JPH07166402A - 使い捨て靴下 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】夏季等、高温多湿のときにおいて、長時間靴を
履いているとき、足がむれて靴下がぬれてベタついた
り、水虫等の皮膚疾患を引き起こしたり、又靴を脱いだ
とき、異臭を放ち人前で困る人が多かった。これを解消
するために提供する靴下の中にはく使い捨て靴下。 【構成】足の指部分１は５本指とし、足の裏２側面下部
３踵４のみを有し、足の甲５と足首６から上の部分を省
いた靴下であって、内側に目の粗い紙７、その外側に目
の細かい紙８を用いた二重構造を特徴とする靴下。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、靴下の中にはく使い
捨ての靴下に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、靴下は洗濯をして何度も使用する
布製のものしかなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、靴を長時
間はいていると、足の裏、指の間等から分泌される皮脂
・汗等によって、むれて水虫等皮膚疾患を引き起こした
り、靴を脱いだとき異臭を放つため、人前で困る人が多
くいた。それを防止するために綿製の靴下や、５本指の
ついた靴下を履いたりする方法が考えられたりしたが、
やはり皮脂の分泌の多い人にとっては靴下が濡れたよう
にベタついたり、異臭を放つのを防ぐことはできなかっ
た。本発明は、これらの欠点をのぞくためになされたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】それを図面について説明
すれば、指がそれぞれ独立するように５本の指１を設
け、皮脂分泌の多い足の裏２、側面の下部３、踵４のみ
を備え、足の甲５にあたる部分と足首６から上の部分を
省いたものであり、紙製とする。本発明は、以上のよう
な構成よりなる靴下である。

【０００５】

【作用】足にこの紙製靴下をはき、その上から布製靴下
をはく。この紙製靴下は使い捨て使用とする。

【０００６】

【実施例】紙の使用方法として内側に目の粗い紙７を使
用して湿気を吸収しやすくし、外側に目の細かい紙８を
使用して、湿気や匂いが外部にもれないように二重構造
とする。なお、あまり分厚くならない程度に、目の粗い
順に内側より何枚も重ねる程、より効果が上がる。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、以上のような構造であるの
で、足の裏等から発生する皮脂等を吸収するため、足が
むれて皮膚疾患を引き起こすこともなくなり、その上か
らはいた靴下がぬれてベタつくこともなくなる。また、
異臭が外部にもれることを防ぐことができるため、靴を
脱いだときにも人前で匂いを気にすることもなくなる。
そのうえ紙製であるから、安くつくので使い捨てにして
も、もったいなくはない。なお、使い捨てであるから、
これ自体何度でもはきかえることができるので、衛生的
であるし、携帯にも便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面図

【図２】本発明の平面図

【図３】本発明の断面図

【符号の説明】

１ 足の指 ２ 足の裏 ３ 足の側面下部 ４
踵 ５ 足の甲 ６ 足首 ７ 目の粗い紙 ８ 目
の細かい紙

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）足の先は５本の指１をつけ、足の裏
   ２と側面下部３と踵４のみを設けた紙製の靴下。 （ロ）内側部分は目の粗い紙７を、外側部分は目の細か
   い紙８を使用した二重構造の靴下。 以上のごとく構成された使い捨て靴下。