JPH0717176Y2 - 充電器固定装置 - Google Patents

充電器固定装置

Info

Publication number
JPH0717176Y2
JPH0717176Y2 JP1990048491U JP4849190U JPH0717176Y2 JP H0717176 Y2 JPH0717176 Y2 JP H0717176Y2 JP 1990048491 U JP1990048491 U JP 1990048491U JP 4849190 U JP4849190 U JP 4849190U JP H0717176 Y2 JPH0717176 Y2 JP H0717176Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charger
plate
fitting
side wall
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990048491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH048472U (ja
Inventor
博一 山岸
正克 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Battery Co Ltd
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Battery Co Ltd
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Battery Co Ltd, Japan Radio Co Ltd filed Critical Furukawa Battery Co Ltd
Priority to JP1990048491U priority Critical patent/JPH0717176Y2/ja
Publication of JPH048472U publication Critical patent/JPH048472U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0717176Y2 publication Critical patent/JPH0717176Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、充電器固定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の充電器固定装置は、第15図に示すように、充電器
Aの底面に螺孔a,aを設ける一方、固定金具として、充
電器Aの底面よりも両端が外方へ突出する長手の金属板
Bに、その中間部に螺子挿通用孔b,bを設け、その両端
部に螺子挿通用孔c,cを設けて成るもので、該固定金具
Bを利用して該充電器Aを床又は壁に設置固定するべく
次のように行う。即ち、該固定金具Bを充電器Aの底面
の螺孔a,aに該孔b,bを介し螺子d,dを螺着して取り着け
た後、該固定金具Bを第16図及び第17図に示す如く床F
又は壁Wに当て、その両端の孔c,cに螺子e,eを通し、該
床面に螺着する。かくして充電器Aを該固定金具Bを介
し、床置き式或いは壁掛け式として設置固定される。
而して、かゝる充電器固定装置は、蓄電池内蔵のトラン
シーバー、ワイヤレステレホン、電池パックなどの充電
すべき機器Cを充電するに当たり、前記の床E或いはW
に設置された充電器Aの挿入孔Gに挿入し、所要の充電
を行うべく使用される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の充電器固定装置は、第16図及び第17図示に明
らかなように、該充電器Aの挿入孔Gは、床置き式の場
合は真上に開口し、壁掛け式の場合は真横に開口する2
方向の開口に限定されるので、充電すべき機器などの挿
入孔Gへの挿,脱作業垂直方向か水平方向かに限定され
る不便があるばかりでなく、特に、壁掛け式の場合は、
その挿入孔Gに挿入した機器がその重みや振動などによ
り脱落することがあり、充電作業が不便となり、又思わ
ぬ機器の損傷をもたらす嫌いがあり、又、脱落防止のフ
ック等を必要とする不利を伴う。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の充電器固定装置の課題を解決し、
固定作業を容易にし、且つ充電を安定に行えるようにす
ることを目的とした充電器固定装置を提供するもので、
充電すべき機器を挿込む挿込孔を有し且つ両側壁面に、
円周上に少なくとも1個の連結子を設けた充電器と、主
板とこれに対し直角に延びる基板とから成ると共に、該
主板に該充電器の各側壁面の少なくとも1個の連結子と
連結する複数個の連結子を円周上に配設して成る板状固
定具の一対とから成り、該充電器の両側壁面に夫々設け
た少なくとも1個の連結子に該一対の板状固定具の夫々
の主板に配設した連結子から少なくとも1個の連結子を
撰択して整合させ、該充電器を所望の回転角度位置で該
一対の板状固定具で固定するようにして成る。
〔作用〕
該充電器を床又は壁に取付けるに当たり、該充電器の両
側面に夫々設けた連結子に、その両側に対向させて壁又
は床にその基板を止具により取付けた板状固定基板の主
板に設けた複数個の連結子のうちから撰択した1つの連
結子を合わせ、該充電器の挿込孔を真上乃至斜め上方に
向けた状態においてセットするので、該充電器をその両
側から保持する一対の板状固定基板を介して床又は壁に
安定堅牢に取付けることができると共に、その該挿込孔
は、真上乃至斜め上方に向いているので、これに所望の
充電すべき機器を挿込むときは、挿入した機器の脱落は
完全に防止でき、安定した状態で充電を行うことができ
る。
この場合、該充電器の両側壁面に夫々設ける連結子は円
周上に所定の間隔で配設し、各該板状固定具の主板に
は、その対応する側壁面の各連結子に対応して等しい間
隔で複数個の連結子を円周上に配設することが好ましく
一般であり、これにより該充電器の各側壁面をその対応
する該主板に対し円周上の所定の間隔の複数の連結子を
整合させることにより、一層安定堅牢に該充電器を一対
の板状固定基板に固定することができる。
尚、この場合、該充電器の各側壁面に設けた連結子は、
螺孔、嵌合孔又は嵌合ピンのいずれかで構成する一方、
各該板状固定具の主板に配設する連結子は、該充電器の
側壁面の連結子が螺孔である場合は、螺子挿通用孔と
し、これに螺子を挿入し前記の螺孔にねじ止め結着によ
りセットされるようにし、該充電器の側壁面の連結子が
嵌合孔又は嵌合ピンの場合は、これに嵌合により連結さ
れる嵌合ピン又は嵌合孔とすることにより、夫々着脱自
在の嵌着連結によるセットができるので、必要に応じ、
容易に所望の回転角度位置に充電器を固定できる。又、
該板状固定具の主板側の各連結子を螺子挿通用の円弧状
長孔とするときは、充電器の回転角度位置を連続的に微
細に調節できる。
更に本考案によれば、該充電器の各側壁面に設けた連結
子の存する円周の中心に嵌合軸又は嵌合軸孔を設け、各
該板状固定具の主板に配設した連結子の存する円周の中
心に、該充電器の前記の嵌合軸又は嵌合軸を嵌合する嵌
合軸孔又は嵌合軸を設けるときは、これらの軸の相互嵌
合により、自ら位置決めされ、該板状固定具に該充電器
の所定の位置での連続固定が行われるので好ましい。
この場合、各該板状固定具の主板に、所定の間隔を存し
て中心をもつ複数個の円周上に、夫々該充電器の側壁面
に円周上に設けた少なくとも1個の連結子と撰択的に連
結する複数個の連結子を配設することにより、該充電器
を該板状固定具の主板にそのいずれか1つの円周上の連
結子と連結し、固定具の主板に対し所望の撰択位置関係
で固定することができ便利である。
更に、各該板状固定具の主板に配設した複数個の円周上
の複数個の連結子の中心に嵌合軸又は嵌合軸孔を配設す
るときは、そのいずれか1つの嵌合軸又は嵌合軸孔に、
該充電器の側壁面に設けた連結子の存する円周の中心に
設けた嵌合孔又は嵌合軸を嵌合することにより、該充電
器を該板状固定具に対し所望の撰択位置関係の位置決め
を容易にでき便利である。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を添付図面に基づき説明する。
第1図は、本考案の実施の1例の充電器固定装置を示
し、図面で1は、上面に電池内蔵のトランシーバー、ワ
イヤレステレホン、或いは電池パックなどの充電すべき
機器を挿込む挿込孔1aをもつ充電器を示し、本考案によ
れば、該充電器1の両側壁面1b,1bの夫々に、円周上
に、左右に、所定の間隔を存して3個づつの連結子2,2,
2;2,2,2を配設した。即ち、その水平線上で対向する一
対の連結子2,2とその夫々の連結子2,2と45°の回転角度
を存してその上方及び下方に位置して夫々対向する各一
対の連結子2,2;2,2を配設した。該連結子2は、この実
施例では螺孔から成る。尚、該連結子2は、1個でも差
支えない。
更に、本考案によれば、前記の充電器1をその両側から
支持固定する下記の構成の一対の板状固定具3,3を用意
する。各該板状固定具3は、金属製又は合成樹脂製であ
り、垂直方向に延びる方形の主板3aと該主板3aの下端よ
り直角に水平方向に延びる比較的細幅の矩形状基板3bと
から成るL字状に屈曲させた板体から成る。図示の例で
は、該主板3aは、該充電器1の側壁面1bの高さよりもや
ゝ高い方形状とし、その中心の左右に、前記の各側壁面
1bに前記のように対向配設した一対の螺孔2,2,2;2,2,2
の存する円周と整合する同径の円周上に、夫々左右に複
数個の連結子4,4,4;4,4,4を上記螺孔の配設と同じ関係
に配設した。即ち、その円周上の左右に水平軸上に夫々
1個とこれから45度の回転角度位置に上下に2個を夫々
対向配設した。該連結子4は、この実施例では螺子挿通
用孔から成る。該基板3bは、その長さ方向の中心から等
距離に一対の螺子、釘などの止具挿通用孔5,5を配設
し、床又は壁への取付用基板とした。
上記構成の本考案の充電器固定装置は、充電器1を床又
は壁に固定するに使用するが、これを第2図及び第3図
に例示する。
第2図は、充電器1を該一対の板状固定具3,3を介して
床に固定した使用例を示し、その一方の該板状固定具3
を、その基板3bで床F面に当て、該一対の孔5,5を介し
て、止具6,6、例えば、螺子6,6で床面に螺着して取り着
ける。かくして、その垂直に設立の該主板3aに該充電器
1の一方の側壁面1bを当て、該主板3aの水平線上の左右
の孔4,4に、該充電器1の側壁面1bに配設の水平線上の
一対の螺孔2,2を合わせ、この状態で外側から螺子7,7を
挿通し、螺孔2,2に螺合して該板状固定具3に該充電器
1をその1側面で固定した。他方の板状固定具3を、前
記と同様にその基板3bで床F面に取付けると共に、該充
電器1の他方の側壁面1bに当て、前記と同様にして、主
板3aの水平線上の左右の孔4,4に、該充電器の該側壁面1
bに配設の水平線上の一対の螺孔2,2を合わせ、この状態
で外側から螺子を挿通して該板状固定具3に該充電器1
の他側面を固定した。
かくして、該充電器1は、その挿入孔1aが真上を向いた
状態で一対の板状固定具3,3により左右両側から安定堅
牢に固定される。従って、機器Cを該挿入孔1aに真上か
ら挿入して電池充電を安定良好に行うことができる。而
して、必要に応じ、その挿入孔1aの向きを、左又は右上
向きに傾斜した状態のものを望む場合は、該充電器1の
両側壁面1b,1bの夫々に配設の一対の螺孔2,2を該板状固
定具3の主板3aに、第2図示の左傾斜線L−L上に左右
に対向配設された孔4,4に合わせて螺子7,7で固定する。
然るときは、充電器1が図面で左側に45°回動した回転
角度位置で固定された、従って、その挿入孔1aが左上向
きに傾斜した状態で得られ、同様にして、該充電器1の
側壁面1bに設けた一対の螺孔2,2を、該板状固定具3の
主板3aに配設された右側傾斜線R−R上に対向配設され
た孔4,4に合わせて螺子7,7で固定すれば、充電器1が右
側に45°回動した回転角度位置で固定されたその挿入孔
1aが右上向きに傾斜した状態で得られ、夫々充電1の挿
入孔1aが、使用者にとり望ましい充電すべき機器や電池
パックなど充電すべき機器Cの挿脱し易い傾斜方向に向
いた充電器1の床置き式固定が得られる。
第3図は、該充電器1を一対の板状固定具によりその両
側壁面を固定保持して壁面に取付けた壁掛け式として設
置固定した場合を示す。
即ち、該一対の板状固定具3の夫々について、その基板
3bで該壁W面に前記と同様に、螺子から成る止具6,6で
締着け固定し、該充電器1の各側壁面1bの一対の螺孔2,
2を、該板状固定具3の主板3aの第3図示のように、上
下に対向配設した3対の孔4,4,4のうち、互いに対向す
る上位の右端の孔4と下位の左端の孔4とに合わせて螺
子7,7で螺挿、結着することにより、該充電器1は、45
°回動した角度位置で固定され、挿入孔1bを45°斜め上
向きに開口した状態の壁掛け式固定が得られる。かくし
て、例えば、トランシーバー、電池パックなどの機器C
をその挿入孔1aに挿入したとき、該機器Cは、斜め上向
きに保持されるので、脱落の危険が全くなく、安定した
状態で充電を完了でき、又、脱落防止手段を何等要しな
い。
更に、充電器1を傾斜状態で固定する場合には、これに
差し込まれる機器Cなどの挿入孔1aより上方へ突出する
高さはを、真上に向けた挿入孔に差し込まれた場合に比
し、その所要高さ空間を低くすることができ、従って
又、壁掛け式固定を上下に複数個設置する場合の所要間
隔を減少せしめることができる利点をもたらす。
第4図は、本考案の他の実施例を示す。この実施例にお
いて、充電器1の両側壁面1b,1bには、夫々円周上に所
定の間隔を存して3個の螺孔から成る連結子2,2,2を配
設し、その中心に嵌合軸8を突設した。尚、該充電器1
は、台形とし、その嵌合軸8は、その側壁面1bの高さの
中心よりは下位で、且つその幅の中心より1側に偏位さ
せた位置に設けた。
更に詳細には、3個の螺孔2,2,2の1つは、該嵌合軸8
を中心とする所定の径をもつ円周上に、該中心軸を通る
垂直線上の上位に1つ、その残る2つは、その螺孔2か
ら左及び右に120度の回動角度位置に円周上に等間隔に
配設した。
かゝる充電器1の両側壁面1b,1bを着脱自在に連結固定
する一対の板状固定具3,3の夫々は、第5図乃至第7図
に明示の如く、該主板3aと該基板3bとから成るに加え、
該主板3aと該基板3bとをその左右両側部で連結した補強
板3c,3cを一体に設け、全体の機械的強度を増大した。
該板状固定具3の該主板3aには、垂直方向の中心軸上
に、所定の間隔を存して、該充電器1の側壁面1bに設け
た嵌合軸8を嵌合する嵌合軸孔9,9′を上下に配設し、
その嵌合軸孔9,9′を中心とした夫々の円周上に、該充
電器1の該側壁面に、該嵌合軸8を中心として配設した
前記3個の螺孔2,2,2の夫々と撰択的に整合せしめられ
る3個1組の螺子挿入用孔から成る連結子4,4,4,;4,4,
4;4,4,4及び4′,4′,4′;4′,4′,4′;4′,4′,4′を
夫々配設した。
更に詳細には、下位の嵌合軸孔9を中心とする円周上の
上位の3個から成る螺子挿通用孔4,4,4は、その中心軸
線上に1つ、これから左右に30°回転した角度位置に1
個づつ配置し、その斜め左下及び斜め右下に夫々配設し
た3個づつの挿通孔4,4,4;4,4,4は、その各1つは該嵌
合軸孔9と同一水平線上に左,右に配置し、残る2つづ
つの孔4,4;4,4は、その各左孔4及び右孔4より左回り
右回りに夫々30°づつ回動した角度位置を存して配置し
た。
一方、上位の嵌合軸孔9′を中心とする下位の3個から
成る挿通孔4′,4′,4′は、その中心軸上に1つ、これ
から左右に15°回転した角度位置に1個づつ配置され、
軸孔9′の斜め左上及び斜め右上に夫々配設した3個づ
つの挿通孔4′,4′,4′;4′,4′,4′は、その各最上端
の孔4′,4′,4′は中心軸孔9′より左右に45°回転し
た角度位置に配置し、残る2つづつの孔4′,4′;4′
4′は、その各上端の左孔4′及び右孔4′より左回り
及び右回りに夫々15°づつ回動した角度位置に配設し
た。
而して、かゝる該板状固定具3の主板2aに2つの円周上
に配設した3個づつの挿通孔4,4,4;4,4,4;4,4,4群及び
4′,4′,4′;4′,4′,4′群のいずれかの円周上の孔群
を使用し、所望の回転角度位置の孔を撰択して、該充電
器1を床又は壁に取り着けた該板状固定具3に所望の回
転角度位置で連結固定するようにした。
その固定例を、第8図乃至第11図に示す。
第8図は、上記の一対の板状固定具3,3を使用し、該充
電器1を床置き固定した例を示す。即ち、各該板状固定
具3を床に基板3bを前記と同様に螺子などから成る止具
6,6で取り着けた後、該充電器1をその挿入孔1aが真上
に向いた状態でその各側壁面1bの嵌合軸8を該主板3aの
下位の嵌合軸孔9に嵌合し、該側壁面1bの3個の螺孔2,
2,2を、該主板3aの円周上の3組の孔群より所定の撰択
した螺子挿通用孔4,4,4に合わせ、この状態で螺子7,7,7
を挿入螺着して一対の該板状固定具3,3に該充電器1の
両側面を固定したものである。かくして、その真上に向
いた挿入孔1aに任意の電池充電すべき機器Cを挿入し充
電を行うようにした。
而して、この場合、上記から明らかなように、該嵌合軸
8と該嵌合軸孔9との配備とその相互嵌合は、該充電器
1の各側壁面1bを対応する該板状固定具3に固定する際
の所定の位置決めとし役立つ。
第9図は、該板状固定具3,3を使用し、該充電器1を壁
掛け固定した例を示す。この場合は、各該板状固定具3
の下位の嵌合軸孔9を使用し、これに該充電器1の各側
壁面1bの嵌合軸8を嵌合して位置決めを行い、その挿入
孔1aを真上に向けた状態とし、この状態で該板状固定具
3に配設の螺子挿通用孔4,4,4;4,4,4;4,4,4のうち、充
電器1の対応する側壁面1bの3個の螺孔2,2,2に整合し
た位置の3個の螺子挿通用孔4,4,4に螺子7,7,7を挿入
し、ねじ込み結着した。かくして、充電器1を壁W面に
最も近接した状態で固定された壁掛け固定が得られる。
第10図は、充電器1を壁Wに対し、45°の回動角度位置
で各該板状固定具3に固定した場合を示す。即ち、該充
電器1の各該側壁面1bの嵌合軸8を、各該板状固定具3
の主板3aの上位の嵌合軸孔9′に嵌合し、その螺孔2,2,
2をその嵌合軸孔9を中心とする円周上の夫々対応する
上位、並に左及び右の夫々に位置する3個づつの螺子挿
入孔4′,4′,4′;4′,4′,4′;4′,4′,4′のうち、図
示のように、主板3aの中心軸に対し45°の角度位置に在
る各孔4′,4′,4′に合わせて夫々の螺子7,7,7をねじ
込み結着した。これにより、該充電器1は、壁Wに対し
45°傾斜した状態で固定されるので、その挿入孔1aを45
°の角度の斜め上向きに開口した状態が得られる。従っ
て、これにトランシーバーなどの機器Cを挿入したと
き、45°斜め上向きに保持されるので、脱落の不安なく
電池充電作業を遂行することができる。
第11図は、同様にして充電器1をその両側壁面を上記の
一対の板状固定具3で30°の回転角度位置で壁Wに固定
した状態を示す。即ち、この場合は、図示のように、各
3個づつの螺子挿通用孔4′,4′,4′のうち、その中間
に位置する螺子挿通用孔4′を撰択して各螺子7をねじ
込み結着することにより、充電器1の上記の30°傾斜し
た壁掛け固定が得られる。
第12図は、該板状固定具3の変形例を示し、先の実施例
の板状固定具3に配設した3個づつの螺孔から成る連結
子4′,4′,4′を、これに対応する円弧状の螺子挿通用
長孔4′に形成したもので、これにより、充電器1の回
転角度位置を30°〜60°の範囲において、連続的に微細
な回転角度位置を定めることができ、その所定の位置
で、その側壁面1bの3個の螺孔2,2,2を夫々の長孔4′,
4′,4′に合わせ、この状態で螺子7,7,7を螺挿結着する
ことにより、該充電器1を連続的な微細な回転角度位置
で固定し得られる。
尚、該板状固定具3の主板3aは、円弧状の上縁のもつ台
形状板とする一方、該充電器1の両側壁面1b,1bに夫々
該主板3aと同形の肉厚壁1b′とすることにより、固定作
業時に該主板3aを該肉厚壁1b′に整合状態に当てること
により、該主板3aを該側壁面1bの所定位置に自ら適確に
取り付けることができるようにした。
第13図は、充電器固定装置の更に他の実施例を示す。即
ち、充電器1の各側壁面1bに配設した円周上の連結子
を、先の実施例の螺孔で構成することに代え、嵌合ピン
2,2,2で構成する一方、各該板状固定具3の主板3aに、
連結子として、前記の実施例の螺子挿入孔に代え、前記
の嵌合ピン2,2,2が存する円周と同径の円周上に、一定
の間隔を存して、実施例では30°の角度間隔を存して、
これら嵌合ピン2,2,2が嵌合する嵌合ピン孔4,4,4,…を
配設した。該嵌合ピン2,2,2は、断面円形、方形、星形
など任意の形状とし、合成樹脂製の弾性的嵌合とするこ
とが好ましい。該嵌合ピン孔4,4,4,…も弾性を有するも
のが好ましく、又、金属製の場合は、嵌合ピン2を弾性
挟持する一対の弾性片を各孔4に設けるようにしてもよ
い。
第14図は、上記の充電器固定装置を使用し、該充電器1
を壁Wに対し30°傾斜角度で固定するように一対の該板
状固定具3,3によりその両側壁面1b,2bを固定したもの
で、その嵌合ピン2,2,2を多数の嵌合ピン孔のうち、所
定の撰択したその対応する嵌合ピン4,4,4に嵌合するだ
けで壁掛け式固定を完了することができ、別個に、螺子
などの止具を要せず固定作業を容易にした。
図面に示さないが、上記実施例の場合とは逆に、充電器
1の側壁面側に嵌合ピン孔を設け、板状固定具1側に嵌
合ピン孔を設けるようにしても、前記と同様に安易な着
脱自在の固定作業を可能にすることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
このように本考案によるときは、充電すべき機器を挿込
む挿込孔を有し、且つ両側壁面に円周上に少なくとも1
個の連結子を設けた充電器と、主板とこれに対し直角に
延びる基板とから成ると共に、該主板に、該充電器の各
側壁面の少なくとも1個の連結子と連結する複数個の連
結子を円周上に配設して成る板状固定具の一対とから成
り、該充電器の両側壁面に夫々設けた少なくとも1個の
連結子に、該一対の板状固定具の夫々の主板に配設した
連結子から少なくとも1個の連結子を整合して整合さ
せ、該充電器を所望の回転角度位置で該一対の板状固定
具で固定するようにしたので、該一対の板状固定具をそ
の基板で床又は壁に取付けて、該充電器の該挿込孔を真
上乃至所定の角度で斜め上方に向けた状態に床置き又は
壁掛け式の充電器の固定が得られ、挿込孔内に充電すべ
き機器を安定した状態で挿入保持でき、特に従来の壁掛
け式固定の場合にみられる充電中の機器の脱落がなく、
安定良好に所定の充電が可能となる。
この場合、充電器の両側壁面に設けた複数個の連結子と
その対応する主板の複数個の連結子とを整合させ連結す
るときは、該一対の板状固定具により充電器を一層安定
堅牢に固定することができる。
また、この場合、充電器の両側壁面に連結子を複数個配
設するときは、これら連結子に該板状の主板の配設した
複数個の連結子を整合させることにより、該板状固定具
に充電器を一層安定堅牢に固定することができる。
尚、該充電器の各側壁面に設けた連結子の存する円周の
中心に嵌合軸又は嵌合軸孔を設ける一方、各該板状固定
具の主板に配設した連結子の存する円周の中心に、該充
電器の側壁面に設けた該嵌合軸又は該嵌合軸孔を嵌合す
る嵌合軸孔又は嵌合軸を設けるときは、該充電器の両側
壁面を一対の板状固定具の主板に連結するに当たり、そ
の嵌合軸孔と嵌合軸の相互嵌合を介して所定の位置決め
ができ便利である。
また、該板状固定具の主板に配設した複数個の円周上に
夫々配設された複数個の連結子の中心に、嵌合軸又は嵌
合軸孔を配設し、そのいずれか1つの嵌合軸又は嵌合軸
孔に、該充電器の側壁面に設けた連結子の存する円周の
中心に設けた嵌合軸孔又は嵌合軸を嵌合するように構成
するときは、その固定すべき床又は壁などの状況に応じ
て、そのいずれか一方又は他方の嵌合軸及び嵌合軸孔を
撰択して充電器を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施の1例の充電器固定装置の分解斜
視図、第2図は、床置き式として使用した状態の1例の
側面図、第3図は、壁掛け式として使用した状態の1例
の側面図、第4図は、他の実施例の充電器固定装置の分
解斜視図、第5図は、その板状固定具の正面図、第6図
は、その上面図、第7図は、第5図のVII-VII線裁断面
図、第8図は、床置き式として使用した状態の1例の側
面図、第9図は、壁掛け式として使用した状態の1例の
側面図、第10図は、第9図と同じ式で使用した状態の他
例の側面図、第11図は、第9図と同じ式で使用した状態
の更に他例の側面図、第12図は、変形例の板状固定具を
用いた本考案装置を壁掛け式として使用した状態の1例
の側面図、第13図は、更に他例の本考案の充電器固定装
置の分解斜視図、第14図は、その使用状態の1例の側面
図、第15図は、従来の充電器固定装置の分解斜視図、第
16図は、これを床置き式として使用した状態の一部裁断
側面図、第17図は、壁掛け式として使用した状態の一部
裁断側面図を示す。 1……充電器、1a……挿込孔、1b……側壁面 2……連結子、螺孔、嵌合ピン 3……板状固定具、3a……主板、3b……基板 4,4′……連結子、螺子挿通用孔、螺子挿通用円弧状長
孔、嵌合ピン 5……止具用挿通孔、6……止具、7……螺子 8……嵌合軸、9,9′……嵌合軸孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−184627(JP,U) 実開 昭62−151786(JP,U) 実開 昭63−187431(JP,U)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電すべき機器を挿込む挿込孔を有し且つ
    両側壁面に、円周上に少なくとも1個の連結子を設けた
    充電器と、主板とこれに対し直角に延びる基板とから成
    ると共に、該主板に該充電器の各側壁面の少なくとも1
    個の連結子と連結する複数個の連結子を円周上に配設し
    て成る板状固定具の一対とから成り、該充電器の両側壁
    面に夫々設けた少なくとも1個の連結子に該一対の板状
    固定具の夫々の主板に配設した連結子から少なくとも1
    個の連結子を撰択して整合させ、該充電器を所望の回転
    角度位置で該一対の板状固定具で固定するようにして成
    る充電器固定装置。
  2. 【請求項2】該充電器の各側壁面に円周上に所定の間隔
    で複数個の連結子を配設する一方、該板状固定具の主板
    には、各連結子に連結する複数個の連結子を円周上に配
    設して成る請求項1記載の充電器固定装置。
  3. 【請求項3】該充電器の各側壁面に円周上に設けた連結
    子は、螺孔、嵌合孔又は嵌合ピンのいずれかであり、該
    板状固定具の主板に円周上に配設する連結子は、螺子挿
    通用孔、円弧状長孔、嵌合孔又は嵌合ピンのいずれかで
    ある請求項1又は2記載の充電器固定装置。
  4. 【請求項4】該充電器の各側壁面に設けた連結子の存す
    る円周の中心に嵌合軸又は嵌合軸孔を設け、該板状固定
    具の主板に配設した連結子の存する円周の中心に、該充
    電器の側壁面に設けた該嵌合軸又は該嵌合軸孔を嵌合す
    る嵌合軸孔又は嵌合軸を設けて成る請求項1、2又は3
    記載の充電器固定装置。
  5. 【請求項5】各該板状固定具の主板に、所定の間隔を存
    して中心をもつ複数個の円周上に、夫々該充電器の側壁
    面に円周上に設けた少なくとも1個の連結子と、これと
    撰択的に連結する複数個の連結子を配設して成る請求項
    1乃至3のいずれか1つに記載の充電器固定装置。
  6. 【請求項6】各該板状固定具の主板に配設した複数個の
    円周上に夫々配設された複数個の連結子の中心に、嵌合
    軸又は嵌合軸孔を配設し、そのいずれか1つの嵌合軸又
    は嵌合軸孔に、該充電器の側壁面に設けた連結子の存す
    る円周の中心に設けた嵌合軸孔又は嵌合軸を嵌合するよ
    うにして成る請求項5記載の充電器固定装置。
JP1990048491U 1990-05-09 1990-05-09 充電器固定装置 Expired - Lifetime JPH0717176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990048491U JPH0717176Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 充電器固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990048491U JPH0717176Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 充電器固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048472U JPH048472U (ja) 1992-01-27
JPH0717176Y2 true JPH0717176Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31565344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990048491U Expired - Lifetime JPH0717176Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 充電器固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717176Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60242248A (ja) * 1984-05-14 1985-12-02 ミサワホ−ム株式会社 ラチス梁
WO2012159034A1 (en) * 2011-05-19 2012-11-22 Ergotron, Inc. Display mounting interface system and method of connecting an electronic display to a support
JP6769747B2 (ja) * 2016-06-14 2020-10-14 株式会社デンソーテン 機器固定装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248188Y2 (ja) * 1985-05-10 1990-12-18
JPH0343733Y2 (ja) * 1986-03-17 1991-09-12
JPH0434592Y2 (ja) * 1987-05-25 1992-08-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH048472U (ja) 1992-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4685892A (en) Toy construction set
JP2864036B2 (ja) 1/4回転型ファスナ
US5563766A (en) Mounting assembly for a smoke alarm
US6446913B1 (en) Device for fixing and aligning an apparatus in a holder frame
US7450371B2 (en) Computer stability system
JPH0717176Y2 (ja) 充電器固定装置
JP2587328Y2 (ja) パイプ保持具
US4581828A (en) Spirit level
JPH0527692Y2 (ja)
JPH0623614Y2 (ja) 組立式パネルのコ−ナ−ジョイント構造
JPH066573Y2 (ja) パラボラ等アンテナの固定具
CN212644161U (zh) 一种投影仪固定装置
CN215888717U (zh) 可拆卸式腰线结构及装配式墙体
JPH0351595Y2 (ja)
JP2546423Y2 (ja) ローパーティションの連結装置
US5176531A (en) PC board connector seat
JP2913368B2 (ja) 三脚の固定装置
JPS6314093Y2 (ja)
JPH0634153Y2 (ja) フアイル
JPH0523689Y2 (ja)
JPH0615074Y2 (ja) 壁パネル
JP2570097Y2 (ja) 間仕切パネルのコーナー金具兼用アジャスター装置
JPH0620847Y2 (ja) フェンスのコーナー連結装置
JPS6243128Y2 (ja)
JPS583328Y2 (ja) 機器の取付具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term