JPH07170659A - 過電圧保護回路 - Google Patents
過電圧保護回路Info
- Publication number
- JPH07170659A JPH07170659A JP5311822A JP31182293A JPH07170659A JP H07170659 A JPH07170659 A JP H07170659A JP 5311822 A JP5311822 A JP 5311822A JP 31182293 A JP31182293 A JP 31182293A JP H07170659 A JPH07170659 A JP H07170659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- overvoltage protection
- cathode
- voltage
- thyristors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子交換機の加入者回路を雷サージ等の外来の
過電圧から可能な限り低電圧に保護する。 【構成】ダイオード１，２のアノードとサイリスタ３，
４のカソードをそれぞれ接続し、サイリスタ３，４のゲ
ート端子を抵抗５，６を介して通話用直流電源８に接続
し、サイリスタ３，４のカソードを加入者線に接続し、
サイリスタ３，４のアノードを地気に接続する。これに
より、過電圧保護電圧を通話用直流電源に追従して設定
できる。
過電圧から可能な限り低電圧に保護する。 【構成】ダイオード１，２のアノードとサイリスタ３，
４のカソードをそれぞれ接続し、サイリスタ３，４のゲ
ート端子を抵抗５，６を介して通話用直流電源８に接続
し、サイリスタ３，４のカソードを加入者線に接続し、
サイリスタ３，４のアノードを地気に接続する。これに
より、過電圧保護電圧を通話用直流電源に追従して設定
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、過電圧保護回路に関
し、特に電子交換機の加入者回路の雷サージ等に起因す
る過電圧に対する過電圧保護回路に関する。
し、特に電子交換機の加入者回路の雷サージ等に起因す
る過電圧に対する過電圧保護回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子交換機の加入者回路の雷サー
ジに対する過電圧保護回路を図２に示す。図２において
７は、加入者線に接続される電話機に通話電流を供給す
る通話電流供給回路、８は通話用直流電源、９，１０は
バリスタ等によりなる過電圧保護素子である。
ジに対する過電圧保護回路を図２に示す。図２において
７は、加入者線に接続される電話機に通話電流を供給す
る通話電流供給回路、８は通話用直流電源、９，１０は
バリスタ等によりなる過電圧保護素子である。
【０００３】図２に示すように、この種の雷サージに対
する過電圧保護回路においては、バリスタ等の過電圧保
護素子９，１０が回線と地気間に挿入され、外来からの
雷サージによる過電圧を通話電流供給回路の最大動作電
圧より少し大きい電圧に抑えていた。たとえば、通話用
直流電圧−４０Ｖ〜−５８Ｖより少し低い電圧−８０Ｖ
位に抑えていた。
する過電圧保護回路においては、バリスタ等の過電圧保
護素子９，１０が回線と地気間に挿入され、外来からの
雷サージによる過電圧を通話電流供給回路の最大動作電
圧より少し大きい電圧に抑えていた。たとえば、通話用
直流電圧−４０Ｖ〜−５８Ｖより少し低い電圧−８０Ｖ
位に抑えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の過電圧
保護回路の動作電圧（クランプ電圧）は一定であるた
め、通話電流供給回路の最大動作電圧以上の電圧，たと
えば最大動作電圧５８Ｖにマージンを加えて８０Ｖ，で
動作するものを加入者回路の過電圧保護回路として使用
していた。
保護回路の動作電圧（クランプ電圧）は一定であるた
め、通話電流供給回路の最大動作電圧以上の電圧，たと
えば最大動作電圧５８Ｖにマージンを加えて８０Ｖ，で
動作するものを加入者回路の過電圧保護回路として使用
していた。
【０００５】通話用電源が−４０Ｖ程度の低い電圧とな
り、通話電流供給回路が低い電源電圧で動作している場
合、過電圧保護回路の動作電圧と通話電流供給回路の動
作電圧の差分を吸収するために、通話電流供給回路を構
成する部品に電圧耐量が大きいものを用いる必要があ
り、かつ形状も大きいものが必要となる欠点があった。
り、通話電流供給回路が低い電源電圧で動作している場
合、過電圧保護回路の動作電圧と通話電流供給回路の動
作電圧の差分を吸収するために、通話電流供給回路を構
成する部品に電圧耐量が大きいものを用いる必要があ
り、かつ形状も大きいものが必要となる欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る過電圧保護
回路は、第１のダイオードのアノードと第１のサイリス
タのカソードを接続し、前記第１のダイオードのカソー
ドと前記第１のサイリスタのアノードを接続し、前記第
１のサイリスタのゲートを第１の抵抗を介して加入者回
路の通話用直流電源に接続し、第２のダイオードのアノ
ードと第２のサイリスタのカソードを接続し、前記第２
のダイオードのカソードと前記第２のサイリスタのアノ
ードを接続し、前記第２のサイリスタのゲートを第２の
抵抗を介して加入者回路の前記通話用直流電源に接続
し、前記第１のサイリスタのカソードを加入者線の片方
に接続し、前記第２のサイリスタのカソードを加入者線
の他の片方に接続し、前記第１と第２のサイリスタのア
ノードを地気に接続したことを特徴とする。
回路は、第１のダイオードのアノードと第１のサイリス
タのカソードを接続し、前記第１のダイオードのカソー
ドと前記第１のサイリスタのアノードを接続し、前記第
１のサイリスタのゲートを第１の抵抗を介して加入者回
路の通話用直流電源に接続し、第２のダイオードのアノ
ードと第２のサイリスタのカソードを接続し、前記第２
のダイオードのカソードと前記第２のサイリスタのアノ
ードを接続し、前記第２のサイリスタのゲートを第２の
抵抗を介して加入者回路の前記通話用直流電源に接続
し、前記第１のサイリスタのカソードを加入者線の片方
に接続し、前記第２のサイリスタのカソードを加入者線
の他の片方に接続し、前記第１と第２のサイリスタのア
ノードを地気に接続したことを特徴とする。
【０００７】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例に係る過電圧保護
回路の回路図である。カ図１において１，２は正電圧サ
ージに対して保護するダイオード、３，４は負電圧サー
ジに対して保護するサイリスタ、５，６はサイリスタ
３，４のゲート端子に接続されゲート電流を制限する抵
抗、７は通話電流供給回路、８は通話用直流電源であ
る。
回路の回路図である。カ図１において１，２は正電圧サ
ージに対して保護するダイオード、３，４は負電圧サー
ジに対して保護するサイリスタ、５，６はサイリスタ
３，４のゲート端子に接続されゲート電流を制限する抵
抗、７は通話電流供給回路、８は通話用直流電源であ
る。
【０００９】ダイオード１，２、サイリスタ３，４、抵
抗５，６から構成される過電圧保護回路は加入者線と地
気間に接続され、サイリスタ３，４の動作電圧を決める
ゲート端子は抵抗５，６を介して通話用直流電源８に接
続される。加入者線に正電圧サージが印加されるとダイ
オード１，２により低電圧にフランプされる。加入者線
に通話用直流電源８より負側に大きい、負電圧サージが
印加されるとサイリスタ３，４が動作し、低電圧にクラ
ンプされる。
抗５，６から構成される過電圧保護回路は加入者線と地
気間に接続され、サイリスタ３，４の動作電圧を決める
ゲート端子は抵抗５，６を介して通話用直流電源８に接
続される。加入者線に正電圧サージが印加されるとダイ
オード１，２により低電圧にフランプされる。加入者線
に通話用直流電源８より負側に大きい、負電圧サージが
印加されるとサイリスタ３，４が動作し、低電圧にクラ
ンプされる。
【００１０】通話用直流電源８の電圧より一定電圧低い
電圧（負電圧）にクランプする場合には、サイリスタ
３，４のゲート端子に接続される抵抗と直列にツェナー
ダイオードを接続することによって可能となる。
電圧（負電圧）にクランプする場合には、サイリスタ
３，４のゲート端子に接続される抵抗と直列にツェナー
ダイオードを接続することによって可能となる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明はダイオード
とサイリスタを並列に接続し、かつ、サイリスタのゲー
ト端子を通話用直流電源に接続することにより、通話電
流供給回路の動作電圧（通話用直流電源の電圧）に追従
して過電圧保護電圧を決めることができるため通話電流
供給回路を構成する部品の電圧耐量を小さくすることが
でき、形状も小型化が図れるという効果を有する。
とサイリスタを並列に接続し、かつ、サイリスタのゲー
ト端子を通話用直流電源に接続することにより、通話電
流供給回路の動作電圧（通話用直流電源の電圧）に追従
して過電圧保護電圧を決めることができるため通話電流
供給回路を構成する部品の電圧耐量を小さくすることが
でき、形状も小型化が図れるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の過電圧保護回路の回路図。
【図２】従来の過電圧保護回路の回路図。
１，２ ダイオード ３，４ サイリスタ ５，６ 抵抗 ７ 通話電流供給回路 ８ 通話用直流電源
Claims (1)
- 【請求項１】 電子交換機の加入者回路を雷サージ等の
外来の過電圧から保護する過電圧保護回路において、 第１のダイオードのアノードと第１のサイリスタのカソ
ードを接続し、 前記第１のダイオードのカソードと前記第１のサイリス
タのアノードを接続し、 前記第１のサイリスタのゲートを第１の抵抗を介して加
入者回路の通話用直流電源に接続し、 第２のダイオードのアノードと第２のサイリスタのカソ
ードを接続し、 前記第２のダイオードのカソードと前記第２のサイリス
タのアノードを接続し、 前記第２のサイリスタのゲートを第２の抵抗を介して加
入者回路の前記通話用直流電源に接続し、 前記第１のサイリスタのカソードを加入者線の片方に接
続し、 前記第２のサイリスタのカソードを加入者線の他の片方
に接続し、 前記第１と第２のサイリスタのアノードを地気に接続し
たこと特徴とする過電圧保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5311822A JPH07170659A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 過電圧保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5311822A JPH07170659A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 過電圧保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07170659A true JPH07170659A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18021823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5311822A Pending JPH07170659A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 過電圧保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07170659A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100451798B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2004-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 위해 전압 방지 회로를 갖춘 교환기 가입자 회로 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0232717A (ja) * | 1988-04-20 | 1990-02-02 | Texas Instr Inc <Ti> | 過渡現象保護回路 |
| JPH04322468A (ja) * | 1990-12-07 | 1992-11-12 | Sgs Thomson Microelectron Sa | 過電圧保護回路 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5311822A patent/JPH07170659A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0232717A (ja) * | 1988-04-20 | 1990-02-02 | Texas Instr Inc <Ti> | 過渡現象保護回路 |
| JPH04322468A (ja) * | 1990-12-07 | 1992-11-12 | Sgs Thomson Microelectron Sa | 過電圧保護回路 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100451798B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2004-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 위해 전압 방지 회로를 갖춘 교환기 가입자 회로 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970304 |