JPH07167335A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPH07167335A
JPH07167335A JP34247193A JP34247193A JPH07167335A JP H07167335 A JPH07167335 A JP H07167335A JP 34247193 A JP34247193 A JP 34247193A JP 34247193 A JP34247193 A JP 34247193A JP H07167335 A JPH07167335 A JP H07167335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
iron powder
hole
center line
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Pending
Application number
JP34247193A
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English (en)
Inventor
Makoto Uchiyama
眞 内山
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Kawaden Co Ltd
Original Assignee
Kawaden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄粉が磁場を受けて立毛し、体積が膨張する
ことを利用して弁を開閉させるようにして弁体作動時の
騒音発生をなくし、耐久使用性に優れる電磁弁を提供す
ること。 【構成】 非磁性材料から成る円筒状の弁体内に、内部
に鉄粉を充填した中央部に孔があるドーナツ形状のゴム
袋から成る弁体をその孔の中心線が弁本体の中心線と一
致するように嵌装すると共に、弁本体の外部で、弁体に
相当する部分に電磁石を取り付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄粉を使用した電磁弁
に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来からソレノイドを使用
し、弁体を直線的に摺動させて流路を開閉する電磁弁は
公知である。この電磁弁は、弁を電気的に制御するのに
便利で、電動弁のように高価なモータを使用しないの
で、比較的流量の少ない配管の流体制御に適している。
【0003】然しながら、従来の電磁弁にあっては、ソ
レノイドによって弁体が作動するとき、大きな衝撃音を
発するだけでなく、機械的な運動であるから、長期の使
用によって故障し易いという欠点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、鉄粉が磁場を受けて立毛し、
体積が膨張することを利用して弁を開閉させるようにし
て弁体作動時の騒音発生をなくし、耐久使用性に優れる
電磁弁を提供することを目的とするものである。
【0005】
【発明の開示】本発明に係る電磁弁は、非磁性材料から
成る円筒状の弁体内に、内部に鉄粉を充填した中央部に
孔があるドーナツ形状のゴム袋から成る弁体をその孔の
中心線が弁本体の中心線と一致するように嵌装すると共
に、弁本体の外部で、弁体に相当する部分に電磁石を取
り付けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の作用】電磁石の励磁コイルに通電することによ
りゴム袋から成る弁体内部の鉄粉に磁場が作用し、鉄粉
が立毛し、弁体の体積が膨張して拡大し、弁体の孔が閉
じて流路を閉鎖し、通電を断つことにより弁体が元の状
態に縮小して孔が開き、流路が開放される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る電磁弁の正面図、図2
は、同側面図、図3は、弁開放状態における図1のA−
A線における断面図、図4は、図2のB−B線における
断面図、図5は、弁閉鎖状態における図1のA−A線に
おける断面図、図6は、同弁閉鎖状態における図2のB
−B線における断面図であって、1は、非磁性材料であ
る合成樹脂製の円筒状の弁本体、2は、非磁性材料であ
るゴム袋から成るドーナツ形状の弁体で、内部に鉄粉F
…Fが充填されており、その中央部の孔21の中心線が
弁本体1の中心線と一致するように嵌装されている。3
は、弁本体1の外部で、弁体2に相当する部分に取り付
けられたコア31と励磁コイル32から成る電磁石であ
る。
【0008】図3、図4に示す状態は、弁体2の中央の
孔21が流路となって流体が流れる所謂弁開放状態であ
って、弁体2内の鉄粉F…Fは充填された儘の状態とな
っている。この状態で電磁石3の励磁コイル32に通電
すると、コア31が励磁され、コアの両極間に磁場が発
生し、この磁場内にある弁体2内の鉄粉F…Fが磁場の
影響を受けて立毛するから、弁体2は膨張しようとする
が、弁体2は弁本体1によって外側には拡がることがで
きないため、中心方向に膨れ、弁体2の孔21が図5、
図6のように閉じ、流路が閉鎖され、所謂弁閉鎖状態と
なる。
【0009】図5、図6の弁閉鎖状態のときに電磁石3
の励磁コイル32への通電を断つと、磁場が消失するの
で、弁体2は弁体自体の復元力により収縮して図3、図
4に示す弁開放状態となる。爾後、電磁石3の励磁コイ
ル32への通電毎に弁が開閉するものである。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る電磁弁によれば、非磁性材
料から成る円筒状の弁体内に、内部に鉄粉を充填した中
央部に孔があるドーナツ形状のゴム袋から成る弁体をそ
の孔の中心線が弁本体の中心線と一致するように嵌装す
ると共に、弁本体の外部で、弁体に相当する部分に電磁
石を取り付け、電磁石への通電制御により弁を開閉する
ようにしたものであるから、従来の電磁弁のようにソレ
ノイドによって弁体が作動するときに大きな衝撃音を発
するようなことがなく、何ら機械的な機構がないので、
長期の使用によっても故障するようなことがなく、更
に、通電する電流の強さを変えて磁場の強さを変えるよ
うにすることによって弁体の膨張率を変化させ、弁体の
孔の大きさを変化させることも可能であるから、流量調
節弁としての機能を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁弁の正面図である。
【図2】本発明に係る電磁弁の側面図である。
【図3】弁開放状態における図1のA−A線における断
面図である。
【図4】弁開放状態における図2のB−B線における断
面図である。
【図5】弁閉鎖状態における図1のA−A線における断
面図である。
【図6】弁閉鎖状態における図2のB−B線における断
面図である。
【符号の説明】
1 弁本体 2 弁体 3 電磁石 F 鉄粉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材料から成る円筒状の弁体内に、
    内部に鉄粉を充填した中央部に孔があるドーナツ形状の
    ゴム袋から成る弁体をその孔の中心線が弁本体の中心線
    と一致するように嵌装すると共に、弁本体の外部で、弁
    体に相当する部分に電磁石を取り付けたことを特徴とす
    る電磁弁。
JP34247193A 1993-12-13 1993-12-13 電磁弁 Pending JPH07167335A (ja)

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JP34247193A JPH07167335A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 電磁弁

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JP34247193A JPH07167335A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 電磁弁

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JPH07167335A true JPH07167335A (ja) 1995-07-04

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ID=18354002

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