JPH0717125U - ショルダプロテクタ - Google Patents

ショルダプロテクタ

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JPH0717125U
JPH0717125U JP5390193U JP5390193U JPH0717125U JP H0717125 U JPH0717125 U JP H0717125U JP 5390193 U JP5390193 U JP 5390193U JP 5390193 U JP5390193 U JP 5390193U JP H0717125 U JPH0717125 U JP H0717125U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で、肩の形状に関わらず肩紐のずれ
落ちを確実に防止し得るショルダプロテクタを提供す
る。 【構成】 肩1と肩紐2の間に、肩紐2を通じて肩1に
作用する荷重を軽減するためのプロテクタ本体3を介装
し、プロテクタ本体3に肩紐2が首4側から腕5側に向
けて移動するのを規制する規制手段を設けたショルダプ
ロテクタにおいて、前記規制手段をプロテクタ本体3の
側縁部10に設けたことを特徴とする。規制手段は肩紐
2が係合する傾斜面6によって構成されることを特徴と
する。プロテクタ本体3は平板状部材であることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショルダバッグ等の肩紐の肩への食い込みを防止するショルダプロ テクタに関し、特に、肩紐のずれ落ちを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から肩に対する荷重軽減を図るべく種々のプロテクタが案出されている。
【0003】 基本的には、肩とバッグ等の肩紐の間にプロテクタが介装され、肩紐が肩に直 接食い込まないような構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、肩は首側から腕側に向けて下方に傾斜しており、プロテクタに掛けら れた肩紐が首側から上腕側にずれ落ち勝ちである。
【0005】 そこで、従来から肩紐の移動を規制するために、肩紐が掛けられるプロテクタ 上面を肩の傾斜とは逆の傾斜になるように腕側を高くし、肩紐が腕側になるべく ずれないような工夫もなされている。
【0006】 しかし、肩の傾斜は、いわゆる「なで肩」から「いかり肩」まで個人差が大き く、すべての肩の形状に対応するのは困難であった。
【0007】 また、肩紐を受ける位置が肩から離れるに従い、慣性が大きく働くために、プ ロテクタが揺れて不安定となるという問題があった。
【0008】 本考案は、簡単な構造で、肩の形状に関わらず肩紐のずれ落ちを確実に防止し 得るショルダプロテクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、肩と肩紐の間に、肩紐を通 じて肩に作用する荷重を軽減するためのプロテクタ本体を介装し、該プロテクタ 本体に前記肩紐が首側から腕側に向けて移動するのを規制する規制手段を設けた ショルダプロテクタにおいて、前記規制手段をプロテクタ本体の側縁部に設けた ことを特徴とする。
【0010】 規制手段は肩紐が係合する傾斜面によって構成されることを特徴とする。
【0011】 プロテクタ本体は平板状部材であることを特徴とする。
【0012】 プロテクタ本体の側縁部に形成される傾斜面は、プロテクタ本体が身体前後方 向の幅が首側から腕側にいくに従って幅広となるように構成されることを特徴と する。
【0013】 プロテクタ本体は弾力性を有する素材により構成されることを特徴とする。
【0014】 プロテクタ本体表面にすべり止め加工が施されていることを特徴とする。
【0015】 プロテクタ本体表面にすべり止め層を備えていることを特徴とする。
【0016】 プロテクタ本体の身体との接触部位にクッション部材を備えていることを特徴 とする。
【0017】 プロテクタ本体はクッション性の高い素材表面に強化層を付加して構成されて いることを特徴とする。
【0018】 プロテクタ本体に、肩紐の上下動を押さえる肩紐押さえ部材を設けたことを特 徴とする。
【0019】
【作用】
本考案にあっては、肩紐はプロテクタ本体の側縁部に設けられた傾斜面等によ って構成される規制手段に係合し、腕側へのずれ落ちが防止される。したがって 、従来のように厚さ方向に角度を付けて、肩紐のずれ落ちを防止する考え方と違 い、各人の肩の形状に関わらず個人別に角度を調節する必要性がない。
【0020】 また、肩紐がプロテクタ本体の両側縁部で係合し、この肩紐の係合位置が荷重 の作用点となるので、荷重は肩に接触するプロテクタ本体の中央部を支点にして 身体の前後で釣り合った状態で作用し、バランスよく荷重を受け持つ。
【0021】 規制手段を傾斜面によって構成した場合には、仮に肩の傾きによって肩紐が腕 側にずれたとしても、肩紐が傾斜面の傾斜に沿って開くために肩紐と傾斜面との 抗力が増大し、摩擦抵抗も増大して肩紐のすべり落ちを効果的に防止することが できる。
【0022】 また、平板状とすれば、構造的に肩紐とプロテクタ本体の密着性が高く、肩紐 とプロテクタ本体の接触部に必要以上のすべり止め表面や溝等を設けないですむ 。
【0023】 さらに、ベルト受け面がフラットで大面積なので、ベルトの幅や種類を問わず 汎用性が高い。また、面積が大きいと肩への装着位置もわりとラフでよく、まち がった使い方からくる装着時の不快感を招くこともない。
【0024】 特に、プロテクタ本体側縁部の傾斜面を、腕側に向かって徐々に広がる形状と しておけば、鎖骨との接触を避けることでき装着感が優れたものになる。
【0025】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
【0026】 図1および図2は本考案の第1実施例に係るショルダプロテクタを示している 。このショルダプロテクタは、肩1とショルダバッグ等の肩紐2の間に介装され るプロテクタ本体3を備え、肩紐2を通じて肩1に作用する荷重を軽減するよう になっている。
【0027】 プロテクタ本体3は平板状部材で、図示するような扇形等がその代表的な形状 であり、装着は首4に向かって角度が閉じ、腕5との関節に向かって開いている ように肩1の上に乗せて使用する。そして、プロテクタ本体3の身体の前後に位 置する扇形状の両側縁部に、肩紐2が首4側から腕5側に向けて移動するのを規 制するべく、肩紐2が係合する傾斜面6,6が設けられており、この傾斜面6, 6が本考案の規制手段を構成している。
【0028】 この傾斜面6,6は、プロテクタ本体3の身体前後方向の幅が首4側から腕5 側にいくに従って幅広となるように「ハの字」状に直線状に開いている。プロテ クタ本体3の首側端部7は腕側にくぼむ小径の円弧形状となっており、腕側端部 8が腕側に向かって突出する大径の円弧形状となっている。
【0029】 肩1は上方に向かって凸状に湾曲しているので、平板状のプロテクタ本体3を 載置すると、プロテクタ本体3の中央部9が肩1に接触し、前後の両側縁部10 ,10が肩1から浮き上がった状態になる。
【0030】 このプロテクタ本体3の上に肩紐2を掛けると、肩紐2はプロテクタ本体3両 側縁部10,10の傾斜面6,6に係合する。この肩紐2の係合位置が荷重の作 用点となるので、荷重は肩に接触するプロテクタ本体3の中央部9を支点にして 身体の前後で釣り合った状態で作用し、バランスよく荷重を受け持つことができ る。
【0031】 また、仮に肩1の傾きによって肩紐2が腕5側にずれたとしても、肩紐2が傾 斜面6,6の傾斜に沿って開くために肩紐2と傾斜面6,6との抗力が増大し、 摩擦抵抗も増大するために肩紐2のすべり落ちを効果的に防止することができる 。
【0032】 また、プロテクタ本体3が平板状となっているので、構造的に肩紐2とプロテ クタ本体3の密着性が高く、肩紐2とプロテクタ本体3の接触部に必要以上のす べり止め表面や溝等を設けないですむ。
【0033】 さらに、プロテクタ本体3の上面の紐受け面がフラットで大面積なので、肩紐 2の幅や種類を問わず汎用性が高い。また、面積が大きいと肩1への装着位置も わりとラフでよく、まちがった使い方からくる装着時の不快感を招くことがない 。
【0034】 特に、プロテクタ本体3の両傾斜面6,6を腕5側に向かって徐々に広がる形 状となっているので、鎖骨11との接触を避けることでき装着感が優れたものに なる。もっとも、鎖骨11との接触を避けるためには、プロテクタ本体3の前縁 部に傾斜面を設けておけば足りる。
【0035】 また、このような平板状のプロテクタ本体3の成形は、複雑な形状の成形型を 準備する必要がなく、板材を所定形状に打ち抜くだけできわめて容易に成形する ことが可能である。
【0036】 図3(a)〜(h)は、プロテクタ本体3の断面構造の各種実施例を示している。
【0037】 図3(a)は、プロテクタ本体3をクッション効果のある弾性体3a単体で構成 した例である。この弾性体3aとしては、各種樹脂発泡体,エラストマ,ゴム, 不織布,編み物,織物等が適用可能である。
【0038】 また、弾性体3a表面は滑り止め構造となっていることが好適である。滑り止 め構造としては、たとえば材料的に摩擦係数の大きいものを選択することも含め 、凹凸を形成する等種々の構造を採用することが可能できる。
【0039】 図3(b)は、図3(a)の弾性体3aにすべり止め効果のある面3bを付加した ものである。この面3bは、たとえばゴム,発泡体シートをラミネートしたもの 、あるいは滑り止め材をコーテイングして構成することができる。滑り止め材3 b′としてはゴム弾性体等の摩擦係数の高い樹脂材料、さらに粘着材等も用いる ことが可能であり、要するに摩擦係数が大きい材料であればよい。
【0040】 図3(c)は、滑り止め材3b′をドット状にシルク印刷等の印刷手法でコーテ イングしたものである。
【0041】 図3(d)は、図3(a)の弾性体3aの肩1との接触面側にクッション性の高い 素材3cを複合したものである。クッション性の高い素材3cとしては、スポン ジ,フォームと呼ばれる各種発泡体が使用される。
【0042】 このようにクッション性の高い素材3cを複合した構造の場合には、プロテク タ本体3の素材としては、硬質プラスチック,木あるいは金属を用いてもよい。
【0043】 図3(e)は、クッション性の高い素材3cの表面に強化層3dを付加したもの である。
【0044】 この強化層3dは、皮,織物,フィルムあるいはこれらの加工品を適用するこ とができる。
【0045】 図3(f),(g)は内部をプロテクタ本体3を風船方式にした例であり、使用時 に気体を封入して所定形状に成形し(図3(f)参照)、未使用時には気体を抜い て保管するものである(図3(g)参照)。
【0046】 素材としてはPVCやゴム単体、あるいは、これらを織物等にコーテイングや ラミネートしたものが一般的である。織物としては三軸織物等の多軸織物を使用 することが好適である。
【0047】 このようにすれば、非常に軽く持ち運びに便利であり、使用時は空気ばねとし てクッションの役目をはたし、さらに、使用後は再び空気を抜けばよく、その始 末に場所を取らない。また、空気の量によって剛性を調整することも可能である 。空気の封入は、息を吹き込む構成としてもよいし、図3(h)に示すように、ポ ンプ3hを一体的に設けてもよい。ポンプ3hの構成としては公知の種々のもの が適用可能である。
【0048】 図4(a)〜(d)は、本考案のプロテクタ本体3の形状バリエーションを示して いる。プロテクタ本体3の形状は、基本的には「ハの字」状の角度がついていれ ばよく、「ハの字」状の傾斜面に曲率があったり、2段に折れていてもよい。ま た、穴を開けて模様にしたり、軽量化を図ってもよい。
【0049】 図4(a)のプロテクタ本体3Aは台形状としたもので、首側端部7Aおよび腕 側端部8Aを直線的にしたものである。
【0050】 図4(b)のプロテクタ本体3Bは、両側縁の傾斜面6B,6B、さらに首側端 部7A,腕側端部8Aを、直線状ではなく内側に凹状にくぼむ円弧状の曲率を持 たせたものである。
【0051】 図4(c)のプロテクタ本体3Cは、その首側端部7Cを首側に凸状に突出する 円弧形状,腕側端部8Cを首側に凹状にくぼむ円弧形状に成形したものである。
【0052】 図4(d)のプロテクタ本体3Dは、その首側端部7Dおよび腕側端部8Dのい ずれも外側に突出するような、いわゆる「おむすび」形状に成形したものである 。
【0053】 図4(e)のプロテクタ本体3Eは、中央に開口穴12を形成して軽量化を図り 、両側縁部10E,10Eが開口穴12を挟む2カ所の連結部13によって連結 される構成となっている。このような構成とすれば、開口穴12の大きさによっ て弾力性を調整することができる。
【0054】 図4(f)のプロテクタ本体3Fは、開口穴12F,12Fに肩紐2を通す構成 としたものである。
【0055】 図4(g)のプロテクタ本体3Gは、傾斜面6G,6Gが段階的に変化する2直 線部分によって構成されたものである。
【0056】 図4(h)のプロテクタ本体3Hは星形に成形したもので、「ハの字」形の2側 縁部を任意に選択して使用することができる。たとえば、図中6H1,6H1の 組み合わせ、あるいは6H2,6H2等の組み合わせを選択することができる。
【0057】 図5は本考案の第2実施例を示している。
【0058】 この第2実施例は、プロテクタ本体3の紛失防止や身体の上下動対策として、 プロテクタ本体3に掛けられた肩紐2を押さえるための肩紐押さえ部材14を設 けた例である。
【0059】 肩紐押さえ部材14はプロテクタ本体3の形状に倣って成形され、プロテクタ 本体3のほぼ全面を覆い、腕5側の端部位置で開閉自在にプロテクタ本体3に連 結され、首側端部にプロテクタ本体3と固定するためのボタン,面状ファスナ, ファスナ等の固着具15が取り付けられている。
【0060】 使用方法としては、図5(d)に示すように肩紐2を肩紐押さえ部材4とプロテ クタ本体3の間に挟みこんで使用するが、図5(e)に示すように、肩紐2を外に 出してもよい。
【0061】 こうすることによって、プロテクタ本体3の押さえ部材4表面にデザインした 文字や絵を入れてコマーシャル,ブランド効果を得ることが可能となる。押さえ 部材4の無いタイプのものについても、もちろんプロテクタ本体3表面にデザイ ンを施すことができる。また、プロテクタ本体3を図3(f),(g)に示すような 風船タイプにすれば、空気圧によって肩紐2の押さえ力を大きくすることができ る。
【0062】 さらに、このプロテクタ本体3に、例えばラジオ,マッサージ等の機能をプラ スしたり、夜道の安全対策として反射剤を塗布したり、反射テープを貼ったりす ることが考えられる。また、小銭入れ等小物入れの工夫をしても便利である。
【0063】 図5はプロテクタ本体3を肩紐2に対して固定した場合であるが、図6に示す ように、衣服16に対してプロテクタ本体3を固定するようにしてもよい。
【0064】 図6(a)はプロテクタ本体3をボタン17を介して固定した例、図6(b)は面 状ファスナ18を介して固定した例、図6(c)は接着剤19によって固定した例 、図6(d)は衣服に縫い付けた例をそれぞれ示している。
【0065】 こうすることにより、プロテクタの脱落や紛失を防止できる。特に着脱ができ るようにすれば、衣服の洗濯等が可能となる。この場合プロテクタ表面の滑り止 めは必要なくなる。
【0066】 上記実施例では、規制手段としてプロテクタ本体の両側縁に傾斜面を設けた場 合について説明したが、規制手段としては、傾斜面に限定されるものではなく、 たとえば図7に示すような各種変形例も含まれる。
【0067】 図7(a)はプロテクタ本体3の側縁部10に肩紐2が係合する凸部20もしく は段部を設けた例を示している。
【0068】 図7(b)はプロテクタ本体3の側縁部10に肩紐2が係合する溝21を設けた 例である。
【0069】 図7(c)はプロテクタ本体3の側縁部10はストレート形状ではあるが、図7 (d)に示すように、肩紐2の掛かる部分が荷重によって局部的に撓み、撓まない 隣接部分22によって肩紐2のずれを規制するような構成とした例である。
【0070】 図7(e)はプロテクタ本体3の側縁部10に肩紐2のずれ落ち防止するために 凸部23に傾斜を設けたものである。
【0071】 図7(f)はプロテクタ本体3の側縁部に肩紐2が係止される鈎形のフック24 を設けたものである。
【0072】 図7(g)はプロテクタ本体3を円形とし、首側の半円部分を肩紐2が係止され る傾斜面6としたものである。
【0073】 もちろん図示した変形例に限らず、要するに、プロテクタ本体の側縁部に肩紐 が係合し、肩紐のずれを規制する構造であればよい。
【0074】 なお、本考案のショルダプロテクタは、ショルダバッグ,旅行バッグ,各種ス ポーツバッグ(汎用タイプ,テニス,野球,剣道,射撃,ゴルフ用バッグ等), リュックサック,ナップサック,カメラバッグ,アイスボックス,水筒等、肩紐 で荷重を支えるものであれば適用することができ、その用途は問わない。
【0075】
【考案の効果】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、プロテクタ本体の側縁部に設 けられた傾斜面等によって構成される規制手段により肩紐のずれ落ちを防止する ようにしたので、各人の肩の形状に関わらず肩紐のずれ落ちを確実に防止するこ とができる。
【0076】 また、肩紐の係合位置が荷重の作用点となるので、荷重を肩に接触するプロテ クタ本体の中央部を支点にして身体の前後でバランスよくを受け持つことができ 、安定して保持することができる。
【0077】 さらに、規制手段を傾斜面によって構成した場合には、肩紐がずれると摩擦抵 抗が増大して肩紐のすべり落ちを効果的に防止することができる。
【0078】 また、平板状とすれば、構造的に肩紐とプロテクタ本体の密着性が高く、肩紐 とプロテクタ本体の接触部に必要以上のすべり止め表面や溝等を設けないですむ 。
【0079】 さらに、ベルト受け面がフラットで大面積なので、ベルトの幅や種類を問わず 汎用性が高い。
【0080】 また、面積が大きいと肩への装着位置もわりとラフでよく、まちがった使い方 からくる装着時の不快感を招くこともない。
【0081】 特に、プロテクタ本体側縁部の傾斜面を、腕側に向かって徐々に広がる形状と しておけば、鎖骨との接触を避けることでき装着感が優れたものになる。
【0082】 さらに、平板形状とすれば非常に簡単に成形することができ、コスト低減を図 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1実施例に係るショルダプロ
テクタの使用状態を示すもので、図1(a)は斜視図、図
1(b)は側面図、図1(c)は上面図である。
【図2】図2は図1のショルダプロテクタ自体を示すも
ので、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図、図2(c)
は底面図、図2(d)は斜視図である。
【図3】図3(a)〜(h)はプロテクタ本体の断面構造の
各種実施例を示す図である。
【図4】図4(a)〜(h)はプロテクタ本体の各種形状を
示す図である。
【図5】図5は本考案の第2実施例に掛かるショルダプ
ロテクタを示すもので、図5(a)は正面図、図5(b)は
側面図、図5(c)は底面図、図5(d),(e)は肩紐を挟
んだ状態と外した状態を示す正面図である。
【図6】図6(a)〜(d)はプロテクタ本体と衣服の固定
状態の各種態様を示す断面図である。
【図7】図7(a)〜(g)は本考案の他の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 肩 2 肩紐 3 プロテクタ本体 4 首 5 腕 6 傾斜面 7 首側端部 8 腕側端部 9 中央部 10 側縁部 11 鎖骨

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肩と肩紐の間に、肩紐を通じて肩に作用
    する荷重を軽減するためのプロテクタ本体を介装し、該
    プロテクタ本体に前記肩紐が首側から腕側に向けて移動
    するのを規制する規制手段を設けたショルダプロテクタ
    において、 前記規制手段をプロテクタ本体の側縁部に設けたことを
    特徴とするショルダプロテクタ。
  2. 【請求項2】 規制手段は肩紐が係合する傾斜面によっ
    て構成される請求項1に記載のショルダプロテクタ。
  3. 【請求項3】 プロテクタ本体は平板状部材である請求
    項1または2に記載のショルダプロテクタ。
  4. 【請求項4】 プロテクタ本体の側縁部に形成される傾
    斜面は、プロテクタ本体が身体前後方向の幅が首側から
    腕側にいくに従って幅広となるように構成される請求項
    2または3に記載のショルダプロテクタ。
  5. 【請求項5】 プロテクタ本体は弾力性を有する素材に
    より構成される請求項1,2,3または4に記載のショ
    ルダプロテクタ。
  6. 【請求項6】 プロテクタ本体表面にすべり止め加工が
    施されている請求項1,2,3,4または5に記載のシ
    ョルダプロテクタ。
  7. 【請求項7】 プロテクタ本体表面にすべり止め層を備
    えている請求項1,2,3,4または5に記載のショル
    ダプロテクタ。
  8. 【請求項8】 プロテクタ本体の身体との接触部位にク
    ッション部材を備えている請求項1,2,3,4または
    5に記載のショルダプロテクタ。
  9. 【請求項9】 プロテクタ本体はクッション性の高い素
    材表面に強化層を付加して構成されている請求項1,
    2,3,4または5に記載のショルダプロテクタ。
  10. 【請求項10】 プロテクタ本体に、肩紐の上下動を押
    さえる肩紐押さえ部材を設けた請求項1,2,3または
    4に記載のショルダプロテクタ。
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