JPH07171450A - スプレガン - Google Patents

スプレガン

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JPH07171450A
JPH07171450A JP34481193A JP34481193A JPH07171450A JP H07171450 A JPH07171450 A JP H07171450A JP 34481193 A JP34481193 A JP 34481193A JP 34481193 A JP34481193 A JP 34481193A JP H07171450 A JPH07171450 A JP H07171450A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
spray gun
paint
main body
Prior art date
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Application number
JP34481193A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Kanai
一正 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレガンと空気源とを接続するホ−スを廃
止して、スプレガンに携帯性を持たせる。 【構成】 スプレガン本体1には、塗料を噴出するノズ
ル部5を設け、このノズル部5に塗料を供給する塗料通
路13端部には塗料タンク4を設け、ノズル部5にはト
リガ3により塗料のオン・オフを行うニードル弁12を
設ける。塗料をノズル部5で霧化させるためにノズル部
5には環状の空気噴出口14を設けて、この空気噴出口
14に空気を供給する空気通路15途中にはトリガ3に
より開閉する弁16を設ける。空気通路15の端部には
カプラ6aを設けて、このカプラ6aに空気タンク6を
着脱自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装等に用いられるス
プレガンに関し、特にスプレガンと空気源とを接続する
ホ−スを廃止して、携帯性を持たせたスプレガンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装等に使用されるスプレガン
(以下、塗装を例にとって本発明を説明する)はスプレ
ガン本体に塗料カップを持たせ、圧縮機本体(空気源)
に一端を接続したホ−スの他端をスプレガン本体に接続
していた。そして、ホ−スより圧縮空気をスプレガン本
体に導き、スプレガン本体の噴霧口において霧吹きの原
理により塗料を霧化して、ワ−クに塗装作業を行うよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ス
プレガン本体にホ−スが接続されているため、塗装作業
時、スプレガンの向きを変えにくかったり、ホ−スが周
辺の物に引っ掛かってスプレガンを移動させにくいばか
りでなく、ホ−スの重量あるいはホ−スと接触物との摩
擦でスプレガンの移動に力が要ったりする課題があっ
た。
【0004】また、塗装作業範囲が空気源からホ−スの
届く範囲に制約され、これに対してホ−スを長くすると
上記のようにホ−スを移動するのに力を要した。さら
に、空気源を設置する場所が必要であり、狭い場所に空
気源を置くと作業の支障になったり、これを避けるため
により離れた適当な場所に空気源を置くとホ−スが長く
なり上述のように問題が生じた。
【0005】以上のことに鑑み、本発明は、別置の空気
源を使わず、空気タンクをスプレガン本体に設けた携帯
可能なスプレガンを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係るスプレガンは、液体を噴出する液体
噴出口と、この液体噴出口に接続し途中に第一の弁を有
する液体通路と、前記第一の弁の上流に設けられた液体
タンクと、前記液体を前記液体噴出口近傍で霧化させる
ために前記液体噴出口近傍に位置する空気噴出口と、こ
の空気噴出口に接続し途中に第二の弁を有する空気通路
と、前記第一の弁及び前記第二の弁を開閉する手段と、
を本体に設け、空気タンクを前記第二の弁の上流に且つ
本体に着脱自在に設けた構成とした。
【0007】
【作用】上記の構成により、本体の第一、第二の弁を開
弁することにより、液体が噴霧され、噴霧用の空気が少
なくなったら、空気タンクを本体から外し、別途新しい
空気タンクを付ければ、継続して噴霧作業が行える。
【0008】
【発明の効果】上記の効果として、スプレガンにはホ−
スが接続されないため、スプレガンの移動は自由自在で
あり、またホ−スの重量やホ−スと接触物との摩擦力が
なくなりスプレガンを支持したり移動したりするのに必
要な力が減少する。また従来のように作業範囲がホ−ス
の長さに制約されることがない。さらに、別置の空気源
が要らないため、従来のようにそれの設置場所が必要で
なく、また従来のように狭い場所に置いた空気源が空間
的に作業の支障になるということもない。また、塗装等
の作業器具の移動において、従来重い空気源を運搬する
のは容易でなかったが、本発明のスプレガンでは別置の
空気源を要せず移動は容易である。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図1乃至図5に基いて
説明する。まず、全体の構成を図1によって説明する。
図1は側面図である。紙面左方向が前、右方向が後ろで
ある。
【0010】1はスプレガン本体であり、概ね三角形状
をしており、1つの頂点が前方を向いており、本体1の
中央部には三角形状の中空部1aが設けられている。前
記頂点に対する底辺部が握り部2となり、その前方近傍
の中空部1aにトリガ3(第一、第二の弁(後述)を開
閉する手段)が設けられ、このトリガ3は前後方向に動
かされるようになっている。塗装作業では作業者は、握
り部2とトリガ3を手で握って塗装を行う。尚、本体1
の紙面に垂直な方向の形状は、手で握れる程度の厚さで
ほぼ一様である。
【0011】本体1上部に液体タンクとしての塗料カッ
プ4が設けられ、本体1とは一般的な継ぎ手である塗料
カップ接続部4aにより接続されている。本体1前部に
ノズル部5が位置し、ここから前方に向かって塗料を噴
射する。ノズル部5のより詳細な構造については後述す
る。
【0012】本体1下部には空気タンク6が本体1に着
脱自在に設けられ、本体1の下方に突出する脚部1bに
設けられたカプラ6a(後述)により本体1と接続さ
れ、さらに、本体1の前記三角形状の下部辺1cに設け
られた空気タンク保持部6b(後述)により本体1と接
続されている。
【0013】符号7は塗料噴射量を調整するニ−ドル弁
調整つまみであり、このニ−ドル弁調整つまみ7は前記
本体1中空部1aの最前部に設けられ、8は噴射空気量
を調整する空気調整つまみであり、この空気調整つまみ
8は空気タンク6の前部の本体1の脚部1bの先端に設
けられている。同様に、9は噴射形状を調整するパタ−
ン調整つまみであり、このパタ−ン調整つまみ9は本体
1前部の側面に設けられている。
【0014】次に、ノズル部5の詳細および塗料路、空
気路の系統を図2により説明する。図2において左方に
ノズル部5先端の断面図を示し、右にそれ以外の部分の
塗料路、空気路の系統図を示す。尚、これらの塗料路、
空気路は本体1内に設けられている。
【0015】ノズル部5中央に液体噴出口としての塗料
噴出口11が設けられ、この塗料噴出口11内には第一
の弁としてのニ−ドル弁12が設けられている。ニ−ド
ル弁12はトリガ3の移動によって図中左右動し弁座1
2’を開閉する。また、ニ−ドル弁調整つまみ7はトリ
ガ3を開としたときのニ−ドル弁12の右移動停止位置
を規定し、塗料の噴出量を設定する(構造は公知である
ため、詳細は省略する)。
【0016】塗料噴出口11は本体1内に設けられた液
体通路としての塗料通路13を介して、塗料カップ4に
接続され、塗料が塗料カップ4から塗料噴出口11に導
かれる。
【0017】ノズル部5において塗料噴出口11のまわ
りには空気噴出口としての霧化用空気噴出口14が環状
に設けられ、ここから噴出する空気により塗料噴出口1
1から吐出する塗料を霧吹きの原理で霧化する。
【0018】一端が霧化用空気噴出口14に接続され、
本体1内に設けられた空気通路としての霧化用空気通路
15には、トリガ3の移動により開閉する第二の弁とし
ての開閉弁16が設けられ、この霧化用空気通路15の
他端はカプラ6aを介して空気タンク6に接続されてい
る。そして、開閉弁16の上流の霧化用空気通路15内
には空気調整弁17が設けられ、この空気調整弁17の
開口度を変更することにより、霧化用空気噴出量が変え
られる。この空気調整弁17は空気調整つまみ8に連結
され、空気調整つまみ8を作動することにより空気調整
弁17の開口度が変えられる。さらに、霧化用空気通路
15において、空気調整弁17の上流には、塗料噴射
時、空気タンク6内の空気圧が所定圧以下になると閉じ
る働きを持った調圧弁18が設けられている。
【0019】ノズル部5において、さらに、霧化用空気
噴出口14の外側の2ヵ所(図では上下に2か所)にパ
タ−ン用空気噴出口19、19が設けられており、ここ
から噴出する空気量を変えることにより、塗料噴射形状
を変えられる。
【0020】一端がパタ−ン用空気噴出口19、19に
接続され、本体1内に設けられたパタ−ン用空気通路2
0は、空気調整弁17と調圧弁18の間の霧化用空気通
路15に接続され、霧化用空気通路15およびカプラ6
aを介して空気タンク6に接続される。パタ−ン用空気
通路20にはトリガ3の移動により開閉する開閉弁21
が設けられている。そして、開閉弁21の上流のパタ−
ン用空気通路20には、パタ−ン調整弁22が設けら
れ、この開口度を変更することによりパタ−ン用空気噴
出量が変えられる。パタ−ン調整弁22はパタ−ン調整
つまみ9に連結され、パタ−ン調整つまみ9を作動する
ことによりパタ−ン調整弁22の開口度を変えられる。
【0021】次に、空気タンク6の接続部の構造につい
て説明する。まずカプラ6aの構造について図3により
説明する。図3はカプラ6aの非接合時の断面図で、右
側に空気タンク6の空気吐出口に設けられたカプラソケ
ット6cを示し、左側にスプレガン本体1脚部1bに位
置する空気取り入れ口に設けられたカプラプラグ6dを
示す。
【0022】まず、カプラソケット6cの構造から説明
する。25はカプラソケット本体であり、このカプラソ
ケット本体25は前記空気タンク6に一体に形成されて
いる。そして、カプラソケット本体25は全体として筒
状を呈し、空気タンク6側より大径部25a,中径部2
5b,小径部25cが連続して形成されている。
【0023】26は円筒状のロック部材で、このロック
部材26は内面に大孔26aとこれに連続する小孔26
bとが形成されており、大孔26aは前記中径部25b
に、小孔26bは前記小径部25cにそれぞれ摺動自在
に嵌合されている。そして、大孔26aと小径部25c
との間には空隙27aが形成され、この空隙27a内に
はスプリング27が設けられ、スプリング27により前
記ロック部材26が図中左方に付勢される。又、前記ロ
ック部材26の図中左端にはテーパ面26cが形成され
ている。28は前記小径部25cの図中左端に設けられ
たストッパで、前記ロック部材26の離脱を防止する。
【0024】29は前記小径部25cに設けられた孔
で、この孔29内にはロックボール30が設けられてい
る。ところで、前記カプラソケット本体25内には大孔
25dが形成され、この大孔25dは前記空気タンク6
に連通する孔6eと連通している。そして、前記大孔2
5d内面の中径部25bに当たる位置には弁機能を兼ね
たストッパ31が取り付けられ、又、この大孔25dに
は連続して小孔25eが形成されており、前記ロックボ
ール30の径は小径部25cの厚さより大となってい
る。
【0025】32はプラグ受け部で、このプラグ受け部
32は図中左方より大径部32aと、これに連続する小
径部32bと、小径部32b端に形成されたストッパ3
2cとからなる。そして、大径部32aは前記小孔25
e内面に摺動自在に嵌合され、小孔25e内面と前記小
径部32bとの間には空隙32dが形成される。前記ス
トッパ31は前記空隙32dに位置することになり、プ
ラグ受け部32の離脱が防止される。
【0026】32e1 〜32e4 (図においては32e
4 は手前側に位置し図示されていない、またこれらをま
とめて符号32eとする)は前記小径部32b周囲に形
成された孔を示し、33は前記プラグ受け部32の右端
壁32fとカプラソケット本体壁25fとの間に設けら
れたスプリングで、このスプリング33により前記プラ
グ受け部32は常時左方に付勢されており、図の状態を
維持している。
【0027】ところで、前記孔32eは、前記プラグ受
け部32がスプリング33により左方に付勢されている
ときには前記ストッパ31により閉塞されており、この
結果、大孔25dとプラグ受け部32内の空間32gと
の連通は遮断されている。また、このときには、ロック
ボ−ル30が前記大径部32aの外面により前記小径部
25c外面から一部を突出させられているため、ロック
ボ−ル30と前記テ−パ面26cが当接し、ロック部材
26は左への移動を止められその位置で止まっている。
【0028】尚、34はカプラプラグ6d接合時のシ−
ルのためのOリングである。これは、前記孔29の空気
タンク6側近傍の前記小径部25c内側に設けられてい
る。
【0029】次に、スプレガン本体1側に設けられたカ
プラプラグ6dを説明する。カプラプラグ本体35は全
体に筒状を呈し、小径部35aと、これに続くテーパ面
35bと、これに続く大径部35cとからなる。そし
て、大径部35cには前記ロックボール30が嵌合する
凹所35dが形成されている。
【0030】又、前記カプラプラグ本体35内には通路
35eが形成され、この通路35eは前記霧化用空気通
路15に連通している。ところで、小径部35aの外径
は前記大径部32aの内径にほぼ等しく、又、大径部3
5cの外径は前記小径部25cの内径にほぼ等しく形成
されている。
【0031】次に空気タンク6とスプレガン本体1との
もう一か所の接続部である空気タンク保持部6bの構造
について図4により説明する。
【0032】図4(a)は図1における空気タンク保持
部6bのIV−IV断面図を示す。図4(b)は空気タンク
6を外したときの本体1側空気タンク保持部6bの断面
図(図4(a)B−B断面図)を示し、図4(c)は図
1における空気タンク保持部6bのIV−IV断面図のうち
空気タンク6側のみを示す。
【0033】空気タンク保持部6bは、本体1側の接合
部6gと空気タンク6側の突出部6fとから構成され
る。まず、接合部6gについて説明する。接合部6gは
あり溝36と矩形溝37とから構成される。あり溝36
は前記下部辺1cの図面左側(ノズル部5側)に設けら
れ、矩形溝37はあり溝36に連続するように下部辺1
cの下面に設けられている。そして、矩形溝37の断面
は矩形で底面37aの幅(紙面垂直方向の幅)はあり溝
36底面36aの幅と同じである。又、長手方向の長さ
は矩形溝37の方があり溝36よりも大である。また、
あり溝36には底面36aに板バネ38が設けられてお
り、接合した空気タンク6側の突出部6fを上方から押
さえて抜け止めの作用をする。
【0034】次に、空気タンク6側の突出部6fについ
て説明する。断面はあり溝36に嵌合するようにあり形
状となっており、長手方向長さはあり溝36の長手方向
長さと同じである。これによって突出部6fをまず矩形
溝37に嵌合した後、その位置をずらせばあり溝36に
嵌合することになる。
【0035】次に、空気タンク6とスプレガン本体1と
の接合方法を図3、図4、図5(符号は関係主要個所の
み記す)により説明する。
【0036】まず、作業者は、圧縮空気が充填された空
気タンク6を持ち、空気タンク6の突出部6fを前記本
体1下部辺1cの矩形溝37に嵌合させる。そして、そ
のまま矩形溝37内をあり溝36方向に空気タンク6を
移動させ、前記板バネ38を圧縮しつつ、突出部6fを
あり溝36内に嵌合させる。このとき、カプラ6aは、
図3の状態から図5の状態に変化するが、次にこのカプ
ラ6aの接合について図3、図5を参照して説明する。
【0037】空気タンク6の移動に伴ってカプラソケッ
ト6cがカプラプラグ本体35方向に変位する。そし
て、前記空気タンク6の突出部6fが前記あり溝36に
正常に嵌合しているときにはカプラソケット6cとカプ
ラプラグ本体35との軸心は合致しており、このまま空
気タンク6の移動が進行すると、前記小径部35aが前
記大径部32a内に嵌合し、小径部35a先端35a’
と大径部32aの段部32a’とが当接し、プラグ受け
部32全体が前記スプリング33を圧縮するように右行
する。
【0038】一方、小径部25cは前記大径部35cと
嵌合し、この嵌合が進行すると、前記ロックボール30
が凹所35dの個所に位置し、ロックボール30が凹所
35d内に落下する。この結果、ロックボール30によ
り左行を制止されていたロック部材26がスプリング2
7により左行し、ロックボール30を覆うことになり、
カプラソケット6cとカプラプラグ本体35とが完全に
嵌合する(図5参照)。
【0039】このときには、前記プラグ受け部32は前
記小径部35aの先端35a’により押圧されて孔32
eはストッパ31の個所から離脱しているため、空間3
2gと大孔25dとが連通し、空気タンク6内の圧縮空
気が空気通路15内に流入する。この際、Oリング34
により小径部25cと大径部35cとの僅かな隙間は閉
塞され、圧縮空気は外部に漏れ出ない。
【0040】次に、スプレガン操作時動作を説明する。
トリガ3を操作しない状態では、図2中、塗料噴射口1
1のニ−ドル弁12および空気路の開閉弁16、21は
閉じており、塗料および空気は噴出しない。
【0041】そして、ワーク(図示せず)に対して塗料
を噴霧するときはトリガ3を本体1の握り部2側に引
く。するとトリガ3に連動したニ−ドル弁12および開
閉弁16が開き、塗料がニ−ドル弁12の開口度に応じ
た流量で図2中、塗料噴出口11より流出し、噴霧され
る。
【0042】ところで、以降の説明においてはパターン
用空気を使用しない噴霧、所謂、丸吹きと称する噴霧を
先に説明し、その後、パターン用空気を使用した噴霧を
説明する。
【0043】まず、空気路の開閉弁16が開くと、調圧
弁18の前後に差圧が生じ、空気タンク6の圧力が設定
値以上の場合には調圧弁18が開き、圧縮空気が調圧弁
18より下流の霧化用空気通路15に流れる。この霧化
用空気は空気調整弁17の開口度により設定される流量
で霧化用空気噴出口14から噴出し、このとき前記塗料
噴射口11の塗料を霧化して、塗料と霧化用空気の同時
噴出によりワークに対して丸吹きの塗装が行われる。
【0044】次に、パターンを変更する場合について述
べる。パターンを変更する場合にはパタ−ンスイッチ
(図示せず、実際には止め弁が用いられることが多い)
をオンにし、開閉弁21が開可能な状態にしておく。そ
して、前記トリガ3が作動されたときにはこの開閉弁2
1も開となる。この結果、図2に見られる上下のパター
ン用空気噴出口19,19より空気が噴出し、この空気
により前記丸吹きのパターンは上下に潰れた楕円状のパ
ターンとなる。
【0045】以上のような噴霧の動作は従来と変わりな
いものである。そして、ワークへの塗装を終了したいと
きにはトリガ3を元の状態に戻せば噴霧が終了する。
【0046】尚、空気調整つまみ8、パタ−ン調整つま
み9は、噴射停止時および噴射時共に設定変更可能であ
る。
【0047】そして、塗装作業で空気を消費した結果、
空気圧が所定圧以下になると、調圧弁18が閉じ、ノズ
ル部5からの空気噴出が止まる。この時、空気タンク6
を交換する。交換に際しては、前記ロック部材26を手
により図5中右方向に押し移動し小孔26bを孔29よ
り右に位置させ、ロックボ−ル30が軸周囲方向に移動
できる状態にして、カプラプラグ本体35とカプラソケ
ット6cを引き離す。
【0048】このように、上記実施例では従来のスプレ
ガンの機能はそのまま持たせながら、スプレガンに接続
されるホ−スを廃止したため、従来の塗装機能は維持し
つつ、塗装作業中のスプレガンの移動等操作が容易にな
り、特に、塗装作業において顕著な効果がある。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側面図。
【図2】ノズル部先端断面図とその他の部分の塗料路、
空気路の系統図。
【図3】カプラプラグ、カプラソケット部分の非接合時
の断面図。
【図4】空気タンク保持部の断面図。
【図5】カプラプラグ、カプラソケット部分の接合時の
断面図。
【0050】
【符号の説明】
3 トリガ 4 塗料カップ 5 ノズル部 6 空気タンク 6a カプラ 11 塗料噴出口 12 ニ−ドル弁 13 塗料通路 14 霧化用空気噴出口 15 霧化用空気通路 16 開閉弁 19 パタ−ン用空気噴出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を噴出する液体噴出口と、この液体
    噴出口に接続し途中に第一の弁を有する液体通路と、前
    記第一の弁の上流に設けられた液体タンクと、前記液体
    を前記液体噴出口近傍で霧化させるために前記液体噴出
    口近傍に位置する空気噴出口と、この空気噴出口に接続
    し途中に第二の弁を有する空気通路と、前記第一の弁及
    び前記第二の弁を開閉する手段と、を本体に設け、空気
    タンクを前記第二の弁の上流に且つ本体に着脱自在に設
    けたスプレガン。
JP34481193A 1993-12-20 1993-12-20 スプレガン Pending JPH07171450A (ja)

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JP34481193A JPH07171450A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 スプレガン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020220A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Anest Iwata Corp 充填式携帯スプレーガン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020220A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Anest Iwata Corp 充填式携帯スプレーガン

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