JPH07173919A - 化粧パネル - Google Patents

化粧パネル

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Publication number
JPH07173919A
JPH07173919A JP34501893A JP34501893A JPH07173919A JP H07173919 A JPH07173919 A JP H07173919A JP 34501893 A JP34501893 A JP 34501893A JP 34501893 A JP34501893 A JP 34501893A JP H07173919 A JPH07173919 A JP H07173919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative panel
grooves
laminated
laminated wood
wood
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34501893A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamamoto
篤志 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP34501893A priority Critical patent/JPH07173919A/ja
Publication of JPH07173919A publication Critical patent/JPH07173919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集成材の表面に表れる色むらやジョイント部
分を目立たなくして、重厚感、高級感及び木肌感に富ん
だ化粧パネルを提供する。 【構成】 縦方向及び横方向に小角材12を接合して所
定面積に形成した集成材14からなる化粧パネル10で
ある。集成材14の表面に縦方向に所定間隔で多数の溝
18を形成することにより、集成材14の表面に多数の
溝に18による陰影を形成し、色むらやジョイント部分
を目立たなくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧パネルに関し、特
に集成材を用いた化粧パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建材、特に室内の建具や壁面等
の建材には、化粧材として木質の無垢材が用いられるこ
とが多い。
【0003】ところで、近年では、資源となる木材の確
保が困難となり、化粧材として木質の無垢材の確保が困
難な状態となってきている。
【0004】そこで、化粧材として木質の無垢材に代る
材料が必要とされ、この木質の無垢材に代る材料とし
て、化粧合板や集成材などが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の化粧合板の場
合、木質の無垢材に比べて、重厚感に乏しく、高級感に
欠け、木質の木肌感にも欠けるという問題があった。
【0006】これに対し、集成材の場合、重厚感があ
り、木質の木肌感もあり、前述の化粧合板に比べると化
粧材としての木質の無垢材に代る材料として適してい
る。
【0007】しかし、集成材は木質の小角材を縦方向及
び横方向に複数接合して形成されるもので、これら複数
の小角材はそれぞれ微妙に色合が異なっており、しかも
集成材の表面に仕上塗料を施すと、各小角材の塗料吸収
量の相違により、各小角材の色の濃さに違いが生じ、集
成材の表面に色むらが生じてしまうという問題があっ
た。
【0008】また、集成材は、前述のように、木質の小
角材を縦方向及び横方向に複数接合して形成されるた
め、その小角材同士のジョイント部分が目立ち、外観上
好ましくないという問題があった。
【0009】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、集成材の表面に表れる色むら
やジョイント部分を目立たなくして、重厚感、高級感及
び木肌感に富んだ化粧パネルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、縦方向及び横方向に幅狭の木材を接
合して所定面積に形成した集成材からなる化粧パネルで
あって、表面に縦方向又は横方向に所定間隔で多数の溝
を形成したことを特徴としている。
【0011】第2の発明は、前記多数の溝は断面三角形
又は台形状をなし、三角形又は台形状の凹凸が繰返し形
成されていることを特徴としている。
【0012】第3の発明は、框組みした枠体の少なくと
も片面に集成材からなる面材を貼付し、この面材の表面
に縦方向又は横方向に所定間隔で多数の溝を形成したこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】前記構成の第1の発明にあっては、集成材の表
面に縦方向又は横方向に多数の溝を形成することによ
り、この多数の溝が集成材の表面に細かな陰影を形成す
ることとなるため、集成材の表面に色むらやジョイント
部分があっても、表面の陰影によって、色むらやジョイ
ント部分を目立たなくすることができ、そのため、重厚
感、高級感及び木肌感に富んだ化粧パネルを形成するこ
とができる。
【0014】第2の発明にあっては、多数の溝を断面三
角形又は台形状に形成し、三角形又は台形状の凹凸を繰
返すことにより、凹凸先端の面積を小さくして、より一
層色むらやジョイント部分を目立たなくすることができ
る。
【0015】第3の発明にあっては、框組みした枠体の
少なくとも片面に集成材からなる面材を貼付し、この面
材の表面に多数の溝を形成することにより、重厚感、高
級感及び木肌感に富んだ化粧パネルを軽量化し、運搬や
取扱いを容易にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明の一実施例に係る
化粧パネルを示す図である。
【0018】この化粧パネル10は、複数の小角材12
を縦方向及び横方向に接合した無垢の集成材14を用い
ている。
【0019】そして、図1に示すように、この無垢の集
成材14の表面両側に、両側部16を残して、縦方向に
連続する多数の溝18を形成するようにしている。
【0020】これら多数の溝18は、図2に示すよう
に、断面台形状に形成され、台形状の凹凸が繰返し形成
された状態となっている。
【0021】また、これら溝18は、本実施例において
は、深さ3mm、幅3mm、間隔3mmに設定されており、集
成材14の表面に十分な陰影が生じ得るようにされてい
る。
【0022】従って、集成材14の表面に、小角材12
同士の色合の相違や塗料の吸収量の相違による色むらや
ジョイント部分が存在していても、前記溝18によって
形成される表面の陰影によって、前記色むらやジョイン
ト部分が目立たなくなり、良好な仕上り感が得られるこ
ととなる。その結果、重厚感、高級感及び木肌感に富ん
だ化粧パネル10が得られ、しかも安価で、反りの少な
いものとなる。
【0023】図3には、本発明の他の実施例に係る化粧
パネルを示す。
【0024】この実施例の化粧パネル20は、前記実施
例と同様に、複数の小角材12を縦方向及び横方向に接
合した無垢の集成材14を用いている。また、この無垢
の集成材14の表面両側に、両側部16を残して断面三
角形状の溝22を多数形成し、断面三角形状の凹凸を繰
返し形成するようにしている。
【0025】従って、この断面三角形状の多数の溝22
によって、集成材14の表面に十分な陰影を生じさせ、
集成材14の表面の色むらやジョイント部分を目立たな
くしている。
【0026】図4及び図5には、本発明の更に他の実施
例に係る化粧パネルを示す。
【0027】この実施例の化粧パネル30は、集成材3
2、34を縦横に框組みした枠体36の両面に集成材で
形成された面材38を貼付して形成されている。
【0028】そして、各面材38の表面に縦方向に連続
する多数の断面台形状の溝40を形成し、断面台形状の
凹凸を繰返し形成することにより、集成材で形成された
面材38表面の色むらやジョイント部分を目立たなくし
ている。
【0029】また、前記実施例における無垢の集成材を
用いる場合に比し、化粧パネル30を軽量化し、運搬及
び取扱いを容易にしている。
【0030】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実
施が可能である。
【0031】例えば、前記各実施例においては、集成材
の表面に縦方向に連続する溝を形成した状態を説明した
が、この例に限らず、横方向に連続する溝あるいは縦及
び横方向に交差する溝を形成することも可能である。
【0032】また、前記各実施例においては、化粧パネ
ルの表面両側に溝を有する場合について説明したが、こ
の例に限らず、片面のみに溝を形成しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明にあっ
ては、集成材の表面に縦方向又は横方向に多数の溝を形
成することにより、この多数の溝が集成材の表面に細か
な陰影を形成することとなるため、集成材の表面に色む
らやジョイント部分があっても、表面の陰影によって、
色むらやジョイント部分を目立たなくすることができ、
そのため、重厚感、高級感及び木肌感に富んだ化粧パネ
ルを形成することができるという効果がある。
【0034】第2の発明にあっては、多数の溝を断面三
角形又は台形状に形成し、三角形又は台形状の凹凸を繰
返すことにより、凹凸先端の面積を小さくして、より一
層色むらやジョイント部分を目立たなくすることができ
るという効果がある。
【0035】第3の発明にあっては、框組みした枠体の
少なくとも片面に集成材からなる面材を貼付し、この面
材の表面に多数の溝を形成することにより、重厚感、高
級感及び木肌感に富んだ化粧パネルを軽量化し、運搬や
取扱いを容易にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る化粧パネルの正面図で
ある。
【図2】図1の化粧パネルの拡大平面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る化粧パネルの拡大平
面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例に係る化粧パネルの正
面図である。
【図5】図4の化粧パネルの拡大平面図である。
【符号の説明】
10、20、30 化粧パネル 14 集成材 18、22 溝 36 面材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向及び横方向に幅狭の木材を接合し
    て所定面積に形成した集成材からなる化粧パネルであっ
    て、 表面に縦方向又は横方向に所定間隔で多数の溝を形成し
    たことを特徴とする化粧パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記多数の溝は断面三角形又は台形状をなし、三角形又
    は台形状の凹凸が繰返し形成されていることを特徴とす
    る化粧パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 框組みした枠体の少なくとも片面に集成材からなる面材
    を貼付し、この面材の表面に縦方向又は横方向に所定間
    隔で多数の溝を形成したことを特徴とする化粧パネル。
JP34501893A 1993-12-20 1993-12-20 化粧パネル Withdrawn JPH07173919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34501893A JPH07173919A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 化粧パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34501893A JPH07173919A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 化粧パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07173919A true JPH07173919A (ja) 1995-07-11

Family

ID=18373735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34501893A Withdrawn JPH07173919A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 化粧パネル

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JP (1) JPH07173919A (ja)

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