
ータなどとを総合して、所要の路面表示形態のまゝデー
タ表示パネル部に表示させ得ると共に、RAMに対し
て、この総合された路面表記データを一時記憶させ、か
つ外部指令によって、前記路面印字表示器に出力でき、
前記(b)項の構成では、前記(a)項の作用に加え、
時間表示パネル部に表示された現在の日時・時刻データ
を表記データ入力表示部に付加表示でき、かつRAMに
対して、所定単位時間内に入力された全路面表記データ
を逐次的に蓄積記憶できるもので、併せて、当該全路面
表記データをプリンタからプリントアウトできるのであ
り、さらに、前記(c)項の構成では、路面印字表示器
としての,インクジェット方式によるドットプリンタを
内蔵した印字ヘッドにより、該当路面への印字表示を直
接接触させずに行ない得るほか、印字ヘッドに対して着
脱自在にされたインクタンクからは、必要に応じて任意
に選択された種類の印字インクを供給でき、前記(d)
項の構成では、下面の印字面側に設けたキャスタによっ
て、該当路面位置への印字ヘッドの迅速かつ容易な移動
が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る交通関係表記用印字装
置の実施例につき、図1を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明の一実施例を適用した交
通関係表記用印字装置の概要構成,および対応する路面
上に印字表示された一表記例をそれぞれ模式的に示す説
明図である。
【0016】この図1に示す実施例構成において、符号
11は、路面への表記用の文字,記号,数字などの各表
記データを入力して設定する路面表記データ設定器であ
り、21は、当該設定された各表記データを路面に対し
て印字表示する路面印字表示器である。
【0017】しかして、前記路面表記データ設定器11
は、所要の路面表記データを入力して設定するための文
字キー,記号キー,数字キー,その他の各ファンクショ
ンキー(例えば、電源のON/OFFキー,登録データ
の読出しキー,日時・時刻の指定キー,表記形態の指定
キー,表記データの出力キー,プリントアウトキー)な
どを適宜に配置した第1,第2の各キーボード部12
a,12bと、計時機構を内蔵して現在の日時・時刻を
液晶表示し、必要に応じて、前記第1のキーボード部1
2aでの指定キーによる選択指令によって、日時・時刻
データを出力する時間表示パネル部12cと、必要とす
る度毎に入力される路面表記データ,もしくは日時・時
刻データを含む路面表記データを液晶表示するデータ表
示パネル部12dとからなる表記データ入力表示部12
を有している。
【0018】また別に、頻繁に利用する可能性のある所
要の路面表示形態,ならびに標準的な路面表記字句デー
タ,および路面表記図形データなどを予め登録して記憶
し、前記と同様に、第1のキーボード部12aでの読出
しキーによる選択指令によって、前記表記データ入力表
示パネル部12dに当該記憶データを出力するROM1
3と、前記入力設定される路面表記データを一時記憶
し、外部指令によって、前記路面印字表示器21に出力
すると共に、所定の単位時間(例えば、日毎)内に入力
された全路面表記データを逐次的に蓄積記憶するRAM
14と、それに、必要に応じて、当該所定単位時間内に
入力された全路面表記データをプリントアウトするプリ
ンタ15とをそれぞれに設けてあり、かつ前記RAM1
4には、一時記憶された路面表記データを出力する出力
端子14a,および蓄積記憶された全路面表記データを
順次に出力する外部端子14bを配してある。
【0019】そして、前記路面印字表示器21は、この
実施例の場合、インクジェット方式によるドットプリン
タ(公知につき図示省略)を内蔵すると共に、所要の表
記形態での該当路面への印字表示を可能にした印字ヘッ
ド22,および当該印字ヘッド22の一側部に着脱自在
に並設されて印字インクを供給し得るようにしたカート
リッジ形式によるインクタンク23と、前記印字ヘッド
22の上面一部に下端部を傾動自在に枢支させ、かつ上
端部に握持のためのハンドル部25,および前記路面表
記データ設定器11によって設定された路面表記データ
を手元で出力させるための手元出力スイッチ26を備え
る操作杆24とを有し、こゝでは、前記印字ヘッド22
のドットプリンタ制御部と、前記路面表記データ設定器
11の出力端子13aとを、前記手元出力スイッチ26
を介することで、所要の接続ケーブル27によって電気
的に接続してある。
【0020】またこゝで、前記印字ヘッド22に対して
は、その路面上における移動操作を可及的に迅速かつ容
易にするために、ヘッド下面側にあって、例えば、複数
個の小型自在キャスタ22aを突出して配設するのが一
層,効果的であり、これに加えて、このように小型自在
キャスタ22aを配設した状態では、一方において、ヘ
ッド下面が路面から適当な間隔で離間されることから、
下面にむけて開口されるインク噴出ノズルと路面との間
に所定の噴出印字間隙を維持できるほか、当該インク噴
出ノズルを路面上の塵埃などから良好に保護し得るので
ある。
【0021】従って、前記実施例構成による路面表記デ
ータ設定器11と路面印字表示器21との組み合わせに
よる交通関係表記用印字装置においては、表記データ入
力表示部12を構成している第1,第2の各キーボード
部12a,12bからのキー入力と、印字ヘッド22の
印字出力とによって、例えば、次のようなそれぞれの各
操作が可能である。
【0022】(1)路上に無断駐車して駐車違反を侵す
惧れのある車両を認知した場合には、まず、路面表記デ
ータ設定器11を用いることにより、第1,第2の各キ
ーボード部12a,12bでの登録データの読出しキー
によるROM13からの該当図形,こゝでは“認知線”
の選択読出しと、日時・時刻の指定キーによる時間表示
パネル部12cに表示された現在時刻,ひいては“認知
時刻”の読出しと、それに、表記形態の指定キーによる
所要の表記形態,こゝでは車輪の側部表面と対応する路
面とに跨った表記形態の指定とによって、該当形態の認
知線データ,および随伴する現在時刻データのそれぞれ
をデータ表示パネル部12d上に呼出して総合表示させ
ると共に、同時に、RAM14に対して、これらの各路
面表記データを、一方では、一時記憶させ、かつ他方で
は、逐次的に蓄積記憶させる。
【0023】ついで、路面印字表示器21の操作杆24
を操作して、印字ヘッド22を該当する駐車違反容疑の
車両31の何れか一つの車輪32の側方に位置させた
後、当該操作杆24上の手元出力スイッチ26,あるい
は前記路面表記データ設定器11での表記データの出力
キーを閉じることにより、前記RAM14に一時記憶さ
れている認知線データ,および現在時刻データが、当該
印字ヘッド22に内蔵したインクジェット方式によるド
ットプリンタを制御作動させて、図に示されているよう
に、該当車両31の何れか一つの車輪32の側部表面と
対応する路面とに跨って“認知線41”を表記させ、か
つ併せて、当該認知線41に沿い“認知時刻42”を表
記させるもので、このようにして所期通りの駐車違反容
疑の路面表記をなし得るのである。
【0024】(2)実際に駐車違反を侵した車両を法的
に撤去する場合においても、まず、路面表記データ設定
器11を用いることにより、第1,第2の各キーボード
部12a,12bでの文字キー,記号キー,数字キーの
それぞれの入力による“対象車両番号”の作成と、登録
データの読出しキーによるROM13からの該当字句,
こゝでは“撤去理由,および出頭場所など”の字句の選
択読出しと、必要に応じて日時・時刻の指定キーによる
時間表示パネル部12cに表示された現在時刻,ひいて
は“撤去時刻”の読出しと、それに、表記形態の指定キ
ーによる所要の表記形態の指定とによって、該当形態の
対象車両番号データ,および撤去理由,出頭場所などの
字句データ,さらには必要に応じて、撤去時刻データな
どをデータ表示パネル部12d上に呼出して表示させる
と共に、こゝでもまた、同時に、これらの各路面表記デ
ータをRAM14に対して、一方では、一時記憶させ、
かつ他方では、逐次的に蓄積記憶させる。
【0025】ついで、前例の場合と同様に、路面印字表
示器21の操作杆24を操作して、印字ヘッド22を該
当路面上に位置させた後、当該操作杆24上の手元出力
スイッチ26,あるいは前記路面表記データ設定器11
での表記データの出力キーを閉じることにより、前記R
AM14に一時記憶されている対象車両番号データ,お
よび撤去理由,出頭場所などの字句データ,それに、撤
去時刻データのそれぞれが、当該印字ヘッド22のドッ
トプリンタを制御作動させて、こゝでは図示省略した
が、該当路面上にあって“対象車両番号”,および“撤
去理由,出頭場所など”の字句,さらには“撤去時刻”
のそれぞれを所期通りに表記させ得るのである。
【0026】なお、これらの(1),(2)項での各路
面表記については、告知対象が該当車両の運転者,また
は所有者であり、かつ比較的短時間の表示で済むことか
ら、当該表記自体を単にメッセージ伝達が容易に可能な
色彩,および大きさによる表示であればよく、かつま
た、旬日を出ずに消滅し得る特性の表示インクを用いる
のが好ましい。
【0027】(3)また、その他の交通関係対策,例え
ば、交通事故処理に際しての迂回路指定などの臨時対策
の場合においては、まず、路面表記データ設定器11を
用いることにより、当該対策のための路面表記が標準的
な仕様のものであれば、第1,第2の各キーボード部1
2a,12bでの登録データの読出しキーによるROM
13からの該当仕様の字句の選択読出し,それに、必要
に応じて、別に対応する矢印などの所要図形の選択読出
しを、標準的な仕様のものでなければ、別に、文字キ
ー,記号キー,数字キーなどのそれぞれの入力による所
要字句の作成をなすと共に、表記形態の指定キーによる
所要の表記形態の指定をなして、該当形態での矢印など
の図形を含む字句データ,ないしは字句データのみをデ
ータ表示パネル部12d上に呼出して表示させる。
【0028】ついで、こゝでも同様に、路面印字表示器
21の操作杆24を操作して、印字ヘッド22を該当路
面上に位置させた後、当該操作杆24上の手元出力スイ
ッチ26,あるいは前記路面表記データ設定器11での
表記データの出力キーを閉じることにより、前記RAM
14に一時記憶されている矢印などの図形を含む字句デ
ータ,ないしは字句データのみが、当該印字ヘッド22
のドットプリンタを制御作動させて、こゝでも図示省略
したが、該当路面上に所要の図形,字句などを所期通り
に表記させ得るのである。
【0029】なお、この(3)項での路面表記について
は、告知対象が該当路面を通過する全車両の運転者に対
するものであり、かつ路面上に平面的に表記されるもの
であることから、可及的に目立ち易い色彩,例えば、夜
光性のある色彩などの表示インクで、しかも、告知自体
が一時的なものである点に鑑み、爾後に比較的消去し易
いものであることが望ましい。
【0030】(4)さらに、この実施例の場合において
は、前記 (1),(2)項での各路面表記データが、RAM1
4に対して逐次的に蓄積記憶されていることから、必要
に応じて、この記憶されている該当データ,こゝでは所
定単位時間内に入力された全路面表記データを、一方で
は、プリントアウトキーの操作によって、プリンタ15
からプリントアウトでき、他方では、外部端子14bか
ら順次に外部へ読出し得るもので、これらの各データ出
力を、例えば、所定単位時間内における稼働時間記録と
証拠資料,ないしは統計などのデータ資料として効果的
に利用できるのである。
【0031】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
この発明によれば、車両に対する駐車条項の監視,取締
りとか、走行条項の臨時対策とかなどの交通関係の必要
上,路面に対して該当事項としての表記データを表記す
るために用いる印字装置において、路面に対する所要の
表記データを入力設定して記憶する路面表記データ設定
器と、設定記憶された路面表記データを所要の表記形態
で路面上に印字表示する路面印字表示器とを組み合わせ
て構成したので、該当路面上に対して、入力設定された
所要の表記データを所要の表記形態で極めて簡単かつ容
易に印字表示させることができる。
【0032】また、路面表記データ設定器として、少な
くとも所要の路面表記データを入力して設定するキーボ
ード部,および入力される路面表記データを表示するデ
ータ表示パネル部からなる表記データ入力表示部と、所
要の路面表示形態,ならびに標準的な路面表記字句デー
タ,路面表記図形データなどを予め記憶し、キーボード
部からの選択指令によって、表記データ入力表示部に出
力するROMと、入力設定される路面表記データを一時
記憶し、外部指令によって、路面印字表示器に出力する
RAMとを設けて構成するときは、キーボード部で入力
設定する路面表記データと、ROMから読出される標準
的な路面表記字句データ,および路面表記図形データな
どとを総合した状態で、所要の路面表示形態のまゝデー
タ表示パネル部に表示できるために、路面への表示形態
を確認した上での印字表示が可能になり、併せて、RA
Mに対し、この総合された路面表記データを一時記憶さ
せた後、路面印字表示器へ出力して所期通りの路面表示
を行ない得る。
【0033】そして、この路面表記データ設定器におけ
る表記データ入力表示部に対し、計時機構を内蔵して現
在の日時・時刻を表示し、キーボード部からの選択指令
によって、日時・時刻データを出力する時間表示パネル
部を設けるときは、同時に、現在の日時・時刻データを
も付加表示でき、かつRAM,およびプリンタを設ける
ときは、RAMに対して、所定単位時間内に入力された
全路面表記データを逐次的に蓄積記憶できると共に、プ
リンタによって、この全路面表記データをプリントアウ
トすることで、所定単位時間内の路面表記の状態を確認
することができる。
【0034】さらに、路面印字表示器として、インクジ
ェット方式によるドットプリンタを内蔵した印字ヘッ
ド,およびこの印字ヘッドの一側部に着脱自在に並設さ
れて印字インクを供給するインクタンクを設けるとき
は、該当路面に直接接触せずに所要の印字表示ができ、
かつ着脱自在にされたインクタンクからは、必要に応じ
て任意に選択された種類の印字インクを供給できるので
あり、かつまた、印字ヘッドの下面印字面側にキャスタ
を設けるときは、該当路面位置への印字ヘッドの迅速か
つ容易な移動が可能になるなどの優れた特長を発揮し得
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用した交通関係表記用
印字装置の概要構成,および対応する該当路面上に印字
表示された一表記例をそれぞれ模式的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 路面表記データ設定器 12 表記データ入力表示部 12a,12b 第1,第2の各キーボード部 12c 時間表示パネル部 12d 路面表記データ表示パネル部 13 所要の路面表示形態,標準的な路面表記字句デー
タ,および路面表記図形データなどを予め記憶するRO
M 14 入力設定される路面表記データを一時記憶し、か
つ所定単位時間内に入力された全路面表記データを逐次
的に蓄積記憶するRAM 14a 一時記憶された路面表記データを出力する出力
端子 14b 全路面表記データを順次に出力する外部端子 15 全路面表記データをプリントアウトするプリンタ 21 路面印字表示器 22 印字ヘッド 23 カートリッジ形式によるインクタンク 24 操作杆 25 ハンドル部 26 手元出力スイッチ 27 接続ケーブル 31 駐車違反容疑の車両 32 車両の車輪 41 認知線 42 認知時刻

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に対する駐車条項の監視,取締りと
    か、走行条項の臨時対策とかなどの交通関係の必要上,
    路面に対して該当事項としての表記データを表記するた
    めに用いる印字装置であって、前記路面に対する所要の
    表記データを入力設定して記憶する路面表記データ設定
    器と、前記設定記憶された路面表記データを所要の表記
    形態で路面上に印字表示する路面印字表示器とを備えて
    構成したことを特徴とする交通関係表記用印字装置。
  2. 【請求項2】 前記路面表記データ設定器には、少なく
    とも所要の路面表記データを入力して設定するキーボー
    ド部,および入力される路面表記データを表示するデー
    タ表示パネル部からなる表記データ入力表示部と、所要
    の路面表示形態,ならびに標準的な路面表記字句デー
    タ,路面表記図形データなどを予め記憶し、前記キーボ
    ード部からの選択指令によって、前記表記データ入力表
    示部に出力するROMと、入力設定される路面表記デー
    タを一時記憶し、外部指令によって、前記路面印字表示
    器に出力するRAMとを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の交通関係表記用印字装置。
  3. 【請求項3】 前記路面表記データ設定器には、少なく
    とも所要の路面表記データを入力して設定するキーボー
    ド部,計時機構を内蔵して現在の日時・時刻を表示し、
    キーボード部からの選択指令によって、日時・時刻デー
    タを出力する時間表示パネル部,および入力される日時
    ・時刻データ付きの路面表記データを表示するデータ表
    示パネル部からなる表記データ入力表示部と、所要の路
    面表示形態,ならびに標準的な路面表記字句データ,お
    よび路面表記図形データなどを予め記憶し、前記キーボ
    ード部からの選択指令によって、前記表記データ入力表
    示部に出力するROMと、入力設定される日時・時刻デ
    ータ付きの路面表記データを一時記憶し、外部指令によ
    って、前記路面印字表示器に出力すると共に、所定単位
    時間内に入力された全路面表記データを逐次的に蓄積記
    憶するRAMと、当該所定単位時間内に入力された全路
    面表記データをプリントアウトするプリンタとを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の交通関係表記用印字
    装置。
  4. 【請求項4】 前記路面印字表示器には、インクジェッ
    ト方式によるドットプリンタを内蔵した印字ヘッド,お
    よび当該印字ヘッドの一側部に着脱自在に並設されて印
    字インクを供給するインクタンクを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の交通関係表記用印字装置。
  5. 【請求項5】 前記路面印字表示器には、インクジェッ
    ト方式によるドットプリンタを内蔵すると共に、下面の
    印字面側にキャスタを有して移動自在な印字ヘッドを設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の交通関係表記用
    印字装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101369835B1 (ko) * 2012-02-03 2014-03-06 삼성중공업 주식회사 마킹 장치
CN105196714A (zh) * 2015-10-09 2015-12-30 成都九十度工业产品设计有限公司 一种路面标示制备设备及使用方法

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