JPH0716862Y2 - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JPH0716862Y2
JPH0716862Y2 JP13883989U JP13883989U JPH0716862Y2 JP H0716862 Y2 JPH0716862 Y2 JP H0716862Y2 JP 13883989 U JP13883989 U JP 13883989U JP 13883989 U JP13883989 U JP 13883989U JP H0716862 Y2 JPH0716862 Y2 JP H0716862Y2
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JP
Japan
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key
hole
cylinder
recess
cap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13883989U
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English (en)
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JPH0376970U (ja
Inventor
勝司 古新居
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、シリンダ錠、特に侵入する水の量を制限で
きるシリンダ錠に関連する。
従来の技術 シリンダ錠は建築物及び車両を含む種々の分野において
使用されている。シリンダ錠はケースと、ケース内に回
転可能に配置されたキーシリンダと、キーシリンダの内
端に取付けられかつロック装置に作動連結されたレバー
とを有する。キーシリンダにはタンブラスプリングによ
りキーシリンダの外側に付勢された複数のタンブラが設
けられ、特定のキーをキーシリンダ内に挿入したとき
に、タンブラはキーシリンダ内に引っ込む位置に移動し
て、キーを回転することができる。
従来のシリンダ錠は、第4図〜第6図に示すように、ケ
ース10と、ケース10内に回転可能に配置されかつキー孔
34が設けられたヘッド部を有するキーシリンダ30と、キ
ーシリンダ30の端部35に取付けられかつ図示しないロッ
ク装置に作動連結されるロッドが接続されるレバー51と
を有する。レバー51はEリング52によりキーシリンダ30
の端部35に取付けられる。詳細には図示しないが、ケー
ス10とキーシリンダ30との間には、リターンスプリング
50の端部が取付けられ、リターンスプリング50はキーシ
リンダ30を解錠又は施錠方向に回転したときに、回転前
の初期の位置に復帰させる弾性力をレバー51に与える。
ケース10は前方スリーブ14と、前方スリーブ14から後方
に延びる後方フランジ15とを有する。前方スリーブ14に
はカバー40が装着されるが、カバー40の回転を阻止する
突起13が設けられる。後方フランジ15には図示しないク
リップを固定する突起16が設けられる。
キーシリンダ30はシリンダ本体31と、シリンダ本体31の
端部35から突出する突起部36と、シリンダ本体31の他端
に設けられたヘッド部33と、ヘッド部33及びシリンダ本
体31に形成されたキー孔34とを有する。公知のように、
シリンダ本体31には複数のタンブラ32が装着されるタン
ブラ溝32aが形成される。
キーシリンダ31のヘッド部33に形成された凹部21には、
孔20aを有するキャップ20と、凹部21内において孔20aを
開閉自在に軸着されたシャッタ22と、シャッタ22をキャ
ップ20に対し押圧するスプリング23とを有する。スプリ
ング23の両端23aはシャッタ22に当接し、スプリング23
の中間に設けられた突出部23bは凹部21を形成する内壁
に当接する。図示しないが、シャッタ22の両端にはヘッ
ド部33に形成された溝に指示された軸部が設けられる。
キャップ20の両端にはそれぞれ孔部20bが形成された折
曲げ部20cが設けられる。孔部20bはヘッド部33に形成さ
れた突起33aに係止され、キャップ20の脱落が阻止され
る。
上記の構成において、キーKを孔20a内に挿入すると、
シャッタ22がスプリング23の弾力に抗して内側に回動し
て、キーKをキー孔34内に挿入することができる。また
リターンスプリング50の弾力に抗して、キーKをキーシ
リンダ30のキー孔34内に挿入して回転すると、キーシリ
ンダ30の回転がレバー51に伝達される。その後、キーK
への回転力を除去すると、キーKはリターンスプリング
50により自動的に初期の位置に戻される。
考案が解決しようとする課題 ところで、洗車時には車体に対し洗浄水が噴霧される。
洗浄水は相当の水圧でノズルから噴射されるため、車体
のシリンダ錠の入口に設けられたシャッタ22が開いて水
がシリンダ錠内に侵入する。この場合、孔20aから侵入
する水の一部は凹部21を形成する傾斜面21aに沿ってキ
ー孔34内に流入する。キー孔34内の水は冷寒地では凍結
してシリンダ錠を作動不能にする。
そこで、この考案は上記の欠点を解消してキーシリンダ
内に侵入する水を外部に排出できるシリンダ錠を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案のシリンダ錠は、ケースと、ケース内に回転可
能に配置されかつキー孔が設けられたヘッド部を有する
キーシリンダと、キーシリンダのヘッド部に取付けられ
かつ孔を有するキャップと、キャップの孔を開閉自在に
回動するシャッタと、シャッタをキャップに対し押圧す
るスプリングとを有する。
また、このシリンダ錠は、キーシリンダのヘッド部に形
成された第一の凹部と、キー孔に対しシャッタの軸部と
は反対側にキーシリンダのヘッド部において第一の凹部
から軸方向前方に突出する分離壁と、分離壁の外側でほ
ぼ半月状に形成された第二の凹部と、第一の凹部及び第
二の凹部の周囲に形成されたほぼ環状の縁部と、キー孔
の入口に隣接してヘッド部の下部に径方向に形成された
開口部とを有する。第一の凹部と第二の凹部は開口部に
連絡しており、分離壁の先端はキャップの内面より内側
にある。
作用 キーシリンダ内に水が侵入するとき、シャッタが僅かに
開いた状態になる。この状態で、キーシリンダ内に侵入
する水はキャップと分離壁との間に形成された間隙を通
り、第二の凹部内に流れる。第二の凹部に流入した水は
下方の開口部からシリンダ錠の外部に流出する。
実施例 以下、この考案の実施例を第1図〜第3図について説明
する。これらの図面では、第4図〜第6図に示す部分と
同一の部分には同一の符号を付し説明を省略する。
第1図に示すように、この考案のシリンダ錠では、キー
シリンダ30のヘッド部33に形成された第一の凹部24と、
キー孔34に対しシャッタ22の軸部22aとは反対側にキー
シリンダ30のヘッド部において第一の凹部24から軸方向
前方に突出する分離壁25と、分離壁25の外側に形成され
たほぼ半月状の第二の凹部26と、第一の凹部24及び第二
の凹部26の周囲に形成されたほぼ環状の縁部27と、キー
孔34の入口に隣接してヘッド部の下部に径方向に形成さ
れた開口部としての貫通孔28とを有する。第一の凹部24
と第二の凹部26は環状の縁部27の先端から同一の深さで
形成されたかつ貫通孔28に連絡している。縁部27には一
対の切欠き部27aが設けられる。分離壁25の先端は環状
の縁部27より内側にある。このため、分離壁25とキャッ
プ20との間には間隙29(第2図)が形成され、シャッタ
22が僅かに開放された状態では、キャップ20の孔20aは
間隙29及び第二の凹部26を通り貫通孔28に連絡してい
る。シャッタ22の軸部22aはヘッド部33の溝24a内に配置
される。
第二の凹部26の上部には分離壁25より突出して半月状の
突起26bが形成され、突起26bの外側と縁部27との間に溝
26aが形成される。キャップ20をヘッド部33に装着した
とき、キャップ20の折曲げ部20cは縁部27の切欠き部27a
に嵌合され、キャップ20の外面は縁部27と同一面上に配
置される。また、突起26bの先端はほぼシャッタ22の外
面と同一平面上にある。この点も、キャップ20がヘッド
部33の外面に配置される第5図の従来の構造と完全に相
違する。
洗車時に、キーシリンダ30内に水が侵入するとき、シャ
ッタ22が僅かに開いた状態になる。この状態で、キーシ
リンダ30内に侵入する水はキャップ20と分離壁25との間
に形成された間隙29を通り,第二の凹部26内に流れる。
第二の凹部26に流入した水は分離壁25によりキー孔34に
流入することなく、下方の貫通孔28から直ちにシリンダ
錠の外部に流出する。
また、キャップ20はスプリング20により外側に押圧され
ているので、キャップ20の上縁部とヘッド部33の縁部37
との間に形成された間隙から侵入する水は溝26a内に入
り、突起26bに沿って第二の凹部26内に移動し、その後
貫通孔28から外部に流出する。このため、溝26a内に流
入する水もキー孔34内に流入することがない。
上記の実施例は変更が可能である。貫通孔28の代わりに
切欠き部を形成して開口部を設けてもよい。
考案の効果 上記のように、この考案ではシリンダ錠に流入する水を
自動的に排出できるので、シリンダ錠の凍結を防止する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるシリンダ錠の部分的分解斜視
図、第2図はキーシリンダのヘッド部の断面図、第3図
はキャップを除去した状態のキーシリンダの正面図、第
4図は従来のシリンダ錠の断面図、第5図はこの分解斜
視図、第6図はキーシリンダのヘッド部の断面図であ
る。 10……ケース、20……キャップ、20a……孔、22……シ
ャッタ、22a……軸部、23……スプリング、24……第一
の凹部、25……分離壁、26……第二の凹部、27……縁
部、28……貫通孔、29……間隙、30……キーシリンダ、
34……キー孔、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、ケース内に回転可能に配置され
    かつキー孔が設けられたヘッド部を有するキーシリンダ
    と、キーシリンダのヘッド部に取付けられかつ孔を有す
    るキャップと、キャップの孔を開閉自在に回動するシャ
    ッタと、シャッタをキャップに対し押圧するスプリング
    とを有するシリンダ錠において、 キーシリンダのヘッド部に形成された第一の凹部と、キ
    ー孔に対しシャッタの軸部とは反対側にキーシリンダの
    ヘッド部において第一の凹部から軸方向前方に突出する
    分離壁と、分離壁の外側でほぼ半月状に形成された第二
    の凹部と、第一の凹部及び第二の凹部の周囲に形成され
    たほぼ環状の縁部と、キー孔の入口に隣接してヘッド部
    の下部に径方向に形成された開口部とを有し、第一の凹
    部と第二の凹部は開口部に連絡しており、分離壁の先端
    はキャップの内面より内側にあることを特徴とするシリ
    ンダ錠。
JP13883989U 1989-11-30 1989-11-30 シリンダ錠 Expired - Lifetime JPH0716862Y2 (ja)

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JP13883989U JPH0716862Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 シリンダ錠

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JP13883989U JPH0716862Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 シリンダ錠

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JPH0376970U JPH0376970U (ja) 1991-08-01
JPH0716862Y2 true JPH0716862Y2 (ja) 1995-04-19

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JP13883989U Expired - Lifetime JPH0716862Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 シリンダ錠

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JP4669865B2 (ja) * 2007-08-09 2011-04-13 株式会社三菱東京Ufj銀行 レール式耐震構造
JP5277041B2 (ja) * 2009-03-31 2013-08-28 株式会社ホンダロック 車両用ステアリングロック装置

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