JP3418025B2 - 冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具、およびそれに使用する飾り面体組立て用型抜き素板 - Google Patents

冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具、およびそれに使用する飾り面体組立て用型抜き素板

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JP3418025B2
JP3418025B2 JP33941694A JP33941694A JP3418025B2 JP 3418025 B2 JP3418025 B2 JP 3418025B2 JP 33941694 A JP33941694 A JP 33941694A JP 33941694 A JP33941694 A JP 33941694A JP 3418025 B2 JP3418025 B2 JP 3418025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】冠婚葬祭時等の儀式に供えられる代表的
な供物の一つである化粧ケース入りビールや化粧箱入り
日本酒等のように、包装容器入り供物を、式場等の所定
箇所に並べて飾る際に使用する装飾用具と、それに使用
する飾り面体用型抜き素板に関するものであり、特に供
物が多くて複数列に並べて飾らなければならないとき
に、後列の供物が前列に隠れて送り主名等の表記箇所が
見えなくなってしまう弊害の解消を狙いとした新規な構
造の装飾用具と、それに使用する飾り面体のための新規
な構造の型抜き素板とを提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】冠婚葬祭等の儀式においては、我が国の伝
統的な習慣の一つとして、相互扶助の精神やお祝いある
いはお悔みの気持ちを表すための供物の献上という行為
が今もなお変わらず引き継がれてきている。供物に用い
られる代表的な商品として、最も一般的な果物等を篭に
詰めた盛り篭や生花セットあるいは花輪等の外、化粧箱
入り日本酒や化粧ケース入りビール等のように、所定の
包装容器に収められ、しかも殆どのものが同じ形状・サ
イズのものとして運び込まれるものがある。
【0003】これら献上された供物は、主催者側のお礼
の気持ちを込めて、然るべき場所に陳列、披露されるの
が普通であり、主催者との関係や持ち込まれたタイミン
グ等でそれらの並べ方が決められたり、あるいは、供物
の種類によって飾る位置が特定されてしまうことにもな
る。通常、盛り篭や花輪等のように、形が不定形であっ
て重ねることができない上、予め儀式用として装飾効果
等を意図して形成されているものの場合、一般的には高
価なものであることもあって、それなりに配慮された並
べ方がなされることから、供物としての使命は十分に果
たすことができる。
【0004】しかし、化粧ケース入りビール等のよう
に、所定の包装容器に収められて届くものの場合には、
大抵が規格された包装容器を使用しているため、どれが
誰からのものであるかは一見しただけでなかなか見分け
がつかず、表記箇所が露にされない限り、献上者を明確
にすることが難しく、まして同種のものが他数個あっ
て、複数列に相前後して並べられ、後列に回ってしまっ
たり、あるいは重ねられて後列の下にでも位置してしま
った供物では、殆ど供物としての使命を全うできなくな
ってしまうことから、主催者側において、適当な高さの
台を準備し、後列に回る供物を持ち上げる等の工夫をし
なければならないず、それでなくとも繁雑を極める中
で、それらのための準備や後始末等の余計な手数は、凡
そ歓迎され得ないものである。
【0005】また、これら所定の包装容器に収められた
供物の場合、多少なりともその儀式に合わせた装飾表示
を表面に施してなるものもない訳ではないが、それらに
は、必ず「のし紙」が付けられて献上されてくるため、
装飾表示もさほど意味をなさず、しかも、それ自体の形
態上の故に、周囲に陳列される花輪や、盛り篭等の供物
と一緒に並べられてしまうと、少なからず見劣りがして
しまうという弱みも有している。
【0006】この発明は、以上のような、特に化粧ケー
ス入りビールや化粧箱入り日本酒等に代表される、所定
の包装容器に収められて多数献上されてくる供物の現状
に鑑み、それら供物が、供物として全て略平等にその使
命を全うし、見栄えがして他の供物に対しても見劣りの
しない並べ方が簡単に実現されるようにする、これまで
全く提供されたことのない新規な装飾用具の開発、研究
に着手し、長年に渡る試作、実験を繰り返してきた結
果、遂に以下に詳述するとおりの、極めて簡便な構造で
製造し易く、取扱い性にも秀れた冠婚葬祭用供物の装飾
具、およびそれに使用する飾り面体組立て用型抜き素板
の実用化に成功したものであり、以下では、図面に示す
この発明を代表する実施例共々、その構成の詳細を開示
しようとするものである。
【0007】
【発明の構成】図面に示す代表的な実施例からも理解さ
れるように、この発明は、基本的には底無し化粧覆い箱
本体と、その上に立設、載置可能とした飾り面体とから
成るものであって、以下のとおりの構成を要旨とする装
飾用具である。即ち、片面または両面に適宜化粧加工の
施された化粧段ボール紙によって胴部と上蓋部とを一枚
取りして箱状に組み立て、被冠すべき供物入り包装容器
の少なくとも2倍以上の高さを実現可能とした底無し化
粧覆い箱本体と、該底無し化粧覆い箱本体の上蓋部上に
立設、載置可能とした飾り面体とからなり、飾り面体の
飾り板部下端が、該飾り面体の底無し化粧覆い箱本体へ
の取着部と、底無し化粧覆い箱本体における上蓋部の隙
間押え部とを兼用することができる取着用両端折返し片
付き台座部に形成されてなることを特徴とする冠婚葬祭
用供物入り包装容器の装飾用具である。
【0008】更に詳しくは、片面または両面に適宜化粧
加工の施された化粧段ボール紙によって胴部と上蓋部と
を一枚取りして箱状に組み立て、被冠すべき供物入り包
装容器の少なくとも2倍以上の高さを実現可能とした底
無し化粧覆い箱本体と、該底無し化粧覆い箱本体の上蓋
部上に立設、固定可能とした飾り面体とからなり、飾り
面体が、前方折曲迫り出し構造の補強巾部を有する飾り
板部に形成されると共に、その下端に、該飾り面体の底
無し化粧覆い箱本体への取着部と、底無し化粧覆い箱本
体における上蓋部の隙間押え部とを兼用する取着用両端
折返し片付き台座部に形成されたものとする一方、該台
座部後方折り目部から折曲げ一体構造とした支承板部を
形成した上、該支承板部の上端縁で飾り板部背面を支承
するようにした冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具
とするものである。
【0009】化粧段ボール紙は、通常、梱包用容器等の
素材として規格化されたサイズに裁断されて提供されて
いる段ボール紙であって、その片面または両面が化粧仕
上げされており、装飾用具としたときに、その化粧面が
表面となるように、化粧覆い箱本体および飾り面体共、
その完成品の形態に応じた裁断の仕方がなされなければ
ならない。
【0010】化粧覆い箱本体は、底面を欠落させ、胴部
と上蓋部とを化粧段ボールから一枚取りして箱状に組み
立てなる立方体、主としてその平面形が一般的な供物を
覆い隠すことの可能な矩形状のものであり、しかも、被
冠すべき供物入り包装容器の少なくとも2倍以上の高さ
を実現できる高さに規制されたものとしなければなら
ず、したがって、供物の種類によって決まる包装容器の
サイズ毎に全体の形状が変更されたものとするか、ある
いは幾つかのサイズの包装容器をカバー可能なものとし
て形成される。
【0011】飾り面体は、上記した化粧覆い箱本体の上
に立設、載置され、それ自体に氏名その他の記載表示を
すると共に、冠婚葬祭等儀式に合わせた造花や適宜付属
品等の装飾物を取り付けるための基板となる部材で、飾
り板部とその下部の台座部とからなるものであり、化粧
覆い箱本体同様に一枚の化粧段ボール紙で型抜きされ、
下端に台座部が一体成形された略平板状のものの外、同
じく下端に台座部を有した「[」の字形平断面や「(」
の字形平断面、あるいは円柱や三角柱、四角柱等の多角
柱状のもの等に形成され、予め儀式に応じた記載表示が
なされたもので、しかも装飾物を取着するのに都合の良
いように、所定箇所に小孔やスリット等を穿設したもの
とすることも可能である。
【0012】上記台座部は、飾り面体の下端に位置し
て、該飾り面体の底無し化粧覆い箱本体への取着部と、
底無し化粧覆い箱本体における上蓋部の隙間押え部とを
兼用する機能を果たすものであり、その両端には、底無
し化粧覆い箱本体上への載置状態を安定させるようにす
るための折返し片が形成され、各内側には、適宜剥離紙
で保護された接着剤が塗布された構造のものとしたり、
あるいは接着剤は省略され、組立て時にセロテープで押
え、化粧覆い箱本体側面上部に固定するようにしたもの
であり、したがって、その主要部、即ち前記した両折返
し片間の巾は、前記した底無し化粧覆い箱本体の巾寸法
より僅かに大きく、化粧覆い箱本体の上蓋部およびそれ
に続く両側部上端に、横倒し「[」の字形となって添設
状となって、上蓋部が上方に持ち上がり状となったり、
上蓋部の隙間が露になったりするのを防ぎ、外観を損な
わないようにする重要な機能を果たすことになる。
【0013】一方、飾り板部は、該台座部前端横折り目
部から折曲げて一体構造で立設状となる部分であり、前
記したとおり、儀式に応じた表示、例えば「御霊前」あ
るいは「御祝儀」等の表記をしたり、献上者の氏名を表
示したりする部分と、造花やリボン等の飾り物を飾り付
ける部分とを兼用する機能を果たすこととなるが、飾り
物を取り付けたときの強度を保つ目的と、表記部分を浮
き上がらせる目的とから、中央所定巾部分を前方折曲迫
り出し構造、即ち、一枚状の段ボール紙の所定箇所に切
り目や折り目部を入れて他の部分よりも前方に飛び出し
状のものとなって、全体として立体状となることによ
り、リブのような補強効果を発揮する構造の補強巾部を
有したものとするのが望ましい。
【0014】支承板部は、台座部後端横折り目部から一
体構造で90度以上180度以内の角度で折曲げられ、
その上端縁を、上記した飾り板部の背面に適宜当接ある
いは差込み、噛合、接着等の手段で連結し、飾り板部が
台座部前端において安定した姿勢で立設状態を確保でき
るようにする機能を果たすものである。
【0015】
【関連する他の発明】更に、この発明には、上記した冠
婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具に関連して、化粧
覆い箱本体の上部に立設、載置される飾り面体を形成可
能とする飾り面体組立て用型抜き素板が包含されてい
る。即ち、底無し化粧覆い箱本体巾よりやや巾広とした
一枚板状の化粧段ボール紙の、上下方向中央よりやや下
方側に、上下方向所定巾の台座部用部を平行する2本の
横折り目部で区画すると共に、該台座部用部の巾を確保
した両側には、夫々縦折り目部で区画された取着用折返
し片部用部を設け、台座部用部の上方側横折り目部の上
部を飾り板部とし、その横方向中央所定巾部分を、両側
に夫々縦折り目部を介すると共に切り目部で区画した補
強耳片部用部、および、上端縁からやや下がった位置に
は平行する一対の横折り目部で区画された迫り出し片部
用部とした補強巾部用部にするため、該補強巾部用部の
左右で飾り板部用部残部との間に対称形の切り目部を入
れると共に、飾り板部用部残部と台座部用部との間に
は、台座部用部の上方側横折り目部とそれよりも上方で
平行する横折り目部とで区画された後退片部用部を、ま
た、飾り板部用部残部の両側には、夫々縦折り目部で区
画された補強用折返し片部用部を設けたものとする。
【0016】一方、台座部用部の下方側横折り目部の下
部であって、その横方向中央部で上記した補強巾部用部
よりもやや巾広とした部分を、補強巾部の補強耳片部に
上端縁左右2箇所を噛合させて筋交い状に補強巾部中途
を支える支承板部用部となし、また、該支承板部用部の
両側を添設片部用部とし、その下方には飾り板部用部残
部背面下端に当接して補強する当接片部用部が横折り目
部を介して、更に側縁には上記した台座部の取着用折返
し片部の上に重ねて折曲される取着用折返し補強片部用
部が縦折り目部を介して夫々形成されてなる、この発明
の基本的な構成の冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用
具に使用する飾り面体組立て用型抜き素板である。以
下、図面に示す具体例を説明することにより、これらこ
の発明に属する技術的思想をより明確なものとなるよう
にする。
【0017】
【実施例1】図1の分解斜視図に示されているように、
この実施例は、葬儀用の装飾用具の事例であって、その
供物入り包装容器として化粧箱入りビールを想定してな
るものであり、底無し化粧覆い箱本体巾1と、その上部
に立設、載置される飾り面体2とから構成されている。
先ず、底無し化粧覆い箱本体巾1は、化粧箱入りビール
の包装箱Pの平面形よりも僅かに大きい平面形を有し、
その高さを、包装箱Pの2倍よりもやや高くなる程度の
ものとなるように規制した胴部11と上蓋部12とから
なり、底部を欠落させた構造としてあり、包装箱Pの上
方から被せ、それ自体自立できる構造となっている。
【0018】胴部11と上蓋部12とは、規格化されて
いる巾の一枚の化粧段ボール紙を型抜き裁断したものか
ら、予め胴部11の両端が糊付けあるいはステープル止
めされた上、組立て段階で角筒状に立体化できる平板状
のものとして提供されるものであり、その胴部11の一
側縁に、上蓋部12が折り目部12b,12b,……を
介して長辺側2片、短辺側2片の折畳み辺4片として形
成されるようにし、最も一般的な組合せ(最も合理的な
型取りができる組合せであり、図示した一般的な化粧箱
入りビールの包装容器等と同じ組合せ)の上蓋部12を
形成するようにしている。その結果、長辺側の一対の折
畳み片の間には、上蓋部12を形成するために折畳むと
隙間13が生じてしまうと共に、その部分がやや上方側
に開き加減となるのが一般的である。
【0019】一方、飾り面体2は、その飾り板部21の
巾が上記した底無し化粧覆い箱本体巾1の長辺に略匹敵
する巾で、各種飾り物を取り付けるのに必要な高さの一
枚状の化粧段ボール紙で型抜き裁断されるもので、その
中央には、表記盤Nの取付け部を兼用する前方折曲迫り
出し構造の補強巾部22が形成されると共に、両側に
は、飾り板部21両縁を補強すると共に、ボリューム感
を持たせるための補強用折返し片部29,29が、折り
目部29b,29bを境にして後方側に折られて形成さ
れている。図中、22Aは、補強巾部22に左右対称に
設けた表記盤N差込み係止用の切込み舌片部を示してい
る。
【0020】また、飾り板部21の下端には、後退片部
25,25の下面に添設状に折返されて台座部26が略
水平状に形成され、その両端を所定巾下方に折り返して
取着用折返し片部26A,26Aとしている。飾り面体
2を片面化粧段ボール紙から打ち抜き形成するようにし
た場合、該取着用折返し片部26A,26A(正確に
は、台座部26も含まれる)だけが化粧の施されていな
い裏側を露出させてしまい、底無し化粧覆い箱本体巾1
上に立設、載置したときに外観を損なう虞があるため、
この実施例では、図2の飾り面体組立て用型抜き素板の
展開図、および図3の飾り面体の背面側を示す斜視図か
らも理解されるように、台座部26の下に下方側横折り
目部26bを介して支承板部28の両側に添設片部2
7,27を設け、それら添設片部27,27を台座部2
6の上に折り重ねると共に、当然、同添設用折返し片部
27A,27Aも取着用折返し片部26A,26A上に
折り重ねて化粧面が表になるよう工夫したものとしてい
る。
【0021】一方、台座部26の下方側横折り目部の下
で、その横方向中央部分であって、上記した補強巾部2
2よりもやや巾広とした部分を、補強巾部22の補強耳
片部23,23に上端縁左右2箇所を噛合させて筋交い
状に補強巾部22の中途を支え、飾り板部21が台座部
26から所定角度で安定的に姿勢を確保できるようにし
た支承板部28に形成し、台座部26の下方側横折り目
部26bで折って斜め状とした上、同上端縁左右2か所
に設けた噛合用切込み部28A,28Aを、先の補強巾
部22の補強耳片部23,23適所を選択して噛合させ
ることにより、飾り板部21の台座部26に対する立設
角度を所望する角度に保持、安定させることが可能とな
る。
【0022】以上のようにして形成された底無し化粧覆
い箱本体巾1の上蓋部21の上に、飾り面体2を、その
台座部26で隙間13を覆い隠すように載置すると共
に、両面接着テープその他の接着手段で取着用折返し片
部26A,26Aを同部11上端に取着すれば、長辺側
の一対の折畳み片の間の隙間13が隠されてしまうと共
に、何もしなければやや上方側に開き加減となってしま
う上蓋部12を、略平坦状に保って外観を整え、しか
も、飾り面体2が安定した状態で立設、載置されように
する機能を発揮し、飾り面体2に、図4の使用状態を示
す斜視図に示されているように、表記盤Nの外、飾り造
花F、飾りモールMその他儀式用各種装飾物を飾り易く
している。
【0023】
【実施例2】図3の展開図には、この発明の冠婚葬祭用
供物入り包装容器の装飾用具の一部を構成する飾り面体
2の、組立て前の状態、即ち図3の飾り面体2に組み立
てる前で、規格サイズの化粧段ボール紙から打ち抜き形
成した飾り面体組立て用型抜き素板が示されている。底
無し化粧覆い箱本体1の巾よりやや巾広とした一枚板状
の化粧段ボール紙の、上下方向中央よりやや下方側に、
上下方向所定巾の台座部用部26aを、平行する2本の
横折り目部26b,26dで区画すると共に、該台座部
用部26aの巾を確保した両側には、夫々縦折り目部2
6c,26cで区画された取着用折返し片部用部26A
a,26Aaを設ける。
【0024】一方、台座部用部26aの上方側横折り目
部26bの上方側を飾り板部用部21aとし、その横方
向中央所定巾、即ち、切込み舌片部22A,22A,…
…で表記盤Nを差込み係止できるだけの巾を確保した部
分を、両側に夫々縦折り目部21c,21cを介した補
強耳片部用部29a,29a、および、上端縁からやや
下がった位置には平行する一対の横折り目部21b,2
2bで区画された迫り出し片部用部24aとした補強巾
部用部22aにするために、該補強巾部用部22aの左
右両側であって、飾り板部用部21aの残部との間に対
称形の切り目部22d,22dを入れると共に、飾り板
部用部21aの残部と台座部用部26aとの間には、台
座部用部26aの上方側横折り目部26bとそれよりも
上方で平行する横折り目部21cとで区画された後退片
部用部25aを、また、補強巾部用部22aの両側に
は、夫々縦折り目部22c,22cで区画された補強用
折返し片部用部23a,23aを設けるようにする。
【0025】他方、台座部用部26aの下方側横折り目
部26dの下部で、その横方向中央部分の上記した補強
巾部用部22aよりもやや巾広とした部分を、補強巾部
22の補強耳片部23,23に上端縁左右2箇所を噛合
させて筋交い状に補強巾部22中途を支える支承板部用
部28aとなし、また該支承板部用部28aの両側を添
設片部用部27a,27aとし、その下方には飾り板部
用部21aの残部背面下端に当接して補強する当接片部
用部27Ba,27Baが横折り目部27b,27bを
介して、更に各側縁には上記した台座部26の取着用折
返し片部26Aの上に重ねて折曲される取着用折返し補
強片部用部27Aaが縦折り目部27cを介して夫々形
成されるようにする。
【0026】図中、21Aは、飾り板部21の表側に各
種飾り物を固定するための針金や紐を通す取付け孔を示
している。また、図中一点鎖線表示部分は全て折り目部
を示すと共に、横折り目部22bの上部に表示した半円
状の打抜き切り目部22Bは、必要に応じ飾り用として
補強巾部22の上に突出させる飾り片部を実現するため
のものであり、半円状の外、意匠効果を高めるために適
宜形状に打抜き形成することができる。
【0027】以上のような構成となるようにして一枚板
状の化粧段ボール紙から型抜き加工することにより、こ
の発明の冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具に使用
する飾り面体組立て用型抜き素板が実現され、該型抜き
素板を、横折り目部26bで二つ折りにし、折り畳んで
これまた平板状とした底無し化粧覆い箱体1共々、式場
に搬入した上、図3に示すとおりの立体形状となるよう
に各折り目部を所定の折曲げ方で折曲げ、組合せること
により、飾り面体2を簡単に実現することが可能とな
り、縦長の角筒状に組み立てた底無し化粧覆い箱体1の
上蓋部12の隙間13を覆うようにして立設、載置し、
台座部26両側の取着用折返し片部26A,26Aを両
面接着テープ等で固定すれば、該飾り面体2を底無し化
粧覆い箱体1上に一体化したこの発明の冠婚葬祭用供物
入り包装容器の装飾用具を完成することになる。
【0028】
【作用効果】この発明の冠婚葬祭用供物入り包装容器の
装飾用具は、上記したとおり、何れも規格サイズの化粧
段ボール紙を型抜き裁断して夫々別体のものとして飾り
面体および縦長の角筒状の底無し化粧覆い箱体に組み立
て、飾り面体を底無し化粧覆い箱体の上蓋部上に所定の
如く載置、固定して簡単に実現されるものであり、適宜
儀式に応じた装飾物を飾り面体表面に飾り付けると共
に、献上者の名称等を記入した表記盤Nを取り付けた
後、予め冠婚葬祭用供物に合わせて所定の大きさに形成
された底無し化粧覆い箱体を、その底面側から冠婚葬祭
用供物、例えば化粧箱入りビール等に被せ、隠してしま
うようにするものであり、したがって、仮に供物が冠婚
葬祭用として貧弱な包装にしか仕上げようのないもの
(その代表的な供物として、化粧箱入りビールがあり、
単に熨斗紙を掛けただけの供物となる)であっても、そ
の場に即した極めて適切な献上物となるよう外観を取り
繕って供えることを可能にするという秀れた効果を奏す
るものである。
【0029】更に、この発明の冠婚葬祭用供物入り包装
容器の装飾用具は、底無し化粧覆い箱体の背丈が、少な
くとも供物の2倍以上のものに形成されるようにしてあ
ることから、供物の数が多すぎて複数列に並べなければ
ならないときにも、従来のように、わざわざ適当な高さ
の台等を準備する煩わしさもなく、単に底無し化粧覆い
箱体を後列に並ぶ供物に被せて使用することにより、後
列のものが前列に隠れて献上者が不明のままとなってし
まうような失態を確実に回避することが可能になるとい
う利点を有する上、儀式によっては供物をその場で使用
してしまうケース、例えば、お祭りで、儀式の後の直会
等では戴き物をその場に振る舞ってしまうケースでは、
供物を仮令開けて振る舞ってしまったとしても、この発
明の装飾用具を使用していることにより、献上者等の表
示された該装飾用具だけは、飾り付けられたままとなっ
て最後まで残り、献上者を明らかにして儀式が終わりに
なるまでその好意に報いる形を残しておくことができる
という大きな特徴を発揮することにもなる。
【0030】しかも、その取り扱いの面においても、規
格サイズの化粧段ボール紙を型抜き裁断して、予め使用
先において組み立て、解体自在となるようにして形成す
ることができるものであり、したがって、面倒な操作を
必要とすることなく誰にでも簡単に組み立てて使用する
ことができ、儀式が終了した後では、解体して再使用す
るもよし、あるいは焼却して跡形もなく片付けてしまう
こともできるという極めて取り扱い易いものとして提供
できるという有利な効果を発揮できるものとなってい
る。
【0031】更にまた、底無し化粧覆い箱体の上蓋部の
隙間を覆うようにして載置、固定した飾り面体表面に、
儀式に相応しい装飾物を選択的に飾り付けることが可能
となる上、飾り面体の台座部が底無し化粧覆い箱体の上
蓋部の隙間を押え、且つその両側の取着用折返し片部で
も上蓋部と胴部上端との隙間の大部分を覆い隠して、底
無し化粧覆い箱体の形を整えると共に、飾り面体の立設
状態を安定したものとすることから、その場の雰囲気に
適った外観で意匠効果に長けた供物が簡単、確実に実現
可能となり、儀式を盛り上げる効果に大いに役立つもの
とすることができる。
【0032】加えて、この発明の装飾用具は、基本的に
飾り面体および縦長の角筒状の底無し化粧覆い箱体とか
ら構成され、何れとも規格サイズの化粧段ボール紙を用
いて大量生産可能なものに形成されている上、折り畳ん
だ状態で在庫、出荷、搬送、保管、搬入、処分されるも
のとなることから、製造単価は固よりのこと、製品単価
も安価なものとすることが可能であり、広い範囲に渡っ
ての普及をすることが可能になるという特徴をも兼ね備
えている等、これまで全く提供されたことのない新規な
冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具を実現するもの
である。
【0033】特に、実施例1に示すもののように、飾り
面体2が、台座部26に連続させ、横折り目部26dか
ら折曲げて支承板部用部28aとなし、補強巾部22の
補強耳片部23,23に上端縁左右2箇所を噛合させて
筋交い状に補強巾部22中途を支える構造としたもので
は、飾り板部21へ各種装飾物F,MおよびN等を取り
付けても不安定になるようなことはなく、より安定した
構造の装飾用具を実現可能とするものであり、また、該
支承板部28の両側を添設片部27,27とし、その下
方には飾り板部21の残部背面下端に当接して補強する
当接片部27B,27Bが横折り目部27b,27bを
介して、更に、各側縁には上記した台座部26の取着用
折返し片部26Aの上に重ねて折曲される取着用折返し
補強片部27Aが縦折り目部27cを介して夫々形成さ
れるようにしたものでは、片面だけしか化粧仕上げとし
ていない化粧段ボールを使用しても外観上で見苦しくな
らず、しかも、台座部26から横折り目部26bを介し
て立ち上がる飾り板部21の残部根元を補強する効果も
合わせて実現し得ることから、先の支承板部28の構造
と相俟って、更に一層構造強度のある装飾用具が完成さ
れるものとなる。
【0034】また、実施例2の飾り面体組立て用型抜き
素板では、上記実施例1で示した実用価値の高い冠婚葬
祭用供物入り包装容器の装飾用具の飾り面体2を、規格
サイズの片面化粧段ボール紙から極めて合理的且つ大量
に型抜き、裁断加工することを可能とするものであり、
より製造単価を下げ得る効果を有すると共に、折り畳ん
で平板状のものとし、在庫、出荷、搬送、保管、搬入、
処分等の取り扱いをよりし易くする上で極めて有利な構
造のものとしている。
【0035】叙上の如く、この発明の冠婚葬祭用供物入
り包装容器の装飾用具、およびそれに使用する飾り面体
組立て用型抜き素板は、冠婚葬祭に献上される供物を、
その儀式に相応しい外観のものとすることができる上、
それを実現するための取扱い操作性の点でも秀れ、しか
も、製造容易で安価に提供可能とする特徴をも有してい
ることから、特に儀式用の供物として必ずしも十分な包
装のできない、例えば化粧箱入りビール等のように、通
り一遍の特徴のない包装形態で献上される供物を引き立
たせ、且つ陰に隠れてしまう弊害をなくすことを可能と
することから、周囲の花輪や盛篭等の供物と同等か、も
しくはそれ以上の儀礼的効果を上げることを保証するも
のとなり、格式や荘厳さが重んじられる我が国の冠婚葬
祭を演出する手段の一つとして高く評価され、広く普及
することが予想される秀れた発明ということができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する一実施例を示したに過ぎな
いものである。
【図 1】この発明の冠婚葬祭用供物入り包装容器の装
飾用具を、一部使用状態を含めて示す分解斜視図であ
る。
【図 2】この発明の冠婚葬祭用供物入り包装容器の装
飾用具に使用する飾り面体組立て用型抜き素板の展開図
である。
【図 3】図2の飾り面体組立て用型抜き素板を組み立
てて完成させた飾り面体の斜視図である。
【図 4】使用状態を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 底無し化粧覆い箱本体 11 同胴部 12 同上蓋部 12b 同折り目部 13 同隙間 2 飾り面体 21 同飾り板部 21A 同取付け孔 22 同補強巾部 22A 同切込み舌片部 22B 同打抜き切り目部 23 同補強耳片部 24 同迫り出し片部 25 同後退片部 26 同台座部 26A 同取着用折返し片部 27 添設片部 27A 同添設用折返し片部 27B 同当接片部 28 同支承板部 28A 同噛合用切込み部 29 同補強用折返し片部 F 飾り造花 M 飾りモール N 表記盤 P 供物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面または両面に適宜化粧加工の施され
    た化粧段ボール紙によって胴部と上蓋部とを一枚取りし
    て箱状に組み立て、被冠すべき供物入り包装容器の少な
    くとも2倍以上の高さを実現可能とした底無し化粧覆い
    箱本体と、該底無し化粧覆い箱本体の上蓋部上に立設、
    載置可能とした飾り面体とからなり、飾り面体の飾り板
    部下端が、該飾り面体の底無し化粧覆い箱本体への取着
    部と、底無し化粧覆い箱本体における上蓋部の隙間押え
    部とを兼用することができる取着用両端折返し片付き台
    座部に形成されてなることを特徴とする冠婚葬祭用供物
    入り包装容器の装飾用具。
  2. 【請求項2】 片面または両面に適宜化粧加工の施され
    た化粧段ボール紙によって胴部と上蓋部とを一枚取りし
    て箱状に組み立て、被冠すべき供物入り包装容器の少な
    くとも2倍以上の高さを実現可能とした底無し化粧覆い
    箱本体と、該底無し化粧覆い箱本体の上蓋部上に立設、
    固定可能とした飾り面体とからなり、飾り面体が、前方
    折曲迫り出し構造の補強巾部を有する飾り板部に形成さ
    れると共に、その下端に、該飾り面体の底無し化粧覆い
    箱本体への取着部と、底無し化粧覆い箱本体における上
    蓋部の隙間押え部とを兼用する取着用両端折返し片付き
    台座部に形成されたものとする一方、該台座部後方折り
    目部から折曲げ一体構造とした支承板部を形成した上、
    該支承板部の上端縁で飾り板部背面を支承するようにし
    た冠婚葬祭用供物入り包装容器の装飾用具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の底無し化粧覆い
    箱本体巾よりやや巾広とした一枚板状の化粧段ボール紙
    の、上下方向中央よりやや下方側に、上下方向所定巾の
    台座部用部を平行する2本の横折り目部で区画すると共
    に、該台座部用部の巾を確保した両側には、夫々縦折り
    目部で区画された取着用折返し片部用部を設け、台座部
    用部の上方側横折り目部の上部を飾り板部用部とし、そ
    の横方向中央所定巾部分を補強巾部用部とし、その両側
    に夫々縦折り目部を介した補強用折返し片部用部、およ
    び、上端縁からやや下がった位置には、平行する一対の
    横折り目部で区画された迫り出し片部用部で迫り出す補
    強巾部用部にするため、該補強巾部用部の左右に位置す
    る飾り板部用部残部との間に対称形の切り目部を入れる
    と共に、該飾り板部用部残部と台座部用部との間には、
    台座部用部の上方側横折り目部とそれよりも上方で平行
    する横折り目部とで区画された後退片部用部を、また、
    この飾り板部用部残部の両側には、夫々縦折り目部で区
    画された補強耳片部用部を設ける一方、台座部用部の下
    方側横折り目部の下部で、その横方向中央部で上記した
    補強巾部用部よりもやや巾広とした部分を、補強巾部の
    補強耳片部に上端縁左右2箇所を噛合させて筋交い状に
    補強巾部中途を支える支承板部用部となし、また該支承
    板部用部の両側を添設片部用部とし、その下方には飾り
    板部用部残部背面下端に当接して補強する当接片部用部
    が横折り目部を介して、更に側縁には上記した台座部の
    取着用折返し片部の上に重ねて折曲される取着用折返し
    補強片部用部が縦折り目部を介して夫々形成されてな
    る、請求項1または2何れか記載の冠婚葬祭用供物入り
    包装容器の装飾用具に使用する飾り面体組立て用型抜き
    素板。
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