JPH0716634U - はね上げテーブル - Google Patents

はね上げテーブル

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JPH0716634U
JPH0716634U JP4743193U JP4743193U JPH0716634U JP H0716634 U JPH0716634 U JP H0716634U JP 4743193 U JP4743193 U JP 4743193U JP 4743193 U JP4743193 U JP 4743193U JP H0716634 U JPH0716634 U JP H0716634U
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JP
Japan
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top plate
plate
flipped
flip
legs
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Pending
Application number
JP4743193U
Other languages
English (en)
Inventor
好永 岡本
真雄 堀部
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP4743193U priority Critical patent/JPH0716634U/ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば調理場等に設置されて肉、魚等の調理
用テーブルとして使用されるはね上げテーブルで、天板
をはね上げた時の高さを低く抑え、かつ天板をはね上げ
た後の空間の奥行き寸法のロスを減らし、また天板と背
板との間に隙間があくようなこともないようにする。 【構成】 バックパネル5の前面に設けた左右の脚体6
間に天板2を回動自在に軸着してなり、前記天板2後部
の両側端部から下向きに回動腕8を突設するとともに、
両回動腕8の先端から側方へ突設した回動軸10を両脚
体6に設けた前後に長く前上がり状に傾斜して形成して
なる軸孔12に回動かつ前後移動可能に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば調理場等に設置されて肉、魚等の調理用テーブルとして使用 されるテーブルに関し、更に詳しくは、使用しないときには天板を上方へはね上 げた状態に収納し、天板をはね上げた後の空いた空間に台車、カート類、その他 の物品を格納可能としてなるはね上げテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のはね上げテーブルでは、テーブル天板の後部両側を背板の前 面に設けた左右の脚体に対して回動軸を中心に回動自在に取り付けられている。 この場合、例えば図8に示すように天板aの後端部に回動軸bを設けると、この 回動軸bを中心として天板aをはね上げた場合(図中想像線で示す状態)の天板 a先端の高さhは、回動軸bから天板a先端までの奥行き幅とほぼ等しい高さと なり、天板aの上方に他の棚を設けたり、あるいは背板cの前面に設けられたコ ンセント等の使用に支障を来すことがある。そこで、はね上げた天板aの高さを 少しでも低くするには、例えば図9に示すように、天板aの回動軸bを天板aの 前よりにずらして設けることが考慮される。この場合には、天板aをはね上げた 時の高さhを低くすることはできるが、一方で回動軸bの位置が背板から前方に 離れているために、はね上げた天板aの下部が背板cから前方に突出する距離l が大きくなり、左右の脚体d間の空間の奥行き寸法がこの距離lの分だけ狭めら れてムダとなり、台車やカート類を格納するための空間が犠牲となる。また、図 10に示すように、天板aの後方に固定の天板a’を設けたものもあるが、この 場合にも天板aをはね上げた場合の高さhは確かに低くはできるが、前記の場合 と同様に背板cの前方に距離lだけ無駄なスペースが生ずるだけでなく、天板を 分割することで構造上も複雑になる。更に、図11に示すように、天板aの両側 から下向きに回動腕eを突設し、その先端に回動軸bを設けるようにしたものも 使用されている。この場合には、回動軸bを天板aから下方へ下げることで天板 aをはね上げた時の高さhも低くなり、かつ、回動腕dを天板aの左右に設けて なるから天板aをはね上げた場合の背板cと天板aとの距離lも短く、奥行き寸 法のムダも少なくて済むが、このように回動軸bを天板aから下げた場合には、 回動軸bを中心に天板aが回動するために天板aの後端部と背板cとの間に天板 aの後端が背板cの前面側で回動しうるだけの隙間mが必要となり、天板aの奥 行き寸法が短くなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来のはね上げテーブルでは、天板をはね上げた時の高さを低 くしようと回動軸を天板の前側や下方にずらした場合、はね上げた後の空間の奥 行き寸法が犠牲になったり、あるいは天板の奥行き寸法を短くせざるを得ないと いった問題があった。そこで本考案では、この種のはね上げテーブルにおいて、 天板をはね上げた時の高さを低く抑えると同時に、天板をはね上げた後の空間の 奥行き寸法が犠牲になることがなく、また、天板と背板との間に隙間があくよう なこともなく、天板の奥行き寸法も確保しうるようになしたはね上げテーブルを 提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案に係るはね上げテーブルは、背板の前面に 設けた左右の脚体間に天板を回動自在に軸着してなるはね上げテーブルにおいて 、前記天板後部の両側端部から下向きに回動腕を突設するとともに、両回動腕の 先端から側方へ突設した回動軸を前記両脚体に設けた前後に長い軸孔に回動かつ 前後移動可能に取り付けてなるものである。更に、前記の場合に、脚体に設けた 前後に長い軸孔を前上がり状に傾斜して形成してなるものである。
【0005】
【作用】
上記のような本考案に係るはね上げテーブルによれば、天板を水平にしたとき は、回動軸が軸孔の後方にあって天板の後端部は背板の前面にほぼ当接して天板 と背板との間には隙間は殆どない。この状態から天板を上方へはね上げる場合に は、天板の前部を上方へ回動させるとともに回動軸を軸孔の前方へ移動させるこ とで背板との間隔を開けて天板の後端が背板の前面側で回動できるだけの空間を 確保したうえで天板を完全にはね上げてその先端が背板の前面にもたれかかった 状態で支持するとともに、前記回動軸を軸孔の後部へ再び移動させることで、は ね上げた天板と背板との距離が接近するとともに、はね上げた時の天板の高さも 低く抑えられる。更に、前記の前後に長い軸孔を前上がり状に傾斜して形成した 場合には、天板が水平状態にある場合も、また天板をはね上げた場合も、回動軸 が自然に軸孔の後方に位置するようになり、いずれの場合にも天板は背板側によ った位置に保持され、水平状態の天板と背板との間に隙間ができたりすることが なく、また天板をはね上げた後の空間の奥行き寸法のムダも少なくてすむ。
【0006】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。図1は本 考案に係るはね上げテーブル1の1実施例を示す天板2をはね上げた状態の斜視 図であり、図2は前記はね上げテーブル1の正面図、また、図3は同じく側断面 面図である。このはね上げテーブル1は、左右の支柱3、3間にパネル板4a、 4b、4cを取り付けて構成されたバックパネル5の前面に、所定の間隔を開け て前記左右の支柱3、3に一対の脚体6、6を固着し、両脚体6、6に天板2の 後部が回動自在に取り付けられており、脚体6、6の前部には天板2を水平状態 に保持するための受金具7、7が取り付けられている。
【0007】 前記天板2と脚体6との取付構造の詳細を図4〜図6に示す。即ち、天板2の 後部には、その下面両側に略コ字形の回動腕8、8が固着されており、この回動 腕8の下端には、バネ9に弾性付勢された状態で回動軸10が回動腕8から側方 へ出没自在に突設されており、この天板2の左右に突出した回動軸10、10を 左右の脚体6、6に固着された軸受11、11に形成された軸孔12、12に回 動自在に嵌着することで、天板2が脚体6に対して回動自在に取り付けられてい る。更に、本考案では、前記軸受11に形成された軸孔12を脚体6の前後方向 にそって長く形成するとともに、その後側が前側に較べて下がった状態で前上が り状に形成してなる。
【0008】 上記のような本考案に係るはね上げテーブル1では、使用時には天板2の前部 両側が左右の脚体6に設けられた受金具7に支持され、かつ後部が回動軸10に よって軸受11の軸孔12に支持されて水平な状態に保持される。そして、使用 しないときには天板2の前部を回動軸10を中心に上方へ回動してはね上げた状 態とし、両脚体6、6間にできる空間に台車、カート類、その他の物品を格納す ることができる。前記の天板2をはね上げるに際しては、本考案では、前記のよ うに天板2の左右から回動腕8を下向きに突設してその先端に回動軸10を設け ることで回動中心を下げるとともに、脚体6の軸受11に設けた軸孔12を前後 に長く形成したことにより、図7に示すように天板2の前部を上方へ回動させる 場合には、回動軸10を軸孔12の前方に移動させることで天板2とバックパネ ル5との距離を開けて天板2の後端がバックパネル5の前面側で下方に回動しう るだけの空間を確保し、更に天板2を回動して完全にはね上げた後は、前記回動 軸10を再び軸孔12の後部へ移動させることで、天板2とバックパネル5との 距離が再び接近して、空いた空間の奥行き寸法のムダが少なくなるとともに、は ね上げた時の天板2の高さも低く抑えられる。したがって、例えばバックパネル 5のパネル板4bに設けられたコンセント15等がはね上げた天板2によって隠 れてしまったり、あるいは天板2の上方に棚を設ける場合に、これらの棚がはね 上げた天板2の邪魔になったりすることを防止することがてきる。更に、図例の ように軸受11に前後に長く形成した軸孔12を前上がり状に傾斜して形成した 場合には、天板2が水平状態にある場合も、また天板2をはね上げた場合も、回 動軸10が自然に軸孔12の後方に位置するようになり、いずれの場合にも天板 2はバックパネル5側によ接近した位置に保持されるので、水平状態の天板2と バックパネル5との間に隙間ができたりすることがなく、また天板2をはね上げ た後の空間の奥行き寸法がムダになることがない。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るはね上げテーブルにおいては、天板の回動軸を天 板両側に下向き突設した回動軸の先端に設けるとともに、この回動軸を脚体に設 けた前後に長い軸孔に回動かつ前後移動可能に取り付けてなり、天板が水平状態 にあっては背板との間の隙間を最小限に抑えることができると同時に、天板をは ね上げるときには前記天板の回動軸を脚体の軸孔の前方へ移動させることで、天 板後部を背板の前面側で下方へ回動させることができ、また天板をはね上げた後 は再び前記天板の回動軸を脚体の軸孔の後部に移動させることで、はね上げた状 態における天板の高さを低く抑えることができ、はね上げられる天板の上方に棚 等がある場合にも邪魔になることがなく、また、背板の前面に設けられたコンセ ントの使用を妨げたりすることがなく、しかも、このはね上げた天板を背板側に 接近させることで、左右の脚体間の空間の奥行き寸法のムダも少なく、台車、カ ート類、その他の物品を格納する空間として有効利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るはね上げテーブルの1実施例を示
す斜視図。
【図2】同じく前記はね上げテーブルの正面図。
【図3】同じく前記はね上げテーブルの側断面図。
【図4】前記はね上げテーブルの要部を示す拡大側断
面。
【図5】同じく要部の平断面図。
【図6】同じく天板をはね上げた状態の要部の斜視図。
【図7】天板の回動状態を示す拡大側断面図。
【図8】従来のはね上げテーブルを示す側断面図。
【図9】従来のはね上げテーブルを示す側断面図。
【図10】従来のはね上げテーブルを示す側断面図。
【図11】従来のはね上げテーブルを示す側断面図。
【符号の説明】
1 はね上げテーブル 2 天板 3 支柱 4 パネル板 5 バックパネル 6 脚体 7 受金具 8 回動腕 9 バネ 10 回動軸 11 軸受 12 軸孔 15 コンセント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板の前面に設けた左右の脚体間に天板
    を回動自在に軸着してなるはね上げテーブルにおいて、
    前記天板後部の両側端部から下向きに回動腕を突設する
    とともに、両回動腕の先端から側方へ突設した回動軸を
    前記両脚体に設けた前後に長い軸孔に回動かつ前後移動
    可能に取り付けてなることを特徴とするはね上げテーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 脚体に設けた前後に長い軸孔を前上がり
    状に傾斜して形成してなる請求項1記載のはね上げテー
    ブル。
JP4743193U 1993-08-31 1993-08-31 はね上げテーブル Pending JPH0716634U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193606A (ja) * 1985-02-20 1986-08-28 ラバ−メイド・コマ−シヤル・プロダクツ・インコ−ポレイテツド 調節可能なコンピユ−タ作業テ−ブル
JPH0670631B2 (ja) * 1988-10-07 1994-09-07 イーストマン コダック カンパニー スルフヒドリル基含有還元剤を含む安定化抽出組成物ならびにクラミジアおよび淋菌の測定におけるその使用

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193606A (ja) * 1985-02-20 1986-08-28 ラバ−メイド・コマ−シヤル・プロダクツ・インコ−ポレイテツド 調節可能なコンピユ−タ作業テ−ブル
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980303