JPH07166999A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ

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JPH07166999A
JPH07166999A JP6170064A JP17006494A JPH07166999A JP H07166999 A JPH07166999 A JP H07166999A JP 6170064 A JP6170064 A JP 6170064A JP 17006494 A JP17006494 A JP 17006494A JP H07166999 A JPH07166999 A JP H07166999A
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JP
Japan
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pump
rotor
valve
distributor
fuel injection
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Application number
JP6170064A
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English (en)
Inventor
Kenneth H Klopfer
ケネス・エイチ・クロッファ
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Stanadyne Automotive Corp
Original Assignee
Stanadyne Automotive Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanadyne Automotive Corp filed Critical Stanadyne Automotive Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M41/00Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
    • F02M41/08Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
    • F02M41/14Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons
    • F02M41/1405Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis
    • F02M41/1411Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
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    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
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    • F02M59/46Valves
    • F02M59/466Electrically operated valves, e.g. using electromagnetic or piezoelectric operating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射ポンプ内の高い圧力や部材間に正確
な回転嵌合状態が必要とされることにより惹起される運
転上の問題を解消する。 【構成】 ポンプロータ12に設けられ弁孔32を郭定
する同軸の貫通孔24と、弁孔内に配置され圧縮コイル
ばね(180)により開弁位置へ軸線方向に変位される
弁部材10と、弁部材の一端に固定された電機子プレー
ト172及び付勢されると弁部材をその閉弁位置へ軸線
方向に変位させるステータ170とを有する電磁石11
と、ロータの外端に設けられ電機子プレートにより係合
される外端面を有するストッパプレート120とを有
し、外端面は電磁石が消勢された場合に於ける弁部材の
開弁位置への軸線方向の運動を液圧的に減衰させる複数
個のランド(128)及び溝(129)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つ又はそれ以上の半
径方向に延在するポンププランジャボアを含むポンプ室
を有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置さ
れたポンププランジャと、ポンプロータを囲繞し燃料の
吸入チャージをポンプ室へ供給し燃料のチャージを噴射
されるよう高圧にてポンプ室より周期的に分配供給すべ
くポンププランジャを往復動させる環状のカム装置と、
複数個のディストリビュータ出口を有するディストリビ
ュータヘッドとを有し、ポンプロータはディストリビュ
ータヘッド内に回転可能に配置され、燃料の高圧チャー
ジを複数個のディストリビュータ出口へ順次分配供給す
るための一つ又はそれ以上のディストリビュータポート
を有するディストリビュータロータを郭定する型式の燃
料噴射ポンプ(かかる燃料噴射ポンプは本明細書に於て
はロータリディストリビュータ型燃料噴射ポンプと呼ば
れる)に係る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上述の
如きロータリディストリビュータ型燃料噴射ポンプに於
ては、その内部の圧力が高いことにより以下の如き幾つ
かの運転上の問題が惹起される。 (a)ポンプロータのスラスト軸受に大きい軸線方向の
力が作用することによりかじりが惹起され、そのためス
ラスト軸受が機械的に損傷する。 (b)高い圧力脈動によりポンプロータの幾つかの部分
が高い周期的な応力に曝され、その結果割れが発生した
り割れが伝播したり最終的にはポンプロータが損傷した
りする。
【0003】更に燃料チャージは高圧にて分配供給され
るので、充分なシール状態及び潤滑状態を確保するため
には、ディストリビュータヘッド及びディストリビュー
タロータの相対回転面は非常に正確な回転嵌合状態(例
えば100万分の80〜100インチ(1インチ=2
5.4mm)のクリアランス)を有していなければならな
い。正確な回転嵌合状態が必要であることにより以下の
如き幾つかの運転上の問題が惹起される。 (a)ポンプの運転中、特に高速運転時や急加速時に
は、ディストリビュータロータ及びディストリビュータ
ヘッドの相対回転面の間に位置する燃料潤滑剤の薄い層
により実質的な量の熱が発生される。 (b)高速時や高温時に特にガソリンやメタノールの如
き低粘性の燃料にて相対回転面を充分に潤滑することが
困難である。 (c)ディストリビュータロータの外径及びディストリ
ビュータヘッドの内径の熱膨張による増大はポンプの全
運転範囲に亙り、特に冷間始動時や急加速時にも同一の
割合にて発生しなければならなず、さもなくばこれらの
部材の熱膨張量が相異することにより潤滑が不十分にな
ってロータが回転不能になる。
【0004】
【発明の概要】本発明の主要な目的は、ポンプ内に於け
る圧力が高いことにより、またディストリビュータヘッ
ドとディストリビュータロータとの間に正確な回転嵌合
状態が必要とされることにより惹起される上述の如き運
転上の種々の問題を緩和する新規にして改良されたロー
タリディストリビュータ型燃料噴射ポンプを提供するこ
とである。
【0005】本発明の他の一つの目的は、ポンプロータ
内に同軸に配置された弁部材を有する型式のロータリデ
ィストリビュータ型燃料噴射ポンプに於て、一つ又はそ
れ以上の以下の如き利点を与える新規にして改良された
弁駆動機構を設けることである。 (a)弁部材を高速度に電磁的に駆動する。 (b)弁部材の最大開弁位置が正確である。 (c)弁部材の跳ね返りを防止すべく弁部材をばねによ
り制御された態様にて駆動する。 (d)弁の応答性が改善される。 (e)弁の摩耗が低く弁の有効寿命が長い。
【0006】本発明の他の一つの目的によれば、(a)
12000psi (844kg/cm2 )又はそれ以上の高い
圧力にてポンプ室より燃料の高圧チャージを分配供給す
ることができ、(b)高速エンジンに使用することがで
き、(c)噴射される燃料チャージの大きさ及びタイミ
ングを正確に制御すべく電気的に制御することのできる
新規にして改良されたディストリビュータ型燃料噴射ポ
ンプが得られる。
【0007】本発明の他の目的は一部は明らかであり一
部はこれ以降の説明に於て詳細に指摘される。
【0008】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実
施例について詳細に説明する。
【0009】
【実施例】添付の各図に於て、同一の符号は同一又は同
様の機能を果す部材を示すために使用されている。図1
乃至図7は本発明の一つの実施例が組込まれた例示的な
燃料噴射ポンプ8を示している。ポンプ8は、噴射され
る各チャージの大きさ及びタイミングを制御する電気的
制御弁9を有している。制御弁9は軸線方向に変位可能
なポペット弁10と、ポペット弁10をその閉弁位置
(図1及び図2に示されている)へ変位させる電磁石1
1と、電磁石11が消勢されるとポペット弁10をその
開弁位置へ変位させる圧縮コイルばね180とを有する
二方向型の流量制御弁である。ポンプ8はロータリディ
ストリビュータ型の燃料噴射ポンプであり、1993年
7月20日付にて発行された米国特許第5,228,8
44号公報に記載されたポンプと同一であってよい。従
って本明細書に記載されていないポンプの詳細な点につ
いては上述の米国特許第5,228,844号公報を参
照されたい。
【0010】例示のポンプ8は4気筒型のエンジンに使
用されるよう設計されている。ポンプ8は細長いポンプ
ロータ12を有し、ポンプロータ12は段差部を有する
実質的に円筒形の外面と段差部を有する同軸の貫通孔2
4とを有する一つの肉厚のスリーブの形態に構成されて
いる。貫通孔24はポペット弁10のための同軸の中央
弁孔32を郭定している。ポンプロータ12はその内端
に於て細長いポンプボディ26を郭定し、その外端に於
て直径の小さい細長いディストリビュータロータ28を
郭定している。ポンプボディ26は四つの等角度に隔置
され環状に配列された半径方向ボア16により郭定され
たポンプ室30を有している。ポンププランジャ14が
各ボア16内に配置されている。また各ボア16はポン
プボディ26の外面より弁孔32まで半径方向内方へ延
在している。四つのプランジャボア16は同一の直径を
有し、同一の横断方向の平面内に半径方向の軸線を有し
ている。かくして四つのプランジャボア16の横断方向
のバンクにより郭定されたポンプ室30は、四つのプラ
ンジャボア16の両側に位置し且つ各プランジャボアに
接する二つの横断方向の平面の間に位置するポンプボデ
ィ26の横断方向の部分により与えられている。四つの
プランジャボア16の直径及び弁孔32の直径は、互い
に隣接するプランジャボア16の内端が図7に示されて
いる如く互いに他に対し隣接し、好ましくは互いに接す
るよう設定されている。
【0011】ディストリビュータロータ28はディスト
リビュータヘッド42のインナ支持スリーブ40内に回
転可能に配置されている。ディストリビュータロータ2
8は充分なシール状態及び潤滑状態を確保すべくディス
トリビュータヘッドのボア内に非常に正確な回転嵌合状
態(例えば100万分の80〜100インチ(1インチ
=25.4mm)の径方向のクリアランス)を有してい
る。ロータ12は周縁部に設けられたディストリビュー
タポート54まで連通する比較的短い傾斜したディスト
リビュータボア52を有している。ディストリビュータ
ポート54は、燃料の高圧チャージをディストリビュー
タヘッド42に設けられた四つのディストリビュータ出
口48へ順次分配供給すべく、ポンプロータ12が回転
するとディストリビュータヘッドのスリーブ40に設け
られた四つの等角度に隔置された出口ポート56と順次
整合するようになっている。もし必要ならば比較的短い
傾斜したバランスボア60もポンプロータ12に設けら
れる。バランスボア60は図7に示されている如く実質
的にY形をなしていることが好ましく、ディストリビュ
ータロータ28に作用する横方向の液圧をバランスさせ
るような大きさにて形成され且つディストリビュータポ
ート54より周方向に隔置された一対の周縁バランスポ
ート62を有している。またバランスポート62はプラ
ンジャ14の内方へのポンプストローク中に出口ポート
56と整合しないよう周方向に位置決めされている。デ
ィストリビュータボア52及びY形のバランスボア60
の中央脚部は貫通孔24の内端より穿孔されている。
【0012】ポンプ駆動軸66がポンプロータ12と同
軸に整合し且つポンプロータに隣接して配置されてい
る。ポンプロータ12は半径方向にオフセットされ軸線
方向に延在する駆動ピン68により駆動軸66に固定さ
れている。駆動ピン68は駆動軸66に設けられた軸線
方向ボアに締り嵌めされる軸部(三つの等角度に隔置さ
れ軸線方向に延在する平坦面を有する)と、ポンプロー
タ12に設けられた径方向の溝20内に遊びなく受入れ
られる円筒形のアウタヘッドとを有している。かくして
ポンプロータ12は駆動軸66によって回転されるよう
駆動軸66に確実に連結されている。駆動軸66は拡大
された実質的に環状の内端を有し、この内端はローラシ
ュー支持ケージ76を郭定している。ケージ76は四つ
のポンププランジャ14と整合された四つの等角度に隔
置された半径方向溝78を有している。各溝78内には
対応するプランジャ14と係合するようローラシュー8
0が摺動可能に配置されている。プランジャ駆動ローラ
82がケージ76を囲繞するカムリング86のインター
ナルカム88と係合するよう各ローラシュー80により
支持されている。カム88は四つの等角度に隔置された
カムローブを有し、各カムローブにはポンプロータ12
の回転中にプランジャ駆動ローラ82が係合し、これに
よりプランジャ14が周期的に内方へ駆動されるように
なっている。
【0013】ポペット弁10はその内端に拡大された環
状のシールヘッド140を有している。シールヘッド1
40はポンプロータ12に設けられた環状の切頭円錐形
の弁座144と係合可能な環状の切頭円錐形の面142
を有している。燃料はポペット弁10に設けられた同軸
のボア112を経て駆動軸66に設けられた同軸のアキ
ュムレータボア114へ供給される。アキュムレータボ
ア114及びポンプロータ12の内端に同軸に設けられ
た中央燃料室115は、燃料をポンプ室30へ供給しポ
ンプ室30より排出される燃料を受けるための燃料供給
室を郭定している。各吸入ストローク中には、ポペット
弁10が開弁している間に燃料がポペット弁10に設け
られた周縁環状溝152を経てポンプ室30へ供給され
る。また各ポンプストローク中にはポペット弁10が再
度開弁した後に燃料がポンプ室30より周縁環状溝15
2を経て排出される。
【0014】ポペット弁10はポンププランジャ14が
外方へ吸入ストロークする前に開弁される。吸入ストロ
ークの第一の部分に於ては、燃料は加圧された状態でポ
ンプ室30へ供給され、これによりプランジャ14が外
方へ駆動される。ポペット弁10は電磁石11を付勢す
ることによりタイムリーに閉弁される。ポペット弁10
が閉弁される前にポンプ室30へ供給される燃料の量は
カムの形状により決定される。ポンプハウジングのキャ
ビティ内に於ける燃料の圧力(例えば10psi(0.7k
g/cm2 ))がプランジャ14の外方への運動に抗し、
これによりポペット弁10が閉弁された後にプランジャ
が過剰に移動することが防止される。
【0015】ポペット弁10はその後の高圧のポンプス
トローク相の終了まで閉弁状態に維持される。かかるポ
ンプストローク相中にはプランジャ14は同時に内方へ
駆動され、これにより燃料のチャージが高圧にてポンプ
室30及びポペット弁10に設けられた周縁環状溝15
2により形成された高圧室より供給される。電磁石11
はポンプストロークの終了前に消勢され、これによりポ
ペット弁10が開弁されて燃料がポンプ室30より排出
され、これにより燃料噴射が終了する。
【0016】電磁石11のステータ170はポペット弁
10と同軸に整合されたディストリビュータヘッド42
に取付けられている。実質的に平坦な円形の電機子プレ
ート172がねじ式の締結要素によりポペット弁のステ
ム150の外端に固定されている。電磁石11が付勢さ
れるとステータ170により引張られ、これによりポペ
ット弁10が圧縮コイルばね180のばね力に抗してそ
の閉弁位置へ引張られるよう、電機子プレート172は
E形のステータコア174の円形の極面に隣接して配置
されている。ステータ170とスリーブ40との間には
ポペット弁10がその最大開弁位置にある場合に電機子
プレート172の平坦な外端面とこれに対向するステー
タ170の平坦な極面との端に所定の間隙が郭定される
よう、電機子プレート172を囲繞する環状のシム17
6が設けられている。環状のシム176をスリーブ40
の軸線方向の外端面に位置決めするための一つ又はそれ
以上の位置決めピン177が使用されている。
【0017】圧縮コイルばね180はポペット弁10の
外端に設けられたステム150に嵌合する状態にてステ
ムの肩部182に係合するインナエンドワッシャと貫通
孔24の外端に設けられた内向きの環状溝内に配置され
た保持リング184に係合するアウタエンドワッシャ1
83との間に弾装されている。圧縮コイルばね180は
例えば10ポンド(4.5kg)の力にてポペット弁10
を付勢し、これによりステータ170が消勢されるとポ
ペット弁10を迅速に開弁させる。
【0018】電機子プレート172とディストリビュー
タロータ28の軸線方向の外端面との間には弁ストッパ
プレート120が配置されている。ストッパプレート1
20の外端面には電機子プレートの平坦な内端面が係合
し、これによりポペット弁10の最大開弁位置が決定さ
れる。ストッパプレート120はポペット弁10の開弁
位置を正確に決定するためのシムとして作用する。或い
はストッパプレート120は該ストッパプレートとディ
ストリビュータロータ28の軸線方向の外端面の間に配
置される独立のシム(図示せず)との組合せにて使用さ
れる。
【0019】ポペット弁10及び電機子プレート172
はストッパプレート120によりディストリビュータロ
ータ28に固定されている。ストッパプレート120は
電機子プレート172のインナハブ173を受入れる実
質的に長方形の孔122を有している。図3に於て、ス
トッパプレート120及びハブ173はハブ173に設
けられた一対の互いに対向し互いに平行な平坦な側面及
びストッパプレートの孔122の互いに対向する側面に
設けられた一対の互いに平行で平坦なエッジにより緩く
互いに固定されている。図5に於て、ストッパプレート
120は一対の軸線方向に突出するアウタタブ、即ちフ
ランジ124を有し、フランジ124はディストリビュ
ータロータ28の外端に設けられた径方向に互いに対向
する平坦な面125に係合する互いに対向し互いに平行
な面を有している。かくしてポペット弁10、電機子プ
レート172、ストッパプレート120はロータ12に
より回転されるようロータ12に確実に連結されてい
る。
【0020】前述の米国特許第5,228,844号公
報に記載された従来の構造に於ては、ポペット弁10は
それがばねによって開弁される際に弁ストッパより跳ね
返り、これによりポペット弁10が一時的に再度着座す
ることがある。本発明に於ては、ストッパプレート12
0は電機子プレート172がストッパプレート120と
係合する状態に近付くと液圧ダンパプレートとして作用
する。かかる目的で、ストッパプレート120の外面は
複数個の互いに平行な溝129及びこれらの溝の間に位
置するランド128を有している。溝129及びランド
128は、電機子プレート172がストッパプレート1
20に係合する直前にポペット弁10が最後の0.00
1〜0.0015インチ(0.025〜0.038mm)
の開弁運動をする際にポペット弁10の運動を減衰させ
てこれにクッション作用を与える大きさに設定されてい
る。図示の実施例に於ては、最も外側の二つのランド1
28を除き、各ランド128(及びそれらの間の溝12
9)は0.062インチ(又は約1/16インチ)
(1.6mm)の幅を有している。また電機子プレート1
72は多数の排出孔175を有している。排出孔175
及び弁ストッパプレート120に設けられた溝129は
ストッパプレート120及び電機子プレート172が互
いに係合したり互いに離脱したりすることを容易にすべ
くストッパプレート120と電機子プレート172との
間の間隙へ燃料が流入したり該間隙より燃料が流出する
ことを容易にする。
【0021】スラストワッシャ22及びスラスト軸受3
4がポンプボディ26の軸線方向外向きの肩部27とこ
れに対向するディストリビュータヘッドのスリーブ40
の軸線方向の内端面との間に介装されている。前述の米
国特許第5,228,844号公報に記載されたものと
同様の従来のスラスト軸受は、ロータ12の内端に於け
るシステム圧により発生されるロータ12に対する軸線
方向の力を支持するための潤滑剤として燃料を使用して
いた。かかる従来の構造に於ては、スラスト軸受の荷重
は燃料潤滑剤によって充分には支持されず、そのため互
いに対向する軸受面にかじりが発生していた。本発明の
構造に於ては、ニードルスラスト軸受34はシステム圧
により発生されるスラスト荷重を担持し、これにより軸
受の機械的損傷を防止する。スラストワッシャ22はも
し必要ならばポンプロータ12に固定されていてよい。
【0022】ポンプ室30、環状溝152、ディストリ
ビュータボア52、バランスボア60内に於て燃料が周
期的に圧縮されることにより多量の熱が発生される。熱
発生率はポンプ速度、ポンプ圧、ポンプストロークに依
存する。ポンプロータ12のポンプ室の部分は最も多量
の熱を発生する。熱発生率の急激な変化によりポンプロ
ータ12及びディストリビュータヘッド42内に温度勾
配が発生されることがある。かかる温度勾配はポンプボ
ディ26内及びディストリビュータロータ28及びスリ
ーブ40の互いに隣接する軸線方向の内端内に於て最も
大きい。従ってディストリビュータロータ28がスリー
ブ40に正確に回転嵌合することに関し最も重要な部分
はポンプボディ26に最も近い領域である。ディストリ
ビュータロータ28がスリーブ40よりも高温になる
と、これらの部材の間の径方向のクリアランスが有効な
潤滑を阻害しロータの凝着を惹起す程にまで減少する。
ディストリビュータロータ28及びスリーブ40の温度
はそれらの質量が互いに異っており、またそれらの部材
内に於ける熱伝導率が互いに異るので互いに異るように
なる。
【0023】本発明によれば、スリーブ40の軸線方向
の内端面には隔離環状溝46が設けられており、隔離環
状溝46は一部にはスリーブ40の片持ち支持された内
端部45をスリーブ40の他の部分より熱的に隔離し、
これにより片持ち支持された端部45とロータ12の対
応する部分との間の熱的連結状態を改善する。このこと
により片持ち支持された端部45はディストリビュータ
ロータ28の対応する部分と実質的に同一の割合にて温
度変化に応答し、これによりポンプロータ12及び片持
ち支持された端部45の温度や熱膨張量の相異を低減又
は排除する。図示の実施例によれば、隔離環状溝46の
軸線方向の長さは約1/8インチ(3.2mm)であり、
スリーブ40を貫通する各出口ボア48の周りに於ける
スリーブ40の構造的完全性を維持する必要性により制
限される。片持ち支持された端部45及びディストリビ
ュータロータ28の対応する部分の全長に亙り間断のな
いシール面が設けられている。また片持ち支持された端
部45はディストリビュータポート56とシールの軸線
方向の内端との間のシール部の軸線方向長さの半分以上
を与えている。隔離環状溝の半径方向の深さは約1/1
6インチ(1.6mm)である。片持ち支持された端部4
5の半径方向の幅は約0.085インチ(2.2mm)で
あり、冷間始動時やポンプの加速時に片持ち支持された
端部45をディストリビュータロータ28と好ましく熱
的に連結すると共に、片持ち支持された端部45とディ
ストリビュータロータ28との間に許容し得るシール状
態を維持するよう設定される。
【0024】従来の構造に於ては、ディストリビュータ
ボア52の入口ポート58及びバランスボア60の入口
ポート64は、プランジャボア16のバンクより軸線方
向に隔置され、プランジャボア16と角度的に整合され
且つプランジャボアに直接接続されていた。かかる従来
の構造に於ては、各入口ポート58及び64を囲み互い
に隣接するプランジャボア16を囲むディストリビュー
タロータ28の部分にフープ応力が発生し、そのためロ
ータ28は入口ポート58及び64の周りに於て過剰応
力の状態になることがあった。高圧の周期的な脈動によ
り割れが発生されたり、割れが伝播したり、ディストリ
ビュータロータ28が損傷したりしていた。
【0025】本発明によれば、ボア52及び60はプラ
ンジャボア16より例えば45°角度的にオフセットさ
れており、それらの入口ポート58及び64は互いに隣
接するプランジャボア16の間にて、また完全ではない
にしても大まかに見てポンプボディ26のポンプ室の領
域(即ちプランジャボア16の両側に位置し且つプラン
ジャボアに接する二つの横断方向の平面の間の領域)内
にてポンプ室に接続されている。かくして入口ポート5
8及び64は、互いに隣接するプランジャボア16を囲
むフープ応力が部分的に又は完全に互いに相殺し、これ
により入口ポート58及び64を囲む全応力を低減する
位置に設けられている。また入口ポート58及び64は
一対の互いに隣接するプランジャボア16の各々に開口
すると共にポペット弁10に設けられた周縁環状溝15
2に開口している。図示の最適の構造に於ては、入口ポ
ート58及び64は互いに隣接するプランジャボア16
の軸線の間にそれらより等距離の位置に設けられてい
る。またポンプ室の領域より軸線方向に入口ポートが侵
入する量は最少限に抑えられることが好ましい。弁座1
44へ向うかかる侵入は弁座144の構造的完全性に悪
影響を及ぼす。また逆方向の侵入はロータ12とポペッ
ト弁10との間のシールの軸線方向長さを減少させる。
かかるシールの軸線方向長さは、漏洩した燃料をポペッ
ト弁10内の同軸の内部ボア112内へブリードすべく
ポペット弁のステム150に周縁ブリード環状溝145
及びブリード孔が設けられることにより制限される。デ
ィストリビュータロータ28内の内圧を低減し、これに
よりディストリビュータロータ28がかかる内圧によっ
て大きくされることを抑制すべく、ブリード環状溝14
5はディストリビュータロータ28の軸線方向の内端よ
り軸線方向内方の位置に設けられている。
【0026】一つの修正例に於ては、ポンプ室30は上
述の四つのプランジャボア16ではなく二つの径方向に
互いに対向するプランジャボア16が環状に配列される
ことによって郭定される。この場合にはディストリビュ
ータボア52及びバランスボア60は図8に示されてい
る如くプランジャボア16の軸線より90°角度的にオ
フセットされることが好ましい。またこの場合には入口
ポート58及び64はポペット弁10に設けられた周縁
環状溝152にのみ開口する。また入口ポート58及び
64は図7に示された実施例について上述した如く、完
全ではないにしても大まかに見てポンプ室の領域内の軸
線方向位置に設けられる。
【0027】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポペット弁がその閉弁位置にある状態にて本発
明の一つの実施例が組込まれた燃料噴射ポンプを一部破
断して示す縦断面図である。
【図2】ポペット弁がその閉弁位置にある状態にて燃料
噴射ポンプのロータサブ組立体を一部破断して示す拡大
縦断面図である。
【図3】ロータサブ組立体の弁ストッパプレートの軸線
方向の外端面を示すロータサブ組立体の横断面図であ
る。
【図4】図3の線4−4に沿うストッパプレートの断面
図である。
【図5】ロータサブ組立体の軸線方向の外端を一部破断
して示す部分縦断面図である。
【図6】燃料噴射ポンプのポンププランジャの部分を一
部破断して示す部分断面図である。
【図7】ポンプロータの軸線より見た状態にてロータ内
のディストリビュータボア、バランスボア、それらのポ
ート、ポンプの四つのポンププランジャボアの相対関係
を示すレイアウト図である。
【図8】二つの径方向に互い対向するポンププランジャ
ボアを有する修正された燃料噴射ポンプについての図7
と同様のレイアウト図である。
【符号の説明】
8…燃料噴射ポンプ 9…制御弁 10…ポペット弁 11…電磁石 12…ポンプロータ 14…ポンププランジャ 16…プランジャボア 26…ポンプボディ 28…ディストリビュータロータ 30…ポンプ室 40…スリーブ 42…ディストリビュータヘッド 66…駆動軸 88…カム 120…ストッパプレート 170…ステータ 172…電機子プレート 180…圧縮コイルばね

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに同軸に整合されたポンプボディ及び
    ディストリビュータロータを有するポンプロータであっ
    て、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸線
    より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列さ
    れた複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を有
    するポンプロータと、各プランジャボア内に配置された
    ポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料の
    吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャー
    ジを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく前
    記ポンププランジャを往復動させるカムと、前記ポンプ
    ロータに隣接して前記ポンプロータと同軸に整合された
    駆動軸と、複数個のディストリビュータ出口を備えたイ
    ンナロータ支持スリーブを有するディストリビュータヘ
    ッドと、前記ディストリビュータロータは燃料の高圧チ
    ャージを前記ディストリビュータ出口へ分配供給すべく
    前記ロータ支持スリーブ内に回転可能に配置されている
    ことと、前記ポンプロータは前記プランジャボアと交差
    する弁孔を郭定する同軸の中央貫通孔と前記弁孔の一端
    に設けられた環状の弁座とを有していることと、前記弁
    孔内に配置され前記環状の弁座と係合可能なシールヘッ
    ドを一端に有し前記シールヘッドより前記弁孔の他端へ
    向けて延在する細長い弁部材と、前記弁部材は前記シー
    ルヘッドが前記弁座と係合する閉弁位置と前記シールヘ
    ッドが前記弁座より軸線方向に隔置される開弁位置との
    間に前記弁孔内にて軸線方向に変位可能であることと、
    前記弁部材の前記シールヘッドとは反対側の端部に配置
    され前記ポンプロータより軸線方向外方に配置された電
    磁石と、前記電磁石は前記弁部材の前記反対側の端部に
    固定された横断方向の電機子プレートと前記電機子プレ
    ートより軸線方向外方に配置されたステータとを含み、
    付勢されると前記電機子プレートを引張って前記弁部材
    を前記閉弁位置まで前記ステータへ向けて一方の軸線方
    向へ引寄せるよう構成されていることと、前記電磁石が
    消勢されると前記弁部材を前記開弁位置まで他方の軸線
    方向へ変位させるばね手段と、前記ポンプロータが確実
    に前記駆動軸と共に回転するよう前記駆動軸及び前記ポ
    ンプロータの互いに隣接する内端を連結する第一の連結
    手段と、前記ポンプロータと前記電機子プレートとの間
    にて前記ポンプロータに設けられた弁ストッパと、前記
    弁ストッパ及び前記電機子プレートは前記弁部材の前記
    開弁位置を郭定すべく互いに対向し互いに係合する横断
    方向の面を有していることと、前記横断方向の面の一方
    は他方の横断方向の面により係合される複数個のランド
    と前記ランドの間に設けられた複数個の溝とを有してい
    ることと、前記ランド及び前記溝は前記弁部材が前記ば
    ね手段により前記開弁位置へ軸線方向に変位される際に
    互いに共動して前記電機子プレートに対し液圧減衰効果
    を与えるよう構成されていることと、前記弁ストッパは
    前記電機子プレート及び前記弁ストッパが確実に前記ポ
    ンプロータと共に回転するよう前記弁ストッパを前記ポ
    ンプロータに連結する第二の連結手段及び前記電機子プ
    レートを前記弁ストッパに連結する第三の連結手段を含
    んでいることとを有する燃料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記ラ
    ンド及び前記溝は前記電機子プレート及び前記弁ストッ
    パの前記互いに対向する横断方向の面が係合する直前に
    前記電機子プレートが実質的に0.001インチ(0.
    025mm)移動する際に互いに共動して前記電機子プレ
    ートの運動を減衰させるよう構成されていることを特徴
    とする燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記電
    機子プレートは前記電機子プレート及び前記弁ストッパ
    の前記互いに対向する横断方向の面の間の間隙より燃料
    を排出させる複数個の排出孔を含んでいることを特徴と
    する燃料噴射ポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記第
    一の連結手段は前記ポンプロータに設けられた半径方向
    の溝と半径方向にオフセットされ軸線方向に延在するピ
    ンとを含み、前記ピンは前記駆動軸に設けられた孔に締
    りばめ嵌合する軸部と前記ロータに設けられた前記半径
    方向の溝に受入れられる円形のヘッド部とを有している
    ことを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  5. 【請求項5】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記電
    機子プレートはハブを有し、前記弁ストッパは前記ハブ
    を受ける中央孔を有し、前記弁ストッパ及び前記ハブは
    前記第三の連結手段を郭定する互いに共動する面を有し
    ていることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  6. 【請求項6】請求項5の燃料噴射ポンプに於て、前記第
    二の連結手段は前記弁ストッパに設けられ軸線方向内方
    へ突出する複数個のフランジを含み、前記フランジ及び
    前記ポンプロータは前記弁ストッパを前記ポンプロータ
    に固定すべく互いに対向し互いに係合する面を有してい
    ることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  7. 【請求項7】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記燃
    料噴射ポンプは更に前記ポンプボディと前記ロータ支持
    スリーブとの間に配置されたスラスト軸受を含み、前記
    スラスト軸受は前記ポンプボディに係合するスラストワ
    ッシャと、前記スラストワッシャと前記ロータ支持スリ
    ーブとの間に配置されたニードル軸受とを含み、前記ポ
    ンプロータに作用する軸線方向の荷重を前記ポンプボデ
    ィより前記スラストワッシャ及び前記ニードル軸受を介
    して前記ロータ支持スリーブへ伝達するよう構成されて
    いることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  8. 【請求項8】請求項1の燃料噴射ポンプに於て、前記ロ
    ータ支持スリーブは前記ポンプボディ側の軸線方向端部
    に同軸の隔離環状溝を有し、前記環状溝は前記ディスト
    リビュータロータの対応する部分とシール係合する前記
    スリーブの環状の片持ち支持された端部を郭定している
    ことを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  9. 【請求項9】互いに同軸に整合されたポンプボディ及び
    ディストリビュータロータを有するポンプロータであっ
    て、前記ポンプボディは各軸線が前記ポンプロータの軸
    線の周りに角度的に隔置され且つ前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給すること及び燃料
    の高圧チャージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配
    供給することを交互に行うべく前記ポンププランジャを
    往復動させるカムと、前記ポンプロータは前記プランジ
    ャボアと交差する同軸の弁孔を郭定する同軸の孔を有し
    ていることと、前記複数個のポンププランジャボアの間
    にて前記弁孔内に配置され且つ開弁位置と閉弁位置との
    間に前記弁孔内にて軸線方向に変位可能な弁部材と、前
    記弁部材は前記プランジャボアと連通し前記弁部材が前
    記閉弁位置にあるときには前記ポンプ室と共働して高圧
    室を郭定する周縁溝を有していることと、前記弁部材を
    前記開弁位置及び前記閉弁位置へ駆動する手段と、ロー
    タ支持ボア及び複数個のディストリビュータ出口を有す
    るディストリビュータヘッドと、前記ディストリビュー
    タロータは前記ロータ支持ボア内に回転可能に配置さ
    れ、前記高圧室より燃料の高圧チャージを前記ディスト
    リビュータ出口へ分配供給する少くとも一つの周縁ディ
    ストリビュータポートを有していることと、前記ポンプ
    ロータは前記高圧室を前記ディストリビュータポートに
    接続するディストリビュータボアを有していることとを
    有する燃料噴射ポンプに於て、前記ディストリビュータ
    ボアは軸線方向に延在し半径方向に傾斜した入口端部を
    有し、前記入口端部は少なくとも大まかに見て前記環状
    に配列されたプランジャボアの両側に位置し且つ前記プ
    ランジャボアに接する二つの横断方向の平面の間の前記
    ポンプボディの横断方向の部分内に於て一対の互いに隣
    接するプランジャボアの角度的に隔置された前記軸線の
    間にて前記高圧室に開口する入口ポートを有しているこ
    とを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  10. 【請求項10】請求項9の燃料噴射ポンプに於て、前記
    環状に配列されたプランジャボアは少なくとも四つのポ
    ンププランジャボアを含み、前記プランジャボアは同一
    の横断方向の平面内にて角度的に隔置された軸線を有
    し、前記一対の互いに隣接するプランジャボアの内端は
    互いに接しており、前記ディストリビュータボアの前記
    入口端部の前記入口ポートは前記一対の互いに隣接する
    プランジャボアの各々に開口していることを特徴とする
    燃料噴射ポンプ。
  11. 【請求項11】請求項9の燃料噴射ポンプに於て、前記
    環状に配列されたプランジャボアは二つの径方向に互い
    に対向するポンププランジャボアを含み、前記ディスト
    リビュータボアの前記入口端部の前記入口ポートは前記
    二つの径方向に互いに対向するプランジャボアの間にて
    前記弁部材に設けられた前記周縁溝に開口していること
    を特徴とする燃料噴射ポンプ。
  12. 【請求項12】請求項11の燃料噴射ポンプに於て、前
    記ディストリビュータボアの前記入口端部の前記入口ポ
    ートは前記二つの径方向に互いに対向するプランジャボ
    アの前記軸線より実質的に等距離の位置に於て前記弁部
    材に設けられた前記周縁溝に開口していることを特徴と
    する燃料噴射ポンプ。
  13. 【請求項13】請求項9の燃料噴射ポンプに於て、前記
    ディストリビュータロータは少なくとも一つの周縁バラ
    ンスポートと前記高圧室を前記バランスポートに接続す
    るバランスボアとを有し、前記バランスボアは軸線方向
    に延在し半径方向に傾斜した入口端部を有し、前記入口
    端部は入口ポートを有し、前記入口ポートは前記ディス
    トリビュータボアの前記入口ポートより角度的に隔置さ
    れ、少なくとも大まかに見て前記ポンプボディの前記横
    断方向の部分内に於て第二の一対の互いに隣接するプラ
    ンジャボアの角度的に隔置された前記軸線の間にて前記
    高圧室に開口していることを特徴とする燃料噴射ポン
    プ。
  14. 【請求項14】互いに同軸に整合されたポンプボディ及
    びディストリビュータロータを有するポンプロータであ
    って、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸
    線の周りに角度的に隔置され且つ前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャ
    ージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく
    前記ポンププランジャを往復動させるカムと、ロータ支
    持ボア及び複数個のディストリビュータ出口を有するデ
    ィストリビュータヘッドと、前記ディストリビュータロ
    ータは前記ロータ支持ボア内に回転可能に配置され、燃
    料の高圧チャージを前記ディストリビュータ出口へ分配
    供給する少くとも一つの周縁ディストリビュータポート
    を有していることとを有する燃料噴射ポンプに於て、前
    記ディストリビュータヘッドは前記ポンプボディ側の前
    記ディストリビュータヘッドの軸線方向の端部に片持ち
    支持された環状の端部を含み、前記軸線方向の端部は前
    記ディストリビュータロータの対応する部分を受入れる
    シール部を郭定するディストリビュータヘッドボア部を
    有し、前記シール部及び前記ディストリビュータロータ
    の前記対応する部分は実質的に前記シール部の全長に亙
    り互いにシール係合する間断のない周縁シール面を有
    し、前記片持ち支持された端部はそれよりの熱伝達率を
    低減しこれにより前記シール部の熱膨張率を増大させて
    前記ディストリビュータロータの前記対応する部分に一
    致させるべく前記ディストリビュータヘッドの残りの部
    分の半径方向の厚さよりも実質的に小さい半径方向の厚
    さを有していることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  15. 【請求項15】請求項14の燃料噴射ポンプに於て、前
    記シール部は少なくとも実質的に1/8インチ(3.2
    mm)の軸線方向長さ及び実質的に0.085インチ
    (2.2mm)の半径方向厚さを有していることを特徴と
    する燃料噴射ポンプ。
  16. 【請求項16】請求項14の燃料噴射ポンプに於て、前
    記片持ち支持された端部は前記ポンプボディ側の前記デ
    ィストリビュータヘッドの前記軸線方向の端部に設けら
    れた環状溝により郭定されていることを特徴とする燃料
    噴射ポンプ。
  17. 【請求項17】請求項14の燃料噴射ポンプに於て、前
    記ディストリビュータヘッドは前記ディストリビュータ
    ヘッドボア部及び前記片持ち支持された環状の端部を有
    するインナスリーブを含んでいることを特徴とする燃料
    噴射ポンプ。
  18. 【請求項18】互いに同軸に整合されたポンプボディ及
    びディストリビュータロータを有するポンプロータであ
    って、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャ
    ージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく
    前記ポンププランジャを往復動させるカムと、前記ポン
    プロータに隣接して前記ポンプロータと同軸に整合され
    た駆動軸と、ロータ支持ボア及び複数個のディストリビ
    ュータ出口を有するディストリビュータヘッドと、前記
    ディストリビュータロータは燃料の高圧チャージを前記
    ディストリビュータ出口へ分配供給すべく前記ロータ支
    持ボア内に回転可能に配置されていることと、前記ポン
    プロータは前記プランジャボアと交差する弁孔を郭定す
    る同軸の中央貫通孔と前記弁孔の一端に設けられた環状
    の弁座とを有していることと、前記弁孔内に配置され前
    記環状の弁座と係合可能なシールヘッドを一端に有し前
    記シールヘッドより前記弁孔の他端へ向けて一方の軸線
    方向に延在する細長い弁部材と、前記弁部材は前記シー
    ルヘッドが前記弁座と係合する閉弁位置へ前記一方の軸
    線方向へ前記弁孔内にて軸線方向に変位可能であると共
    に前記シールヘッドが前記弁座より軸線方向に隔置され
    る開弁位置へ他方の軸線方向へ前記弁孔内にて軸線方向
    に変位可能であることと、前記弁部材の前記シールヘッ
    ドとは反対側の端部に配置された電磁石と、前記電磁石
    は前記弁部材の前記反対側の端部に固定された横断方向
    の電機子プレートと前記電機子プレートより前記一方の
    軸線方向に軸線に沿って隔置されたステータとを含み、
    前記ステータは前記電磁石が付勢されると前記電機子プ
    レートを引張って前記弁部材を前記閉弁位置まで前記ス
    テータへ向けて前記一方の軸線方向へ引寄せるよう構成
    されていることと、前記電磁石が消勢されると前記弁部
    材を前記開弁位置まで前記他方の軸線方向へ変位させる
    ばね手段と、前記ポンプロータと前記電機子プレートと
    の間にて前記ポンプロータの外端に取付けられた横断方
    向のエンドプレートと、前記電機子プレート及び前記エ
    ンドプレートは前記弁部材が前記開弁位置にあるときに
    は互いに面係合する互いに対向する横断方向の面を有し
    ていることと、前記互いに対向する横断方向の面の少な
    くとも一方は他方の横断方向の面により係合可能な複数
    個のランドと前記ランドの間に位置し前記弁部材が前記
    ばね手段により前記開弁位置へ変位される際に前記互い
    に対向する横断方向の面の間より燃料を導く溝とを有し
    ていることとを有する燃料噴射ポンプ。
  19. 【請求項19】請求項18の燃料噴射ポンプに於て、前
    記横断方向のエンドプレートは前記ランド及び前記溝を
    有する前記一方の横断方向の面を有していることを特徴
    とする燃料噴射ポンプ。
  20. 【請求項20】請求項19の燃料噴射ポンプに於て、前
    記ディストリビュータボアの前記入口端部の前記入口ポ
    ートは前記一対の互いに隣接するプランジャボアの前記
    軸線より実質的に等距離の位置に於て前記弁部材に設け
    られた周縁溝に開口していることを特徴とする燃料噴射
    ポンプ。
  21. 【請求項21】互いに同軸に整合されたポンプボディ及
    びディストリビュータロータを有するポンプロータであ
    って、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャ
    ージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく
    前記ポンププランジャを往復動させるカムと、ロータ支
    持ボア及び複数個のディストリビュータ出口を有するデ
    ィストリビュータヘッドと、前記ディストリビュータロ
    ータは前記ロータ支持ボア内に回転可能に配置され、燃
    料の高圧チャージを前記ディストリビュータ出口へ分配
    供給する少くとも一つの周縁ディストリビュータポート
    を有していることとを有する燃料噴射ポンプに於て、前
    記燃料噴射ポンプは前記ポンプボディと前記ディストリ
    ビュータヘッドとの間に環状のスラスト軸受を含み、前
    記スラスト軸受は前記ポンプボディに係合するスラスト
    ワッシャと、前記スラストワッシャと前記ディストリビ
    ュータヘッドとの間に配置されたニードル軸受とを含
    み、前記ポンプロータに作用する軸線方向の荷重を前記
    ポンプボディより前記スラストワッシャ及び前記ニード
    ル軸受を介して前記ディストリビュータヘッドへ伝達す
    るよう構成されていることを特徴とする燃料噴射ポン
    プ。
  22. 【請求項22】請求項21の燃料噴射ポンプに於て、前
    記ディストリビュータヘッドは前記ロータ支持ボアを有
    するインナロータ支持スリーブを含み、前記スラスト軸
    受は前記ポンプボディと前記ロータ支持スリーブとの間
    に配置されていることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  23. 【請求項23】互いに同軸に整合されたポンプボディ及
    びディストリビュータロータを有するポンプロータであ
    って、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャ
    ージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく
    前記ポンププランジャを往復動させる環状のカムと、前
    記ポンプロータに隣接して前記ポンプロータと同軸に整
    合された駆動軸と、前記駆動軸は前記ポンプボディを囲
    繞しそれぞれ前記ポンププランジャボアと半径方向に整
    合された半径方向の溝が環状に配列された環状の拡大さ
    れた内端を有していることと、各半径方向の溝内に配置
    され対応するポンププランジャと係合するローラシュー
    と、各ローラシューに装着され前記ポンププランジャを
    往復動させるべく前記環状のカムと係合するローラと、
    ロータ支持ボア及び複数個のディストリビュータ出口を
    有するディストリビュータヘッドと、前記ディストリビ
    ュータロータは燃料の高圧チャージを前記ディストリビ
    ュータ出口へ分配供給すべく前記ロータ支持ボア内に回
    転可能に配置されていることと、前記ポンプロータは前
    記プランジャボアと交差する弁孔を郭定する同軸の中央
    貫通孔と前記弁孔の一端に設けられた環状の弁座とを有
    していることと、前記弁孔内に配置され前記環状の弁座
    と係合可能なシールヘッドを一端に有し前記シールヘッ
    ドより前記弁孔の他端へ向けて延在する細長い弁部材
    と、前記弁部材は前記シールヘッドが前記弁座と係合す
    る閉弁位置と前記シールヘッドが前記弁座より軸線方向
    に隔置される開弁位置との間に前記弁孔内にて軸線方向
    に変位可能であることと、前記弁部材の前記シールヘッ
    ドとは反対側の端部に配置され付勢されると前記弁部材
    を前記二つの位置の一方へ一方の軸線方向に駆動する電
    磁石と、前記電磁石が消勢されると前記弁部材を他方の
    位置まで他方の軸線方向へ変位させるばね手段と、前記
    ポンプロータ及び前記駆動軸は互いに対向する内端面を
    有し、前記ポンプロータの前記内端面には半径方向の溝
    が設けられ、前記駆動軸の前記内端面には半径方向にオ
    フセットされ且つ軸線方向に延在する孔が設けられてい
    ることと、前記駆動軸の前記内端面に設けられた前記孔
    に締りばめ嵌合する軸部と、前記ポンプロータに設けら
    れた半径方向の溝に受入れられ前記ポンプロータを前記
    駆動軸に連結する円形のヘッド部とを有するピンとを有
    する燃料噴射ポンプ。
  24. 【請求項24】互いに同軸に整合されたポンプボディ及
    びディストリビュータロータを有するポンプロータであ
    って、前記ポンプボディは軸線が前記ポンプロータの軸
    線より実質的に半径方向外方へ延在するよう環状に配列
    された複数個のポンププランジャボアを含むポンプ室を
    有するポンプロータと、各プランジャボア内に配置され
    たポンププランジャと、前記ポンプボディを囲繞し燃料
    の吸入チャージを前記ポンプ室へ供給し燃料の高圧チャ
    ージを噴射されるよう前記ポンプ室より分配供給すべく
    前記ポンププランジャを往復動させるカムと、前記ポン
    プロータに隣接して前記ポンプロータと同軸に整合され
    た駆動軸と、複数個のディストリビュータ出口を有する
    ディストリビュータヘッドと、前記ディストリビュータ
    ロータは燃料の高圧チャージを前記ディストリビュータ
    出口へ分配供給すべく前記ディストリビュータヘッド内
    に回転可能に配置されていることと、前記ポンプロータ
    は前記プランジャボアと交差する弁孔を郭定する同軸の
    中央貫通孔と前記弁孔の一端に設けられた環状の弁座と
    を有していることと、前記弁孔内に配置され前記環状の
    弁座と係合可能なシールヘッドを一端に有し前記シール
    ヘッドより前記弁孔の他端へ向けて延在する細長い弁部
    材と、前記弁部材は前記シールヘッドが前記弁座と係合
    する閉弁位置と前記シールヘッドが前記弁座より軸線方
    向に隔置される開弁位置との間に前記弁孔内にて軸線方
    向に変位可能であることと、前記弁部材の前記シールヘ
    ッドとは反対側の端部に配置された電磁石と、前記電磁
    石は前記弁部材の前記反対側の端部に固定された横断方
    向の電機子と前記弁部材より軸線方向に隔置されたステ
    ータとを含み、付勢されると前記電機子を引張って前記
    弁部材を前記二つの位置の一方まで前記ステータへ向け
    て一方の軸線方向へ引寄せるよう構成されていること
    と、前記電磁石が消勢されると前記弁部材を他方の位置
    まで他方の軸線方向へ変位させるばね手段と、前記ポン
    プロータと前記電機子との間にて前記ポンプロータの端
    部に取付けられ、前記電磁石が消勢されると前記電機子
    により係合され前記弁部材の前記他方の位置を確定する
    弁ストッパと、前記電機子はインナハブを有し、前記弁
    ストッパは前記インナハブを受入れる中央孔を有し、前
    記弁ストッパ及び前記インナハブは前記電機子を前記弁
    ストッパに固定する互いに共動する面を有し、前記弁ス
    トッパ及び前記ポンプロータは前記弁ストッパを前記ポ
    ンプロータに固定する互いに共動する手段を有している
    こととを有する燃料噴射ポンプ。
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Effective date: 20040420