JPH0717601B2 - インドリン類の製造方法 - Google Patents
インドリン類の製造方法Info
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- JPH0717601B2 JPH0717601B2 JP19813786A JP19813786A JPH0717601B2 JP H0717601 B2 JPH0717601 B2 JP H0717601B2 JP 19813786 A JP19813786 A JP 19813786A JP 19813786 A JP19813786 A JP 19813786A JP H0717601 B2 JPH0717601 B2 JP H0717601B2
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- Japan
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- amino
- aminophenyl
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインドリン類の製造法に関する。更に詳しくは
2−(2−アミノフエニル)エタノール類からインドリ
ン類を製造する方法に関するものである。
2−(2−アミノフエニル)エタノール類からインドリ
ン類を製造する方法に関するものである。
従来の技術 インドリン類は医薬品、農薬等の原料として重要な中間
体である。2−(2−アミノフエニル)エタノール類を
出発原料とするインドリン類の製造方法としてはいくつ
かの方法が報告されている。まず気相で処理する方法と
してドイツ特許第606027号では脱水あるいは脱水素触媒
と接触気相反応させてインドリン類を得る方法が提案さ
れている。また、J.Bakkeらは2−(2−アミノフエニ
ル)エタノールを気相状態でシリカゲルと接触させると
インドリンが生成すると報告している。〔Ackta Chemic
a Scand.,B28巻,393〜394ページ(1974)〕。また2−
(2−アミノフエニル)エタノールをホウ素化合物とシ
リカゲルを組合わせた触媒と気相反応させてインドリン
を製造する方法がある。(特開昭58-146562号)しかし
これらの方法では触媒が劣化し易いことや特殊な装置が
必要である等の欠点があることから工業的に満足のいく
方法ではない。一方、液相反応としては2−(2−アミ
ノフエニル)エタノールの塩酸塩を220℃、5分間熱分
解し、インドリン塩酸塩を一旦得て、その後アルカリ性
にして溶媒抽出してインドリンを得る方法(特開昭56-8
6155号)がある。また2−(2−アミノフエニル)エタ
ノールを固体酸触媒の存在下に200℃以上に加熱する方
法(特開昭58-146563号)があるが、この方法は反応器
の腐蝕、および触媒が劣化する等の問題がある。またG.
Bennettらは2−(2−アミノフエニル)エタノールに
ベンゼンスルホニルクロリドを苛性ソーダ水溶液(10
%)中にて反応させることによりベンゼンスルホニルイ
ンドリンとインドリンの混合物を得たと報告している。
〔J.Chem.Soc.,1941,287)しかしこの反応を実際に追試
したところ選択率、収率ともに十分とは言えなかった。
体である。2−(2−アミノフエニル)エタノール類を
出発原料とするインドリン類の製造方法としてはいくつ
かの方法が報告されている。まず気相で処理する方法と
してドイツ特許第606027号では脱水あるいは脱水素触媒
と接触気相反応させてインドリン類を得る方法が提案さ
れている。また、J.Bakkeらは2−(2−アミノフエニ
ル)エタノールを気相状態でシリカゲルと接触させると
インドリンが生成すると報告している。〔Ackta Chemic
a Scand.,B28巻,393〜394ページ(1974)〕。また2−
(2−アミノフエニル)エタノールをホウ素化合物とシ
リカゲルを組合わせた触媒と気相反応させてインドリン
を製造する方法がある。(特開昭58-146562号)しかし
これらの方法では触媒が劣化し易いことや特殊な装置が
必要である等の欠点があることから工業的に満足のいく
方法ではない。一方、液相反応としては2−(2−アミ
ノフエニル)エタノールの塩酸塩を220℃、5分間熱分
解し、インドリン塩酸塩を一旦得て、その後アルカリ性
にして溶媒抽出してインドリンを得る方法(特開昭56-8
6155号)がある。また2−(2−アミノフエニル)エタ
ノールを固体酸触媒の存在下に200℃以上に加熱する方
法(特開昭58-146563号)があるが、この方法は反応器
の腐蝕、および触媒が劣化する等の問題がある。またG.
Bennettらは2−(2−アミノフエニル)エタノールに
ベンゼンスルホニルクロリドを苛性ソーダ水溶液(10
%)中にて反応させることによりベンゼンスルホニルイ
ンドリンとインドリンの混合物を得たと報告している。
〔J.Chem.Soc.,1941,287)しかしこの反応を実際に追試
したところ選択率、収率ともに十分とは言えなかった。
発明が解決しようとする問題点 2−(2−アミノフエニル)エタノール類から簡便な操
作で安価にインドリン類を製造する方法の開発が望まれ
ている。
作で安価にインドリン類を製造する方法の開発が望まれ
ている。
問題点を解決するための手段 本発明者らは従来の製造方法にみられる前記したよく欠
点を改良し効率よく2−(2−アミノフエニル)エタノ
ール類からインドリン類を製造する方法に関して鋭意研
究した結果本発明に達したものである。即ち本発明は一
般式(1) 〔式(1)中、R1は水素、C1-4のアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は基CO2R
(RはC1-4のアルキル基を表す)を、R2は水素、C1-7の
アルキル基又はシクロアルキル基を表し、XおよびYは
水素、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-4のアルキル
基、C1-4のアルコキシ基、アミノ基、水酸基から成る群
から選ばれた同一もしくは異なる基を表す〕で示される
2−(2−アミノフエニル)エタノール類と式(2) Z−SO2Cl (2) 〔式(2)中Zはメチル基、フエニル基あるいはP−ト
ルイル基を表す〕で示される化合物とを有機溶媒中、塩
基の存在下に反応させることを特徴とする。
点を改良し効率よく2−(2−アミノフエニル)エタノ
ール類からインドリン類を製造する方法に関して鋭意研
究した結果本発明に達したものである。即ち本発明は一
般式(1) 〔式(1)中、R1は水素、C1-4のアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は基CO2R
(RはC1-4のアルキル基を表す)を、R2は水素、C1-7の
アルキル基又はシクロアルキル基を表し、XおよびYは
水素、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-4のアルキル
基、C1-4のアルコキシ基、アミノ基、水酸基から成る群
から選ばれた同一もしくは異なる基を表す〕で示される
2−(2−アミノフエニル)エタノール類と式(2) Z−SO2Cl (2) 〔式(2)中Zはメチル基、フエニル基あるいはP−ト
ルイル基を表す〕で示される化合物とを有機溶媒中、塩
基の存在下に反応させることを特徴とする。
〔式(3)中R1、R2、X、YおよびZは前記と同じ意味
を表す〕で示されるインドリン類を製造する方法を提供
するものである。
を表す〕で示されるインドリン類を製造する方法を提供
するものである。
本発明の方法で用いられる式(1)で示される2−(2
−アミノフエニル)エタノール類の具体例としては2−
(2−アミノフエニル)エタノール、2−(2−アミノ
フエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ
−6−クロロフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−
(2−アミノ−5−ブロモフエニル)−1,3−プロパン
ジオール,2−(2−アミノ−6−ブロモフエニル)エタ
ノール,2−(2−アミノ−6−ブロモフエニル)−1,3
−プロパンジオール,2−(2−アミノ−6−ヨードフエ
ニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−5
−クロロフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2
−アミノ−4,5−ジクロロフエニル)−1,3−プロパンジ
オール,2−(2−アミノ−4−クロロ−5−ブロモフエ
ニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−4
−クロロ−5−フルオロフエニル)−1,3−プロパンジ
オール,2−(2−アミノ−5−フルオロフエニル)−1,
3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−3,5−ジクロロ
フエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2,4−ジアミ
ノフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミ
ノ−5−ブロモ−4−ヒドロキシフエニル)−1,3−プ
ロパンジオール,2−(2−アミノ−4−ヒドロキシフエ
ニル)−1、3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−
6−メチルフエニル)−エタノール,2−(2−アミノフ
エニル)−2−メチルエタノール,2−(2,4−ジアミノ
フエニル)−2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−
4−ヒドロキシフエニル)−2−メチルエタノール,2−
(2−アミノ−4−クロロフエニル)−2−メチルエタ
ノール,2−(2−アミノ−4,5−ジクロロフエニル)−
2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−6−クロロフ
エニル−2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−4−
クロロ−5−フルオロフエニル)−2−メチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−エチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−ブチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−クロロエタノー
ル,2−(2−アミノ−4−クロロメチルフエニル)−1,
3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−4−ヒドロキ
シメチルフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2
−アミノ−3,4−ジヒドロキシフエニル)−1,3−プロパ
ンジオール,2−(2−アミノフエニル)−2−ブロモエ
タノール,2−(2−アミノ−4−メトキシフエニル)−
1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−3,4−ジメト
キシフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−ア
ミノ−4−ブトキシフエニル)−1,3−プロパンジオー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−シアノエタノー
ル,2−(2−アミノ−6−クロロフエニル)−2−シア
ノエタノール,2−(2−アミノ−5−フルオロフエニ
ル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミノ−4−ク
ロロフエニル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミ
ノ−6−ブロモフエニル)−2−シアノエタノール,2−
(2−アミノ−4,5−ジクロロフエニル−2−シアノエ
タノール,2−(2−アミノ−4−クロロ−5−フルオロ
フエニル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミノフ
エニル)−1−シクロヘキシルエタノール,2−(2−ア
ミノフエニル)−2−メトキシカルボニルエタノール,2
−(2−アミノ−6−クロロフエニル)−2−エトキシ
カルボニルエタノール,2−(2−アミノ−4,5−ジクロ
ロフエニル)−2−エトキシカルボニルエタノール,2−
(2−アミノ−6−ブロモフエニル)−2−ブトキシカ
ルボニルエタノール,2−(2−アミノ−3,5−ジクロロ
フエニル)−2−メトキシカルボニルエタノール,2−
(2−アミノ−4−クロロ−5−フルオロフエニル)−
2−エトキシカルボニルエタノール,2−(2−アミノ−
6−ヨウドフエニル)−2−エトキシカルボニルエタノ
ール,2−(2−アミノフエニル)−1−イソプロピルエ
タノール,1−(2−アミノフエニル)−3−エチル−2
−ヒドロキシヘプタン,1−(2−アミノフエニル)−3
−エチル−2−ヒドロキシペンタン,2−(2−アミノ−
6−クロロフエニル)−1−イソプロピルエタノール,2
−(2−アミノ−4−ブチルフエニル)エタノール,2−
(2−アミノ−4−メチルフエニル)−1,3−プロパン
ジオールなどが挙げられる。また式(2)で示されるス
ルホニルクロライド類の具定例としてはメタンスルホニ
ルクロライド,ベンゼンスルホニルクロライド,又はP
−トルエンスルホニルクロライドが挙げられる。その使
用量は原料である式(1)の2−(2−アミノフエニ
ル)エタノール類にヒドロキシ基が1つ含まれる場合は
式(1)の化合物に対して通常2.0ないし3.0モル、好ま
しくは2.1ないし2.5モルの範囲であり式(1)において
ヒドロキシ基が2つ含まれる場合には式(1)の化合物
に対して通常3.0ないし5.0モル、好ましくは3.2ないし
4.0モルの範囲である。さらに本発明の方法に用いられ
る塩基の具体例としてはNaOH、KOH、Ba(OH)2、Ca(O
H)2、LiOH、Na2CO3、K2CO3、CaCO3、BaCO3、MgCO3、NaH
CO3、KHCO3、MgO、CaO、BaO、Na2O等のアルカリ金属も
しくはアルカリ土類金属類の水酸化物、炭酸塩、重炭酸
塩あるいは酸化物;ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、トリエチレンジアミン、1,8−
ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン(DBU)、ピ
リジン、ピペリジン、ピペラジン等の有機系アミンが挙
げられる。これらの塩基の使用量は式(1)の化合物
(反応基質)に於いてヒドロキシ基が1つ含まれる場合
には式(1)の化合物に対して通常3.0ないし5.0モル、
好ましくは3.2ないし4.0モルの範囲であり式(1)の化
合物においてヒドロキシ基が2つ含まれる場合には式
(1)の化合物に対して通常4.0ないし6.0モル、好まし
くは4.2ないし5.0モルの範囲である。
−アミノフエニル)エタノール類の具体例としては2−
(2−アミノフエニル)エタノール、2−(2−アミノ
フエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ
−6−クロロフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−
(2−アミノ−5−ブロモフエニル)−1,3−プロパン
ジオール,2−(2−アミノ−6−ブロモフエニル)エタ
ノール,2−(2−アミノ−6−ブロモフエニル)−1,3
−プロパンジオール,2−(2−アミノ−6−ヨードフエ
ニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−5
−クロロフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2
−アミノ−4,5−ジクロロフエニル)−1,3−プロパンジ
オール,2−(2−アミノ−4−クロロ−5−ブロモフエ
ニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−4
−クロロ−5−フルオロフエニル)−1,3−プロパンジ
オール,2−(2−アミノ−5−フルオロフエニル)−1,
3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−3,5−ジクロロ
フエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2,4−ジアミ
ノフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−アミ
ノ−5−ブロモ−4−ヒドロキシフエニル)−1,3−プ
ロパンジオール,2−(2−アミノ−4−ヒドロキシフエ
ニル)−1、3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−
6−メチルフエニル)−エタノール,2−(2−アミノフ
エニル)−2−メチルエタノール,2−(2,4−ジアミノ
フエニル)−2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−
4−ヒドロキシフエニル)−2−メチルエタノール,2−
(2−アミノ−4−クロロフエニル)−2−メチルエタ
ノール,2−(2−アミノ−4,5−ジクロロフエニル)−
2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−6−クロロフ
エニル−2−メチルエタノール,2−(2−アミノ−4−
クロロ−5−フルオロフエニル)−2−メチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−エチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−ブチルエタノー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−クロロエタノー
ル,2−(2−アミノ−4−クロロメチルフエニル)−1,
3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−4−ヒドロキ
シメチルフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2
−アミノ−3,4−ジヒドロキシフエニル)−1,3−プロパ
ンジオール,2−(2−アミノフエニル)−2−ブロモエ
タノール,2−(2−アミノ−4−メトキシフエニル)−
1,3−プロパンジオール,2−(2−アミノ−3,4−ジメト
キシフエニル)−1,3−プロパンジオール,2−(2−ア
ミノ−4−ブトキシフエニル)−1,3−プロパンジオー
ル,2−(2−アミノフエニル)−2−シアノエタノー
ル,2−(2−アミノ−6−クロロフエニル)−2−シア
ノエタノール,2−(2−アミノ−5−フルオロフエニ
ル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミノ−4−ク
ロロフエニル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミ
ノ−6−ブロモフエニル)−2−シアノエタノール,2−
(2−アミノ−4,5−ジクロロフエニル−2−シアノエ
タノール,2−(2−アミノ−4−クロロ−5−フルオロ
フエニル)−2−シアノエタノール,2−(2−アミノフ
エニル)−1−シクロヘキシルエタノール,2−(2−ア
ミノフエニル)−2−メトキシカルボニルエタノール,2
−(2−アミノ−6−クロロフエニル)−2−エトキシ
カルボニルエタノール,2−(2−アミノ−4,5−ジクロ
ロフエニル)−2−エトキシカルボニルエタノール,2−
(2−アミノ−6−ブロモフエニル)−2−ブトキシカ
ルボニルエタノール,2−(2−アミノ−3,5−ジクロロ
フエニル)−2−メトキシカルボニルエタノール,2−
(2−アミノ−4−クロロ−5−フルオロフエニル)−
2−エトキシカルボニルエタノール,2−(2−アミノ−
6−ヨウドフエニル)−2−エトキシカルボニルエタノ
ール,2−(2−アミノフエニル)−1−イソプロピルエ
タノール,1−(2−アミノフエニル)−3−エチル−2
−ヒドロキシヘプタン,1−(2−アミノフエニル)−3
−エチル−2−ヒドロキシペンタン,2−(2−アミノ−
6−クロロフエニル)−1−イソプロピルエタノール,2
−(2−アミノ−4−ブチルフエニル)エタノール,2−
(2−アミノ−4−メチルフエニル)−1,3−プロパン
ジオールなどが挙げられる。また式(2)で示されるス
ルホニルクロライド類の具定例としてはメタンスルホニ
ルクロライド,ベンゼンスルホニルクロライド,又はP
−トルエンスルホニルクロライドが挙げられる。その使
用量は原料である式(1)の2−(2−アミノフエニ
ル)エタノール類にヒドロキシ基が1つ含まれる場合は
式(1)の化合物に対して通常2.0ないし3.0モル、好ま
しくは2.1ないし2.5モルの範囲であり式(1)において
ヒドロキシ基が2つ含まれる場合には式(1)の化合物
に対して通常3.0ないし5.0モル、好ましくは3.2ないし
4.0モルの範囲である。さらに本発明の方法に用いられ
る塩基の具体例としてはNaOH、KOH、Ba(OH)2、Ca(O
H)2、LiOH、Na2CO3、K2CO3、CaCO3、BaCO3、MgCO3、NaH
CO3、KHCO3、MgO、CaO、BaO、Na2O等のアルカリ金属も
しくはアルカリ土類金属類の水酸化物、炭酸塩、重炭酸
塩あるいは酸化物;ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、トリエチレンジアミン、1,8−
ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン(DBU)、ピ
リジン、ピペリジン、ピペラジン等の有機系アミンが挙
げられる。これらの塩基の使用量は式(1)の化合物
(反応基質)に於いてヒドロキシ基が1つ含まれる場合
には式(1)の化合物に対して通常3.0ないし5.0モル、
好ましくは3.2ないし4.0モルの範囲であり式(1)の化
合物においてヒドロキシ基が2つ含まれる場合には式
(1)の化合物に対して通常4.0ないし6.0モル、好まし
くは4.2ないし5.0モルの範囲である。
本発明の方法は有機溶媒中で行なわれ、有機溶媒として
は反応に対して不活性な溶媒が用いられその具体例とし
ては、例えばヘキサン、ヘプタン、オクタン、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジフエニ
ル、ベンゼン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、トルエン、キシレン、イソプロピルベンゼン等の炭
化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シフ
エニルエーテル等のエーテル類が挙げられる。これらの
溶媒の使用量は式(1)の化合物(反応基質)の種類に
より一定しないが重量比で通常1〜100倍、好ましくは
3〜30倍の範囲で用いるのが好ましい。反応温度は通常
−20℃〜50℃、好ましくは−10℃〜20℃の範囲である。
反応時間は式(1)の化合物、溶媒、触媒の種類等によ
り一定しないが、TLC等で反応の進行をチェックしなが
ら通常10分〜20時間、好ましくは30分〜10時間の範囲で
行われる。本発明の方法はインドリン類の収率がたかく
このようにして得られたインドリン類は医薬、染顔料、
農薬等の原料として有用なインドール化合物へ変換する
に十分な純度を有している。なお所望なら蒸留、再結
晶、カラムクロマト等の方法によって精製することも可
能である。
は反応に対して不活性な溶媒が用いられその具体例とし
ては、例えばヘキサン、ヘプタン、オクタン、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジフエニ
ル、ベンゼン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、トルエン、キシレン、イソプロピルベンゼン等の炭
化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シフ
エニルエーテル等のエーテル類が挙げられる。これらの
溶媒の使用量は式(1)の化合物(反応基質)の種類に
より一定しないが重量比で通常1〜100倍、好ましくは
3〜30倍の範囲で用いるのが好ましい。反応温度は通常
−20℃〜50℃、好ましくは−10℃〜20℃の範囲である。
反応時間は式(1)の化合物、溶媒、触媒の種類等によ
り一定しないが、TLC等で反応の進行をチェックしなが
ら通常10分〜20時間、好ましくは30分〜10時間の範囲で
行われる。本発明の方法はインドリン類の収率がたかく
このようにして得られたインドリン類は医薬、染顔料、
農薬等の原料として有用なインドール化合物へ変換する
に十分な純度を有している。なお所望なら蒸留、再結
晶、カラムクロマト等の方法によって精製することも可
能である。
実施例 実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1. 反応器に塩化メチレン2ml、トリエチルアミン0.6ml(4.
3mmol)、および2−(2−アミノフエニル)−1,3−プ
ロパンジオール180mg(1.1mmol)を仕込みかきまぜて均
一溶液とする。−10℃に冷却しかきまぜながらメタンス
ルホニルクロライド0.18ml(2.3mmol)を1時間かけて
滴下する。その後反応温度を室温まで徐々にもどした。
更に2時間攪拌後再び−10℃に冷却し、さらにメタンス
ルホニルクロライド0.08ml(0.1mmol)を滴下する。1
時間かきまぜた後、反応液を酢酸エチル中に溶かし飽和
重ソウ水溶液で1回、飽和食塩水で3回洗浄する。目的
生成物、塩化メチレンを含む酢酸エチル相を乾燥(芒
硝)したのち塩化メチレン、酢酸エチル、を留去して粗
生成物をえた。得られた粗生成物をシリカゲルカラムで
精製すると1−メタンスルホニル−3−メタンスルホニ
ルオキシメチルインドリンが280mg(85%)白色結晶と
して得られた。
3mmol)、および2−(2−アミノフエニル)−1,3−プ
ロパンジオール180mg(1.1mmol)を仕込みかきまぜて均
一溶液とする。−10℃に冷却しかきまぜながらメタンス
ルホニルクロライド0.18ml(2.3mmol)を1時間かけて
滴下する。その後反応温度を室温まで徐々にもどした。
更に2時間攪拌後再び−10℃に冷却し、さらにメタンス
ルホニルクロライド0.08ml(0.1mmol)を滴下する。1
時間かきまぜた後、反応液を酢酸エチル中に溶かし飽和
重ソウ水溶液で1回、飽和食塩水で3回洗浄する。目的
生成物、塩化メチレンを含む酢酸エチル相を乾燥(芒
硝)したのち塩化メチレン、酢酸エチル、を留去して粗
生成物をえた。得られた粗生成物をシリカゲルカラムで
精製すると1−メタンスルホニル−3−メタンスルホニ
ルオキシメチルインドリンが280mg(85%)白色結晶と
して得られた。
1−メタンスルホニル−3−メタンスルホニルオキシイ
ンドリンの物性 融点;99〜101℃ IR(CHCl3); 3070、1605、1485、1460、 1355、1060、960cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.89(s,3H,NSO2-CH3) δ 2.95(s,3H,OSO2-CH3) δ 3.6〜4.1(m,3H,Ar−CH CH2−N) δ 4.32(d,d,2H,J=6.0Hz,J=1.0Hz,CH2O) δ 6.99〜7.35(m,4H,Ar,H) 実施例2〜7 実施例1と同様な操作で塩基および溶媒を変えて反応を
行った結果を表1に示した。
ンドリンの物性 融点;99〜101℃ IR(CHCl3); 3070、1605、1485、1460、 1355、1060、960cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.89(s,3H,NSO2-CH3) δ 2.95(s,3H,OSO2-CH3) δ 3.6〜4.1(m,3H,Ar−CH CH2−N) δ 4.32(d,d,2H,J=6.0Hz,J=1.0Hz,CH2O) δ 6.99〜7.35(m,4H,Ar,H) 実施例2〜7 実施例1と同様な操作で塩基および溶媒を変えて反応を
行った結果を表1に示した。
実施例8. 実施例1に於いてメタンスルホニルクロライドの代わり
にp−トルエンスルホニルクロライドを使用した以外は
実施例1とほぼ同様な条件で反応を行った結果、1−
(p−トルエンスルホニル)−3−(p−トルエンスホ
ニルオキシメチル)インドリンが白色結晶として収率89
%が得られた。
にp−トルエンスルホニルクロライドを使用した以外は
実施例1とほぼ同様な条件で反応を行った結果、1−
(p−トルエンスルホニル)−3−(p−トルエンスホ
ニルオキシメチル)インドリンが白色結晶として収率89
%が得られた。
1−(p−トルエンスルホニル)−3−(p−トルエン
スルホニルオキシメチル)インドリンの物性 融点;46−48℃ IR(CHCl3); 3010、1600、1480、1460、 1360、1160、1090、970cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.33(s,3H,N−SO2C6H4 CH3 ) δ 2.42(s,3H,−OSO2C6H4 CH3 ) δ 3.30〜4.10(m,5H,Ar−CHCH2 −O,Ar−N−CH2 −) δ 6.84〜7.22(m,12H,ArH,−NSO2C6 H4 CH3,−O−SO2
C6 H4 CH3) 実施例9. 反応器に塩化メチレン5ml、ピリジン240mg(3.0mmol)
および2−(2−アミノフエニル)エタノール130mg
(0.95mmol)を加えかきまぜて均一溶液とする。−10℃
に冷却し、かきまぜながら塩化メチレン2mlに溶かした
p−トルエンスルホニルクロライド405mg(2.12mmol)
を徐々に滴下する。その後1時間保持した後、反応温度
を室温までゆっくりともどす。室温で10時間かきまぜた
後、実施例1と同様に後処理、カラム精製を行なうと1
−(p−トルエンスルホニル)インドリンが白色結晶と
して230mg(90%)得られた。
スルホニルオキシメチル)インドリンの物性 融点;46−48℃ IR(CHCl3); 3010、1600、1480、1460、 1360、1160、1090、970cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.33(s,3H,N−SO2C6H4 CH3 ) δ 2.42(s,3H,−OSO2C6H4 CH3 ) δ 3.30〜4.10(m,5H,Ar−CHCH2 −O,Ar−N−CH2 −) δ 6.84〜7.22(m,12H,ArH,−NSO2C6 H4 CH3,−O−SO2
C6 H4 CH3) 実施例9. 反応器に塩化メチレン5ml、ピリジン240mg(3.0mmol)
および2−(2−アミノフエニル)エタノール130mg
(0.95mmol)を加えかきまぜて均一溶液とする。−10℃
に冷却し、かきまぜながら塩化メチレン2mlに溶かした
p−トルエンスルホニルクロライド405mg(2.12mmol)
を徐々に滴下する。その後1時間保持した後、反応温度
を室温までゆっくりともどす。室温で10時間かきまぜた
後、実施例1と同様に後処理、カラム精製を行なうと1
−(p−トルエンスルホニル)インドリンが白色結晶と
して230mg(90%)得られた。
1−(p−トルエンスルホニル)インドリンの物性 融点;97〜99℃ IR(CHCl3) 2950、1630、1595、1490、1360、 1160、975、760cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.4(s,3H,CH3) δ 3.05(t,J=8.3Hz,2H,Ar−CH2) δ 4.10(t,J=8.3Hz,2H,N−CH2) δ 6.9〜7.6(m,8H,AR−H) 実施例10. 反応器にベンゼン6ml、トリエチルアミン320mg(3.2mmo
l)および2−(2−アミノフエニル)エタノール130mg
(0.95mmol)を加えて均一溶液にする。−10℃に冷却し
攪拌下ベンゼンスルホニルクロライドを420mg(2.4mmo
l)を徐々に添加する。
l)および2−(2−アミノフエニル)エタノール130mg
(0.95mmol)を加えて均一溶液にする。−10℃に冷却し
攪拌下ベンゼンスルホニルクロライドを420mg(2.4mmo
l)を徐々に添加する。
そのまま1時間保持した後ゆっくり反応温度を室温迄も
どす。さらに室温で1時間攪拌を続けたのち実施例1と
同様に後処理、カラム精製を行なうと1−ベンゼンスル
ホニルインドリンが白色結晶として215mg(87%)得ら
れた。
どす。さらに室温で1時間攪拌を続けたのち実施例1と
同様に後処理、カラム精製を行なうと1−ベンゼンスル
ホニルインドリンが白色結晶として215mg(87%)得ら
れた。
1−ベンゼンスルホニルインドリンの物性 融点;130〜132℃ IR(CHCl3) 3030、2920、2860、1607、1495、 1470、1360、1175、960、755cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.95(t,8.2Hz,2H,Ar−CH2) δ 4.05(t,8.2Hz,2H,N−CH2) δ 7.0〜7.7(m,9H,Ar−H) 実施例11. 反応器に2−(2−アミノフエニル)−2−メチルエタ
ノール165mg(1.1mmol)と塩化メチレン6mlを加え、か
きまぜて均一な溶液とする。−10℃に冷却したのちメタ
ンスルホニルクロライド170mg(1.9mmol)とトリエチル
アミン220mg(2.2mmol)を加えた。30分間かきまぜたの
ちさらにトリエチルアミン220mg(2.2mmol)を加え徐々
に反応温度を室温までもどし7時間かきまぜた。これを
再び−10℃に冷したのち、メタンスルホニルクロライド
115mg(1.1mmol)を1時間かけて滴下した。同温度で30
分間かきまぜた後、ゆっくりと室温までもどした。さら
に室温で1時間攪拌を続けたのち実施例1と同様に後処
理、カラム精製を行なうと1−メタンスルホニル−4−
メチルインドリンが黄色の油状物として195mg(84%)
得られた。
ノール165mg(1.1mmol)と塩化メチレン6mlを加え、か
きまぜて均一な溶液とする。−10℃に冷却したのちメタ
ンスルホニルクロライド170mg(1.9mmol)とトリエチル
アミン220mg(2.2mmol)を加えた。30分間かきまぜたの
ちさらにトリエチルアミン220mg(2.2mmol)を加え徐々
に反応温度を室温までもどし7時間かきまぜた。これを
再び−10℃に冷したのち、メタンスルホニルクロライド
115mg(1.1mmol)を1時間かけて滴下した。同温度で30
分間かきまぜた後、ゆっくりと室温までもどした。さら
に室温で1時間攪拌を続けたのち実施例1と同様に後処
理、カラム精製を行なうと1−メタンスルホニル−4−
メチルインドリンが黄色の油状物として195mg(84%)
得られた。
1−メタンスルホニル−4−メチルインドリンの物性 IR(Neat) 2950、1600、1480、1340、1155、 980cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 2.22(s,3H,CH3) δ 2.79(s,3H,CH3SO2) δ 2.98(t,J=8.4Hz,2H,Ar−CH2) δ 3.92(t,J=8.4Hz,2H,N−CH2) δ 6.7〜7.2(m,3H,Ar−H) 実施例12. 実施例11とほぼ同様な操作で2−(2−アミノ−6−メ
チルフエニル)エタノールの代わりに2−(2−アミノ
フエニル)−2−メチルエタノールを使用して反応を行
うと1−メタンスルホニル−3−メチルインドリンが黄
色の油状物として204mg(88%)得られた。
チルフエニル)エタノールの代わりに2−(2−アミノ
フエニル)−2−メチルエタノールを使用して反応を行
うと1−メタンスルホニル−3−メチルインドリンが黄
色の油状物として204mg(88%)得られた。
1−メタンスルホニル−3−メチルインドリンの物性 IR(Neat) 2945、1598、1475、1455、1345、 1155、980cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ 1.36(d,J=6.0Hz,3H,CH3) δ 2.82(s,3H,CH3SO2) δ 3.2〜4.3(m,3H,CHCH2N) δ 7.0〜7.4(m,4H,Ar−H) 実施例13〜56 実施例1とほぼ同様な操作で原料、スルホニルクロライ
ド、塩基および溶媒を変えて行った結果を表2に示し
た。表2中「インドリン類」とは次の反応式において、 表2に示される原料化合物を用いたときに得られる式
(2)に対応するインドリン化合物を意味する。
ド、塩基および溶媒を変えて行った結果を表2に示し
た。表2中「インドリン類」とは次の反応式において、 表2に示される原料化合物を用いたときに得られる式
(2)に対応するインドリン化合物を意味する。
発明の効果 入手容易な2−(2−アミノフエニル)エタノール類か
ら簡便な操作で工業的に有用なインドリン類を効率良く
得ることができる。
ら簡便な操作で工業的に有用なインドリン類を効率良く
得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】式(1) 〔式(1)中R1は水素、C1-4のアルキル基、ヒドロキシ
メチル基、塩素原子、臭素原子、シアノ基又は基COOR
(RはC1-4のアルキル基を表す)を、R2は水素、C1-7の
アルキル基又はシクロアルキル基を表し、XおよびYは
水素、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-4のアルキル
基、C1-4のアルコキシ基、アミノ基、水酸基から成る群
から選ばれた同一もしくは異なる基を表す)で示される
2−(2−アミノフエニル)エタノール類と〔式(2)
中Zはメチル基、フエニル基、あるいはP−トルイル基
を表す〕で示されるスルホニルクロライドとを有機溶媒
中、塩基の存在下に反応させることを特徴とする式
(3) 〔式(3)中R1、R2、X、YおよびZは前記と同じ意味
を表す〕で示されるインドリン類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19813786A JPH0717601B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | インドリン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19813786A JPH0717601B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | インドリン類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354360A JPS6354360A (ja) | 1988-03-08 |
JPH0717601B2 true JPH0717601B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=16386063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19813786A Expired - Fee Related JPH0717601B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | インドリン類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717601B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6307049B1 (en) | 1998-09-30 | 2001-10-23 | The Procter & Gamble Co. | Heterocyclic 2-substituted ketoamides |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19813786A patent/JPH0717601B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6354360A (ja) | 1988-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |