JPH0717125Y2 - シンプルポテンショメータ - Google Patents

シンプルポテンショメータ

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JPH0717125Y2
JPH0717125Y2 JP1989081632U JP8163289U JPH0717125Y2 JP H0717125 Y2 JPH0717125 Y2 JP H0717125Y2 JP 1989081632 U JP1989081632 U JP 1989081632U JP 8163289 U JP8163289 U JP 8163289U JP H0717125 Y2 JPH0717125 Y2 JP H0717125Y2
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JP
Japan
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rotating body
case
potentiometer
annular
annular lip
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仁男 西尾
裕一 小林
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、計測器等に用いられるポテンショメータの防
塵構造に工夫を凝らして、コンパクト化を図ったシンプ
ルポテンショメータに関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は、従来のポテンショメータ及びその駆動機構を
示す縦断面図である。
図で、51は、ポテンショメータ、52は、駆動(減速)ギ
ヤ、53は、防塵カバー、54は、駆動モータである。
該ポテンショメータ51は、ケース55の内部に、環状の抵
抗回路56を有する基板57を設けると共に、筒状軸受58を
介して回転軸59を設け、該回転軸59の先端に出力ギヤ6
0、基端に入力ギヤ61を有する回転体62を夫々固設し、
該回転体62には、該抵抗回路56に摺接する接触子(ブラ
シ)63を設けて成るものである。そして、該抵抗回路56
及び接触子63に塵等が付着しないように、ケース55の下
部に、該回転体62や駆動ギヤ52等を包容する防塵カバー
53を覆設してある。
しかしながら、上記従来の構造にあっては、防塵のため
にポテンショメータの内部構成部品57,62…や駆動ギヤ5
2等を防塵カバー53によって全て覆わなければならず、
ポテンショメータ自体が肥大化すると共に駆動ギヤ52を
含めたユニット構造にせざるを得ず、計器内へのポテン
ショメータの配設の自由度がないという欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した点に鑑み、本考案は、コンパクトで且つ計器内
への配設の自由度を増したポテンショメータを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、取付板に固定さ
れるケースの内側に、環状の抵抗回路を有する基板を固
定して設け、該抵抗回路に対する接触子を有する回転体
を該基板に対向して回動自在に設けたポテンショメータ
において、該回転体の周縁に突設した防塵用の環状リッ
プが、該ケースに形成した嵌合溝ないし嵌合段部に若干
の隙間を存して摺接自在に係合し、該回転体に設けた環
状の入力ギヤが該環状リップよりも外側において該ケー
スないし該取付板に近接して位置し、駆動モータの駆動
を伝達する駆動ギヤに係合することを特徴とする。
〔作用〕
環状リップと嵌合溝ないし嵌合段部とが摺接自在に係合
して、抵抗回路及び接触子をケースと回転体との間に閉
じ込める。さらに回転体の入力ギヤがケースないし取付
板に近接し、例えば嵌合溝ないし嵌合段部に続くラビリ
ンスを構成して、塵の浸入をさらに防止する。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るシンプルポテンショメータの一
実施例を示す縦断面図である。
該ポテンショメータには、合成樹脂よりなるケース1の
内部に、環状の抵抗回路2を有する基板3を固設すると
共に、中央に筒状軸受4を介して回転軸5を設け、該回
転軸5の先端に出力ギヤ6を、該回転軸5の基端に合成
樹脂製の円板状回転体7を夫々圧入により固着してあ
り、該回転体7には、該抵抗回路2に摺接する接触子
(ブラシ)8を設けると共に、該回転体7の外周に環状
リップ9を一体に垂設し、該環状リップ9の外側に環状
に入力ギヤ10を設けてある。さらに、前記ケース1に
は、該環状リップ9に対する環状の嵌合溝11を基板3の
外周との間に形成してある。該環状リップ9と嵌合溝11
とはすきま嵌め気味に係合しており、回転体7の回動に
なんら抵抗を与えることはなく且つブラシ室12への塵の
浸入を防ぐことができる。
なお図で、13は、抵抗回路2に接続したリード線であ
る。
第2図は、本考案における防塵構造を用いた他のポテン
ショメータを示す断面図であり、ケース14を円板状に形
成して計器内の取付板15に固着すると共に、回転体16を
筒状軸受17に対して回動(摺接)自在に設け、回転軸18
の基端と回転体16とをL字杆19で連結したものであり、
該回転体16の外周には、第1図と同様に環状リップ20を
一体に垂設すると共に入力ギヤ21を前記取付板15の内縁
部22に対向して近接して設けてある。そして、前記ケー
ス14に対し、該環状リップ20に対する環状の嵌合溝23を
基板48との間に形成してある。従って、ブラシ室24は、
該入力ギヤ21と環状リップ20とによって二重にシールさ
れるのである。なお図で、42は、抵抗回路、43は、接触
子(ブラシ)である。
第3図は、上記防塵構造の変形例を示す縦断面図であ
り、回転体25の外周に環状の側壁26を一体に垂設すると
共に該側壁26の端縁に鍔状の環状リップ27を一体に突設
し、ケース28の内側壁29に、該環状リップ27に対する環
状の嵌合溝30を形成したものである。該回転体25には、
入力ギヤ31をケース内側壁29の端面に近接して設けてあ
る。従って、前記例よりも複雑なラビリンスによってブ
ラシ室32に塵が浸入するのを防いでいる。図で、44は、
抵抗回路、45は、接触子(ブラシ)、49は、基板であ
る。
第4図は、回転体33の外周に環状リップ34を垂設すると
共に、ケース35に対し、該環状リップ34の内周にすきま
嵌めされる環状壁36を形成したものであり、該環状壁36
には、該環状リップ34の先端に近接して対向する段部37
を連成してある。第4図に示すポテンショメータは、軸
(固定軸)38をケース35に固着し、該固定軸38に対して
回転体33を回動(摺動)自在に設けたものであり、前記
環状リップ36の外周に入力ギヤ39を設け、該回転体33に
L字杆40を介して該固定軸38の周囲に出力ギヤ41を設け
ている。図で、46は、抵抗回路、47は、接触子(ブラ
シ)、50は、基板である。この例の防塵構造は、前記例
の嵌合溝(11,23,30)を用いない簡単な構造である。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案は、従来の防塵カバーを廃止し、
回転体とケースとに対し、防塵用の環状リップと嵌合溝
ないし嵌合段部とを摺接自在に設けると共に、環状の入
力ギヤを環状リップよりも外側においてケースないし取
付板に近接させたから、ポテンショメータ内への塵の浸
入が入力ギヤと環状リップとにより二重に防止され、あ
るいは該入力ギヤにより嵌合溝ないし嵌合段部へ続くラ
ビリンスが構成されて、塵の浸入が確実に防止される。
それにより防塵カバーの要らないコンパクトな構造が達
成される。しかも、従来のように駆動ギヤとのユニット
構造を採る必要がないから、ポテンショメータを計器内
の適宜位置に配設でき、設計の自由度が拡大して計器自
体もコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、 第2図〜第4図は他の例を示す縦断面図、 第5図は従来例を示す縦断面図である。 1,14,28,35……カバー、2,42,44,46……抵抗回路、3,4
8,49,50……基板、7,16,25,33……回転体、8,43,45,47
……接触子、9,20,27,34……環状リップ、11,23,30……
嵌合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付板に固定されるケースの内側に、環状
    の抵抗回路を有する基板を固定して設け、該抵抗回路に
    対する接触子を有する回転体を該基板に対向して回動自
    在に設けたポテンショメータにおいて、 該回転体の周縁に突設した防塵用の環状リップが、該ケ
    ースに形成した嵌合溝ないし嵌合段部に若干の隙間を存
    して摺接自在に係合し、該回転体に設けた環状の入力ギ
    ヤが該環状リップよりも外側において該ケースないし該
    取付板に近接して位置し、駆動モータの駆動を伝達する
    駆動ギヤに係合することを特徴とするシンプルポテンシ
    ョメータ。
JP1989081632U 1989-07-13 1989-07-13 シンプルポテンショメータ Expired - Fee Related JPH0717125Y2 (ja)

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JP1989081632U JPH0717125Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 シンプルポテンショメータ
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KR1019930018349A KR930011420B1 (ko) 1989-07-13 1993-09-13 전위차계의 조립구조

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JPH0321806U JPH0321806U (ja) 1991-03-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872806U (ja) * 1981-11-09 1983-05-17 日本電気株式会社 半固定可変抵抗器

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JPH0321806U (ja) 1991-03-05

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