JPH0717248B2 - 在庫管理装置 - Google Patents

在庫管理装置

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JPH0717248B2
JPH0717248B2 JP28462989A JP28462989A JPH0717248B2 JP H0717248 B2 JPH0717248 B2 JP H0717248B2 JP 28462989 A JP28462989 A JP 28462989A JP 28462989 A JP28462989 A JP 28462989A JP H0717248 B2 JPH0717248 B2 JP H0717248B2
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尚人 大杉
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は多種類の部品等の入出庫作業や在庫の管理等に
用いられる在庫管理装置に関する。
「従来の技術」 従来の在庫管理装置としては、本出願人が先に提案した
在庫管理装置(特願平1-225548号および特願平1-25549
号のそれぞれの願書に添付した明細書および図面参照)
がある。
この在庫管理装置は、部品が収納される回転ラック装置
と、部品の識別データである部品コードとその部品の出
庫数あるいは入庫数とを含む予約データを記憶する第1
の記憶手段と、部品コードに対応してその部品の回転ラ
ック装置における収納位置を示す収納位置データおよび
現在の在庫数を記憶する第2の記憶手段と、回転ラック
装置を制御する制御手段とを具備している。
そして、作業者が部品コードおよび入庫数または出庫数
を入力すると、その部品コードに対応した収納位置デー
タを読出し、その収納位置データによって回転ラック装
置を駆動して入出庫作業が行なえるようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の在庫管理装置においては、単
に基準在庫数および現在の在庫数を記憶しているにすぎ
ないので、その在庫数が適正な値か否かを装置自体が判
断することができないという欠点があった。
例えば、在庫数が500個であり、出庫回数および1回の
出庫数が共に少ない部品の場合には、過剰在庫となる。
そして、この場合には、余った部品が収納スペースの多
くを占領したり、また、部品の種類によっては、長期間
の保管により、品質が劣化するという問題があった。
また、在庫数が同じく500個であっても、出庫回数およ
び1回の出庫数が共に多い部品の場合には、在庫不足と
なる。そして、この場合には、欠品となる、即ち、要求
のある出庫数分の在庫数がなくなってしまうおそれがあ
った。
即ち、適正な在庫数は部品毎に異なるのである。
さらに、以上説明した状況は、複数の部品を用いて1つ
の製品を組み立てる場合にもあてはまる。
例えば、Xという部品を10個、Yという部品を5個およ
びZという部品を1個用いてAという製品を1日に100
個製造する場合、各部品の在庫数が共に500個であると
すると、Xという部品の場合は、在庫不足であるが、Z
という部品の場合には、過剰在庫である。
加えて、適正な在庫数は、時期によって変動する。
例えば、1月から6月まで上述したAという製品を製造
し、7月から12月までXという部品を2個、Yという部
品を5個およびZという部品を8個用いてBという製品
を製造する場合、各部品の在庫数は、1月から6月まで
は適正であっても、7月から12月までは適正でなくなっ
てしまう。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、在庫数
が適正であるか否かの判断を極めて容易に行うことがで
きる在庫管理装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 第1発明による在庫管理装置は、部品の識別データであ
る部品コードに対応してその部品の現在の在庫数を記憶
する第1の記憶手段と、前記部品コードに対応してその
部品の基準在庫数を入力する入力手段と、前記部品コー
ドに対応してその部品の前記基準在庫数を記憶する第2
の記憶手段と、前記現在の在庫数を算出すると共に、前
記現在の在庫数と前記基準在庫数とを比較し、この比較
結果に基づいて在庫レポートを出力する制御手段と、出
庫数あるいは入庫数に基づいて前記第1の記憶手段に記
憶されている現在の在庫数を自動的に更新する在庫数更
新手段とを具備することを特徴としている。
また、第2発明による在庫管理装置は、部品の識別デー
タである部品コードに対応してその部品の現在の在庫数
を記憶する第1の記憶手段と、前記部品コードに対応し
てその部品の基準在庫数と、該基準在庫数に対する前記
現在の在庫数の過不足の割合を示す比較データとを入力
する入力手段と、前記部品コードに対応してその部品の
前記基準在庫数を記憶する第2の記憶手段と、前記現在
の在庫数、前記基準在庫数および前記比較データとに基
づいて在庫レポートを出力する制御手段と、出庫数ある
いは入庫数に基づいて前記第1の記憶手段に記憶されて
いる現在の在庫数を自動的に更新する在庫数更新手段と
を具備することを特徴としている。
さらに、第3発明による在庫管理装置は、第1発明また
は第2発明において、前記部品コードに対応してその部
品の単位重量を記憶する第3の記憶手段と、前記部品の
重量を計量する計量手段と、該計量手段の計量信号およ
び前記単位重量に基づいて入庫数あるいは出庫数を算出
する計数手段とを具備することを特徴としている。
加えて、第4発明による在庫管理装置は、第3発明にお
いて、前記部品が収納される複数の棚が回転移動する回
転ラック装置と、前記部品コードに対応してその部品の
前記回転ラック装置における収納位置を示す収納位置デ
ータを記憶する第4の記憶手段と、出庫作業時あるいは
入庫作業時に、入力された前記部品コードに基づいて前
記収納位置データを読出し、前記収納位置データに基づ
いて前記回転ラック装置を制御する回転ラック装置制御
手段とを具備することを特徴としている。
「作用」 第1発明によれば、作業者は、入力手段により予め第2
の記憶手段に基準在庫数を記憶しておく。そして、第1
の記憶手段には現在の在庫数を記憶させる。制御手段
は、第1の記憶手段に記憶された現在の在庫数と第2の
記憶手段に記憶された基準在庫数とを比較し、この比較
結果に基づいて在庫レポートを出力する。また、在庫数
更新手段は、出庫数あるいは入庫数に基づいて第1の記
憶手段に記憶されている現在の在庫数を自動的に更新す
る。
また、第2発明によれば、作業者は、入力手段により予
め第2の記憶手段に基準在庫数を記憶しておく。また、
第1の記憶手段には現在の在庫数を記憶させる。そし
て、比較データを入力手段により入力する。制御手段
は、第1の記憶手段に記憶された現在の在庫数、第2の
記憶手段に記憶された基準在庫数および入力された比較
データとに基づいて在庫レポートを出力する。また、在
庫数更新手段は、出庫数あるいは入庫数に基づいて第1
の記憶手段に記憶されている現在の在庫数を自動的に更
新する。
さらに、第3発明によれば、作業者は、入力手段により
予め第2の記憶手段に基準在庫数を記憶すると共に、第
3の記憶手段に部品コードに対応してその部品の単位重
量を記憶する。また、第1の記憶手段には現在の在庫数
を記憶させる。そして、部品を計量手段に載置する。こ
れにより、計量手段は、部品の重量を計量し、計量信号
を出力する。そして、計数手段は、計量信号および単位
重量に基づいて入庫数あるいは出庫数を算出する。ま
た、在庫数更新手段は、出庫数あるいは入庫数に基づい
て第1の記憶手段に記憶されている現在の在庫数を自動
的に更新する。
加えて、第4発明によれば、出庫作業あるいは入庫作業
を行うには、作業者は、操作手段から部品コードを入力
する。これにより、回転ラック装置制御手段は、部品コ
ードに基づいて収納位置データを読出し、収納位置デー
タに基づいて回転ラック装置を制御する。これにより、
作業者は、所望の部品の出庫作業あるいは入庫作業を行
う。また、在庫数更新手段は、出庫数あるいは在庫数に
基づいて第1の記憶手段に記憶されている現在の在庫数
を自動的に更新する。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。第1図は本発明の一実施例による在庫管理装置の外
観的構成を示す斜視図、第2図は同実施例の電気的構成
を示すブロック図であり、これらの図において、1は複
数の部品が収納されるトレイ、2はトレイ1が載置され
た複数の棚、3は所望の部品の取り出す位置を報知する
表示灯、4は電子秤装置、5は回転ラック装置である。
まず、電子秤装置4の構成について説明する。ここで、
第3図に電子秤装置4の外観的構成のより詳細な斜視図
を示す。第2図および第3において、6は装置各部を制
御するCPU(中央処理装置)、7は板状の秤皿7aを備え
た計量部であり、秤皿7a上に被計量物を載せることによ
り、計量が行われ、計量部7から計量結果に応じた計量
信号が出力される。8は表示部であり、第4図に示すよ
うに、部品コード欄、重量欄および単位重量欄等からな
る1文字5×7ドットのドット表示器8aと、計数時の個
数が表示される個数欄からなる表示器8bと、各種の動作
状態を表示するランプ8cとから構成されている。
また、9は操作部であり、第4図に示すように、点検モ
ード、設定モード等のモードを切り換えるモード切換キ
ー9aと、入庫、確認、出庫の各作業毎に切り換える作業
切換キー9bと、部品コードの登録等に用いるアルファベ
ットキー9cと、テンキー9dと、ファンクションキー9eと
から構成されている。
さらに、10はラベルやレシート用紙等に印字を行うカセ
ットプリンタ等の印字部であり、この印字部の詳細につ
いては、本出願人が先に提案したラベル・レシートプリ
ンタの公報(特開昭61-154956号公報)を参照された
い。
加えて、11はROMであり、計量処理、印字処理、表示処
理およびデータの書込み処理等を制御する制御プログラ
ムエリアと、文字パターンを記憶するテーブルとから構
成されている。12はRAMであり、各種のフラグやレジス
タが確保されたワーキングエリアと、第5図に示すよう
に、プリセットデータを格納するためのプリセトデータ
ファイル12aと、集計データを格納するための集計デー
タファイル12bとから構成されている。
尚、プリセットデータファイル12aと集計データファイ
ル12b(以下、これらをまとめて部品データファイルと
いう)には、各データ(以下、部品データという)が部
品コードの若い順にソート(並べ替え)されて記憶され
ており、部品データには連続番号が対応して設定されて
いる。ここで、部品コードの若い順は、以下の方法によ
って決定される。
桁数が小さいものは、桁数が大きいものより若い。
桁数が同じものは、最初の桁のアスキーコードを比較
し、この数値が小さいものは大きいものより若い。
最初の桁が同じものは、次の桁で比較する。
以上説明した方法で各部品コードの順番を決める。そし
て、部品データファイルは、後述する部品コード等の設
定時に部品コードが若い順にソートされる。
13は回転ラック装置5とのデータの交換を行うインター
フェース回路である。
次に、回転ラック装置5の構成について説明する。第2
図において、14は装置各部を制御するCPU、15は電子秤
装置4とデータの交換を行うインターフェース回路、16
は制御プログラム等が格納されたROM、17は各種のフラ
グやレジスタが確保されたワーキングエリアおよび電子
秤装置17から転送されたデータを一時記憶するデータエ
リア等から構成されるRAM、18は各棚2を回転駆動する
棚回転駆動部、19は各棚2の位置を検出する棚位置検出
センサである。
ここで、回転ラック装置5内の部品の収納位置を示す棚
番号について説明する。棚番号は、以下に示すように、
8桁の数字から構成されている。
R2R1-Y2Y1-X2X1-D-Z ・・・(i) (i)において、データR2R1は、回転ラック装置5の2
桁の号機番号を表す。電子秤装置4は、1台で16台の回
転ラック装置5を制御できるので、この番号により号機
を指定する。また、データY2Y1は、棚2が何段目である
かを示す2桁の段数番号を表す。尚、この実施例の場
合、棚2は、垂直方向に回転する。データX2X1は、1つ
の棚2内における仕切(間口)の位置を表す。これは、
表示灯3の点灯により作業者に知らされる。
さらに、データDは、回転ラック装置5の種類が異なっ
た場合、即ち、棚2が水平方向に回転するタイプの回転
ラック装置5において部品の位置を表す場合に必要なデ
ータであるが、この実施例の回転ラック装置5に場合に
は、常に「0」である。データZは、同一の間口内をさ
らに細分化した場合(部品が混載されている場合)のデ
ータであり、分割しない場合には「1」である。
このような構成において、まず、以下に示す1品種(例
えば、コネクタ)の部品コードに対応する品名番号(品
名に対応しており、品名コード表に従う)、部品番号、
棚番号、単位重量、基準在庫数および在庫数を設定する
作業について説明する。
部品コード ABC-300 品名番号 12 部品番号 5142-09A 棚番号 01-14-05-0-3 単位重量 1.1000g 基準在庫数 700 在庫数 800 モード切換キー9aを設定に合わせる。これにより、表
示器8aには、例えば、以下に示す文字が表示される。
「セッテイモード」 部品コード(ABC-300)を入力し、ファンクションキ
ー9eの▲[コード]▼キーを押す。これにより、表示器
8aには、例えば、以下に示す文字が表示される。
「*ABC-300 0 0 0」 棚番号(01-14-05-0-3)を入力し、ファンクションキ
ー9eの▲[棚番]▼キーを押す。これにより、表示器8a
および8bには、例えば、以下に示す文字が表示される。
「01140503」 「*ABC-300 0 0 0」 品名コード表に従って、品名番号(12)を入力し、フ
ァンクションキー9eの▲[品名]▼キーを押す。これに
より、表示器8aおよび8bには、例えば、以下に示す文字
が表示される。
「12」 「*ABC-300 0 0 0」 部品番号(5142-09A)を入力し、ファンクションキー
9eの▲[部品番号]▼キーを押す。これにより、表示器
8aおよび8bには、例えば、以下に示す文字が表示され
る。
「519209A」 「*ABC-300 0 0 0」 単位重量(1.1000)を入力し、ファンクションキー9e
の▲[単位重量]▼キーを押す。これにより、表示器8a
および8bには、例えば、以下に示す文字が表示される。
「1.1000」 「*ABC-300 0 1.1000 0」 基準在庫数(700)を入力し、ファンクションキー9e
の▲[基準在庫数]▼キーを押す。これにより、表示器
8aおよび8bには、例えば、以下に示す文字が表示され
る。
「700」 「*ABC-300 0 0 0」 在庫数(800)を入力し、ファンクションキー9eの▲
[在庫数]▼キーを押す。これにより、表示器8aおよび
8bには、例えば、以下に示す文字が表示される。
「800」 「*ABC-300 0 0 0」 最後にファンクションキー9eの▲[プログラム]▼キ
ーを押す。これにより、表示器8aには、例えば、以下に
示す文字が表示されると共に、RAM12の部品データファ
イルに第5図に示すように、今までキー入力した部品デ
ータが記憶される。
「セッテイモード」 上記からの処理を繰り返し、予めすべての部品につ
いて部品データを記憶させる。尚、部品コード以下の設
定順序は任意に行うことができる。
上記在庫管理装置は、出庫作業および入庫作業にともな
い、部品データファイルに記憶されている在庫数の自動
更新処理が行われる。
尚、この在庫数の自動更新処理については、上記特願平
1-225548号および特願平1-25549号のそれぞれの願書に
添付した明細書および図面において詳細に説明されてい
るので、ここでの説明は省略する。
次に、基準在庫レポートを印字する処理について第6図
のフローチャートに基づいて説明する。
まず、作業者がモード切換キー9aを点検に合わせると、
CPU6は、表示器8aに、RAM12の部品データファイルの全
記憶容量と残りの記憶容量の表示、例えば、以下に示す
文字を表示する。
「テンケンモードCAP=2150 REST=1500」 尚、「CAP=」が全記憶容量を、「REST=」が残りの記
憶容量を表す。即ち、全部で2150アイテム分の部品デー
タが記憶可能であり、その内、1500アイテム分が未使用
であることを示している。
次に、作業者が符号を含んだ比較データR、例えば、
(−20)を入力し、ファンクションキー9eの▲[基準在
庫数]▼キーを押すと、CPU6は、表示器8aに、例えば、
以下に示す文字を表示する。
「−20」 尚、基準在庫数に対して不足が20%以上の在庫数の部品
の基準在庫レポートを印字する場合には、上述したよう
に、(−20)を入力し、基準在庫数に対して過剰が20%
以上の在庫数の部品の基準在庫レポートを印字する場合
には、(20)を入力し、基準在庫数に対して過剰が0%
以上の在庫数の部品の基準在庫レポートを印字する場合
には、(0)を入力し、基準在庫数に対して不足が0%
以下の在庫数の部品の基準在庫レポートを印字する場合
には、(−0)を入力する。
そして、CPU6は、ステップSP1の処理へ進み、連続番号
の変数Nに1を代入した後、ステップSP2へ進む。
ステップSP2では、部品データファイルから連続番号が
N番目、今の場合、1番目の部品コードの部品データを
読出してRAM12内のレジスタに記憶した後、ステップSP3
へ進む。
ステップSP3では、以下に示す式に基づいて基準在庫数
に対する在庫数の割合Pを計算した後、ステップSP4へ
進む。
例えば、基準在庫数が100個であり、在庫数が70個の場
合には、割合Pは−30、基準在庫数が100個であり、在
庫数が120個の場合には、割合Pは20である。
ステップSP4では、入力された比較データRが0以上で
あるか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合
には、ステップSP5へ進む。尚、Rが−0の場合は負と
して判断する。
ステップSP5では、ステップSP3の処理において求められ
た割合Pから比較データRを引いた値が0以上であるか
否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合、例え
ば、割合Pが30であり、比較データRが20である場合に
は、ステップSP6へ進む。
ステップSP6では、ステップSP2の処理においてレジスタ
に記憶した部品データを印字部10を用いてレシート用紙
に印字した後、ステップSP9へ進む。
一方、ステップSP4の判断結果が「NO」の場合、即ち、
比較データRが負の場合には、ステップSP7へ進む。
ステップSP7では、比較データRからステップSP3の処理
において求められた割合Pを引いた値が0以上であるか
否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合、例え
ば、比較データRが−20であり、割合Pが−30である場
合には、ステップSP8へ進む。
ステップSP8では、ステップSP2の処理においてレジスタ
に記憶した部品データを印字部10を用いてレシート用紙
に印字した後、ステップSP9へ進む。
一方、ステップSP5の判断結果が「NO」の場合、例え
ば、割合Pが10であり、比較データRが20である場合に
は、ステップSP9へ進む。
また、ステップSP7の判断結果が「NO」の場合、例え
ば、比較データRが−20であり、割合Pが10あるいは−
10である場合には、ステップSP9へ進む。
ステップSP9では、部品データファイルに記憶されてい
るすべての部品データについて上述した処理を行ったか
否かを判断する。即ち、連続番号の変数Nが最大値NMAX
であるか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合
には、ステップSP10へ進む。
ステップSP10では、連続番号の変数Nに1をインクリメ
ントした後、ステップSP2へ戻り、上述した処理を繰り
返す。
一方、ステップSP9の判断結果が「YES」の場合には、ス
テップSP11へ進む。
ステップSP11では、レシート用紙を所定量フィードした
後、カットし、表示器8aに、上述したRAM12の部品デー
タファイルの全記憶容量と残りの記憶容量の表示、例え
ば、以下に示す文字を表示して一連の作業を終了する。
尚、レシート用紙のカットは、手動で行えるようにして
もよい。
「テンケンモードCAP=2150 REST=1500」 ここで、第7図に基準在庫レポートの一例を示す。この
図においては、部品データファイルの記憶内容をすべて
印字する例を示したが、これに限定されない。つまり、
印字するデータを適宜選択できるようにしてもよい。
また、第7図においては、カナ文字を印字した例を示し
たが、漢字も印字できるようにしてもよい。
尚、上述した一実施例においては、ある条件を満足した
部品のみについてレポートを印字する場合について説明
したが、すべての部品について、例えば、上述した
式、あるいは、以下に示す式を用いて演算した結果の
レポートを印字するようにしてもよい。
また、設定されている基準在庫数に基づいて発注数を自
動的に算出されるようにしてもよい。
例えば、上述した式から求められた割合Pの値が70%
以下になった場合には、基準在庫数の50%を発注すると
いうように設定しておくことにより、自動的に発注数ま
で印字された発注リストが作成される。
さらに、欠品が発生した場合には、その欠品数に応じ
て、例えば、以下に示す式を用いて基準在庫数を自動的
に補正するように、装置を構成してもよい。
新基準在庫数=基準在庫数+2×欠品数 ・・・ 例えば、基準在庫数が50個であり、欠品数が5個の場合
には、式より、新基準在庫数が60個となるので、基準
在庫数がこの値に自動的に補正される。
加えて、入庫がなく、かつ、予め設定した回数以上の出
庫があるにもかかわらず、ある所定期間中に上述した割
合Pの値が常にある値以上だった場合には、例えば、以
下に示す式を用いて基準在庫数を自動的に補正するよう
に、装置を構成してもよい。
新基準在庫数=0.8×基準在庫数 ・・・ 例えば、基準在庫数が100個であり、1カ月間、5個以
上の出庫があったにもかかわらず、割合Pが20以下にな
らなかった場合には、式より、新基準在庫数が80個と
なるので、基準在庫数がこの値に自動的に補正される。
「発明の結果」 以上説明したように、本発明によれば、部品毎に予め記
憶しておいた基準在庫数と現在の在庫数とを比較した結
果がレポートとして出力されるので、在庫数が適正であ
るか否かの判断を特別な知識を必要とすることなく、行
うことができるという結果がある。
また、基準在庫数が操作手段を用いて入力設定可能であ
るので、情勢が変化して基準在庫数が変更になった場合
でも、容易に対処できるという効果がある。
さらに、例えば、在庫数が基準在庫数の50%以下になっ
た場合には、部品の発注をするように設定しておくこと
により、自動的に発注部品のリストが作成できるという
効果がある。
従って、過剰在庫および在庫不足を経験や特別な知識を
必要とすることなく、防止できるという効果がある。
また、第2発明によれば、簡単な操作により、様々な在
庫条件の在庫レポートを出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による在庫管理装置の外観的
構成を示す斜視図、第2図は同実施例の電気的構成を示
すブロック図、第3図は電子秤装置3のより詳細な外観
的構成を示す斜視図、第4図は電子秤装置3の表示部8
および操作部9の外観的構成を示す図、第5図はRAM12
のプリセットデータファイル12aおよび集計データファ
イル12bの構成の一例を示す図、第6図はCPU6の基準在
庫レポートを印字する処理を表すフローチャート、第7
図は基準在庫レポートの印字の一例を示す図である。 1……トレイ、2……棚、3……表示灯、4……電子秤
装置、5……回転ラック装置、6,14……CPU、7……計
量部、8……表示部、9……操作部、10……印字部、12
……RAM、12a……プリセットデータファイル、12b……
集計データファイル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品の識別データである部品コードに対応
    してその部品の現在の在庫数を記憶する第1の記憶手段
    と、 前記部品コードに対応してその部品の基準在庫数を入力
    する入力手段と、 前記部品コードに対応してその部品の前記基準在庫数を
    記憶する第2の記憶手段と、 前記現在の在庫数と前記基準在庫数とを比較し、この比
    較結果に基づいて在庫レポートを出力する制御手段と、 出庫数あるいは入庫数に基づいて前記第1の記憶手段に
    記憶されている現在の在庫数を自動的に更新する在庫数
    更新手段と を具備することを特徴とする在庫管理装置。
  2. 【請求項2】部品の識別データである部品コードに対応
    してその部品の現在の在庫数を記憶する第1の記憶手段
    と、 前記部品コードに対応してその部品の基準在庫数と、該
    基準在庫数に対する前記現在の在庫数の過不足の割合を
    示す比較データとを入力する入力手段と、 前記部品コードに対応してその部品の前記基準在庫数を
    記憶する第2の記憶手段と、 前記現在の在庫数、前記基準在庫数および前記比較デー
    タとに基づいて在庫レポートを出力する制御手段と、 出庫数あるいは入庫数に基づいて前記第1の記憶手段に
    記憶されている現在の在庫数を自動的に更新する在庫数
    更新手段と を具備することを特徴とする在庫管理装置。
  3. 【請求項3】前記部品コードに対応してその部品の単位
    重量を記憶する第3の記憶手段と、 前記部品の重量を計量する計量手段と、 該計量手段の計量信号および前記単位重量に基づいて入
    庫数あるいは出庫数を算出する計数手段と を具備することを特徴とする請求項1または2記載の在
    庫管理装置。
  4. 【請求項4】前記部品が収納される複数の棚が回転移動
    する回転ラック装置と、 前記部品コードに対応してその部品の前記回転ラック装
    置における収納位置を示す収納位置データを記憶する第
    4の記憶手段と、 出庫作業時あるいは入庫作業時に、入力された前記部品
    コードに基づいて前記収納位置データを読出し、前記収
    納位置データに基づいて前記回転ラック装置を制御する
    回転ラック装置制御手段と を具備することを特徴とする請求項3記載の在庫管理装
    置。
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