JPH0716756B2 - リング付きボール短管の製造方法 - Google Patents

リング付きボール短管の製造方法

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JPH0716756B2
JPH0716756B2 JP1341732A JP34173289A JPH0716756B2 JP H0716756 B2 JPH0716756 B2 JP H0716756B2 JP 1341732 A JP1341732 A JP 1341732A JP 34173289 A JP34173289 A JP 34173289A JP H0716756 B2 JPH0716756 B2 JP H0716756B2
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JP
Japan
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ball
ring
short tube
split mold
manufacturing
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達夫 金沢
守 田代
弘二 清水
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は可撓管などに利用されるリング付きボール短管
の製造方法に関する。
従来の技術 従来、耐震管路を形成するための可撓管として、第5図
に示すように、両端にボール部22を形成するとともにこ
のボール部22に係り合うストッパリング23を外ばめした
ボール短管21を用い、このボール管21の両端部にそれぞ
れ管路との接続短管24の受口部25をはめ合わせるととも
に、受口部25の開口端部にストッパリング23を固定した
ものが知られている。
このようなボール短管21は、従来は第4図に示すよう
に、直管26の一端部に球状管体27を溶接にて一体に固定
し、直管26の他端からストッパリング23をはめ合わせた
後、直管26の他端部に球状管体27をはめ合わせて溶接す
ることによって製造されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来のボール短管の製造方法では
直管26の両端部に対して球状管体27を溶接する必要があ
り、製造工数がかかり、コスト高になるという問題点が
ある。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、両端部にボ
ール部を有するボール短管をその両端部間にリングを外
ばめした状態で鋳造により製造できるようにすることを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、両端にボール部を
有する継手管の模型を軸心方向の中間部で分割して一対
の分割型を形成し、一方の分割型を鋳枠内に設置し、こ
の一方の分割型の外周における鋳物砂の内部にリングを
埋設し、その後、前記一方の分割型に他方の分割型を接
続し、鋳枠内への砂込めを完了した後に模型の配置部に
注湯するものである。
作用 このような構成によれば、鋳枠内に模型の分割型および
リングを所定状態に配置して砂込めし、溶湯を供給する
ことによって、両端にボール部を有しかつこのボール部
に係り合うリングが外ばめされたボール短管が得られ
る。
実施例 まず、第3図により、製造すべきボール短管の構成を説
明する。ここで1はボール短管であり、その両端部は球
状に膨出されてボール部2が形成されている。そして、
これらボール部2にそれぞれ係り合い可能な一対のスト
ッパリング3が、中間の直管部1aに外ばめされている。
次に、このボール短管1の製造方法を第1図および第2
図にもとづいて説明する。まず、あらかじめボール短管
1の消失模型5を形成し、それを軸心方向中央部で2分
割して分割型6a,6bを形成しておく。また、各分割型6a,
6bの表面には塗型材を塗布しておく。そして、まず第1
図に示すようにボール短管1を立てた状態に鋳造可能な
鋳枠7の内部に一方の分割型6aと湯道10と湯口11とを設
置し、かつ分割型6aの外周面との間に間隔をあけた状態
でこの分割型6aのまわりに一対のストッパリング3,3を
配置して、適当高さまで鋳物砂8を砂込めする。次に、
他方の分割型6bを一方の分割型6aの上に設置し、接着剤
などを用いて相互に一体に固定し、消失模型5を形成す
る。また、第2図に示すようにこの消失模型5の全体を
埋めるように鋳物砂8を砂込めし、湯口11の上端に湯鉢
12をのせて、造型作業を完了する。
その後湯鉢12から溶湯を供給することによって消失模型
5の部分に溶湯が満たされる。この溶湯が冷却固化した
後、鋳枠7を解体し、鋳物砂8を除去することによっ
て、両端のボール部2,2どうしの間に一対のストッパリ
ング3,3が外ばめされた状態のボール短管1が鋳造され
る。
このように、消失模型5を軸心方向に二分して一対の分
割型6a,6bとし、造型時にストッパリング3,3を鋳型内に
配置するという工程を付加するだけで、鋳造工程のみに
よってストッパリング3が外ばめされたボール短管1を
製造することができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、ボール短管の模型の
一方の分割型を鋳枠内に設置し、この一方の分割型の周
囲の鋳物砂の中にリングを埋設した後に一方の分割型に
他方の分割型を接続し、鋳枠内への砂込めを完了した後
に模型配置部に注湯することによって、両端にボール部
を有しかつこのボール部に係り合うリングが外ばめされ
たボール短管を鋳造工程のみによって容易かつ安価に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例のリング付きボ
ール管の製造工程を示す断面図、第3図は製造すべきリ
ング付きボール短管の断面図、第4図は従来のリング付
きボール管の製造方法の説明図、第5図は従来のリング
付きボール管を用いた可撓管の断面図である。 1…ボール短管、2…ボール部、3…ストッパリング、
5…消失模型、6a,6b…分割型、7…鋳枠、8…鋳物
砂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管体の両端にボール部が形成されるととも
    にこのボール部に係り合うリングが外ばめされたリング
    付きボール短管の製造方法であって、両端にボール部を
    有する管体の模型を軸心方向の中間部で分割して一対の
    分割型を形成し、一方の分割型を鋳枠内に設置し、この
    一方の分割型の外周における鋳物砂の内部にリングを埋
    設し、その後、前記一方の分割型に他方の分割型を接続
    し、鋳枠内への砂込めを完了した後に模型の配置部に注
    湯することを特徴とするリング付きボール短管の製造方
    法。
JP1341732A 1989-12-28 1989-12-28 リング付きボール短管の製造方法 Expired - Lifetime JPH0716756B2 (ja)

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