JPH07172503A - 棒鋼精整設備 - Google Patents

棒鋼精整設備

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JPH07172503A
JPH07172503A JP31679793A JP31679793A JPH07172503A JP H07172503 A JPH07172503 A JP H07172503A JP 31679793 A JP31679793 A JP 31679793A JP 31679793 A JP31679793 A JP 31679793A JP H07172503 A JPH07172503 A JP H07172503A
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JP
Japan
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steel bars
steel bar
warehouse
cassette
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP31679793A
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English (en)
Inventor
Tsugio Matsumoto
次男 松本
Taira Ono
平 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、棒鋼圧延後の精整、出荷の物流を
単純化し省工程を達成する方法を提供する。 【構成】 圧延、切断の後に、無結束のままで搬送、収
納する自動仕分倉庫を有し自動仕分倉庫の後に検査手入
を行う精整ラインを配置することにより、圧延後の仮結
束、表示及び天井クレーンによる仮置きを省略し、また
精整ラインへの天井クレーンによる給材及び給材後の解
束を省略し、更に自動仕分倉庫の自在出庫機能を活用し
て出荷順を考慮した精整ライン給材を行うことにより精
整後の向先別ロット編成を省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒鋼精整設備に関わ
り、詳しくは棒鋼の立体倉庫、検査装置、手入れ装置、
結束装置の配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の棒鋼精整ラインにおける一般的な
作業方法は、圧延、切断、長さ仕分けされた棒鋼は、表
示札を取り付けて結束し、天井クレーンで置場に一旦仮
置きされ、精整ラインからの要求で再び天井クレーンで
精整ライン給材床に運搬され、表示札確認後に解束され
る。
【0003】精整ラインで検査、手入れされた棒鋼は再
び表示札を取り付けて結束され、天井クレーンで再び置
場に仮置きされる。仮置きされた精整済棒鋼は天井クレ
ーンを使用して需要家先、納期に応じた輸送単位に選別
され、まとめられて搬出される。
【0004】上記の作業に対応して、検査装置等の精整
設備は圧延ラインとは直結せず独立して設置されてお
り、検査装置前と手入装置後に結束棒鋼の置場が配置さ
れていた。
【0005】このような設備配置では、棒鋼を圧延後、
精整ラインに引き渡す前に結束しなければならず、結束
毎に製造番号、規格等を記載した識別表示札を取り付け
る等、煩雑なものとなっていた。また、結束棒鋼を少な
くとも2か所の置場に仮置きしなければならず、クレー
ン作業と相まって管理、選別作業もまた煩雑なものであ
り、多大な作業要員が必要であった。
【0006】一方、最近では、棒鋼の置場効率を向上さ
せるために、特開昭54−162380号公報にみられ
るような収納品を出し入れ自在な立体倉庫が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の情勢
を鑑み、精整ライン入り側での棒鋼の結束、仮置き、及
び、精整後棒鋼の置場での選別作業を省略せしめる、立
体倉庫を効果的に利用した精整設備内装置の効率的配置
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延した棒鋼
を検査する装置と欠陥を手入れする装置を有する棒鋼精
整設備において、前記検査装置の前のみに複数の棒鋼か
ら成るロット単位毎に出し入れ自在な立体倉庫を設け、
且つ、前記手入れ装置の後には固定の棒鋼置場を有しな
いことを特徴とする棒鋼精整設備であり、この精整設備
において、立体倉庫は搬送装置により圧延ラインと直結
しており、且つ、立体倉庫と検査装置と手入れ装置が各
々搬送装置により直結していることを特徴とするもので
あり、更に、複数の棒鋼を結束する装置を手入れ装置の
後のみに設け、該結束装置までは棒鋼を無結束のままで
搬送せしめるように構成されてなることを特徴とする棒
鋼精整設備である。
【0009】
【作用】この精整設備においては、棒鋼を一旦収納する
立体倉庫を精整ライインの入り側のみに設置し、この立
体倉庫へは圧延された順に需要家先、納期等に応じた複
数の棒鋼から成る編成で棒鋼を収納し、納期、需要家先
毎の出荷単位に応じた順に該編成を立体倉庫から検査、
手入れ装置に払い出すものである。
【0010】そして、圧延ライン−立体倉庫−検査装置
−手入れ装置−結束装置の順で各装置を搬送装置により
直結せしめ、精整設備の最終装置である結束装置までは
棒鋼を無結束で搬送させるものである。
【0011】ここで、立体倉庫における収納、払出し管
理、および搬送中棒鋼の識別管理については、コンピュ
ーターシステムにより行うものであるが、その構成、方
法等については、限定するものではない。
【0012】以上のように、精整ラインの入り側に、需
要家先、納期等に応じた編成で棒鋼を収納し、納期、需
要家先毎の出荷単位に応じた精整順となるように棒鋼を
払い出す出し入れ自在の立体倉庫を設置したので精整済
の棒鋼を仮置きする置場と、その置場での出荷編成作業
の省略が可能となると共に、精整ラインの入側での棒鋼
置場効率が向上する。
【0013】また、圧延ライン−立体倉庫−検査装置−
手入れ装置を搬送装置により直結せしめたので、圧延後
棒鋼の精整処理が極めて能率的、効率的となり、仕掛か
り中在庫が低減すると共に、各装置間のクレーンによる
移動、中間での山積み在庫内の配置変え等、棒鋼のハン
ドリング作業が省略され要員の削減が可能となる。
【0014】更に、精整設備の最終装置である結束装置
まで棒鋼を無結束で搬送するよう構成せしめたので、最
早、精整ライン中間での結束、解束が不要となり、ま
た、上記直結化により棒鋼束の識別表示札の取り付けが
不要となり、作業要員の削減、結束材及び表示札の資材
削減が可能となる。
【0015】
【実施例】以下に実施例に基づいて本発明の構成と作用
を詳細に説明する。図1は従来の精整設備構成及び作業
フローの例である。圧延機1で圧延され、切断機2で切
断され、仕分床で長さ別に仕分され、結束単位の本数に
まとめられた棒鋼3は結束機4に送られて結束され、棒
鋼束5となる。
【0016】棒鋼束5にはそれぞれサイズ、規格、本数
等を記した表示札6が取り付けられる。この際、結束機
4の運転、表示札6の取付けは人間によって行われるの
が通例である。
【0017】次に、この棒鋼束4は中間仮置き用棒鋼山
積み枠7に仮置きされるが、圧延払出し用天井クレーン
8を使用して行うのが通例で、クレーン運転、玉掛け要
員が必要である。
【0018】精整ラインからの要求があると、仮置きさ
れた棒鋼束5は精整ライン給材用天井クレーン9により
精整ライン給材床10に運搬され、表示札6の内容を確
認した上で解束されるが、ここでもクレーン運転、玉掛
と表示札確認の要員が必要である。
【0019】解束された棒鋼11は、表面疵探傷機1
2、内質欠陥検出器13で検査され、疵手入れ台14で
手入れを受け、自動結束機15で結束、表示が施され
る。出荷用表示札を取り付けられ結束された棒鋼17
は、精整ライン払出床18から精整ライン払出用天井ク
レーン16により向け先編成用山積み枠19に仮置きさ
れる。
【0020】精整ラインに給材する前の中間仮置き用棒
鋼山積み枠7では、置場面積を有効に活用するために段
積みするのが通例で、置場効率を上げるためには需要家
の異なる棒鋼束も同じ枠に段積みしなければならず、需
要家別に精整ラインに給材しようとすると、上段材を撥
ねる必要が発生する。そのため精整ラインへの給材は段
積みの上段から順番に行い、検査、手入れを終えてから
向け先編成用山積み枠19で需要家別の出荷単位に仕分
け編成する作業が行われている。
【0021】この出荷単位編成は精整ライン払出用天井
クレーン16を使用して行われ、編成計画要員の他にク
レーン運転、玉掛の要員が必要である。出荷単位がまと
まると、パレットと呼ばれる輸送用棒鋼積み台20に積
み込まれるが、この作業はパレット積み込み用天井クレ
ーン21によって行われる。
【0022】図2は本発明による精整設備構成と物流フ
ローの例である。圧延機1で圧延され、切断機2で切断
され、仕分床で長さ別に仕分された棒鋼22は入庫材集
材ポケット23で入庫運搬単位にまとめられる。入庫運
搬単位がまとまると無結束の複数棒鋼24は集材移載機
25により集材ポケット23からカセットと呼ぶ箱状ケ
ース26に入れられ、カセット26はローラーテーブル
27、チェーンステッド28で運ばれて自動仕分倉庫の
入口に達し、更に自動スタッカー29により立体倉庫の
倉庫棚30に装入される。倉庫棚30の装入箇所はコン
ピューターにより自動選択され、カセット毎の入庫棚番
地も記憶される。
【0023】精整ラインの給材床10に棒鋼が無くなる
と、自動スタッカー29に対して自動的に出庫指示が発
せられ、指定された倉庫棚30からカセット26が引き
出され、チェーンスキッド28、ローラーテーブル27
で運ばれた後、払出移載機31でカセット26から無結
束棒鋼24が抜出され、そのまま精整ライン給材床10
に運ばれて荷卸しされる。
【0024】出庫順の指定は、自動仕分倉庫内にある棒
鋼の需要家、サイズ、ロットの大きさを勘案して出荷単
位にまとまるようコンピューターにより自動的に行われ
る。給材された棒鋼は、表面疵探傷機12、内質欠陥検
出器13で検査され、疵手入れ台14で手入れを受け、
自動結束機15で結束、表示が施された後、精整ライン
払出用天井クレーン16により直接パレット20に積み
込まれる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、圧延
後、出荷までの期間短縮、在庫削減、作業要員削減が図
られると共に、結束、表示の資材削減、クレーン作業に
関わる労働条件が改善され、産業上、極めて有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の設備と作業の流れを示す図。
【図2】本発明の設備と作業の流れを示す図。
【符号の説明】
1 圧延機 2 切断機 3 結束単位に仕分けされた棒鋼 4 結束機 5 結束され表示札を取付けられた棒鋼束 6 表示札 7 中間仮置き用棒鋼束山積み枠 8 圧延ライン払出用クレーン 9 精整ライン給材用クレーン 10 精整ライン給材床 11 解束された棒鋼 12 表面疵探傷機 13 内質欠陥検出機 14 疵手入れ台 15 自動結束機 16 精整ライン払出用クレーン 17 出荷用表示札を取付けられ結束された棒鋼 18 精整ライン払出床 19 向け先編成用山積み枠 20 出荷輸送用パレット 21 パレット積み込み用クレーン 22 長さ仕分けされた棒鋼 23 集材ポケット 24 入庫運搬単位の複数無結束棒鋼 25 集材移載機 26 カセット 27 ローラーテーブル 28 チェーンスキッド 29 自動スタッカー 30 倉庫棚群 31 払出し移載機 32 パレットとパレットキャリヤー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延した棒鋼を検査する装置と欠陥を手
    入れする装置を有する棒鋼精整設備において、前記検査
    装置の前のみに複数の棒鋼から成るロット単位毎に出し
    入れ自在な立体倉庫を設け、且つ、前記手入れ装置の後
    には位置固定の棒鋼置場施設を有しないことを特徴とす
    る棒鋼精整設備。
  2. 【請求項2】 立体倉庫は搬送装置により圧延ラインと
    直結しており、且つ、立体倉庫と検査装置と手入れ装置
    が順に搬送装置により直結していることを特徴とする、
    請求項1記載の棒鋼精整設備。
  3. 【請求項3】 複数の棒鋼を結束する装置を手入れ装置
    の後のみに設け、該結束装置までは、棒鋼を無結束のま
    まで搬送せしめるように構成されてなることを特徴とす
    る請求項2記載の棒鋼精整設備。
JP31679793A 1993-12-16 1993-12-16 棒鋼精整設備 Pending JPH07172503A (ja)

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JP31679793A JPH07172503A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 棒鋼精整設備

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JP31679793A JPH07172503A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 棒鋼精整設備

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JPH07172503A true JPH07172503A (ja) 1995-07-11

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JP31679793A Pending JPH07172503A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 棒鋼精整設備

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112139248A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 杰富意钢铁株式会社 圆棒钢的精整设备及精整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112139248A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 杰富意钢铁株式会社 圆棒钢的精整设备及精整方法
WO2020261517A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 Jfeスチール株式会社 丸棒鋼の精整設備及び精整方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117