JPH0716918Y2 - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ

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JPH0716918Y2
JPH0716918Y2 JP1988145143U JP14514388U JPH0716918Y2 JP H0716918 Y2 JPH0716918 Y2 JP H0716918Y2 JP 1988145143 U JP1988145143 U JP 1988145143U JP 14514388 U JP14514388 U JP 14514388U JP H0716918 Y2 JPH0716918 Y2 JP H0716918Y2
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JP
Japan
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gear
engaging
frame
arbitrary
rotating plate
Prior art date
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JP1988145143U
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JPH0265746U (ja
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克典 香取
哲治 岡崎
真一 原田
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) 本考案は、ギヤードモータにおける出力軸の逆転防止構
造に関する。
(従来技術とその問題点) 第7図は、従来におけるギヤードモータの複写機におけ
る使用例を示す断面図である。
図において、符号1はフレームであり、その下側面に駆
動モータ2が取り付けられ、その駆動軸3はフレーム1
の上側面に突出している。フレーム1の上側面には、フ
レーム1に相対するプレート4との間に、第1ギヤ5、
第2ギヤ6、第3ギヤ7、第4ギヤ8、第5ギヤ9のそ
れぞれが連結されて構成される減速機構10が設けられて
おり、第1ギヤ5が上記の駆動軸3に取り付けられたピ
ニオン11に連結され、第5ギヤ9の軸が出力軸12として
プレート4から突出している。
出力軸12には伝達ギヤ14が装着され、この伝達ギヤ14は
周囲がギヤ構成となったトナー供給部材15に連結されて
おり、このトナー供給部材15の上部にはトナーを収納す
るトナービン16が一体に取り付けられている。上記トナ
ー供給部材15はプレート4に立設固定されたボス18に回
転可能に取り付けられており、そのボス18の上部にネジ
19によりシャッター20が固定状態に取り付けられてい
る。また、トナー供給部材15の下面には、プレート4と
の間に透明の受け部材21が設けられている。
上記トナー供給部材15には、4個のトナー供給部22が同
心状に設けられており、シャッター20にはトナー供給孔
が、受け部材21とプレート4とのそれぞれにはトナー吐
出孔が1個づつ設けられている。そして、駆動モータ2
の駆動に伴うトナー供給部材15の回転により、シャッタ
ー40のトナー供給孔がトナー供給部22に合致する際にト
ナービン16からトナー供給部22に供給されたトナーが、
トナー供給部22と受け部材21とプレー4とのトナー吐出
孔に合致する際に吐出されるように構成されている。
そして、上記のトナービン16のトナー供給部材15への取
り付けはネジ34構造により行っているが、その取り付け
固定は、駆動モータ2が作動されないトナー供給部材15
が回転自在な状態で行われるので、強固に固定するのが
難しい問題点があった。
そこで、通常は、トナー供給の際にトナー供給部材15の
回転がネジ34の取り付け固定が緩まない方向になされる
点を利用して、駆動モータ2を駆動させながらトナービ
ン16の固定取り付けを行うようにしているが、そのよう
にすると消費電力量が増大するとともに、駆動モータ2
に大きな負荷がかかるのでモータ寿命を縮めるというよ
うな問題点が生じた。
(考案の目的) 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、出力軸の逆転防止機構が設けられたギヤードモータ
を提供することを目的としている。
(考案の構成と効果) 本考案は、このような目的を達成するために、連動可能
に設けられた複数個のギヤからなり一端側のギヤを出力
側とする減速機構と、前記減速機構を取り付けるフレー
ムと、前記減速機構の他端側のギヤを駆動する駆動モー
タとからなるギヤードモータにおいて、前記複数個のギ
ヤの任意のギヤがその回転軸方向において固定状態に設
けられるとともに、その一方側面が前記フレーム面に相
対配置され、前記任意ギヤの一方側面と前記フレーム面
との間に、前記任意ギヤの軸に回転軸方向に移動可能
に、かつ、回転可能に回転板が取り付けられ、前記回転
板の前記任意ギヤの一方側面に相対向する一方側面には
第1係合凸部が、前記フレーム面に相対向する他方側面
には第2係合凸部がそれぞれ設けられ、前記任意ギヤの
一方側面には、前記任意ギヤが正転時と逆転時とに前記
回転板の第1係合凸部に係合する係合部をそれぞれ備え
る第1係合凹部が設けられ、前記フレーム面には、前記
任意ギヤの逆転時に前記回転板の第2係合凸部が係合す
る第2係合凹部が設けられてなる構成とした。
この構成によれば、駆動モータによる正転時には任意ギ
ヤとその任意ギヤに相対する回転板とが、第1係合凸部
が第1係合凹部の一方の係合部に係合する状態において
一体に回転し、逆転時には第1係合凸部が第1係合凹部
の他方の係合部に係合した状態で任意ギヤと回転板とが
一体に逆転しようとするが、第2係合凸部がフレームの
第2係合凹部に係合して回転板の回転が阻止され、これ
に伴って任意ギヤの逆転も阻止され、これにより出力側
の逆転も防止される。
したがって本考案によれば、任意ギヤとフレームとの間
に設けられる回転板により任意ギヤの逆転が確実に阻止
され、出力軸の逆転が防止されるギヤードモータが得ら
れるようになり、これにより、従来例で示したような出
力軸側へのギヤの逆転方向への力をかけながらの部品の
取り付け等が、駆動モータを駆動させることなく容易に
行えるようになった。
とくに、本考案では、任意ギヤとフレーム間に回転板を
設ける構成として、任意ギヤそのものを回転軸方向に変
位させることなく任意ギヤの逆転を防止するようにして
いるので、その任意ギヤと他のギヤとの連動構成を常に
安定なものとでき、これにより故障等が無く精度の良い
減速動力伝達が可能となる。
くわえて、回転板の逆転を阻止するための第2係合凹部
が直接フレームに設けられていて構成に無駄がないの
で、組み立てが容易で、かつ、安価な逆転防止機能付き
のギヤードモータが提供できる。
(実施例の説明) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は実施例に係るギヤードモータの全体構成を
示す断面図である。第1図において第7図に対応する部
分には同一の番号を付している。
本考案のギヤードモータが、駆動モータ2がフレーム1
に取り付けられ、フレーム1とプレート4との間に減速
機構が設けられて構成される基本構成と、その基本構成
に基づく動力伝達の基本動作は、従来例に示すものと同
様であるのでその説明は省略する。
次に、本考案の特徴的構成について説明する。
本考案のギヤードモータにおいては、近接して配置され
る第4ギヤ8とフレーム1との隙間に回転板20が第4ギ
ヤ8の軸8aに回転可能に取り付けられて設けられ、以下
に説明するように、その回転板20の第4ギヤ8に相対す
る面に第1係合凸部21が、フレーム1面に相対する面に
第2係合凸部22がそれぞれ設けられ、回転板20に相対す
る第4ギヤ8面に上記第1係合凸部21に対応する第1係
合凹部23が、フレーム1面に上記第2係合凸部22に対応
する第2係合凹部24が設けられている。
第2図の各図は回転板20を示し、第2図(A)は第4ギ
ヤ8への相対面を示す正面図、第2図(B)はフレーム
1への相対面を示す背面図、第2図(C)は側面図、第
2図(D)は断面図である。
回転板20はその外径寸法が第4ギヤ8とほぼ等しく、そ
の中心には第4ギヤ8の軸8aへの取り付け孔26が設けら
れている。そして、第4ギヤ8の軸8aに取り付けられた
際に第4ギヤ8に相対する面には、その回転中心を中心
としてそれぞれが90°の角をなすように4個の第1係合
凸部21が一体に設けられている。第1係合凸部21のそれ
ぞれは、回転板20の外周位置から回転中心に向かう方向
に設けられ、その幅は回転中心に向かうに連れて徐々に
狭くなるように形成されている。
これに対し、回転板20のフレーム1に相対する面には、
上記の第1係合凸部21に対応する位置に第2係合凸部22
のそれぞれが一体に設けられており、各第2係合凸部22
の回転方向における同じ側に位置する一方側縁には、徐
々にその高さが低くなって回転板20面に連続するテーパ
面27が設けられている。
第3図を参照して第4ギヤ8の回転板20に相対する面の
構成について説明する。第3図は第4ギヤ8の回転板20
に相対する面を示す正面図である。
第4ギヤ8の回転板20に相対する面には、その回転中心
を中心としてそれぞれが90°の角をなすように、回転中
心から外周に向かうに方向に4個の第1係合凹部23が一
体に設けられている。この第1係合凹部23は、回転方向
において、第1係合凸部21の幅より大きく、しかも、そ
の幅方向における一方側が第1係合凸部21の突出高さに
対応する深さを備える深溝部23a、他方側が深溝部23aの
略半分深さの浅溝部23bとなっていて、その両溝23a,23b
の底面はテーパ面23cにより連続されている。
第4図を参照してフレーム1の回転板20に相対する面の
構成について説明する。第4図はフレーム1の回転板20
に相対する面を示す正面図である。
フレーム1の回転板20に相対する面には、回転板20の回
転中心に相対する点から半径方向に位置するように、上
記の第2係合凸部22に対応する4個の第2係合凹部24が
一体に設けられている。そして各第2係合凹部24の一方
側は徐々にその深さが浅くなりフレーム1面に連続する
テーパ面29となっている。
次に、第5図と第6図とを参照して、第4ギヤ8の逆転
防止動作について説明する。
第5図と第6図は、回転板20の第1係合凸部21と第2係
合凸部22とに対する第4ギヤ8の第1係合凹部23とフレ
ーム1の第2係合凹部24との対応構成を示す回転方向に
おける展開断面図である。
そして、第5図は駆動モータ2が駆動され第4ギヤ8が
正転(展開断面図においては矢印x方向)する際の状態
を示し、この場合は、一方では各第1係合凸部21は第1
係合凹部23の深溝部23a側に移動し、第1係合凹部23の
係合面23dが第1係合凸部21の係合面21dに係合する状態
となり、したがって、回転板20に第4ギヤ8から回転力
が与えられる。
この際、他方では第2係合凸部22と第2係合凹部24とが
ともにテーパ面27,29を備えているので、回転板20とフ
レーム1とは係合することがなく、したがって回転板20
は第4ギヤ8とともにフレーム1面に摺接する状態で回
転する。
これに対し、第6図は第5ギヤ9から第4ギヤ8に逆転
方向(展開断面図においては矢印y方向)に力がかかっ
た際の状態を示し、回転板20は、一方では第1係合凸部
21が第1係合凹部23の浅溝部23b内に位置し、第1係合
凹部23の他方側の係合面23eが第1係合凸部21の他方側
の係合面21eに係合する状態となり、したがって、回転
板20は第4ギヤ8から回転力が与えられる。
しかし、他方では各第2係合凸部22が各第2係合凹部24
内に位置し、これにより第2係合凹部24の係合面24dが
第2係合凸部22の係合面22dに係合するので回転板20の
回転が阻止され、これにより回転板20に係合する第4ギ
ヤ8の逆転も阻止される。そして、第4ギヤ8に連結す
る第5ギヤ9の逆転が阻止されることにより、第5ギヤ
9の軸、すなわち、出力軸12の逆転が防止される。
上記のように、第4ギヤ8の正転時と逆転時において、
第1係合凸部21が第1係合凹部23に異なる深さで係合す
るようにしているので、第4ギヤ8の正転時と逆転時に
回転板20が第4ギヤ8とフレーム1と間において変位さ
れ、これにより、第4ギヤ8の正転時に第2係合凸部22
が第2係合凹部24へ係合せずに摺接する際の摺接圧力の
度合が小さくなって、回転板20の回転がスムーズに行な
われ、逆に、第4ギヤ8逆転時の第2係合凸部22の第2
係合凹部24への係合は強固になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施例に係り、第1図は
ギヤードモータの断面図、第2図(A)は回転板の第4
ギヤへの相対面を示す正面図、第2図(B)は回転板の
フレームへの相対面を示す背面図、第2図(C)は回転
板の側面図、第2図(D)は回転板の断面図、第3図は
第4ギヤの正面図、第4図はフレームの部分正面図、第
5図、第6図は動作説明に供する展開断面図である。 第7図は従来例の断面図である。 1……フレーム、2……駆動モータ、8……第4ギヤ、
10……減速機構、20……回転板、21……第1係合凸部、
22……第2係合凸部、23……第1係合凹部、24……第2
係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連動可能に設けられた複数個のギヤからな
    り一端側のギヤを出力側とする減速機構と、前記減速機
    構を取り付けるフレームと、前記減速機構の他端側のギ
    ヤを駆動する駆動モータとからなるギヤードモータにお
    いて、 前記複数個のギヤの任意のギヤがその回転軸方向におい
    て固定状態に設けられるとともに、その一方側面が前記
    フレーム面に相対配置され、 前記任意ギヤの一方側面と前記フレーム面との間に、前
    記任意ギヤの軸に回転軸方向に移動可能に、かつ、回転
    可能に回転板が取り付けられ、 前記回転板の前記任意ギヤの一方側面に相対向する一方
    側面には第1係合凸部が、前記フレーム面に相対向する
    他方側面には第2係合凸部がそれぞれ設けられ、 前記任意ギヤの一方側面には、前記任意ギヤが正転時と
    逆転時とに前記回転板の第1係合凸部に係合する係合部
    をそれぞれ備える第1係合凹部が設けられ、 前記フレーム面には、前記任意ギヤの逆転時に前記回転
    板の第2係合凸部が係合する第2係合凹部が設けられて
    なることを特徴とするギヤードモータ。
JP1988145143U 1988-11-07 1988-11-07 ギヤードモータ Expired - Lifetime JPH0716918Y2 (ja)

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JP1988145143U JPH0716918Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ギヤードモータ

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JP1988145143U JPH0716918Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ギヤードモータ

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Publication Number Publication Date
JPH0265746U JPH0265746U (ja) 1990-05-17
JPH0716918Y2 true JPH0716918Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=31413476

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JP1988145143U Expired - Lifetime JPH0716918Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ギヤードモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110256U (ja) * 1976-02-17 1977-08-22

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JPH0265746U (ja) 1990-05-17

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