JPH07173055A - 抗コクシジウム組成物 - Google Patents

抗コクシジウム組成物

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JPH07173055A
JPH07173055A JP4209414A JP20941492A JPH07173055A JP H07173055 A JPH07173055 A JP H07173055A JP 4209414 A JP4209414 A JP 4209414A JP 20941492 A JP20941492 A JP 20941492A JP H07173055 A JPH07173055 A JP H07173055A
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sulfadimethoxine
frenolicin
coccidiosis
anticoccidial
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JP4209414A
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Eugene George Schildrnecht
ユージーン・ジヨージ・シルドネクト
Govind Gajanan Untawale
ゴビンド・ガジヤナン・ウンタウエール
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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    • A61K31/63Compounds containing para-N-benzenesulfonyl-N-groups, e.g. sulfanilamide, p-nitrobenzenesulfonyl hydrazide
    • A61K31/635Compounds containing para-N-benzenesulfonyl-N-groups, e.g. sulfanilamide, p-nitrobenzenesulfonyl hydrazide having a heterocyclic ring, e.g. sulfadiazine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 抗生物質フレノリシンBと増強されたスルホ
ンアミド抗コクシジウム剤であるオルメトプリムで増強
されたスルファジメトキシンとの混合物よりなる動物に
おけるコクシジウム症の防除用組成物。 【効果】 本組成物は、動物飼料または動物飲料水の中
に混入して、本発明がまた関する、それぞれ、抗コクシ
ジウム性動物食物組成物および動物飲料水組成物を提供
することができ、また動物飼料添加予備混合物に配合し
て、薬物含有動物飼料とするのに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、動物におけるコクシジウム症の
予防および処置に有用である組成物、このような組成物
を使用する方法およびこのような組成物を含有する動物
の食物の分野に関する。
【0002】コクシジウム症は、エイメリア属(Eim
eria)に属する、球虫類と呼ばれる、顕微鏡的に原
生動物の寄生生物により引き起こされる病気である。宿
主動物における感染は、通常食物、水および/または糞
便物質と一緒に、胞子形成した接合子嚢中のエイメリア
属(Eimeria)の有機体を摂取することにより開
始される。摂取された接合子嚢が腸の中に入ると、エイ
メリア属(Eimeria)の感染段階はすぐに接合子
嚢から発生し、そして腸の内壁および盲腸または「腸の
嚢」に広範な損傷を引き起こす。例えば、ニワトリにお
ける盲腸のコクシジウム症は、主として、有機体のエイ
メリア・テネラ(E.tenella)により引き起こ
され、そしてその宿主の盲腸の内層の破壊を生ずる。
【0003】現在、ある数のコクシジウム抑制剤はコク
シジウム症の予防および/または処置のために入手可能
である。なお、これらの剤の多くはある種の欠点を有す
る。既知のコクシジウム抑制剤のあるもので処置した動
物は、時には、正常より減少した飼料効率および低い体
重増加を示す。そのうえ、より普通に使用するコクシジ
ウム抑制剤に対する抵抗性の発現は増加する有意の問題
となりつつあり、その1つはコクシジウム症を首尾よく
防除するときの制限的因子となりつつある。なお他の抑
制剤は非常に狭い安全性および効能の範囲を有し、その
結果処置した動物、ならびに他の牧場の動物およびヒト
に、偶発的または突然の暴露または摂取により、毒性の
危険を生ずる。
【0004】ストレプトミセス・ロセオフルブス(St
reptomyces roseofulvus)から
産生されたナフトキノン抗生物質、フレノリシンB、
は、ニワトリにおけるエイメリア・テネラ(E.ten
ella)に対して多少の抗コクシジウム症活性を有す
ることが示された[オームラ(Omura)ら、ジャー
ナル・オブ・アンチビオチクス(J.Antibiot
ics)、Vol.38、No.10、pp.1447
−8(1985)]。最近、フレノリシンBは、例え
ば、米国特許第4,839,382号において、コクシ
ジウム症の防除のために慢性的使用のためにエイメリア
属(Eimeria)のフィールドの分離物が抵抗性を
発現したイオノフォア抗コクシジウム抗体と組み合わせ
たとき、相乗的であることが示された。
【0005】今回、フレノリシン(frenolici
n)Bおよび増強されたスルホンアミド抗コクシジウム
剤、すなわち、オルメトプリム(ormetopri
m)で増強されたスルファジメトキシン(sulfad
imethoxine)の組み合わせを含有する組成物
は、この抗コクシジウム剤に対する抵抗性を発現したエ
イメリア属(Eimeria)により引き起こされるコ
クシジウム症に対して、有意に増強された活性を生ずる
ことが発見された。本発明の組成物の活性は、フレノリ
シンBおよび増強されたスルホンアミドの組成物の単な
る相加効果から期待されるより大きい、すなわち、相乗
的である。
【0006】したがって、本発明は、フレノリシンB、
スルファジメトキシンおよびオルメトプリムの混合物か
らなり、これらの成分は組み合わせでエイメリア属(E
imeria)のコクシジウム症の少なくとも1種の菌
株を防除するとき相乗的に有効である量で存在する、動
物におけるコクシジウム症を防除する、すなわち、予防
および処置するための組成物抗コクシジウム組成物に関
する。
【0007】これらの組成物は、ことに家禽における、
コクシジウム症の処置において承認されかつ使用されて
きている前述の化学的抗コクシジウム剤に対して抵抗性
となったエイメリア属(Eimeria)の菌株に対し
て、増強された活性を有するためにことに有用である。
【0008】本発明の組成物は、動物、例えば、家畜お
よび食物のために商業的に飼育されている動物、例え
ば、家禽、畜牛、羊および豚に投与するとき、コクシジ
ウム症の予防および処置において有効である。フレノリ
シンBは本発明の組成物のスルホンアミド成分(スルフ
ァジメトキシン)と相乗的に相互作用して、抵抗性コク
シジウム症に対してより大きい活性を生ずる。本発明の
他の利点は、フレノリシンBの使用が減少した量の活性
成分の使用を可能とし、典型的にはそれに関連する毒性
および副作用、例えば、飼料、水の摂取および栄養の消
耗への悪影響を減少するということである。
【0009】本発明において利用するフレノリシンBの
ストレプトミセス・ロセオフルブス(Streptom
yces roseofulvus)からの産生および
分離は、イワイ(Iwai)らの論文、ジャーナル・オ
ブ・アンチビオチクス(J.Antibiotic
s)、Vol.31、No.10、pp.959−96
5(1978)に開示されている。
【0010】スルホンアミドは基SO2NH2により特徴
づけられる抗生物質の既知のクラスである。このような
スルホンアミドの例は米国特許第3,461,206号
に記載するものである。本発明の組成物において、スル
ファジメトキシン[4−アミノ−N−(2,6−ジメト
キシ)−4−ピリミジニル)−ベンゼンスルホンアミ
ド]はスルホンアミド成分として使用する。
【0011】このスルホンアミドは、本発明の組成物に
おいて、その活性の増強剤、すなわち、オルメトプリム
として知られている置換したピリミジンと組み合わせて
使用する。この化合物は、式:
【0012】
【化1】
【0013】式中、Rはメトキシ、メチルまたはエチル
である、の2,4−ジアミノ−5−(三置換ベンジル)
−ピリミジンスルホンアミドの増強剤のクラスに属す
る。
【0014】上の式のこのようなスルホンアミドの例
は、次の置換ピリミジン類である:2,4−ジアミノ−
5−(2’,4’,5’−トリメトキシベンジル)−ピ
リミジン(トリメトプリム)、2,4−ジアミノ−5−
(2’−メチル−4’,5’−ジメトキシベンジル)−
ピリミジン(オルメトプリム)および2,4−ジアミノ
−5−(2’−エチル−4’,5’−ジメトキシベンジ
ル)−ピリミジンスル。
【0015】上に示したように、本発明の組成物におい
て使用する増強されたスルホンアミドは、スルファジメ
トキシンおよびオルメトプリムの組み合わせである。
【0016】増強剤のオルメトプリムは、一般にスルホ
ンアミドのスルファジメトキシンの1重量部当たり約
0.01〜約20重量部の範囲の量で、これらの組成物
において使用し、こうしてスルファジメトキシン/オル
メトプリムの重量比は約100:1〜約0.05:1の
範囲である。しかしながら、より効率的には、組成物中
のスルファジメトキシン/オルメトプリムの重量比は約
20:1〜約1:1の範囲であり、約5:1またはとく
に約5:3の重量比を使用して、ことに効率よい結果が
得られる。
【0017】本発明の組成物の個々の成分は、コクシジ
ウム症生成微生物、とくにスルホンアミド抗コクシジウ
ム剤への経時的暴露のために、この抗コクシジウム剤に
対する抵抗性を発現したエイメリア属(Eimeri
a)の菌株を防除するとき相乗的である相対的量で使用
する。フレノリシンB/増強されたスルホンアミドの成
分の好ましい重量比の範囲、すなわち、とくにすぐれた
相乗的作用を生ずる範囲は、約2:9〜約1:1であ
る。
【0018】本発明は、さらに、改良された抗コクシジ
ウム性動物食物を包含する。このような抗コクシジウム
組成物は、必要に応じて前述の抗コクシジウム組成物と
混合して(またはそれを含有して)、動物飼料または飲
料水からなり、ここでスルファジメトキシンおよびオル
メトプリムの組み合わせは動物飼料または飲料水成分の
約75〜150重量ppmの量で存在し、そしてフレノ
リシンBはスルファジメトキシンおよびオルメトプリム
の量と組み合わせたときエイメリア属(Eimeri
a)のコクシジウム症を引き起こす少なくとも1種の菌
株を防除するとき相乗的に有効である量で存在する。こ
れらの抗コクシジウム性動物食物組成物は、活性成分、
すなわち、フレノリシンB、スルファジメトキシンおよ
びオルメトプリムを、適当ならば、一般に動物飼料とし
て使用する適当な担体または希釈剤と、か、あるいは飲
料水と混合することによって調製することができる。
【0019】本発明の抗コクシジウム性動物食物または
飲料水中の活性成分の濃度は、特定の必要性満足するよ
うに調節することができ、そして広い範囲にわたって変
化させることができる。この濃度の限定的基準は、最小
の濃度が十分な量の活性成分が供給されてコクシジウム
症の所望の抑制を行うような量であり、そして最小の濃
度が摂取された組成物が不適当なまたは望ましくない副
作用を生じないような量であることである。もちろん、
これは関係する抗コクシジウム剤についての効力および
通常の推奨されるレベルに従い変化することがある。さ
らに、本発明の活性成分の増強する相互作用のために、
要求される各成分の量は、コクシジウム抑制剤として別
々に使用する場合、個々の成分について通常推奨される
投与レベルであると通常考えられる量より通常少ないこ
とができる。したがって、コクシジウム症を首尾よく防
除するために必要なスルファジメトキシンの量は有益に
減少させることができる。こうして、増強されたスルホ
ンアミド成分は、抗コクシジウム剤のそれについて通常
の推奨される投与レベルの典型的には約25〜約90
%、好ましくは33〜75%の量で存在する。例えば、
ニワトリにおけるコクシジウム症の予防のためのスルフ
ァジメトキシンおよびオルメトプリムの組み合わせのた
めの承認され推奨される投与レベルは、動物飼料または
飲料水成分の重量に基づいて約200ppm(125p
pmのスルファジメトキシンおよび75ppmのオルメ
トプリム)であろう。しかしながら、本発明による組成
物は好ましくは約33〜75ppmのフレノリシンBを
含有し、スルファジメトキシンおよびオルメトプリムの
組み合わせ約75〜約150ppmの量で存在し、量は
動物飼料または飲料水の成分の重量に関する重量ppm
である。
【0020】本発明の抗コクシジウム組成物を投与する
ために最も容易な方法は、処置すべき動物に、本発明の
抗コクシジウム性動物食物または飲料水組成物を供給す
ることである。しかしながら、抗コクシジウム組成物は
他の方法で有効に投与することができる。例えば、抗コ
クシジウム組成物は錠剤、ドレンチ、ボーラス、または
カプセル剤の中に混入し、そして動物に投与することが
できる。このような投与形態の抗生物質化合物の配合物
は、獣医学的製剤学的分野においてよく知られている方
法により達成することができる。もちろん、どの方法を
使用しても、本発明の組成物の2つの成分は、相乗的作
用の組み合わせが動物に究極的に投与されるかぎり、独
立に投与することができる。これらの方法のすべては本
発明のそれ以上の面を表す。
【0021】前述したように、抗コクシジウム組成物で
動物を処置する最も実際的方法は、上に定義した抗コク
シジウム性食物または飲料水組成物を動物に与えること
である。任意の型の飼料、例えば、乾燥飼料、液体飼料
およびペレット化飼料を抗コクシジウム組成物で薬物添
加しなくてはならない。
【0022】抗コクシジウム剤を動物飼料に配合する方
法はよく知られている。薬物添加した、この場合におい
て抗コクシジウム性飼料のための原料として濃縮された
抗コクシジウム性予備混合物(premix)を調製す
ることは通常である。例えば、典型的な抗コクシジウム
性予備混合物はほぼ4.4g/kg〜331g/kg
(予備混合物の1ポンド当たり約2.0〜約150g)
の抗コクシジウム剤を含有する。広い範囲は最終飼料に
おいて望ましいことがある抗コクシジウム剤の濃度の広
い範囲から生ずる。本発明による動物飼料添加予備混合
物は、約4.4g/kg〜約331g/kgの抗コクシ
ジウム組成物からなり、前記組成物はフレノリシンB、
スルファジメトキシンおよびオルメトプリムの混合物か
らなり、これらの成分は組み合わせでエイメリア属(E
imeria)のコクシジウム症を引き起こす少なくと
も1種の菌株を防除するとき相乗的に有効である量で存
在する。これらの予備混合物は液体または乾燥の配合物
であることができ、そして、前述の活性成分の外に、問
題の動物に適当な普通の食用担体物質を含有する。本発
明の抗コクシジウム化合物、動物の食物組成物および動
物飲料水組成物の場合におけるように、スルファジメト
キシン/オルメトプリムの重量比は一般に約100:1
〜約0.05:1、好ましくは約20:1〜約1:1で
あり、そして断片/増強されたスルホンアミド成分の好
ましい重量比の範囲は約2:9〜約1:1である。
【0023】有用な処置のために適切な量の抗コクシジ
ウム組成物を含有する動物飼料の配合は、普通の方法で
実施することができる。動物が食べる飼料の量/日およ
び抗コクシジウム組成物(活性成分の混合物)それ自体
または予備混合物中の前記組成物の濃度を考慮して、問
題の動物に投与しようとする組成物の量を計算し、そし
て飼料中の抗コクシジウム組成物または予備混合物の適
当な濃度およびこうして希釈因子を計算することがのみ
必要である。
【0024】動物飼料分野において通常使用される飼料
を配合し、混合し、そして加工する既知の方法は、本発
明の抗コクシジウム組成物を含有する飼料を調製するた
めに完全に適当である。例えば、2つの成分(フレノリ
シンBおよびスルファジメトキシンおよびオルメトプリ
ムの混合物)の各々のために別々に配合した予備混合物
を、所定の飼料のロットに添加して、本発明の抗コクシ
ジウム性動物食物組成物を提供する。類似する考察は、
本発明の抗コクシジウム飲料水組成物の配合に適用され
る。
【0025】本発明の組成物は、典型的には、約100
重量ppm〜約250重量ppmの濃度で組成物(活性
成分の混合物)を含有する飼料混合物で動物に投与した
とき、コクシジウム症を防除するために有効である。
【0026】次の実施例によって、本発明をさらに説明
する。
【0027】
【実施例】
実施例1 スルファジメトキシン/オルメトプリム抵抗性のエイメ
リア・テネラ(E.tenella)のフィールド菌株
に対する抗コクシジウム活性 実験の手順 商業的孵化場から得られそして針金の床の、電気的に加
熱した、バッテリー保育器の中に保持した、2週齢のア
ーバー・アクレス、ペターソン・クロス)(Arbor
Acres,Peterson Cross)ブロイ
ラーのニワトリをすべての研究において使用した。体重
に従い選択した雄のニワトリを各グループにおいて使用
した。ニワトリを感染の2日前に薬物添加し、そして合
計9日の添加期間の間の実験の停止まで、薬物添加した
飼料で維持した。
【0028】エイメリア属(Eimeria)のフィー
ルド分離物 エイメリア・テネラ(E.tenella)のフィール
ド分離物をノースカロリナにおけるブロイラーの操業か
ら回収する。腸の試料をワーリングブレンダーで均質化
し、2.5%の重クロム酸カリウム溶液の中に懸濁し、
室温において胞子形成し、そして、それ以上の接合子嚢
の収集および種の同定のために、若い感受性の球虫類不
含のヒヨコの中に接種した。
【0029】適当な感染後の時間、5〜7日に、ニワト
リを殺し、剖検し、そして位置の部位および接合子嚢の
測定に基づいて、エイメリア属(Eimeria)種の
診断を実施した。接合子嚢を継代接種したニワトリの腸
から集め、そして胞子形成させた。
【0030】フレノリシンBの組み合わせの効能の評価
において、3.0×105の胞子形成した接合子嚢/ニ
ワトリを投与した。胞子形成した接合子嚢を適切に撹拌
し、そして無菌の蒸留水の中に懸濁し、1.0mlの体
積でニワトリの群に目盛り定めした注射器へ取り付けた
鈍い針により直接接種した。
【0031】抗コクシジウムの効能の評価のための基準 実験の停止において、生存するニワトリを殺し、剖検し
そして全体の病変についてスコアをつけた。実験の間に
死亡したすべてのニワトリを剖検した;適切な診断を実
施し、そしてそれらの全体の病変のスコアをつけ、そし
て記録した。腸の病変は次のようにしてスコアを付け
た:0=正常、1=軽い、2=中程度、3=ひどいおよ
び4=死亡。得られた読みは感染の平均の程度(AD
I)として要約した。
【0032】さらに、ニワトリのグループの体重、飼料
の摂取、飼料の転化および死亡率を記録した。
【0033】結果 結果を下表1に記載する。
【0034】
【表1】
【0035】実施例2 典型的な動物飼料の添加予備混合物は、ほぼ50.05
gのフレノリシンB/kg予備混合物(22.7g/l
b)、ほぼ250.25gのスルファジメトキシン/k
g予備混合物(113.5g/lb)およびほぼ15
0.15gのオルメトプリム/kg予備混合物(68.
1g/lb)を含有し、残部は米ぬか、もみがら、大豆
または鉱油および必要に応じて他の食用担体物質から構
成されている。食用担体物質の自然のおよび相対的含量
は、予備混合物から構成された抗コクシジウム組成物を
究極的に意図する動物の型に適当であるように変化させ
ることができる。
【0036】このようなおよび他の動物飼料添加予備混
合物、例えば、次の組成の予備混合物を、例えば、0.
454kg(1lb)/トンの割合で添加して、非常に
若い(「スターター」)、成長する(「グロワー」)お
よび完全に成長した(「フィニシャー」)家禽(ニワト
リ、めんどり)のための典型的な抗コクシジウム性動物
食物を調製することができる:
【0037】
【表2】
【0038】 ビタミンA 9MIU ビタミンD3 2.5MIU ビタミンE 30KIU ビタミンB12 18mg リボフラビン 6.0mg ニアシン 40g d−パントテン酸 10g コリン 454g メナジオン 1.795g 葉酸 1.0g ピリドキシン 3.6g チアミン 1.8g d−ビオチン 100mg4 L−リジン78.4%はリジン塩酸塩98%に等し
い。
【0039】5 含まれる特定の微量混合物は次の構成成
分を有し、重量は動物飼料の1トン当たりである: マンガン 54.4g 亜鉛 52.15g 鉄 18.15g 銅 2.25g ヨウ素 1.13g コバルト 0.45g セレン 272.16mg そのようにして得られる抗コクシジウム性動物食物組成
物は30ppmのフレノリシンBおよび125ppmの
スルファジメトキシン/オルメトプリムを含有する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレノリシンB、スルファジメトキシン
    およびオルメトプリムの混合物からなり、これらの成分
    は組み合わせでエイメリア属(Eimeria)のコク
    シジウム症を引き起こす少なくとも1種の菌株を防除す
    るのに相乗的に有効である量で存在することを特徴とす
    る動物におけるコクシジウム症を防除するための組成
    物。
  2. 【請求項2】 スルファジメトキシン/オルメトプリム
    の重量比が約100:1〜約0.05:1の範囲内であ
    る請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 重量比が約20:1〜約1:1の範囲内
    である請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 フレノリシンB/スルファジメトキシン
    およびオルメトプリムの組み合わせの重量比は約2:9
    〜約1:1の範囲内である、請求項1〜3のいずれかに
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】 動物におけるコクシジウム症を防除する
    ための組成物と混合した動物飼料からなり、前記組成物
    はフレノリシンB、スルファジメトキシンおよびオルメ
    トプリムの混合物からなり、スルファジメトキシンおよ
    びオルメトプリムの組み合わせは動物飼料成分の約75
    〜約150重量ppmの量で存在し、そしてフレノリシ
    ンBはスルファジメトキシンおよびオルメトプリムの量
    と組み合わせたときエイメリア属(Eimeria)の
    コクシジウム症を引き起こす少なくとも1種の菌株を防
    除するのに相乗的に有効である量で存在することを特徴
    とする抗コクシジウム性動物食物組成物。
  6. 【請求項6】 フレノリシンBの量が動物飼料の約33
    〜約75重量ppmであり、そしてスルファジメトキシ
    ンおよびオルメトプリムの組み合わせは動物飼料の約7
    5〜約150重量ppmで存在する請求項5記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 動物におけるコクシジウム症を防除する
    ための組成物を含有する飲料水からなり、前記組成物は
    フレノリシンB、スルファジメトキシンおよびオルメト
    プリムの混合物からなり、スルファジメトキシンおよび
    オルメトプリムの組み合わせは飲料水成分の約75〜約
    150重量ppmの量で存在し、そしてフレノリシンB
    はスルファジメトキシンおよびオルメトプリムの量と組
    み合わせたときエイメリア属(Eimeria)のコク
    シジウム症を引き起こす少なくとも1種の菌株を防除す
    るとき相乗的に有効である量で存在することを特徴とす
    る抗コクシジウム性動物飲料水。
  8. 【請求項8】 約4.4g/kg〜約331g/kgの
    抗コクシジウム組成物からなり、前記組成物はフレノリ
    シンB、スルファジメトキシンおよびオルメトプリムの
    混合物からなり、これらの成分は組み合わせでエイメリ
    ア属(Eimeria)のコクシジウム症を引き起こす
    少なくとも1種の菌株を防除するとき相乗的に有効であ
    る量で存在することを特徴とする動物飼料添加予備混合
    物。
  9. 【請求項9】 スルファジメトキシン/オルメトプリム
    の重量比が約100:1〜約0.05:1の範囲内であ
    り、そしてフレノリシンB/スルファジメトキシンおよ
    びオルメトプリムの組み合わせの重量比が約2:9〜約
    1:1の範囲内である請求項8記載の動物飼料添加予備
    混合物。
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