JPH0717374U - 洗浄乾燥装置の乾燥部仕切り構造 - Google Patents

洗浄乾燥装置の乾燥部仕切り構造

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JPH0717374U
JPH0717374U JP5236993U JP5236993U JPH0717374U JP H0717374 U JPH0717374 U JP H0717374U JP 5236993 U JP5236993 U JP 5236993U JP 5236993 U JP5236993 U JP 5236993U JP H0717374 U JPH0717374 U JP H0717374U
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季藤 平山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密部品や電子部品等の洗浄における乾燥
を、能率よく行うことにある。 【構成】 洗浄乾燥装置の乾燥部7に真空装置を接続す
るとともに、上記乾燥部7をその下方の洗浄部3と気密
的に仕切る仕切りゲ−ト6を乾燥部7に出し入れ可能に
配設している。そして、上記乾燥部7の仕切り部に上記
仕切りゲ−ト6のシ−ル部を仕切り部分で当接するよう
に、仕切りゲ−ト6を仕切り部で所定量昇降して水平状
に摺動して出し入れ自在に仕切りゲ−ト6にカム機構を
配設し、シ−ル部を摺動して摩耗しないようにして耐久
性が得られるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、精密部品、光学ガラス部品、プラスチック部品、電子部品等の洗浄 乾燥装置の乾燥部仕切り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ベアリングやエンジン部品等の精密部品、ガラスレンズや眼鏡レンズ等 の光学ガラス部品、キ−ボ−ド、ギヤ−等のプラスチック部品、磁気ヘッド、ス イッチリレ−等の電子部品は、超音波洗浄装置で洗浄されている。
【0003】 従来の超音波洗浄装置は、洗浄装置の底部に超音波発生器を配設し、吊設装置 の吊設具に洗浄部品を収容した洗浄かごを搭載して洗浄液に浸漬し、超音波洗浄 するものであった。
【0004】 そして、洗浄部品を能率的に洗浄するために、吊設具を旋回させて洗浄かごを 回転している。また、洗浄部品に付着した洗浄液を奇麗に洗い落とすために、洗 浄部品にリンス液をスプレ−してリンス処理しているものであった。
【0005】 またさらに、洗浄した洗浄部品を乾燥するにあっては、洗浄かごを洗浄乾燥装 置の上部に吊り上げ、周部にスチ−ムコイル等を配設して加熱するようにした乾 燥部で洗浄部品を乾燥しているものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、洗浄乾燥装置の乾燥部は、下方の洗浄部と連通しているために、乾燥 能率がよくなく、乾燥に時間がかかるものであった。
【0007】 そのため、乾燥部をスライド式のゲ−トバルブのように仕切ることが考えられ るが、仕切りを摺動して開閉すると、シ−ル部の摩耗が激しく、耐久性に乏しく 、耐久性を高める必要があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、底 部に洗浄部を備え、上部に乾燥部を備えた洗浄乾燥装置に、吊設具に洗浄かごを 搭載して上記した洗浄部、乾燥部に昇降可能に吊設装置を配設した洗浄乾燥装置 において、上記洗浄乾燥装置の乾燥部に真空装置を接続するとともに、上記乾燥 部を洗浄部と気密的に仕切る仕切りゲ−トを乾燥部に出し入れ可能に配設し、上 記乾燥部の仕切り部に上記仕切りゲ−トのシ−ル部を仕切り部分で当接するよう に、仕切りゲ−トを仕切り部で所定量昇降して出し入れ自在に仕切りゲ−トにカ ム機構を配設したことを特徴とする洗浄乾燥装置の乾燥部仕切り構造を提供する にある。
【0009】
【作用】
本考案の洗浄乾燥装置を使用すると、洗浄装置の乾燥部に真空装置を接続する とともに、上記乾燥部を洗浄部と気密的に仕切る仕切りゲ−トを乾燥部に出し入 れ可能に配設したことによって、仕切りゲ−トで乾燥部を洗浄部から気密的に仕 切れ、かつ真空装置で乾燥部を真空状態にできるため洗浄部品を効果的に能率よ く乾燥できる。
【0010】 また、上記乾燥部の仕切り部に上記仕切りゲ−トのシ−ル部を仕切り部分で当 接するように、仕切りゲ−トを仕切り部で所定量昇降して出し入れ自在に仕切り ゲ−トにカム機構を配設したことによって、乾燥部を仕切りゲ−トを摺動して仕 切っても、シ−ル部をできるだけ摩耗せずに、シ−ル部を耐久性よく維持するこ とができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1以下は、本考案の一実施例 を示すものである。洗浄乾燥装置1は、図1のように竪型の箱状のもので、その 底部に超音波発生器2を配設して下部に洗浄液を装填する洗浄部3を設け、中程 部に洗浄ノズル4を取り付けたリンス部5を設け、上部に仕切りゲ−ト6を出し 入れして仕切りをするようにした乾燥部7を設けて構成している。
【0012】 この洗浄乾燥装置1の上面には、図1のように蓋体8を開閉自在に配設してい て、この蓋体8の中央部にエヤ−シリンダ−で駆動する吊設装置9を取り付けて その吊設具10に洗浄かご11を搭載するようにし、上記した洗浄部3、リンス 部5、乾燥部7に昇降自在に位置できるようにしている。
【0013】 上記乾燥部7のまわりは二重筒状として、この二重筒状の空間部12にスチ− ムコイル13を配設し、乾燥部7をスチ−ム加熱して洗浄かご11に収容した洗 浄部品14を乾燥できるようにしている。
【0014】 そして、この乾燥部7には、図1のように下方のリンス部5や洗浄部3と仕切 りための仕切りゲ−ト6を出し入れ可能に配設しているとともに、乾燥部7の側 部に真空装置15を接続し、ビ−ズスクラバ−16を介して排気するようにして 、洗浄乾燥装置1内を真空状態として効率よく超音波洗浄したり、乾燥部7を独 立の気密室として乾燥できるようにしている。
【0015】 上記仕切りゲ−ト6は、図2、図3のように板状の仕切り材17の両側の下方 に軸受状のカムの車輪18を取り付け、エヤ−シリンダ−の開閉装置19で乾燥 部7に出し入れ自在に配設し、仕切り材17の上面にテフロンのシ−ル材20を 環状に装着して、乾燥部7の仕切り部21に当接するようにしている。
【0016】 特に、仕切りゲ−ト6の仕切り位置には、図2、図3のように進行方向に向か って上り勾配とした曲面状のカムガイド22を前後左右にそれぞれ配設し、上記 した仕切り材17に取り付けたカムの車輪18を上記カムガイド22にそって転 動し、カムの車輪18がカムガイド22にそって登った位置で、シ−ル材20を 仕切り部21に当接して気密的に仕切れるようにしている。
【0017】 吊設具10は、軸受のような枢支具23を介して吊設装置9に枢支して吊設し ていて、門型状とした吊りフレ−ム24の下端に格子状や網状の載置板25を取 り付け、この載置板25に洗浄かご11を交換可能に搭載して洗浄かご11に収 容した洗浄部品14を奇麗に洗浄して乾燥するようにしている。
【0018】 上記吊設具10の載置板25の周部には、タ−ビンのように羽根26を周設し 、洗浄乾燥装置1の中程部の側周部に配設した噴射ノズル27から空気等の流体 を羽根26に噴射し、吊設具10を所定の速度で旋回するようにしている。
【0019】 また、上記洗浄乾燥装置11の中程部のリンス部5の側周部には、図1のよう に配設した洗浄ノズル4から洗浄部3の洗浄液を清浄として循環して噴出し、洗 浄かご11に収容した洗浄部品14をスプレ−洗浄して洗浄部品14に付着した 洗浄液を洗い落として仕上げるようにしている。
【0020】 また、洗浄乾燥装置1の洗浄部3には、図1のように連通管28に逆止弁29 を取り付けて洗浄液蒸留装置30を接続するとともに、凝縮装置31を介して蒸 留した洗浄液を洗浄部3に回収できるようにしている。
【0021】 しかして、所定の洗浄部品14を収容した洗浄かご11を吊設具10に搭載し 、吊設装置9で吊設具10を下降して洗浄かご11を洗浄乾燥装置1の洗浄部3 の洗浄液中に浸漬するとともに、真空装置15、洗浄液蒸留装置30を作動する 。
【0022】 洗浄かご11の中の洗浄部品14は、超音波によって洗浄されるとともに、洗 浄乾燥装置1内を真空状態にできるので、洗浄液である溶剤中の混在気体が脱気 され、超音波洗浄能力をより強力に発揮できて洗浄効果を高めることができる。
【0023】 このようにして洗浄した洗浄かご11を吊設装置9でやや上昇し、図1のよう に洗浄かご11をリンス部5に位置し、噴射ノズル27から空気を吊設具10に 周設した羽根26に噴射させて旋回し、洗浄ノズル4から洗浄液を噴射して洗浄 部品14をスプレ−洗浄する。
【0024】 このようにして洗浄部品14の仕上げリンスが終わると、吊設具10をさらに 上部の乾燥部7に上昇して仕切りゲ−ト6を摺動して閉じる。
【0025】 この際、仕切りゲ−ト6は、図3のように仕切り部21付近で曲面状としたカ ムガイド22にそってカムの車輪18を介して上昇し、仕切り部21にシ−ル材 20を当接できて気密的に仕切れる。
【0026】 そのため、乾燥室7に仕切りゲ−ト6を摺動して出し入れして仕切っても、シ −ル材20に摺動して摩耗するのを防止でき、耐久性よくシ−ルすることができ る。
【0027】 そして、乾燥部7は、下方のリンス部5、洗浄部3と仕切りができて独立した 気密室となって、しかも真空装置15で真空状態として洗浄部品14を乾燥でき ため、洗浄部品14を効率的に、迅速に乾燥処理することができる。
【0028】 このようにして、洗浄部品14を洗浄かご11に収容して順次吊設具10に搭 載し、洗浄し、乾燥して処理していくものである。
【0029】 上記実施例では、車輪のカムを曲面状のカムガイドに転動させるようにしたが 、カムガイドを溝状としてこの溝にカムを嵌装して仕切りゲ−トを摺動するなど 、本考案の趣旨にもとづいて適宜に実施できるものである。
【0030】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、仕切りゲ−トで乾燥部を洗浄部から気密的に 仕切れ、かつ真空装置で乾燥部を真空状態として洗浄部品を乾燥できるので、乾 燥能率を高められるとともに、乾燥部を仕切りゲ−トを摺動して仕切っても、シ −ル部をできるだけ摩耗せずに、シ−ル部を耐久性よく維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の説明用概略側断面図、
【図2】同上の洗浄部品の乾燥説明用側断面図、
【図3】同上の仕切りゲ−トのカム機構部の拡大側断面
図。
【符号の説明】
1…洗浄乾燥装置 3…洗浄部 6…
仕切りゲ−ト 7…乾燥部 9…吊設装置 10…
吊設具 11…洗浄かご 14…洗浄部品 15
…真空装置 18…車輪(カム) 20…シ−ル材 21
…仕切り部 22…カムガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に洗浄部を備え、上部に乾燥部を備
    えた洗浄乾燥装置に、吊設具に洗浄かごを搭載して上記
    した洗浄部、乾燥部に昇降可能に吊設装置を配設した洗
    浄乾燥装置において、 上記洗浄乾燥装置の乾燥部に真空装置を接続するととも
    に、上記乾燥部を下方の洗浄部と気密的に仕切る仕切り
    ゲ−トを乾燥部に出し入れ可能に配設し、 上記乾燥部の仕切り部に上記仕切りゲ−トのシ−ル部を
    仕切り部分で当接するように、仕切りゲ−トを仕切り部
    で所定量昇降して出し入れ自在に仕切りゲ−トにカム機
    構を配設したことを特徴とする洗浄乾燥装置の乾燥部仕
    切り構造。
JP1993052369U 1993-08-31 1993-08-31 洗浄乾燥装置の乾燥部仕切り構造 Expired - Lifetime JP2600909Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142637A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Harata Co Ltd 洗浄乾燥装置
JP5676033B1 (ja) * 2014-04-15 2015-02-25 ジャパン・フィールド株式会社 被洗浄物の洗浄方法
WO2019087438A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 ジャパン・フィールド株式会社 被洗浄物の洗浄装置

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