JPH07170278A - Ａｔｍ通信システムのバーチャルパスを介する通信セルの伝送方法及び回路装置 - Google Patents
Ａｔｍ通信システムのバーチャルパスを介する通信セルの伝送方法及び回路装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）内部にて
それぞれのパスを介して伝送さるべき通信セルに、各１
つの拡大されたセルヘッダが前置されており、該セルヘ
ッダ中にはそれぞれのバーチャルパスを表すパス識別子
及びそれぞれのバーチャルパスの通信セルごとに変化す
るシーケンス番号が含まれており、更に、通信装置にて
それぞれのパス識別子のもとで次のものとして予期さ
れるシーケンス番号ないし、最後に（直前に）生じたシ
ーケンス番号が固定的に保持され、通信装置のうちの１
つによるリングループの投入ないし解除に基づき当該の
１つの通信装置により、そこでそれぞれのパス識別子の
もとで到来する最初の通信セルが当該の第１の通信セル
内に含まれているシーケンス番号に従って、固定的に保
持されたシーケンス番号の更新のもとで、転送されるよ
うにし、当該の最初の通信セルに後続する通信セルはそ
れぞれの通信装置により所定の場合のみ転送される。
それぞれのパスを介して伝送さるべき通信セルに、各１
つの拡大されたセルヘッダが前置されており、該セルヘ
ッダ中にはそれぞれのバーチャルパスを表すパス識別子
及びそれぞれのバーチャルパスの通信セルごとに変化す
るシーケンス番号が含まれており、更に、通信装置にて
それぞれのパス識別子のもとで次のものとして予期さ
れるシーケンス番号ないし、最後に（直前に）生じたシ
ーケンス番号が固定的に保持され、通信装置のうちの１
つによるリングループの投入ないし解除に基づき当該の
１つの通信装置により、そこでそれぞれのパス識別子の
もとで到来する最初の通信セルが当該の第１の通信セル
内に含まれているシーケンス番号に従って、固定的に保
持されたシーケンス番号の更新のもとで、転送されるよ
うにし、当該の最初の通信セルに後続する通信セルはそ
れぞれの通信装置により所定の場合のみ転送される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は請求項１ないし請求項７
の上位概念による、ＡＴＭ通信システムのバーチャルパ
スを介する通信セルの伝送方法及び回路装置に関する。
の上位概念による、ＡＴＭ通信システムのバーチャルパ
スを介する通信セルの伝送方法及び回路装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】その種方法及び回路装置は既にヨーロッ
パ特許出願公開公報第９３１１０３２０４号により公知
である。上記公報により示されているところによれば、
各バーチャルパスに対して１つの予備パス（経路）が設
定ないし確立（セットアップ）されるように構成されて
おり、上記予備パスは逆方向に延び（延設経過し）、正
規のバーチャルパスの障害の際利用される。但し、その
種の切換がどのように実施され得るかは言及されていな
い。
パ特許出願公開公報第９３１１０３２０４号により公知
である。上記公報により示されているところによれば、
各バーチャルパスに対して１つの予備パス（経路）が設
定ないし確立（セットアップ）されるように構成されて
おり、上記予備パスは逆方向に延び（延設経過し）、正
規のバーチャルパスの障害の際利用される。但し、その
種の切換がどのように実施され得るかは言及されていな
い。
【０００３】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところ
は、僅かな制御コスト構成ないし回路技術上のコスト構
成仕様を以て現用パスから予備パスへの切換を実施し得
るための冒頭に述べた形式の方法及び回路装置を提供す
ることにある。
は、僅かな制御コスト構成ないし回路技術上のコスト構
成仕様を以て現用パスから予備パスへの切換を実施し得
るための冒頭に述べた形式の方法及び回路装置を提供す
ることにある。
【０００４】
【発明の構成】上記課題は本発明によれば冒頭に述べた
形式の方法において、請求項１に規定された構成要件に
より解決される。
形式の方法において、請求項１に規定された構成要件に
より解決される。
【０００５】本発明により得られる利点とするところ
は、リングループの投入（閉成）ないし解除の際当該リ
ングループの係わるバーチャルパスのその後に生じる最
初の（第１の）通信セルにより、それぞれの通信装置に
て固定的に保持されているシーケンス番号が当該の通信
セル内に含まれているシーケンス番号に同期化されるこ
とである。そのようにして上記の第１の通信セルに後続
する、それぞれのバーチャルパスの通信セルがセル損失
なしで転送され得ることである。
は、リングループの投入（閉成）ないし解除の際当該リ
ングループの係わるバーチャルパスのその後に生じる最
初の（第１の）通信セルにより、それぞれの通信装置に
て固定的に保持されているシーケンス番号が当該の通信
セル内に含まれているシーケンス番号に同期化されるこ
とである。そのようにして上記の第１の通信セルに後続
する、それぞれのバーチャルパスの通信セルがセル損失
なしで転送され得ることである。
【０００６】リング線路系での通信セルの伝送のための
特に僅かな制御コスト、構成は請求項２〜６に示された
構成要件の適用により達成される。上述の課題は冒頭に
述べた形式の回路装置において 請求項７に規定された
構成要件により解決される。上記回路装置の利点とする
ところは比較的僅かな回路技術上のコスト、以てリング
線路系内でリングループの投入閉成ないし解除の際通信
セルの無損失の伝送が行われ得ることである。
特に僅かな制御コスト、構成は請求項２〜６に示された
構成要件の適用により達成される。上述の課題は冒頭に
述べた形式の回路装置において 請求項７に規定された
構成要件により解決される。上記回路装置の利点とする
ところは比較的僅かな回路技術上のコスト、以てリング
線路系内でリングループの投入閉成ないし解除の際通信
セルの無損失の伝送が行われ得ることである。
【０００７】
【実施例】次に図を用いて本発明を詳述する。
【０００８】図１には非同期的転送方式（“Ａｓｙｎｃ
ｈｒｏｎｏｕｓ ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ”）により
動作するＡＴＭ通信システムＡＴＭＫが略示してあり、
このシステムはリング線路系ＲＳ内に配置された複数の
通信装置を有する。それらの装置のうちＫ１〜Ｋ３で表
した通信装置が示してある。通信装置Ｋ１，Ｋ２は例え
ばコンセントレータでありこのコンセントレータには複
数の加入者装置ＦＥないし加入者接続線路に接続された
複数の装置が接続されている。これに対して通信装置Ｋ
３は例えばＡＴＭ交換装置であり得、該交換装置を介し
て図１に示すＡＴＭ通信システムは例えば図１には示さ
れてない更なる通信システムないし通信装置に接続され
ている。
ｈｒｏｎｏｕｓ ＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ”）により
動作するＡＴＭ通信システムＡＴＭＫが略示してあり、
このシステムはリング線路系ＲＳ内に配置された複数の
通信装置を有する。それらの装置のうちＫ１〜Ｋ３で表
した通信装置が示してある。通信装置Ｋ１，Ｋ２は例え
ばコンセントレータでありこのコンセントレータには複
数の加入者装置ＦＥないし加入者接続線路に接続された
複数の装置が接続されている。これに対して通信装置Ｋ
３は例えばＡＴＭ交換装置であり得、該交換装置を介し
て図１に示すＡＴＭ通信システムは例えば図１には示さ
れてない更なる通信システムないし通信装置に接続され
ている。
【０００９】リング線路系ＲＳ（これは２つの相互に逆
方向に作動されるリング線路ＲＩＮＧ０ ，ＲＩＮＧ２
から形成され、通信装置Ｋ１〜Ｋ３によりリングセクシ
ョン（区間）に細分化されている）内には通信装置間に
バーチャルパスが少なくとも半永久的に設定ないし確立
（セットアップ）されており、上記バーチャルパスを介
してはその都度複数のバーチャルコネクション（接続
路）が延設経過し得る。更に上記の（現用の）パスのそ
れぞれに対して１つの予備バーチャルパスが設定（セッ
トアップ）されておりこの１つのバーチャルパスは逆方
向に延在経過し、現用パスの障害の際通信セルの伝送の
ため用いられる。１つの現用パスから所属の予備パスへ
の移行は通信装置のうちの１つにより投入される制御ル
ープにより行われ、上記制御ループによっては図１に示
す外部リング線路ＲＩＮＧ０が内部リング線路ＲＩＮＧ
１と接続される。リングシステムＲＳ内で障害状態に応
じて複数の通信装置によりそのつどのリングループが投
入され得る。
方向に作動されるリング線路ＲＩＮＧ０ ，ＲＩＮＧ２
から形成され、通信装置Ｋ１〜Ｋ３によりリングセクシ
ョン（区間）に細分化されている）内には通信装置間に
バーチャルパスが少なくとも半永久的に設定ないし確立
（セットアップ）されており、上記バーチャルパスを介
してはその都度複数のバーチャルコネクション（接続
路）が延設経過し得る。更に上記の（現用の）パスのそ
れぞれに対して１つの予備バーチャルパスが設定（セッ
トアップ）されておりこの１つのバーチャルパスは逆方
向に延在経過し、現用パスの障害の際通信セルの伝送の
ため用いられる。１つの現用パスから所属の予備パスへ
の移行は通信装置のうちの１つにより投入される制御ル
ープにより行われ、上記制御ループによっては図１に示
す外部リング線路ＲＩＮＧ０が内部リング線路ＲＩＮＧ
１と接続される。リングシステムＲＳ内で障害状態に応
じて複数の通信装置によりそのつどのリングループが投
入され得る。
【００１０】リング線路系ＲＳ内で伝送される個々のバ
ーチャルパスの通信セルはＡＴＭ伝送方式に従って、そ
れぞれのバーチャルパスを表すパス識別子付きの外部セ
ルヘッダを有する。通信装置Ｋ１〜Ｋ３内での伝送のた
め該通信装置には付加的に内部的にセルヘッダが前置さ
れ、このセルヘッダは外部セルと共に拡大されたセルヘ
ッダを有する。この拡大セルヘッダ中には例えばそれぞ
れのバーチャルパスの通信セルごとに連続して変化する
シーケンス番号が含まれている。当該シーケンス番号は
それぞれの通信装置により準備形成される。更に通信装
置においてはそれぞれ通信セルにおけるそれぞれのパス
識別子のもとに次のものとして予期されるシーケンス番
号が、固定的に保持される。それの代わりに１つの通信
セル内に最後に（直前に）生じたシーケンス番号が固定
的に保持されてもよい。その際それぞれの通信装置によ
り次の際のみ通信セルが転送され得る、即ちそれぞれの
通信セル内に含まれているシーケンス番号が所属の識別
子のもとに固定的に保持されたないし１だけ高められた
シーケンス番号に相応する際のみ転送され得る。
ーチャルパスの通信セルはＡＴＭ伝送方式に従って、そ
れぞれのバーチャルパスを表すパス識別子付きの外部セ
ルヘッダを有する。通信装置Ｋ１〜Ｋ３内での伝送のた
め該通信装置には付加的に内部的にセルヘッダが前置さ
れ、このセルヘッダは外部セルと共に拡大されたセルヘ
ッダを有する。この拡大セルヘッダ中には例えばそれぞ
れのバーチャルパスの通信セルごとに連続して変化する
シーケンス番号が含まれている。当該シーケンス番号は
それぞれの通信装置により準備形成される。更に通信装
置においてはそれぞれ通信セルにおけるそれぞれのパス
識別子のもとに次のものとして予期されるシーケンス番
号が、固定的に保持される。それの代わりに１つの通信
セル内に最後に（直前に）生じたシーケンス番号が固定
的に保持されてもよい。その際それぞれの通信装置によ
り次の際のみ通信セルが転送され得る、即ちそれぞれの
通信セル内に含まれているシーケンス番号が所属の識別
子のもとに固定的に保持されたないし１だけ高められた
シーケンス番号に相応する際のみ転送され得る。
【００１１】通信装置によりリングループが投入（閉
成）され、ないし再び解除されると、当該リングループ
によりそれぞれの識別子のもとに到来する最初の通信セ
ルは前述のチェックなしで転送され、そして、当該通信
セル内に含まれているシーケンス番号に従って、対象と
なっているパス識別子のもとで固定的に保持されたシー
ケンス番号が更新され、即ちシーケンス番号は丁度受信
されたシーケンス番号に同期化される。当該の第１の通
信セルに後続する、それぞれのパスの通信セルは次のよ
うな際のみ転送される、即ちそれぞれの通信セル内に含
まれているシーケンス番号がパス識別子のもとに固定的
に保持された、ないし１だけ高められたシーケンス番号
に相応する際のみ転送されるようにしたのである。
成）され、ないし再び解除されると、当該リングループ
によりそれぞれの識別子のもとに到来する最初の通信セ
ルは前述のチェックなしで転送され、そして、当該通信
セル内に含まれているシーケンス番号に従って、対象と
なっているパス識別子のもとで固定的に保持されたシー
ケンス番号が更新され、即ちシーケンス番号は丁度受信
されたシーケンス番号に同期化される。当該の第１の通
信セルに後続する、それぞれのパスの通信セルは次のよ
うな際のみ転送される、即ちそれぞれの通信セル内に含
まれているシーケンス番号がパス識別子のもとに固定的
に保持された、ないし１だけ高められたシーケンス番号
に相応する際のみ転送されるようにしたのである。
【００１２】図２には図１に示す通信装置Ｋ１〜Ｋ３の
うちの１つがより詳細に示されている。これを図２には
Ｋで示す。当該通信装置は入力側にて処理装置ＢＨＥＯ
を介してリング線路ＲＩＮＧ０に接続されている。これ
によっては通信セルの到来の際、付属の外部セルヘッダ
内に含まれているパス識別子を用いて当該のパス識別子
のもとに記憶された内部セルヘッダが準備形成される。
上記の内部セルヘッダは前述のシーケンス番号を含み、
外部セルヘッダと共に上述の拡大されたセルヘッダを形
成する。上述のセルヘッダは丁度受け取った通信セルに
前置され、それにより、当該通信セルは処理装置ＢＨＥ
Ｏに後置接続されたスイッチ網ＫＮを介して伝送され
る。出力側にて上記スイッチ網は評価装置ＡＥＯを介し
てリング線路ＲＩＮＧ０と接続されている。上記リング
線路を介しては通常の場合、即ち投入されていない（非
投入）リングループの状態のもとで、通信装置Ｋにリン
グ線路ＲＩＮＧ０を介して供給された通信セルが転送
（中継伝送）される。その際、当該転送（中継伝送）は
前述の以下更に詳述するシーケンス番号の評価に従って
行われる。
うちの１つがより詳細に示されている。これを図２には
Ｋで示す。当該通信装置は入力側にて処理装置ＢＨＥＯ
を介してリング線路ＲＩＮＧ０に接続されている。これ
によっては通信セルの到来の際、付属の外部セルヘッダ
内に含まれているパス識別子を用いて当該のパス識別子
のもとに記憶された内部セルヘッダが準備形成される。
上記の内部セルヘッダは前述のシーケンス番号を含み、
外部セルヘッダと共に上述の拡大されたセルヘッダを形
成する。上述のセルヘッダは丁度受け取った通信セルに
前置され、それにより、当該通信セルは処理装置ＢＨＥ
Ｏに後置接続されたスイッチ網ＫＮを介して伝送され
る。出力側にて上記スイッチ網は評価装置ＡＥＯを介し
てリング線路ＲＩＮＧ０と接続されている。上記リング
線路を介しては通常の場合、即ち投入されていない（非
投入）リングループの状態のもとで、通信装置Ｋにリン
グ線路ＲＩＮＧ０を介して供給された通信セルが転送
（中継伝送）される。その際、当該転送（中継伝送）は
前述の以下更に詳述するシーケンス番号の評価に従って
行われる。
【００１３】相応の要領で、スイッチ網ＫＮは入力側処
理装置ＢＨＥ１及び評価装置ＡＥ１を介してリング線路
ＲＩＮＧ１に接続されており、このリング線路はリング
線路ＲＩＮＧ０と逆方向に作動される。
理装置ＢＨＥ１及び評価装置ＡＥ１を介してリング線路
ＲＩＮＧ１に接続されており、このリング線路はリング
線路ＲＩＮＧ０と逆方向に作動される。
【００１４】スイッチ網ＫＮ及び前述の処理装置及び評
価装置は中央制御装置ＳＴにより制御され、上記制御装
置の制御下でリングループが投入ないし解除可能であ
る。そのようなリングループは図２中破線の曲線で示さ
れている。
価装置は中央制御装置ＳＴにより制御され、上記制御装
置の制御下でリングループが投入ないし解除可能であ
る。そのようなリングループは図２中破線の曲線で示さ
れている。
【００１５】図３には上述の評価装置のうちの１つの構
成が部分的に示してある。ＡＥで示された評価装置は入
力側にてデータ切換器ＤＷを有し、この切換器は所属の
スイッチ網ＫＮ（図２）から順次送出される通信セルを
受け取り、該通信セルをそれぞれ所属の外部セルヘッダ
を含めて一時記憶のためメモリレジスタＲｅｇ１に供給
する。付加的に上記データ切換器を介してそれぞれの通
信セルに前置された拡大されたセルヘッダがセルヘッダ
ー評価装置ＨＥへ伝送される。この評価装置からはそれ
ぞれの拡大されたセルヘッダ内に含まれているパス識別
子に従ってメモリＳＰが制御される。上記メモリは種々
のバーチャルパスの数、以て種々のパス識別子に相応す
る数のメモリセルを有する。上記メモリセルはパス識別
子により個別的に可制御である。上記メモリセル内では
それぞれシーケンス番号（これは最後に受信されたシー
ケンス番号に相応する）、第１比較ビットＶＧＬ１（こ
れはセットアップの際先ず所定のロジックレベル例えば
“０”にセットされる）及びパス情報ＴＹＰＥが記憶さ
れている。パス情報から明らかになることは評価装置を
介して延設経過するそれぞれのバーチャルパスが現用パ
ス又は予備パスを成すかである。例えば、現用パスはＴ
ＹＰＥ＝０により表示（マーキング）され、予備パスは
ＴＹＰＥ＝１により表示（マーキング）される。個々の
メモリセル内に記憶された情報は図２に示す中央制御装
置ＳＴによりそれぞれのバーチャルパスのセットアップ
の際にエントリされる。そのために上記中央制御装置は
マルチプレクサＭＵＸを介してメモリＳＰと接続されて
いる。
成が部分的に示してある。ＡＥで示された評価装置は入
力側にてデータ切換器ＤＷを有し、この切換器は所属の
スイッチ網ＫＮ（図２）から順次送出される通信セルを
受け取り、該通信セルをそれぞれ所属の外部セルヘッダ
を含めて一時記憶のためメモリレジスタＲｅｇ１に供給
する。付加的に上記データ切換器を介してそれぞれの通
信セルに前置された拡大されたセルヘッダがセルヘッダ
ー評価装置ＨＥへ伝送される。この評価装置からはそれ
ぞれの拡大されたセルヘッダ内に含まれているパス識別
子に従ってメモリＳＰが制御される。上記メモリは種々
のバーチャルパスの数、以て種々のパス識別子に相応す
る数のメモリセルを有する。上記メモリセルはパス識別
子により個別的に可制御である。上記メモリセル内では
それぞれシーケンス番号（これは最後に受信されたシー
ケンス番号に相応する）、第１比較ビットＶＧＬ１（こ
れはセットアップの際先ず所定のロジックレベル例えば
“０”にセットされる）及びパス情報ＴＹＰＥが記憶さ
れている。パス情報から明らかになることは評価装置を
介して延設経過するそれぞれのバーチャルパスが現用パ
ス又は予備パスを成すかである。例えば、現用パスはＴ
ＹＰＥ＝０により表示（マーキング）され、予備パスは
ＴＹＰＥ＝１により表示（マーキング）される。個々の
メモリセル内に記憶された情報は図２に示す中央制御装
置ＳＴによりそれぞれのバーチャルパスのセットアップ
の際にエントリされる。そのために上記中央制御装置は
マルチプレクサＭＵＸを介してメモリＳＰと接続されて
いる。
【００１６】セルヘッダ評価装置ＨＥによるメモリセル
の制御の際、上記メモリセルの内容がロジック結合装置
ＬＯＧへ伝送される。更なる入力信号として上記結合装
置はシーケンス番号（これはセルヘッダ評価装置ＨＥに
より丁度評価された拡大されたセルヘッダ内に含まれて
いる）とレジスタＲｅｇ２のレジスタ内容の供給を受け
る。このレジスタ中にはパスに依存しない第２の比較ビ
ット及びループ情報ＬＢＡが含まれている。比較ビット
ＶＥＬ２は先ず図２に示す中央装置ＳＴにより比較ビッ
トＶＧ１と同じロジックレベル（ロジックレベル
“０”）へセットされる。上記比較ビットＶＧＬ２のロ
ジックレベルはリングループの各投入ないし解除ごとに
制御装置ＳＴの制御下で反転される。ループ情報ＬＢＡ
によって表されているのはリングループの投入が行われ
たか否かということである。その際例えばリングループ
の投入はＬＢＡ＝１により、それの解除はＬＢＡ＝０に
より表示特徴付けられる。初期化の際ループ情報ＬＢＡ
は中央制御装置ＳＴにより値“０”へセットされる。こ
の値は制御装置ＳＴによりリングループの投入の際反転
される。上記リングループの解除の際再び初期値“０”
へのリセットが行われる。
の制御の際、上記メモリセルの内容がロジック結合装置
ＬＯＧへ伝送される。更なる入力信号として上記結合装
置はシーケンス番号（これはセルヘッダ評価装置ＨＥに
より丁度評価された拡大されたセルヘッダ内に含まれて
いる）とレジスタＲｅｇ２のレジスタ内容の供給を受け
る。このレジスタ中にはパスに依存しない第２の比較ビ
ット及びループ情報ＬＢＡが含まれている。比較ビット
ＶＥＬ２は先ず図２に示す中央装置ＳＴにより比較ビッ
トＶＧ１と同じロジックレベル（ロジックレベル
“０”）へセットされる。上記比較ビットＶＧＬ２のロ
ジックレベルはリングループの各投入ないし解除ごとに
制御装置ＳＴの制御下で反転される。ループ情報ＬＢＡ
によって表されているのはリングループの投入が行われ
たか否かということである。その際例えばリングループ
の投入はＬＢＡ＝１により、それの解除はＬＢＡ＝０に
より表示特徴付けられる。初期化の際ループ情報ＬＢＡ
は中央制御装置ＳＴにより値“０”へセットされる。こ
の値は制御装置ＳＴによりリングループの投入の際反転
される。上記リングループの解除の際再び初期値“０”
へのリセットが行われる。
【００１７】ロジック結合装置ＬＯＧは制御出力側を介
して前述のメモリレジスタＲｅｇ１の制御入力側と接続
されている。その際当該の接続路を介してはロジック結
合装置から送出される制御信号により、メモリレジスタ
内に丁度記憶された通信セルが転送されるべきか、又は
破棄されるべきかが定められる。これに反してデータ出
力側を介してはロジック結合装置ＬＯＧは前述のマルチ
プレクサＭＵＸに接続されている。当該接続路は、次の
ような更新のため用いられる、即ち、丁度記憶されてい
るメモリＳＰのメモリセル内に記憶されたシーケンス番
号を更新されたシーケンス番号により更新するために用
いられる。
して前述のメモリレジスタＲｅｇ１の制御入力側と接続
されている。その際当該の接続路を介してはロジック結
合装置から送出される制御信号により、メモリレジスタ
内に丁度記憶された通信セルが転送されるべきか、又は
破棄されるべきかが定められる。これに反してデータ出
力側を介してはロジック結合装置ＬＯＧは前述のマルチ
プレクサＭＵＸに接続されている。当該接続路は、次の
ような更新のため用いられる、即ち、丁度記憶されてい
るメモリＳＰのメモリセル内に記憶されたシーケンス番
号を更新されたシーケンス番号により更新するために用
いられる。
【００１８】次にロジック結合装置ＬＯＧにより実施さ
れる前述の入力信号の結合が、図４に示すフローチャー
トを用いて説明する。その際基礎としているのは、図１
に示す２つのリング線路ＲＩＮＧ０，ＲＩＮＧ２を介し
て現用パスは確立されていることである。付加的に１つ
のリング線路の現用パスに対して他方のリング線路上で
の予備パスが対応付けられている。それに相応して、例
えばリング線路ＲＩＮＧ０の現用パスに対して、それぞ
れ、図２に示す通信装置Ｋの評価装置ＡＥＯにて上述の
値ＴＹＰＥ＝０が固定的に保持されている。これに対し
てそれぞれの現用パスに対応付けられた予備パスは通信
装置Ｋに所属する評価装置ＡＥ１にてＴＹＰＥ＝１でマ
ーキングされている。
れる前述の入力信号の結合が、図４に示すフローチャー
トを用いて説明する。その際基礎としているのは、図１
に示す２つのリング線路ＲＩＮＧ０，ＲＩＮＧ２を介し
て現用パスは確立されていることである。付加的に１つ
のリング線路の現用パスに対して他方のリング線路上で
の予備パスが対応付けられている。それに相応して、例
えばリング線路ＲＩＮＧ０の現用パスに対して、それぞ
れ、図２に示す通信装置Ｋの評価装置ＡＥＯにて上述の
値ＴＹＰＥ＝０が固定的に保持されている。これに対し
てそれぞれの現用パスに対応付けられた予備パスは通信
装置Ｋに所属する評価装置ＡＥ１にてＴＹＰＥ＝１でマ
ーキングされている。
【００１９】それぞれの評価装置（ＡＥ１，ＡＥ１）に
所属するロジック結合装置ＬＯＧ（図３）によっては先
ず上述の比較ビットＶＧＬ１、ＶＧＬ２が相互に比較さ
れる。上記の両比較ビットの一致の際丁度受信された通
信セル内に含まれているシーケンス番号がメモリＳＰか
ら供給された１だけ高められたシーケンス番号に相応す
るか否かがチェックされる。そのように一致の際にはロ
ジック結合装置からは前述の制御出力側を介して制御信
号が送出され、この制御信号に基づき、図３に示すメモ
リレジスタＲｅｇ１内に丁度一時記憶されている通信セ
ルは対象とされているリング線路（ＲＩＮＧ０，ＲＩＮ
Ｇ１）を介して転送される。更にロジック結合装置の上
記データ出力側にてシーケンス番号（ＳＮ（ＡＬＴ）＋
１）が送出され、このシーケンス番号によっては丁度制
御されているメモリＳＰのメモリセル内に記憶されてる
シーケンス番号（ＳＮ（ａｌｔ））がオーバーライトさ
れる。
所属するロジック結合装置ＬＯＧ（図３）によっては先
ず上述の比較ビットＶＧＬ１、ＶＧＬ２が相互に比較さ
れる。上記の両比較ビットの一致の際丁度受信された通
信セル内に含まれているシーケンス番号がメモリＳＰか
ら供給された１だけ高められたシーケンス番号に相応す
るか否かがチェックされる。そのように一致の際にはロ
ジック結合装置からは前述の制御出力側を介して制御信
号が送出され、この制御信号に基づき、図３に示すメモ
リレジスタＲｅｇ１内に丁度一時記憶されている通信セ
ルは対象とされているリング線路（ＲＩＮＧ０，ＲＩＮ
Ｇ１）を介して転送される。更にロジック結合装置の上
記データ出力側にてシーケンス番号（ＳＮ（ＡＬＴ）＋
１）が送出され、このシーケンス番号によっては丁度制
御されているメモリＳＰのメモリセル内に記憶されてる
シーケンス番号（ＳＮ（ａｌｔ））がオーバーライトさ
れる。
【００２０】相互に比較されるシーケンス番号が一致し
ていないことが前述の比較により明らかになった場合、
メモリレジスタＲｅｇ１内に丁度一時記憶された通信セ
ルが破棄される。その際それまで、丁度制御されたメモ
リＳＰのメモリセル内に記憶されたシーケンス番号は変
わらない状態に保持される。
ていないことが前述の比較により明らかになった場合、
メモリレジスタＲｅｇ１内に丁度一時記憶された通信セ
ルが破棄される。その際それまで、丁度制御されたメモ
リＳＰのメモリセル内に記憶されたシーケンス番号は変
わらない状態に保持される。
【００２１】例えば図２に示す通信装置Ｋにより処理装
置ＢＨＥＯと評価装置ＡＥ１との間のリングループがス
イッチ網ＫＮを介して投入される場合が起きると、中央
制御装置ＳＴの制御下で評価装置ＡＥ１のレジスタＲｅ
ｇ２内に記憶された前述の比較ビットＶＧＬ２が反転さ
れる。更に、当該レジスタ内に含まれているループ情報
ＬＢＡが値“１”にセットされる。従って上述の比較の
際、両比較ビットＶＧＬ１，ＶＧＬ２は相異なるので、
ループ情報ＬＢＡ＝１に基づき、丁度生じている通信セ
ルが予備パスに属しているか否か、即ちバーチャルパス
に対する値がＴＹＰＥ＝１にセットされているか否かが
“チェックされる。そのようになっている場合には丁度
存在している通信セルはリングループの投入後の第１の
通信セルとして評価され、そして、シーケンス番号比較
なしで、但し、メモリＳＰの丁度制御されたメモリセル
の更新のもとに転送される。更に、ロジック結合装置Ｌ
ＯＧにより比較ビットＶＧＬ１のロジックレベルが比較
ビットＶＧＬ２のロジックレベルにセットされる。当該
のロジックレベルによってはメモリＳＰの丁度制御され
たメモリセル内に記憶されたロジックレベルがオーバー
ライトされる。従って第１通信セルに後続する同一パス
の通信セルに対して、２つの比較ビットＶＧＬ１，ＶＧ
Ｌ２は再び一致するので、当該通信セルは上述の用にシ
ーケンス番号比較を施される。比較結果に応じて当該通
信セルは転送されるかまたは破棄される。
置ＢＨＥＯと評価装置ＡＥ１との間のリングループがス
イッチ網ＫＮを介して投入される場合が起きると、中央
制御装置ＳＴの制御下で評価装置ＡＥ１のレジスタＲｅ
ｇ２内に記憶された前述の比較ビットＶＧＬ２が反転さ
れる。更に、当該レジスタ内に含まれているループ情報
ＬＢＡが値“１”にセットされる。従って上述の比較の
際、両比較ビットＶＧＬ１，ＶＧＬ２は相異なるので、
ループ情報ＬＢＡ＝１に基づき、丁度生じている通信セ
ルが予備パスに属しているか否か、即ちバーチャルパス
に対する値がＴＹＰＥ＝１にセットされているか否かが
“チェックされる。そのようになっている場合には丁度
存在している通信セルはリングループの投入後の第１の
通信セルとして評価され、そして、シーケンス番号比較
なしで、但し、メモリＳＰの丁度制御されたメモリセル
の更新のもとに転送される。更に、ロジック結合装置Ｌ
ＯＧにより比較ビットＶＧＬ１のロジックレベルが比較
ビットＶＧＬ２のロジックレベルにセットされる。当該
のロジックレベルによってはメモリＳＰの丁度制御され
たメモリセル内に記憶されたロジックレベルがオーバー
ライトされる。従って第１通信セルに後続する同一パス
の通信セルに対して、２つの比較ビットＶＧＬ１，ＶＧ
Ｌ２は再び一致するので、当該通信セルは上述の用にシ
ーケンス番号比較を施される。比較結果に応じて当該通
信セルは転送されるかまたは破棄される。
【００２２】仮定された例では評価装置ＡＥ１を介して
延びる現用パスはＴＹＰＥ＝０でマーキングされてお
り、その結果当該現用パスに所属する通信セルは上述の
ようにシーケンス番号を施される。比較結果に応じて、
上記通信セルの転送又は破棄が上述のシーケンスアクテ
ィビティを以て行われる。
延びる現用パスはＴＹＰＥ＝０でマーキングされてお
り、その結果当該現用パスに所属する通信セルは上述の
ようにシーケンス番号を施される。比較結果に応じて、
上記通信セルの転送又は破棄が上述のシーケンスアクテ
ィビティを以て行われる。
【００２３】リングループが中央制御装置ＳＴにより再
び解除される際、評価装置ＡＥ０にて、所属のレジスタ
Ｒｅｇ内に記憶された比較ビットＶＧＬ２は反転され
る。所属のメモリＳＰのメモリセル内に記憶された比較
ビットＶＧＬ１はそれぞれロジックレベル（これは反転
前の比較ビットＶＧＬ２のロジックレベルに相応する）
を有する。以て通信セルの生起の際の評価装置ＡＥ０に
おけるビット比較によっては対象とされる比較ビットＶ
ＧＬ１が比較ビットＶＧＬ２と異なることが明らかにさ
れる。ループ情報は存在しない、もしくは解除されたリ
ングループの信号ないし指標として値ＬＢＡ＝０にセッ
トされているので、丁度生じている通信セルが現用パス
に属しているか否かがチェックされる。そのようなって
いる場合、当該通信セルはリングループの解除後それぞ
れの現用パスの最初の通信セルとして評価され、シーケ
ンス番号比較なしで位記憶されたシーケンス番号の更新
のもとに転送される。その際比較ビットＶＧＬ１のロジ
ックレベルは比較ビットＶＧＬ２のロジックレベルへセ
ットされ、このレベルはメモリＳＰの丁度制御されたメ
モリセル内に取り込まれる。当該の第１の通信セルに後
続する同一現用パスに対してその都度比較ビットＶＧＬ
１とＶＧＬ２は同じであるので、上述の手法で評価装置
ＡＥ０にてシーケンス番号比較を施され、比較結果に従
って、メモリＳＰ内に記憶されたシーケンス番号の更新
のもとで転送されるか又はそのような更新なしで破棄さ
れる。同様にして評価装置ＡＥ１にて場合により到来す
る予備パスの通信セルがシーケンス番号比較を施され
る。その種通信セルは評価装置ＡＥ１にて生じ得るリン
グ線路系の更なる通信装置によりリングループが投入さ
れた場合には）。
び解除される際、評価装置ＡＥ０にて、所属のレジスタ
Ｒｅｇ内に記憶された比較ビットＶＧＬ２は反転され
る。所属のメモリＳＰのメモリセル内に記憶された比較
ビットＶＧＬ１はそれぞれロジックレベル（これは反転
前の比較ビットＶＧＬ２のロジックレベルに相応する）
を有する。以て通信セルの生起の際の評価装置ＡＥ０に
おけるビット比較によっては対象とされる比較ビットＶ
ＧＬ１が比較ビットＶＧＬ２と異なることが明らかにさ
れる。ループ情報は存在しない、もしくは解除されたリ
ングループの信号ないし指標として値ＬＢＡ＝０にセッ
トされているので、丁度生じている通信セルが現用パス
に属しているか否かがチェックされる。そのようなって
いる場合、当該通信セルはリングループの解除後それぞ
れの現用パスの最初の通信セルとして評価され、シーケ
ンス番号比較なしで位記憶されたシーケンス番号の更新
のもとに転送される。その際比較ビットＶＧＬ１のロジ
ックレベルは比較ビットＶＧＬ２のロジックレベルへセ
ットされ、このレベルはメモリＳＰの丁度制御されたメ
モリセル内に取り込まれる。当該の第１の通信セルに後
続する同一現用パスに対してその都度比較ビットＶＧＬ
１とＶＧＬ２は同じであるので、上述の手法で評価装置
ＡＥ０にてシーケンス番号比較を施され、比較結果に従
って、メモリＳＰ内に記憶されたシーケンス番号の更新
のもとで転送されるか又はそのような更新なしで破棄さ
れる。同様にして評価装置ＡＥ１にて場合により到来す
る予備パスの通信セルがシーケンス番号比較を施され
る。その種通信セルは評価装置ＡＥ１にて生じ得るリン
グ線路系の更なる通信装置によりリングループが投入さ
れた場合には）。
【００２４】更に付加すべきはシーケンス番号比較のた
めメモリＳＰのそれぞれのメモリセル内に生じたシーケ
ンス番号が記憶されていることを基礎としたが、それと
は異なって、次のものとして予期されたシーケンス番号
（これは比較後相応に変化される）がエントリされても
よい。
めメモリＳＰのそれぞれのメモリセル内に生じたシーケ
ンス番号が記憶されていることを基礎としたが、それと
は異なって、次のものとして予期されたシーケンス番号
（これは比較後相応に変化される）がエントリされても
よい。
【００２５】更に指摘すべきはループ情報ＬＢＡの問い
合わせ及び現用パスは予備パスが生じているか否かの問
い合わせを省き得る（単にリング線路ＲＩＮＧ０，ＲＩ
ＮＧ１のうちの１つを介して現用パスのパスが導かれ、
残留リング線路が単に予備パスのために可用である場合
には）。この場合では比較ビットＶＧＬ１，ＶＧＬ２の
不相等の際それぞれの通信セルがリングループの投入な
いし解除の後第１の通信セルとして評価され、上記の問
い合わせなしで上述の手法で処理される。
合わせ及び現用パスは予備パスが生じているか否かの問
い合わせを省き得る（単にリング線路ＲＩＮＧ０，ＲＩ
ＮＧ１のうちの１つを介して現用パスのパスが導かれ、
残留リング線路が単に予備パスのために可用である場合
には）。この場合では比較ビットＶＧＬ１，ＶＧＬ２の
不相等の際それぞれの通信セルがリングループの投入な
いし解除の後第１の通信セルとして評価され、上記の問
い合わせなしで上述の手法で処理される。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、僅かな制御コスト構成
ないし回路技術上のコスト構成仕様を以て現用パスから
予備パスへの切換を実施し得るための冒頭に述べた形式
の方法及び回路装置を実現できたという効果が奏され
る。
ないし回路技術上のコスト構成仕様を以て現用パスから
予備パスへの切換を実施し得るための冒頭に述べた形式
の方法及び回路装置を実現できたという効果が奏され
る。
【図１】本発明の適用される１つのリング線路系から形
成されるＡＴＭ通信システムのブロック接続図である。
成されるＡＴＭ通信システムのブロック接続図である。
【図２】図１に単に略示する通信装置のブロック接続図
である。
である。
【図３】図２に略示する評価装置のブロック接続図であ
る。
る。
【図４】通信セルの転送又は破棄をすべきかを判定する
プロセスの説明のための流れ図である。
プロセスの説明のための流れ図である。
Ｋ１〜Ｋ３ 通信装置 ＴＥ リング線路系 ＲＳ 加入者装置 ＢＨＥ０ 処理装置 ＲＩＮＧ１，２ リング線路 ＡＥ 評価装置
Claims (7)
- 【請求項１】 ＡＴＭ通信システムのバーチャルパスを
介する通信セルの伝送方法であって、上記バーチャルパ
スは非同期転送モードで動作するＡＴＭ通信システム
（ＡＴＭＫ）の通信装置間に設定（セットアップ）ない
し確立されるものであり、ここにおいて、上記通信装置
は２つの逆方向に作動されるリング線（ＲＩＮＧ０，Ｒ
ＩＮＧ１）からなる１つのリング線路系（ＲＳ）内に設
けられていて、該リング線路系を細分化するものであ
り、 ここにおいてそれぞれのバーチャルパスに対して１つの
現用パスが、リング線の１つ（例えばＲＩＮＧＯ）を介
して確立され、１つの予備パスが残留リング線（ＲＩＮ
Ｇ１）を介して確立され、それぞれの通信装置により、
それぞれの現用パスとこれに対応付けられた予備パスと
の間でリングループが投入閉成されるようにした方法に
おいて、 それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）内部にてそれぞれの
パスを介して伝送さるべき通信セルに、各１つの拡大さ
れたセルヘッダが前置されており、該セルヘッダ中には
それぞれのバーチャルパスを表すパス識別子及びそれぞ
れのバーチャルパスの通信セルごとに変化するシーケン
ス番号が含まれており、更に、通信装置にて それぞれ
のパス識別子のもとで次のものとして予期されるシーケ
ンス番号ないし、最後に（直前に）生じたシーケンス番
号が固定的に保持され、通信装置のうちの１つによるリ
ングループの投入ないし解除に基づき当該の１つの通信
装置により、そこでそれぞれのパス識別子のもとで到来
する最初の通信セルが当該の第１の通信セル内に含まれ
ているシーケンス番号に従って、固定的に保持されたシ
ーケンス番号の更新のもとで、転送されるようにし、当
該の最初の通信セルに後続する通信セルはそれぞれの通
信装置により次のような際のみ転送される、即ちそれぞ
れの通信セル内に含まれているシーケンス番号がパス識
別子のもとに固定的に保持された、ないし１だけ高めら
れたシーケンス番号に相応する際のみ転送されるように
したことを特徴とするＡＴＭ通信システムのバーチャル
パスを介する通信セルの伝送方法。 - 【請求項２】 それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）にて
一方では個々のパスに対して上述のシーケンス番号のほ
かに第１の比較ビット（ＶＧＬ）が、他方ではパスに依
存しない第２の比較ビット（ＶＧＬ２）が固定的に保持
され、更に、上記の第１比較ビット（ＶＧＢＬ１）及び
第２比較ビット（ＶＧＢＬ２）は先ず一様に所定のロジ
ックレベルにセットされ、更に、それぞれの通信装置に
よりリングループの各投入ないし解除ごとに第２比較ビ
ット（ＶＧＬ２）は反転され、更に、それぞれの通信装
置にて通信セルの生起の際所属のセルヘッダ内に含まれ
ているパス識別子に従って、当該の第１比較ビット（Ｖ
ＧＬ１）が選択され、第２比較ビットと比較され、相互
に比較された比較ビット相互間の不一致の際当該の通信
セルはそれぞれのバーチャルパスの第１通信セルとして
評価され、それぞれの通信装置内で固定的に保持されて
いるシーケンス番号の更新下で、そして第１比較ビット
（ＶＧＬ１）のロジックレベルの、第２比較ビット（Ｖ
ＧＬ２）のロジックレベルへのセットのもとで転送さ
れ、そして、相互に比較された比較ビットの一致の際は
当該の通信セルは次のような際のみそれぞれの通信装置
内に固定的に保持されたシーケンス番号の更新のもとに
転送される、即ちそれぞれの通信セル内に含まれている
シーケンス番号がパス識別子のもとに固定的に保持され
た、ないし１だけ高められたシーケンス番号に相応する
際のみ転送されるようにした請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 各通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）のそれぞれの
入力側にて現用パス及び予備パスに対する拡大されたセ
ルヘッダが準備形成され、そして、各通信装置のそれぞ
れの出力側にて一方ではパス個別のシーケンス番号（Ｓ
Ｎ）及び第１比較ビット（ＶＨＬ１）並びにパスに依存
しない第２の比較ビット（ＶＨＬ２）が固定的に保持さ
れ、他方では比較ビット及びシーケンス番号の比較が実
施されるようにした請求項２記載の方法。 - 【請求項４】 リング線路系（ＲＳ）の両リング線路
（ＲＩＮＧ０，ＲＩＮＧＩ）を介して現用パスが導かれ
る場合は各通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）のそれぞれの出力側
に付加的に各バーチャルパスに対してマーキング（ＴＹ
ＰＥ）がそして、他方ではパスに依存しないループ情報
（ＬＢＡ）が、投入された、ないし解除されたリングル
ープの表示特徴付けのため固定的に保持され、上記マー
キングによってはそれぞれのバーチャルパスが現用パス
として用いられているか又は予備パスとして用いられて
いるかが示され、更に、２つの相互に比較される比較ビ
ット（ＶＧＬ１，ＶＧＬ２）の不一致の際及びループ情
報（ＬＢＡ）によりマーキングされる投入されているリ
ングループの状態において丁度生じている通信セルは次
のような際のみその都度バーチャルパスの第１の通信セ
ルとしてハンドリング処理され、即ち、当該バーチャル
パスがそれのマーキング（ＴＹＰＥ）により予備パスと
して設定された際のみハンドリング処理されるように
し、更に２つの相互に比較される比較ビット（ＶＧＬ
１，ＶＧＬ２）の不一致の際及びループ情報（ＬＢＡ）
によりマーキングされる投入されているリングループの
状態において丁度生じている通信セルは次のような際の
みその都度バーチャルパスの第１の通信セルとしてハン
ドリング処理され、即ち、当該バーチャルパスがそれの
マーキング（ＴＹＰＥ）により予備パスとして設定され
た際のみ処理されるようにし、更に２つの相互に比較さ
れる比較ビットの不一致の際及びループ情報（ＬＢＡ）
によりマーキングされる解除されているリングループの
状態において丁度生じている通信セルは次のような際の
みその都度バーチャルパスの第１の通信セルとしてハン
ドリング処理され、即ち、当該バーチャルパスがそれの
マーキング（ＴＹＰＥ）により現用パスとして設定され
た際のみ処理されるようにした請求項３記載の方法。 - 【請求項５】 それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）によ
りリングループはそれぞれの通信装置と接続されたリン
グ部分（区間）の非可用性ないし再可用性のもとで、制
御装置（ＳＴ）による制御により投入ないし再び解除さ
れる請求項１から４までのうちいずれか１項記載の方
法。 - 【請求項６】 それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）によ
り、制御装置（ＳＴ）から送出される制御信号に基づき
リングループは投入ないし再び解除されるようにした請
求項１から４までのうちいずれか１項記載の方法。 - 【請求項７】 ＡＴＭ通信システムのバーチャルパスを
介する通信セルの伝送回路装置であって、上記バーチャ
ルパスは非同期転送モードで動作するＡＴＭ通信システ
ム（ＡＴＭＫ）の通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）間に設定（セ
ットアップ）ないし確立されるものであり、ここにおい
て、上記通信装置は２つの逆方向に作動されるリング線
（ＲＩＮＧ０，ＲＩＮＧ１）からなる１つのリング線路
系（ＲＳ）内に設けられていて、該リング線路系を細分
化するものであり、 ここにおいてそれぞれのバーチャ
ルパスに対して１つの現用パスが、リング線の１つ（例
えばＲＩＮＧＯ）を介して確立され、１つの予備パスが
残留リング線（ＲＩＮＧ）を介して確立され、それぞれ
の通信装置により、それぞれの現用パスとこれに対応付
けられた予備パスとの間でリング線が投入閉成されるよ
うにした装置において、上記通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）の
構成にし、それぞれの通信装置（Ｋ１〜Ｋ３）内部にて
それぞれのパスを介して伝送さるべき通信セルに、各１
つの拡大されたセルヘッダが前置されており、該セルヘ
ッダ中にはそれぞれのバーチャルパスを表すパス識別子
及びそれぞれのバーチャルパスの通信セルごとに変化す
るシーケンス番号が含まれており、更に、通信装置にて
それぞれのパス識別子のもとで次のものとして予期され
るシーケンス番号ないし、最後に（直前に）生じたシー
ケンス番号が固定的に保持され、通信装置のうちの１つ
によるリングループの投入ないし解除に基づき当該の１
つの通信装置により、そこでそれぞれのパス識別子のも
とで到来する最初の通信セルが当該の第１の通信セル内
に含まれているシーケンス番号に従って、固定的に保持
されたシーケンス番号の更新のもとで、転送されるよう
にし、当該の最初の通信セルに後続する通信セルはそれ
ぞれの通信装置により次のような際のみ転送される、即
ちそれぞれの通信セル内に含まれているシーケンス番号
がパス識別子のもとに固定的に保持されたないし１だけ
高められたシーケンス番号に相応する際のみ転送される
ようにしたことを特徴とす請求項１記載のＡＴＭ通信シ
ステムのバーチャルパスを介する通信セルの伝送方法を
実施する回路装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4332824A DE4332824C1 (de) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | Verfahren und Schaltungsanordnung zum Übertragen von Nachrichtenzellen über virtuelle Pfade eines ATM-Kommunikationssystems |
| DE4332824.5 | 1993-09-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07170278A true JPH07170278A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=6498725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6231452A Withdrawn JPH07170278A (ja) | 1993-09-27 | 1994-09-27 | Ａｔｍ通信システムのバーチャルパスを介する通信セルの伝送方法及び回路装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5583849A (ja) |
| EP (1) | EP0645913A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07170278A (ja) |
| CA (1) | CA2132795A1 (ja) |
| DE (1) | DE4332824C1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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