JPH0717375A - 車両用自動ブレーキ制御装置及びそれを備えた自動車の給電制御装置 - Google Patents

車両用自動ブレーキ制御装置及びそれを備えた自動車の給電制御装置

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JPH0717375A
JPH0717375A JP16701893A JP16701893A JPH0717375A JP H0717375 A JPH0717375 A JP H0717375A JP 16701893 A JP16701893 A JP 16701893A JP 16701893 A JP16701893 A JP 16701893A JP H0717375 A JPH0717375 A JP H0717375A
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control
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automatic brake
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JP16701893A
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Hiroshi Somai
浩史 仙井
Manabu Arima
学 有馬
Toshifumi Ikeda
利文 池田
Eiichi Miyahiro
栄一 宮広
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁バルブへの供給電圧が低下した場合でも
一定のブレーキ特性を得ることができる車両用自動ブレ
ーキ制御装置、及び電磁バルブへの供給電圧の低下を抑
制できる自動車の給電制御装置を提供する。 【構成】 ブレーキ圧制御回路に設けた電磁バルブ1
1,12,13をデューティ制御してブレーキ圧を調整
し、所望の制動特性を得るようにした車両用自動ブレー
キ制御装置において、車載バッテリBの電圧値を電圧モ
ニタ部62で検知し、バッテリ電圧が所定値以下の場合
には、デューティ制御を中止して、電磁バルブの制御位
置を所定のブレーキ圧に対応した位置に固定する制御部
60を備えたことを特徴とし、また、上記車両用自動ブ
レーキ制御装置を備えた自動車の給電制御装置におい
て、自動ブレーキ制御装置の作動中には、車両の運行に
関与しない電装品に対する電力供給量を低減させるよう
に制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブレーキ圧制御回路
に設けた電磁バルブをデューティ制御してブレーキ圧を
調整することにより、所望の制動特性を得るようにした
車両用自動ブレーキ制御装置、及びかかる自動ブレーキ
制御装置を備えた自動車の給電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行中における自動車の各車輪に
対するブレーキ制御を行うものとして、自車と障害物と
の距離および相対速度を検出して自車と障害物との接触
の可能性を判断し、両者の接触可能性があると判断した
場合には、自動的に各車輪のブレーキをかけて車両を制
動するようにした自動ブレーキ制御装置は周知である。
かかる自動ブレーキ制御装置による走行安全性をより一
層高めるものとして、本願出願人は、特願平3−187
320号において、自車の車速や道路状況に応じて自動
ブレーキのかかり易さを変更し得るようにしたものを提
案した。
【0003】また、上記のような自動ブレーキ制御装置
としては、ブレーキ圧制御回路に電磁バルブを設け、こ
の電磁バルブをデューティ制御してブレーキ圧を調整す
ることにより、所望の制動特性を得るようにしたものが
知られている。このようにブレーキ圧制御回路に設けた
電磁バルブをデューティ制御することにより、ブレーキ
圧をきめ細かく制御することができ、車両に所望の制動
特性を付与することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電磁バルブは、車
載のバッテリから電力供給を受けて作動するものである
が、これをデューティ制御する場合、十分な制御応答性
を確保してきめ細かい制御特性を発揮させるためには、
供給電力の電圧が一定値以上であることが求められる。
しかしながら、周知のように、自動車の車両内には多種
多様の電気機器・装置および電装品等が装備されてお
り、バッテリ電圧はこれら電装品等の稼動状況によって
変動するので、上記電磁バルブへの供給電力の電圧値
を、デューティ制御の応答性を確保するに足る値に常に
維持できるとは限らず、この値よりも低い電圧しか得ら
れない場合には、制御が不安定なものになりかねない。
【0005】上記電装品等としては、車種やタイプに応
じて種々のものが搭載されているが、これらのうち、例
えば、オーディオ装置や空調装置あるいはシガーライタ
など、快適性や利便性を高めることを主要な目的とする
ものについては、車両の安全運行に対して直接的に関与
することはなく、また、自動ブレーキが働くのはごく短
時間の非常時のみであるので、この自動ブレーキ制御装
置が作動している間だけ、上記のような種類の電装品等
への給電をカットしても、実際的には何等差し支えはな
い。
【0006】この発明は、ブレーキ圧制御回路に設けた
電磁バルブへの供給電圧の低下に伴う問題の解消を図る
ためになされたもので、該電磁バルブへの供給電圧が低
下した場合でも一定のブレーキ特性を得ることができる
車両用自動ブレーキ制御装置、及び上記電磁バルブへの
供給電圧の低下を抑制できる自動車の給電制御装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明に係る車両用自動ブレーキ制御装置は、ブレーキ圧
制御回路に電磁バルブを設け、該電磁バルブをデューテ
ィ制御してブレーキ圧を調整することにより、所望の制
動特性を得るようにした車両用自動ブレーキ制御装置で
あって、上記電磁バルブに電力供給を行うバッテリの電
圧値を検知する電圧検知手段を備えるとともに、該電圧
検知手段で検知された電圧値が所定値以下の場合には、
上記デューティ制御を中止して、上記電磁バルブの制御
位置を所定のブレーキ圧に対応した位置に固定する電磁
バルブ制御手段を備えたことを特徴としたものである。
【0008】また、本願の第2の発明に係る自動車の給
電制御装置は、ブレーキ圧制御回路に電磁バルブを設
け、該電磁バルブをデューティ制御してブレーキ圧を調
整することにより、所望の制動特性を得るようにした車
両用自動ブレーキ制御装置を備えた自動車の給電制御装
置であって、上記自動ブレーキ制御装置の作動中には、
車両の運行に関与しない電装品に対するバッテリからの
電力供給量を低減させるように制御する制御手段を備え
たことを特徴としたものである。
【0009】更に、本願の第3の発明は、上記第2の発
明に係る自動車の給電制御装置において、上記電装品に
対するバッテリからの電力供給量の低減は、該バッテリ
の電圧が所定値以下の場合にのみ行なわれることを特徴
としたものである。
【0010】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、上記電磁バ
ルブ制御手段を備えたので、電圧検知手段で検知したバ
ッテリ電圧が所定値以下の場合には、デューティ制御を
中止して、電磁バルブの制御位置を所定のブレーキ圧に
対応した位置に固定することができる。すなわち、上記
電磁バルブへの供給電力の電圧値が、デューティ制御の
応答性を確保するに足る値以下にまで降下した場合で
も、デューティ制御を中止して電磁バルブの制御位置を
所定のブレーキ圧に対応した位置に固定することによっ
て一定のブレーキ特性を確保し、ブレーキ圧の制御が不
安定なものになることを防止できる。
【0011】また、本願の第2の発明によれば、上記制
御手段を備えたので、自動ブレーキ制御装置の作動中に
は、車両の運行に関与しない、例えば、オーディオ装置
や空調装置あるいはシガーライタなど、快適性や利便性
を高めることを主要な目的とする電装品への電力供給量
を低減させることができる。すなわち、自動ブレーキ作
動中のごく短時間の非常時については、上記電装品への
給電量を低減させることにより、バッテリ電圧の低下を
抑制し、上記電磁バルブへの供給電力の電圧値が、デュ
ーティ制御の応答性を確保するに足る値以下にまで低下
することを防止できる。
【0012】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第2の発明と同様の効果を奏することができ
る。しかも、その上、上記電装品への電力供給量の低減
は、バッテリ電圧が所定値以下の場合にのみ行なわれる
ようにしたので、この所定値を、デューティ制御の応答
性を確保するに足る電圧値よりも所定量だけ高く設定す
ることにより、電磁バルブのデューティ制御の継続性を
確保した上で、上記電装品に対する電力供給の不必要な
削減をなくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て詳細に説明する。まず、本発明の第1実施例に係る車
両用自動ブレーキ制御装置について説明する。図1は本
発明の第1実施例に係る自動車のブレーキ系統の全体構
成を概略的に示す油圧回路構成図、また、図2は上記ブ
レーキ系統の全体構成を概略的に示す斜視図である。こ
れらの図に示すように、上記自動車のブレーキ系統に
は、ブレーキペダル2と、運転者によるブレーキペダル
2の踏込力を増大させるマスタバック1と、該マスタバ
ック1により増大された踏込力に応じたブレーキ圧を発
生するマスタシリンダ3とでブレーキ操作機構が形成さ
れており、上記マスタシリンダ3で発生したブレーキ圧
は、まず自動制動バルブユニット4に送給された後、A
BS(アンチスキッドブレーキ装置)バルブユニット5を
介して、各車輪のブレーキ機構6に供給されるようにな
っている。
【0014】上記自動制動バルブユニット4は、上記マ
スタシリンダ3とブレーキ機構6側との連通を遮断する
シャッタバルブ11と増圧バルブ12と減圧バルブ13
とを有しており、これら三つのバルブ11〜13はいず
れも電磁式のデューティソレノイドバルブで構成されて
いる。また、上記増圧バルブ12とマスタシリンダ3と
の間には、モータ駆動式の油ポンプ14と、該油ポンプ
14から吐出される圧油を貯留して一定圧に保持するた
めのアキュムレータ15とが介設されている。
【0015】そして、上記各シャッタバルブ11が開位
置にあるときには、ブレーキペダル2の踏込力に応じて
発生したブレーキ圧が、マスタシリンダ3から、シャッ
タバルブ11を通過した後、各ABSバルブユニット5
を介して各車輪のブレーキ機構6に供給され、各車輪に
制動力が付与される。一方、各シャッタバルブ11が閉
位置にあるときには、増圧バルブ12を開位置に設定
し、減圧バルブ13を閉位置に固定することにより、上
記アキュムレータ15からの圧油が、各ABSバルブユ
ニット5を介して各車輪のブレーキ機構6に供給され、
各車輪に制動力が付与される。また、シャッタバルブ1
1が開いた状態で、増圧バルブ12を閉位置に固定し、
減圧バルブ13を開位置に設定した場合には、各車輪の
ブレーキ機構6から圧油が戻されて制動力が弱められる
ようになっている。上記3種の電磁式デューティソレノ
イドバルブ11〜13の作動制御は、後で詳しく説明す
るバルブコントローラ16によって行われ、該バルブコ
ントローラ16はコントロールボックス17からの信号
を受けて制御される。
【0016】上記ABSバルブユニット5は、各車輪毎
に設けられた3ポート2位置切換バルブ21を有してお
り、制動時には該バルブ21の切換えにより各ブレーキ
装置6に印加されるブレーキ圧を制御し、各車輪がロッ
ク状態になることを防止するようになっている。ABS
の構成は詳述しないが、上記切換バルブ21の他にモー
タ駆動式の油ポンプ22及びアキュムレータ23,24
等を備えている。また、各車輪のブレーキ機構6は、車
輪と一体的に回転するディスク26と、マスタシリンダ
3側から制動圧を受けて上記ディスク26を挾持するキ
ャリパ27とを主要部として構成されている。
【0017】図3は、本第1実施例に係る車両用自動ブ
レーキ制御装置の制御系の全体構成を概略的に示すブロ
ック構成図であるが、この図に示すように、本実施例に
係る自動車は、自車と障害物との距離および相対速度を
検出する距離・相対速度検出手段としてのレーダヘッド
ユニット31を備えている。該レーダヘッドユニット3
1は、例えば車体前部に取り付けられ、具体的には図示
しなかったが、周知のように、パルスレーザ光を発信す
る発信部と、障害物に当たって反射した反射光を受信す
る受信部とを主要部として構成されており、上記発信部
からパルスレーザ光を自車前方に向けて発信し、このパ
ルスレーザ光が自車前方の障害物(例えば前方車両など)
に当たって反射した場合、この反射光を受信部で受信す
るようになっている。このレーダヘッドユニット31か
らの信号は、信号処理ユニット33を介して演算ユニッ
ト32に入力され、該演算処理ユニット32は、レーザ
受信光の送信時点からの遅れ時間(ドップラーシフト)に
よって前方障害物との距離及び相対速度を演算するよう
になっている。
【0018】上記レーダヘッドユニット31におけるパ
ルスレーザ光の送受信方向は、モータ37によって例え
ば水平方向に変更可能に設けられており、該モータ37
の作動は演算ユニット32により制御される。上記モー
タ37には、その回転角からパルスレーザ光の送受信方
向を検出する角度センサ38が付設されており、該角度
センサ38の検出信号は上記演算ユニット32に入力さ
れ、該演算ユニット32における前方障害物との距離及
び相対速度の演算に、パルスレーザ光の送受信方向が加
味されるようになっている。
【0019】また、上記自動車には、ステアリング舵角
を検出する舵角センサ41、車速を検出する車速センサ
42、車両の前後加速度(前後G)を検出する前後Gセン
サ43、路面の摩擦係数(μ)を検出する路面μセンサ4
4等の各種センサが取り付けられており、これら各種セ
ンサ41〜44の検出信号は、上記バルブコントローラ
16を制御する制御ユニット45に入力される。該制御
ユニット45は、後で詳しく説明するように、自車と前
方障害物との接触の可能性を判断する判断手段としての
衝突危険性判断手段51と、この判断を行うための基礎
的なデータを記憶した記憶部52と、該記憶部52のデ
ータに基づいて上記判断を行う際のしきい値を変更し得
るしきい値変更手段53を備えている。上記制御ユニッ
ト45には、上記演算ユニット32で求められた自車と
前方障害物との距離及び相対速度の信号も入力されてお
り、この両ユニット45,32は、上記コントロールボ
ックス17(図2参照)内に収納されている。更に、上記
自動車には、例えば車室内のインストルメントパネルに
警報表示ユニット46が設けられ、該警報表示ユニット
46には、上記制御ユニット45から各々信号を受けて
作動させられる警報ブザー47と距離表示部48とが設
けられている。
【0020】本実施例では、前述のように、自動制動バ
ルブユニット4に備えられた3種の電磁式デューティソ
レノイドバルブ11〜13は、上記制御ユニット45で
制御されるバルブコントローラ16によって作動制御さ
れる。該バルブコントローラ16は、図4に示すよう
に、制御ユニット45からの入力信号に応じて各デュー
ティソレノイドバルブ11〜13を作動制御する制御部
60を備えている。該制御部60は、例えばマイクロコ
ンピュータを主要部として構成され、各デューティソレ
ノイドバルブ11〜13との間にそれぞれ介設された各
トランジスタ66〜68を制御することにより、上記各
デューティソレノイドバルブ11〜13の作動状態を制
御するようになっている。
【0021】また、上記バルブコントローラ16には、
車載バッテリBから供給される例えば12V(ボルト)の
供給電圧を所定の低電圧(例えば5V)に変換し、この5
Vの電圧で上記制御部60を作動させる電源IC部61
が設けられるとともに、上記各デューティソレノイドバ
ルブ11〜13に対するバッテリBからの供給電圧の電
圧値(バッテリ電圧)をモニタする電圧モニタ部62が設
けられている。そして、後述するように、車両の各電気
系統あるいは電装品など他の負荷への給電状況等によ
り、バッテリ電圧が、各デューティソレノイドバルブ1
1〜13に、問題となるような応答遅れのない正常なデ
ューティ制御を行わせるに足る値よりも低下した場合に
は、デューティ制御を中止するとともに、各デューティ
ソレノイドバルブ11〜13をそれぞれ所定の制御位置
に固定することにより、所定のブレーキ圧を得ることが
できるようになっている。
【0022】以上のように構成された自動ブレーキ制御
装置による衝突防止のためのブレーキ制御について、図
5のフローチャートを参照しながら説明する。この制御
フローにおいては、システムがスタートした後、まずス
テップ#1で各種信号が読込まれ、ステップ#2で各種
のしきい値L0,L2,L3の算出が行なわれる。ここ
に、しきい値L0は、自車と前方障害物との衝突の危険
性があり、この衝突防止のために自動ブレーキ制御を開
始すべき自車と前方障害物との距離(以下、これを車間
距離という)を示している。また、しきい値L2は、自
動ブレーキ制御の開始に先立って警報を発する車間距離
を示し、この警報発生のしきい値L2は、上記自動ブレ
ーキ制御開始のしきい値L0よりも所定量大きく設定さ
れる。更に、しきい値L3は、衝突の危険性のない車間
距離を示し、自動ブレーキ制御開始後衝突の危険性がな
くなれば、このしきい値により制御が解除される。この
自動ブレーキ制御解除のしきい値L3は、上記自動ブレ
ーキ制御開始のしきい値L0よりも所定量大きく設定さ
れる。
【0023】自動ブレーキ制御開始のしきい値L0は、
例えば、図8に示すしきい値マップに基づき、図7に示
すサブルーチンに従って算出される。尚、上記図8のし
きい値マップは、しきい値L0の算出のために予め制御
ユニット45内の記憶部52に記憶されている。このマ
ップにおいて、しきい値線Aは、前方車両がその前方障
害物と衝突して停車したときこの車両との衝突を防止す
るために必要な車間距離を示するものであり、相対速度
V1の大きさに拘らず常に、前方障害物が停止物である
とき(つまり相対速度V1が自車速v0と同一のとき)と
同じ値(数値式v02/2μg)をとる。しきい値線Bは前
方車両がフル制動をかけたときこの車両との衝突を防止
するために必要な車間距離(数値式V1・(2v0−V1)
/2μg)を示し、しきい値線Cは前方車両が減速度μ/
2gの緩制動をかけたときこの車両との衝突を防止する
ために必要な車間距離を示し、しきい値線Dは前方車両
が一定車速を保ったときこの車両との衝突を防止するた
めに必要な車間距離(数値式V12/2μg)を示す。さら
に、しきい値線Eは、自車が自動制動をかけても前方車
両との衝突を防止できないが、衝突時の衝撃力を緩和で
きる車間距離を示す。尚、しきい値線を横軸線上にとる
とき(つまりしきい値L0を常に零とするとき)は、自動
制動はかからず、これをキャンセルしたことになる。
【0024】そして、図7に示すサブルーチンにおいて
は、先ず、ステップ#21で自車速v0が80km/h以上の
高車速であるか否かを判定し、これがYESの場合に
は、ステップ#22でしきい値線Bを選択し、このしきい
値線Bから現時点の相対速度に対応するしきい値L0を
算出する。一方、ステップ#21での判定結果がNOのと
きには、ステップS23で自車速v0が20km/h未満の低
車速であるか否かを判定し、これがYESの場合には、
ステップ#24でしきい値線Eを選択し、このしきい値線
Eから現時点の相対速度に対応するしきい値L0を算出
する。また、ステップ#23での判定結果がNOの場合
(つまり中車速の場合)には、ステップ#25でしきい値線
Dを選択し、このしきい値線Dから現時点の相対速度に
対応するしきい値L0を算出する。このように、本実施
例では、より好ましくは、車速が高い程、上記衝突危険
性判断手段51における自動ブレーキ制御開始のしきい
値L0を大きい値に変更される。そして、警報発生のし
きい値L2および自動ブレーキ制御解除のしきい値L3
は、上記したように、自動ブレーキ制御開始のしきい値
L0よりもそれぞれ所定量だけ大きく設定される。
【0025】上記各種しきい値L0,L2,L3の算出
後、ステップ#3で自車と前方障害物との相対速度V1
が零以上、つまり両者が近付きつつあるか否かを判定す
る。この判定結果がYESのときには、更にステップ#
4で自車と前方障害物との車間距離L1が上記警報発生
のしきい値L2よりも小さいか否かを判定し、これがY
ESのときは、ステップ#5で警報ブザー47を鳴ら
す。続いて、ステップ#6で車間距離L1が自動ブレー
キ制御開始のしきい値L0よりも小さいか否かを判定
し、この判定結果がYESのときは、ステップ#7で、
自動ブレーキ制御が実行される。一方、上記ステップ#
3での判定結果がNOのとき、つまり自車と前方障害物
(前方車両)とが遠ざかりつつあるときには、ステップ#
8で車間距離L1が自動制動解除のしきい値L2よりも
小さいか否かを判定する。この判定結果がYESのとき
は、ステップ#9で、自動ブレーキ制御に設定された状
態のままでリターンする。また、ステップ#8での判定
結果がNOの場合には、ステップ#10で自動制動を解
除した後リターンするようになっている。
【0026】本実施例では、前述のように、自動ブレー
キ作動中において、自動制動バルブユニット4の各デュ
ーティソレノイドバルブ11〜13に対するバッテリB
からの供給電圧の電圧値(バッテリ電圧)が、車両の各電
気系統あるいは電装品など他の負荷への給電状況等によ
り、上記各デューティソレノイドバルブ11〜13に応
答遅れのない正常なデューティ制御を行わせるに足る所
定値よりも低下した場合には、上記バルブコントローラ
16の働きによって、デューティ制御が中止されるとと
もに、各デューティソレノイドバルブ11〜13をそれ
ぞれ所定の制御位置に固定することにより、所定のブレ
ーキ圧を得ることができるようになっている。以下、こ
の自動ブレーキ制御におけるバッテリ電圧低下時のバル
ブ制御のサブルーチンについて、図6のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0027】このサブルーチンによる制御がスタートす
ると、まずステップ#11で、現在自動ブレーキ制御実
行中であるか否かの確認判定が行なわれる。この判定結
果がYESの場合には、ステップ#12で、バルブコン
トローラ16内の電圧モニタ部62によるバッテリ電圧
のモニタが開始され、ステップ#13で、バッテリ電圧
が所定値以下に低下したか否かが判定される。この所定
値は、上記各デューティソレノイドバルブ11〜13
が、十分な制御応答性を確保して正常なデューティ制御
を行うのに必要な電圧値として設定されている。上記ス
テップ#13での判定結果がNOの場合には、各ソレノ
イドバルブ11〜13に正常なデューティ制御を行わせ
るに足るバッテリ電圧が確保されているので、デューテ
ィ制御が継続される(ステップ#14)。
【0028】一方、上記ステップ#13での判定結果が
YESの場合には、バッテリ電圧が低くて各ソレノイド
バルブ11〜13に正常なデューティ制御を行わせるこ
とはできないので、デューティ制御は直ちに中止され
(ステップ#15)、ステップ#16で、所定のブレーキ
圧を確保すべく各ソレノイドバルブ11〜13の開閉状
態を固定する。すなわち、例えばブレーキ圧を最大ブレ
ーキ圧に設定するために、シャッタバルブ11及び減圧
バルブ13を共に閉位置に固定するとともに、増圧バル
ブ12を開位置に固定する。これにより、デューティ制
御を中止した場合には、最大の減速度が得られるように
なっている。
【0029】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、上記バルブコントローラ16を設けたので、電圧モ
ニタ部62で検知したバッテリ電圧が所定値以下の場合
には、上記各デューティソレノイドバルブ11〜13の
デューティ制御を中止して、これら各ソレノイドバルブ
11〜13の制御位置を所定のブレーキ圧(例えば最大
ブレーキ圧)に対応した位置に固定することができる。
すなわち、上記各デューティソレノイドバルブ11〜1
3への供給電力の電圧値が、デューティ制御の応答性を
確保するに足る値以下にまで降下した場合でも、デュー
ティ制御を中止して各ソレノイドバルブ11〜13の制
御位置を所定のブレーキ圧に対応した位置に固定するこ
とによって一定のブレーキ特性を確保し、ブレーキ圧の
制御が不安定なものになることを防止できるのである。
【0030】尚、上記実施例は、デューティソレノイド
バルブ11〜13に対する供給電力の電圧値(バッテリ
電圧)が低下した場合に対処するものであったが、この
代わりに、自動ブレーキ制御中においては、バッテリ電
圧が上記所定値以下にならないように、車載バッテリB
から車両の各電気系統あるいは電装品など他の負荷に対
する給電状態を制御するようにしても良い。次に、本発
明の第2実施例に係る自動車の給電制御装置について説
明する。尚、以下の説明において、第1実施例における
場合と同じものには同一の符号を付し、それ以上の説明
は省略する。
【0031】図9は、本実施例に係る自動車に装備され
た各種機器・装置および電装品等の電気系統に対する車
載バッテリからの給電回路の一例を概略的に表すブロッ
ク構成図であるが、この図に示すように、本実施例で
は、より好ましくは、車両運行時における動力確保およ
び衝突時における安全性確保の観点から、基本的に3種
類のグループにグループ分けされている。第1のグルー
プは、例えば快適性や利便性を高めることを主要な目的
とし、車両の運行に関与することがないもので、主とし
て以下のようなものの電気系統を含んでいる。 ・ボディ関係電装品81: 例えばフロントワイパ,サン
ルーフ,パワーシートあるいはパワーアンテナ等の駆動
系の電装品など。 ・アクセサリ関係電装品82: 例えばシガーライタな
ど。 ・オーディオ関係電装品83: 例えばカセットデッキ,
ラジオなど。 ・空調関係電装品84: 例えば送風ファン等の駆動系の
電装品など。
【0032】第2のグループは、車両の運行に関与し、
自動ブレーキのみでは衝突が避けられないと判断される
までは給電を維持すべきもので、以下のものの電気系統
がこれに該当する。 ・燃料供給関係電装品85: 例えば燃料タンクからエン
ジン側へ燃料を送給する燃料ポンプなど、事故発生時に
は最も優先的に給電を遮断してその作動を停止させるべ
き電気系統である。 第3のグループは、基本的には、車両の運行に直接的に
関与し、例えばドライバによるハンドル操作等によって
衝突回避の可能性がある限り、つまり衝突直前まで給電
を維持すべきもので、以下のものの電気系統がこれに該
当する。尚、パワーウインドウ関係電装品88をこの第
3グループとした理由については後述する。 ・エンジン関係電装品87: 燃料制御系やエンジン点火
系等の各種電装品など(例えばインジェクタやイグナイ
タ)。 ・パワーウインドウ関係電装品88:パワーウインドウ
の駆動モータ等。
【0033】上記第1グループの電気系統に対する第1
給電回路76,第2グループの電気系統に対する第2給
電回路77および第3グループの電気系統に対する第3
給電回路78には、それぞれ各回路76,77,78にお
ける給電状態のON/OFFを切り換える切換スイッチ
76S,77S,78Sがそれぞれ介設されている。これ
ら切換スイッチ76S,77S,78Sは、通常時はON
側に設定されていて各給電回路76,77,78を通電状
態に維持しているが、上記給電制御ユニット1から給電
遮断の制御信号が入力された場合には、OFF側に投入
されて当該回路76,77,78による給電が遮断される
ようになっている。
【0034】本実施例に係る自動車では、走行中に自動
ブレーキ制御が働いた場合、車両に装備された上記各種
機器・装置および電装品等の電気系統について、上記の
グループ分けに応じて、当該電気系統に対する車載バッ
テリBからの給電を自動的に遮断し、あるいは継続する
ように制御する給電制御装置70が設けられ、該給電制
御装置70には、自動ブレーキ制御装置の制御ユニット
71からの制御信号が入力されるようになっている。ま
た、上記給電制御装置70には、バルブコントローラ1
6に設けられた電圧モニタ部62の検出信号が入力され
る。上記制御ユニット71は、第1実施例におけるもの
と基本的には同様のものであるが、自動ブレーキの作動
制御を行うとともに、この自動ブレーキ制御実行中にお
いて、自車と前方障害物との相対速度および相対距離等
に基づいて、衝突の可能性あるいは衝突しそうな場合に
は衝突回避の可能性を判断し、その判断結果に基づいて
上記給電制御装置70に制御信号を出力するようになっ
ている。
【0035】尚、より好ましくは、上記給電制御装置7
0には、上記各電気系統に対する上記バッテリBからの
給電が自動的に遮断された後、乗員のマニュアル操作に
より、あるいは自動ブレーキ制御の解除に伴って自動的
に、この遮断状態をキャンセルして給電状態に復帰させ
得るキャンセルスイッチ79が付設されている。該キャ
ンセルスイッチ79は、衝突後後、二次災害等に対する
安全が確認された場合には、乗員のマニュアル操作で各
電気系統に対する給電を再開できるようにするものであ
るが、例えば上記自動ブレーキ制御装置の制御ユニット
71の誤作動などによって電気系統への給電が遮断され
た場合などにおいても、給電が遮断された電気系統の復
旧を簡単かつ迅速に行うために使用される。
【0036】以上の構成において、車両走行中、自動ブ
レーキが作用した場合には、自動ブレーキ制御実行の信
号が上記制御ユニット71から給電制御装置70に入力
される。そして、バルブコントローラ16に設けられた
電圧モニタ部62で検出されたバッテリ電圧が、デュー
ティソレノイドバルブ11〜13のデューティ制御にお
ける十分な応答性を確保するに足る電圧値よりも所定量
だけ高く定められた所定値以下である場合には、第1給
電回路76の切換スイッチ76SがOFF側に切り換え
られ、第1グループの電気系統についてのみ、バッテリ
Bからの給電が遮断される。このとき、第2および第3
グループの電気系統については給電状態が維持されてい
る。上記第1グループのものは、車両の運行に関与する
ことはないので、自動ブレーキ制御の実行中に限って給
電を遮断しても、実際上、特に差し支えはない。このよ
うに、自動ブレーキ作動中のごく短時間の非常時につい
ては、上記電装品への給電量を低減させることにより、
バッテリ電圧の低下を抑制し、上記電磁バルブへの供給
電力の電圧値が、デューティ制御の応答性を確保するに
足る値以下にまで低下することを防止できるのである。
【0037】また、自動ブレーキ制御実行中において、
自動ブレーキ制御によっては衝突の回避ができないと判
断された場合には、第2給電回路77の切換スイッチ7
7SがOFF側に切り換えられ、第2グループの電気系
統についてバッテリBからの給電が遮断される。このと
き、第3グループの電気系統については給電状態が維持
されている。上記第2グループの燃料ポンプへの給電を
遮断することにより、燃料タンクからエンジン側への燃
料供給が停止され、衝突時における火災による被害の拡
大を防ぐことができる。ただし、この時点では、エンジ
ンは駆動されており、ドライバのハンドル操作によって
衝突を回避できる可能性が残されている。
【0038】更に、ドライバのハンドル操作によっても
衝突回避が出来ないほどの衝突直前に達すると、第3給
電回路78の切換スイッチ78SがOFF側に切り換え
られ、第3グループの電気系統についてバッテリBから
の給電が遮断される。すなわち、イグナイタやインジェ
クタ等のエンジン関係電装品87の作動を停止させるこ
とにより、衝突時におけるエンジンからの出火を防止で
きる。また、更に、衝突時もしくはその直後には、IG
(イグニッション)ラインが遮断され、ハーネスからの失
火等、電気系統に起因する二次災害の発生を防止するよ
うにしている。
【0039】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、上記給電制御装置70を備えたので、自動ブレーキ
制御装置の作動中には、車両の運行に関与しない、上記
ボディ関係,アクセサリ関係,オーディオ関係および空調
関係の電装品81,82,83および84など、快適性や
利便性を高めることを主要な目的とする電装品への電力
供給量を低減させることができる。すなわち、自動ブレ
ーキ作動中のごく短時間の非常時については、上記電装
品81,82,83,84への給電量を低減させることに
より、バッテリ電圧の低下を抑制し、上記デューティソ
レノイドバルブ11〜13への供給電力の電圧値が、デ
ューティ制御の応答性を確保するに足る値以下にまで低
下することを防止できる。
【0040】しかも、この場合において、上記各種電装
品81,82,83,84への電力供給量の低減は、バッ
テリ電圧が、デューティ制御の応答性を確保するに足る
電圧値よりも所定量だけ高く設定された所定値以下の場
合にのみ行なわれるようにしたので、デューティソレノ
イドバルブ11〜13のデューティ制御の継続性を確保
した上で、上記電装品81,82,83,84に対する電
力供給の不必要な削減をなくすることができるのであ
る。
【0041】尚、上記実施例において、パワーウインド
ウの駆動モータ等のパワーウインドウ関係電装品88
を、車両の運行に直接的に関与しないにも拘わらず、ド
ライバによるハンドル操作等によって衝突回避の可能性
がある限り(つまり衝突直前まで)給電を維持すべき第3
グループの電気系統に含めたのは、以下の理由による。
すなわち、エアバッグ装置を装備した自動車、特に、運
転席に加えて助手席あるいは後部座席などにもエアバッ
グ装置を設けた自動車では、車両衝突時に、これら複数
のエアバッグ装置がほぼ同時に作動し、複数のエアバッ
グが車室内で瞬時に膨張・展開することとなるが、この
とき、ウインドウガラスが完全に閉じられて車室内が密
閉状態であれば、車室内の気圧が瞬間的に上昇する。こ
の車室内の気圧上昇が過度のものである場合には、乗員
は耳の鼓膜が圧迫されるなど、違和感を覚えるおそれが
ある。
【0042】これを防止するためには、衝突直前までパ
ワーウインドウ関係電装品88への給電を維持し、自動
ブレーキのみでは衝突が避けられないと判断された時点
で、パワーウインドウを作動させ、ウインドウガラスを
所定量降下させて、車室内の圧力を外部に逃がすように
すれば良い。尚、パワーウインドウの代わりに、サンル
ーフを用いて同様の作用を行わせるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る自動車のブレーキ
系統の構成を概略的に示す油圧回路図である。
【図2】 上記自動車のブレーキ系統の構成を概略的に
示す斜視図である。
【図3】 上記自動車に装備された車両用自動ブレーキ
制御装置の制御系の全体構成を概略的に示すブロック構
成図である。
【図4】 上記自動ブレーキ制御装置のバルブコントロ
ーラの構成を概略的に示すブロック構成図である。
【図5】 上記自動ブレーキ制御装置の作動を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】 上記自動ブレーキ制御装置における電圧低下
時におけるバルブ制御のサブルーチンを説明するための
フローチャートである。
【図7】 上記自動ブレーキ制御装置におけるしきい値
算出のサブルーチンを説明するためのフローチャートで
ある。
【図8】 上記しきい値の算出に用いられるマップの一
例を示す図である。
【図9】 本発明の第2実施例に係る自動車の各電気系
統に対するバッテリからの給電回路を概略的に示すブロ
ック構成図である。
【符号の説明】 4…自動制動バルブユニット 11…シャッタバルブ(電磁バルブ:デューティソレノイ
ドバルブ) 12…増圧バルブ(電磁バルブ:デューティソレノイドバ
ルブ) 13…減圧バルブ(電磁バルブ:デューティソレノイドバ
ルブ) 16…バルブコントローラ 45,71…制御ユニット 60…バルブコントローラの制御部 62…電圧モニタ部 70…給電制御装置 81…ボディ関係電装品 82…アクセサリ関係電装品 83…オーディオ関係電装品 84…空調関係電装品 B…バッテリ
フロントページの続き (72)発明者 宮広 栄一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ圧制御回路に電磁バルブを設
    け、該電磁バルブをデューティ制御してブレーキ圧を調
    整することにより、所望の制動特性を得るようにした車
    両用自動ブレーキ制御装置であって、 上記電磁バルブに電力供給を行うバッテリの電圧値を検
    知する電圧検知手段を備えるとともに、該電圧検知手段
    で検知された電圧値が所定値以下の場合には、上記デュ
    ーティ制御を中止して、上記電磁バルブの制御位置を所
    定のブレーキ圧に対応した位置に固定する電磁バルブ制
    御手段を備えたことを特徴とする車両用自動ブレーキ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキ圧制御回路に電磁バルブを設
    け、該電磁バルブをデューティ制御してブレーキ圧を調
    整することにより、所望の制動特性を得るようにした車
    両用自動ブレーキ制御装置を備えた自動車の給電制御装
    置であって、 上記自動ブレーキ制御装置の作動中には、車両の運行に
    関与しない電装品に対するバッテリからの電力供給量を
    低減させるように制御する制御手段を備えたことを特徴
    とする自動車の給電制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された自動車の給電制御
    装置において、上記電装品に対するバッテリからの電力
    供給量の低減は、該バッテリの電圧が所定値以下の場合
    にのみ行なわれることを特徴とする自動車の給電制御装
    置。
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