JPH07166554A - 緑化基盤造成工法 - Google Patents
緑化基盤造成工法Info
- Publication number
- JPH07166554A JPH07166554A JP6232503A JP23250394A JPH07166554A JP H07166554 A JPH07166554 A JP H07166554A JP 6232503 A JP6232503 A JP 6232503A JP 23250394 A JP23250394 A JP 23250394A JP H07166554 A JPH07166554 A JP H07166554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- greening
- mud
- soil
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title abstract description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 88
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 34
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims abstract description 28
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 18
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 17
- 230000035784 germination Effects 0.000 claims description 5
- 230000012010 growth Effects 0.000 claims description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 15
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 10
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000009411 base construction Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000008635 plant growth Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 150000001408 amides Chemical class 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 緑化基盤材の傾斜面への連続的吹き付けによ
る緑化基盤材のズリ落ちを補強する。 【構成】 攪拌羽根2a手前の泥状客土基材噴出口1近
傍に空気吸入口3を設けた吹き付けノズル10を用い、
この吹き付けノズル10内での泥状客土基材M、疎水
材、空気及び連続的要素Tの攪拌混合により、泥状客土
基材Mを連続的要素Tを抱き込んだ形で団粒化させた緑
化基盤材Gを形成し、これにより結合関係を生じて混合
状態にある緑化基盤材Gと連続的要素Tとを傾斜面に吹
き付ける。
る緑化基盤材のズリ落ちを補強する。 【構成】 攪拌羽根2a手前の泥状客土基材噴出口1近
傍に空気吸入口3を設けた吹き付けノズル10を用い、
この吹き付けノズル10内での泥状客土基材M、疎水
材、空気及び連続的要素Tの攪拌混合により、泥状客土
基材Mを連続的要素Tを抱き込んだ形で団粒化させた緑
化基盤材Gを形成し、これにより結合関係を生じて混合
状態にある緑化基盤材Gと連続的要素Tとを傾斜面に吹
き付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、崩壊地斜面、土木工事
における施工面等に植物を生育させる緑化基盤の造成工
法に関し、特に、傾斜面に植物の発芽成育基盤を造成す
る緑化基盤造成工法に関する。
における施工面等に植物を生育させる緑化基盤の造成工
法に関し、特に、傾斜面に植物の発芽成育基盤を造成す
る緑化基盤造成工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、崩壊地斜面、開発工事により発
生する切土及び盛土の傾斜面、乾燥の甚だしい砂丘地表
面等の土質が、岩盤、土壌の少ない軟岩、砂地、重粘土
壌であるなど植物の生育条件の悪い場合、緑化のため
に、植物の生育が可能な厚さをもった緑化基盤を造成す
ることが行われている。
生する切土及び盛土の傾斜面、乾燥の甚だしい砂丘地表
面等の土質が、岩盤、土壌の少ない軟岩、砂地、重粘土
壌であるなど植物の生育条件の悪い場合、緑化のため
に、植物の生育が可能な厚さをもった緑化基盤を造成す
ることが行われている。
【0003】実開昭61−80801号公報に記載され
ているように、緑化基盤の客土となる泥状材を疎水剤及
び空気と共に吹き付けノズル内で攪拌混合し、ノズル先
端の吐出口から地表面に吹き付ける工法が知られてい
る。この工法によれば、泥状材は、疎水材及び空気とノ
ズル内で混合され、団粒化されて吹き付けられ、傾斜面
に植物の生育基盤を造成し、安定させることができる。
ているように、緑化基盤の客土となる泥状材を疎水剤及
び空気と共に吹き付けノズル内で攪拌混合し、ノズル先
端の吐出口から地表面に吹き付ける工法が知られてい
る。この工法によれば、泥状材は、疎水材及び空気とノ
ズル内で混合され、団粒化されて吹き付けられ、傾斜面
に植物の生育基盤を造成し、安定させることができる。
【0004】吹き付けた植物発芽成育基盤を安定させる
ために、泥状材中にいわゆるツナギ材として植物性の繊
維を混入することが知られている。また、特開昭55−
167170号公報に記載されているように、砂と高圧
水と細いポリエステル等の長い繊維とを混合させて施工
面に供給し又はこれらを施工面で混合させ、繊維により
砂の地盤を補強することが知られている。
ために、泥状材中にいわゆるツナギ材として植物性の繊
維を混入することが知られている。また、特開昭55−
167170号公報に記載されているように、砂と高圧
水と細いポリエステル等の長い繊維とを混合させて施工
面に供給し又はこれらを施工面で混合させ、繊維により
砂の地盤を補強することが知られている。
【0005】しかし、前記特開昭55−167170号
公報には、砂と長い繊維との混合物を一体的に分離なく
斜面に向かって飛ばし、長い繊維で補強された砂の地盤
を形成することについての提案はない。また、前記実開
昭61−80801号公報には、団粒化した材料を長い
繊維で補強することについて提案がなく、したがって、
団粒化材料と長い繊維とを一体的に分離なく斜面に向か
って飛ばし、吹き付けることについても提案がない。
公報には、砂と長い繊維との混合物を一体的に分離なく
斜面に向かって飛ばし、長い繊維で補強された砂の地盤
を形成することについての提案はない。また、前記実開
昭61−80801号公報には、団粒化した材料を長い
繊維で補強することについて提案がなく、したがって、
団粒化材料と長い繊維とを一体的に分離なく斜面に向か
って飛ばし、吹き付けることについても提案がない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−8080
1号公報に記載された従来工法によって厚い層の緑化基
盤を造成するためには重ね吹きをすることが必要であ
る。しかし、厚い層の緑化基盤を斜面に付着させて安定
させるためには、先に吹き付けた基盤が排水して安定し
た後に重ね吹きをしなければならないため、基盤の排水
を待つ時間的ロスがある。また、この従来工法によれ
ば、泥状材は団粒化され、瞬時に疎水されるが、基盤内
部からの排水は徐々に行われるため、連続的に大量の泥
状材を吹き付けると、水の重さも加わりズリ落ちが発生
し、1回の吹き付け量を制限しなければならない。
1号公報に記載された従来工法によって厚い層の緑化基
盤を造成するためには重ね吹きをすることが必要であ
る。しかし、厚い層の緑化基盤を斜面に付着させて安定
させるためには、先に吹き付けた基盤が排水して安定し
た後に重ね吹きをしなければならないため、基盤の排水
を待つ時間的ロスがある。また、この従来工法によれ
ば、泥状材は団粒化され、瞬時に疎水されるが、基盤内
部からの排水は徐々に行われるため、連続的に大量の泥
状材を吹き付けると、水の重さも加わりズリ落ちが発生
し、1回の吹き付け量を制限しなければならない。
【0007】吹き付けた基盤を安定させるために泥状材
中に混入する従来のツナギ材は、その繊維長が2〜3c
mと短く、効果的でなかった。このツナギ材は長い方が
効果的であるが、長いツナギ材を泥状客土基材の中に予
め混入しておくと、吹き付け時に材料撹拌シャフトへの
巻き付き、圧送用ポンプシャフトへのからみ付き、イン
ペラーとケーシング間への詰まりなど、ポンプ内の閉塞
の原因となるため、混入できるツナギ材の長さに限度が
あった。
中に混入する従来のツナギ材は、その繊維長が2〜3c
mと短く、効果的でなかった。このツナギ材は長い方が
効果的であるが、長いツナギ材を泥状客土基材の中に予
め混入しておくと、吹き付け時に材料撹拌シャフトへの
巻き付き、圧送用ポンプシャフトへのからみ付き、イン
ペラーとケーシング間への詰まりなど、ポンプ内の閉塞
の原因となるため、混入できるツナギ材の長さに限度が
あった。
【0008】特開昭55−167170号公報に記載の
長い繊維は砂の地盤を補強して安定化にすることはでき
る。しかし、傾斜面に吹き付けによって植物の発芽成育
基盤を造成する場合、ノズルはその吐出口を上向きに
し、材料が空中を飛ぶようにして使用され、しかも、吹
き付け作業の能率を上げるために吐出口から上向きに放
出する材料ができるだけ遠くへ飛ぶようにする必要があ
るが、特開昭55−167170号公報に記載の技術の
適用は、比較的重い砂と比較的軽い長い繊維とを水平面
に向けて下方に放出する場合に限られ、斜面に向けて上
方に放出する場合では、放出と同時に重い砂と軽い長い
繊維とは別個に飛んで分離してしまうため、斜面上に両
者の均一な混合状態を得ることはできない。
長い繊維は砂の地盤を補強して安定化にすることはでき
る。しかし、傾斜面に吹き付けによって植物の発芽成育
基盤を造成する場合、ノズルはその吐出口を上向きに
し、材料が空中を飛ぶようにして使用され、しかも、吹
き付け作業の能率を上げるために吐出口から上向きに放
出する材料ができるだけ遠くへ飛ぶようにする必要があ
るが、特開昭55−167170号公報に記載の技術の
適用は、比較的重い砂と比較的軽い長い繊維とを水平面
に向けて下方に放出する場合に限られ、斜面に向けて上
方に放出する場合では、放出と同時に重い砂と軽い長い
繊維とは別個に飛んで分離してしまうため、斜面上に両
者の均一な混合状態を得ることはできない。
【0009】したがって、本発明の目的は、大量の緑化
基盤材の傾斜面への連続的吹き付けによる緑化基盤材の
ズリ落ちを該緑化基盤材に連続的要素を混合することに
よって補強することにあり、ために、ノズルの吐出口か
ら緑化基盤材と連続的繊維とを分離のない混合状態で傾
斜面に放出しかつ混合状態で該傾斜面に定着させること
にある。さらに、本発明の目的は、傾斜面への吹き付け
の広範な適用のために緑化基盤材と連続的繊維とを混合
状態で遠方に飛ばすことにある。
基盤材の傾斜面への連続的吹き付けによる緑化基盤材の
ズリ落ちを該緑化基盤材に連続的要素を混合することに
よって補強することにあり、ために、ノズルの吐出口か
ら緑化基盤材と連続的繊維とを分離のない混合状態で傾
斜面に放出しかつ混合状態で該傾斜面に定着させること
にある。さらに、本発明の目的は、傾斜面への吹き付け
の広範な適用のために緑化基盤材と連続的繊維とを混合
状態で遠方に飛ばすことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的に、攪
拌羽根手前の泥状客土基材噴出口近傍に空気吸入口を設
けた吹き付けノズルを用い、この吹き付けノズル内での
泥状客土基材、疎水材、空気及び連続的要素の攪拌混合
により、泥状客土基材を連続的要素を抱き込んだ形で団
粒化させた緑化基盤材を形成し、これにより結合関係を
生じて混合状態にある緑化基盤材と連続的要素とを傾斜
面に吹き付けることによって上記目的を達成する。
拌羽根手前の泥状客土基材噴出口近傍に空気吸入口を設
けた吹き付けノズルを用い、この吹き付けノズル内での
泥状客土基材、疎水材、空気及び連続的要素の攪拌混合
により、泥状客土基材を連続的要素を抱き込んだ形で団
粒化させた緑化基盤材を形成し、これにより結合関係を
生じて混合状態にある緑化基盤材と連続的要素とを傾斜
面に吹き付けることによって上記目的を達成する。
【0011】したがって、本発明にかかる緑化基盤造成
工法は、泥状客土基材の噴出口の先端部を絞り形状と
し、吐出口及び攪拌羽根を有する筒体を前記先端部に連
設し、前記攪拌羽根の手前の前記泥状客土基材噴出口近
傍において前記筒体に疎水剤注入口及び空気吸入口を設
けた吹き付けノズルを用い、該吹き付けノズル内に泥状
客土基材を圧入し、該泥状客土基材を団粒化して緑化基
盤材を形成する疎水剤を前記疎水剤注入口より前記ノズ
ル内に注入し、空気と糸状、ロープ状又はテープ状の連
続的要素とを前記空気吸入口より前記ノズル内に導入
し、前記泥状客土基材と前記疎水剤と前記空気と前記連
続的要素とを攪拌混合して該連続的要素を抱き込んで団
粒化した緑化基盤材を形成し、該緑化基盤材を前記連続
的要素と共に傾斜面に吹き付け、これにより植物の発芽
成育基盤を造成することを特徴とする。
工法は、泥状客土基材の噴出口の先端部を絞り形状と
し、吐出口及び攪拌羽根を有する筒体を前記先端部に連
設し、前記攪拌羽根の手前の前記泥状客土基材噴出口近
傍において前記筒体に疎水剤注入口及び空気吸入口を設
けた吹き付けノズルを用い、該吹き付けノズル内に泥状
客土基材を圧入し、該泥状客土基材を団粒化して緑化基
盤材を形成する疎水剤を前記疎水剤注入口より前記ノズ
ル内に注入し、空気と糸状、ロープ状又はテープ状の連
続的要素とを前記空気吸入口より前記ノズル内に導入
し、前記泥状客土基材と前記疎水剤と前記空気と前記連
続的要素とを攪拌混合して該連続的要素を抱き込んで団
粒化した緑化基盤材を形成し、該緑化基盤材を前記連続
的要素と共に傾斜面に吹き付け、これにより植物の発芽
成育基盤を造成することを特徴とする。
【0012】
【作用】吹きつけノズルにおける噴出口からの泥状客土
基材の噴出により、筒体内に負圧が生じ、この負圧によ
って外部の空気が筒体内に吸入される。この際、連続的
要素がガイドに案内されて空気吸入口から空気と共に筒
体内に吸引導入される。筒体内において、泥状客土基材
と疎水剤と空気と連続的要素とが攪拌混合され、疎水剤
の作用によって水が泥状客土基材から分離され、泥状客
土基材が団粒化される。この団粒化は筒体内での攪拌混
合中に生じ、団粒は連続的繊維を抱き込んだ形で生成さ
れる。このため、緑化基盤材の団粒は連続的要素と結合
するため、これが吹き付けノズルの吐出口から噴出され
ると、連鎖状となって連続的要素を引張る。このため、
緑化基盤材の施工面に向けての飛距離が長くなり、ま
た、団粒が積み重なることによって空隙が確保されるこ
とにより、吹き付け後の施工面の保水性及び排水性が良
好となり、さらに、連続的要素の補強作用により緑化基
盤の安定が高められる。
基材の噴出により、筒体内に負圧が生じ、この負圧によ
って外部の空気が筒体内に吸入される。この際、連続的
要素がガイドに案内されて空気吸入口から空気と共に筒
体内に吸引導入される。筒体内において、泥状客土基材
と疎水剤と空気と連続的要素とが攪拌混合され、疎水剤
の作用によって水が泥状客土基材から分離され、泥状客
土基材が団粒化される。この団粒化は筒体内での攪拌混
合中に生じ、団粒は連続的繊維を抱き込んだ形で生成さ
れる。このため、緑化基盤材の団粒は連続的要素と結合
するため、これが吹き付けノズルの吐出口から噴出され
ると、連鎖状となって連続的要素を引張る。このため、
緑化基盤材の施工面に向けての飛距離が長くなり、ま
た、団粒が積み重なることによって空隙が確保されるこ
とにより、吹き付け後の施工面の保水性及び排水性が良
好となり、さらに、連続的要素の補強作用により緑化基
盤の安定が高められる。
【0013】したがって、本発明によれば、緑化基盤内
に連続的要素が三次元的に混入されるために、斜面にお
ける緑化基盤材のズリ落ちが防止され、1回の作業の吹
き付け量の増加が可能となり、重ね吹き、排水待ち等の
作業時間ロスがなくなる。また、本発明によれば、吹き
付けノズルの吐出口より放出される緑化基盤材の飛距離
が大きくなり、このために作業能率が上がり、長大な法
面での施工も短時間で可能となる。
に連続的要素が三次元的に混入されるために、斜面にお
ける緑化基盤材のズリ落ちが防止され、1回の作業の吹
き付け量の増加が可能となり、重ね吹き、排水待ち等の
作業時間ロスがなくなる。また、本発明によれば、吹き
付けノズルの吐出口より放出される緑化基盤材の飛距離
が大きくなり、このために作業能率が上がり、長大な法
面での施工も短時間で可能となる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の緑化基盤造成工法に用いる
吹き付けノズル10を示す。泥状客土基材(以下「泥状
材」という。)Mの噴出口1の絞り形状をした先端部に
は筒体2が連結されており、該筒体内には複数の撹拌羽
根2aが突設されている。筒体(以下「撹拌筒」とい
う。)2には、撹拌羽根2aの手前において噴出口1の
近傍に空気吸入口3が設けられている。さらに、空気吸
入口3の近傍の撹拌筒2にはテープ状の連続的要素Tを
空気吸入口3から空気と共に撹拌筒2内に導入するため
の、ガイド穴4を有するガイド5が設けられている。こ
のガイド5の数を撹拌筒2の円周方向で増せば、2本以
上のテープ状の連続的要素Tを同時に撹拌筒2内に繰り
入れて、連続的要素Tの緑化基盤材G内への混合を密に
することができる。
吹き付けノズル10を示す。泥状客土基材(以下「泥状
材」という。)Mの噴出口1の絞り形状をした先端部に
は筒体2が連結されており、該筒体内には複数の撹拌羽
根2aが突設されている。筒体(以下「撹拌筒」とい
う。)2には、撹拌羽根2aの手前において噴出口1の
近傍に空気吸入口3が設けられている。さらに、空気吸
入口3の近傍の撹拌筒2にはテープ状の連続的要素Tを
空気吸入口3から空気と共に撹拌筒2内に導入するため
の、ガイド穴4を有するガイド5が設けられている。こ
のガイド5の数を撹拌筒2の円周方向で増せば、2本以
上のテープ状の連続的要素Tを同時に撹拌筒2内に繰り
入れて、連続的要素Tの緑化基盤材G内への混合を密に
することができる。
【0015】図1において、7は吹き付けノズル10の
吐出口であり、8は泥状材調量コックであり、該コック
の内部はボールバルブ型となっている。9はゴムホース
で泥状材Mの送出ポンプ(図示せず)に連通している。
吐出口であり、8は泥状材調量コックであり、該コック
の内部はボールバルブ型となっている。9はゴムホース
で泥状材Mの送出ポンプ(図示せず)に連通している。
【0016】撹拌筒2には、空気吸入口3の近傍に疎水
剤Fの注入口11が設けられており、疎水剤Fはポンプ
(図示せず)によりパイプ12を通って撹拌筒2内に注
入される。13はコックであり、14は連続的要素Tの
巻き物である。
剤Fの注入口11が設けられており、疎水剤Fはポンプ
(図示せず)によりパイプ12を通って撹拌筒2内に注
入される。13はコックであり、14は連続的要素Tの
巻き物である。
【0017】本発明によれば、吹き付けノズル10を用
いて植物の発芽成育基盤に緑化基盤材Gを吹き付けるこ
とによって緑化基盤が造成される。先ず、泥状材送出ポ
ンプ(図示せず)によって圧送された泥状材Mは、ゴム
ホース9を通って吹き付けノズル10に入る。このと
き、泥状材Mは調量コック8によって送出量を調整され
た後、噴出口1に達し、ここから撹拌筒2内に噴出す
る。この噴出によって撹拌筒2の入口付近に負圧が生
じ、該負圧によって空気吸入口3より空気Aが撹拌筒2
内に吸入される。この空気Aの吸引力によって吸引され
るテープ状の連続的要素Tが、空気吸入口3に通じるガ
イド穴4を通って巻き物14から繰り出され、撹拌筒2
内に入り、該撹拌筒内で泥状材Mと空気Aと合体する。
一方、疎水剤Fがポンプ(図示せず)によって圧送さ
れ、パイプ12を通って疎水剤注入口11より撹拌筒2
内に導入される。撹拌筒2内において、泥状材Mと疎水
剤Fと空気Aと連続的要素Tとが撹拌羽根2aにより攪
拌混合され、泥状材Mは疎水されてテープ状の連続的要
素を抱き込んだ形で団粒化し、緑化基盤材Gが形成さ
れ、該緑化基盤材は連続的要素と共に吐出口7より施工
面に向って吐出される。
いて植物の発芽成育基盤に緑化基盤材Gを吹き付けるこ
とによって緑化基盤が造成される。先ず、泥状材送出ポ
ンプ(図示せず)によって圧送された泥状材Mは、ゴム
ホース9を通って吹き付けノズル10に入る。このと
き、泥状材Mは調量コック8によって送出量を調整され
た後、噴出口1に達し、ここから撹拌筒2内に噴出す
る。この噴出によって撹拌筒2の入口付近に負圧が生
じ、該負圧によって空気吸入口3より空気Aが撹拌筒2
内に吸入される。この空気Aの吸引力によって吸引され
るテープ状の連続的要素Tが、空気吸入口3に通じるガ
イド穴4を通って巻き物14から繰り出され、撹拌筒2
内に入り、該撹拌筒内で泥状材Mと空気Aと合体する。
一方、疎水剤Fがポンプ(図示せず)によって圧送さ
れ、パイプ12を通って疎水剤注入口11より撹拌筒2
内に導入される。撹拌筒2内において、泥状材Mと疎水
剤Fと空気Aと連続的要素Tとが撹拌羽根2aにより攪
拌混合され、泥状材Mは疎水されてテープ状の連続的要
素を抱き込んだ形で団粒化し、緑化基盤材Gが形成さ
れ、該緑化基盤材は連続的要素と共に吐出口7より施工
面に向って吐出される。
【0018】前記のように緑化基盤材と連続的要素と
は、前者が後者を抱き込んだ形で形成されることから、
結合又は馴じみ(密着度)が良好であり、安定した基盤
の形成が可能となる。連続的要素Tを撹拌筒2内へ導入
するためのガイド穴4の大きさを大きく形成することに
より、連続的要素Tの導入中にガイド穴4が閉塞するこ
とはない。また、吹き付けノズル10の吐出口7も充分
に大きく形成でき、団粒化された緑化基盤材Gが連続的
要素Tに連鎖状に結合された状態で施工面に向って吹き
付けられるので、緑化基盤材Gの飛距離が従来に比べ遥
かに大きくなり、長大な法面の能率的な造成工事を可能
にする。
は、前者が後者を抱き込んだ形で形成されることから、
結合又は馴じみ(密着度)が良好であり、安定した基盤
の形成が可能となる。連続的要素Tを撹拌筒2内へ導入
するためのガイド穴4の大きさを大きく形成することに
より、連続的要素Tの導入中にガイド穴4が閉塞するこ
とはない。また、吹き付けノズル10の吐出口7も充分
に大きく形成でき、団粒化された緑化基盤材Gが連続的
要素Tに連鎖状に結合された状態で施工面に向って吹き
付けられるので、緑化基盤材Gの飛距離が従来に比べ遥
かに大きくなり、長大な法面の能率的な造成工事を可能
にする。
【0019】本発明における泥状客土基材Mは、土壌を
基材とし、該基材に肥料、種子、根茎などを適宜混入
し、必要に応じて植物性繊維、侵食防止剤等を配合し、
適当量の用水を混合して泥状に調整したものである。ま
た、注入される疎水剤は、例えばポリアクリルアマイド
加水分解物であり、泥状客土基材Mに作用して水を分離
し、団粒化させる効果を有する。そして、連続的要素T
は、糸状、ロープ状又はテープ状の細長い軽量のもので
ある。
基材とし、該基材に肥料、種子、根茎などを適宜混入
し、必要に応じて植物性繊維、侵食防止剤等を配合し、
適当量の用水を混合して泥状に調整したものである。ま
た、注入される疎水剤は、例えばポリアクリルアマイド
加水分解物であり、泥状客土基材Mに作用して水を分離
し、団粒化させる効果を有する。そして、連続的要素T
は、糸状、ロープ状又はテープ状の細長い軽量のもので
ある。
【0020】図2,3に示す例のように、連続的要素T
は上下、左右に網目状に埋設され、その下層や上層に緑
化基盤材Gが付着し、積層されて団粒形成客土層Bが法
面Kに形成される。
は上下、左右に網目状に埋設され、その下層や上層に緑
化基盤材Gが付着し、積層されて団粒形成客土層Bが法
面Kに形成される。
【0021】緑化基盤材G中に連続的要素Tが混入され
た状態を示す図4から明らかなように、緑化基盤材Gは
団粒Pの集合体であり、連続的要素Tは団粒P間に絡み
合った状態で混入されている。これにより、団粒と連続
的要素とは相互に支持し、その間に保水や通気のできる
間隙を保っている。緑化基盤材G中に三次元的に混入し
た連続的要素Tは、相互の絡み合いによってズリ落ちよ
うとする緑化基盤材Gを支持し、補強するので、1回の
吹き付け作業によってその吹付厚を10cm以上にする
ことも可能であり、安定した緑化基盤の造成が能率的に
行われ、法面の傾斜や土質、岩質に関係なく作業能率の
向上が達成できる。
た状態を示す図4から明らかなように、緑化基盤材Gは
団粒Pの集合体であり、連続的要素Tは団粒P間に絡み
合った状態で混入されている。これにより、団粒と連続
的要素とは相互に支持し、その間に保水や通気のできる
間隙を保っている。緑化基盤材G中に三次元的に混入し
た連続的要素Tは、相互の絡み合いによってズリ落ちよ
うとする緑化基盤材Gを支持し、補強するので、1回の
吹き付け作業によってその吹付厚を10cm以上にする
ことも可能であり、安定した緑化基盤の造成が能率的に
行われ、法面の傾斜や土質、岩質に関係なく作業能率の
向上が達成できる。
【図1】本発明の工法に用いる吹き付けノズルの部分断
面図である。
面図である。
【図2】本発明に従って吹き付けが行われた法面の分解
正面図である。
正面図である。
【図3】同じ法面の断面図である。
【図4】団粒化した緑化基盤材と連続的要素との混合状
態を示す拡大平面図である。
態を示す拡大平面図である。
1 噴出口 2 筒体(撹拌筒) 2a 攪拌羽根 3 空気吸入口 7 吐出口 10 吹き付けノズル 11 疎水剤注入口 M 泥状客土基材 G 緑化基盤材 T テープ状の連続的要素
Claims (1)
- 【請求項1】 泥状客土基材の噴出口の先端部を絞り形
状とし、吐出口及び攪拌羽根を有する筒体を前記先端部
に連設し、前記攪拌羽根の手前の前記泥状客土基材噴出
口近傍において前記筒体に疎水剤注入口及び空気吸入口
を設けた吹き付けノズルを用い、 該吹き付けノズル内に泥状客土基材を圧入し、 該泥状客土基材を団粒化して緑化基盤材を形成する疎水
剤を前記疎水剤注入口より前記ノズル内に注入し、 空気と糸状、ロープ状又はテープ状の連続的要素とを前
記空気吸入口より前記ノズル内に導入し、 前記泥状客土基材と前記疎水剤と前記空気と前記連続的
要素とを攪拌混合して該連続的要素を抱き込んで団粒化
した緑化基盤材を形成し、 該緑化基盤材を前記連続的要素と共に傾斜面に吹き付
け、これにより植物の発芽成育基盤を造成する緑化基盤
造成工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232503A JPH0816329B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 緑化基盤造成工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232503A JPH0816329B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 緑化基盤造成工法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1005372A Division JPH07103571B2 (ja) | 1988-02-12 | 1989-01-12 | 緑化基盤造成工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166554A true JPH07166554A (ja) | 1995-06-27 |
| JPH0816329B2 JPH0816329B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16940352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6232503A Expired - Lifetime JPH0816329B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 緑化基盤造成工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0816329B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09302668A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Saikou:Kk | 植生基盤造成法 |
| KR100573409B1 (ko) * | 2004-06-16 | 2006-05-02 | 주식회사 충청한일조경 | 법면 보호기반의 조성장치 및 방법 |
| KR101381414B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2014-07-15 | (주)테라조경 | 법면조경을 위한 버블공법 및 그 장치 |
| JP2018084041A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 鹿島建設株式会社 | 地盤改良方法 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6232503A patent/JPH0816329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09302668A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Saikou:Kk | 植生基盤造成法 |
| KR100573409B1 (ko) * | 2004-06-16 | 2006-05-02 | 주식회사 충청한일조경 | 법면 보호기반의 조성장치 및 방법 |
| KR101381414B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2014-07-15 | (주)테라조경 | 법면조경을 위한 버블공법 및 그 장치 |
| JP2018084041A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 鹿島建設株式会社 | 地盤改良方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0816329B2 (ja) | 1996-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5370069A (en) | Apparatus and method for aerating and/or introducing particulate matter into a ground surface | |
| US4936711A (en) | Process for preparing vegetation bedrock and muddy borrow soil base material blasting nozzle used therefor | |
| JPH07166554A (ja) | 緑化基盤造成工法 | |
| JP5033942B2 (ja) | 緑化補強土基盤造成方法 | |
| KR0166347B1 (ko) | 녹화기반 조성 공법 | |
| CN117716824A (zh) | 一种喷爆式深松深施集成型工程装备及其方法 | |
| CN211557908U (zh) | 一种牡丹种植用翻土松土设备 | |
| JPH0226932B2 (ja) | ||
| JP3343710B2 (ja) | 植生基材の吹付工法 | |
| US6923267B1 (en) | Linear turf aeration apparatus | |
| JP3072838B2 (ja) | 緑化装置 | |
| JP2000017666A (ja) | 緑化基盤造成工法 | |
| JP3539614B2 (ja) | 植物生育基盤の形成方法 | |
| JP3513464B2 (ja) | 植生基材の吹き付け工法とその装置 | |
| JP2000328575A (ja) | 緑化方法 | |
| CN2760918Y (zh) | 一种移动式客土喷播机 | |
| JPH10183633A (ja) | 連続繊維混入植生基盤の造成法 | |
| JP3286622B2 (ja) | リサイクル資材の吹付システム | |
| JP2002188112A (ja) | 団粒剤溶液の散布工法 | |
| CN207802744U (zh) | 一种建筑市政种植用边坡加固装置 | |
| JPH0645471Y2 (ja) | 吹付け基材吹付け用ノズル | |
| JPH11229390A (ja) | 細粒分を含む土の空気搬送方法および連続糸で補強された土の層の形成方法 | |
| CN109811761A (zh) | 一种用于沙漠治理的机械装置 | |
| JP2003301463A (ja) | 植物生育基盤の形成方法および装置 | |
| JP2005046038A (ja) | 植物生育基盤材とその造成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |