JPH07168351A - マイクロカプセル - Google Patents

マイクロカプセル

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JPH07168351A
JPH07168351A JP5313462A JP31346293A JPH07168351A JP H07168351 A JPH07168351 A JP H07168351A JP 5313462 A JP5313462 A JP 5313462A JP 31346293 A JP31346293 A JP 31346293A JP H07168351 A JPH07168351 A JP H07168351A
Authority
JP
Japan
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capsule
microcapsule
resin
component
dye
Prior art date
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Application number
JP5313462A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsuda
政之 津田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH07168351A publication Critical patent/JPH07168351A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で、加圧定着性が充分あり、ロー
ラへのオフセットがなく、安定性も良いという加圧定着
用のマイクロカプセルを提供することを目的としてい
る。 【構成】 マイクロカプセル1は、第1のカプセル5
と、その内部に存在する第2のカプセル6とからなる。
カプセル5には、2液混合硬化樹脂の第1成分が内包さ
れており、カプセル6には第2成分が内包されている。
マイクロカプセル1が支持体上に堆積された後、定着装
置により圧力を加えると、第1のカプセル5及び、第2
のカプセル6が破壊され、第1及び第2のカプセルから
流出した樹脂は、混合し硬化するので、マイクロカプセ
ル内包物は支持体上に充分な力で定着されることとな
り、定着性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置等に使用
される、マイクロカプセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を形成する方法としては種々
知られているが、最も広く使用されているのは電子写真
法であろう。電子写真法と言っても米国特許第2297
691号、特公昭42−23910号公報(米国特許第
3666363号)及び特公昭43−24748号公報
(米国特許第4071361号)等に記載されているよ
うに様々な方法があるが、一般には光導電性物質から成
る感光体上に潜像を形成し、前記潜像にトナーを用いて
現像、その後必要に応じて紙等の支持体にトナーを転
写、定着後画像を得るものである。
【0003】現像されたトナー画像を定着する方法、す
なわちトナーを支持体に定着する方法としては、赤外線
ヒーターあるいは熱ローラ等によりトナーを加熱溶融さ
せて支持体に融着固化させる方法が一般的である。
【0004】また電子写真法以外に、染料前駆体、染
料、顔料等の画像形成材料等を内包し、光に反応して機
械的強度が変化する感光カプセルを用い、前記カプセル
を露光した後、加圧などによって強度の弱いトナーのみ
を破壊する現像方法によって受像紙に画像を形成する画
像形成装置が特開昭63−316038号公報等に開示
されている。
【0005】この画像形成装置は、前記カプセルを画像
情報に応じて露光した後、加圧などによって強度の弱い
トナーのみを破壊する現像方法によって受像紙に画像を
形成する画像形成装置である。染料前駆体を画像形成材
料として使用した場合、発色を促進させるために熱定着
を行う必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の画像形成装置に使用されている熱定着方法は、火災の
危険性があり、装置が複雑で消費電力も高くなるといっ
た問題があった。そのため加圧のみで画像を支持体に定
着する、加圧定着方式が注目されている。この加圧定着
方式は、火災の危険性もなく、装置が簡単、消費電力も
低くでき、さらに電源投入後の待ち時間が少なくなり、
高速定着も可能という利点を有する。
【0007】しかしながら加圧定着は、トナーの定着
性、加圧ローラへのオフセット現象等の問題もあり、改
善のために多くの研究がなされている。特にトナー特性
を改良する研究が数多く行われているが、製造が容易
で、加圧定着性が充分あり、安定性も良いというトナー
を得るのは非常に困難であった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、製造が容易で、加圧定着性が充
分あり、安定性も良いという加圧定着用のマイクロカプ
セルを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のマイクロカプセルは、複数の液を混合させる
ことにより硬化する樹脂によって構成されるマイクロカ
プセルであって、前記樹脂の任意の1種類を第1のカプ
セル中に、残りの樹脂を、前記第1のカプセル内に位置
する第2のカプセル中にそれぞれ内包させたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明のマイクロカプセル
によれば、圧力を加えることにより第1のカプセル及
び、第1のカプセル中に含有されている第2のカプセル
が破壊され、内包されている樹脂が流出する。第1及び
第2のカプセルから流出した樹脂は、混合し硬化する。
従ってマイクロカプセル内包物が支持体上に、充分な力
で定着されることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】本実施例では、2液混合タイプの硬化性樹
脂を用いるが、複数のものを混合して硬化する樹脂であ
ればよく、これに限定されるものではない。
【0013】図1にマイクロカプセルの断面拡大図を示
す。マイクロカプセル1は、第1のカプセル5と、その
内部に存在する第2のカプセル6とからなる。カプセル
5の外径は、平均粒径が数μm〜数十μm程度が望まし
く、カプセル6の粒径は、前記第1のカプセル5の外径
の5分の1以上3分の2以下が望ましい。しかし、これ
に限定されるものではない。
【0014】マイクロカプセル1は、図1の構成の他に
図2のような構成でもよい。図2の構成を簡単に説明す
るが、同一作用を奏するものには、同一符号を付して説
明する。
【0015】図2は、第1のカプセル5中に、複数の第
2のカプセル6を含んでいるものである。カプセル5の
外径は図1同様、平均粒径が数μm〜数十μm程度が望
ましいが、カプセル6の粒径は、第1のカプセル5の外
径の10分の1以上2分の1以下が望ましい。
【0016】図1及び図2において、カプセル5には、
2液混合硬化樹脂の第1成分が内包されており、カプセ
ル6には第2成分が内包されている。しかし、2液混合
硬化樹脂の第1成分がカプセル6に、第2成分がカプセ
ル5に内包されていてもよい。3種以上の混合硬化樹脂
の場合は、図1の様な構成をとることはできず、図2の
様な構成のみとなる。この他にも必要に応じてマイクロ
カプセル1には、染料、無機顔料、有機顔料などの周知
の色材を内包させてもよく、色材は、第1のカプセル5
及び第2のカプセル6のいずれに内包させてもよい。
【0017】前記2液混合硬化樹脂としては、エポキ
シ、ポリウレタン、反応型アクリル、不飽和ポリエステ
ル樹脂等がある。これらの樹脂は、主剤と硬化剤とから
なり、混合させることにより硬化する。硬化剤の種類及
び量により、硬化温度、硬化速度を変化させることも可
能である。本実施例においては、室温で硬化するのが望
ましい。本実施例においては、主剤を第1成分、硬化剤
を第2成分とする。
【0018】第1成分としては、エピクロルヒドリンと
ビスフェノールAから合成された物、ジアミノジフェニ
ルメタンを原料とする物、イソシアネートを有するポリ
マー、イソシアネートとポリエーテル、ポリエステル、
クロロプレンゴム、ポリウレタンポリオール等の混合物
等が挙げられる。
【0019】第2成分としては、ポリアミン、3級アミ
ン、ポリアミド、ポリチオール化合物等が挙げられる。
【0020】カプセル5の外郭部2及びカプセル6の外
郭部7の形成材料としては、ゼラチン、アラビアゴム、
デンプン、アルギン酸ソーダ、ポリビニルアルコール、
ポリエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポルユリア、ポリウレタン、ポリスチレン、ニトロ
セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒ
ド樹脂等、及びこれらの共重合物等が用いられる。
【0021】上記構成のマイクロカプセル1は、すでに
当業界において公知の技術となっている方法を複数用い
て作製することが可能である。例えば、米国特許第28
00457号、同第2800458号明細書等に示され
るような水溶液からの相分離法、特公昭38−1974
号、同昭42−446号、同昭42−771号公報等に
示されるような界面重合法、特公昭36−9168号、
特開昭51−9079号公報等に示されるモノマーの重
合によるin−situ法、英国特許第952807
号、同第965074号明細書に示される融解分散冷却
法等があるが、これに限定されるものではない。
【0022】以上に構成されたものにおいて、マイクロ
カプセル1は、電子写真法などを用いた画像形成装置に
より支持体上に画像情報に基づいて堆積させられた後、
圧力定着装置で圧力を加えることにより第1のカプセル
及び、第1のカプセル中に含有されている第2のカプセ
ルが破壊される。第1及び第2のカプセルから流出した
樹脂は、混合して硬化し、マイクロカプセル内包物は支
持体上に充分な力で定着されることとなり、定着性が向
上する。
【0023】このように本実施例によれば、従来の熱定
着方法及び加圧定着方法の問題点を解消することがで
き、火災の危険性がなく、装置が複雑で消費電力が高く
なることもなく、しかも加圧ローラへのオフセット現象
等の問題も改善できると共に、加圧定着性及び安定性も
良く、高速定着も可能となる。
【0024】次に第2の実施例について説明する。尚、
その説明中同じものには、同じ番号を付して説明する。
【0025】外観上の構成は、上記第1の実施例と全く
同一である。しかし図1及び図2において、カプセル5
中に2液混合硬化樹脂成分と共に光硬化性樹脂が含有さ
れ、さらにカプセル5及び6の少なくとも一方には染顔
料等の画像形成材料が含まれている。
【0026】前記感光性樹脂は、光に感応し硬化する樹
脂であり、通常光開始剤と重合性物質を混合して用いら
れる。この感光性樹脂は、カプセル5中の2液混合硬化
樹脂成分と相溶することが望ましい。
【0027】前記重合性物質は、モノマーでもポリマー
でもオリゴマーでもコポリマーでもトリポリマーでも構
わない。望ましくは、N−ビニル−2−ピロリドン、ビ
スフェノールAジアクリレートおよびメタクリレート、
トリプロピレングリコールジアクリレートおよびメタク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレートおよ
びメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ートおよびメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレートおよびメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレートおよびメタクリレート、オ
リゴエステルアクリレートおよびメタクリレート等が挙
げられる。又、これらの光硬化性樹脂は単独であっても
よいし、あるいは2種以上を混合したものでもよい。
【0028】前記光開始剤は、光に感応し樹脂の重合を
開始させるものであり、芳香族カルボニル化合物、アセ
トフェノン類、有機過酸化物、ジフェニルハロニウム
塩、有機ハロゲン化物、2、4、6−置換−S−トリア
ジン類、2,4,5−トリアリールイミダゾール2量
体、アゾ化合物、染料ボレート錯体、鉄アレーン錯体、
チタノセン化合物等が挙げられる。望ましくは、ベンゾ
フェノン、ベンジル、キサントン、チオキサントン、ア
ントラキノン、アセトフェノン、2,2−ジメチル−2
−モルフォリノ−4´−メチルチオアセトフェノン、ベ
ンゾイルパーオキサイド、3,3′,4,4′−テトラ
(ターシャリブチルベンゾフェノン)、ジフェニルヨー
ドニウムブロマイド、ジフェニルヨードニウムクロライ
ド、四塩化炭素、四臭化炭素、2,4,6−トリストリ
クロロメチル−S−トリアジン、[(η5 −2,4−シ
クロペンタジエン−1−イル)[(1,2,3,4,
5,6−η)−(1−メチルエチル)ベンゼン]鉄(1
+)ヘキサフルオロホスフェート(1−)]等が上げら
れる。また、これらの光開始剤は、単独でも、2種以上
を混合したものでもよい。
【0029】前記画像形成材料は、染料、無機顔料、有
機顔料、及び顕色剤等と反応して変色する染料前駆体等
が使用可能である。望ましくは、キサンテン系染料、ク
マリン系染料、メロシアニン系染料、チアジン系染料、
アジン系染料、メチン系染料、オキサジン系染料、フェ
ニルメタン系染料、シアニン系染料、アゾ系染料、アン
トラキノン系染料、ピラゾリン系染料、スチルベン系染
料、キノリン系染料、ロイコ染料、モノアゾ系顔料、ジ
スアゾ系顔料、アゾレーキ顔料、キナクリドン系顔料、
ペリレン系顔料、アンスラピリミジン系顔料、イソイン
ドリノン系顔料、スレン系顔料、フタロシアニン系顔
料、カーボンブラック、黄鉛、ベンガラ、酸化チタン、
モリブデン赤、カドミウムレッド、コバルトブルー、ク
ロムグリーン等が挙げられる。また、染料前駆体として
望ましいのは、ジフェニルメタン系化合物、トリフェニ
ルメタン系化合物、ビスフェニルメタン系化合物、キサ
ンテン系化合物、チアジン系化合物、フルオラン系化合
物、スピロピラン系化合物等及びそれらの混合物であ
る。
【0030】以上に構成されたものにおいて、マイクロ
カプセル1は、感光記録媒体の基材上に均一に塗布され
ている。感光記録媒体は、画像形成装置の露光装置によ
り画像情報に基づいて露光されると、露光されたカプセ
ル5はその中の光硬化性樹脂が硬化して機械的強度が向
上する。その後、露光済みの感光記録媒体と支持体とを
重ねた状態で圧力定着装置を通過させて圧力を加える
と、未硬化のマイクロカプセル1の第1のカプセル及
び、第1のカプセル中に含有されている第2のカプセル
が破壊される。第1及び第2のカプセルから流出した樹
脂は、混合して硬化し、画像形成材料とともに支持体上
に充分な力で定着されることとなり、定着性が向上す
る。
【0031】この時、硬化したマイクロカプセル1は、
圧力定着装置により破壊されることがなく、カプセル内
の画像形成材料が支持体に付着することがなく、従って
これにより前記露光に基づいて支持体上に画像が形成さ
れることとなる。
【0032】次に、具体例を記述するが、本発明はこの
具体例に限定されるものではなく、これまでに記述され
た範囲で、用いられる材料物質、その量比及び作製条件
を変更しても実施可能である。
【0033】具体例 これは紫外光に感光感度を持つカプセル5中に、イエロ
ーの顔料を含有するカプセル6が内包されているイエロ
ー画像形成用マイクロカプセルの例である。
【0034】ポリエチレングリコールジアクリレートと
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを3:4に
配合したものを50重量部と2、6−ジイソプロピル−
N、N−ジメチルアニリン2重量部、光重合開始剤であ
る[(η5 −2,4−シクロペンタジエン−1−イル)
[(1,2,3,4,5,6−η)−(1−メチルエチ
ル)ベンゼン]鉄(1+)ヘキサフルオロホスフェート
(1−)]1重量部を加え、100℃で10分間加熱す
ることにより疎水性の第1液状成分を得た。
【0035】次に市販のエポキシ系2液混合接着剤の主
剤20重量部に、高分子ポリウレタンを分散剤として用
い、アゾバリウムレーキ系顔料を0.5重量部分散さ
せ、疎水性の第2液状成分を得た。
【0036】次に、乳化剤である5%ポリスチレンスル
ホン酸の一部ナトリウム塩水溶液と5%スチレン−無水
マレイン酸共重合体水溶液の1:1水溶液50ccを作
製し、この中に、前記疎水性の第2液状成分を加え、ホ
モジナイザーで6000回転、5分間かくはんして水溶
液中に第2液状成分が5〜10μmの大きさの液滴とし
て存在する、いわゆるO/Wエマルジョンを得た。
【0037】別に、ホルムアルデヒド37%水溶液に市
販のメラミン粉末を加え、水酸化ナトリウム溶液によっ
てPH9.0に調整し、水温60度で30分間加熱して
メラミン・ホルムアルデヒドプレポリマーを得た。
【0038】先に作製、混合したO/Wエマルジョンに
メラミン・ホルムアルデヒドプレポリマーを加え、アジ
ホモミキサーなどによって200〜400回転でかくは
んしつつ水温が80℃になるように加熱した状態で3時
間保持し、その後PH7に調整して常温まで冷却した。
この結果、O/Wエマルジョンの液滴のまわりにメラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂の壁材が析出し、イエロー顔
料とエポキシ系主剤を内包した小粒径の第2カプセルを
得た。
【0039】前記第2カプセルをろ過乾燥した後、先の
第1の液状成分と混合した。乳化剤を含有する水溶液1
00ccにこの混合物を加え、ホモジナイザーで500
0回転で5分間かくはんして感光性内包物中に第2カプ
セルが分散しているO/Wエマルジョンを得た。その後
は、第2カプセルの作製方法と同一の方法で第1カプセ
ルを作製した。
【0040】この様にして得られたマイクロカプセルを
観察すると、その殆どが図2のような構成であったが、
図1のような構成のものも存在していた。本発明におい
ては、図1及び図2のような2種類のカプセルを分離す
る必要はなく、混合状態で使用できる。
【0041】尚、以上の本発明は上述した実施例にとら
われることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更は可
能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のマイクロカプセルによれば、圧力を加えること
により第1のカプセル及び、第1のカプセル中に含有さ
れている第2のカプセルが破壊され、第1及び第2のカ
プセルから流出した樹脂は、混合し硬化するので、マイ
クロカプセル内包物は支持体上に充分な力で定着される
こととなり、定着性が向上する。また、本発明のマイク
ロカプセルは、既に公知の技術となっているカプセル製
造方法で作製することが可能であるため、製造が容易
で、且つカプセル壁で分離しているために安定性もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロカプセルの断面拡大図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示すマイクロカプセルの
断面拡大図である。
【符号の説明】
1 マイクロカプセル 2 第1のカプセルの外郭部 5 第1のカプセル 6 第2のカプセル 7 第2のカプセルの外郭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液を混合させることにより硬化す
    る樹脂によって構成されるマイクロカプセルであって、
    前記樹脂の任意の1種類を第1のカプセル中に、残りの
    樹脂を、前記第1のカプセル内に位置する第2のカプセ
    ル中にそれぞれ内包させたことを特徴とするマイクロカ
    プセル。
  2. 【請求項2】 前記複数の樹脂中少なくとも1つの樹脂
    には、染料、顔料等の画像形成材料が含有されており、
    さらに前記第1のカプセル中に光硬化性樹脂を含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロカプセル。
JP5313462A 1993-12-14 1993-12-14 マイクロカプセル Pending JPH07168351A (ja)

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JP5313462A JPH07168351A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 マイクロカプセル

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JP5313462A JPH07168351A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 マイクロカプセル

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JP5313462A Pending JPH07168351A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 マイクロカプセル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002311A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Konica Minolta Inc 静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法

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JP2014002311A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Konica Minolta Inc 静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法

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