JPH07170727A - 電流・電圧変換回路 - Google Patents

電流・電圧変換回路

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JPH07170727A
JPH07170727A JP34120693A JP34120693A JPH07170727A JP H07170727 A JPH07170727 A JP H07170727A JP 34120693 A JP34120693 A JP 34120693A JP 34120693 A JP34120693 A JP 34120693A JP H07170727 A JPH07170727 A JP H07170727A
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JP
Japan
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voltage
current
constant
circuit
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP34120693A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Owase
穰二 尾和瀬
Yoshisuke Murakami
義介 村上
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U R D KK
Original Assignee
U R D KK
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Publication date
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Publication of JPH07170727A publication Critical patent/JPH07170727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流トランスを使用した高周波定電流給電方
式により各種の負荷に給電するシステムに於て、定電圧
直流給電を行なう方が好都合な負荷の前に接続して使用
する電流・電圧変換回路を提供する。 【構成】 電流入力を整流する整流回路と、該整流回路
の出力を直流リアクトルおよび逆電流阻止ダイオードを
介して充電するコンデンサと、該コンデンサの端子電圧
を基準電圧と比較しその値に応じたデューティ比を有す
るパルスを出力する比較変換回路と、該比較変換回路の
出力パルスにより駆動され前記直流リアクトルと前記逆
電流阻止ダイオードとの接続点を短絡するスイッチング
素子とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波定電流給電方
式により各種の負荷に給電する場合に、一定直流電圧で
給電を行なう方が好都合な負荷のために使用する電流・
電圧変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、高周波定電流電源に一次巻
線を接続した電流トランスの二次巻線から負荷に電力を
供給するようにした高周波定電流給電方式を開発し、既
に特許出願している(特願平4−204296号参
照)。定電流給電方式は定電圧給電方式に比較して種々
の利点があり、負荷の種類によっては実用上極めて有利
な給電方式である。例えば、蛍光灯負荷の場合には負性
抵抗特性を示すために、放電電圧を加減して調光するこ
とは極めて困難であるが放電電流を加減して調光するこ
とは到って簡単である。また、白熱電球の場合、フィラ
メントは点灯前には低抵抗であり通電後高温になったと
き定常状態の抵抗値となるから、定電圧型の電源で点灯
した場合には点灯時短時間だけ過大電流が流れフィラメ
ントの疲労が大きいが、これを定電流型の電源により点
灯すれば点灯時に過大電流が流れることがなくなり寿命
を著しく長くすることができる。
【0003】ところが、現在使用されている電気機器の
大部分は定電圧給電方式を前提として設計されているた
め、すべての機器を定電流給電方式負荷により給電しよ
うとすると機器によっては不都合が生じるものもある。
例えば、負荷が変動する用途では定電流を印加した場合
には結果として電圧が変動してしまい安定な動作が得ら
れなかったり、過大電圧が発生して危険であったり、ま
た、無駄な電力が消費されたりするおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、電
流トランスを使用した高周波定電流給電方式により各種
の負荷に給電するシステムに於て、定電圧直流給電を行
なう方が好都合な負荷の前に接続して使用する電流・電
圧変換回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の電流・電圧変換回路は、電流入力を整
流する整流回路と、該整流回路の出力を直流リアクトル
および逆電流阻止ダイオードを介して充電するコンデン
サと、該コンデンサの端子電圧を基準電圧と比較しその
値に応じたデューティ比を有するパルスを出力する比較
変換回路と、該比較変換回路の出力パルスにより駆動さ
れ前記直流リアクトルと前記逆電流阻止ダイオードとの
接続点を短絡するスイッチング素子とを備えている。
【0006】
【作用】電流入力を整流してコンデンサに充電し、比較
変換回路によりこのコンデンサの端子電圧を基準電圧と
比較して端子電圧が高く(低く)なるとデューティ比の
大きい(小さい)パルスを出力し、この出力パルスによ
りスイッチング素子を駆動して整流回路の出力を短絡す
ることにより、短絡電流を増加し(減少させ)てコンデ
ンサの充電電流を小さく(大きく)し、これによりコン
デンサの端子電圧が常に一定となるように制御する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図1はその回路図、図2は比較変換回路
の動作説明図である。高周波定電流(例えば50kHz、
10A)の流れる電線1が電流トランス2を貫通し(即
ち1ターンの一次巻線として巻回され)この電流トラン
ス2の二次巻線3から巻線比で決定される一定電流が出
力されている。そして、この二次巻線3の出力が電流・
電圧変換回路4を介して負荷5に供給されている。
【0008】電流・電圧変換回路4は、入力端子に接続
された全波整流回路BR、その出力電流を直流リアクト
ルLおよび逆電流阻止ダイオードDを介して充電するコ
ンデンサC、基準電圧発生回路ST、コンデンサCと並
列に接続された抵抗R1、R2からなる分圧回路、オペア
ンプOPおよびコンパレータCOからなる比較変換回
路、比較変換回路の出力によりゲートドライバGDを介
して駆動され直流リアクトルLの下流側を短絡するスイ
ッチング素子であるFET等により構成され、コンデン
サCの両端子が出力端子に接続されている。
【0009】電流・電圧変換回路4に入力された高周波
定電流は、全波整流回路BRにより整流され、直流リア
クトルLおよび逆電流阻止ダイオードDを介してコンデ
ンサCに充電される。コンデンサCと並列に設けられた
分圧回路R1、R2の接続点がオペアンプOPの+入力端
子に接続され、また、基準電圧発生回路STの出力がオ
ペアンプOPの−入力端子に印加されている。オペアン
プOPの出力はコンパレータCOの+入力端子に接続さ
れ、また、鋸歯状波発生器OSCの出力がコンパレータ
COの−入力端子に接続されている。コンパレータCO
の出力は、ゲートドライバーGDを介してFETのゲー
トに入力されている。
【0010】オペアンプOPおよびコンパレータCOに
より構成される比較変換回路の動作を図2を参照しなが
ら説明する。同図は上段がコンパレータCOの入力電圧
波形を、また、下段がその出力電圧波形をそれぞれ示し
たものである。分圧回路R1、R2により所定比率で圧縮
されたコンデンサCの端子電圧は、オペアンプOPに於
て基準電圧発生回路STから送られた基準電圧と比較さ
れ、両者の差の電圧がコンパレータCOの+入力端子に
入力される。そして、この電圧が−入力端子に入力され
た鋸歯状波発生器OSCからの信号と比較され、オペア
ンプの出力電圧の方が高い間だけHとなるパルス列がコ
ンパレータCOから出力される。従って、オペアンプの
出力電圧(即ち、コンデンサCの端子電圧)が高くなる
とデューティ比の大きいパルス列が出力され、また逆
に、オペアンプの出力電圧が低くなるとデューティ比の
小さいパルス列が出力される。
【0011】コンパレータCOの出力パルスはゲートド
ライバーGDに入力されFETをオン・オフ駆動して、
直流リアクトルLの下流側を間歇的に短絡する。コンデ
ンサCの端子電圧が高くなってコンパレータCOの出力
パルスのデューティ比が大きくなると、FETを流れる
短絡電流が増加してその分だけコンデンサCの充電電流
が小さくなるからコンデンサCの端子電圧は下降する。
また逆に、コンデンサCの端子電圧が高くなって出力パ
ルスのデューティ比が小さくなると、短絡電流が減少し
てその分だけコンデンサCの充電電流が大きくなりコン
デンサCの端子電圧が上昇する。このようにして負荷変
動等に関わらずコンデンサCの端子電圧は結果的に常に
一定に保たれ、一定直流電圧が出力される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の電流・
電圧変換回路は、定電流電源から容易に定電圧直流電源
を得ることができ、電流トランスを使用した高周波定電
流給電方式により定電圧負荷が混在する系統に共通に給
電することができ、スイッチング素子がオンからオフに
移行したとき直流リアクトルに蓄積されたエネルギーが
逆電流阻止ダイオードを介してコンデンサに充電される
いわゆる昇圧型のチョッパー制御であるから、電流トラ
ンスの二次巻線の出力として負荷の必要とする電力が得
られさえすれば、コアサイズ、一次電流、巻線比等が異
なる仕様の電流トランスにたいしても何等変更を加える
ことなく共通に使用することができ、また、直流リアク
トルの平滑作用により電流トランスの二次側の電圧電流
歪がほとんど発生せず電流トランスの電力変換効率に悪
影響をおよぼすことがなく、さらに、定電流電源に限ら
ず一次電流が変化する一般電源用電流トランスの二次側
から定電圧直流電源を得る用途にも用いることができる
という優れた作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の回路図
【図2】コンパレータの入出力電圧波形を示す動作説明
【符号の説明】
1 高周波定電流の流れる電線 2 電流トランス
3 二次巻線 4 電流・電圧変換回路 5 負荷
BR 全波整流回路 L 直流リアクトル D 逆電流阻止ダイオード
C コンデンサ ST 基準電圧発生回路 OP オペアンプ
CO コンパレータ FET スイッチング素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流入力を整流する整流回路と、該整流
    回路の出力を直流リアクトルおよび逆電流阻止ダイオー
    ドを介して充電するコンデンサと、該コンデンサの端子
    電圧を基準電圧と比較しその値に応じたデューティ比を
    有するパルスを出力する比較変換回路と、該比較変換回
    路の出力パルスにより駆動され前記直流リアクトルと前
    記逆電流阻止ダイオードとの接続点を短絡するスイッチ
    ング素子とを備えた電流・電圧変換回路。
JP34120693A 1993-12-13 1993-12-13 電流・電圧変換回路 Pending JPH07170727A (ja)

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JP34120693A JPH07170727A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 電流・電圧変換回路

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JP34120693A JPH07170727A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 電流・電圧変換回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040663A1 (en) * 1998-02-06 1999-08-12 Tyco Electronics Corporation Electrical systems
CN103105549A (zh) * 2012-12-31 2013-05-15 北京无线电计量测试研究所 一种脉冲电压转换为脉冲电流的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648869A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Fujitsu Ltd Constant-current input type converter control circuit

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