JPH07169312A - 照射方向変換ルーバー - Google Patents

照射方向変換ルーバー

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Publication number
JPH07169312A
JPH07169312A JP34307993A JP34307993A JPH07169312A JP H07169312 A JPH07169312 A JP H07169312A JP 34307993 A JP34307993 A JP 34307993A JP 34307993 A JP34307993 A JP 34307993A JP H07169312 A JPH07169312 A JP H07169312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
blade
blades
irradiation direction
illumination
Prior art date
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Pending
Application number
JP34307993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomooki Kotani
朋央貴 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP34307993A priority Critical patent/JPH07169312A/ja
Publication of JPH07169312A publication Critical patent/JPH07169312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明の照射方向を変えられるようにするとと
もに、部分的に明暗を作り出すことができるようにし、
照明の照射方向や照度が調整可能な柔軟性のある照明を
提供することを目的とする。 【構成】 四角形状のルーバー枠組1の内部に複数の薄
板状の羽根2が平行に配列され、各羽根2の両端軸部が
ルーバー枠組1の対向する内側に回動可能に保持されて
いる。各羽根2はルーバー枠組1内に設けられた羽根連
結機構3により互いに連結され、羽根連結機構3の一端
に設けられた羽根回動装置6により一体に回動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスなどの照明器
具に設置して、その照射方向や照度を変化させることが
できるルーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】照明はオフィスの環境にとって重要な要
素であり、単に明るいだけでなくオフィスでの作業の種
類にふさわしい照明を設備することが大切である。従
来、会議室などにおいて、スライドやOHPなどの映写
機を使用する場合には、その度に部屋の照明を消す必要
があった。また通常のオフィスにおいても、パソコンや
ワープロなどディスプレイを備えたOA機器の普及に伴
い、格子状の薄板を備えたOAルーバーなどの照明調整
器具を、室内の照明器具の光源の下に取り付けて光源か
らの直接光を遮るようにして、パソコンやワープロなど
のディスプレイへの映り込みや反射を防ぐようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スライドなど
を使用する度に照明のスイッチをON/OFFすること
は、照明器具やスイッチ類の寿命が縮むことになるし電
気代もかかることになる。また会議中に室内の電気をつ
けたり消したりすることは煩わしく、部屋全体の照明を
消すことができない一般のオフィスにおいては、スライ
ドなどを使用することは容易なことではなかった。ま
た、OAルーバーなどの照明調整器具を用いると、光源
からの直接光が遮られるので照明率は悪くなり室内全体
が多少暗くなるので、一般事務などを行う作業環境とし
ては照度が不足してしまうなどの問題があった。そこ
で、本発明の照射方向変換ルーバーは、複数の薄板状の
羽根を平行に並べて回動可能に構成したルーバー枠組を
照明器具に取り付けることにより、光の照射方向を変え
られるようにするとともに、部分的に明暗を作り出すこ
とができるようにし、照明の照射方向や照度が調整可能
な柔軟性のある照明を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の照射方向変換ル
ーバーは、上記課題を解決したもので、四角形状のルー
バー枠組の内部に複数の薄板状の羽根が平行に配列され
るとともに、各羽根の両端軸部がルーバー枠組に回動可
能に保持されており、各羽根を一体に回動操作する羽根
回動装置をルーバー枠組に設ける構成にして照明の照射
方向や照度を変えることができるようにした。さらに、
上記構成の照射方向変換ルーバーを少なくとも2つ、両
者の羽根が格子状となるように重ねて組み合わせること
により照射方向や照度を自由に変えることができるよう
にした。
【0005】
【作用】本発明の照射方向変換ルーバーは、ルーバー枠
組の内部に複数の薄板状の羽根を平行に配列して回動可
能に連結し、羽根が羽根回動装置によって一斉に回動す
るようになっているので、照明の照射方向を規制するこ
とができるとともに、部屋の部分的な照度の変更ができ
る。このルーバー枠組を照明器具に取り付け、羽根回動
装置を操作してルーバーを回動させることにより、照明
のスイッチをON/OFFすることなく、室内に明暗を
作り出したり、照明の照射方向を変えることができる。
また、ルーバー枠組を羽根が格子状を構成するように重
ねて照明器具に取り付けることにより、上下に位置する
羽根を別々に回動させて照明の照射方向を自由に設定す
ることができる。
【0006】
【実施例】本発明の照射方向変換ルーバーの第1実施例
を図1、図2により説明する。オフィスなどの天井Wに
設けられた照明器具5を覆う照射方向変換ルーバーは四
角形のルーバー枠組1内に複数の羽根2が設けられてお
り、それを照明器具に取り付けたときに各羽根の間から
明かりを通すようになっている。そのルーバー枠組1の
内部には、複数の羽根2がルーバー枠組1の一辺と平行
に枠組の内側面に回動可能に取り付けられ、羽根2を回
動させることにより照明器具5の光の照射方向や部屋の
部分的な照度を変え、さらに閉じ状態にすることにより
開口部4を覆うことができるようになっている。羽根2
は、ルーバー枠組1の対向する面に取り付けることがで
きる長さの、細い丸棒2bの円周面に、対向する面の幅
と同じ長さの薄板2aを取り付け羽根部分を構成する。
羽根2をルーバー枠組1に取り付けるときは、丸棒2b
の両端軸部をルーバー枠組1の対向する両内側面に回動
可能に保持させる。このとき複数の羽根2はそれぞれ、
ルーバー枠組1の丸棒2b取り付け側の一側に設けられ
た羽根連結機構3により互いに連結され、複数の羽根2
が連動するようになっている。
【0007】本実施例では、羽根連結機構3は、ウォー
ムギヤにより各羽根2を一体に回動するようになってい
て、各羽根2の羽根連結機構3側の片端軸部にウォーム
ホイールが取り付けられ、各ウォームホイールにかみ合
う長いウォームが設けられている構成である。そしてウ
ォームの一端に連結した羽根回動装置6でウォームを回
動させることにより、各ウォームホイールを介して各羽
根2を一体に回動できるようになっている。羽根回動装
置6はルーバー枠組1の外部に設けられた羽根操作装置
6aを操作することにより、羽根連結機構3を介して、
複数の羽根2を同時に回動できるようになっている。な
お、ルーバー枠組1は四角形としたが、四角形に限るも
のではなく照明装置の形状にあわせて、円形状などにす
ることができる。
【0008】上記構成の照射方向変換ルーバーをオフィ
スの照明器具に使用するときは図2に示すように、オフ
ィスの天井Wに設けられた、例えば蛍光灯などの照明器
具5の周囲にルーバー枠組1を取り付ける。そしてルー
バー枠組1の外部に設けられた羽根操作装置6aを操作
して羽根2を閉じ状態にすることにより、ルーバー枠組
1を取り付けた照明器具5部分の遮光が可能となる。ま
た羽根回動装置6は羽根2の角度を4段階に切り換える
ことができるようになっており、羽根操作装置6aを操
作して羽根2の角度を変えることにより、照明の照射方
向を変えることがでるとともに、照度を変えることが可
能である。また羽根2の角度は、羽根回動装置6を無段
階切り換えにすることにより、任意の角度をとることが
できるようにしてもよい。
【0009】次に第2実施例の照射方向変換ルーバーを
図3により説明する。この実施例は、第1実施例のルー
バー枠組1を2段に重ね合わせ、そのとき両ルーバー枠
組1内に配列された羽根2が格子状を構成するようにし
たものである。ルーバー枠組1が長方形のときは、枠組
の長辺方向に羽根2を配列したものと短辺方向に羽根2
を配列したものを重ね合わせるようにする。なお、上下
のルーバー枠組1には、それぞれ実施例1と同じように
羽根回動装置6が設けられており、上下の羽根2をそれ
ぞれ別々に回動させることにより照明の照射方向を自由
に変えることができるようになっている。また羽根操作
装置6aは上下のルーバー枠組1専用にそれぞれ別体に
設けることもできるし、上下の羽根回動装置6を別々に
制御できるものを一体にして設けることもできる。その
他の構成は第1実施例と同じである。
【0010】
【発明の効果】本発明にかかる照射方向変換ルーバーを
用いると、オフィス内の各部において照明の照射方向や
照度を調整することができるので柔軟性のある照明が可
能となる。また会議などでスライドやOHPなどを使用
する度に照明をON/OFFする必要がないので、照明
器具やスイッチ類の寿命が延び、室内全体の照明がつい
たり消えたりする煩わしさがなくなる。また部屋の一部
の照度を部分的に変化させることができるので、スポッ
トライトのように部分的に明暗を作り出すことができ、
一般のオフィス照明に用いた場合は、スライドやOHP
などを、通常のオフィス内で使用することが可能とな
る。またスポット的に照明の照射方向や照度を変えるこ
とができるので、オフィス内に配置されているコンピュ
ータやワープロなどのディスプレイに対する映り込みや
反射などを、室内全体の照度を落とすことなく効率的に
防止することができる。さらにルーバーの羽根が格子状
になるようにルーバー枠組を重ね合わせて照明器具に取
り付けると、光の照射方向を自由に変えることができ、
オフィスのレイアウト変更などの際にはルーバーの羽根
の位置を変更するだけで、照明の照射方向や部分的な照
度の変化を簡単に変更することができるので、柔軟性に
富んだ対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、平面図(a)と、
羽根の斜視図(b)である。
【図2】本発明の照射方向変換ルーバーの取り付け説明
図(a)と、A方向の矢視図(b)である
【図3】本発明の第2実施例の斜視図(a)と、B方向
の矢視図(b)である。
【符号の説明】
1 ルーバー枠組 2 羽根 6 羽根回動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状のルーバー枠組の内部に複数の
    薄板状の羽根が平行に配列されるとともに、各羽根の両
    端軸部がルーバー枠組に回動可能に保持され、各羽根を
    一体に回動操作する羽根回動装置がルーバー枠組に設け
    られていることを特徴とする照射方向変換ルーバー。
  2. 【請求項2】 請求項1の照射方向変換ルーバーが少な
    くとも2つ、両者の羽根が格子状となるように重ねて組
    み合わされていることを特徴とする照射方向変換ルーバ
    ー。
JP34307993A 1993-12-15 1993-12-15 照射方向変換ルーバー Pending JPH07169312A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34307993A JPH07169312A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 照射方向変換ルーバー

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JP34307993A JPH07169312A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 照射方向変換ルーバー

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JPH07169312A true JPH07169312A (ja) 1995-07-04

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ID=18358784

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JP34307993A Pending JPH07169312A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 照射方向変換ルーバー

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11203909A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Koito Ind Ltd 競技場照明方法
JP2007122972A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Make Softwear:Kk 照明用ルーバーユニット
KR101040200B1 (ko) * 2010-11-23 2011-06-09 (주) 디엠라이트 조립성이 향상된 반도어 조명장치
JP2018125113A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 三菱電機株式会社 照明装置

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