JPH07169348A - プレハンガケーブルの製造装置 - Google Patents

プレハンガケーブルの製造装置

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JPH07169348A
JPH07169348A JP34193693A JP34193693A JPH07169348A JP H07169348 A JPH07169348 A JP H07169348A JP 34193693 A JP34193693 A JP 34193693A JP 34193693 A JP34193693 A JP 34193693A JP H07169348 A JPH07169348 A JP H07169348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
injection molding
molding machine
injection
turntable
Prior art date
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Pending
Application number
JP34193693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Watake
賢二郎 輪竹
Seiji Yasuoka
清二 安岡
Yoshimi Uchiyama
義実 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP34193693A priority Critical patent/JPH07169348A/ja
Publication of JPH07169348A publication Critical patent/JPH07169348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレハンガケーブルの製造効率を高める。 【構成】 所定の角速度をもって回転するターンテーブ
ルの周縁部に等角的に配置される複数の成形金型に吊り
下げ線および光ケーブルを連続的に供給し、そのターン
テーブルの上方に設けられた射出成形機2から成形金型
3,4,…内に溶融樹脂を射出して吊り下げ線と光ケー
ブルを連結するハンガピースを射出成形するプレハンガ
ケーブルの製造装置において、射出成形機2は複数の分
岐通路を有し、それらの分岐通路の先端にはそれぞれ可
撓性筒軸23を介して注入ノズル24が設けられている
ことを特徴とするプレハンガケーブルの製造装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレハンガケーブルの
製造方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレハンガケーブルというのは図4に示
すように、比較的引張強度の低い光ケーブル6を比較的
引張強度の高い適宜の吊り下げ線5によって長手方向に
適宜の間隔をもって設けられる複数のハンガピース7に
よってあらかじめ吊り下げ支持するように構成したケー
ブルである。
【0003】このプレハンガケーブルを製造する従来の
代表的な装置を図3を流用して説明する。所定の角速度
をもって回転するターンテーブル8に等角的に、ハンガ
ピース7を射出成形するための複数の成形金型3,4…
が取りつけられており、このターンテーブル8の上方に
はターンテーブルの適宜の角度位置に射出成形機2が設
置される。またこれより下流の適宜の角度位置には射出
成形の終わった成形金型を開く装置が設けられる。
【0004】吊り下げ線5とこれに吊り下げ支持される
光ケーブル6とは射出成形機2の設置される角度位置よ
り上流側の適宜位置において成形金型の内部に供給さ
れ、上述の角度位置においてこの金型の1個づつに溶融
樹脂が射出供給されて所望のハンガピース7が成形され
る。実際に成形作業がおこなわれる成形ゾーンは図3に
記入されているようにこれより角度的にわずかに下流の
点までとなり、成形終了点から成形金型の開く点までが
成形金型が冷却される冷却ゾーンとなるわけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いまこのような従来の
プレハンガケーブルの製造装置を使用してプレハンガケ
ーブルの製造する場合を考えると、その製造効率を高め
るためにはターンテーブルの回転速度を上げることが重
要な対策であることが理解できるが、回転速度を上げる
と遠心力が成形金型を開ける方向に作用する欠点があ
り、またこのような事態を防ぐためにはターンテーブル
を非常に大径にするとこんどは装置自体が大きくなり過
ぎる欠点がある。このように従来のプレハンガケーブル
製造装置の効率の低い理由の一つとしては成形金型に1
個づつしか溶融樹脂を供給できない射出成形機にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、この発明による
その解決手段は、所定の角速度をもって回転するターン
テーブルの周縁部に等角的に配置される複数の成形金型
に吊り下げ線および光ケーブルを連続的に供給し、前記
ターンテーブルの上方に設けられた射出成形機から前記
成形金型内に溶融樹脂を射出して前記吊り下げ線と前記
光ケーブルを連結するハンガピースを射出成形するプレ
ハンガケーブルの製造装置において、前記射出成形機は
複数の分岐通路を有し、それらの分岐通路の先端にはそ
れぞれ可撓性筒軸を介して注入ノズルが設けられている
ことを特徴とするプレハンガケーブルの製造装置であ
る。
【0007】
【作用】射出成形機は複数の分岐通路を有し、それらの
先端に注入ノズルが設けられているため複数の成形金型
によって同時に複数のハンガピースを成形できる。また
注入ノズルは可撓性筒軸を介して取り付けられているた
め、成形金型間の微小な間隔の異同や、金型配置の傾斜
に対しても対応できる。
【0008】
【実施例】図1ないし図3についてこの発明の一実施例
を説明する。射出成形機2から溶融樹脂を押し出す押出
シリンダ21(この内部には図示されていないが押出ス
クリュウが同軸的に設けられている)の端部にこれと直
交する分岐通路22が複数本(図1の例では2本)設け
られる。
【0009】それぞれの分岐通路22の端部には可撓性
筒軸23を介して注入ノズル24が取り付けられる。分
岐通路22の端部の可撓性筒軸23に通じる部分には押
出スクリュウ25が押出シリンダ21と平行に設けら
れ、これは駆動モータ26によって回転駆動される。
【0010】可撓性筒軸23はたとえば耐熱性の合成ゴ
ムによって成形されたものであって厚肉の蛇腹様に形成
され、これによって高温の溶融樹脂を導くことができる
とともに、撓曲することによって注入ノズル24の先端
が半径方向に移動調整できるようになっている。なお符
号27はホッパを示す。
【0011】図3に示したプレハンガケーブルの製造装
置において上述した射出成形機2はターンテーブル8上
のたとえば符号3,4で示した2個の成形金型に同時に
溶融樹脂を注入できる。しかしてターンテーブル8の回
転に連れて同図に記入したように射出成形、冷却のゾー
ンにおいてそれぞれの工程がとられた後型開きがなさ
れ、成形されたハンガピース7が2本の線と一体的に流
れ下るわけである。
【0012】2個の成形金型3,4の次にこの射出成形
機2の下に流れくる金型9,10両者間の間隔が先行し
た金型3,4間のそれに高い精度で全く等しいことは考
えられないが、この発明に用いる射出成形機2の2本の
注入ノズル24間の距離Lは上述した構成から可変であ
るし、また金型がわずかに傾斜していることがあっても
可撓性筒軸23が撓むことによって角度的にも対応でき
るから溶融樹脂の型内への注入に問題はないことがわか
る。両コンベアの直線走行路が終わる位置において型開
きが行われることになる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、射出成形機は複数の
分岐通路を有し、それらの先端に注入ノズルが設けられ
ているため複数の成形金型によって同時に複数のハンガ
ピースを成形できるから製造能率がそれだけ向上し、ま
た注入ノズルは可撓性筒軸を介して取り付けられている
ため、成形金型間の微小な間隔の異同や、金型配置の傾
斜に対しても対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いる射出成形機を示す側面図であ
る。
【図2】図1の一部拡大して示した側断面図である。
【図3】プレハンガケーブルの製造装置を示す平面図で
ある。
【図4】プレハンガケーブルを説明するための部分的な
斜視図である。
【符号の説明】
2 射出成形機 3,4,9,10 成形金型 21 押出シリンダ 22 分岐通路 23 可撓性筒軸 24 注入ノズル 25 押出スクリュウ 26 駆動モータ 27 ホッパ 5 吊り下げ線 6 光ケーブル 7 ハンガピース 8 ターンテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の角速度をもって回転するターンテ
    ーブル(8)の周縁部に等角的に配置される複数の成形
    金型(3,4,…)に吊り下げ線(5)および光ケーブ
    ル(6)を連続的に供給し、前記ターンテーブル(8)
    の上方に設けられた射出成形機(2)から前記成形金型
    (3,4,…)内に溶融樹脂を射出して前記吊り下げ線
    (5)と前記光ケーブル(6)を連結するハンガピース
    (7)を射出成形するプレハンガケーブルの製造装置に
    おいて、前記射出成形機(2)は複数の分岐通路(2
    2)を有し、それらの分岐通路(22)の先端にはそれ
    ぞれ可撓性筒軸(23)を介して注入ノズル(24)が
    設けられていることを特徴とするプレハンガケーブルの
    製造装置。
JP34193693A 1993-12-13 1993-12-13 プレハンガケーブルの製造装置 Pending JPH07169348A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34193693A JPH07169348A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 プレハンガケーブルの製造装置

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JP34193693A JPH07169348A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 プレハンガケーブルの製造装置

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JPH07169348A true JPH07169348A (ja) 1995-07-04

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ID=18349910

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JP34193693A Pending JPH07169348A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 プレハンガケーブルの製造装置

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JP (1) JPH07169348A (ja)

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