JPH0716678U - 盛かご - Google Patents
盛かごInfo
- Publication number
- JPH0716678U JPH0716678U JP5198493U JP5198493U JPH0716678U JP H0716678 U JPH0716678 U JP H0716678U JP 5198493 U JP5198493 U JP 5198493U JP 5198493 U JP5198493 U JP 5198493U JP H0716678 U JPH0716678 U JP H0716678U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial flower
- artificial
- basket
- offering
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 基台2と、この基台2の上部に一体化され、
開口部3aが前方に向かって傾斜した供物収納部3と、
この供物収納部3の上方に湾曲した把手部4とからな
り、上記供物収納部3に供物を収納すると共に、少なく
とも前記把手部4の周縁に造花による装飾を施すように
した盛かご1において、前記把手部4に、L字状造花固
定部5を少なくとも一対設け、この造花固定部5に対し
造花群を着脱自在と成したことを特徴とする。 【効果】 盛かごの回収、運搬時および保管時には、造
花固定部から造花群を取外して、盛かごと造花群とを別
々に運搬および保管すればよいため、造花群が運搬時に
邪魔になることがなく、しかも業者にとって収納時のス
ペースが小さくて済み、効率的な省スペース化を図るこ
とができる。
開口部3aが前方に向かって傾斜した供物収納部3と、
この供物収納部3の上方に湾曲した把手部4とからな
り、上記供物収納部3に供物を収納すると共に、少なく
とも前記把手部4の周縁に造花による装飾を施すように
した盛かご1において、前記把手部4に、L字状造花固
定部5を少なくとも一対設け、この造花固定部5に対し
造花群を着脱自在と成したことを特徴とする。 【効果】 盛かごの回収、運搬時および保管時には、造
花固定部から造花群を取外して、盛かごと造花群とを別
々に運搬および保管すればよいため、造花群が運搬時に
邪魔になることがなく、しかも業者にとって収納時のス
ペースが小さくて済み、効率的な省スペース化を図るこ
とができる。
Description
【0001】
本考案は、葬式や法事などに用いる盛かごの改良に関し、さらに詳しくは、取 扱性および保管性がすぐれ、しかも十分な美的感覚および高級感を発揮し得る盛 かごに関するものである。
【0002】
従来、葬式や法事においては、故人を悼むために缶詰、飲料および果物などを 収納し、その周囲を造花で装飾した篭盛を捧げていた。
【0003】 そして、この篭盛は、基台と、この基台の上部に一体化され、開口部が前方に 向かって傾斜した供物収納部と、この供物収納部の上方に湾曲した把手部とから なり、上記供物収納部に供物を収納すると共に、少なくとも前記把手部の周縁に 造花による装飾を施した状態で、祭壇や仏壇の周囲に配置されていた。
【0004】 また、上記造花による装飾は、把手部の周縁、またはさらに供物収納部の開口 部上縁に、ビス止め、モール巻きおよび接着などにより造花を固定し、一旦固定 した造花が簡単に取り外しできないようにして行われていた。
【0005】 しかるに、最近では、篭盛の美的感覚や高級感を高めるために、盛かごの把手 部周縁に固定する造花の丈が次第に長くなる傾向にあり、そのために盛かごの取 扱い業者は、次のような問題を余儀なくされていた。
【0006】 すなわち、葬式や法事の後に、業者は供物が空になった盛かごを回収して、こ れを保管しておき、新たな注文があったときに供物収納部に供物を収納し、包装 し直して注文先に届ける必要があるが、把手部周縁に固定する造花の丈が長い場 合には、この部分の造花が邪魔になって、回収、運搬作業が困難となるばかりか 、この盛かごを保管するために大きなスペースを必要とし、取扱性および保管性 にきわめて頭を悩ますことになっていたのである。
【0007】 したがって、盛かごの取扱性および保管性を高めるためには、装飾用造花の丈 を短くせざるを得ず、そうすると盛かごの美観や高級感が薄れてしまうことから 、盛かごの取扱性および保管性と、美的感覚および高級感とは、二律背反の関係 にあった。
【0008】
本考案は、上述した従来の盛かごが有する問題点を解決するために検討した結 果、達成されたものである。
【0009】 したがって、本考案の目的は、取扱性および保管性がすぐれ、しかも十分な美 的感覚および高級感を発揮し得る盛かごを提供することにある。
【0010】
上記の目的を達成するために、本考案の盛かごは、基台と、この基台の上部に 一体化され、開口部が前方に向かって傾斜した供物収納部と、この供物収納部の 上方に湾曲した把手部とからなり、上記供物収納部に供物を収納すると共に、少 なくとも前記把手部の周縁に造花による装飾を施すようにした盛かごにおいて、 前記把手部にL字状造花固定部を少なくとも一対設け、この造花固定部に対し造 花群を着脱自在と成したことを特徴とする。
【0011】
本考案の盛かごは、把手部に、少なくとも一対のL字状造花固定部を設け、こ の造花固定部に対し造花群を着脱自在と成したため、盛かごの回収、運搬時およ び保管時には、造花固定部から造花を取外して、盛かごと造花とを別々に運搬お よび保管すればよいので、造花群が運搬時に邪魔になることがなく、しかも業者 にとって収納時のスペースが小さくて済み、効率的な省スペース化を図ることが できる。
【0012】 また、丈の大きい造花群を使用可能であることから、盛かごとしての美的感覚 および高級感を十分に発揮することができる。
【0013】
以下、図面にしたがって、本考案の盛かごの実施例について詳細に説明する。 図1は本発明の盛かごの一実施例を示す正面図、図2は図1における造花固定 部部分の拡大正面図、図3は造花固定部に対し造花の根元部分を固定した状態を 示す正面図である。
【0014】 図1において、本考案の盛かご1は、基台2と、この基台2の上部に一体化さ れ、開口部3aが前方に向かって傾斜した供物収納部3と、この供物収納部3の 上方に湾曲した把手部4とからから主として構成されている。
【0015】 これら基台2、供物収納部3および把手部4は、それぞれプラスチック、籐、 柳、竹および紙などの素材から作られ、それらのデザインは任意に工夫し得る。 たとえば、基台2は篭状、高台状および支柱状などに形成することができ、こ れらは供物収納部3および把手部4と一体的であってよく、また供物収納部3お よび把手部4とは別体として形成し、任意の手段により基台2と一体化したもの であってもよい。
【0016】 また、供物収納部3の開口部3aは、前方に向かって傾斜しており、これによ り供物収納部3内に収納した供物の美観が高められている。
【0017】 そして、供物収納部3の開口部3a外周縁には、通常つた状にした造花が巻き 付けられると共に、供物収納部3内の供物の美観を高めるために、セロファン紙 およびビニールラップなどの包装紙がかけられる。
【0018】 また、把手部4には、この盛かご1を手で持つ部分を除く全体に、造花群によ る装飾が施され、特にその上縁部には丈の大きい造花を配置することによって、 美的感覚および高級感が高められるが、本考案の盛かご1においては、把手部4 に少なくとも一対のL字状造花固定部5を設け、この造花固定部5に対し丈の大 きい造花群を着脱自在と成したことを特徴としている。
【0019】 上記造花固定部5は、図2に示したように、正面および側面共にL字状を呈し ており、基部5a側の下縁は前方に向かって突出した台座部5b、上方へ突出し た側部は固定部5cをそれぞれ形成して、基部5aを把手部4にビス6によりビ ス止めすることなどにより把手部4に固定されている。
【0020】 上記造花固定部5に対する造花の固定は、図3に示したように、造花群7の根 元を固定した発泡スチロールなどからなる台座7aを、台座部5b上に載せて、 台座7aと台座部5b、および/または造花群7の根元部と固定部5cとを、そ れぞれレース8などの紐状物を用い、掛け合わせて結ぶことにより行うことがで きる。
【0021】 したがって、盛かご1を運搬または保管するに際しては、例えばレース8をほ どけば、造花群7を造花固定部5から容易に取外すことができる。
【0022】 また、造花群7の根元部を相互に接着して、これを一体化しておくか、または 上記したように根元部を上記台座部5bに合致した形状に成形した発泡スチロー ル製の台座7aに植え込んでおくことが、造花固定部5に対する着脱性の点で望 ましく、また造花群7の根元部から上の部分を、左右に次第に広げて、把手部4 の全面に造花群7による装飾が均等にゆきわたるようにすること、および把手部 4の下方へも造花の一部を垂らすことが、美的感覚を高める点で一層望ましい。 本考案の篭盛に用いられる造花群7としては、ホンコンフラワー、シルクフラ ワーおよびペーパーフラワーなどが挙げられるが、場合によっては生花を混入す ることもできる。
【0023】 なお、図面では一対の造花固定部5を設けた例について説明したが、把手部4 に対し3個所以上の造花固定部5を設けることも勿論可能である。
【0024】 上述の構成からなる本考案の盛かご1を使用するに際しては、まず供物収納部 3に缶詰、飲料および果物などの供物を収納し、必要に応じて開口部3aに造花 を施すと共に、開口部3aにセロファンなどを被せた後、造花固定部5に丈の大 きい造花群7の根元部を植え込んだ台座7aを載せ、レース8などで結ぶことに より、造花群7を造花固定部5に固定する。
【0025】 また、盛かご1を回収して運搬または保管時する際には、レース8をほどいて 、造花固定部5から造花群7を取外し、盛かご1と造花群7とを別々に運搬また は保管すればよいので、造花群7が運搬時などの作業にとって邪魔になることが なく、しかも盛かご1本体を交互にまたは対向して重ね合わせ保管することがで きることから、業者にとって盛かご1の収納時のスペースが小さくて済み、効率 的な省スペース化を図ることができる。
【0026】
以上説明したように、本考案の盛かごは、回収、運搬時および保管時には、造 花固定部から造花群を取外して、盛かごと造花群とを別々に運搬および保管すれ ばよいため、造花群が運搬時に邪魔になることがなく、しかも業者にとって収納 時のスペースが小さくて済み、効率的な省スペース化を図ることができる。
【0027】 また、丈の大きい造花群を使用可能であることから、盛かごとしての美的感覚 および高級感を十分に発揮することができる。
【図1】図1は本発明の盛かごの一実施例を示す正面図
である。
である。
【図2】図2は図1における造花固定部部分の拡大正面
図である。
図である。
【図3】図3は造花固定部に対し造花の根元部分を固定
した状態を示す正面図である。
した状態を示す正面図である。
1 盛かご 2 基台 3 供物収納部 3a 開口部 4 把手部 5 造花固定部 5a 基部 5b 台座部 5c 固定部 6 ビス 7 造花群(根元部) 7a 台座 8 レース
Claims (1)
- 【請求項1】 基台と、この基台の上部に一体化され、
開口部が前方に向かって傾斜した供物収納部と、この供
物収納部の上方に湾曲した把手部とからなり、上記供物
収納部に供物を収納すると共に、少なくとも前記把手部
の周縁に造花による装飾を施すようにした盛かごにおい
て、前記把手部にL字状造花固定部を少なくとも一対設
け、この造花固定部に対し造花群を着脱自在と成したこ
とを特徴とする盛かご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198493U JPH0716678U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 盛かご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198493U JPH0716678U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 盛かご |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716678U true JPH0716678U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=12902131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5198493U Pending JPH0716678U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 盛かご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716678U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440752A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-30 | Moon Star Chemical Corp | Production of whole rubber shoes and shoe molding last |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5198493U patent/JPH0716678U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440752A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-30 | Moon Star Chemical Corp | Production of whole rubber shoes and shoe molding last |
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