JPH07167216A - 回転体の振動緩和装置 - Google Patents

回転体の振動緩和装置

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JPH07167216A
JPH07167216A JP5316907A JP31690793A JPH07167216A JP H07167216 A JPH07167216 A JP H07167216A JP 5316907 A JP5316907 A JP 5316907A JP 31690793 A JP31690793 A JP 31690793A JP H07167216 A JPH07167216 A JP H07167216A
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JP
Japan
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vibration damping
rotating body
shaft
damping device
support member
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Application number
JP5316907A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Okuma
潔 大熊
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Priority to CN94193748A priority patent/CN1141071A/zh
Priority to KR1019960701562A priority patent/KR960705156A/ko
Priority to SG1996008869A priority patent/SG49905A1/en
Priority to PCT/US1994/011677 priority patent/WO1995010714A1/en
Priority to ES94930770T priority patent/ES2104426T3/es
Priority to DE69404161T priority patent/DE69404161T2/de
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/30Flywheels
    • F16F15/315Flywheels characterised by their supporting arrangement, e.g. mountings, cages, securing inertia member to shaft

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体の周辺構造の小型化を妨げることな
く、回転体の回転時の振動を効果的に緩和できる振動緩
和装置を提供する。 【構成】 振動緩和装置10は、回転体の軸14に固定
される支持部材20と、回転体の主質量部分12と支持
部材20との間に挟持される振動緩和部材22とを備え
る。支持部材20のフランジ部26の軸線方向一端面2
6aは、軸14の軸線に略直交配置される。振動緩和部
材22は粘弾性体からなり、主質量部分12の軸線方向
一端面12aとそれに平行に離間して対向配置される支
持部材20の軸線方向端面26aとにそれぞれ固着され
る。回転体の回転中に振動が生じると、軸線方向端面1
2a,26aの間に挟持された振動緩和部材22が粘弾
性変形し、それにより振動が緩和され、かつ迅速に減衰
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の振動緩和装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】回転体はその回転中に、原動機等の駆動
源から伝わる振動や、回転体自体が有する不釣合いに起
因する振動に曝される。このような振動を緩和し、好ま
しくは迅速に減衰させることは、回転体系の危険速度の
通過を容易にして破損の危惧を低減し、かつ筐体等の周
辺構造に及ぼす影響(例えば損傷や騒音の発生)を抑制
するために必要である。
【0003】従来、回転体の回転中に生じる振動を緩和
する構造として、例えば特開昭51−22979号公報
に開示される制振装置が知られている。この制振装置
は、回転体の周囲を環状に包囲して固定配置された複数
の弾性突起により、危険速度における回転体の振れ回り
運動を拘束するものである。弾性突起は、振れ回り運動
を行う回転体の表面に接触かつ弾性変形し、それにより
振れ回り運動の振幅を減少させる。また、例えば特開平
4−50529号公報に開示される制振装置のように、
回転体を軸支する軸受と軸受を支持する支持体との間
に、粘弾性体等の振動吸収手段を介在させた制振構造が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転体の周囲に配置し
た弾性突起により、回転体の振動を接触式に緩和する構
造では、弾性突起の配置空間及び弾性突起を固定的に支
持する支持体が必要であり、回転体の周辺構造の小形化
を妨げる。また、回転体の表面と弾性突起の先端との間
に所定間隙が形成されるように弾性突起を正確に位置決
めしなければならず、精度の高い組立作業が要求され
る。しかも、振れ回り時には回転体と弾性突起とが摺接
するので、熱の発生や弾性突起の摩耗の問題が生じる。
【0005】他方、振動吸収手段を介して軸受を支持す
る構造では、回転体の振動に伴って軸受が容易に振動
(変位)するので、軸の偏心により回転体の振動が増加
する場合がある。したがって、軸受と軸受支持体との間
の隙間を大きく取れないので、振動吸収手段を介在させ
る作業が困難であるとともに、充分な制振効果が得られ
ない危惧がある。また、軸受の個数を増やす等、軸支構
造を補強する必要が生じ、設計の自由度を低下させる課
題がある。
【0006】したがって本発明の目的は、回転部分と固
定部分とが摺接せず、かつ回転体の周辺構造の小型化を
妨げたり設計自由度を低下させたりすることなく容易な
組立てが可能であり、回転体の回転時の振動を効果的に
緩和できる振動緩和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転体の軸線に交差配置され、その軸線
との交差角度を一定に保持しつつ回転体に支持される第
1面要素と、第1面要素に対向かつ相互離間して、回転
体の軸線に一定角度で交差配置される第2面要素と、第
1面要素及び第2面要素に固定かつ挟持され、第1面要
素と第2面要素との間での回転体の軸線の偏移により粘
弾性変形する振動緩和部材とを具備する回転体の振動緩
和装置を提供する。
【0008】上記第1面要素は、回転体の軸線に常に直
交することが好ましい。好適な実施態様によれば、上記
振動緩和装置は主質量部分と主質量部分に同心に固定さ
れる軸とからなる回転体に適用され、第1面要素は、軸
に連結される支持部材の軸線方向端面からなり、第2面
要素は、主質量部分の軸線方向端面からなり、振動緩和
部材は、支持部材と主質量部分との間に挟持されて該回
転体と共に回動する。その場合、支持部材は、回転体の
軸を包囲して軸に固定される環状要素からなってもよ
い。さらに支持部材は、環状要素の中心孔を通って軸線
方向へ延びる面により分割される複数の部分から形成す
ることができる。環状要素は、回転体の軸を収容するス
リーブ部と、スリーブ部を中心に半径方向へ延びるフラ
ンジ部とから形成することができる。また、支持部材
は、回転体の軸に一体的に連結されて半径方向へ延びる
フランジ部からなってもよい。振動緩和部材は、回転体
の軸を包囲する環状の粘弾性体層からなることができ
る。さらに、固定フレーム体が、回転体の主質量部分の
軸線方向両端面から突出する各軸を軸支し、支持部材
が、主質量部分の軸線方向両端面にそれぞれ対向配置さ
れることが好ましい。
【0009】他の好適な実施態様によれば、第1面要素
は、回転体に相対的回動可能に連結される支持部材の軸
線方向端面からなり、第2面要素は、回転体を回動可能
に支持する固定フレーム体の軸線方向端面からなり、振
動緩和部材は、支持部材と固定フレーム体との間で固定
的に挟持される。ここで、主質量部分と主質量部分に同
心に固定される軸とからなる回転体に適用される場合、
固定フレーム体は軸を軸支し、支持部材は、軸を包囲し
て軸に相対的回動可能に連結される環状要素からなって
もよい。その場合、固定フレーム体が回転体の主質量部
分の軸線方向両端面から突出する各軸を軸支し、支持部
材が各軸にそれぞれ配置されることが好ましい。また、
棒状部材からなる回転体に適用される場合、固定フレー
ム体は棒状部材を軸支し、支持部材は、棒状部材を包囲
して棒状部材に相対的回動可能に連結される環状要素か
らなってもよい。その場合、固定フレーム体が軸線方向
に離間した2位置で回転体を支持し、支持部材が回転体
のその2位置に隣接してそれぞれ配置されることが好ま
しい。いずれの場合も、支持部材は、環状要素の中心孔
を通って軸線方向へ延びる面により分割される複数の部
分から形成することができる。また、振動緩和部材は、
回転体に非接触に配置される環状の粘弾性体層からなる
ことができる。
【0010】さらに他の好適な実施態様によれば、上記
振動緩和装置は主質量部分と主質量部分に同心に固定さ
れる軸とからなる回転体に適用され、第1面要素は、軸
に連結される複数の支持部材の軸線方向端面からなり、
第2面要素は、軸を回動可能に支持する固定フレーム体
の軸線方向端面と主質量部分の軸線方向端面とからな
り、振動緩和部材は、支持部材と固定フレーム体との間
で固定的に挟持されるものと、他の支持部材と主質量部
分との間に挟持されて回転体と共に回動するものとを備
える。
【0011】
【作用】回転体の回転中に振動が生じると、第1面要素
は回転体の軸線との交差角度を一定に保持しつつ回転体
とともに変位する。また、振動により、第1面要素と第
2面要素との間で回転体の軸線が偏移して回転体に撓み
が生じると、第1面要素と第2面要素との相対位置関係
が変化する。このとき、各面要素に固定された振動緩和
部材が粘弾性変形する。その結果、振動のエネルギーが
粘弾性変形のエネルギーに一部変換され、振動が緩和さ
れかつ迅速に減衰する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明を好適な
実施例に基づきさらに詳細に説明する。各図面におい
て、同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付
す。図1は、本発明の好適な実施例による回転体の振動
緩和装置10を示す。この実施例では、振動緩和装置1
0は、円筒状の主質量部分12と、主質量部分12に同
心に固定される軸14とからなる回転体に適用される。
回転体の軸14は、主質量部分12の軸線方向両側位置
で、軸受16を介して固定フレーム体18に回動可能に
軸支される。
【0013】振動緩和装置10は、回転体の軸14に固
定される支持部材20と、回転体の主質量部分12と支
持部材20との間に挟持される振動緩和部材22とを備
える。支持部材20は、回転体の軸14を収容する筒状
のスリーブ部24と、スリーブ部24を中心に半径方向
へ延びる板状のフランジ部26とを備える環状要素であ
り、軸14をスリーブ部24の中心孔24aに嵌通する
ことにより軸14に取着される。スリーブ部24は、好
ましくは締り嵌めにより、又は固定ねじ28を用いて軸
14に同心状に固定される。フランジ部26は、スリー
ブ部24に好ましくは一体成形されるが、溶接や接着剤
を用いた固着も可能である。支持部材20が軸14に固
定されると、フランジ部26の軸線方向一端面26aは
軸14の軸線に略直交配置される。なお、支持部材20
の軸線方向端面26aは、本発明の第1面要素を構成す
る。
【0014】振動緩和部材22は、回転体の主質量部分
12の軸線方向一端面12aとそれに平行に離間して対
向配置される支持部材20のフランジ部26の軸線方向
端面26aとにそれぞれ固着される。主質量部分12の
軸線方向端面12aは、軸14の軸線に常に略直交配置
される本発明の第2面要素を構成する。したがって振動
緩和部材22は、回転体の回動時に回転体と共に回動す
る。なお、支持部材20は、振動緩和部材22を介して
回転体の主質量部分12に固定的に連結されるので、必
ずしも前述のように軸14に固定されなくともよい。し
かしながらその場合は、支持部材20と振動緩和部材2
2とによる後述する振動緩和作用を確保するために、ス
リーブ部24の内面と軸14の外面との間の隙間を排除
する必要がある。
【0015】振動緩和部材22は、例えば特開昭59−
38053号公報に開示される粘弾性ポリマーや、特公
昭57−17030号公報に開示される発泡状感圧接着
剤等の粘弾性体からなる。振動緩和部材22を構成する
粘弾性体は、回転体の主質量部分12及び支持部材20
への固着作業を容易にするために、自己接着力を備える
ことが好ましい。しかしながら、高温環境下での使用を
考慮すると、自己接着力の無い比較的硬い粘弾性体を、
他の接着剤や熱を使用して主質量部分12及び支持部材
20に固着することが有利である。
【0016】図2に示すように、支持部材20及び振動
緩和部材22は様々な形状を有することができる。一般
的には、図2(a)に示すように、円環状のフランジ部
26を有する支持部材20と、円環状の粘弾性体層から
なる振動緩和部材22とが使用される。しかしながら、
回転体の動釣合いを擾乱しない条件下で、図2(b)に
示すように、十字状に延出するフランジ部26を有する
支持部材20と、各フランジ部26に個別に配置される
振動緩和部材22とを使用することもできる。また、図
2(c)に示すように、支持部材20のスリーブ部24
は、フランジ部26の軸線方向両端面から突出する形状
としてもよい。それにより、支持部材20を軸14に確
実に固定するに充分な軸線方向長さが、スリーブ部24
に付与される。なお、振動緩和部材22の厚み(軸線方
向長さ)は、粘弾性変形による充分な振動緩和効果を確
保し、かつ自重による変形を回避するために、0.5mm
〜50mmの範囲にあることが好ましい。
【0017】回転体の振動中に支持部材20の軸線方向
端面26aと軸14の軸線との略直交配置を維持するた
めに、支持部材20のスリーブ部24は充分な軸線方向
長さを有する必要がある。スリーブ部24の軸線方向長
さは、作業性の観点から0.2cm〜100cmの範囲にあ
ることが好ましい。なお、支持部材20を締り嵌めによ
って軸14に固定する場合は、スリーブ部24を排除し
て、上記寸法の軸線方向長さ(厚み)を有するフランジ
部26のみによって支持部材20を構成することもでき
る。さらに支持部材20は、例えば図2(b)に示すよ
うに、スリーブ部24の中心孔24aを通って軸線方向
へ延びる面27により、2つの部分に分割されることが
好ましい。それにより、軸14への支持部材20の脱着
作業が容易になり、例えば振動緩和部材22の劣化時
に、軸14を固定フレーム体18から取り外すことなく
振動緩和部材22を交換することが可能となる。この場
合、分割された部分同士は、例えば接着剤の使用により
相互に固定される。
【0018】支持部材20は、鉄、銅、アルミニウム、
ステンレス、亜鉛、セラミック、繊維強化ガラス、AB
S樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の、容
易には変形しない強度を有する様々な材料から形成する
ことができる。特にステンレスは、耐蝕性及び機械的強
度に優れるので好適である。また、支持部材20は、金
型成形、ダイカスト成形等の鋳造工程や、押抜き成形等
のプレス工程によって製造することができる。支持部材
20を樹脂材料から形成する場合は、射出成形工程によ
ることが好ましい。
【0019】図3は、図1の振動緩和装置10の他の適
用例を示す。図3(a)に示すように、軸14を介して
両端支持された主質量部分12の軸線方向両端面12
a,12bに、それぞれ振動緩和装置10を配置するこ
とができる。なお、この適用例では、回転体の主質量部
分12の軸線方向両端面12a,12bに、例えば金
属、ABS樹脂、アクリル樹脂等の、支持部材20と同
様の材料からなる環状の端板29が固定され、各端板2
9に振動緩和部材22が固着されている。このような構
成により、主質量部分12が難接着性材料からなる場合
でも、振動緩和部材22を主質量部分12と支持部材2
0との間に確実に固着保持することができる。なお、各
端板29は、例えばねじ(図示せず)によって主質量部
分12の軸線方向端面12a,12bに固定されるが、
溶接や接着剤により固定することもできる。この適用例
では、支持部材20及び振動緩和部材22の寸法等の条
件が同じであれば、図1の構成よりも明らかに振動緩和
効果が向上する。また、図3(b)に示すように、軸1
4を介して片持ち式に支持された主質量部分12の軸線
方向端面12aに、振動緩和装置10を配置することも
できる。
【0020】図4を参照して、振動緩和装置10の作用
を以下に説明する。回転体の回転中に、例えば主質量部
分12が質量の不釣合いを有すると、図示の如く軸14
が撓み、主質量部分12及び軸14の軸線が偏移して回
転体の振れ回り運動が生じる。このとき、軸14に固定
的に連結された支持部材20は、スリーブ部24の作用
により軸14との同心状態を維持しつつ軸14と共に変
位し、したがって支持部材20のフランジ部26の軸線
方向端面26aは、軸14の軸線との略直交状態を維持
する。他方、回転体の主質量部分12の軸線方向端面1
2aは軸14の軸線に常に略直交配置されるので、両軸
線方向端面12a,26aの間で軸14が撓みを生じる
ことにより、両端面12a,26aが平行配置から相互
交差配置に変位する。その結果、両端面12a,26a
の間に挟持された振動緩和部材22に、圧縮及び引張力
並びに剪断力が作用し、振動緩和部材22が粘弾性変形
する(図4(a)参照)。特に危険速度領域で極大にな
る回転体の振れ回り運動のエネルギーは、振動緩和部材
22の粘弾性変形のエネルギーに変換され、それにより
振れ回り運動の振幅が低減される。駆動源から軸14を
介して主質量部分12に伝わる振動、及び主質量部分1
2から軸14を介して固定フレーム体18に伝わる振動
も、同様の作用により緩和され、迅速に減衰する。
【0021】振動緩和装置10によるこのような振動緩
和作用は、図3(a),(b)に示す適用例でも同様で
ある。特に、図3(b)の片持ち式支持に振動緩和装置
10を適用する場合、図4(b)に示すように振動緩和
部材22の変形の方向が図4(a)とは異なる。いずれ
の場合も、振動緩和装置10は回転体の軸線方向端面に
隣接配置されるので、設置空間や支持体を増設する必要
がなく、したがって周辺構造の小型化を妨げることがな
い。なお、上記の作用を生じるためには、支持部材20
のフランジ部26の軸線方向端面26aは、必ずしも軸
14の軸線に略直交せずともよく、所定の交差状態を維
持できる構成であればよい。
【0022】図5は、本発明の第2の実施例による回転
体の振動緩和装置30を示す。振動緩和装置30は、軸
受32を介して回転体の軸14に相対的回動可能に連結
される支持部材34と、固定フレーム体18と支持部材
34との間に挟持される振動緩和部材36とを備える。
支持部材34は、図1の支持部材20と同様に、スリー
ブ部38とフランジ部40とを備える環状要素であり、
スリーブ部38が軸受32の外輪に同心状に固定され
る。支持部材34が軸14に固定されると、フランジ部
40の軸線方向一端面40aは軸14の軸線に略直交配
置される。なお、支持部材34の軸線方向端面40a
は、本発明の第1面要素を構成する。
【0023】振動緩和部材36は、固定フレーム体18
の軸線方向一端面18aとそれに平行に離間して対向配
置される支持部材34のフランジ部40の軸線方向端面
40aとにそれぞれ固着される。固定フレーム体18の
軸線方向端面18aは、軸14の軸線に常に略直交配置
される本発明の第2面要素を構成する。したがって振動
緩和部材36は、回転体の回動時にも固定フレーム体1
8と支持部材34との間に固定的に支持される。
【0024】振動緩和装置30は、図1の振動緩和装置
10と同様にして、回転体の回転中に生じる振動又は振
れ回り運動を、固定フレーム体18と回転体の軸14と
共に変位する支持部材34との間に挟持した振動緩和部
材36の粘弾性変形によって緩和する。なお図5では、
軸14を介して固定フレーム体18に両端支持される回
転体の両支持部位に振動緩和装置30を配置した構成を
示すが、勿論、片方の支持部位のみに振動緩和装置30
を配置してもよく、また、片持ち式に支持される回転体
にも適用できる。さらに振動緩和装置30は、図6に示
すように、一定断面を有する棒状部材からなる回転体4
2にも適用できる。いずれの場合も、振動緩和装置30
は回転体を軸支する固定フレーム体18に隣接配置され
るので、設置空間や支持体を増設する必要がなく、した
がって周辺構造の小型化を妨げることがない。
【0025】図7は、本発明の第3の実施例による振動
緩和装置44を示す、振動緩和装置44は図1の振動緩
和装置10と図5の振動緩和装置30との組合せからな
る。振動緩和装置44は、回転体の回転中に生じる振動
又は振れ回り運動を、前述のような各振動緩和装置1
0,30の個々の作用によって緩和する。図8は図4に
対応する図で、図8(a)は、図7の適用による振動緩
和装置44の振動緩和作用を示し、図8(b)は、片持
ち支持に適用された振動緩和装置44の振動緩和作用を
示す。
【0026】図9は、本発明の第4の実施例による回転
体の振動緩和装置46を示す。振動緩和装置46は、回
転体の軸14′に一体的に形成される支持部材48と、
回転体の主質量部分12と支持部材48との間に挟持さ
れる振動緩和部材50とを備える。支持部材48は、回
転体の軸14′に一体的に連結されて半径方向へ延びる
板状のフランジ部からなる。支持部材48の軸線方向一
端面48aは、軸14′の軸線に略直交配置され、本発
明の第1面要素を構成する。
【0027】支持部材48を一体に備えた軸14′は、
その軸線を第2面要素である主質量部分12の軸線方向
端面12aに略直交配置した状態で、主質量部分12に
固定される。振動緩和部材50は、主質量部分12の軸
線方向端面12aと支持部材48の軸線方向端面48a
とに固着され、回転体と共に回動する。軸14′は、例
えば図示のように末端に設けたねじ部52を、主質量部
分12の軸線方向端面12aに凹設したねじ穴54に螺
嵌することにより、主質量部分12に固定される。或い
は、溶接工程や接着剤の使用により、軸14′を主質量
部分12に固定することもできる(図10(b)参
照)。また、支持部材48は、軸14′に好ましくは一
体成形されるが、別体に形成された軸14′と支持部材
48とを溶接や接着剤によって相互に固着することも可
能である。
【0028】振動緩和装置46は、図1の振動緩和装置
10と同様にして、回転体の回転中に生じる振動又は振
れ回り運動を振動緩和部材50の粘弾性変形によって緩
和する。この場合、支持部材48が回転体の軸14′に
一体に形成されているので、回転体の軸線の偏移を正確
に支持部材48に伝えることができる。なお図9では、
軸14,14′を介して固定フレーム体18に両端支持
される回転体の軸線方向一端面のみに振動緩和装置46
を配置した構成を示すが、勿論、軸線方向両端面に振動
緩和装置46を配置してもよく(図10(b)参照)、
また、片持ち式に支持される回転体(図10(a)参
照)にも適用できる。
【0029】また、振動緩和装置46は、図10(a)
に示すように、軸14′に延長軸56を連結することも
できる。この場合、延長軸56は、例えば図示のように
末端に設けたねじ部58により、又は溶接や接着剤によ
り、軸14′に連結することができる。さらに、図10
(b)に示すように、回転体の主質量部分12の軸線方
向各端面12a,12bに、例えば金属、ABS樹脂、
アクリル樹脂等の材料からなる環状の端板60を固定
し、各端板60に振動緩和部材50を固着するようにし
てもよい。それにより、主質量部分12が難接着性材料
からなる場合でも、振動緩和部材50を主質量部分12
と支持部材48との間に確実に固着保持することができ
る。なお、端板60は、例えばねじ62によって主質量
部分12の軸線方向各端面12a,12bに固定される
が、溶接や接着剤により固定することもできる。軸1
4′と端板60とは溶接や接着剤により相互に固定され
ることが望ましいが、軸14′が主質量部分12に固定
連結されている限りでは、軸14′は端板60に固定さ
れなくてもよい。以上、本発明のいくつかの実施例を説
明したが、各実施例における支持部材等の構成要素の形
状及び材料は、第1実施例において示した如く多様な選
択が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、回転部分と固定部分との摺接に起因する問題
が排除され、また、振動緩和装置を設置するための空間
や支持体を増設する必要がないので、回転体の周辺構造
の小型化を妨げたり設計自由度を低下させたりすること
がなく、組立ての容易な振動緩和装置が提供される。こ
の振動緩和装置は、振動緩和部材の粘弾性変形により回
転体の回転時の振動のエネルギーを吸収し、以て振動を
効果的に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による回転体の振動緩和装
置の断面側面図である。
【図2】図1の振動緩和装置の支持部材及び振動緩和部
材の変形例を示す図で、(a)図1の線II−IIに沿って
示す平面図、(b)図1の線II−IIに沿って示す他の変
形例の平面図、及び(c)さらに他の変形例による支持
部材の断面図、である。
【図3】図1の振動緩和装置の他の適用例を示す断面側
面図で、(a)両端支持、及び(b)片持ち支持、の回
転体と共に示す。
【図4】図1の振動緩和装置の振動緩和作用を説明する
概略図で、(a)両端支持、及び(b)片持ち支持、の
回転体に対する作用を示す。
【図5】本発明の第2実施例による回転体の振動緩和装
置の断面側面図である。
【図6】図5の振動緩和装置の他の適用例を示す断面側
面図である。
【図7】本発明の第3実施例による回転体の振動緩和装
置の断面側面図である。
【図8】図7の振動緩和装置の振動緩和作用を説明する
概略図で、(a)両端支持、及び(b)片持ち支持、の
回転体に対する作用を示す。
【図9】本発明の第4実施例による回転体の振動緩和装
置の断面側面図である。
【図10】図9の振動緩和装置の他の適用例を示す断面
側面図で、(a)片持ち支持、及び(b)両端支持、の
回転体と共に示す。
【符号の説明】
10,30,44,46…振動緩和装置 12…主質量部分 12a,12b,18a,26a,40a,48a…軸
線方向端面 14,14′…軸 16,32…軸受 18…固定フレーム体 20,34,48…支持部材 22,36,50…振動緩和部材 24,38…スリーブ部 26,40…フランジ部 29,60…端板 42…棒状部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の軸線に交差配置され、該軸線と
    の交差角度を一定に保持しつつ該回転体に支持される第
    1面要素と、 該第1面要素に対向かつ相互離間して、該回転体の軸線
    に一定角度で交差配置される第2面要素と、 該第1面要素及び該第2面要素に固定かつ挟持され、該
    第1面要素と該第2面要素との間での該回転体の軸線の
    偏移により粘弾性変形する振動緩和部材、とを具備する
    回転体の振動緩和装置。
  2. 【請求項2】 前記第1面要素が回転体の軸線に常に直
    交する請求項1に記載の振動緩和装置。
  3. 【請求項3】 主質量部分と該主質量部分に同心に固定
    される軸とからなる回転体に適用される請求項1又は2
    に記載の振動緩和装置であって、前記第1面要素が、該
    軸に連結される支持部材の軸線方向端面からなり、前記
    第2面要素が、該主質量部分の軸線方向端面からなり、
    前記振動緩和部材が、該支持部材と該主質量部分との間
    に挟持されて該回転体と共に回動する振動緩和装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が、回転体の軸を包囲して
    該軸に固定される環状要素からなる請求項3に記載の振
    動緩和装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材が、環状要素の中心孔を通
    って軸線方向へ延びる面により分割される複数の部分か
    らなる請求項4に記載の振動緩和装置。
  6. 【請求項6】 前記環状要素が、回転体の軸を収容する
    スリーブ部と、該スリーブ部を中心に半径方向へ延びる
    フランジ部とからなる請求項4又は5に記載の振動緩和
    装置。
  7. 【請求項7】 前記支持部材が、回転体の軸に一体的に
    連結されて半径方向へ延びるフランジ部からなる請求項
    3に記載の振動緩和装置。
  8. 【請求項8】 前記振動緩和部材が、回転体の軸を包囲
    する環状の粘弾性体層からなる請求項4〜7のいずれか
    1つに記載の振動緩和装置。
  9. 【請求項9】 固定フレーム体が、回転体の主質量部分
    の軸線方向両端面から突出する各軸を軸支し、前記支持
    部材が、該主質量部分の軸線方向両端面にそれぞれ対向
    配置される請求項3〜8のいずれか1つに記載の振動緩
    和装置。
  10. 【請求項10】 前記第1面要素が、回転体に相対的回
    動可能に連結される支持部材の軸線方向端面からなり、
    前記第2面要素が、該回転体を回動可能に支持する固定
    フレーム体の軸線方向端面からなり、前記振動緩和部材
    が、該支持部材と該固定フレーム体との間で固定的に挟
    持される請求項1又は2に記載の振動緩和装置。
  11. 【請求項11】 主質量部分と該主質量部分に同心に固
    定される軸とからなる回転体に適用される請求項10に
    記載の振動緩和装置であって、前記固定フレーム体が該
    軸を軸支し、前記支持部材が、該軸を包囲して該軸に相
    対的回動可能に連結される環状要素からなる振動緩和装
    置。
  12. 【請求項12】 前記固定フレーム体が回転体の主質量
    部分の軸線方向両端面から突出する各軸を軸支し、前記
    支持部材が該各軸にそれぞれ配置される請求項11に記
    載の振動緩和装置。
  13. 【請求項13】 棒状部材からなる回転体に適用される
    請求項10に記載の振動緩和装置であって、前記固定フ
    レーム体が該棒状部材を軸支し、前記支持部材が、該棒
    状部材を包囲して該棒状部材に相対的回動可能に連結さ
    れる環状要素からなる振動緩和装置。
  14. 【請求項14】 前記固定フレーム体が軸線方向に離間
    した2位置で回転体を支持し、前記支持部材が該回転体
    の該2位置に隣接してそれぞれ配置される請求項13に
    記載の振動緩和装置。
  15. 【請求項15】 前記支持部材が、環状要素の中心孔を
    通って軸線方向へ延びる面により分割される複数の部分
    からなる請求項11〜14のいずれか1つに記載の振動
    緩和装置。
  16. 【請求項16】 前記振動緩和部材が、回転体に非接触
    に配置される環状の粘弾性体層からなる請求項11〜1
    5のいずれか1つに記載の振動緩和装置。
  17. 【請求項17】 回転体が主質量部分と該主質量部分に
    同心に固定される軸とからなり、前記第1面要素が、該
    軸に連結される複数の支持部材の軸線方向端面からな
    り、前記第2面要素が、該軸を回動可能に支持する固定
    フレーム体の軸線方向端面と該主質量部分の軸線方向端
    面とからなり、前記振動緩和部材が、該支持部材と該固
    定フレーム体との間で固定的に挟持されるものと、他の
    該支持部材と該主質量部分との間に挟持されて該回転体
    と共に回動するものとを備える請求項1又は2に記載の
    振動緩和装置。
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