JPS5924632A - 多数の型を備えた射出成形型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブロー成形法でびんを製造するための、びんネ
ック部を備えた・ξリソンを成形する多重射出成形型で
あって、射出成形機（：お＋７）て位置固定のノズル側
の固定プレートが設（すられていて、該固定プレートに
　、２リンンの１１丁円筒形の外側区分を形成する外側
輪郭成形用ｇ力ｌ配置されており、・ξリンノの底部を
形成する底部輪郭成形用の型部材が設けられていて、該
型部材にそれぞれ、前記固定プレートに設けられた高熱
傷用ランチ分配系に接続されている湯道が形成されてい
て、該湯道に、駆動装置を介して軸方向移動可能な湯道
閉鎖ニードルが係合するようになっており、射出成形機
において可動のコア保持プレートが設けらハていて、該
コア保持プレートに、前記外側輪郭成形用型のなかに進
入するコアの脚区分が固定されており、前記外側輪郭成
形用型の軸線に対して直角に移動可能なネック金型対が
設けられていて、該ネック金型対が、ねじ山と同ねじ山
よりも大径のネックリングを備えたびんネック部の外側
形状を形成する内輪郭を有し、びんネック部の中心軸線
を通る平面で分割されておｌ）、さらに同ネック金型２
」が中間プレートに配置さＪｌていて、該中間プレート
が、コアを・ξリンノから引き抜く際に型の開放方向と
は逆向きにコア保持プレートに対して相対的に移動せし
められるようになっており、ネック金型対のために一少
なくとも１つの油圧駆動装置が設けられている形式のも
のに関する。

このような形式の公知の多重射出成形型では離型の際に
、射出成形機において位置固定のプレートに設けられた
外側輪郭成形用型から・ξリンノが完全に引き出される
まで、ネック金型対を保持している中間プレートとコア
保持プレートとは共に運動せしめられる。次いで、コア
がノξリンンから引き抜かれる間に中間プレートとコア
保持プレートとの間の相対運動が行なわれる。コアの引
抜き後に初めてネック金型が作動せしめられてびんネッ
ク部が離型される。このような形式の離型においては、
ノξリンンがネック金型対に引っ掛かることがよくある
。このことは特に、びんネック部のねじ山に空気抜きス
リットが設けらハでいる場合に生じる。

ネック金型にパリソンが引っ掛かると、運転に支障をき
た［１、かつ射出成形型の・ξリンノ放出を茗しく、損
なう。

ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の多重射出成
形型を改良して、離型の際にネック金型に・ξリンノが
引っ掛かることを確実に回避することのできる多重射出
成形型を提供することである。

この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述
べた形式の多重射出成形型において、中間プレートをコ
ア保持プレートの開放運動中に同時に該コア保持プレー
トに対［、て相対的に移動せしめる駆動手段が設けらハ
てお１）、射出成形型の開放運動中に、ネック金型に形
成さたる第１の開放運動がネック金型対÷ｉ→→に与え
らＪするようにする制御手段が設けられていて、前記所
定の距離がびんオ・ツク部のねじ山の半径方向高さより
も大きいがネックリングの半径方向高さよりも小さく設
定されており、さらに、コアから・ξリンノが解離され
た後で残りの開放運動がネック金型対←傘Φ→に与えら
Ｊするようにする別の制御手段が設けられている。

本発明のように構成された多重射出成形型では、ノξリ
ンンがネック金型に引っ掛かることが確実に回避される
だけではなく、本発明による射出成形型は公知の射出成
形型に比べて短い作♀サイクル時間で運転され得る。こ
の場合作業サイクル時間は、離型時においてノξリンン
がなおゴム状に軟らかい状態で型から解放されるほどに
短縮される。このような状態においてはパリソンが互い
にぶつかり合った場合にノξリンンが互いに融着しひい
ては使用不能になってしまう。この問題は本発明の実施
態様項に記載したように、・ξリンノの最終的な解放を
時間的に制御することによって解決される。これによっ
て、離隔運搬イルトの速度が比較的ゆっくりであっても
、つまりサイクル時間を著しく延長することなしに、・
ξリンノの確実な離隔が可能になる。

次に図面につき本発明の詳細な説明する。

図示の多重射出成形型は、固定プレート２を介して射出
成形機に固定可能な第１の型半部４と、この型半部４に
対して相対的に運動可能な第２の型半部６とを有してい
る。型半部４は固定プレート４に、互いに前後に位置し
ている２つの別のプレート８．１０を保持している。プ
Ｌ’−）１０には多数の別体の型ケーシング１２が配置
さＪｌでいる。こハらの型ケーシング１２は例えば全部
で１６あり、各８つの型ケーシングが２列に配置されて
いてもよい。しかし１．なからまた各４つの型ケーシン
グが４列に配置ｗされていてもよいし、又は別の目的に
応じた配置形式も可能である。

型ケーシング１２は図示の実施例では各１つの外側ケー
シング１４を有し７ており、この外側ケーシング内には
各１つの内側ケーシング１６が配置さＪｌている。内側
ケーシング１６の外側には溝１８が形成されており、こ
Ｊｌらの溝１８け外側ケーシング１４への内側ケーシン
グ１２の挿入後に周知のように冷却通路を形成する。

冷却；山路には冷却媒体の流入接続部及び流出接続部が
設けられている。内側ケーシング１６には、型中空室２
２の外輪郭を形成する型孔２０が設けられている。

プレー）１０の孔２６には型部材２４が挿入されている
。型部材２４は外側に、半球形状の切欠き２８を有して
おり、この切欠き２８は型中空室２２の底部のための外
輪郭を形成している。型部材２４にはさらに、高熱湯用
ランチ分配系３２と接続している湯道３０が設けられて
いる。高熱湯ランチ分配系の構造は周知なのでこ剋につ
いて詳説することは省く。型部材２４の外側に９才さら
に、生球状の切欠き２８よりも大径の同切欠き２８に対
して同軸的な凹設部３４が設けられている０凹設部３４
には、内側ケーシング１６の端面に形成されたセンタリ
ング管片３６が係合し、このセンタリング管片３６の端
面３８は型部材２４の切欠き３４の底に接触している。

プレートＩＯへの内側ケーシング１６の固定は外側ケー
シング１４を介して、つまり第１図の右側に示されてい
るようにねじ４０によって行なわれる。

図面かられかるように、各１つの型孔２０を備えた別体
の型ケーシング１２は、各型ケーシング１２が互いに無
関係にプレー）１０の熱膨張に追従できるようにプレー
ト１ｏに固定されている。

射出成形機において運動可能な型半部６は、互いに前後
に固定されたプレー）４１．４３から成るダブルプレー
トとして構成さハたペースプレート４２と、型の閉鎖方
向に移動可能な中間プレート４４とを有している。中間
プレート４４には以下において詳しく述べるネック金型
が配置さｈていて、このネック金型はびんネック部を形
成する内輪郭を有している〇 コア保持プレートとして働くプレート４３には、型中空
室２２の内輪郭を形成する心棒状のコア４８がその脚区
分４６で保持されている。

コア４８には通常の形式で軸方向の冷却媒体案内路５０
が設けられている。冷却媒体案内路５０の接続部は通常
の形式で構成さＪｌているので図示は省かれている。

中間プレート４４の上側にはガイトシレート５２が固定
されている。各ガイドプレート５２には、ネック金型対
５４が案内溝５３のなかを横方向摺動可能に支承されて
いる。個個のネック金型５６には押出しビン５８が設け
られていて、この押出しビン５８はガイドプレート５２
に設けられた貫通孔６０を貫いて下端部はガイトシレー
ト５２の下にまで延びている。中間プレート４４の内部
にはそれぞれ、ネック金型５６の摺動方向に対して直角
に互いに間隔をおいて延びているアンダーカットされた
溝６２が設けられて）いる。これらの溝６２には、側方
の突出部６１を備えた作動棒６４がガイドプレート５２
の案内溝５３に対［７て直角に摺動可能に支承されてい
る。作動棒６４は型の一端においてそれぞれヨーク６５
を介して互いに結合されている。ヨーク６５には油圧シ
リンダの形の駆動装置６７が固定されているのに対して
、ピストン棒６９は中間プレート４４と堅く結合されて
いる。作動棒６４の上側には、該作動棒６４の縦軸線に
対してそれぞれ鋭角αをなして延びている溝６６が形成
されていて、これらの溝６６には押出しビン５８の端部
が係合している。溝６６は両作動棒においてそれぞれ逆
向きに傾斜している（第２図の右側参照）。

両作動棒６４の縦方向摺動時には、溝６６によって該溝
６６に係合している各押出しビン５８は横方向に移動せ
しめらね、これによってネック金型５６は互いに離れる
方向に連続的に運動せしめられる。

両ネック金型５６はその上端部に、びんネック部の所望
の輪郭に相当する内輪郭６８を有している。びんネック
部の輪郭は例えば、閉鎖体としてスクリューキャップが
使用される場合には螺条輪郭であるが、閉鎖体としてク
ラウンコルク又はこれに類したものが用いらハる場合に
は単純な隆起輪郭であってもよい。内輪郭６８は、ブロ
ー成形法においてびんを製造するためのノξリンンの場
合には、ブロー成形機において・ξリンンを保持するの
に必要なネックリング６３を形成する。

両ネック金型５６は外側に、内側ケーシング１６の自由
端面に設けられたセンタリング孔に係合するセンタリン
グコーン７ｏを有している。択一的に、外側ケーシング
１４の端面を起点として同外側ケーシング１４に設けら
れた相応な円錐孔に係合するセンタリングコーン７２が
設けられていてもよい。このセンタリング機構によって
、ネック金型５６の内輪郭は型中空室２２の外輪郭（成
形孔２０）に対して確実かつ正確にセンタリングされる
。

プレー）１０の内部で熱膨張が生じた場合にもコア４８
が型孔２０に対するセンタリング位置を保つために、コ
ア４８の脚区分４６はコア保持プレートとして働くプレ
ート４３において側方の遊びを伴なって固定されており
、この結果脚区分４６は、型閉鎖時にプレート４８に設
けらハた開脚区分４６を受容する孔内で、前記センタリ
ング機構７４．７６を介して型孔２゜に対するセンタリ
ング位置に軸平行移動可能である。この移動を可能なら
しめるために、中間プレート４４に設けられた孔８１１
Ｊ相応な直径を有している。

コア４８のための脚区分調節の別の可能性は第４図に示
されている。この実施例ではコア４８の脚区分４６はコ
ア４８自体の軸線に対して所定の偏心率を伴なって形成
されかつブシュ７８に保持されている。ブシュ７８の外
周面は孔８０において回動可能であり、この孔８０は型
常温時には有利には型孔２０と同軸的に位置していて、
ブシュ７８の外周面に対して、コア４８に対する脚区分
４６の偏心率ｅｌと等しい偏心率ｅ２を有している。こ
のように構成されていると、コア４８は、偏心率θ１及
びｅ２の和に相当する半径を備えた円形面の軸線に対し
て平行に無段階的に移動可能である。この結果、運転時
にベースプレート４２とプレートｌＯとに異なった熱膨
張が生じた場合にもコア４８は型孔２０において正確に
センタリング副筒され得る。ｒｆｆｌ　ｍな効果は第１
図に示されているように、脚区分４６がコア４８に対し
てセンタリングされて位置していて、一方が側方のなか
に差込まねている２つのブシュ７８によって保持されて
おり、両ゾシュ７８のリング状の接触口８２がそれぞれ
相応な偏心率ｅ１及びｅ２を有している場合にも得られ
る。ブシュ７８のために、外部から操作可能な回転区動
装置が設けられていてもよい。

ネック金型５６のためにガイドプレート５２内に遊びが
設けられていて、ネック金型５６が、プレー）１０に固
定された型ケーシング１２と中間プレート４４との間に
おける横方向の相対運動（両者の熱膨張の差に起因する
）に追従できるようになっていると有利である・。ねじ
５５のためにガイドプレート５２に設けられた貫通孔に
付加的に又は択一的に締めしるが与えられていてもよい
。組立て時における粗調節は、ガイドプレート５２が型
の閉鎖時にネック金型５６を介して運転温度時に生じる
位置に移動できるほどにまでまず初めねじ５５が締込ま
れることによって行なわれ得る。前記位置が得られた後
でガイドプレート５２はさらにねじ５５を締込むことに
よって同定さ、ｌする。運転温度の変動は、正の締めじ
ろを有する相応な公差に基づく遊びによって補償され得
る。このように構成されていると、個個のネック金型対
５４はその都度互いに無関係に調節可能であり、これは
例えば１６又は３２の・ξリン７を製造するための多重
型においては大きな利点である。

型中空室２２におけるコア４８の軸平行移動は、湯によ
って加熱されるプレート１ｏとペースプレート４２との
異なった熱膨張によって生ぜしめられる。しかしながら
この軸平行移動は以下に記載する手段によって完全に又
は部分的に回避又は減少せしめられ得る。つまり、ペー
スプレート４２に加熱装置が設けられていて、プレート
１０に設けられた代表温度測定箇所ＭＰにおいて検出さ
れた実際温度に関連してペースプレート４２への前記加
熱装置の熱供給が調整されるようになっていることによ
って達成される。

上述のことかられかるように上記の配置形式によって、
型を規定するすべての部材はプレート１０におけるセン
タリングに対して同軸的に調節可能なので、プレートに
おける熱膨張はその大きさ及び方向がどのようであって
も個個の型に影響を与えることはない。こλ１によって
、熱膨張を考慮することなしに例えば射出成形機におけ
る使用横断面に関連して個個の型ケーシングを固定する
ことが可能になる。さらに、個個の型ケーシングに分割
することによって小さなサイズの多数の同様な工作物を
加工できるという大きな利点が得られる。このことは製
作の著しい簡単化を惹起する。また、ネック金型が各型
のための個個のネック金型対に分割さハているこ七及び
、これらのネック金型が各型ケーシングによって上述の
ようにセンタリングされること（−よって、びんネック
輪郭は事実上ばり形成及びずれなしに容易に製作可能で
ある。

プレート８．１０には型中空室２２の軸線に対して同軸
的に閉鎖ニードル８４が支承さねており、この閉鎖ニー
ドル８４の下端部８６は一方の終端位置では湯道３０に
併合［２かつ同湯道３０を閉鎖する。軸方向に移動島１
節可能な閉鎖ニードル８４には油圧式の駆動装置゛８８
が設けられていて、同、駆動装置８８は、両側において
＠荷可能なピストン９０を介して駆動される。

ピストン９０にはねじ山９２を（Ｉｆえた閉鎖ニードル
８４がねじ込まわている。閉鎖ニードル８４の調節位置
は止めナツト９４によって規定される。駆動装置８８が
時限素子を介［２て制御さ、１するようになっていると
有利である。閉鎖ニードル８４のための駆動装置８８が
このように時限素子によって制御さ」するようになって
いると、多数ある型中苗室２２の個個の充てんを正確に
調節することができ、これによって、射出されたパリソ
ンの重量の高い均一性が得らＡする。

閉鎖ニードル８４の閉鎖ポイントを場合によっては７＋
Ｉｒ、大横断面の調節司能往と結びつけて時間制御する
ことによって、極めて厳密に調整された高熱傷用うンナ
分配系ム２においても回避不能な、射出されるプラスチ
ックの流速度の差及びこれに基づく・にリンンの重量差
が調整され得るＯ 本発明は上においてはブロー成形法でびんを１（・１作
するための、びんネック部を備えた〕ξリンンの製造に
関して記載されているが、しかしながら本発明は他の物
体特に、型の運動方向に延びている長さサイズが同運動
方向に対して直角な幅サイズに比べて著しく犬であるよ
うな物体の製造のためにも使用可能である。

第５図及び第６図において側面図↑示されている射出成
形型では、射出成形機に位置固定の型半部４及び射出成
形機において可動の型半部６のプレー）４１　、４３に
）−１それぞれラック９６．９８が固定さハており、両
ラック９６．９８は互いに平行に位置していてかつ互い
に向かい合った歯を有している。両ラック９６　、９．
８の間には両ラック９６・９８と噛合っているビニオン
１００が位置しており、このピニオン１００は、ネック
金型５６を保持している中間ゾレート４４に固定された
保持プレートｌＯ２に支承さねている。ラック９６．９
８とピニオン１００とを介して中間プレー　ト４４の運
動は、中間ゾレート４４が型の開閉時にその都度両プレ
ート４１　、４３の半分の速度で運動するように制御さ
れる。このようにして型の開放時には型中空室２０から
の・ξリンフ５９の引抜きと・ξリノン５９からのコア
４８の引抜きとが同時にかつ確実に行なわれる。

保持プレート１０２にはさらに２つのリミットスイッチ
１０４，１０６が固定されている。

両リミットスイッチ１０４，１０６は、ラック９６．９
８の背側に形成ないしは配置されたストツノξと協働す
るようになっている。

リミタ’４４？６４　、１０６を介してネック金型対５
４の開放運動は２段階に制御さハる。すなわち、射出成
形型の開放運動の始めにネック金ノｑ１４対５４はまず
初め部分的に、つまり・ξリンンのねじ山が型から離れ
るほどに開放される。ゆえに各ネック金型５６のこの開
放行程はほぼねじ山の生径方向高さに相当する。ネック
金型５６のこの運動は、ネック金型対５４に形成された
センタリングコーン７０が内側ケーシング１６のセンタ
リング孔内で相応な半径方向運動を行ない得るようにな
るやいなや、導入される。

ネック金型５６の第１の開放運動は、コア４８が・ξリ
ンン内部の円筒形のないしは僅かに円錐形の区分内にな
お位置していてノξリンンがコア４８に対ｔ２てまった
く又は輛めて僅かしか半径方向運動を行なうことができ
ない間に、完了されることが望ましい。上述の円筒形の
ないしはほとんど円筒形の区分は通常、ネック金型５６
内の内輪郭６８の範囲においてノξリンンのネック区分
として形成される。

第１の開放運動は解離可能なストン・ξによって制限さ
れていてもよいし、ネック金型５６のための油圧式の駆
動装置６７の時限素子によって制御されてもよい。

ノξリンンのネック部を形成するネック金型５６の内輪
郭６ｉ才ねじ内輪郭に力ｌ′Ｉえてネックリング６３の
ための輪郭をも有している。ネックリング６３は、ノξ
リンンからびんをブロー成形するブロー成形機に・ξリ
ンンを保持するのに用いられる。また、このイ・ツクリ
ング６３はねじ山よｌ）も大きな外直径を有している。

ゆえにネック金型５６は第１の開放運動の終了後にもな
おネックリング６３と部分的に接１＋ｊ　Ｌ、ている（
第７図参照）。

第７図にはノξリンン５９のびんネックが平面図で示さ
れている。図面に）づねじ山１１０を備えたねじ山付管
片１０８とネックリング６３とが示さＪｌている。図面
にはさらに分割子ｉ１］］１１４が示されており、この
分割平面１１４で両ネック金型５６はその閉鎖位置にお
いて接帥する。ねじ山１１０にはこの場合４つの空気抜
きスリット１１２が設けられていて、これらの空気抜き
スリット１１２はそれぞ」１ねじ山軸線に対して平行に
延び、ねじ山を４箇所でそれぞれねじ山底部にまでカッ
トしている０ネツク金型５６に固定された、これらの溝
を成形するくさび休１１１は、工具技術上の理由から互
いに平行な側面を有している。この場合これらσ）側面
はネック金型５６の運動方向に延びている。従ってこの
箇所における離型は特にむずかし°し）０空気抜きスリ
ット１１２として働く溝を成形するくさび体１１１の完
全な解離を保証するために、ネック金型５６は、分割平
面１１４に対して垂直に測定さ牙また空気抜きスリット
深さに相当しかつひいては半径方向のねじ山高さよりも
幾分大きい最低行程（距離ａ）を行なわなくてはならな
い。

ノξリンンがびんネック部の範囲において円筒形の区分
ではなく幾分円錐形の区分を有してＩ／）る場合には、
・ξリッジの場合によっては生じる半径方向の連行を一
方のネック金型５６（＝よって補償するために、ネック
金型５６の第１０ｉ）開放運動に大きな距１ｉｌｌＩｂ
を配属させること力１必要である０ 第１の開放運動の終了後にパリソンはなおネックリング
６３の上側及び下側における４つの爪形の凹設面１１６
を介してネック金型５６によって保持される。こねらの
凹設面１１６における接１つ虫目、パリソンの次いで行
なゎＪするｈｔ型の際にこｈらの凹設面１１６に加えら
れねばならない引張り力及び押圧力を受容するのに十分
である。上述のことかられかるようにネック金型５６の
第１の開放運動時における事実上の開放行程は■肉＋ｒ
　ａと距離すとの間に位置することが〒きる。

射出成形型の開放運動の終了時又は終了段階にはリミッ
トスイッチ１０６が作動せしめらゎ、このリミットスイ
ッチ１０６を介してネック金型５６は完全に開放されて
ノξリンンは落下可能になる。

両リミットスイッチ１０４，１０６は保持プレート１０
２に沿ってシフト可能に配置されていて、ラック９６・
９８に設けられた不動の切換え矢子と協働するようにな
っていてもよい。

しかしながらまた、ラック９６．９８に沿ってシフト可
能な切換え突子が設けらハていてリミットスイッチ自体
が不動に配置されていても、又は不動に配置されたリミ
ットスイッチが不動に配置された切換え突子と協動する
ようになっていてもよい。

第８図には、１６射出成形型用のネック金型５６を備え
た中間プレート４４が示されている０図示の射出成形型
は、各８つの型ケーシングが互いに隣接して垂直に２列
に並んで射出成形機に配置されている。各列の８つのネ
ック金型対５４は、第１図〜第３図に関連して記載した
ようにそれぞれ作動棒６４を介して開閉される。作動棒
６４はそれぞれ、油圧シリンダとして構成さハた駆動装
置６４を介し、て作動せしめらノする。

射出成形型からの落下時に個個のノξリンンを確実に離
隔させるために、射出成形型の下には第８図ではベルト
区分で示されているいわゆる離隔運搬ベルト１１８が配
置されていてもよい。

この離隔運搬ベル）１１８の速度は、該ベルト１１８に
向かって垂直に落下するパリソンが四にルトｌ１８上で
並んで搬送されるように設定され〕ている。このことは
、すべてのネック金型対５４′が同時に開放する場合に
は極めて高いベルト速度においてのみ可能である。しか
しながらこの場合には個個のパリソンが互いにぶつかり
合うことは回避不能である。

可能な限り短い作業サイクルを達成するためには、ノξ
リンンを可能な限り早期に型から放出することが望まれ
ている。このことは原則的には、ノξリンンがなおゴム
状で軟らかい温度において行なわ第１る。この場合に２
つのノξリンンがぶつかり合うと、両パリソンは融着し
て使用不能になってしまう。

このことを回避するために本発明の実施態様ではプログ
ラム制御装置が設けられていてこのプログラム制御装置
によって駆動装ｗ６４は、ｅリングを落下させるネック
金型５６の最終的な開放時間を、低速度の離隔運搬ベル
ト１１８においても高い離隔確実性が得られるように制
御可能〒ある０このことは例えば次のことによって、す
なわち、第８図に示されているように射出成形型の個個
の型が互いにイ行に相隣接して２列に配置されていて離
隔運搬ペル）１８が左から右に向かって運動するように
なっている場合には、まず初めネック金型対５４の右列
Ｘが開放され次いでネック金型対５４の左列Ｙが遅わて
開放されることによって達成され得る。

ネック金型対５４のための駆動装置がさらに、例えば４
つのグループＡ、Ｂ、Ｏ，Ｄに分割されていると有利で
ある０この場合各グル−ゾはそれぞれ４つのネック金型
対５４を有［ている。各グループのネック金型対５４ご
とに所属の作動棒対が設けられていて、またこの場合に
は各グループごとに所属の油圧式駆動装置が設けられて
いる。このようになっている場合には、同様に離隔運搬
ベルト１１８が左から右に向かって運動すると仮定する
と、ネック金型対５４はＢ−Ａ−Ｄ−０の順序で開放さ
れる。４つのネック金型グループＡ、Ｂ・Ｃ，Ｄごとに
設けられた油圧式の駆動装置６７をこのように遅延させ
て制御することによって、低速度の離隔運搬ベルトにお
いても作業サイクル時間をあまり延長することなしにノ
ξリンンの極めて確実な離隔が可能になる。

また、ノξリンンが通常のように離隔運搬ベルト１１８
に乗ったまま冷却トンネルを４過させられるような場合
には、低速度の離隔運搬ベルト１１８では通常短い冷却
トンネル長さしか必要としない。

本発明は上においては、外側輪郭成形用型がそれぞれ、
射出成形機において位置固定のノズル側のプレートに固
定された別体の型ケーシングに形成さ汎ている実施例に
関して記載さねており、上述の射出成形型はさらに個個
の型ごとに各１つのネック金型対を有している。しかし
ながら、−ヒ記の実施例に関連して述べらｈた離型の形
式はこの実施例に限定されるものではない。すなわちこ
の離型形式は、外側輪郭成形用型がそれぞれ、すべての
又は複数の外側輪郭成形用型を受容しているプレートに
保持されていて、該プレートが別体の外側ケーシング１
４の代わりに働くような射出成形型においても適用さｈ
得る。さらにま剣上述の離型形式は、複数の／ｅ　ＩＪ
ソンのための各ネック金型が共通の条片に形成さねてい
るような射出成形型にも適用可能である０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による多重射出成形型の１実Ｉ漁例を閉
鎖状態で示す断面図、第２図は第１図に示された多重射
出成形型の、ネック金型を保持する中間プレートの平面
図、第３図は第２図の１−Ｉ線に沿った断面図、第４図
は第１図のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図は本発
明による多重射出成形型を閉鎖状態で示す側面図、第６
図は第５図に示された多重射出成形型を開放状態で示す
側面図、第７図はぴんネック部の部分離型状態を示す、
第１図のＩＩ　−ＶＩＩ線に沿った断面図、第８図は１
６の型を備えた多重射出成形型の中間プレートの平面図
である。 ２・・・固定プレート、４，６・・・型牛部、８．１０
・・・プレート、】２・・・型ケーシング、１４・・・
外側ケーシング、１６・・・内仙ｊケーシング、１８・
・・溝、２０・・・型孔、２２・・・型中空室、２４・
・・型部材、２６・・孔、２８・・・切欠き、３０・・
・湯道、３２・・・高熱湯用ランナ分配系、３４・・・
凹設部、３６・・・センタリング管片、３８・・・端面
、４０・・・ねじ、４１・・・プレート、４２・・・ペ
ースプレート、４３・・・プレート、４４・・・中間プ
レート、４６・・・脚区分、４８・・・コア、５０・・
・冷却媒体案内路、５２・・・ガイドプレート、５３・
・・案内溝、５４・・・ネック金型対、５５・・・ねじ
、５６・・・ネック金型、５８・・・押出しビン、５９
・・・ノξリンン、６０・・・貫通孔、６１・・・突出
孔、６２・・・解、６３・・・ネックリング、６４・・
・作動棒、６５・・・ヨーク、６６・・・溝、６７・・
・駆動装置、６８・・・内輪郭、６９・・・ピストン棒
、７０．７２・・・センタリングコーン、７４・・セン
タリング孔、７６・・・センタリングコーン、７８・・
・ブシュ、８０．８１・・・孔、８２′・・・接触面、
８４・・・閉鎖ニードル、８６・・・下端部、８８・・
・駆動装置、９０・・・ピストン、９２・・ねじ山、９
４・・・止めナツト、９６．９８・・・ラック、１００
・・・ビニオン、１０２・・・保持プレート、１０４．
１０６・・・リミットスイッチ、１０８・・・ねじ山付
管片、１１Ｏ・・・ねじ山、１１１・・・くさび体、１
１２・・・空気抜きスリット、１１４・・・分割平面、
１１６・・・凹設面、１１８〆・・・離隔運搬ベルト、
ｅｌ・ｅ２・・・偏心率、ＭＰ・・・代表温度測定箇所
、μ・・・鋭角、ａ＋ｂ・・・距離、Ｘ、Ｙ・・・ネッ
ク金型対の列、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・ネック金型対のグ
ループ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ブロー成形法でびんを製造するための、びんネッ
   ク部を備えたノξリソンを成形する多重射出成形型！あ
   って、 （イ）射出成形機において位置固定のノズル側の固定プ
   レートが設けられていて、該固定プレートに、ノξリン
   ンのほぼ円筒形の外側区分を形成する外側輪郭成形用型
   が配置されており、 （ロ）　・ξリソンの底部を形成する底部輪郭成形用の
   型部材が設けられていて、紋型部材にそれぞれ、前記固
   定プレートに設けられた高熱湯用ランチ分配系に接続さ
   れている湯道が形成されていて、該湯道に、駆動装置を
   介して軸方向移動可能な湯道閉鎖ニードルが係合するよ
   うになってお番）、 （ハ）　射出成形機において可動のコア保持プレートが
   設けられていて、該コア保持プレートに、前記外側輪郭
   成形用型のなかに進入するコアの脚区分が固定されてお
   り、 に）前記外側輪郭成形用型の軸線に対して直角に移動可
   能なネック金型対が設けられていて、該ネック金型対が
   、ねじ山と同ねじ山よりも大径のネックリングを備えた
   びんネック部の外側形状を形成する内輪郭を有し、びん
   ネック部の中心軸線を通る平面で分割されており、さら
   に同ネック金型対が中間プレートに配置されていて、該
   中間プレートが、コアを、ｅリソンから引き抜く際に型
   の開放方向とは逆向きにコア保持プレートに対して相対
   的に移動せしめられるようになっておＧ）、 （ホ）　ネック金型対のために少なくとも１つの油圧駆
   動装置が設けらねている、 形式のものにおいて、 （へ）　中間プレートをコア保持プレートの開放運動中
   に同時に該コア保持プレートに対して相対的に移動せし
   める駆動手段が設けら牙１ており、 （ト）射出成形型の開放運動中に、ネック金型に形成さ
   れたセンタリングコーンが外側輪郭成形用の円錐形内周
   面から解放された後で所定の距離にわたる第１の開放運
   動がネック金型対（５４）に与えられるようにする制御
   手段が設けられていて、前記所定の距離かびんネック部
   のねじ山の半径方向高さよりも大きいが、ネックリング
   の半径方向高さよりも小さく設定さＪｌてお番」、さら
   に、コア（４８）からノξリソンが解離された後で残り
   の開放運動がネック金型対（５４）に与えられるように
   する別の制御手段が設けられて゛いる、 ことを特徴とする多重射出成形型。 ２、　固定プレートとコア保持プレートとにそれぞれ、
   互いに距離をおいて平行に位置していて互いに向かい合
   った歯を有しているシック（９６，９８）が結合されて
   おり、ネック金型対（５４）を保持している中間プレー
   ト（４４）にピニオン（１ｏｅ）が配置されていて、該
   ピニオンの歯が両ラック（９６、９８）と噛み合ってい
   て、型の開放時に中間プレー）（４４）をコア保持プレ
   ートの半分の速度で運動せしめるようになっており、制
   御手段とｔ７て働くスイッチ（１０４・１０６）が、ネ
   ック金型対（５４）を保持している中間プレー）（４４
   ）に固定されていて、同スイッチがラック（９６，９８
   ）に配設さＪｌだ切換え突子な介して作動せしめられる
   ようになっている特許請求の範囲第１項記載の多重射出
   成形型。 ３、　ネック金型対（５４）のグループ（Ａ　、、、　
   Ｂ、Ｏ，Ｄ）ごとにそれぞれ所属の駆動手段が設けられ
   ており、個個のグループの駆動装置がそれぞれ残りの開
   放運動中に時間的にずらされて作動せしめられるように
   する制御手段が設けられている特許請求の範囲第１項記
   載の多重射出成形型。 ４、　ネック金型対の個個のグループの駆動装置がプロ
   グラム制御装置を介ｔ、て作動せしめられる特許請求の
   範囲第３項記載の多重射出成形型。 ５、　ネック金型対（５４）が、型の開放方向に対して
   直角に延びているガイドに支承されている特許請求の範
   囲第１項記載の多重射出成形型。 ６、　各ネック金型対（５４）ごとにそれぞれ所属のガ
   イドが設けられておｌ）、少なくとも２つのネック金型
   対のために１つの共通の駆動装置が設けられている特許
   請求の範囲第５項記載の多重射出成形型。 ７　ガイドが中間プレート（４４）に該中間プレートの
   平面において調節可能に固定されている特許請求の範囲
   第６項記載の多重射出成形型。 ８　中間プレート（４４）に、ネック金型（５６）の運
   動方向に対して直角に駆動％置（６７）を介して移動可
   能な対をなす作動棒（６４）が支承されており、該作動
   棒に、同作動棒の運動方向に対して鋭角的に延びている
   案内溝が設けられていて、該案内溝に、ネック金型（５
   ６）に配置された押出しビン（５８）力１保合している
   特許請求の範囲第５項記載の多重射出成形型。 ９、　各ネック金型対（５４）に、外側輪郭成形用型の
   円錐形内周面と協働しかつびんネック部と同軸的な円錐
   形外周面と、コア（４８）の円錐形外周面と協働しかつ
   同様にびんネック部と同軸的な円錐形内周面とが形成さ
   れている特許請求の範囲第１項記載の多重射出成形型。